JP2006224839A - スタッドレスタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】トレッドゴム層にJIS A硬度の低いゴムを使用したスタッドレスタイヤにおいて、氷上制動性能を一層向上することが可能なスタッドレスタイヤを提供することにある。
【解決手段】左右のビード部3間にタイヤ幅方向に延在する補強コードfをタイヤ周方向Tに所定の間隔で配列した少なくとも1層のカーカス層4を装架し、トレッド部1のカーカス層4の外周側に複数のベルト層8,9を配置し、ベルト層9の外周側にJIS A硬度が43〜57のゴムからなるトレッドゴム層10を配設したスタッドレスタイヤである。少なくとも1層のカーカス層4の補強コードfの平均残留歪みが、最も幅が広いベルト層8のエッジ8aからタイヤ幅方向内側に30mmの位置Qまでの領域Xで−10〜4%の範囲になっている。
【選択図】図1
【解決手段】左右のビード部3間にタイヤ幅方向に延在する補強コードfをタイヤ周方向Tに所定の間隔で配列した少なくとも1層のカーカス層4を装架し、トレッド部1のカーカス層4の外周側に複数のベルト層8,9を配置し、ベルト層9の外周側にJIS A硬度が43〜57のゴムからなるトレッドゴム層10を配設したスタッドレスタイヤである。少なくとも1層のカーカス層4の補強コードfの平均残留歪みが、最も幅が広いベルト層8のエッジ8aからタイヤ幅方向内側に30mmの位置Qまでの領域Xで−10〜4%の範囲になっている。
【選択図】図1
Description
本発明は、スタッドレスタイヤに関し、さらに詳しくは、氷上制動性能を改善することができるスタッドレスタイヤに関する。
従来、スタッドレスタイヤには、路面と接地するトレッドゴム層にJIS A硬度の低いゴムが使用され、それにより氷上での接地面積を増加させて氷上制動性能を確保するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、近年の安全意識の一層の高まりから空気入りタイヤにおいて更なる改善が求められており、スタッドレスタイヤにおいても、より高い氷上制動性能を発揮できるタイヤの提案が望まれていた。
特開2003−301071号公報
本発明の目的は、トレッドゴム層にJIS A硬度の低いゴムを使用したスタッドレスタイヤにおいて、氷上制動性能を一層向上することが可能なスタッドレスタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明のスタッドレスタイヤは、左右のビード部間にタイヤ幅方向に延在する補強コードをタイヤ周方向に所定の間隔で配列した少なくとも1層のカーカス層を装架し、トレッド部のカーカス層外周側に複数のベルト層を配置し、該ベルト層の外周側にJIS A硬度が43〜57のゴムからなるトレッドゴム層を配設したスタッドレスタイヤにおいて、少なくとも1層のカーカス層の補強コードの平均残留歪みを、最も幅が広いベルト層のエッジからタイヤ幅方向内側に30mmの位置までの領域で−10〜4%にしたことを特徴とする。
上述した本発明によれば、トレッドゴム層にJIS A硬度の低いゴムを使用したスタッドレスタイヤにおいて、トレッドゴム層の硬度を低く維持しながら、氷上制動性能に影響する領域のカーカス剛性を高めることで、氷上制動性能を一層向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のスタッドレスタイヤの一実施形態を示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部、CLはタイヤセンターラインである。
左右のビード部3間には、図2に示すようにタイヤ幅方向に延在する有機繊維コードからなる補強コードfをタイヤ周方向Tに沿って所定の間隔でゴム層内に配列した2層のカーカス層4,5が装架され、その両端部4a,5aがビード部3に埋設されたビードコア6の周りにビードフィラー7を挟み込むようにしてタイヤ内側から外側に折り返されている。
トレッド部1のカーカス層5の外周側には、タイヤ周方向Tに対して傾斜して延在するスチールコードからなる補強コードeをタイヤ周方向Tに沿って所定の間隔で配列した2層のベルト層8,9が配置してある。両ベルト層8,9の傾斜する補強コードeは互いにタイヤ周方向Tに対する傾斜方向を逆向きにして交差している。カーカス層5に隣接する内周側の1番ベルト層8は、その外周側に配置した2番ベルト層9より幅広に形成されている。
ベルト層8,9の外周側には、JIS A硬度が43〜57のゴムからなるトレッドゴム層10が配設され、この路面と接地するトレッドゴム層10にJIS A硬度の低いゴムを使用することで、従来と同様の氷上制動性能をトレッドゴム層10により発揮するようにしている。
カーカス層4の内側にはインナーライナー層11が配置されている。ベルト層8,9のエッジ部の外周側には、有機繊維コードをタイヤ周方向に螺旋状に巻回したベルトエッジカバー層12が設けられている。13はトレッド面1Aにタイヤ周方向Tに沿って延設した主溝である。
上記カーカス層4,5は、幅が広い1番ベルト層8の各エッジ8aからタイヤ幅方向内側にベルト層8に沿って測定した30mmの位置Qまでの領域X(エッジ8a及び位置Qからそれぞれカーカス層5に引いた法線m,nで挟まれた領域)において、補強コードfの平均残留歪みが−10〜4%の範囲になっている。
本発明者は、トレッドゴム層10にJIS A硬度の低いゴムを使用したスタッドレスタイヤにおいて、氷上制動性能について鋭意検討し、実験を繰り返し行った結果、以下のことを知見した。
即ち、氷上制動性能は、氷路面と接地するトレッドゴム層のトレッド面の働きにより大きく左右されることは周知である。そこで、接地時にトレッド面を有するトレッドゴム層を支持するトレッド部のタイヤ構成部材に着目した。
JIS A硬度が低いトレッドゴム層を使用したスタッドレスタイヤにおいて、そのトレッドゴム層を内周側から支えるタイヤ構成部材の一つであるカーカス層の剛性を変化させながら氷上制動性能について調べてみると、最も幅が広いベルト層のエッジからタイヤ幅方向内側(タイヤセンター側)に30mmの範囲に位置する領域でカーカス層の剛性を高くすると、氷上制動性能の改善が見られることがわかった。おそらく、ベルト層の有効幅を拡大したと同じ効果を生じ、氷路面に対するトレッド面の接地状態をより良好なものにできるものと推測される。
また、トレッドゴム層のゴムの硬度が低いもの程、高い改善効果が得られることもわかった。カーカス層に代えて、新たな補強部材をその領域に追加すると、改善効果が見られなかった。また、重量が増加する問題もある。
スタッドレスタイヤも一般の空気入りタイヤと同様に、加硫工程を経て製造されるため、カーカス層の補強コードには、通常、加硫後に圧縮の残留歪み(撚り戻りにより弛んだ状態の残留歪み)が残る。この圧縮の残留歪みが小さい補強コードは撚り戻りの作用が小さく、その補強コードが持つ剛性を活用することによりカーカス層の剛性を高めることができる。この圧縮の残留歪みが小さければ小さい程有機繊維よりなる補強コードが持つ剛性を一層活用してカーカス層の剛性を増大させることができる。
そこで、従来のスタッドレスタイヤにおいて、カーカス層の補強コードの平均残留歪みを測定してみると、ベルト層が位置するトレッド部の領域で略2%(撚り戻りによる弛んだ状態)である。更に、トレッド部におけるカーカス層の補強コードの平均残留歪みを子細に調べてみると、図3に示すように、センター側が低く、その両側が高い分布状態になっており、最も幅が広いベルト層の両エッジの位置から30mmの領域では平均残留歪みが5〜8%、センター側の領域では0〜0.5%になっていた。
そこで、本発明では、上記のように幅が広い1番ベルト層8の各エッジ8aからタイヤ幅方向内側に30mmの位置Qまでの領域Xにおけるカーカス層4,5の補強コードfの平均残留歪みを−10〜4%の範囲にしたのである。これによりトレッドゴム層10にJIS A硬度の低いゴムを使用したスタッドレスタイヤにおいて、氷上制動性能を一層向上することができ、またタイヤ重量の増加を伴うこともない。
領域Xが30mmより狭いと、氷上制動性能との相関が悪くなり、氷上制動性能を効果的に改善することが難しくなる。領域Xは、30mmを超えてタイヤ幅方向内側に広くすることも可能であるが、30mmを超えて広くしても氷上制動性能との相関があまり変わらないため、30mmあればよい。
カーカス層4,5の補強コードfの平均残留歪みが−10%より小さくなると、ユニフォミティーが急激に悪化するので好ましくない。逆に4%を超えると、氷上制動性能を効果的に改善することが難しくなる。好ましくは−10〜2%、より好ましくは−10〜0%にするのがよい。
トレッドゴム層10のゴムのJIS A硬度は、好ましくは43〜53の範囲にするのがよく、これにより上述したカーカス層4,5により氷上制動性能をより効果的に高めことができる。JIS A硬度の下限値である43は、タイヤとして使用可能なトレッドゴム層のゴム硬度の値である。
一般に、スタッドレスタイヤを含めた空気入りタイヤは、加硫金型の成形面の輪郭(寸法)より小さいグリーンタイヤを成形し、それを加硫時にブラダーによりインフレートして加硫金型の成形面に押し当てて加硫成形するが、上述したスタッドレスタイヤは、例えば、グリーンタイヤ成形時に、領域Xが位置する部分を加硫金型の成形面に押し当てた状態に近づけたグリーンタイヤを成形し、それを従来と同様にして加硫成形することにより得ることができる。
本発明において、上記実施形態では、2層のカーカス層4,5の補強コードfの平均残留歪みを上記のような範囲にしたが、少なくとも1層のカーカス層4の補強コードfの平均残留歪みを上述した範囲にすればよい。
また、上記実施形態では、カーカス層を2層設けたスタッドレスタイヤの例を示したが、少なくとも1層のカーカス層を有するものであればよい。また、ベルト層も2層以上複数設けたものであってもよく、その場合、領域Xは、最も幅が広いベルト層のエッジからタイヤ幅方向内側に30mmの位置までの範囲である。
なお、本発明におけるカーカス層の補強コードfの平均残留歪みは、以下のようにして測定するものとする。
先ず、スタッドレスタイヤからインナーライナー層11を除去して、内側のカーカス層4を露出させる。次いで、任意の測定対象とするカーカス層4の複数本(2〜5本)の補強コードfに対して、ベルト層8の各エッジ8aに対応する位置、及び各エッジ8aからそれぞれ30mmの位置Qに対応する位置にマーキングを付ける。非伸縮性テープをそのマーキングを付けた補強コードfに沿って貼り付けて、マーキングを非伸縮性テープに転写する。その後、マーキングを付けた複数本の補強コードfをタイヤから引き抜き、この引き抜かれた補強コードfのマーキング間の長さとそれに対応する非伸縮性テープに転写されたマーキング間の長さから求める。
即ち、引き抜かれた補強コードfにおいて、ベルト層8のエッジ8aに対応するマーキング位置と位置Qに対応するマーキング位置との間の長さをM、マーキングを転写した非伸縮性テープにおいて、ベルト層8のエッジ8aに対応するマーキング位置と位置Qに対応するマーキング位置との間の長さをM’とすると、領域Xでの補強コードfの残留歪み(%)は100(M−M’)/M’で算出する。上記測定を略等間隔でタイヤ周上6か所で行い、得られた残留歪みの平均を平均残留歪みとする。外側のカーカス層5の補強コードfの平均残留歪みの測定を行う場合は、内側のカーカス層4とインナーライナー層11を一緒に除去することを除いては同様である。
タイヤサイズを205/55R16、トレッドゴム層のゴムのJIS A硬度を55、タイヤ構造を図1(但し、カーカス層は1層)で共通にし、1番ベルト層のエッジからタイヤ幅方向内側に30mmの領域Xにおけるカーカス層の補強コード(ポリエステルコード)の平均残留歪みを表1のようにした本発明タイヤ1〜3と従来タイヤ1をそれぞれ作製した。
これら各試験タイヤを標準リムに装着し、空気圧を220kPa にして、以下に示す試験方法により氷上制動性能の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
氷上制動性能
各試験タイヤをABS装置が装着された乗用車に取り付け、氷盤のテストコースにおいて、時速40km/hで制動を付与し、停止するまでの制動距離を5回測定した。最大制動距離と最小制動距離を除いた3回の平均値を制動距離とし、その結果の逆数を従来タイヤを100とする指数値で示した。この値が大きいほど、氷上制動性能が優れている。
氷上制動性能
各試験タイヤをABS装置が装着された乗用車に取り付け、氷盤のテストコースにおいて、時速40km/hで制動を付与し、停止するまでの制動距離を5回測定した。最大制動距離と最小制動距離を除いた3回の平均値を制動距離とし、その結果の逆数を従来タイヤを100とする指数値で示した。この値が大きいほど、氷上制動性能が優れている。
表1から、本発明タイヤは、氷上制動性能を効果的に改善できることがわかる。
タイヤサイズ、タイヤ構造を実施例1と同じにし、トレッドゴム層のゴムのJIS A硬度を46にしたスタッドレスタイヤにおいて、1番ベルト層のエッジからタイヤ幅方向内側に30mmの領域Xにおけるカーカス層の補強コード(ポリエステルコード)の平均残留歪みを表2のようにした本発明タイヤ4〜6と従来タイヤ2をそれぞれ作製した。
これら各試験タイヤを、実施例1と同様にして、氷上制動性能の評価試験を行ったところ、表2に示す結果を得た。
表2から、トレッドゴム層のゴムのJIS A硬度を実施例1より低くした本発明タイヤは、氷上制動性能をより効果的に改善できることがわかる。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4,5 カーカス層
6 ビードコア
7 ビードフィラー
8,9 ベルト層
8a エッジ
10 トレッドゴム層
Q 位置
T タイヤ周方向
X 領域
f 補強コード
2 サイドウォール部
3 ビード部
4,5 カーカス層
6 ビードコア
7 ビードフィラー
8,9 ベルト層
8a エッジ
10 トレッドゴム層
Q 位置
T タイヤ周方向
X 領域
f 補強コード
Claims (4)
- 左右のビード部間にタイヤ幅方向に延在する補強コードをタイヤ周方向に所定の間隔で配列した少なくとも1層のカーカス層を装架し、トレッド部のカーカス層外周側に複数のベルト層を配置し、該ベルト層の外周側にJIS A硬度が43〜57のゴムからなるトレッドゴム層を配設したスタッドレスタイヤにおいて、
少なくとも1層のカーカス層の補強コードの平均残留歪みを、最も幅が広いベルト層のエッジからタイヤ幅方向内側に30mmの位置までの領域で−10〜4%にしたスタッドレスタイヤ。 - 前記領域における少なくとも1層のカーカス層の補強コードの平均残留歪みを−10〜2%にした請求項1に記載のスタッドレスタイヤ。
- 前記領域における少なくとも1層のカーカス層の補強コードの平均残留歪みを−10〜0%にした請求項2に記載のスタッドレスタイヤ。
- 前記トレッドゴム層のゴムのJIS A硬度が43〜53である請求項1,2または3に記載のスタッドレスタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005041819A JP2006224839A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | スタッドレスタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005041819A JP2006224839A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | スタッドレスタイヤ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006224839A true JP2006224839A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36986567
Family Applications (1)
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JP2005041819A Pending JP2006224839A (ja) | 2005-02-18 | 2005-02-18 | スタッドレスタイヤ |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006224839A (ja) |
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2005
- 2005-02-18 JP JP2005041819A patent/JP2006224839A/ja active Pending
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