JP2006216079A - 文字列データ処理装置およびその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】データ入力が終了すると、仮名文字データが仮名漢字作業用画像32 の作業領域300の全面に広く表示される。ユーザーはその作業領域300を用いて操作する。ユーザーが次の処理対象の指定を行うと、仮名漢字変換処理結果が確定し、作業領域300と変換表示部308に表示される。
【選択図】図4
Description
また、本発明は、仮名漢字変換処理に用いる作業領域を広く取ることができ、ユーザーにとっての作業領域の視認性を向上させうる文字列データ処理装置およびその方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、仮名文字を文章単位で携帯用コンピュータに一括して入力することができ、仮名文字の文章の任意の領域を選択して仮名漢字変換処理を行うことができ、しかも、小型の携帯用コンピュータに適している文字列データ処理装置およびその方法を提供することを目的とする。
つまり、本発明に係る第1の文字列データ処理装置および第2の文字列データ処理装置は、日本語だけでなく、変換処理を要する他の言語にも応用可能である。
以下、本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本発明に係る携帯用コンピュータ1の構成を示す図である。
図1に示すように、携帯用コンピュータ1は、メインバス114により相互に接続されたマイクロプロセッサ(CPU)100、ROM102、RAM(Bank
1; VRAM work, Bank 2; user data)104,108、リアルタイムクロック回路(RTC) 106、ICカード110、ICカードスロット112、アナログ/ディジタルコンバータ(A/D)116、タッチパネル118、システムコントローラ120、液晶表示装置(LCD)122、キースイッチ124、外部入出力コネクタ126、赤外線通信部(IR)128、モデム(MODEM) 130、回線検出回路132、アナログ/ディジタル・ディジタル/アナログ(A/D D/A) コンバータ136、マイクロフォン138、スピーカ140および電源回路148を、携帯に便利な小型の筐体(図示せず)に収容して構成され、電源供給のためにACアダプタ142、電池144およびリチウム電池146が装着され、通信時には電話回線134が接続される。
マイクロプロセッサ100は、ROM102に記憶されたプログラムを実行し、キースイッチ124およびタッチパネル118に対するユーザーの操作に応じて入力されるデータ、ICカード110、外部入出力コネクタ126、赤外線通信部128および電話回線134から入力されるデータを処理し、携帯用コンピュータ1の各構成部分を制御するとともに、生成したデータを、液晶表示装置122に表示し、あるいは、ICカード110、外部入出力コネクタ126、赤外線通信部128および電話回線134から出力する。
第2のRAM108は、タッチパネル118等からユーザーの操作により入力されたデータ、マイクロプロセッサ100が処理に用いるデータ、および、マイクロプロセッサ100の処理の結果として生成したデータ等を記憶する。
ICカードスロット112は、ICカード110を受け入れ、ICカード110とマイクロプロセッサ100との間でデータを送信および受信する。
液晶表示装置122は、例えば、携帯用コンピュータ1の筐体の上面に配設され、マイクロプロセッサ100が生成し、システムコントローラ120を介して入力される表示データを表示する。
アナログ/ディジタルコンバータ116は、タッチパネル118から入力された座標信号をディジタル形式の信号に変換し、座標データとしてマイクロプロセッサ100に対して出力する。
外部入出力コネクタ126は、携帯用コンピュータ1と外部機器(キーボードおよび他のコンピュータ等)とを接続する。
赤外線通信部128は、赤外線信号を用いて、他の携帯用コンピュータ等との間でデータの送信および受信を行う。
アナログ/ディジタル・ディジタル/アナログコンバータ136は、マイクロフォン138から入力される音声信号をアナログ/ディジタル変換してマイクロプロセッサ100に対して出力し、また、マイクロプロセッサ100から入力される音声データをディジタル/アナログ変換してスピーカ140から外部に出力する。
図2は、図1に示した携帯用コンピュータ1のROM102に記憶され、マイクロプロセッサ100が実行して日本語文章作成機能を実現する日本語処理ソフトウェア2の構成を示す図である。
図3は、図1に示した携帯用コンピュータ1の液晶表示装置122に表示される入力用画像31 を示す図である。
図4は、図1に示した携帯用コンピュータ1の液晶表示装置122に表示される仮名漢字変換作業用画像32 を示す図である。
図3に示すように、入力用画像31 は、作業領域300、キーボード画像302、状態表示領域304、複数のアイコン3061 ,3062 ,3063 ,…を含むアイコン領域306から構成される。
また、図4に示すように、仮名漢字変換作業用画像32 は、入力用画像31 のキーボード画像302を除いて作業領域300の面積を拡大し、変換表示部308、および、操作部3121 〜3123 を有する操作領域310を設けた構成になっている。
と仮名漢字変換作業用画像32 とを液晶表示装置122(図1)に切り換えて表示させる。
また、表示画面制御部202は、入力画面管理部212が液晶表示装置122に表示した入力用画像31 および仮名漢字変換作業用画像32 に含まれる図形・キャラクタの座標を示すデータを入力解析部200に対して出力する。
また、仮名漢字変換制御部204は、入力解析部200から入力される操作データに基づいて、仮名文字データの任意の選択対象領域(選択文字列)を選択し、テキスト管理部208に対して出力する。
また、仮名漢字変換制御部204は、仮名漢字変換処理部206の変換結果と入力解析部200から入力される操作データとに基づいて、最終的な変換結果を確定し、テキスト管理部208および変換テキスト管理部210に対して出力する。
また、テキスト管理部208は、入力解析部200から入力される操作データに基づいて、作業領域300の仮名文字データを仮名漢字変換処理部206の変換結果に順次差し替える、あるいは、入力解析部200から入力される操作データに基づいて、ユーザーが選択中の仮名文字データの領域を特殊表示にする等の表示内容の変更を行う。
また、テキスト管理部208は、現在の選択対象領域と次の選択対象領域とに基づいて次の変換対象領域を決定し、仮名漢字変換制御部204に対して出力する。
変換テキスト管理部210は、仮名漢字変換制御部204から順次、入力される仮名漢字変換処理部206の変換結果を、仮名漢字変換作業用画像32 の変換表示部308に表示する。
以下、日本語文章作成機能を中心に、携帯用コンピュータ1の第1の動作例を説明する。
仮名文字データの入力
ユーザーは、携帯用コンピュータ1(図1)を操作して入力用画像31 (図3)を液晶表示装置122に表示させ、キーボード画像302に表示されたキーボードのキーヘッドを順次、指またはペンで押下し、例えば、表1(例文1)に示す仮名文字の文章をローマ字(アルファベット)入力する。入力解析部200(図2)は、ユーザーの押下に応じてタッチパネル118からアナログ/ディジタルコンバータ116を介して入力される座標データをローマ字のデータに変換し、さらに、ローマ字のデータを仮名文字データに変換し、仮名漢字変換制御部204に対して出力する。
(入力される例文1)
じゅうらいのけいたいようこんぴゅーたにおけるにほんごにゅうりょくそうちは、いっぱんてきにそふとうぇあきーぼーどからにゅうりょくされたかなもじれつを、そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(1)
仮名漢字変換制御部204は、仮名文字データを記憶するとともに、テキスト管理部208に対して出力し、テキスト管理部208は、入力用画像31 の作業領域300に仮名文字データ(例文1)をスクロール表示する。
文章の入力が終了すると、ユーザーは、入力用画像31 のキーボード画像302のラジオボタン(キーボード画像302の右下隅の×印のボタン)を押下する。
仮名漢字変換作業用画像32 が表示されると、ユーザーは、ペンで液晶表示装置122を文章の先頭から仮名文字データの表示に沿って一方向(順方向)になぞり〔ドラッグ(drag)し〕、例えば、表2に付した〔 〕の間の文字列を選択対象領域Aとして選択する。
(ユーザーが選択する領域の例)
〔じゅうらいのけいたいようこんぴゅーたにおけるにほんごにゅうりょく〕そうちは、いっぱんてきにそふとうぇあきーぼーどからにゅうりょくされたかなもじれつを、そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(2)
ユーザーが、液晶表示装置122からペンを離すと、入力解析部200は、その旨を示す操作データをテキスト管理部208に対して出力し、テキスト管理部208は、表2に付した〔 〕の間の領域の先頭の位置と末尾の位置とを選択し、この領域の先頭の位置と末尾の位置の間の仮名文字データを、選択対象領域として仮名漢字変換制御部204に対して出力する。
仮名漢字変換制御部204は、テキスト管理部208から入力された選択対象領域Aの先頭の位置と末尾の位置との間の仮名文字データを処理対象領域Aと決定し、仮名漢字変換処理部206に対して出力する。仮名漢字変換処理部206は、仮名漢字変換処理部206から入力された処理対象領域Aに含まれる仮名文字データを、例えば、表3に|印を付して示すように文節に区切って仮名漢字変換処理を行い、変換結果として得られた仮名漢字データを仮名漢字変換処理部206に対して出力する。
(変換結果の例)
|{従来の}|携帯要|コンピュータにおける|日本語|入力|
…(3)
(変換結果の例)
|従来の|{携帯用}|コンピュータにおける|日本語|入力|
…(4)
(ユーザーが選択する領域の例)
じゅうらいのけいたいようこんぴゅーたにおけるにほんごにゅうりょく〔そうちは、いっぱんてきにそふとうぇあきーぼーどから〕にゅうりょくされたかなもじれつを、そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(5)
(確定した変換結果の表示例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力〔そうちは、いっぱんてきにそふとうぇあきーぼーどから〕にゅうりょくされたかなもじれつを、そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。…(6)
なお、仮名文字データの後方から前方の方向(逆方向)にドラッグを行った場合にも、テキスト管理部208は、選択対象領域の先頭の位置と末尾の位置とを選択し、仮名漢字変換制御部204に対して出力することにより、携帯用コンピュータ1は、順方向にドラッグを行った場合と全く同様に仮名漢字変換処理を行うことができる。
また、ユーザーは、次の選択を行わずに、操作部3121 ,3122 を押下することにより、仮名漢字変換処理の結果を確定させ、あるいは、仮名漢字変換を行わずに、仮名文字データのまま残すように、携帯用コンピュータ1(日本語処理ソフトウェア2)を操作することも可能である。
以下、携帯用コンピュータ1の第2の動作例を説明する。
仮名文字データの入力開始〜入力終了
ユーザーは、第1の動作例においてと同様に、キーボード画像302に表示されたキーボードを用いて、例えば、表1に示した仮名文字の文章を入力し、テキスト管理部208は、入力用画像31 の作業領域300に仮名文字データ(例文1)をスクロール表示する。文章の入力が終了すると、ユーザーは、入力用画像31 のキーボード画像302のラジオボタンを押下する。
表2〜表6に示したユーザーの操作および日本語処理ソフトウェア2の動作により、最初の仮名漢字変換の結果が表示されると、ユーザーは、ペンで液晶表示装置122を文章の先頭から順方向にドラッグし、例えば、表7に付した〔 〕の間の文字列を選択対象領域Bとして選択する。入力解析部200は、ユーザーのドラッグに応じて連続的に順次、操作データをテキスト管理部208に対して出力し、テキスト管理部208は、ユーザーがドラッグした仮名文字データの領域を順次、白黒反転表示する。
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力〔そうちは、いっぱんてきにそふとうぇあきーぼーどからにゅう〕りょくされたかなもじれつを、そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。…(7)
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力〔そうちは、いっぱんてきにそふとうぇあきーぼーどから〕にゅうりょくされたかなもじれつを、そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。…(8)
仮名漢字変換制御部204は、テキスト管理部208から入力された選択対象領域Bの先頭の位置と末尾の位置の間の仮名文字データを処理対象領域Bと決定し、仮名漢字変換処理部206は、この処理対象領域Bを、例えば、表9に|印を付して示すように文節に区切って仮名漢字変換処理を行い、変換テキスト管理部210は、変換結果の仮名漢字変換作業用画像32 の変換表示部308への表示等を行う。
(変換結果の例)
|{装置は}|一般的に|ソフトウェア|キーボード|から| …(9)
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力装置は、一般的にソフトウェアキーボードから〔にゅうりょくされたかなもじれつを、〕そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(10)
なお、逆方向にドラッグを行って、ユーザーが選択対象領域の先頭部分を縮小する場合にも、テキスト管理部208が、ユーザーがペンを液晶表示装置122から離した位置を選択対象領域の先頭の位置と選択することにより、携帯用コンピュータ1は、選択対象領域の末尾の部分を縮小する場合と全く同様に仮名漢字変換処理を行うことができる。
以下、携帯用コンピュータ1の第3の動作例を説明する。
仮名文字データの入力開始〜入力終了
ユーザーは、第1の動作例および第2の動作例においてと同様に、表1に示した仮名文字の文章を入力し、テキスト管理部208は、入力用画像31 の作業領域300に仮名文字データ(例文1)をスクロール表示する。文章の入力が終了すると、ユーザーは、入力用画像31 のキーボード画像302のラジオボタンを押下する。
ユーザーのラジオボタンの押下に応じて、入力画面管理部212は、仮名漢字変換作業用画像32 を液晶表示装置122に表示し、テキスト管理部208は、入力された仮名文字データを仮名漢字変換作業用画像32 の作業領域300にスクロール表示する。
表2〜表9に示したユーザーの操作および日本語処理ソフトウェア2の動作により、2回の仮名漢字変換の結果が表示されると、次に、ユーザーは、ペンで液晶表示装置122を文章の先頭から順方向にドラッグし、例えば、表11に付した〔 〕の間の文字列を選択対象領域Dとして選択する。入力解析部200は、ユーザーのドラッグに応じて連続的に順次、操作データをテキスト管理部208に対して出力し、テキスト管理部208は、ユーザーがドラッグした仮名文字データの領域を順次、白黒反転表示する。
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力装置は、一般的にソフトウェアキーボードからにゅうりょくさ〔れたかなもじれつを、〕そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(11)
ユーザーが、液晶表示装置122からペンを離すと、テキスト管理部208は、表11に示した領域を選択対象領域Dとして選択し、変換制御部204に対して出力する。
選択対象領域Eの選択が開始されると、仮名漢字変換制御部204は、選択対象領域Eを処理対象領域Eに決定し、仮名漢字変換処理部206は、仮名漢字変換を行う。
変換テキスト管理部210は、仮名漢字変換処理部206から入力される変換結果を、表13に示すように変換表示部308に表示する。
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力装置は、一般的にソフトウェアキーボードから〔にゅうりょくされ〕たかなもじれつを、そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(12)
(変換結果の例)
|{レタカナモ}|字列を、| …(13)
(処理対象領域として選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力装置は、一般的にソフトウェアキーボードから〔にゅうりょくされたかなもじれつを、〕そのひょうじがめんにはいちされたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(14)
仮名漢字変換処理部206は、この処理対象領域Eを、例えば、表15に|印を付して示すように文節に区切って仮名漢字変換処理を行い、変換テキスト管理部210は、変換結果の仮名漢字変換作業用画像32 の変換表示部308への表示等を行う。
(変換結果の例)
|{入力された}|仮名文字列を| …(15)
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力装置は、一般的にソフトウェアキーボードから入力された仮名文字列を、〔そのひょうじがめんにはいちされた〕へんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。
…(16)
なお、ユーザー側からは、第3の処理例に示した携帯用コンピュータ1の動作は、選択対象領域の選択、仮名漢字変換処理およびこれらに関する表示が組み合わされて、あたかも、選択対象領域Dが解除され、さらに、処理対象領域Dの変換結果も捨てられ、処理対象領域Dの代わりに、選択対象領域Eが仮名漢字変換されるように見える。
以下、携帯用コンピュータ1の第4の動作例を説明する。
仮名文字データの入力開始〜入力終了
ユーザーは、第1の動作例および第2の動作例においてと同様に、表1に示した仮名文字の文章を入力し、テキスト管理部208は、入力用画像31 の作業領域300に仮名文字データ(例文1)をスクロール表示する。文章の入力が終了すると、ユーザーは、入力用画像31 のキーボード画像302のラジオボタンを押下する。
ユーザーのラジオボタンの押下に応じて、入力画面管理部212は、仮名漢字変換作業用画像32 を液晶表示装置122に表示し、テキスト管理部208は、入力された仮名文字データを仮名漢字変換作業用画像32 の作業領域300にスクロール表示する。
表2〜表16に示したユーザーの操作および日本語処理ソフトウェア2の動作により、3回の仮名漢字変換の結果が表示されると、次に、ユーザーは、キースイッチ124(図1)を押下する。入力解析部200は、キースイッチ124の押下に応じて、仮名漢字変換制御部204に対して、拡張機能が要求された旨を示す操作データを出力する。
ユーザーが、キースイッチ124を押下しながら、ペンで、表17に〔 〕を付して示すように、液晶表示装置122に表示された文章の所定の位置を押下して、選択対象領域Fを選択する。
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力装置は、一般的にソフトウェアキーボードから入力された仮名文字列を、そのひょうじがめんにはいちされ〔た〕へんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。
…(17)
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力装置は、一般的にソフトウェアキーボードから入力された仮名文字列を、〔そのひょうじがめんにはいちされた〕へんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(18)
次に、ユーザーが、次の選択対象領域の選択を開始すると、仮名漢字変換制御部204は、選択対象領域Fを処理対象領域Fに決定する。ユーザーが、次の選択対象領域の選択を終了すると、仮名漢字変換処理部206は、仮名漢字変換を行い、変換結果の仮名漢字データを確定する。
テキスト管理部208および変換テキスト管理部210は、この確定した変換結果を、表19および表20に示すように作業領域300および変換表示部308に表示する。
(ユーザーが選択する領域の例)
従来の携帯用コンピュータにおける日本語入力装置は、一般的にソフトウェアキーボードから入力された仮名文字列を、その表示画面に配置されたへんかんもじれつばっふぁないにとりこみ、そのへんかんもじれつばっふぁじょうでかなかんじへんかんをおこなっていた。 …(19)
(確定した変換結果の例)
|{その}|表示画面に|配置された| …(20)
なお、ユーザーが、キースイッチ124を押下しながら、次の選択において現在の選択対象領域の先頭以前の文字を押下した場合、テキスト管理部208は、押下した文字から、現在の選択対象領域の末尾の文字までの間を選択対象領域とする。
さらに、仮名漢字変換制御部204がこの領域を処理対象領域とし、仮名漢字変換処理部206が、この処理対象領域に対して再度、仮名漢字変換処理を行うことにより、ユーザーにとっては、次の選択において現在の選択対象領域の先頭以前も文字を液晶表示装置122上で押下するだけで、現在の選択対象に対する仮名漢字変換のやり直しを行うのと同等の操作が可能になる。
図5は、携帯用コンピュータ1(図1)の日本語処理ソフトウェア2(図2)の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、ステップ100(S100)において、ユーザーが液晶表示装置122の表示画面をドラッグまたは押下すると、表示画面制御部202、仮名漢字変換制御部204およびテキスト管理部208は、ドラッグの始点または押下された位置が、液晶表示装置122に表示された入力用画像31 および仮名漢字変換作業用画像32 (図3,図4)の作業領域300、キーボード画像302および変換表示部308の中か否かを判断する。始点が作業領域300等の中である場合には、日本語処理ソフトウェア2等は、第1の動作例〜第4の動作例に示した日本語文章作成機能を実行(S110)し、作業領域300等の中でない場合には、表示画面制御部202等は処理を終了する。
図6に示すように、ステップ112(S112)において、仮名漢字変換制御部204は、既に現在の選択対象領域が選択済か否かを判断する。選択済である場合、S114の処理に進み、選択済でない場合、S116の処理に進む。
ステップ114(S114)において、日本語処理ソフトウェア2のテキスト管理部208は、次の選択対象領域の選択を行う。
ステップ116(S116)において、日本語処理ソフトウェア2のテキスト管理部208は、現在の選択対象領域の選択を続行する。
ステップ120(S120)において、日本語処理ソフトウェア2のテキスト管理部208および変換テキスト管理部210は、仮名漢字変換処理の結果として得られた仮名漢字データを作業領域300および変換表示部308に表示する。
図7に示すように、ステップ130(S130)において、日本語処理ソフトウェア2のテキスト管理部208は、キースイッチ124が押下されているか否かを判断し、押下されている場合には、S132の処理に進み、押下されていない場合には、S134の処理に進む。
ステップ134(S134)において、日本語処理ソフトウェア2は、動作例1〜3に示した動作を行う。
図8に示すように、ステップ140(S140)において、仮名漢字変換制御部204は、次の選択対象領域の終点(末尾)または始点(先頭)が決定されたか否かを判断し、末尾または先頭が決定された場合には、S142の処理に進む。
ステップ146(S146)において、仮名漢字変換制御部204は、現在の変換対象領域を確定する。
ステップ148(S148)において、テキスト管理部208は、現在の選択対象領域を仮名漢字変換制御部204に対して出力し、仮名漢字変換制御部204は、現在の選択対象領域の始点(先頭)と終点(末尾)の間を処理対象領域に決定する。
また、携帯用コンピュータ1の日本語文章作成機能は、一度入力した文字列データを再度、処理する用途に、言語を問わず応用可能である。
また、図3には、入力用画像31 のキーボード画像302として、アルファベットを表示したキーボードの映像を用いる場合を示したが、仮名文字入力のために、仮名文字を表示したキーボードの映像を用いて、仮名文字を直接、携帯用コンピュータ1に入力可能なように構成してもよい。
以下、本発明の第2の実施形態を説明する。
背景説明
まず、第2の実施形態がなされるに至った背景を説明する。
図9は、本発明の第2実施形態を適応する電子メールシステム32の構成例を示す図である。
最近、複数のコンピュータの間で相互にデータの伝送を行う電子メールシステムの利用が盛んになってきている。電子メールシステム32は、例えば、図9に示すように、第1の実施形態において図1等に示した携帯用コンピュータ1と、携帯用コンピュータ1と表示方法および通信処理の方法が異なるデスクトップ型のコンピュータ34とが、電話回線134を介して接続されて構成される。
(コンピュータ34が携帯用コンピュータ1に送信する文章の例)
このように1行が長い文章を送ると、表示幅が狭い装置では、長い行と△
短い行が交互に表示され非常に読みづらい。機器の制約から発生した改△
行指示は書き手の意図とは関係ないので削除しても構わない。○
注目する点は○
1.改行指示の前後の文字○
2.改行指示の前の行の長さ○
である。○ …(21)
〔但し、表21中の△印はコンピュータ34が送信時に強制的に挿入した改行キャラクタ(後の改行キャラクタ)を示し、○印は書き手が意図的に挿入した改行キャラクタ(意図的な改行キャラクタ)を示す(以下、第2の実施形態の各表において同じ)。〕
(携帯用コンピュータ1の表示画面の例1)
このように1行が長い文章を送ると、表示幅が狭い
装置では、長い行と△
短い行が交互に表示され非常に読みづらい。機器の
制約から発生した改△
行指示は書き手の意図とは関係ないので削除しても
構わない。○
注目する点は○
1.改行指示の前後の文字○
2.改行指示の前の行の長さ○
である。○ …(22)
(携帯用コンピュータ1の表示画面の例2)
このように1行が長い文章を送ると、表示幅が狭い
装置では、長い行と短い行が交互に表示され非常に
読みづらい。機器の制約から発生した改行指示は書
き手の意図とは関係ないので削除しても構わない。
注目する点は1.改行指示の前後の文字2.改行指
示の前の行の長さである。 …(23)
図10は、図1に示した携帯用コンピュータ1のROM102に記憶され、マイクロプロセッサ100が実行して改行キャラクタ削除機能を実現する本発明にかかる通信処理ソフトウェア4の構成を示す図である。
図10に示すように、通信処理ソフトウェア4は、日本語処理ソフトウェア2(図2)、送信処理部40および受信部42から構成され、受信部42は、受信処理部420、構文解析部422および改行キャラクタ削除部424から構成される。
送信処理部40は、日本語処理ソフトウェア2により、第1の実施形態に示したように作成された仮名漢字データを電話回線134を介してコンピュータ34(図9)に対して送信する。
受信処理部420は、コンピュータ34から電話回線134を介して伝送され、例えば表1に示したような仮名漢字データを受信し、構文解析部422および改行キャラクタ削除部424に対して出力する。
以下、構文解析部422における改行キャラクタの判定処理を詳細に説明する。
構文解析部422は、仮名漢字データに含まれる各改行キャラクタの直後の記号キャラクタが、行の先頭として不自然な記号キャラクタ(第1の記号キャラクタ)、例えば、”、。,.?!ー)〕」}”等である場合に、これらの記号キャラクタの直後の改行キャラクタが後の改行キャラクタであると判定する。
構文解析部422は、各改行キャラクタの直前のキャラクタが、箇条書き部分において、項目を示す符号(例;1.,2.,…)として行の先頭によく用いられる数字・アルファベット等の特定の種類の文字キャラクタ、および、記号キャラクタ(第1の文字・記号キャラクタ、例えば、上記例の「1,2,…」の部分)であっても、改行キャラクタの直後に、さらに、これらと同じ種類のキャラクタ(例えば、上記例の「.」)が続かない場合には改行キャラクタの前後には文章的なつながりがないと判断し、これらのキャラクタの間の改行キャラクタを、意図的な改行キャラクタと判定する。
なお、この閾値算出の基準値としては、例えば、文字表示端末の1行当たりの表示文字数として一般的な80字(8ビットキャラクタの場合、16ビット日本語キャラクタの場合は40字)、あるいは、受信した文章データの平均的な改行キャラクタ間のキャラクタ数から推測可能な送信側装置の1行表示文字数が用いられ、構文解析部422は、改行キャラクタを含む行のキャラクタ数が、これらの基準値の2/3〜3/4程度以下である場合に、この改行キャラクタを、意図的な改行キャラクタであると判断する。
図11は、図10に示した構文解析部422の改行キャラクタ判定処理を示すフローチャートである。
図11に示すように、ステップ200(S200)において、構文解析部422は、受信処理部420から入力された仮名漢字データに含まれる改行キャラクタの直後の記号キャラクタが、行の先頭として不自然な記号キャラクタ(上記第1の記号キャラクタ)であるか否かを判断する。第1の記号キャラクタである場合にはS214の処理に進み、第1の記号キャラクタでない場合にはS202の処理に進む。
ステップ204(S204)において、構文解析部422は、改行キャラクタの直前のキャラクタが、数字、アルファベットの文字キャラクタおよび記号キャラクタ(第1の文字・記号キャラクタ)であるか否かを判断する。第1の文字・記号キャラクタである場合にはS206の処理に進み、第1の文字・記号キャラクタでない場合にはS208の処理に進む。
ステップ208(S208)において、構文解析部422は、改行キャラクタの直前のキャラクタが、平仮名、片仮名および漢字等の文字キャラクタ(上記第2の文字キャラクタ)であるか否かを判断する。第2の文字キャラクタでない場合にはS212の処理に進み、第2の文字キャラクタである場合にはS210の処理に進む。
ステップ212(S212)において、構文解析部422は、改行キャラクタを含む行のキャラクタ数が一定の閾値(25文字)以下であるか否かを判断する。25文字以下である場合にはS216の処理に進み、25文字より多い場合にはS214の処理に進む。
ステップ216(S216)において、構文解析部422は、受信処理部420が受信した仮名漢字データの全てを処理したか否かを判断する。処理が終わった場合には処理を終了し、処理が終わっていない場合には、次の改行キャラクタを検出し、検出した改行キャラクタを処理対象にしてS200の処理に進む。
送信動作
携帯用コンピュータ1(図1)の通信処理ソフトウェア4(図10)において、日本語処理ソフトウェア2は、ユーザーの操作に応じて、第1の実施形態に示したように仮名漢字データを生成する。
送信処理部40は、日本語処理ソフトウェア2が生成した仮名漢字データを、電話回線134を介してコンピュータ34(図9)に対して送信する。
携帯用コンピュータ1の通信処理ソフトウェア4において、受信処理部420は、コンピュータ34から電話回線134を介して送られてきた仮名漢字データを受信する。
構文解析部422は、図11に示した処理を行い、受信した仮名漢字データに含まれる各改行キャラクタが後の改行キャラクタであるか否かを判定する。
改行キャラクタ削除部424は、構文解析部422が後の改行キャラクタと判定した改行キャラクタを仮名漢字データから削除し、液晶表示装置122に表示する。
(携帯用コンピュータ1の表示画面の例3)
このように1行が長い文章を送ると、表示幅が狭い
装置では、長い行と短い行が交互に表示され非常に
読みづらい。機器の制約から発生した改行指示は書
き手の意図とは関係ないので削除しても構わない。○
注目する点は○
1.改行指示の前後の文字○
2.改行指示の前の行の長さ○
である。○ …(24)
以下、本発明の第3の実施形態を説明する。
背景説明
まず、第3の実施形態がなされるに至った背景を説明する。
例えば、第1の実施形態において図1に示した携帯用コンピュータ1により日本語文書処理を行う場合、表3等に示したように、対象となる領域をさらに文節に分け、文節単位に仮名漢字変換処理を行う。この際、例えば、表3に示したように、文節間に記号「|」を示すキャラクタを挿入して文節の境界を表示すると、挿入したキャラクタの文だけ本来の文字の表示ができず、しかも、文章データ中に元から含まれている記号「|」と、文節の間を示す記号「|」との区別がつかない。
図12は、図1に示した携帯用コンピュータ1のROM102に記憶され、マイクロプロセッサ100が実行して、文節表示機能を実現する本発明にかかる文節表示ソフトウェア5の構成を示す図である。
図12に示すように、文節表示ソフトウェア5は、日本語処理ソフトウェア2(図2)および文節表示部50から構成され、文章データ(仮名文字データ,仮名漢字データ)の内、仮名漢字変換の対象となっている領域(処理対象領域)の境界、各文節の境界、および、その時点で仮名漢字変換処理の対象となっている文節(処理対象文節)を明確に携帯用コンピュータ1のユーザに示す。
文節表示ソフトウェア5において、文節表示部50は、日本語処理ソフトウェア2の変換テキスト管理部210から入力される仮名漢字変換結果の内、表3に〔 〕を付して示した仮名漢字変換の対象となっている文節を強調するために網掛けあるいは白黒反転(第1の印を付)してマーキングし、他の文節に適宜、アンダーライン(第2の印)を付してマーキングし、液晶表示装置122に表示された仮名漢字変換作業用画像32 (図4)の変換表示部308に、文節の境界を明確化して表示する。
1. void Underline(int n); /nは文節番号を指定/
2. void Reverse(int n); /nは文節番号を指定/
3.
4. void ShowResult(m, n)
5. int m; /総文節数/
6. int n; /変換対象の文節の番号/
7.{
8. int i;
9.
10. i = 1;
11. while (i < n){
12. Underline(i); /奇数番目の文節にアンダーラインを付す/
13. i += 2
14. }
15.
16. Reverse(n); /変換対象の文節を強調表示する/
17.
18. i = m;
19. while (i > n){
20. Underline(i); /末尾の文節から1つおきにアンダーラインを引く/
21. i -=2;
22. }
23. return ;
24. } …(25)
なお、表25において、ShowResultは、変換結果の表示処理を行う関数であり、Underline は、文節にアンダーラインを付す関数であり、Reverse は、文節の表示を網掛けあるいは白黒反転する関数である。
このように、表25に示したプログラムによれば、処理対象領域の両端の文節には常に網掛け等またはアンダーラインが付されて処理対象領域の両端が明確化し、しかも、アンダーラインが付された文節、および、網掛け等もアンダーラインも付されない文節が連続せず、各文節の境界が明確になる。
{従来の}〔携帯〕(用)〔コンピュータにおける〕(日本語)〔入力〕
…(26−1)
〔従来の〕{携帯}(用)〔コンピュータにおける〕(日本語)〔入力〕
…(26−2)
〔従来の〕(携帯){用}〔コンピュータにおける〕(日本語)〔入力〕
…(26−3)
〔従来の〕(携帯)〔用〕{コンピュータにおける}(日本語)〔入力〕
…(26−4)
〔従来の〕(携帯)〔用〕(コンピュータにおける){日本語}〔入力〕
…(26−5)
〔従来の〕(携帯)〔用〕(コンピュータにおける)〔日本語〕{入力}
…(26−5)
以下、さらに、図13〜図16を参照して、第3の実施形態における携帯用コンピュータ1の動作を説明する。
図13〜図16は、図12に示した文節表示ソフトウェア5による文節表示の内容を示す第1〜第4の図である。
第1の実施形態において説明したように、日本語処理ソフトウェア2(図2)は、ユーザーの操作に応じて仮名文字データを受け入れて仮名漢字変換処理を行い、表27に示す未変換の仮名文字データ、および、変換の結果として得られた仮名漢字データを、図13に示すように液晶表示装置122上の仮名漢字変換作業用画像32 の作業領域300に表示する。
(入力された文章の例)
日本語の文章を入力する方法のひとつにかな漢字変換があるがかな漢
字変換ではぶんせつくぎりがわかりやすくひょうじされているとつか
いやすい。 …(27)
ここで、ユーザーが液晶表示装置122の表示画面中、変換表示部308の第3番目の文節の部分をペンで押下すると、文節表示部50は、選択対象文節の変更に応じて、図16に示すように表示を変更する。
以上説明した処理により、文節表示ソフトウェア5は、第1の実施形態に示した日本語文章処理機能と、文節表示機能とを実現する。
以下、さらに図17〜図19を参照して、第1の変形例を説明する。
図17は、携帯用コンピュータ1(図1)のROM102に記憶され、マイクロプロセッサ100が実行して、文節表示機能を実現する本発明にかかる文節表示ソフトウェア5(図12)の変形例(文節表示ソフトウェア5’)を示す図である。
文節表示ソフトウェア5’において、文節表示部50は、日本語処理ソフトウェア2の変換テキスト管理部210が出力する仮名漢字変換処理の結果を、テキスト管理部208が作業領域300に表示している仮名文字データおよび仮名漢字データに挿入し、さらに、文節表示する。
図18,図19に示すように、文節表示ソフトウェア5’によれば、仮名漢字変換作業用画像32 の作業領域300に仮名漢字変換処理部206(図2)の変換結果と、未変換の仮名文字データ、および、確定した仮名漢字変換結果とを一緒に表示〔インライン(in line) 表示〕することができる。
以下、さらに図20〜図23を参照して、第2の変形例を説明する。
図17に示した文節表示ソフトウェア5’によれば、液晶表示装置122に、キーボード画像302を含む入力用画像31 (図3)を表示し、さらに、変換表示部308に変換結果を表示することも可能である。
ユーザーが液晶表示装置122の表示画面からペンを離すと、仮名漢字変換制御部204は、図21に示した選択対象領域Gを処理対象領域Gと決定し、仮名漢字変換処理部206は、処理対象領域Gに対して仮名漢字変換処理を行う。この変換結果は、仮名漢字変換制御部204および変換テキスト管理部210を介して文節表示部50に入力される。
ここで、ユーザーが液晶表示装置122の表示画面中、変換表示部308の第3番目の文節の部分をペンで押下すると、文節表示部50は、選択対象文節の変更に応じて、図23に示すように変換表示部308の表示内容を変更する。
以下、さらに図24,図25を参照して、第3の変形例を説明する。
図24,図25はそれぞれ、図17に示した文節表示ソフトウェア5’が、図22,図23において入力用画像31 (図3)の変換表示部308に表示していた変換結果を、作業領域300にインライン表示する場合の表示内容を示す図である。
図24,図25に示すように、文節表示ソフトウェア5’によれば、入力用画像31 の作業領域300に仮名漢字変換処理部206(図2)の変換結果と、未変換の仮名文字データ、および、確定した仮名漢字変換結果とを一緒にインライン表示することができる。
Claims (2)
- 入力用画像を表示する入力用画像表示手段と、
前記入力用画像に応じて入力された第1の文字列データを受け入れて表示する第1の文字列データ表示手段と、
表示した前記第1の文字列データに応じた選択に基づいて、前記第1の文字列データの任意の領域を選択する第1の文字列データ領域選択手段と、
選択した前記第1の文字列データの任意の領域を、第2の文字列データに変換処理する文字列データ変換処理手段と、
変換した前記第2の文字列データを表示する第2の文字列データ表示手段と
を有する、
文字列データ処理装置。 - 入力用画像を表示し、
前記入力用画像に応じて入力された第1の文字列データを受け入れて表示し、 表示した前記第1の文字列データに応じた選択に基づいて、前記第1の文字列データの任意の領域を選択し、
選択した前記第1の文字列データの任意の領域を、第2の文字列データに変換処理し、
変換した前記第2の文字列データを表示する
文字列データ処理方法。
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