JP2006219028A - Seat belt guide structure of walk-in seat - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ウォークインシートのシートバックに設けられて、ショルダーベルトを挿通案内するシートベルトガイドに関する。 The present invention relates to a seat belt guide that is provided on a seat back of a walk-in seat and guides a shoulder belt therethrough.
ウォークインシートは2ドア型車の前席に装備されて、後席乗員の乗降性を向上するためにシートバックが前倒し可能となっており、シートバックの側面に設けたウォークインレバーを操作してシートバックを前倒しすることによりシートの前後位置を調節するウォークイン機構が作動される。 The walk-in seat is installed in the front seat of a two-door model, and the seat back can be moved forward to improve the passengers' ability to get on and off, and the walk-in lever provided on the side of the seat back is operated. Then, the walk-in mechanism that adjusts the front-rear position of the seat by operating the seat back forward is operated.
前記ウォークインシートには、片側の乗員肩部から乗員腰部の他側に亘って斜めに乗員を拘束するショルダーベルトを備えた3点式シートベルト装置が付設されているが、前記ウォークインレバー部分にこのウォークインレバーと閉空間を構成する補助部材を設けて、その閉空間をシートベルトガイドとしてショルダーベルトを挿通することにより、ショルダーベルトによる乗員拘束性を高めるようにしている(例えば、特許文献1参照)。 The walk-in seat is provided with a three-point seat belt device including a shoulder belt that restrains the occupant obliquely from the occupant shoulder on one side to the other side of the occupant waist. The walk-in lever and an auxiliary member constituting the closed space are provided, and the shoulder belt is inserted through the closed space as a seat belt guide, thereby enhancing the occupant restraint by the shoulder belt (for example, Patent Documents). 1).
このシートベルトガイドは、ウォークインレバーを操作した際に、このレバーと補助部材とで構成される閉空間が開き、その開いた部分からショルダーベルトを外すことにより、ショルダーベルトが後席乗員の乗降を妨げるのを避けるようになっている。
しかしながら、かかる従来のウォークインシートのシートベルトガイド構造は、ウォークインレバーを操作して閉空間を開いてショルダーベルトを手で取り外す必要があり、ショルダーベルトの取り外しに手間が掛かってしまう。 However, in the conventional seat belt guide structure of the walk-in seat, it is necessary to open the closed space by operating the walk-in lever and remove the shoulder belt by hand, and it takes time to remove the shoulder belt.
そこで、本発明はウォークインレバーの操作によってショルダーベルトをワンタッチで簡単に取り外すことができるウォークインシートのシートベルトガイド構造を提供するものである。 Accordingly, the present invention provides a seat belt guide structure for a walk-in seat in which a shoulder belt can be easily removed with one touch by operating a walk-in lever.
本発明にあっては、シートバックを前倒しすることによりシートの前後位置調節を可能としたウォークイン機構を備えるとともに、片側の乗員肩部から乗員腰部の他側に亘って斜めに乗員を拘束するショルダーベルトを備えた3点式シートベルト装置が付設され、前記シートバックの前記ショルダーベルトが配置される側の上部若しくは側面部に、そのショルダーベルトを挿通案内するシートベルトガイドを設けたウォークインシートにおいて、前記シートベルトガイドは、シートバックに片側が回動可能に取付けられたベルト保持部材を備え、該ベルト保持部材には、その回動によりウォークイン機構を作動するウォークインリリースケーブルを連結するとともに、ベルト保持部材を回動することにより該ベルト保持部材に挿通保持したショルダーベルトを外方に離脱案内するベルトガイド部を形成したことを最も主要な特徴とする。 The present invention includes a walk-in mechanism that enables the front and rear position of the seat to be adjusted by moving the seat back forward and restrains the occupant obliquely from the occupant shoulder on one side to the other side of the occupant waist. A walk-in seat equipped with a three-point seat belt device provided with a shoulder belt, and provided with a seat belt guide for inserting and guiding the shoulder belt at an upper portion or a side portion of the seat back where the shoulder belt is disposed. The seat belt guide includes a belt holding member attached to the seat back so that one side of the seat belt guide is pivotable, and the belt holding member is connected to a walk-in release cable that operates the walk-in mechanism by the pivoting. At the same time, the belt holding member is inserted and held by rotating the belt holding member. The most important feature that the formation of the belt guide portion for detachment guiding outward the Ruda belt.
本発明によれば、ショルダーベルトは、シートバックに片側を回動可能に取付けたベルト保持部材のベルトガイド部に挿通して乗員の上半身の拘束を適正に行う。そして後席乗員の乗降時にシートバックを前倒しする際には、ウォークインリリースケーブルを連結した前記ベルト保持部材を回動する。 According to the present invention, the shoulder belt is inserted into the belt guide portion of the belt holding member that is rotatably attached to one side of the seat back to appropriately restrain the upper body of the occupant. When the seat back is moved forward when the passenger in the rear seat gets on and off, the belt holding member connected with the walk-in release cable is rotated.
このベルト保持部材の回動により前記ショルダーベルトはベルトガイド部によって外方に離脱案内されるため、ベルト保持部材の回動でウォークイン機構の作動とショルダーベルトの離脱とを同時に行うことができ、ショルダーベルトの取り外しをワンタッチで簡単に行うことができる。 By the rotation of the belt holding member, the shoulder belt is guided to be detached outward by the belt guide portion, so that the operation of the walk-in mechanism and the removal of the shoulder belt can be performed simultaneously by the rotation of the belt holding member, The shoulder belt can be easily removed with one touch.
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1〜図3は本発明にかかるウォークインシートのシートベルトガイド構造の第1実施形態を示し、図1は3点式シートベルト装置を付設したウォークインシートの全体斜視図、図2はシートベルトガイド部分を示す拡大正面図、図3はシートベルトガイドの作動状態を示す拡大正面図である。 1 to 3 show a first embodiment of a seat belt guide structure of a walk-in seat according to the present invention, FIG. 1 is an overall perspective view of a walk-in seat provided with a three-point seat belt device, and FIG. FIG. 3 is an enlarged front view showing the operating state of the seat belt guide.
本実施形態のシートベルトガイド構造が適用されるウォークインシート1は、図1に示すように通常のシートと同様にシートクッション2およびシートバック3を備え、シートクッション2は図外のシートスライド機構によって前後位置が調整可能となっており、また、シートバック3は図外のリクライニング機構によって前後角度が調整可能となっていて、シートバック3を前倒しすることによってシートの前後位置を調節するウォークイン機構を備える。
A walk-in
前記ウォークインシート1には、ショルダーベルト4aおよびラップベルト4bを備えた3点式シートベルト装置4が付設され、このシートベルト4によってウォークインシート1に着座した乗員を拘束するようになっている。
The walk-in
ショルダーベルト4aはシート1に着座した乗員の片側肩部から他側腰部に亘って斜めに乗員を拘束し、また、ラップベルト4bは乗員の腰部を左右に拘束する。ショルダーベルト4aの上端部はスルーアンカ5を介してピラー上部に支持されるとともに、スルーアンカ5で折り返したショルダーベルト4cの端部はピラー下部に収納されるリトラクタ6に巻き取られる。
The
また、ラップベルト4bの端部はアンカ5aを介してフロアパネル側に固定されるとともに、ショルダーベルト4aとラップベルト4bとの間に挿通したタング5bはフロアパネル側に固定した図外のインナーバックルに係脱可能に装着される。
An end portion of the
従って、前記ショルダーベルト4aは、前記インナーバックルからシートバック3の車幅方向片側を通ってスルーアンカ5に配索されることになり、そのシートバック3のショルダーベルト4aが配置される側の上部に、ショルダーベルト4aを挿通案内するシートベルトガイド10を設けて着座者を適正に拘束し得るようにしてある。
Accordingly, the
シートベルトガイド10は、シートバック3に片側を回動可能に取付けたベルト保持部材11を備え、該ベルト保持部材11には、その回動によりウォークインシート1のウォークイン機構を作動するウォークインリリースケーブル12を連結するとともに、ベルト保持部材11を回動することにより該ベルト保持部材11に挿通保持したショルダーベルト4aを外方に離脱案内するベルトガイド部13を形成してある。
The
即ち、前記ベルト保持部材11は、シートバック3の片側上面に固定したベース部材14の車幅方向片側(本実施形態ではシートバック3の外方側)に、回動支点となるピン15を介して回動自在に取付けてある。
That is, the
前記ピン15はその中心軸が車両前後方向に配置されており、このピン15を中心として前記ベルト保持部材11が上方に回動される。
The center axis of the
ウォークインリリースケーブル12は、インナワイヤ12aとアウタチューブ12bとからなり、アウタチューブ12bの端部をシートバックフレーム3a側に固定するとともに、そのアウタチューブ12bから突出するインナチューブ12aの端部を前記ベルト保持部材11の前記ピン15と反対側の端部下面に設けた締結部11aに掛止してある。
The walk-in
そして、図3に示すようにベルト保持部材11をピン15を中心に上方に回動することにより、前記ウォークインリリースケーブル12のインナワイヤ12aが上方に引っ張られて前記ウォークイン機構を作動し、シートバック3の前倒しが可能となる。
Then, as shown in FIG. 3, by rotating the
尚、ウォークイン機構の作動時には、シートバック3の前倒しと同時にシートクッション2を車両前方にスライド可能とする機能を併用することができる。
When the walk-in mechanism is activated, it is possible to use a function of allowing the
前記ベルトガイド部13は、ベルト保持部材11のピン15側(図2中右側)が開放し、その開放口16aからピン15と反対側(図2中左方)がシートバック3に対する取付け面から離れる方向(図2中上方)に傾斜する切欠き状のベルト受け部16と、このベルト受け部16の開放口16a側からそのベルト受け部16の傾斜方向に対して逆方向に向けて連続して隆起し、ベルト保持部材11を回動しない状態(図2参照)では内側面17aに沿ってショルダーベルト4aを挿入方向に滑り案内し、該ショルダーベルト4aがベルト受け部1bから離脱するのを抑制する隆起部17と、を備えている。
The
従って、前記ベルト受け部16にショルダーベルト4aが挿通されることにより、ショルダーベルト4aをベルトガイド部13とタング5bとで支持して、乗員をシートバック3に適正に拘束できる。
Accordingly, the
また、前記ベルト保持部材11には、その回動時に指を掛けてそのベルト保持部材11を回動操作する指掛かり部18を形成してある。
Further, the
即ち、前記指掛かり部18は、ベルト保持部材11の回動操作側、つまり、車幅方向でそのベルト保持部材11をベース部材14に枢着したピン15とは反対方向側縁の上部に形成されて、細かい凹凸部を複数形成して滑り止め機能を備えている。
That is, the
以上の構成により本実施形態のシートベルト構造によれば、ベルト保持部材11のベルト受け部16にショルダーベルト4aを挿通しておくことにより、ショルダーベルト4aによって乗員の上半身の拘束を適正に行うことができ、そして、このようにベルト保持部材11にショルダーベルト4aを挿通した状態で後席乗員が乗降する際には、シートバック3を前倒しするために、図3に示すようにベルト保持部材11をピン15まわりに上方に回動すると、ウォークインリリースケーブル12のインナワイヤ12aが引っ張られてウォークイン機構が作動し、シートバック3の前倒しが可能となる。
With the above configuration, according to the seatbelt structure of the present embodiment, the
そして、前記ベルト保持部材11を回動すると、ショルダーベルト4aを挿通したベルトガイド部13は略上下方向に配置されて、ショルダーベルト4aが下方に引き下ろされる。
When the
このとき、隆起部17の内側面17aはベルト保持部材11の回動によって略水平方向に配置され、前記ショルダーベルト4aは開放口16aに案内されて外方に離脱され、ショルダーベルト4aはシートベルトガイド10から外れて、スルーアンカ5に引っ張られるように上方に持ち上がる。
At this time, the
従って、ウォークイン機能によりシートバック3が前倒しになるとともに、シートクッション2が前方に移動され、かつ、ショルダーベルト4aが上方に持ち上がることにより、後席乗員の乗降が容易になる。
Accordingly, the
このように本実施形態にあっては、前記ベルト保持部材11の回動により、ウォークイン機構の作動とショルダーベルト4aの離脱とを同時に行うことができるため、ショルダーベルト4aの取り外しをワンタッチで簡単に行うことができる。
As described above, in this embodiment, since the operation of the walk-in mechanism and the detachment of the
また、本実施形態のシートベルトガイド構造は前記作用効果に加えて、ベルトガイド部13を、ベルト保持部材11のピン15側が開放し、その開放口16aからピン15と反対側がシートバック3に対する取付け面から離れる方向に傾斜する切欠き状のベルト受け部16と、このベルト受け部16の開放口16a側からそのベルト受け部16の傾斜方向に対して逆方向に向けて連続して隆起し、内側面17aに沿ってショルダーベルト4aを挿通方向に滑り案内し、該ショルダーベルト4aがベルト受け部1bから離脱するのを抑制する隆起部17と、によって構成したので、ベルト受け部16および隆起部17の内側面17aの形状により、通常の3点式シートベルト装置4の装着状態ではベルト受け部16によってショルダーベルト4aを確実に保持し、ウォークイン機構を作動するためにベルト保持部材11を回動した際には、ショルダーベルト4aの円滑な離脱を容易に行わせることができる。
Further, in addition to the above-described effects, the seat belt guide structure of the present embodiment opens the
更に、前記ベルト保持部材11には、その回動時に指を掛けてそのベルト保持部材11を回動操作する指掛かり部18を形成したので、ベルト保持部材11を回動操作する際に前記指掛かり部18に指を掛けてベルト保持部材11をシートバック3の車幅方向外方に押すことにより、そのベルト保持部材11を容易に上方に回動させて一連のウォークイン機能とショルダーベルト4aの離脱動作を容易に行うことができる。
Further, since the
図4,図5は本発明の第2実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図4はシートベルトガイド部分を示す拡大正面図、図5はシートベルトガイド部分を示す拡大側面図である。 4 and 5 show a second embodiment of the present invention, in which the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and redundant description is omitted, and FIG. 4 is a seat belt guide portion. FIG. 5 is an enlarged side view showing a seat belt guide portion.
本実施形態のシートベルトガイド構造は、図4,図5に示すように基本的に第1実施形態と同様の構成となり、シートベルトガイド10Aは、シートバック3の片側上部に固定したベース部14にベルト保持部材11をピン15を介して回動可能に取付けてあり、そのベルト保持部材11にはウォークインリリースケーブル12(図2参照)を連結するとともに、ベルトガイド部13を形成して前記ショルダーベルト4aを挿通してある。
The seat belt guide structure of this embodiment is basically the same as that of the first embodiment as shown in FIGS. 4 and 5, and the
そして、本実施形態では前記ベルト保持部材11に、その回動時に手で握持してそのベルト保持部材11を回動操作しつつシートバック3を前倒し操作する握持部19を形成してある。
In this embodiment, the
即ち、前記握持部19は、第1実施形態の指掛かり部18を設けた部位と略同様に、ベルト保持部材11の回動操作側の側縁上部を上方に延長して形成してあり、その握持部19は握持し易いようにガングリップ形状として形成してある。
That is, the
従って、本実施形態によれば後席乗員が乗降する際に、ベルト保持部材11に設けた握持部19を握持してシートバック3の車幅方向外方に押すことにより、ベルト保持部材11はピン15を中心として上方に回動し、第1実施形態と同様にウォークイン機構を作動してシートバック3の前倒しとシート1の前方移動が可能となるとともに、ショルダーベルト4aがベルトガイド部13から外方に離脱される。
Therefore, according to the present embodiment, when the rear seat occupant gets on and off, the
勿論、本実施形態にあってもベルトガイド部13は、ベルト保持部材11の回動支点となるピン15側が開放し、その開放口16aからピン15と反対側がシートバック3に対する取付け面から離れる上方に傾斜する切欠き状のベルト受け部16と、このベルト受け部16の開放口16a側からそのベルト受け部16の傾斜方向に対して逆方向に連続して隆起し、内側面17aに沿ってショルダーベルト4aを挿通方向に滑り案内する隆起部17と、によって構成してある。
Of course, even in the present embodiment, the
このように、本実施形態ではベルト保持部材11に握持部19を形成したので、その握持部19をしっかりと握持できるため、ベルト保持部材11の回動操作が容易になるとともに、前記握持部19を握持した状態で車両前方に押圧力を付加することによりシートバック3の前倒しが可能となり、一連のウォークイン操作を片手で行うことが可能となって操作性を向上することができる。
Thus, in this embodiment, since the
図6,図7は本発明の第3実施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略して述べるものとし、図6はシートベルトガイド部分を示す拡大正面図、図7はシートベルトガイドの斜視図である。 6 and 7 show a third embodiment of the present invention, in which the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals and redundant description is omitted, and FIG. 6 is a seat belt guide portion. FIG. 7 is a perspective view of the seat belt guide.
本実施形態のシートベルトガイド構造は、図6に示すように基本的に第1実施形態と同様の構成となり、シートベルトガイド10Bは、ベース部14にピン15を介してベルト保持部材11Xを回動可能に取付け、そのベルト保持部材11Xにウォークインリリースケーブル12(図2参照)を連結するとともに、ショルダーベルト4aを挿通するベルトガイド部13Xを形成してある。
The seat belt guide structure of this embodiment is basically the same as that of the first embodiment as shown in FIG. 6, and the
また、ベルトガイド部13Xは、ベルト保持部材11Xの回動支点となるピン15側が開放し、その開放口16aからピン15と反対側がシートバック3に対する取付け面から離れる方向、即ち上方に傾斜する一方、ピン15側の端部に、シートバック3に対する取付け面から離れる方向に僅かに傾斜し内側面16dに沿ってショルダーベルト4aを挿通方向に滑り案内する一方、ベルト保持部材11Xの回動状態で内側面16dに沿ってショルダーベルト4aを離脱方向に滑り案内する補助ガイド部16bを有する切欠き状のベルト受け部16Xと、このベルト受け部16Xの開放口16a側からそのベルト受け部16Xの傾斜方向に対して逆方向に連続して隆起し、内側面17aに沿ってショルダーベルト4aを挿通方向に滑り案内し、該ショルダーベルト4aがベルト受け部16から離脱するのを抑制する隆起部17Xと、によって構成してある。
Further, the
ここで、本実施形態では前記隆起部17Xを、ベルト保持部材11Xとは別体に形成して、該ベルト保持部材11Xにベルト受け部16X方向に倒れ込み可能に回動自在に取付けるとともにベース部14に該隆起部17Xをイニシャル位置に復帰させる回動付勢部材20を設け、かつ、該隆起部17Xの外側面17bを隆起部17Xの倒れ込み回動状態でショルダーベルト4aが外側からベルト受け部16Xに滑り込み進入可能な形状としてある。
Here, in the present embodiment, the raised
即ち、上記隆起部17Xはベルト保持部材11Xとは独立して、内側面17aと外側面17bとが隣接する両辺となる略三角形状に形成して、図7に示すようにその隆起部17Xの下部をベルト保持部材11Xに形成した切欠部11aに嵌合して、その嵌合部分を前記ピン15によって回動自在に連結してある。
That is, the raised
そして、前記隆起部17Xはピン15周りに配置した回動付勢部材としてのスプリング20を介して図中時計回り方向に付勢してあるとともに、隆起部17Xの下部に形成した係合部17cをベルト保持部材11Xに形成したストッパー21に係止させることにより、図6に示すイニシャル位置を保持するようにしてある。
The raised
従って、本実施形態によれば、シートベルトガイド10Bから離脱したショルダーベルト4aを、シートベルトガイド10Bのベルト受け部16Xに挿入する際に、図6に示すように下方から隆起部17Xの外側面17bに位置させると、ショルダーベルト4aの引張り力で隆起部17Xがスプリング20の付勢力に抗してベルト受け部16X方向に倒れ込む。
Therefore, according to the present embodiment, when the
すると、隆起部17Xの外側面17bがなだらかにベルト受け部16Xに連続するとともに、ベルト受け部16Xの補助ガイド部16bによって挿通方向に滑り案内されるため、前記ショルダーベルト4aはこの外側面17bからベルト受け部16Xに滑り入り込む。
Then, the
そして、ショルダーベルト4aがベルト受け部16Xに位置すると、隆起部17Xはスプリング20の付勢力で図6に示す元のイニシャル位置に回動復帰する。
When the
また、前記ベルト保持部材11Xを回動すると、ショルダーベルト4aを挿通したベルトガイド部13Xは略上下方向に配置されて、ショルダーベルト4aが下方に引き下ろされる。
When the
このとき、ベルト受け部16Xの補助ガイド部16bはベルト保持部材13Xの回動によって略水平方向に配置されて補助ガイド部16bが外方に斜め下向きとなり、前記ショルダーベルト4aは補助ガイド部16bに沿って外方に離脱され、ショルダーベルト4aはシートベルトガイド10Bから外れる。スルーアンカ5に引っ張られるように上方に持ち上がる。
At this time, the
従って、本実施形態によれば隆起部17Xが倒れ込むとともにベルト受け部16の補助ガイド部16bがショルダーベルト4aを挿通方向に滑り案内することにより、ショルダーベルト4aをベルト受け部16Xに位置させるのが容易になり、ショルダーベルト4aのシートベルトガイド10Bへの挿入がより簡単になる。
Therefore, according to the present embodiment, the raised
さらに、ベルト保持部材11Xの回動状態では、ベルト受け部16の補助ガイド部16bがショルダーベルト4aを離脱方向に滑り案内することにより、ショルダーベルト4aをベルト受け部16Xの開放口16aに案内され易くなり、ショルダーベルト4aのシートベルトガイド10Bからの離脱がよりスムーズになる。
Further, in the rotating state of the
ところで、本発明は前記第1〜第3実施形態に例をとって説明したが、これら実施形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施形態を各種採用することができ、例えば、シートベルトガイド10,10A,10Bはシートバック3の上部に限ることなく側面部に設けることができる。 By the way, although this invention was demonstrated taking the example in the said 1st-3rd embodiment, various embodiments can be employ | adopted in the range which does not deviate from the summary of this invention, without being restricted to these embodiments, For example, the seat belt guides 10, 10 </ b> A, 10 </ b> B can be provided on the side surface without being limited to the upper part of the seat back 3.
1 ウォークインシート
3 シートバック
4 3点式シートベルト装置
4a ショルダーベルト
10,10A,10B シートベルトガイド
11 ベルト保持部材
12 ウォークインリリースケーブル
13 ベルトガイド部
15 ピン(回動支点)
16 ベルト受け部
16a 開放口
16b 補助ガイド部
17,17X 隆起部
17a 内側面
17b 外側面
18 指掛かり部
19 握持部
DESCRIPTION OF
16
Claims (6)
前記シートベルトガイドは、シートバックに片側が回動可能に取付けられたベルト保持部材を備え、該ベルト保持部材には、その回動によりウォークイン機構を作動するウォークインリリースケーブルを連結するとともに、ベルト保持部材を回動することにより該ベルト保持部材に挿通保持したショルダーベルトを外方に離脱案内するベルトガイド部を形成したことを特徴とするウォークインシートのシートベルトガイド構造。 A three-point seat with a walk-in mechanism that allows the seat's front and rear position to be adjusted by moving the seat back forward, and a shoulder belt that restrains the occupant diagonally from one shoulder to the other waist. In a walk-in seat provided with a belt device, and provided with a seat belt guide for inserting and guiding the shoulder belt on an upper portion or a side portion of the seat back where the shoulder belt is disposed,
The seat belt guide includes a belt holding member that is rotatably attached to the seat back on one side, and the belt holding member is connected to a walk-in release cable that operates a walk-in mechanism by the rotation, A seat belt guide structure for a walk-in seat, characterized in that a belt guide portion is formed to turn the belt holding member and guide the shoulder belt inserted and held in the belt holding member outwardly.
前記ベルト受け部の開放口側からそのベルト受け部の傾斜方向に対して逆方向に向けて連続して隆起して、内側面に沿ってショルダーベルトを挿通方向に滑り案内し、該ショルダーベルトが前記ベルト受け部から離脱するのを抑制する隆起部と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載のウォークインシートのシートベルトガイド構造。 The belt guide portion has a notch-shaped belt receiving portion that is inclined in a direction away from the mounting surface with respect to the seat back toward the opposite side of the rotation fulcrum from the opening of the belt holding member.
The belt receiving portion is continuously raised from the opening side of the belt receiving portion in the direction opposite to the inclination direction of the belt receiving portion, and the shoulder belt is slid and guided along the inner surface in the insertion direction. The seat belt guide structure for a walk-in seat according to claim 1, further comprising a raised portion that suppresses separation from the belt receiving portion.
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