JP2006211795A - スピンドルモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 新たに追加する部品を必要とせずに、軸受のスリーブから飛散する油等の潤滑流体をハブ内に保持して、潤滑流体がモータの外部へ拡散することを防止できるスピンドルモータを提供する。
【解決手段】 スピンドルハブ26と一体に回転するシャフト25を軸受スリーブ30の軸受孔40に挿入し、シャフト25の外周面30bと軸受孔40の内周面30aの間に潤滑油32を充填するスピンドルモータであって、スピンドルハブ26の内面にハブ周方向に沿って開口し、スピンドルハブ26の内面に軸受スリーブ30の開放端の外周を囲む内壁42を形成し、スピンドルハブ26の内底面44と内壁42の壁面42aとの交わる位置に軸受孔40から飛散する潤滑油32を保持する凹部43を形成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は磁気ディスク、光ディスクなどを回転駆動するスピンドルモータに関し、特に流体軸受におけるオイルの飛散による汚染を防止する技術に係るものである。
従来、磁気ディスク、光ディスクなどのディスク記録媒体を回転駆動するディスク駆動装置は、スピンドルモータと、スピンドルと一体に回転するハブを有し、ディスク記録媒体をディスク中心孔においてハブに装着し、ハブのディスク搭載面で支持するディスク記録媒体をねじ等のクランプ手段でハブに固定する構造をなし、スピンドルモータによるスピンドルの回転によりディスク記録媒体をスピンドル回転中心軸回りに回転駆動する。
スピンドルモータには流体軸受を使用するものがあり、ベース部材に固定したスリーブ(軸受)でシャフトを回転自在に保持し、スリーブの内周面とシャフトの外周面との間に動圧発生用の潤滑流体を充填している。このようなスピンドルモータにおいて潤滑流体に気泡が含まれると、モータの温度上昇によって潤滑流体中の気泡が膨張することに起因してスリーブ内の潤滑流体がスリーブの開口から外部へ飛散し、飛散した潤滑流体がスピンドルモータの外部へ漏出してディスク駆動装置のディスク記録媒体や他の部品を汚染し、故障の原因となる。
このため、例えば特許文献1に開示する技術がある。これは図7に示すように、ベース部材1に固定したスリーブ2の軸心孔3にシャフト4を挿入し、スリーブ2が軸心孔3の内周3aに形成する動圧流体ラジアル軸受部を介してシャフト4を回転自在に保持している。動圧流体ラジアル軸受部は軸心孔3の内周面3aとシャフト4の外周面4aとの間に油等の動圧発生用流体5を充填してなる。シャフト4の一端部には碗型のハブ6を固定しており、スリーブ2に対してハブ6、シャフト4が一体的に回転する。
スリーブ2は先端面2aに凹部7を有し、凹部7に臨むようにハブ6の内面6aに凸状周壁部8を形成しており、スリーブ2の先端面2aとハブ6の内面6aとの間および凹部7の端面7aと凸状周壁部8の端面8aとの間に連通路9を形成している。
連通路9は、外径側の隙間、すなわちスリーブ2の先端面2aとハブ6の内面6aとの間が、内径側の隙間、すなわち凹部7の端面7aと凸状周壁部8の端面8aとの間よりも狭くなるよう規定されており、内径側の隙間を、動圧発生用流体5の油が表面張力によって球体状となる径よりも大きく設定して、毛細管現象が起きないようにラビリンスシールを形成している。
特許第3405750号
しかし、近年においては、磁気ディスク、光ディスクなどのディスク記録媒体における記録密度の高密度化の進展に伴ってディスク記録媒体が、3.5インチディスクが2.5インチへ、2.5インチディスクが1.8インチへ、1インチディスクが0.85インチへと小型化しており、ディスク記録媒体を使用するハードディスク装置(HDD)の用途がデスクトップPC(パーソナルコンピュータ)からラップトップPCへ、更には携帯音楽プレーヤ等へ広がるにつれて、ハードディスク装置(HDD)等のディスク駆動装置の小型化、薄型化が求められている。
このため、ディスク駆動装置に用いるスピンドルモータにおいても、モータ内に配置する部品点数の削減や部品の小型化、薄型化、軽量化が要求されており、モータ内に配置する部品の大きさに制約があり、背景技術で説明したように潤滑流体の外部への漏出を防止するために新たに別途の部品を設置することが困難となっており、また低価格化のために製造工程における工数の低減が求められている。
本発明は上記した課題を解決するものであり、新たに追加する部品を必要とせずに、軸受のスリーブから飛散する油等の潤滑流体をハブ内に保持して、潤滑流体がモータの外部へ拡散することを防止できるスピンドルモータを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のスピンドルモータは、ハブと一体に回転するシャフトを軸受スリーブの軸受孔に挿入し、前記シャフトの外周面と前記軸受孔の内周面の間に潤滑流体を充填するスピンドルモータであって、前記ハブの内面にハブ周方向に沿って開口し、軸受孔から飛散する潤滑流体を保持する凹部を、前記軸受孔より径方向外側位置に形成したものである。
また、本発明のスピンドルモータは、ハブと一体に回転する軸受スリーブの軸受孔にシャフトを挿入し、前記シャフトの外周面と前記軸受孔の内周面の間に潤滑流体を充填するスピンドルモータであって、前記ハブの内面にハブ周方向に沿って開口し、軸受孔から飛散する潤滑流体を保持する凹部を、前記軸受孔より径方向外側位置に形成したものである。
また、ハブの内面に軸受スリーブの外周を囲む内壁を形成し、前記ハブの内面に形成する凹部が、前記ハブの内面の一部をなす前記内壁の壁面と、前記ハブの内面の一部をなして前記ハブの径方向に沿った前記ハブの内底面との少なくとも一方の面を含んで開口するものである。
また、前記ハブの内壁が軸受スリーブの開放端の外周を囲み、前記ハブの内底面が前記軸受スリーブの開放端に対向するものである。
また、ハブの内面に形成する凹部が、ハブの内底面と内壁の壁面との交線を開口縁として開口するか、もしくは前記交線を含んで開口するものである。
また、ハブの内面に形成する凹部が、開口側から奥端側へ漸次に狭くなり、遠心力と毛細管現象による潤滑流体の保持を可能とする狭隘な形状をなし、かつ飛散する潤滑流体を収容可能な容積を有するものである。
また、ハブの内壁は少なくとも壁面の一部を軸受スリーブの外周面に沿って形成し、前記内壁の壁面と軸受スリーブの外周面との隙間を隘路となしてシール構造を形成するものである。
以上のように本発明によれば、軸受孔から飛散する潤滑流体を保持する凹部はハブの内面に形成するので、ハブとは別途の新たな部品を伴うことなく、組み立て工程における工数の増加を伴うことなく、潤滑流体の外部への漏出を阻止して汚染を防止する構成を有する小型、薄型、安価なスピンドルモータを実現できる。
シャフトおよびハブの回転時に、軸受孔から飛散して遠心力を受けてハブの内面を伝う潤滑流体は、凹部に捕獲され、遠心力を受けて凹部で保持される。回転停止時に、凹部内の潤滑流体は、毛細管現象によって凹部内に確実に留まり、外部に漏れ出ることがなく、潤滑流体による汚染を防止できる。
軸受孔から飛散してミスト状となった潤滑流体は、内壁の壁面と軸受スリーブの外周面との隘路によるシール構造によって遮断され、外部に漏れ出ることがなく、潤滑流体による汚染を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、スピンドルモータ21は、ディスク駆動装置等において磁気ディスク、光ディスクなどの情報を記録するディスク記録媒体(図示省略)を回転駆動するものであり、スピンドル22と軸受部23と駆動部24からなる。
スピンドル22は回転中心軸回りに回転するシャフト25とシャフト25と一体的に回転するスピンドルハブ26を有し、スピンドルハブ26はハブ中心孔27をシャフトボス28に嵌合装着している。
軸受部23は流体軸受をなしており、シャフト25に遊嵌してベース29に固定配置する軸受スリーブ30と、シャフト25の外周面25aと軸受スリーブ30の内周面30aの間に形成する所定間隙31に充填する潤滑流体である潤滑油32とでラジアル軸受を構成している。また、軸受スリーブ30のベース側の開口を閉塞するスラストプレート33がカシメ部34に固定装着されるとともに、接着剤35で固着されており、スラストプレート33と、スラストプレート33に対向してシャフト25の端部に設けたスラストフランジ36と、スラストプレート33とスラストフランジ36との間隙に充填する潤滑油32とでスラスト軸受を構成している。
駆動部24はスピンドルハブ26の外周部に設けたロータマグネット37とベース29に固定配置するステータコア38およびコイル39からなり、駆動部24により発生する回転駆動力でスピンドル22が回転する。
軸受スリーブ30はシャフト25を挿入する軸受孔40の開放口を有する開放端にテーパ部41を設けている。テーパ部41は軸受スリーブ30の内径側から外径側に向かって上り勾配を有するように形成してなり、特開2002−354742に開示されているように外周から内周への空気流を発生させ、潤滑油32が漏出、飛散することを抑止する。
スピンドルハブ26の内面には軸受スリーブ30の開放端の外周を囲む内壁42を形成しており、内壁42の壁面42aに凹部43を形成している。凹部43は軸受孔40から飛散する潤滑油32を保持するものであり、ハブ周方向、つまり壁面42aの周方向に沿って開口し、開口側からハブ径方向の奥端側へ漸次に狭くなり、遠心力と毛細管現象による潤滑流体の保持を可能とする狭隘な形状をなし、かつ飛散する潤滑油32を収容可能な容積を有する。
本実施の形態において、凹部43は、スピンドルハブ26の径方向に沿う内面の一部をなして軸受スリーブ30の開放端に対向する内底面44と、スピンドルハブ26の内面の一部をなす内壁42の壁面42aとの交線を開口縁として開口しているが、凹部43は軸受孔40より径方向外側位置に形成すれば良く、内底面44の適当位置もしくは壁面42aの適当位置に形成することも可能であり、さらには内底面44と壁面42aの双方の面を含んで、すなわち前記交線を含んで開口することも可能である。
内壁42は壁面42aが軸受スリーブ30の外周面30bに沿って形状をなし、内壁42の壁面42aと軸受スリーブ30の外周面30bとの隙間45を隘路となしてシール構造を形成している。このシール構造は前記隘路に凹凸を形成してラビリンス構造とすることも可能である。
ここで、凹部43の望ましい形状寸法を説明する。凹部43は断面形状が直角三角形をなし、長辺aが内底面44の延長線上に位置し、短辺bにおいて凹部43が開口しており、短辺bの開口寸法tが0.2mm以下、長辺aと斜辺cとがなす凹部43の開口角θが45°以下である。また、内壁42の壁面42aと軸受スリーブ30の外周面30bとの隙間45の寸法gが0.05mm以下、隙間45の長さlが0.5mm以上であることが望ましい。
上記した構成における作用を説明する。潤滑油32の注油は、特許第3206191号で開示されているように、気泡の混入を低減するために負圧を利用した真空注油で行う。このため、注油に際しては、軸受スリーブ30の開放端側の空間に潤滑油32を貯え、軸受スリーブ30の軸受孔40にシャフト25を挿入して嵌め合わせた後、軸受孔40の軸受空間を負圧にして軸受空間の空気と潤滑油32を置換する。
これによって気泡の混入が低減できるため、潤滑油32の飛散量を従来よりも減少させることができ、凹部43において捕獲すべき潤滑油32の量(設計量)を低減できる。
駆動部24により発生する回転駆動力でスピンドル22が回転すると、シャフト25の回転によって潤滑油32が圧力を受けて動圧流体軸受を形成し、軸受スリーブ30が潤滑油32を介してシャフト25を回転自在に保持する。
潤滑油32に気泡が含まれていると、回転時にモータの温度上昇によって気泡が膨張すること等に起因して潤滑油32が軸受孔40から漏出し、軸受孔40から漏れ出てテーパ部41で抑止しきれずに飛散する潤滑油32は、スピンドルハブ26の内底面44に付着し、遠心力を受けてハブの内面を伝い、凹部43に捕獲され、遠心力を受けて凹部43に保持される。凹部43に捕獲された潤滑油32は、回転停止時においては、毛細管現象によって凹部43の内部に確実に留まり、外部に漏れ出ることがなく、潤滑流体による汚染を防止する。
また、軸受孔40から飛散してミスト状となった潤滑油32は、内壁42の壁面42aと軸受スリーブ30の外周面30bとの隙間45が隘路をなしてシール構造を形成することにより遮断されて外部に漏れ出ることがなく、潤滑油32による汚染を防止できる。
このように、スピンドルハブ26のそれ自体の内面に潤滑油32を保持する凹部43を
形成するので、スピンドルハブ26とは別途の新たな部品を伴うことなく、組み立て工程における工数の増加を伴うことなく、潤滑油32の外部への漏出を阻止して汚染を防止する構成を有する小型、薄型、安価なスピンドルモータを実現できる。上述した構成はスピンドルモータの方式がアウターロータでもインナーロータでも可能である。
図2は本発明の実施例2を示すものであり、実施例1と同様の構成には同符号を付して説明を省略する。図2において、凹部43は断面形状において長辺aと斜辺cが交わる奥端に保持空間51を形成している。保持空間51は断面形状がほぼ矩形をなし、保持空間51の望ましい形状寸法は、入口寸法sが0.1mm程度、保持空間51の奥行き寸法uが0以上である。他の構成および形状寸法は実施例1と同じである。
この構成によれば、潤滑油32を毛細管現象によってより確実に保持できる。他の作用効果は実施例1と同様であり、説明を省略する。
図3は本発明の実施例3を示すものであり、実施例1と同様の構成には同符号を付して説明を省略する。図3において、凹部43は断面形状において長辺aと斜辺cが交わる奥端に円弧状部52を有しており、円弧状部52の望ましい形状寸法は、半径rが0.1mm程度である。他の構成および形状寸法は実施例1と同じである。
図4は本発明の実施例4を示すものであり、実施例1と同様の構成には同符号を付して説明を省略する。図4において、凹部43はスピンドルハブ26の内底面44に形成されており、断面形状が直角三角形をなし、長辺aが内壁42の壁面42aの延長線上に位置し、短辺bにおいて凹部43が開口している。この凹部43の望ましい形状寸法は、短辺bの開口寸法tが0.2mm以下、長辺aと斜辺cとがなす凹部43の開口角θが45°以下である。他の構成および形状寸法は実施例1と同じである。
前述した実施例においてはハブとシャフトが一体に回転する軸回転型のモータについて説明したが、図5に示すように、スピンドルハブ26と軸受スリーブ30が一体に回転する軸固定型のスピンドルモータ21についても同様に有効である。
図5において、実施例1と同様の構成には同符号を付して説明を省略する。図5に示すものでは、スピンドルハブ26の内面に形成する内壁42が軸受スリーブ30の外周を囲んでおり、内壁42は軸受スリーブ30の外周面30bに対して距離の異なる壁面42a、42bを有している。
内壁42の一方の壁面42aは軸受スリーブ30の開放端の外周に沿った形状をなし、内壁42の壁面42aと軸受スリーブ30の外周面30bとの隙間45を隘路となしてシール構造を形成している。
内壁42の他方の壁面42bに凹部43を形成している。凹部43はスピンドルハブ26の径方向に沿う内面の一部をなしてスピンドルハブ26の径方向に沿った内底面61と壁面42bとの交線を開口縁として開口している。凹部43の形状は実施例1と同様である。
図6は本発明の実施例6を示すものであり、実施例5と同様の構成には同符号を付して説明を省略する。図6において、凹部43はスピンドルハブ26の内底面61に形成されており、スピンドルハブ26の径方向に沿った内底面61と壁面42bとの交線を開口縁として開口している。凹部43の形状は実施例4と同様である。
本発明のスピンドルモータは、軸受孔から飛散する潤滑流体を保持する凹部をハブの内面に形成することで、ハブとは別途の新たな部品を伴うことなく、組み立て工程における工数の増加を伴うことなく、潤滑流体の外部への漏出を阻止して汚染を防止できるので、ディスク駆動装置等の用途に適用できる。
本発明の実施例1におけるスピンドルモータを示す断面図 本発明の実施例2におけるスピンドルモータを示す要部断面図 本発明の実施例3におけるスピンドルモータを示す要部断面図 本発明の実施例4におけるスピンドルモータを示す要部断面図 本発明の実施例5におけるスピンドルモータを示す要部断面図 本発明の実施例6におけるスピンドルモータを示す要部断面図 従来のスピンドルモータを示す断面図
符号の説明
21 スピンドルモータ
22 スピンドル
23 軸受部
24 駆動部
25 シャフト
25a 外周面
26 スピンドルハブ
27 ハブ中心孔
28 シャフトボス
29 ベース
30 軸受スリーブ
30a 内周面
30b 外周面
31 所定間隙
32 潤滑油
33 スラストプレート
34 カシメ部
35 接着剤
36 スラストフランジ
37 ロータマグネット
38 ステータコア
39 コイル
40 軸受孔
41 テーパ部
42 内壁
42a、42b 壁面
43 凹部
44、61 内底面
45 隙間

Claims (7)

  1. ハブと一体に回転するシャフトを軸受スリーブの軸受孔に挿入し、前記シャフトの外周面と前記軸受孔の内周面の間に潤滑流体を充填するスピンドルモータであって、前記ハブの内面にハブ周方向に沿って開口し、軸受孔から飛散する潤滑流体を保持する凹部を、前記軸受孔より径方向外側位置に形成したことを特徴とするスピンドルモータ。
  2. ハブと一体に回転する軸受スリーブの軸受孔にシャフトを挿入し、前記シャフトの外周面と前記軸受孔の内周面の間に潤滑流体を充填するスピンドルモータであって、前記ハブの内面にハブ周方向に沿って開口し、軸受孔から飛散する潤滑流体を保持する凹部を、前記軸受孔より径方向外側位置に形成したことを特徴とするスピンドルモータ。
  3. ハブの内面に軸受スリーブの外周を囲む内壁を形成し、前記ハブの内面に形成する凹部が、前記ハブの内面の一部をなす前記内壁の壁面と、前記ハブの内面の一部をなして前記ハブの径方向に沿った前記ハブの内底面との少なくとも一方の面を含んで開口することを特徴とする請求項1又は2に記載のスピンドルモータ。
  4. 前記ハブの内壁が軸受スリーブの開放端の外周を囲み、前記ハブの内底面が前記軸受スリーブの開放端に対向することを特徴とする請求項3に記載のスピンドルモータ。
  5. ハブの内面に形成する凹部が、ハブの内底面と内壁の壁面との交線を開口縁として開口するか、もしくは前記交線を含んで開口することを特徴とする請求項3又は4に記載のスピンドルモータ。
  6. ハブの内面に形成する凹部が、開口側から奥端側へ漸次に狭くなり、遠心力と毛細管現象による潤滑流体の保持を可能とする狭隘な形状をなし、かつ飛散する潤滑流体を収容可能な容積を有することを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
  7. ハブの内壁は少なくとも壁面の一部を軸受スリーブの外周面に沿って形成し、前記内壁の壁面と軸受スリーブの外周面との隙間を隘路となしてシール構造を形成することを特徴とする請求項3から5の何れか1項に記載のスピンドルモータ。
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