JP2006215843A - 個人情報管理システム及びその方法、並びに個人情報管理プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

個人情報管理システム及びその方法、並びに個人情報管理プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 個人情報を漏出させず、秘匿性を高める。
【解決手段】 本発明は、ユーザ端末9とサービス提供側サーバ2とが情報通信ネットワークを介して相互に接続された環境下において、ユーザの個人情報を管理するための個人情報管理システムであって、ユーザ端末9を介してユーザが入力した個人基本情報を複数に分割し、それぞれ分散して格納すると共に、必要に応じて、各個人基本情報を組合せ、再生する個人基本情報管理手段12と、ユーザ端末9を介してユーザが入力した認証情報に基づき、ユーザの認証を行う個人認証手段13と、個人認証手段13によって認証されたユーザがユーザ端末9を介して入力した個人預託情報を複数に分割し、それぞれ分散して保管すると共に、前記ユーザの要求に応じて、各個人預託情報を組合せ、再生させてユーザに提供する個人預託情報管理手段14とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザ端末とサービス提供側サーバとが情報通信ネットワークを介して相互に接続された環境下において、ユーザの個人情報を管理するための個人情報管理システム及びその方法、並びに個人情報管理プログラム及びそのプログラムを記憶した記憶媒体に関する。
近年の高度情報化社会の進展に伴い、日常生活において、銀行のキャッシュカードの暗証番号や、コンピュータ等にアクセスするためのパスワード及び識別番号(ID)等、ユーザを識別するための個人情報を使用する機会が増加している。しかしながら、これらの個人情報は、数字やアルファベットで構成されているため、ユーザ本人が、常に記憶しておくのは困難であり、また、手帳等に書き留めておくのは、安全上、好ましくない。さらに、これらの個人情報を忘却してしまった場合には、個人情報の再発行や再登録のために煩雑な手続きが必要となり、非常に手間が掛かる。
そこで、最近では、インターネット等の情報通信ネットワークを介して、ユーザの携帯端末から入力された個人情報をサーバに記憶し、このサーバに記憶された個人情報を携帯端末からの要求に応じてユーザに提供する個人情報管理システム及びその方法などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−18609号公報
しかしながら、上記した従来の個人情報管理システム及びその方法では、個人情報が、ユーザによって入力されたままの状態で、しかも、1つのサーバに集中して格納されるようになっているため、いわゆるハッカーなどの侵入者がこのサーバに不正にアクセスした場合には、容易にその個人情報が漏出してしまうといった問題があった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、例え、ハッカーなどがサーバに不正にアクセスしたとしても、個人情報が漏出するおそれのない秘匿性の高い個人情報管理システム及びその方法などを提供しようとするものである。
本発明は、ユーザ端末とサービス提供側サーバとが情報通信ネットワークを介して相互に接続された環境下において、ユーザの個人情報を管理するための個人情報管理システムであって、前記ユーザ端末を介してユーザが入力した個人基本情報を複数に分割し、それぞれ分散して格納すると共に、必要に応じて、各個人基本情報を組合せ、再生する個人基本情報管理手段と、前記ユーザ端末を介してユーザが入力した認証情報に基づき、ユーザの認証を行う個人認証手段と、該個人認証手段によって認証されたユーザが前記ユーザ端末を介して入力した個人預託情報を複数に分割し、それぞれ分散して保管すると共に、前記ユーザの要求に応じて、各個人預託情報を組合せ、再生させてユーザに提供する個人預託情報管理手段とを備えていることを特徴とする。
そして、前記個人基本情報管理手段は、新規ユーザに対して認識番号を付与する識別番号付与部と、該認識番号に関連付けて個人基本情報の入力を促す情報入力要求部と、前記識別番号に関連付けて前記個人基本情報を複数に分割する基本情報分割部と、前記識別番号を参照しながら前記基本情報分割部により分割された前記個人基本情報を組合せ、再生させる基本情報再生部とを備えているのがよい。
また、前記個人預託情報管理手段は、前記識別番号付与部により付与された識別番号に関連付けて前記個人預託情報を複数に分割する預託情報分割部と、前記識別番号を参照しながら前記預託情報分割部により分割された前記個人預託情報を組合せ、再生させる預託情報再生部とを備えているのがよい。
さらに、特定のサイトに自動ログインするための自動ログイン手段を備えており、自動ログインするための認証情報は、前記預託情報分割部により前記識別番号に関連付けて複数に分割されており、該分割された認証情報は、前記ユーザの要求に応じて、前記預託情報再生部により前記識別番号を参照しながら組合せ、再生されるように構成されているのがよい。
さらにまた、前記ユーザ端末からの緊急信号に基づき、予め設定された緊急連絡先に緊急メールを自動送信するように構成された非常通報手段を備えているのがよい。
さらに、前記ユーザ端末からの問合せメールに応答するための問合せ応答手段を備えており、該問合せ応答手段は、前記問合せメール中から所定のキーワードを探索するキーワード探索部と、所定のキーワードに関連付けて各種応答文を格納する応答文格納部と、前記キーワード探索部により探索したキーワードに対応する応答文を前記応答文格納部から抽出し、該抽出した応答文を返信用テンプレートに挿入する応答文編集部とを備えているのがよい。
また、本発明は、ユーザ端末とサービス提供側サーバとが情報通信ネットワークを介して相互に接続された環境下において、ユーザの個人情報を管理するための個人情報管理方法であって、前記ユーザ端末を介してユーザが入力した個人基本情報を複数に分割し、それぞれ分散して格納すると共に、必要に応じて、各個人基本情報を組合せ、再生する個人基本情報管理ステップと、前記ユーザ端末を介してユーザが入力した認証情報に基づき、ユーザの認証を行う個人認証ステップと、該個人認証ステップにおいて認証されたユーザが前記ユーザ端末を介して入力した個人預託情報を複数に分割し、それぞれ分散して保管すると共に、前記ユーザの要求に応じて、各個人預託情報を組合せ、再生させてユーザに提供する個人預託情報管理ステップとを備えていることを特徴とする。
そして、前記個人基本情報管理ステップは、新規ユーザに対して識別番号を付与するステップと、該識別番号に関連付けて個人基本情報の入力を促すステップと、前記識別番号に関連付けて前記個人基本情報を複数に分割するステップと、前記識別番号を参照しながら前記分割された個人基本情報を組合せ、再生させるステップとを備えているのがよい。
また、前記個人預託情報管理ステップは、前記識別番号に関連付けて前記個人預託情報を複数に分割するステップと、前記識別番号を参照しながら前記分割された個人預託情報を組合せ、再生させるステップとを備えているのがよい。
さらに、特定のサイトに自動ログインするための自動ログインステップを備えており、該自動ログインステップは、自動ログインするための認証情報を前記識別番号に関連付けて複数に分割するステップと、該分割された認証情報を、前記ユーザの要求に応じて、前記預託情報再生部により前記識別番号に関連付けて組合せ、再生するステップとを備えているのがよい。
さらにまた、前記ユーザ端末からの緊急信号に基づき、予め設定された緊急連絡先に緊急メールを自動送信する非常通報ステップを備えているのがよい。
さらに、前記ユーザ端末からの問合せメールに応答するための問合せ応答ステップを備えており、前記問合せ応答ステップは、前記問合せメール中から所定のキーワードを探索するステップと、所定のキーワードに関連付けて各種応答文を格納する応答文格納部から前記探索したキーワードに対応する応答文を抽出し、該抽出した応答文を返信用テンプレートに挿入するステップとを備えているのがよい。
さらに、本発明は、上記記載の各ステップをコンピュータに実行させるための個人情報管理プログラムであり、また、そのプログラムを記憶したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体である。
本発明によれば、個人情報が複数に分割、分散して保管され、必要に応じて、その分割、分散された各個人情報を組合せ、再生するようになっているため、例え、ハッカーなどの侵入者が1つのサーバに不正にアクセスし、格納データが漏出したとしても、そのデータの内容が解読されるおそれはない。したがって、極めて秘匿性が高く、信頼性の優れたシステム及び方法を提供することができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、ユーザ端末として携帯電話を使用し、情報通信ネットワークとしてインターネットを利用した場合について例示して説明する。
先ず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムの構成について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムの全体構成を示す概略図、図2はサービス提供側のセンターサーバの構成を示す機能ブロック図、図3はサービス提供側のデータサーバの構成を示す機能ブロック図である。
本実施の形態に係る個人情報管理システムは、図1に示すように、管理センター1に設置されるセンターサーバ2と、複数(図1では3箇所)のデータセンター3,4,5にそれぞれ設置されるデータサーバ6,7,8と、携帯電話9とがインターネット11を介して相互に接続されて構成されており、センターサーバ2は、CD−ROM等の記憶媒体を介して個人情報管理プログラムをインストールすることにより個人情報管理装置として機能するようになっている。
図2に示すように、このセンターサーバ(個人情報管理装置)2は、ユーザの指紋等の認証情報や氏名、住所、電話番号、携帯電話番号、Mail-ID、クレジット会社情報等の個人基本情報を管理するための個人基本情報管理手段12と、前記認証情報に基づきユーザの認証を行うための個人認証手段13と、銀行のキャッシュカードの暗証番号や、コンピュータや特定のサイトにアクセスするためのパスワード及び識別番号(ID)等のユーザから預託された個人情報を管理するための個人預託情報管理手段14と、センターサーバ2が提供可能な各種機能を制御するためのメニュー制御手段15と、全体のシステムを運用管理するための運用管理手段16と、ユーザが関連サイトに自動ログイン可能なように制御する自動ログイン手段27と、非常時に所定の通報を行うための非常通報手段17と、使用状況に応じてユーザに供与されるポイントを管理するためのポイント管理手段18と、ユーザの使用料金を管理するための課金手段19と、ユーザからの問合せに対応するための問合せ応答手段20とから構成されている。
個人基本情報管理手段12は、新規ユーザに対してのみ個人基本情報の入力を促すための情報入力要求部21と、前記個人基本情報に関連付けて識別番号を付与するための識別番号付与部22と、識別番号付与部22により付与された識別番号に関連付けて前記個人基本情報を複数に分割するための基本情報分割部23と、該分割された個人基本情報を識別番号付与部22により付与された識別番号を参照しながら組合せ、再生させるための基本情報再生部24と、前記個人基本情報を暗号化するための暗号化部25と、該暗号化された個人基本情報を解読するための暗号解読部26とを備えている。
個人預託情報管理手段14は、前記識別番号付与部22により付与された識別番号に関連付けて前記個人預託情報を複数に分割するための預託情報分割部28と、該分割された個人預託情報を識別番号付与部22により付与された識別番号を参照しながら組合せ、再生させるための預託情報再生部29と、前記個人基本情報を暗号化するための暗号化部30と、該暗号化された個人基本情報を解読するための暗号解読部31とを備えている。
また、メニュー制御手段15は、受信したメッセージを解析するためのメッセージ解析部32と、該解析したメッセージに基づき命令を生成するための命令生成部33と、所定の機能を選択するための機能選択部34とを備えている。
運用管理手段16は、全体システムの機能を監視するための機能監視部35と、前記個人預託情報のカテゴリーを管理するためのカテゴリー管理部36と、前記個人基本情報又は前記個人預託情報を更新するための個人情報更新部37と、ユーザの利用状況を、例えば、地域別、年齢別、性別、職業別など毎に集計し、管理するための情報管理部38と、ユーザからの緊急信号に基づき、システムを停止させる等の緊急措置を行うための緊急措置指示部39とを備えており、さらに、非常通報手段17は、緊急時に、家族、学校、職場など予め設定された複数の連絡先に通報するための緊急連絡先通報部40と、予め契約を交わした警備会社へ通報するための警備会社通報部41とを備えている。
ポイント管理手段18は、ユーザの使用状況に応じてポイントを算出するためのポイント算出部42と、該ポイントをユーザに還元するためのポイント還元部43とを備え、また、課金手段19は、ユーザの月別使用料金を集計して、請求処理を行うための請求処理部44と、その使用料金の入金処理を行うための入金処理部45とを備えている。
さらに、問合せ応答手段20は、問合せメール中から所定のキーワードを探索するためのキーワード探索部46と、所定のキーワードに関連付けた各種応答文を格納するための応答文格納部47と、キーワード探索部46により探索したキーワードに対応する応答文を応答文格納部47から抽出し、該抽出した応答文を返信用テンプレートに挿入するための応答文編集部48とを備えている。
図3に示すように、各データサーバ3,4,5は、前記個人基本情報を格納するための個人基本情報ファイル49と、前記個人預託情報を格納するための個人預託情報ファイル50と、ユーザのポイントの数や還元先の情報を記録するためのポイントファイル52と、ユーザの請求処理及び入金処理を記録するための請求ファイル53とを備えている。
次に、図4〜図13を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムの作用について説明する。
先ず、図4を参照しつつ、新規ユーザが個人基本情報を登録する時の作用について説明する。ここで、図4は新規ユーザが個人基本情報を登録する時の処理手順を示すフローチャートである。
新規ユーザが携帯電話9から前記個人情報管理システムの利用を選択すると(S101)、サービス提供側のセンターサーバ2はインターネット11を介してその選択メッセージを受信し(S102)、メニュー制御手段15の機能選択部34は、インターネット11を介してユーザ側にアクセスメニューを送信する(S103)。ユーザは携帯電話9によりそのアクセスメニューを受信し(S104)、携帯電話9にはアクセスメニューとして「個人登録」の表示のみがなされる。
そこで、ユーザがその個人登録の機能を選択し(S105)、個人登録の要求を送信すると(S106)、センターサーバ2において、個人基本情報管理手段12の識別番号付与部22が識別番号を発行、付与する(S107)と共に、情報入力要求部21がユーザに対して認証情報の入力を要求する(S108)。これに対して、ユーザが携帯電話9の指紋認証機能を使用して、指紋認証情報を入力すると共に(S109)、氏名、住所、電話番号、携帯電話番号、Mail-ID、クレジット会社情報等の個人基本情報を入力すると(S110)、センターサーバ2はその個人基本情報を受信し(S111)、個人基本情報管理手段12の基本情報分割部23は受信した個人基本情報を3つに分割する。そして、該分割された個人基本情報は、暗号化部25により暗号化され、それぞれ個人基本情報ファイル49に保管された後(S112)、ユーザの携帯電話9に個人基本情報の保管完了メッセージが送信され、ユーザがそれを確認することにより完了する(S113)。
次に、図5a及び図5bを参照しつつ、ユーザが個人預託情報を登録する時の作用について説明する。ここで、図5a及び図5bはいずれもユーザが個人預託情報を登録する時の処理手順を示すフローチャートである。
一度、個人基本情報を登録したユーザが携帯電話9において前記個人情報管理システムの利用を選択すると、携帯電話9にはアクセスメニューとして「個人認証」の表示のみがなされる。そこで、ユーザがこの個人認証の機能を選択すると(S201)、センターサーバ2の個人認証手段13はユーザに対して認証情報の入力を要求する(S202)。これに対して、ユーザが携帯電話9の指紋認証機能を使用して、指紋認証情報を入力すると(S203)、センターサーバ2において個人認証手段13はその認証情報を受信すると共にユーザの認証を行い(S204)、ユーザの携帯電話9に認証情報の確認メッセージを送信する(S205)。
ユーザは携帯電話9においてこのメッセージを確認すると(S206)、携帯電話9には、カテゴリー一覧、ログイン登録、緊急通報、ポイント参照、Q&A、お問合せ、個人登録などの機能メニューが表示される(S207)。そこで、ユーザが携帯電話9においてカテゴリー一覧の機能を選択し、カテゴリー一覧表示を要求するメッセージを送信すると(S208)、センターサーバ2においてメニュー制御手段15のメッセージ解析部32はそのメッセージを解析し、該解析されたメッセージに基づき命令生成部33は機能選択部34にカテゴリー一覧機能の選択を命令する(S209)。
この命令により、機能選択部34がカテゴリー一覧機能を選択すると、個人預託情報管理手段14の預託情報再生部29は、各データサーバ6,7,8の個人預託情報ファイル50にそれぞれ分散して格納されたカテゴリーを、前記ユーザの識別番号に関連付けて組合せ、暗号解析部31により暗号を解析し、例えば、銀行、保険、免許証などに分類されたカテゴリー一覧を再生する(S210)。そして、運用管理手段16のカテゴリー管理部36は、このカテゴリー一覧を参照し(S211)、ユーザに送信する(S212)。
ユーザ側では携帯電話9に、前記カテゴリー一覧が表示され(S213)、その一覧の中からユーザが所望のカテゴリーを選択すると(S214)、その選択されたカテゴリーはセンターサーバ2に送信され、預託情報再生部29は、各個人預託情報ファイル50にそれぞれ分散して格納されたそのカテゴリーに属するタイトルを、前記ユーザの識別番号に関連付けて組合せ、暗号解析部31により暗号を解析し、例えば、前記選択されたカテゴリーが銀行の場合にはA銀行、B銀行、C銀行などのタイトルを再生する(S215)。そして、カテゴリー管理部36は、このタイトルを参照し(S216)、ユーザに送信する(S217)。また、ステップ214において、新たなカテゴリーを登録することもでき、その場合のカテゴリーは、預託情報分割部28により3つに分割され、暗号化部30により暗号化された後、前記ユーザの識別番号に関連付けて各データセンター3,4,5の個人預託情報ファイル50にそれぞれ分散して保管される。
ユーザ側では携帯電話9に、前記タイトルが表示され(S218)、そのタイトルの中からユーザが所望のタイトルを選択すると(S219)、そのユーザが選択したタイトルはセンターサーバ2に送信され、預託情報再生部29は、各個人預託情報ファイル50にそれぞれ分散して格納されたそのタイトルに属するデータを、前記ユーザの識別番号に関連付けて組合せ、暗号解析部31により暗号を解析し、例えば、前記選択したタイトルがA銀行の場合にはA銀行の暗証番号などのデータを再生する(S220)。そして、カテゴリー管理部36は、このデータを参照し(S221)、ユーザに送信する(S222)。また、ステップ219において、新たなタイトルを登録することもでき、その場合のタイトルは、預託情報分割部28により3つに分割され、暗号化部30により暗号化された後、前記ユーザの識別番号に関連付けて各データセンター3,4,5の個人預託情報ファイル50にそれぞれ分散して保管される。
ユーザ側では携帯電話9に、前記データが表示され(S223)、ユーザはそのデータを更新、或いは、新たにデータを登録し(S224)、センターサーバ2に送信する。センターサーバ2側では、個人預託情報管理手段14の預託情報分割部28が、前記ユーザが更新、或いは登録したデータを3つに分割し、暗号化部30が暗号化した後、前記ユーザの識別番号に関連付けて各データセンター3,4,5の個人預託情報ファイル50にそれぞれ分散して保管する(S225)。そして、ポイント管理手段18のポイント算出部42はユーザが更新又は新たに登録したデータの文字数に基づき、ポイント数を算出、累計し、ポイントファイル52に格納する(S226)。
次に、主に図6を参照しつつ、ユーザが関連サイトに自動ログインする時の作用について説明する。ここで、図6はユーザが自動ログインする時の処理手順を示すフローチャートである。
前記ステップ207において(図5参照)、機能メニューが表示された時に、ユーザがログイン登録の機能を選択し、ログイン一覧表示を要求するメッセージを送信すると(S301)、センターサーバ2においてメニュー制御手段15のメッセージ解析部32はそのメッセージを解析し、該解析されたメッセージに基づき命令生成部33は機能選択部34にログイン登録の機能の選択を命令する(S302)。
この命令により、機能選択部34がログイン登録の機能を選択すると、個人預託情報管理手段14の預託情報再生部29は、各データサーバ6,7,8の個人預託情報ファイル50にそれぞれ分割、分散され、暗号化されて格納された特定のサイトのURL及びそのサイトへログインするためのIDやパスワードを、前記ユーザの識別番号に関連付けて組合せ、暗号解析部31により暗号を解析し、ログイン一覧を再生する(S303)。そして、自動ログイン手段27はこのログイン一覧を参照し(S304)、ユーザに送信する(S305)。
ユーザ側では携帯電話9にログイン一覧が表示され(S306)、その中からユーザはログインしたいサイトを選択、或いは、新たにサイトを登録するよう指示する(S307)。ユーザの指示はセンターサーバ2に送信され、自動ログイン手段27は、ステップ308において、その指示が新たなサイトの登録でないと判断した場合には、ユーザの選択したサイトに自動ログインする(S309)。
一方、自動ログイン手段27は、ステップ308において、ユーザの指示が新たなサイトの登録であると判断した場合には、ユーザにそのサイトのURLを入力するように要求すると共にID,パスワードの入力を要求し、手動ログインさせる(S309)。そして、個人預託情報管理手段14の預託情報分割部28が、ユーザが入力した新たなサイトのURL等のログイン情報を3つに分割し、暗号化部30により暗号化した後、前記ユーザの識別番号に関連付けて各データセンター3,4,5の個人預託情報ファイル50にそれぞれ分散して保管する(S310)。
次に、主に図7を参照しつつ、ユーザが緊急通報する時の作用について説明する。ここで、図7はユーザが緊急通報する時の処理手順を示すフローチャートである。
前記ステップ207において(図5参照)、機能メニューが表示された時に、ユーザが緊急通報の機能を選択し(S401)、センターサーバ2側でその緊急通報を受信すると(S402)、非常通報手段17の緊急連絡先通報部40は予め設定された緊急連絡先に所定の緊急メールを送信する(S403)。この時、携帯電話9にGPS(Global Positioning System)機能が装備されている場合には、ユーザのGPS情報も一緒に添付されて前記緊急連絡先に送信される。
ユーザ側では携帯電話9において、前記緊急連絡先に緊急メールを送信した旨が通知され、次のステップ405において、ユーザがさらなる通報を要求した場合には、センターサーバ2において、非常通報手段17の警備会社通報部41が警備会社へ緊急通報を行い(S406)、ユーザはそのことを携帯電話9において確認し(S407)、ユーザの次の要求があるまで待機状態となる(ステップ408)。また、ステップ405において、ユーザがさらなる通報を要求した時、携帯電話9に非常音発生機能が装備されている場合には、ユーザの周辺に非常音を発生させることもできる(S409)。一方、ステップ405において、ユーザがさらなる通報を要求しなかった場合には、次の要求があるまで待機状態となる(S408)。
次に、主に図8を参照しつつ、ユーザのポイントを管理する時の作用について説明する。ここで、図8はユーザのポイントを管理する時の処理手順を示すフローチャートである。
前記ステップ207において(図5参照)、機能メニューが表示された時に、ユーザがポイント参照の機能を選択し、ポイント参照を要求するメッセージを送信すると(S501)、センターサーバ2においてメニュー制御手段15のメッセージ解析部32はそのメッセージを解析し、該解析されたメッセージに基づき命令生成部33は機能選択部34にポイント参照の機能の選択を命令する(S502)。
この命令により、機能選択部34がポイント参照の機能を選択すると、ポイント管理手段18は、各データサーバ6,7,8のポイントファイル52にそれぞれ分割、分散して格納されたポイントを、前記ユーザの識別番号に関連付けて組合せ、暗号を解析し、ポイントを再生する(S503)。そして、ポイント管理手段18はこのポイントを参照し(S504)、ユーザに送信する(S505)。
ユーザ側では携帯電話9に、このポイント情報が表示され(S506)、次のステップ507において、ユーザがポイントの還元を要求した場合には、ポイント管理手段18のポイント還元部43は、提携関係にある航空会社、劇場、球場等のポイント還元先やポイント数を示したポイント還元一覧を参照し(S508)、ユーザに送信する(S509)。
ユーザ側では携帯電話9に、この送信されたポイント還元一覧が表示され(S510)、ユーザがこのポイント還元一覧を参照しながら還元するポイントの数及び還元先を指示すると(S511)、その指示はセンターサーバ2において受信され(S512)、ポイント管理手段18のポイント還元部43は所定のポイントを所定の還元サイトに送信する(S513)。そして、携帯電話9にポイント還元完了のメッセージが送られ、ユーザがそれを確認すると(S514)、携帯電話9に、再び、機能メニューが表示される(S515)。一方、ステップ507において、ユーザがポイントの還元を要求しなかった場合には、直ちに、携帯電話9に機能メニューが表示される(S515)。
次に、主に図9を参照しつつ、Q&A機能の作用について説明する。ここで、図9はユーザからの質問に回答する処理手順を示すフローチャートである。
前記ステップ207において(図5参照)、機能メニューが表示された時に、ユーザがQ&A機能を選択し、質問のキーワードを入力すると(S601)、センターサーバ2がこれを受信し(S602)、問合せ応答手段20のキーワード探索部46は受信したキーワードに該当するキーワードを応答文格納部47から探索し(S603)、その該当キーワードの一覧をユーザに送信する(S604)。
ユーザ側では携帯電話9に、この該当キーワードの一覧が表示され(S605)、その中からユーザが特定のキーワードを選択し(S606)、センターサーバ2においてそのキーワードを受信すると(S607)、問合せ応答手段20のキーワード探索部46はそのキーワードに対応する応答文を応答文格納部47から検索し(S608)、ユーザに送信し(S609)、携帯電話9に表示させる(S610)。
次に、主に図10を参照しつつ、問合せ機能の作用について説明する。ここで、図10はユーザからの問合せに応答する処理手順を示すフローチャートである。
前記ステップ207において(図5参照)、機能メニューが表示された時に、ユーザが問合せの機能を選択し、問合せメールを送信すると(S701)、センターサーバ2がこれを受信し(S702)、問合せ応答手段20のキーワード探索部46は受信した問合せメール中からキーワードを選択し(S703)、そのキーワードを応答文格納部47から探索する(S704)。
その結果、次のステップ705において、前記選択したキーワードに対応する応答文を応答文格納部47中に参照できた場合には、その応答文を応答文格納部47から抽出し、予め定型化された返信用テンプレートに挿入した後(S706)、担当者が最終チェックを行い、応答文を編集する(S707)。
一方、ステップ705において、ユーザが選択したキーワードに対応する応答文を応答文格納部47中に参照できなかった場合には、担当者が応答文を作成した後(S708)、上記したように担当者が最終チェックを行い、応答文を編集する(S707)。そして、このようにして編集された応答文は応答メールとしてユーザに送信され(S709)、この応答メールはユーザ側の携帯電話9に表示される(S710)。
次に、図11及び図12を参照しつつ、ユーザの使用料金の請求処理及び入金処理について説明する。ここで、図11はユーザの使用料金の請求処理手順を示すフローチャート、図12はユーザの使用料金の入金処理手順を示すフローチャートである。
本実施の形態では、ユーザの使用料金の請求処理及び入金処理は、個人情報管理サービスを提供する管理センター1側がクレジット会社を介して行うようになっており、先ず、課金手段19が、各データサーバ6,7,8の請求ファイル53にそれぞれ分割、分散して格納したユーザの使用料金を、前記ユーザの識別番号に関連付けて組合せ、暗号を解析し、再生する。そして、図11に示すように、毎月所定日までの使用料金をセンターサーバ2の課金手段19の請求処理部44が集計し(S801)、クレジット会社に対して請求金額を送信すると共に(S802)、それを債権として計上する(S803)。一方、クレジット会社側のサーバ(図示せず)は、センターサーバ2から請求金額を受信すると(S804)、請求処理を行い(S805)、ユーザに対して請求書を発行し、支払いの手配を行う(S806)。
次いで、ユーザがクレジット会社を介して使用料金の支払いを行うと、図12に示すように、クレジット会社側の前記サーバはセンターサーバ2に使用料金を振り込む手配を行う(S901)。一方、センターサーバ2においては、課金手段19の入金処理部45が使用料金の入金を確認すると(S902)、その債権を消し込む(S903)。また、入金処理部45は、未入金のユーザを抽出、確認し(S904)、そのユーザに対して未入金の通知メールを送信する(S905)。
そして、これらの請求処理及び入金処理に関する各種情報は、課金手段19によって、3つに分割され、暗号化部30により暗号化された後、前記ユーザの識別番号に関連付けて各データセンター3,4,5の請求ファイル53にそれぞれ分割、分散して保管される。
なお、上記の場合、請求処理及び入金処理はクレジット会社を介して行っているが、銀行や電話会社等、他の代行会社を介して行なってもよく、或いは、直接、管理センター1が行なうことも可能である。
次に、主に図13を参照しつつ、個人基本情報の更新機能の作用について説明する。ここで、図13は個人基本情報の更新処理手順を示すフローチャートである。
前記ステップ207において(図5参照)、機能メニューが表示された時に、ユーザが個人登録の機能を選択し、個人基本情報の更新を要求するメッセージを送信すると(S121)、センターサーバ2においてメニュー制御手段15のメッセージ解析部32はそのメッセージを解析し、該解析されたメッセージに基づき命令生成部33は機能選択部34に個人登録の機能の選択を命令する(S122)。
この命令により、機能選択部34が個人登録の機能を選択すると、個人認証手段13はユーザに対して認証情報の入力を要求する(S123)。これに対して、ユーザが携帯電話9の指紋認証機能を使用して、指紋認証情報を入力すると(S124)、個人認証手段13はその認証情報を受信し、ユーザの認証を行う(S125)。その後、個人基本情報管理手段12の基本情報再生部24は、各データサーバ6,7,8の個人基本情報ファイル49にそれぞれ分割、分散して格納されているデータを、前記ユーザの識別番号に関連付けて組合せ、暗号解析部26により暗号を解析し、個人基本情報を再生し、運用管理手段16の個人情報更新部37はこの個人基本情報をユーザに送信する(S126)。
ユーザ側では携帯電話9に、その個人基本情報が表示され(S127)、ユーザはその個人基本情報を更新し、センターサーバ2に送信する(S128)。そして、センターサーバ2は、この個人基本情報を受信すると(S129)、個人基本情報管理手段12の基本情報分割部23が、この個人基本情報を3つに分割し、該分割した個人基本情報を、暗号化部25により暗号化した後、各データサーバ6,7,8の個人基本情報ファイル49に分散して保管する(S130)。その後、ユーザの携帯電話9に個人基本情報の保管完了メッセージが送信され、ユーザがそれを確認することにより完了する(S131)。
なお、上記した実施の形態においては、3箇所のデータセンター3,4,5にそれぞれデータサーバ6,7,8が設置されているが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、複数のデータサーバが分散して設置されていれば、その設置数や設置場所に拘らず適用可能である。また、前記各データサーバ6,7,8のバックアップ用として、さらに複数のミラーリングサーバを別個に設置することもでき、この場合には、システムの安全性及び信頼性をさらに高めることができる。
さらに、上記実施の形態では、認証情報として指紋認証情報が使用されているが、携帯電話に指紋認証機能が装備されていない場合には、ID及びパスワード等、他の認証情報を使用するように構成することもできる。
さらにまた、上記した緊急通報の機能では、ユーザが機能メニューを表示させてから緊急通報の機能を選択するようになっているが、緊急通報を迅速且つ容易に行うようにするため、機能メニューを携帯電話9の待ち受け画面に設定して常時表示させるようすることもできる。
さらにまた、上記実施の形態では、ユーザ端末として携帯電話を使用し、情報通信ネットワークとしてインターネットを利用した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、ユーザ端末としてパソコン等の他の端末を使用した場合や、情報通信ネットワークとして専用通信回線等、他の情報通信ネットワークを利用した環境下においても実施可能であることは言う迄もない。
さらに、本発明には、上記した各種機能の他、例えば、個人預託情報をセンターサーバ2に預託しているユーザが、災害などで保険証書などを紛失した場合に、該ユーザの要求に基づき、センターサーバ2を介してその保険会社などに保険証書の再発行を依頼する機能などの各種機能を追加することができる。
本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムの全体構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムにおけるサービス提供側センターサーバの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムにおけるサービス提供側データサーバの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムにおいて新規ユーザが個人基本情報を登録する時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムにおいてユーザが個人預託情報を登録する時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムにおいてユーザが個人預託情報を登録する時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報管理システムにおいてユーザが自動ログインする時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報システムにおいてユーザが緊急通報する時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報システムにおいてユーザのポイントを管理する時の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報システムにおいてユーザからの質問に回答する処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報システムにおいてユーザからの問合せに応答する処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報システムにおいてユーザの使用料金の請求処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報システムにおいてユーザの使用料金の入金処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る個人情報システムにおいてユーザの個人基本情報を更新する時の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 センターサーバ
9 携帯電話
11 インターネット
12 個人基本情報管理手段
13 個人認証手段
14 個人預託情報管理手段
17 非常通報手段
20 問合せ応答手段
21 情報入力要求部
22 識別番号付与部
23 基本情報分割部
24 基本情報再生部
27 自動ログイン手段
28 預託情報分割部
29 預託情報再生部
46 キーワード探索部
47 応答文格納部
48 応答文編集部

Claims (14)

  1. ユーザ端末とサービス提供側サーバとが情報通信ネットワークを介して相互に接続された環境下において、ユーザの個人情報を管理するための個人情報管理システムであって、
    前記ユーザ端末を介してユーザが入力した個人基本情報を複数に分割し、それぞれ分散して格納すると共に、必要に応じて、各個人基本情報を組合せ、再生する個人基本情報管理手段と、
    前記ユーザ端末を介してユーザが入力した認証情報に基づき、ユーザの認証を行う個人認証手段と、
    該個人認証手段によって認証されたユーザが前記ユーザ端末を介して入力した個人預託情報を複数に分割し、それぞれ分散して保管すると共に、前記ユーザの要求に応じて、各個人預託情報を組合せ、再生させてユーザに提供する個人預託情報管理手段と、
    を備えていることを特徴とする個人情報管理システム。
  2. 前記個人基本情報管理手段は、新規ユーザに対して認識番号を付与する識別番号付与部と、該認識番号に関連付けて個人基本情報の入力を促す情報入力要求部と、前記識別番号に関連付けて前記個人基本情報を複数に分割する基本情報分割部と、前記識別番号を参照しながら前記基本情報分割部により分割された前記個人基本情報を組合せ、再生させる基本情報再生部とを備えている請求項1に記載の個人情報管理システム。
  3. 前記個人預託情報管理手段は、前記識別番号付与部により付与された識別番号に関連付けて前記個人預託情報を複数に分割する預託情報分割部と、前記識別番号を参照しながら前記預託情報分割部により分割された前記個人預託情報を組合せ、再生させる預託情報再生部とを備えている請求項2に記載の個人情報管理システム。
  4. 特定のサイトに自動ログインするための自動ログイン手段をさらに備えており、自動ログインするための認証情報は、前記預託情報分割部により前記識別番号に関連付けて複数に分割されており、該分割された認証情報は、前記ユーザの要求に応じて、前記預託情報再生部により前記識別番号を参照しながら組合せ、再生されるように構成されている請求項2又は3に記載の個人情報管理システム。
  5. 前記ユーザ端末からの緊急信号に基づき、予め設定された緊急連絡先に緊急メールを自動送信するように構成された非常通報手段をさらに備えている請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の個人情報管理システム。
  6. 前記ユーザ端末からの問合せメールに応答するための問合せ応答手段をさらに備えており、該問合せ応答手段は、前記問合せメール中から所定のキーワードを探索するキーワード探索部と、所定のキーワードに関連付けて各種応答文を格納する応答文格納部と、前記キーワード探索部により探索したキーワードに対応する応答文を前記応答文格納部から抽出し、該抽出した応答文を返信用テンプレートに挿入する応答文編集部とを備えている請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載の個人情報管理システム。
  7. ユーザ端末とサービス提供側サーバとが情報通信ネットワークを介して相互に接続された環境下において、ユーザの個人情報を管理するための個人情報管理方法であって、
    前記ユーザ端末を介してユーザが入力した個人基本情報を複数に分割し、それぞれ分散して格納すると共に、必要に応じて、各個人基本情報を組合せ、再生する個人基本情報管理ステップと、
    前記ユーザ端末を介してユーザが入力した認証情報に基づき、ユーザの認証を行う個人認証ステップと、
    該個人認証ステップにおいて認証されたユーザが前記ユーザ端末を介して入力した個人預託情報を複数に分割し、それぞれ分散して保管すると共に、前記ユーザの要求に応じて、各個人預託情報を組合せ、再生させてユーザに提供する個人預託情報管理ステップと、
    を備えていることを特徴とする個人情報管理方法。
  8. 前記個人基本情報管理ステップは、新規ユーザに対して識別番号を付与するステップと、該識別番号に関連付けて個人基本情報の入力を促すステップと、前記識別番号に関連付けて前記個人基本情報を複数に分割するステップと、前記識別番号を参照しながら前記分割された個人基本情報を組合せ、再生させるステップとを備えている請求項7に記載の個人情報管理方法。
  9. 前記個人預託情報管理ステップは、前記識別番号に関連付けて前記個人預託情報を複数に分割するステップと、前記識別番号を参照しながら前記分割された個人預託情報を組合せ、再生させるステップとを備えている請求項8に記載の個人情報管理方法。
  10. 特定のサイトに自動ログインするための自動ログインステップをさらに備えており、該自動ログインステップは、自動ログインするための認証情報を前記識別番号に関連付けて複数に分割するステップと、該分割された認証情報を、前記ユーザの要求に応じて、前記預託情報再生部により前記識別番号に関連付けて組合せ、再生するステップとを備えている請求項8又は9に記載の個人情報管理システム。
  11. 前記ユーザ端末からの緊急信号に基づき、予め設定された緊急連絡先に緊急メールを自動送信する非常通報ステップをさらに備えている請求項7〜10のいずれか1の請求項に記載の個人情報管理方法。
  12. 前記ユーザ端末からの問合せメールに応答するための問合せ応答ステップをさらに備えており、前記問合せ応答ステップは、前記問合せメール中から所定のキーワードを探索するステップと、所定のキーワードに関連付けて各種応答文を格納する応答文格納部から前記探索したキーワードに対応する応答文を抽出し、該抽出した応答文を返信用テンプレートに挿入するステップとを備えている請求項7〜11のいずれか1の請求項に記載の個人情報管理方法。
  13. 請求項7〜12のいずれか1の請求項に記載の各ステップをコンピュータに実行させるための個人情報管理プログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記憶したコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
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