JP2006219073A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
コストを低減させながら、誤組みつけを有効に防止し得る電動パワーステアリング装置を提案する。
【解決手段】
操舵軸に生じた操舵トルクに応じた操舵補助力を電動モータにより発生させて、当該操舵補助力を操舵系に付与するようにした電動パワーステアリング装置において、電動モータの回転を制御する制御手段と、制御手段及び前記電動モータ間を接続するモータ用ハーネスと、電動モータの回転角を検出するセンサと、制御手段及びセンサ間を接続するセンサ用ハーネスとを備え、モータ用ハーネス及びセンサ用ハーネスとして、それぞれ制御手段による同じ制御によって電動モータに発生させる操舵補助力の方向が異なる2種類の仕様のものを設けるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関し、例えば自動車等の車両に搭載される電動パワーステアリング装置に適用して好適なものである。
近年、自動車において、操舵補助力(以下、アシスト力と呼ぶ)を電動モータにより発生させ、この操舵補助力を操舵系に付与することにより、操作者の操舵をアシストするようになされた電動パワーステアリング装置が広く用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、かかる特許文献1において開示された、電動パワーステアリング装置の一般的な構成例を示すものである。この電動パワーステアリング装置20では、操舵ハンドル21を回転操作することにより生じた操舵トルクが操舵軸22及びピニオン部23を介してラック軸24に伝達される。ラック軸24には、当該ラック軸24の左右方向の移動をアシストする電動モータ25と、当該電動モータ25の出力軸の回転角を検出する回転角センサ26が取り付けられている。
また操舵軸22には、操舵トルクを検出するための操舵トルクセンサ27が設けられ、この操舵トルクセンサ27のセンサ出力がECU(Electronic Control Unit)28に与えられる。ECU28は、操舵トルクセンサ27のセンサ出力に基づき認識される操舵トルクの方向及び大きさ(すなわち操舵方向及び操舵量)に応じて電動モータ25を制御することにより、操舵トルクに応じたアシスト力を電動モータ25に発生させる。
具体的には、ECU28は、操舵トルクが左きりの方向(反時計回り方向)CCWに発生しているときには、ラック軸24を左方向(矢印a)に押すアシスト力を電動モータ25に発生させ、操舵トルクが右きりの方向(時計回り方向)CWに発生しているときには、ラック軸24を右方向(矢印b)に押すアシスト力を電動モータ25に発生させる。
特開2004−352060号公報
ところで、かかる従来の電動パワーステアリング装置20では、車両に搭載する際のレイアウトの関係から、電動モータ25に同じ方向のアシスト力を発生させるために、電動モータ25を逆回転させて使用する場合がある。例えば、図3のようにラック軸24に対して車両のリア側に配置されている電動モータ25をラック軸24に対して車両のフロント側に配置する場合や、右ハンドル車に搭載されている電動パワーステアリング装置を左ハンドル車に搭載するに際して、図4に示すように、電動パワーステアリング装置20の各構成要素を車両の縦中心線を軸として写鏡状に配置して電動パワーステアリング装置30を構築する場合などである。
このような場合、従来では、操舵ハンドル21の同じ方向の回転操作に対して互いに異なる回転方向(時計回り方向又は反時計回り方向)に回転させるように電動モータ25を制御する2種類のECU28(図3),31(図4)を用意し、これらを車両に搭載する際のレイアウトに応じて使い分けることで2種類の仕様の電動パワーステアリング装置20,30を構築していた。なお、以下においては、便宜上、操舵ハンドル21を時計回り方向に回転させたときに、電動モータ25を時計回り方向に回転させる仕様を時計回り仕様と呼び、反時計回り方向に回転させる仕様を反時計回り仕様と呼ぶものとする。
しかしながら、このように時計回り仕様用及び反時計回り仕様用の2種類のECU28,31を用意することは、製作コスト上も管理コスト上も効率が悪い問題があった。また、これら2種類のECU28,31は、機能的に異なるだけで外観上の区別がつき難く、これらを取り違えて車両に組みつける誤組みつけを招くおそれもあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、コストを低減させながら、誤組みつけを有効に防止し得る電動パワーステアリング装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため、本発明は、操舵軸に生じた操舵トルクに応じた操舵補助力を電動モータにより発生させて、当該操舵補助力を操舵系に付与するようにした電動パワーステアリング装置において、前記電動モータの回転を制御する制御手段と、前記制御手段及び前記電動モータ間を接続するモータ用ハーネスと、前記電動モータの回転角を検出するセンサと、前記制御手段及び前記センサ間を接続するセンサ用ハーネスとを備え、前記モータ用ハーネス及び前記センサ用ハーネスとして、それぞれ前記制御手段による同じ制御によって前記電動モータにより発生させる前記操舵補助力の方向が異なる2種類の仕様のものが設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、同じ方向の操舵補助力を発生させるために、電動モータを逆回転させて使用する場合にも、モータ用ハーネス及びセンサ用ハーネスを使い分けることで対応することができる。かくするにつき、かかる場合にも制御手段を共通化することができ、その分コストを低減させながら、誤組みつけを有効に防止し得るようにすることができる。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
図1は、図3について上述した電動パワーステアリング装置20に適用する本実施の形態によるECU1及び電動モータ2を示すものである。
本実施の形態の場合、電動モータ2は、三相モータであり、ECU1から駆動電流として与えられる図2に示すような三相交流電流を入力するための第1のコネクタ部2Aが電動モータ2の所定位置に設けられている。また電動モータ2は、当該電動モータ2の回転角度(正確には電動モータ2の出力軸の回転角度)を検出する例えばレゾルバからなる回転角センサ3を内蔵しており、この回転角センサ3とECU1とを接続するための第2のコネクタ部2Bが電動モータ2の所定位置に設けられている。さらにECU1には、かかる三相交流電流のU相及びV相を出力するための第1のコネクタ部1Aと、三相交流電流のW相を出力するための第2のコネクタ部1Bと、回転角センサ3と接続するための第3のコネクタ部1Cとが設けられている。
そして本実施の形態の場合、ECU1及び電動モータ2間は、モータハーネス4A〜4C及び所定構造のモータ用中間ハーネス5A,5Bを介して接続されると共に、ECU1及び回転センサ3間は、センサハーネス4D及び所定構造のセンサ用中間ハーネス6A,6Bを介して接続される。
このうちモータハーネス4A,4Bは、その両端部に設けられた共通の第1及び第2のコネクタ10A,10Bにより一体化されており、第1のコネクタ10AがECU1の第1のコネクタ1Aと着脱自在に接続されている。またモータハーネス4Cは、その両端部に第1及び第2のコネクタ11A,11Bが設けられており、第1のコネクタ11AがECU1の第2のコネクタ1Bと着脱自在に接続されている。
一方、モータ用中間ハーネス5A,5Bとしては、時計回り仕様用のものと反時計回り仕様の2種類がある。このうち時計回り仕様用のモータ用中間ハーネス(以下、これを第1のモータ用中間ハーネスと呼ぶ)5Aは、図1(A)に示すように、モータハーネス4A,4Bの第2のコネクタ10Bと着脱自在に接続された第1のコネクタ12と、モータハーネス4Cの第2のコネクタ11Bと着脱自在に接続された第2のコネクタ13と、電動モータ2の第1のコネクタ2Aと着脱自在に接続された第3のコネクタ14とを有する。そして第1のコネクタ12のU相は、ハーネス15Aを介して第3のコネクタ14のU相と接続され、第1のコネクタ12のV相は、ハーネス15Bを介して第3のコネクタ14のV相と接続され、第2のコネクタ13は、ハーネス15Cを介して第3のコネクタ14のW相と接続されている。
従って、ECU1及び電動モータ2間を接続する中間ハーネスとしてこの第1のモータ用中間ハーネス5Aを用いることによって、ECU1のU相、V相及びW相をそれぞれ電動モータ2のU相、W相又はV相と接続することができる。かくして、このとき例えばECU1から電動モータ2に対して駆動電流として三相交流電流のU相、V相又はW相をこの順番で印加することによって、電動モータ2を例えば時計回り方向に回転させることができ、これに対して電動モータ2に三相交流電流をU相、W相及びV相の順番で印加することによって、電動モータ2を反時計回り方向に回転させることができる。
また反時計回り仕様用のモータ用の中間ハーネス(以下、これを第2のモータ用中間ハーネスと呼ぶ)5Bは、図1(B)に示すように、第1のコネクタ12のV相がハーネス15Cを介して第3のコネクタ14のW相に接続され、第2のコネクタ13がハーネス15Bを介して第3のコネクタ14のV相に接続されている点を除いて第1のモータ用中間ハーネス5Aと同様に構成されている。
従って、ECU1及び電動モータ2間を接続するモータ中間ハーネスとしてこの第2のモータ用中間ハーネス5Bを用いることによって、ECU1のU相、V相及びW相をそれぞれ電動モータ2のU相、W相又はV相と接続することができる。かくして、このとき例えばECU1から電動モータ2に対して三相交流電流をU相、V相及びW相の順番で印加することによって、電動モータ2を第1のモータ用中間ハーネス5Aを用いた場合と逆の反時計回り方向に回転させることができ、これに対して電動モータ2に三相交流電流をU相、W相及びV相の順番で印加することによって、電動モータ2を第1のモータ用中間ハーネス5Aを用いた場合と逆の時計回り方向に回転させることができる。
このように本実施の形態による電動パワーステアリング装置では、ECU1が電動モータ2に対して同じ制御を行った場合においても、第1及び第2のモータ用中間ハーネス5A,5Bのいずれを用いるかによって、電動モータ2の回転方向を逆方向とすることができ、これにより電動モータ2にその第1及び第2のモータ用中間ハーネス5A,5Bと対応付けられた仕様(時計回り仕様、反時計回り仕様)に応じた方向のアシスト力を発生させることができる。
他方、センサハーネス4Dは、その両端側に第1及び第2のコネクタ16A,16Bを有しており、第1のコネクタ16AがECU1の第3のコネクタ1Cと着脱自在に接続されている。またセンサ用中間ハーネス6A,6Bも、その両端側に第1及び第2のコネクタ17A,17Bを有しており、第1のコネクタ17Aがセンサハーネス4Dの第2のコネクタ16Bと着脱自在に接続され、第2のコネクタ17Bが電動モータ2の第2のコネクタ2Bと着脱自在に接続されている。
この場合、センサ用中間ハーネス6A,6Bとしては、時計回り仕様の中間ハーネス(以下、これを第1のセンサ用中間ハーネスと呼ぶ)6Aと、反時計回り仕様の中間ハーネス(以下、これを第2のセンサ用中間ハーネスと呼ぶ)6Bとがある。
このうち第1のセンサ用中間ハーネス6Aは、ECU1が、回転角センサ3のセンサ出力に基づいて、電動モータ2の時計回り方向及び反時計回り方向の回転をそれぞれそのとおりに認識できるように、センサハーネス4Dの第2のコネクタ16Bの各電極と、電動モータ2の第2のコネクタ2Bの対応する電極とをそれぞれ接続するように構成されている。
これに対して第2のセンサ用中間ハーネス6Bは、ECU1が、回転角センサ3のセンサ出力に基づいて、電動モータ2の時計回り方向及び反時計回り方向の回転を、それぞれ逆の反時計回り方向又は時計回り方向の回転として認識するように、センサハーネス4Dの第2のコネクタ16Bの各電極と、電動モータ2の第2のコネクタ2Bの対応する電極とを一部入れ替えてそれぞれ接続するように構成されている。
具体的には、例えば回転角センサ3がレゾルバであり、いずれも図示しない第1及び第2の励起信号入力端と、第1及び第2の正弦信号出力端と、第1及び第2の余弦信号出力端とを有している場合、第1のセンサ用中間ハーネス6Aは、センサハーネス4D内の第1及び第2の励起信号の信号ラインを回転角センサ3の第1及び第2の励起信号入力端とそれぞれ接続し、センサハーネス4D内の第1及び第2の正弦信号の信号ラインを回転角センサ3の第1及び第2の正弦信号出力端とそれぞれ接続し、かつセンサハーネス4D内の第1及び第2の余弦信号の信号ラインを回転角センサ3の第1及び第2の余弦信号出力端とそれぞれ接続する。
これに対して第2のセンサ用中間ハーネス6Bは、センサハーネス4D内の第1及び第2の正弦信号の信号ラインを回転角センサ3の第1及び第2の正弦信号出力端とそれぞれ接続する点では同じであるが、センサハーネス4D内の第1及び第2の励起信号の各信号ラインを回転角センサ3の第2及び第1の励起信号入力端とそれぞれ接続し、センサハーネス4D内の第1及び第2の余弦信号の各信号ラインを回転角センサ3の第2及び第1の余弦信号出力端とそれぞれ接続する。
このように本実施の形態による電動パワーステアリング装置では、ECU1及び回転角センサ3間の一部を接続するセンサ用中間ハーネス6A,6Bを使い分けることで、回転角センサ3のセンサ出力に基づきECU1に認識される電動モータ2の回転方向を互いに異なる方向とさせることができる。
そして本実施の形態では、時計回り仕様の電動パワーステアリング装置を構築する場合には、図1(A)のように、ECU1及び電動モータ2間を第1のモータ用中間ハーネス5Aを用いて接続すると共に、ECU1及び回転角センサ3を第1のセンサ用中間ハーネス6Aを用いて接続する。また反時計回り仕様の電動パワーステアリング装置を構築する場合には、図1(B)のように、ECU1及び電動モータ2間を第2のモータ用中間ハーネス5Bを用いて接続すると共に、ECU1及び回転角センサ2を第2のセンサ用中間ハーネス6Bを用いて接続するようにする。
この場合において、反時計回り仕様のときに、ECU1が電動モータ3に対して時計回り仕様のときと同じ制御を行った場合、電動モータ2が時計回り仕様のときと逆方向に回転するが、回転角センサ3のセンサ出力に基づいてECU1が認識する電動モータ2の回転方向も逆方向となるため、ECU1において、意図したモータ回転方向と発生したモータ回転方向とが異なるという矛盾は生じない。よって、時計回り仕様時及び反時計回り仕様時の双方において、共通のECU1を用いて電動モータ2を制御することができる。
以上の構成によれば、時計回り仕様及び反時計回り仕様でECU1を共通化し、ECU1及び電動モータ2間の一部を接続するモータ用中間ハーネス5A,5Bと、ECU1及び回転角センサ3間の一部を接続するセンサ用中間ハーネス6A,6Bとを使い分けることによって時計回り仕様及び反時計回り仕様の電動パワーステアリング装置を構築するようにしたことにより、時計回り仕様用及び反時計回り仕様用の2種類のECU1を用意する必要がなく、その分製作コスト及び管理コスト上の効率を向上させることができる。またこのようにECU1を共通化させることによって、ECU1の誤組みつけに起因する問題の発生を有効に防止することができる。
また上述のようにECU1にハーネス接続用の第1〜第3のコネクタ1A〜1Cを設けると共に、電動モータ2にハーネス接続用の第1及び第2のコネクタ2A,2Bを設けるようにしたことにより、ECU1及び電動モータ2間やECU1及び回転角センサ3間をハーネス(モータハーネス4A〜4C及びモータ用中間ハーネス5A,5B又はセンサハーネス4D及びセンサ用中間ハーネス6A,6B)を介して接続する際のハーネスの着脱作業を容易化させることができる。
この場合において、さらに第1及び第2のモータ用中間ハーネス5A,5B同士間と第1及び第2のセンサ用中間ハーネス6A,6B同士間とでそれぞれ色を変えるなど、一見して第1及び第2のモータ用中間ハーネス5A,5B間や、第1及び第2のセンサ用中間ハーネス6A,6B間で識別できるようにすることにより、誤組み立ての危険を未然かつ有効に防止することができる。
なお上述の実施の形態においては、本発明を、電動モータ2により発生させたアシスト力をラック軸24(図3)に付与するタイプの電動パワーステアリング装置に適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば電動モータ2により発生させたアシスト力を操舵軸22(図3)に付与するタイプの電動パワーステアリング装置にも適用することができ、この他電動モータ2により発生させたアシスト力を操舵系に付与する種々の構成の電動パワーステアリング装置に広く適用することができる。
また上述の実施の形態においては、第2のモータ用中間ハーネス4Bによって、ECU1のV相及びW相をそれぞれ電動モータ2のW相及びV相に差し替えて接続するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、要は、反時計回り仕様時に時計回り仕様に対して電動モータ2を逆回転させることができるのであれば、入れ替える相の組み合わせとしては、V相及びW相以外の例えばU相及びW相の組み合わせやU相及びV相の組み合わせであっても良い。また第2のモータ用中間ハーネス4Bによって、反時計回り仕様時に時計回り仕様に対して電動モータ2を逆回転させるように、ECU1のU相、V相及びW相のすべてをそれぞれ電動モータ2の対応するU相、V相又はW相以外の電極に接続するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、電動モータ2の回転角を検出するセンサとしてレゾルバを適用するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、レゾルバ以外のホール素子等の他のセンサを用いても良い。
さらに上述の実施の形態においては、モータハーネス4A〜4C及びモータ用中間ハーネス5A,5Bを別体とし、センサハーネス4D及びセンサ用中間ハーネス6A,6Bを別体とするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばモータハーネス4A〜4C及びモータ用中間ハーネス5A,5Bを一体としたり、センサハーネス4D及びセンサ用中間ハーネス6A,6Bを一体とするようにして、ECU1及び電動モータ2間を接続するハーネスや、ECU1及び回転角センサ3間を接続するハーネスを形成するようにしても良い。
さらに上述の実施の形態においては、ECU1及び電動モータ2間を接続するハーネスや、ECU1及び回転角センサ3間を接続するハーネスのうち、電動モータ2又は回転センサ3側の中間ハーネス(モータ用中間ハーネス5A,5B、センサ用中間ハーネス6A,6B)を所望する仕様によって使い分けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えばECU1側に中間ハーネスを配置する構成とすると共に、この中間ハーネスとして仕様ごとのものを用意するようにし、この中間ハーネスを所望する仕様によって使い分けるようにしても良い。
本発明は、自動車用の電動パワーステアリング装置のほか、各種用途の電動パワーステアリング装置に広く適用することができる。
本実施の形態による電動パワーステアリング装置におけるECU及び電動モータ間の接続方法の説明に供する略線図である。 三相交流電流を示す波形図である。 従来の電動パワーステアリング装置の構成を示すブロック図である。 従来の電動パワーステアリング装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1……ECU、1A〜1C,2A,2B,10A,10B,11A,11B,12〜14,16A,16B,17A,17B……コネクタ、2……電動モータ、3……回転角センサ、4A〜4C……モータハーネス、5A,5B……モータ用中間ハーネス、6A,6B……センサ用中間ハーネス。

Claims (7)

  1. 操舵軸に生じた操舵トルクに応じた操舵補助力を電動モータにより発生させて、当該操舵補助力を操舵系に付与するようにした電動パワーステアリング装置において、
    前記電動モータの回転を制御する制御手段と、
    前記制御手段及び前記電動モータ間を接続するモータ用ハーネスと、
    前記電動モータの回転角を検出するセンサと、
    前記制御手段及び前記センサ間を接続するセンサ用ハーネスと
    を備え、
    前記モータ用ハーネス及び前記センサ用ハーネスとして、それぞれ前記制御手段による同じ制御によって前記電動モータにより発生させる前記操舵補助力の方向が異なる2種類の仕様のものが設けられた
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記モータ用ハーネスは、
    前記制御手段及び前記電動モータ間の一部を接続する中間ハーネスである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記制御手段及び前記モータ間の残りの部分を接続する、前記2種類の仕様に共通のハーネスを備え、
    前記中間ハーネスは、前記2種類の仕様に共通のハーネスとコネクタを介して着脱自在に接続された
    ことを特徴とする請求項2に記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記センサ用ハーネスは、
    前記制御手段及び前記回転角センサ間の一部を接続する中間ハーネスである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 前記制御手段及び前記回転角センサ間の残りの部分を接続する、前記2種類の仕様に共通のハーネスを備え、
    前記中間ハーネスは、前記2種類の仕様に共通のハーネスとコネクタを介して着脱自在に接続された
    ことを特徴とする請求項4に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 前記電動モータは、三相モータであり、
    前記モータ用ハーネスの前記2種類の仕様は、
    前記制御手段が出力する三相交流電流のU相、V相、W相を前記電動モータのU相、V相、W相にそれぞれ接続する第1の仕様と、前記三相交流電流のU相、V相、W相のうちのいずれか二相を入れ替えて前記電動モータに接続する第2の仕様とである
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  7. 前記センサ用ハーネスの前記2種類の仕様は、
    前記センサの出力のうち、回転方向に関する情報を前記制御手段にそのまま入力するように配線された第1の仕様と、前記回転方向の情報を逆回転として入力するように配線された第2の仕様である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
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