JP2006210810A - 半導体装置、半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置、半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006210810A JP2006210810A JP2005023602A JP2005023602A JP2006210810A JP 2006210810 A JP2006210810 A JP 2006210810A JP 2005023602 A JP2005023602 A JP 2005023602A JP 2005023602 A JP2005023602 A JP 2005023602A JP 2006210810 A JP2006210810 A JP 2006210810A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor layer
- layer
- forming
- semiconductor
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Element Separation (AREA)
- Thin Film Transistor (AREA)
Abstract
【解決手段】 成膜温度がH1に設定された状態で、Si2H6ガスおよびGeH4ガスをチャンバ内に導入し、SiGe層を半導体基板1上にエピタキシャル成長させる。そして、SiGe層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを流したまま、GeH4ガスを遮断し、Si層の膜厚の一部をSiGe層上に成膜温度H1でエピタキシャル成長させる。そして、成膜温度H1でSi層の膜厚の一部がSiGe上に成膜されると、Si2H6ガスを遮断し、チャンバ内の温度を昇温させる。そして、成膜温度がH2に達すると、Si2H6ガスをチャンバに再び導入し、Si層をSiGe層上にエピタキシャル成長させる。
【選択図】 図3
Description
M.Jurczak,T.Skotnicki,M.Paoli,B.Tormen,J−L.Regolini,C.Morin,A.Schittz,J.Martins,R.Pantel,J.Galvier."SON(Silicon On Nothing)−A NEW DEVICE ARCHITECTUR FOR THER ULSI ERA." 1999 Symposium on VLSI Technotogy Digest of Technical Papers pp.29−30
一方、表面荒れや結晶欠陥を抑制するために、Si層およびSiGe層の成膜温度を下げると、Si層およびSiGe層の成膜時間が長くなり、スループットが低下するという問題があった。
これにより、第1半導体層の成膜時間の増大を抑制しつつ、第1半導体層の表層の面荒れや結晶欠陥などを低減することができ、第1半導体層上に積層された第2半導体層の結晶品質をより一層向上させることが可能となる。
これにより、半導体基板表面の汚染物を除去してからバッファ層を半導体基板上に成膜することができ、半導体基板上に成膜されるバッファ層の結晶品質を向上させることが可能となる。
図1、図6および図8は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す断面図、図7(a)は、本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法を示す平面図、図7(b)は、図7(a)のA1−A1´線で切断した断面図、図7(c)は、図7(a)のB1−B1´線で切断した断面図である。
以下、第1半導体層5および第2半導体層6の成膜時の温度プロファイルについて、第1半導体層5としてSiGe、第2半導体層6としてSiを用いた場合を例にとって説明する。
図2において、成膜温度がH1に設定された状態で、Si2H6ガスおよびGeH4ガスをチャンバ内に導入し、SiGe層を半導体基板1上にエピタキシャル成長させる(T1)。なお、SiGe層の成膜温度H1は、例えば、450℃に設定することができる。また、SiGe層のGe濃度は、例えば、30〜60%程度とすることができる。そして、SiGe層の成膜が終了すると、Si2H6ガスおよびGeH4ガスを遮断し、チャンバ内の温度を昇温させる(T2)。そして、成膜温度がH2に達すると、Si2H6ガスをチャンバ内に導入し、Si層をSiGe層上にエピタキシャル成長させる(T3)。なお、Si層の成膜温度H2は、例えば、600℃に設定することができる。そして、Si層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを遮断する。
図3において、成膜温度がH1に設定された状態で、Si2H6ガスおよびGeH4ガスをチャンバ内に導入し、SiGe層を半導体基板1上にエピタキシャル成長させる(T11)。そして、SiGe層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを流したまま、GeH4ガスを遮断し、Si層の膜厚の一部をSiGe層上に成膜温度H1でエピタキシャル成長させる(T12)。なお、成膜温度H1で成膜されるSi層の膜厚は、例えば、数nm程度とすることができる。
これにより、SiGe層の成膜時には成膜温度H1を低くして表面荒れや結晶欠陥などを抑制することが可能となるとともに、最初に成膜温度H1を低くしてSiの膜厚の一部を成膜した後に、成膜温度H2を高くしてSi層の成膜を続行することができる。このため、Siの成膜温度H1を上昇させた場合においても、SiGeが露出されたままSiGeが高温に曝されることを防止することができ、チャンバからの不純物がSiGe層に付着することを抑制することが可能となる。また、SiGe層をSi層にて押さえ込みながらSi層の成膜温度を上昇させることができ、Si層の成膜温度を上昇させた場合においても、SiGe層の歪み緩和を抑制することができる。このため、Si層の面荒れや結晶欠陥などを抑制ししつつ、Si層の成膜時間を短縮することが可能となり、スループットの低下を抑制しつつ、SiGe層上に積層されたSi層の結晶品質を向上させることが可能となる。
図4において、成膜温度がH1に設定された状態で、Si2H6ガスおよびGeH4ガスをチャンバ内に導入し、SiGe層を半導体基板1上にエピタキシャル成長させる(T21)。そして、SiGe層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを流したまま、GeH4ガスを遮断し、チャンバ内の温度を昇温させながら、Si層をSiGe層上にエピタキシャル成長させる(T22)。そして、チャンバ内の温度がH2に達すると、チャンバ内の温度を一定に維持しながら、Si2H6ガスを流し続け、Si層をSiGe層上にエピタキシャル成長させる(T23)。そして、Si層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを遮断する。
図5において、成膜温度がH1に設定された状態で、Si2H6ガスおよびGeH4ガスをチャンバ内に導入し、SiGe層を半導体基板1上にエピタキシャル成長させる(T31)。そして、SiGe層の成膜の終了直前でチャンバ内の温度を降下させ、チャンバ内の温度をT3に設定する(T32)。そして、SiGe層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを流したまま、GeH4ガスを遮断し、チャンバ内の温度を昇温させながら、Si層をSiGe層上にエピタキシャル成長させる(T33)。そして、チャンバ内の温度がH2に達すると、チャンバ内の温度を一定に維持しながら、Si2H6ガスを流し続け、Si層をSiGe層上にエピタキシャル成長させる(T34)。そして、Si層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを遮断する。
次に、図6(a)に示すように、第1半導体層5および第2半導体層6が半導体基板1上に選択的に形成されると、半導体基板1および1第2半導体層6の熱酸化により半導体基板1および第2半導体層6の表面に犠牲酸化膜4を形成する。
次に、図7に示すように、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて酸化防止膜8および犠牲酸化膜4をパターニングすることにより、第1半導体層5の端部の一部を露出させる開口面9を酸化防止膜8および犠牲酸化膜4に形成する。ここで、第1半導体層5の端部の一部を露出させる場合、第1半導体層5の端部の残りの一部は酸化防止膜8で覆われたままにする。
ここで、第1半導体層5の端部の一部を露出させる開口面9を酸化防止膜8に形成することにより、第2半導体層6下の第1半導体層5にエッチングガスまたはエッチング液を接触させることが可能となり、半導体基板1と第2半導体層6との間に空洞部10を形成することができる。また、第1半導体層5の端部の残りの一部は酸化防止膜8で覆われたままにすることにより、第1半導体層5が除去された場合においても、第2半導体層6を酸化防止膜8にて半導体基板1上で支持することが可能となる。
また、図8(a)の方法では、半導体基板1および第2半導体層6の熱酸化を行うことにより、半導体基板1と第2半導体層6との間の空洞部9に酸化膜11を形成する方法について説明したが、化学気相成長法にて半導体基板1と第2半導体層6との間の空洞部9に絶縁膜を成膜させることにより、半導体基板1と第2半導体層6との間の空洞部9を絶縁膜で埋め込むようにしてもよい。これにより、第2半導体層6の膜減りを防止しつつ、半導体基板1と第2半導体層6との間の空洞部9を酸化膜以外の材料で埋め込むことが可能となる。このため、第2半導体層6の裏面側に配置される絶縁体の厚膜化を図ることが可能となるとともに、誘電率を低下させることが可能となり、第2半導体層6の裏面側の寄生容量を低減させることができる。
次に、図8(c)に示すように、第2半導体層6の表面の熱酸化を行うことにより、第2半導体層6の表面にゲート絶縁膜20を形成する。そして、ゲート絶縁膜20が形成された第2半導体層6上に、CVDなどの方法により多結晶シリコン層を形成する。そして、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて多結晶シリコン層をパターニングすることにより、第2半導体層6上にゲート電極21を形成する。
図9(a)において、例えば、半導体基板31の熱酸化を行うことにより、半導体基板31の表面に熱酸化膜2を形成する。そして、フォトリソグラフィー技術およびエッチング技術を用いて熱酸化膜32をパターニングすることにより、半導体基板31の表面の一部を露出させる開口部32aを形成する。
図10は、図9のバッファ層37、第1半導体層35および第2半導体層36の成膜時の温度プロファイルの第1の例を示す図である。
ここで、Si層をSi基板上にエピタキシャル成長させる場合、SiGe層をSi基板上にエピタキシャル成長させる場合に比べて、Si基板の表面の汚染が結晶品質に及ぼす悪影響を抑制することができる。このため、結晶品質の良好なSi層をSi基板上に成膜することが可能となるとともに、エピタキシャル成長にて成膜された清浄度の高いSi層上にSiGe層を成膜することが可能となる。この結果、Si基板の表面の汚染がSiGe層の結晶品質に影響を及ぼすことを抑制することができ、SiGe層上に積層されるSi層の結晶品質を向上させることが可能となる。
図11において、Si2H6ガスおよびGeH4ガスを遮断した状態でチャンバ内の温度をH4まで昇温させる(T51)。そして、チャンバ内の温度を温度H1まで降下させながら、Si2H6ガスをチャンバ内に導入し、Si層をSi基板上にエピタキシャル成長させる(T52)。そして、Si層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを流しながら、GeH4ガスをチャンバ内に導入し、SiGe層をSi層上に成膜温度H1にてエピタキシャル成長させる(T53)。そして、SiGe層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを流したまま、GeH4ガスを遮断し、チャンバ内の温度を昇温させながら、Si層をSiGe層上にエピタキシャル成長させる(T54)。そして、チャンバ内の温度がH2に達すると、チャンバ内の温度を一定に維持しながら、Si2H6ガスを流し続け、Si層をSiGe層上にエピタキシャル成長させる(T55)。そして、Si層の成膜が終了すると、Si2H6ガスを遮断する。
次に、図14(a)に示すように、半導体基板31および第2半導体層36の熱酸化を行うことにより、半導体基板31と第2半導体層36との間の空洞部40に酸化膜41を形成するとともに、第2半導体層36の周囲に素子分離膜33を形成する。そして、図14(b)に示すように、酸化防止膜38および犠牲酸化膜34を除去することにより、第2半導体層36の表面を露出させる。
Claims (14)
- 絶縁層が形成された半導体基板と、
前記絶縁層上に配置され、エピタキシャル成長にて異なる温度で成膜された半導体層と、
前記半導体層上に形成されたゲート電極と、
前記半導体層に形成され、前記ゲート電極の一方の側に配置されたソース層と、
前記半導体層に形成され、前記ゲート電極の他方の側に配置されたドレイン層とを備えることを特徴とする半導体装置。 - 絶縁層が形成された半導体基板と、
前記絶縁層と前記半導体基板との間に配置され、エピタキシャル成長にて成膜されたバッファ層と、
前記絶縁層上に配置され、エピタキシャル成長にて成膜された半導体層と、
前記半導体層上に形成されたゲート電極と、
前記半導体層に形成され、前記ゲート電極の一方の側に配置されたソース層と、
前記半導体層に形成され、前記ゲート電極の他方の側に配置されたドレイン層とを備えることを特徴とする半導体装置。 - 第1半導体層を半導体基板上にエピタキシャル成長にて第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第1成膜温度から第2成膜温度に昇温させた後、前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1半導体層上に成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体基板の製造方法。 - 第1半導体層を半導体基板上にエピタキシャル成長にて第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第1成膜温度から第2成膜温度に昇温させながら、前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1半導体層上に成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体基板の製造方法。 - 第1半導体層を半導体基板上にエピタキシャル成長にて第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1半導体層上に前記第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第2半導体層を前記第1半導体層上にエピタキシャル成長にて前記第1成膜温度よりも高い第2成膜温度で成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体基板の製造方法。 - 前記第2半導体層を成膜する直前に前記第1半導体層の成膜温度を降下させる工程を備えることを特徴とする請求項3から5のいずれか1項記載の半導体基板の製造方法。
- 半導体基板と同じ材質で構成されたバッファ層を前記半導体基板上にエピタキシャル成長にて成膜する工程と、
前記バッファ層上に第1半導体層をエピタキシャル成長にて成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1半導体層上に成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体基板の製造方法。 - 前記バッファ層を前記半導体基板上に成膜する前に、前記バッファ層の成膜温度よりも高い温度に前記半導体基板の温度を一旦昇温させる工程をさらに備えることを特徴とする請求項7記載の半導体基板の製造方法。
- 半導体基板の温度を昇温させる工程と、
前記昇温された半導体基板の温度を第1成膜温度に下降させながら、前記半導体基板と同じ材質で構成されたバッファ層を前記半導体基板上にエピタキシャル成長にて成膜する工程と、
前記バッファ層上に第1半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第1成膜温度から第2成膜温度に昇温させながら、前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層を前記第1半導体層上にエピタキシャル成長にて成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体基板の製造方法。 - 第1半導体層を半導体基板上にエピタキシャル成長にて第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第1成膜温度から第2成膜温度に昇温させた後、前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1半導体層上に成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程と、
前記第2半導体層上にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の一方の側に配置されたソース層および前記ゲート電極の他方の側に配置されたドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 第1半導体層を半導体基板上にエピタキシャル成長にて第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第1成膜温度から第2成膜温度に昇温させながら、前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1半導体層上に成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程と、
前記第2半導体層上にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の一方の側に配置されたソース層および前記ゲート電極の他方の側に配置されたドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 第1半導体層を半導体基板上にエピタキシャル成長にて第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1半導体層上に前記第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第2半導体層を前記第1半導体層上にエピタキシャル成長にて前記第1成膜温度よりも高い第2成膜温度で成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程と、
前記第2半導体層上にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の一方の側に配置されたソース層および前記ゲート電極の他方の側に配置されたドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体基板と同じ材質で構成されたバッファ層を前記半導体基板上にエピタキシャル成長にて成膜する工程と、
前記バッファ層上に第1半導体層をエピタキシャル成長にて成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1半導体層上に成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程と、
前記第2半導体層上にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の一方の側に配置されたソース層および前記ゲート電極の他方の側に配置されたドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 半導体基板の温度を昇温させる工程と、
前記昇温された半導体基板の温度を第1成膜温度に下降させながら、前記半導体基板と同じ材質で構成されたバッファ層を前記半導体基板上にエピタキシャル成長にて成膜する工程と、
前記バッファ層上に第1半導体層をエピタキシャル成長にて前記第1成膜温度で成膜する工程と、
前記第1成膜温度から第2成膜温度に昇温させながら、前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな第2半導体層を前記第1半導体層上にエピタキシャル成長にて成膜する工程と、
前記第1半導体層よりもエッチングレートが小さな材料で構成され、前記第2半導体層を前記半導体基板上で支持する支持体を形成する工程と、
前記第1半導体層の一部を前記第2半導体層から露出させる露出部を形成する工程と、
前記露出部を介して第1半導体層を選択的にエッチングすることにより、前記第1半導体層が除去された空洞部を前記半導体基板と前記第2半導体層との間に形成する工程と、
前記空洞部内に埋め込まれた埋め込み絶縁層を形成する工程と、
前記第2半導体層上にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の一方の側に配置されたソース層および前記ゲート電極の他方の側に配置されたドレイン層を前記第2半導体層に形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005023602A JP4792757B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005023602A JP4792757B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006210810A true JP2006210810A (ja) | 2006-08-10 |
JP4792757B2 JP4792757B2 (ja) | 2011-10-12 |
Family
ID=36967269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005023602A Expired - Fee Related JP4792757B2 (ja) | 2005-01-31 | 2005-01-31 | 半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4792757B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7396733B2 (en) | 2005-12-14 | 2008-07-08 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor substrate and method for manufacturing semiconductor device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003142663A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-16 | Sony Corp | 半導体基板及びその製造方法 |
JP2004128185A (ja) * | 2002-10-02 | 2004-04-22 | Renesas Technology Corp | 絶縁ゲート型電界効果型トランジスタ及び半導体装置、並びにその製造方法 |
-
2005
- 2005-01-31 JP JP2005023602A patent/JP4792757B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003142663A (ja) * | 2001-11-08 | 2003-05-16 | Sony Corp | 半導体基板及びその製造方法 |
JP2004128185A (ja) * | 2002-10-02 | 2004-04-22 | Renesas Technology Corp | 絶縁ゲート型電界効果型トランジスタ及び半導体装置、並びにその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7396733B2 (en) | 2005-12-14 | 2008-07-08 | Seiko Epson Corporation | Method for manufacturing semiconductor substrate and method for manufacturing semiconductor device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4792757B2 (ja) | 2011-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6603156B2 (en) | Strained silicon on insulator structures | |
JP4737378B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP4670524B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US20090085115A1 (en) | Transistor and in-situ fabrication process | |
JP2004039831A (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US7316943B2 (en) | Method for manufacturing semiconductor apparatus having drain/source on insulator | |
JP4759967B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US9472575B2 (en) | Formation of strained fins in a finFET device | |
JP4626410B2 (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2005210062A (ja) | 半導体部材とその製造方法、及び半導体装置 | |
JP2004128254A (ja) | 半導体装置 | |
US7541258B2 (en) | Method of manufacturing semiconductor substrate and method of manufacturing semiconductor device | |
KR20060127021A (ko) | 이축 압축 변형을 받는 <110>Si에서의 전자와정공의 이동성 개선 | |
JP4792757B2 (ja) | 半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 | |
US20070296000A1 (en) | Method for manufacturing a semiconductor device | |
JP2006128428A (ja) | 半導体基板、半導体装置、半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 | |
JP4678163B2 (ja) | 半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 | |
JP2008053403A (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
JP2006210552A (ja) | 半導体装置、半導体基板の製造方法および半導体装置の製造方法 | |
JP4290038B2 (ja) | 半導体装置及びトランジスタ並びに半導体装置の製造方法 | |
US20050070070A1 (en) | Method of forming strained silicon on insulator | |
JP2006253182A (ja) | 半導体装置および半導体装置の製造方法 | |
US20090170293A1 (en) | Method for manufacturing semiconductor device | |
JP4862253B2 (ja) | 半導体基板の製造方法及び半導体装置の製造方法 | |
JP4726120B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070919 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101014 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101019 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110628 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4792757 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |