JP2006209242A - ネットワークサービスシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】使い勝手を向上したネットワークサービスシステムを提供する。
【解決手段】ユーザが店舗15に来店した際に店舗15で登録したIDに基づいてユーザのステーション5へのアクセスを認証し、店舗HP16からの情報を、ステーション5からメールとしてユーザに送信可能とすることで、ユーザは携帯電話2を介して店舗HP16に任意の時間および場所にてアクセスしてサービスを受けることができ、出店者は会員登録されたユーザに対応してメールを送信できるので、ユーザと出店者との双方向での発信が可能となり、使い勝手を向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】ユーザが店舗15に来店した際に店舗15で登録したIDに基づいてユーザのステーション5へのアクセスを認証し、店舗HP16からの情報を、ステーション5からメールとしてユーザに送信可能とすることで、ユーザは携帯電話2を介して店舗HP16に任意の時間および場所にてアクセスしてサービスを受けることができ、出店者は会員登録されたユーザに対応してメールを送信できるので、ユーザと出店者との双方向での発信が可能となり、使い勝手を向上できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ネットワーク上にてユーザにサービスを提供するネットワークサービスシステムに関する。
従来、実際の店舗を出店する出店者は、その店舗の顧客が存在し、例えば店舗が病院などである場合には、顧客の予約時間などを受け付けることがある。
しかしながら、この受け付けに例えば電話などを利用する場合には、受け付け可能な時間が店舗の営業時間に限定されるなど、顧客にとって必ずしも使い勝手がよいものではない。
そこで、例えば、サービスを提供する仮想店舗を出店者がネットワーク上の仮想モールに出店し、これら仮想店舗に不特定多数のユーザが、時間あるいは場所などを問わずにアクセスして仮想店舗にて提供されるサービスを利用可能とするネットワークサービスシステムが知られており、このようなネットワークサービスシステムを実際の店舗の受け付けなどに利用することが考えられる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−352104号公報(第3頁、図1)
例えば店舗が病院などの場合には、ユーザは仮想店舗上で出店者とやりとりするだけでなく、実際に来院することが殆どであり、仮想店舗上でも出店者がユーザに応じた対応をすることが求められる。
しかしながら、上述のようなネットワークサービスシステムでは、店舗の顧客以外にも不特定多数のユーザがアクセス可能であるため、出店者がユーザに応じた対応をすることが容易でなく、使い勝手が良好でないという問題点を有している。
また、ネットワーク上で仮想モールに会員登録をしたユーザのみをアクセス可能とすることも考えられるが、会員登録されたユーザのデータが、正確なユーザのデータであるかどうかを出店者側が確認することが容易でないという問題もある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、使い勝手を向上したネットワークサービスシステムを提供することを目的とする。
請求項1記載のネットワークサービスシステムは、少なくとも携帯端末からアクセス可能なネットワーク上に設けられ、ユーザにサービスを提供するネットワークサービスシステムであって、前記ネットワーク上のサーバに設けられた仮想モールと、この仮想モールに登録され、所定の地域に店舗を有する複数の出店者によりそれぞれ出店され前記店舗にて提供するサービスに対応したサービスを提供する複数の仮想店舗と、ユーザが前記店舗の少なくともいずれかに来店した際にこの店舗にて登録されたIDに基づきユーザの携帯端末からの前記仮想モールへのアクセスを認証する認証手段とを具備し、前記各仮想店舗は、ユーザがそれぞれ会員登録可能であり、前記仮想モールは、ユーザが会員登録した前記仮想店舗からの情報を電子メールとしてユーザの携帯端末に送信可能であるものである。
そして、ユーザが店舗に来店した際に店舗で登録したIDに基づいてユーザの仮想モールへのアクセスを認証し、店舗の出店者により仮想モールに登録され仮想モールにてユーザが会員登録した仮想店舗からの情報を、仮想モールから電子メールとしてユーザに送信可能とすることで、ユーザは携帯端末を介して店舗の出店者の仮想店舗に任意の時間および場所にてアクセスしてサービスを受けることができ、出店者は会員登録されたユーザに対応して電子メールを送信できるので、ユーザと出店者との双方向での発信が可能となり、使い勝手が向上する。
請求項2記載のネットワークサービスシステムは、請求項1記載のネットワークサービスシステムにおいて、仮想モールは、ユーザが会員登録していない仮想店舗からの情報を掲示する掲示手段を備えたものである。
そして、会員登録していない仮想店舗からの情報を掲示手段に掲示することで、ユーザは会員登録していない仮想店舗の情報を掲示手段から得ることができ、使い勝手がより向上する。
請求項3記載のネットワークサービスシステムは、請求項1または2記載のネットワークサービスシステムにおいて、仮想モールは、仮想店舗を検索可能な検索手段を備えたものである。
そして、仮想店舗を検索手段により検索可能とすることで、使い勝手がより向上する。
請求項4記載のネットワークサービスシステムは、請求項1ないし3いずれか一記載のネットワークサービスシステムにおいて、電子メールを所定の条件に基づいてフィルタリングするメールフィルタリング手段を具備したものである。
そして、電子メールを所定の条件に基づいてメールフィルタリング手段でフィルタリングすることで、迷惑メールなどをユーザが受け取ることを防止でき、使い勝手がより向上する。
請求項1記載のネットワークサービスシステムによれば、ユーザが店舗に来店した際に店舗で登録したIDに基づいてユーザの仮想モールへのアクセスを認証し、店舗の出店者により仮想モールに登録され仮想モールにてユーザが会員登録した仮想店舗からの情報を、仮想モールから電子メールとしてユーザに送信可能とすることで、ユーザは携帯端末を介して店舗の出店者の仮想店舗に任意の時間および場所にてアクセスしてサービスを受けることができ、出店者は会員登録されたユーザに対応して電子メールを送信できるので、ユーザと出店者との双方向での発信が可能となり、使い勝手を向上できる。
請求項2記載のネットワークサービスシステムによれば、請求項1記載のネットワークサービスシステムの効果に加えて、会員登録していない仮想店舗からの情報を掲示手段に掲示することで、ユーザは会員登録していない仮想店舗の情報を掲示手段から得ることができ、使い勝手をより向上できる。
請求項3記載のネットワークサービスシステムによれば、請求項1または2記載のネットワークサービスシステムの効果に加えて、仮想店舗を検索手段により検索可能とすることで、使い勝手をより向上できる。
請求項4記載のネットワークサービスシステムによれば、請求項1ないし3いずれか一記載のネットワークサービスシステムの効果に加えて、電子メールを所定の条件に基づいてメールフィルタリング手段でフィルタリングすることで、迷惑メールなどをユーザが受け取ることを防止でき、使い勝手をより向上できる。
以下、本発明の一実施の形態のネットワークサービスシステムの構成を図面を参照して説明する。
図1において、1はネットワークサービスシステムを示し、このネットワークサービスシステム1は、ユーザの携帯端末としての携帯電話2によりアクセス可能なインターネットなどのネットワーク3に設けられたサーバ4と、このサーバ4に設けられた仮想モールとしてのステーション5と、このステーション5へのユーザの携帯電話2からのアクセスを認証する認証手段6と、ステーション5で受信する電子メール(以下、単にメールという)をフィルタリングするメールフィルタリング手段としてのフィルタリング部7とを備えている。
サーバ4は、ユーザの携帯電話2から任意にアクセスしてこの携帯電話2の所定のブラウザにて閲覧可能な例えば図2に示すトップページを備え、このトップページには、ステーション5の名称およびログインボタン12などが設けられ、このログインボタン12をユーザが選択することにより、認証手段6が起動される。
また、ステーション5には、所定の地域にそれぞれ店舗15を出店している複数の出店者から仮想店舗としての店舗ホームページ16(以下、店舗HP16という)がそれぞれ出店されて登録されている。さらに、このステーション5には、店舗HP16を検索する検索手段17、所定の情報を表示する掲示手段としての掲示板18、出店者からの各種トピックスを表示するトピックス表示部19、および、フィルタリング部7によるメールフィルタリングサービスの利用を登録するフィルタリングサービス登録手段21がそれぞれ設けられている。
なお、ステーション5は、セキュリティ対策として、SSL(Secure Socket Layer)に対応させたり、定期的にバックアップを取ったり、あるいは、サーバ4がダウンした場合のために互いに異なる2台のサーバ4で平行運用したりする。
認証手段6は、ユーザが店舗15に来店した際にこの店舗15で登録したIDに基づき、ユーザのステーション5へのアクセスを認証するものである。具体的には、携帯電話2のメールアドレスを店舗15にて登録した際にIDが発行され、このIDは登録されたユーザの携帯電話2のメールアドレスにお礼のメールなどともに送信される。
店舗HP16は、店舗15で提供するサービスに対応したサービスを提供するもので、例えば店舗15の概要、店舗15の写真、店舗15の所在地、店舗15の連絡先、店舗15のサービス(商品)の説明、各種トピックス、他のサーバに既設されているホームページへのリンクなどが表示されているとともに、ユーザが携帯電話2のメールアドレスおよび名前などを入力して会員登録をしたり、あるいは、店舗15でのサービスに対するユーザの予約状況を表示したり、この表示を見ながらユーザが予約を登録したり、この登録された予約の変更/取り消しをしたりすることが可能となっている。また、店舗HP16にて、出店者側では、新しい予約情報が入った際に音が鳴り、その予約内容をポップアップで表示されるようにしてもよい。
なお、これら会員登録の内容および予約情報などは、ステーション5に送信され、このステーション5により管理されている。そして、会員登録、あるいは予約、予約の変更/取り消しの際には、ステーション5からユーザの携帯電話2に会員登録完了、あるいは予約了承、予約変更了承および予約取り消しのメッセージメールが自動的に送信される。このメッセージメールは、予め店舗HP16の出店者などによりステーション5に登録されている。
具体的に、例えば店舗15が病院である場合には、図3に示すように、店舗HP16に、病院名、病院の写真、所在地、電話番号、FAX番号、受付時間、診療時間、診療内容、駐車場の有無、トピックス情報、および、ホームページへのリンクなどが表示され、診察状況予約表示ボタン25、会員登録ボタン26、および、管理者通信ボタン27などが設けられている。
ここで、診察状況予約表示ボタン25は、ユーザが選択することで例えばユーザの診療予約を入力、変更、あるいは取り消し可能な画面を携帯電話2のブラウザに表示するものであり、具体的に、例えば店舗15が病院である場合には、選択可能な病院の施設が表示される図4(a)に示す施設選択画面、予約可能な日付が表示される図4(b)に示す日付選択画面、および、予約可能な時間が表示される図4(c)に示す時間選択画面が順次表示されてユーザが予約状況を確認可能となっており、これら予約内容を入力した際にこの入力した内容を確認する図4(d)に示す確認画面が表示され、この確認画面に設けられた送信ボタン28を選択することで、予約内容を店舗HP16およびステーション5に登録可能となっている。
また、会員登録ボタン26は、ユーザが選択することで例えばユーザの名前、このユーザの携帯電話2などのメールアドレス、電話番号、住所、年齢、性別、職業および店舗HP16からの特典情報などのメールを受信するかどうかなどを入力、変更、あるいは取り消し可能な画面を携帯電話2のブラウザに表示するものである。
さらに、管理者通信ボタン27は、店舗HP16の出店者側の管理用ホームページにのみ表示されるボタンであり、ユーザの携帯電話2からは見ることができないものである。そして、この管理者通信ボタン27は、ユーザからの予約状況を表示し、予約了承、予約変更了承、予約取り消しに対するメールの送信、ユーザに提供する特典情報(店舗15の独自情報、例えば店舗15が病院の際の定期検診のお知らせ、あるいは特売品のお知らせ、割引情報、限定品販売情報などのその他特典情報など)の登録、トピックス表示部19に表示するピックス情報の登録、メールアドレスの登録などが可能となっている。
なお、上記特典情報は、会員登録したユーザが指定した場合にのみ、ステーション5からユーザのメールアドレスに、例えば1週間毎などに定期的にメールとして自動送信される。
具体的に、図5に示すように、店舗HP16の出店者側の管理用ホームページでは、例えば店舗15が病院である場合に、指定日診療予約状況、週間診療予約状況、年月別診療予約状況および携帯電話2からの患者の予約一覧などの随時処理される項目、あるいは、カレンダー、変更詳細一覧画面、診察登録画面、自病院情報登録、診療科登録、患者情報登録、ドクター情報登録、院内診療時間設定処理およびドクター勤務時間設定などのマスター項目がそれぞれ入力、確認および変更可能な入力フォームが表示される。
例えば、年月別診療予約状況の項目を選択すると、図6(a)に示すように、指定した月の予約状況および店舗15の休日などが日毎に午前・午後に分けて○×△で表示され、また、指定日診療予約状況の項目を選択すると、図6(b)に示すように、指定した日の予約状況が、所定の時間毎に○×△で表示されたり、その時間毎の予約可能人数、予約者のステーション5の会員ID、予約者の名前およびメールアドレスなどが表示されたりする。
そして、この店舗HP16の出店者側の管理用のホームページでは、店舗HP16で予約された予約状況一覧に対する処理内容を確認可能となっており、具体的には、例えば店舗15が病院である場合の診療予約状況が、図7(a)に示すように、予約の受取日、受取時間、予約したユーザすなわち患者の名前、患者コード、患者の連絡先のメールアドレス、患者番号、予約日、予約時間、予約した診療科、および、担当のドクターなどとともに表示され、予約された内容に対して、例えば患者の予約了承、予約の変更および取り消し、あるいは予約の受付不可などのメールをステーション5を介して送信処理した際に、図7(b)に示すように、処理済欄に「済み」と表示されるとともに、その処理内容が処理済内容欄に表示され、出店者が確認可能となっている。なお、これら処理を取り消した際には、再度図7(a)に示す状態に切り換わるようになっている。
検索手段17では、店舗HP16を、例えば店舗15の業種毎、あるいは店舗15の屋号(名前)の五十音順などにより検索可能である。
具体的に、検索手段17には、図8に示すインデックスページが設けられ、例えば病院、美容院、スーパー、居酒屋および飲食店などの業種を選択する業種選択部31、および、五十音を選択する五十音選択部32などが設けられ、ユーザがこれら業種選択部31および五十音選択部32などにより所望の業種、あるいは五十音などを選択した際に、その選択された業種毎、あるいは五十音毎に、ステーション5に登録されている店舗HP16の一覧が表示され、ユーザが所望の店舗HP16を選択可能となっている。なお、選択された店舗HP16の一覧が一度に表示しきれない場合には、例えばインデックスページの下部などに設けられた表示切換ボタン33を選択することで画面を切り換えて表示可能とする。また、この検索手段17のインデックスページにて選択された店舗HP16は、このインデックスページの隣に同時に表示することで利便性を向上してもよい。
また、掲示板18は、ステーション5にアクセスしているユーザが会員登録していない店舗HP16からの各種情報を掲示するものであり、例えばユーザが店舗HP16の出店者に対して情報を募ったりすることも可能である。
具体的に、掲示板18は、図9に示すように、通常のインターネット掲示板などと同様に、掲示内容を投稿した投稿者の名前、投稿日、投稿タイトル、投稿された掲示内容の対象となる会社名およびその部署名、投稿者の電話番号およびメールアドレスなどが表示され、その内容に対して返信などが可能となっている。
さらに、トピックス表示部19は、店舗HP16の出店者からの店舗15に関するトピックスなどが表示されるもので、その表示内容は、出店者側から予めステーション5に登録され、例えば定期的に更新される。
また、フィルタリングサービス登録手段21は、ユーザが例えば携帯電話2のメールアドレス、連絡先電話番号、名前、住所、郵便番号、年齢、職業および性別などとともに、出店者側のメールアドレス以外のメールアドレスからのメールのフィルタリング部7によるフィルタリングサービスの利用をステーション5に登録したり、この登録を確認する確認メールがステーション5から送信された際に、例えばそのメールアドレスからのメールを拒否する拒否メールアドレス、あるいはそのメールアドレスからのメール以外のメールアドレスからのメールを拒否する許可メールアドレスなどをユーザがステーション5に登録したりするものである。なお、これら拒否メールアドレス、あるいは許可メールアドレスは、例えば所定の数ステーション5に登録可能となっている。
さらに、フィルタリング部7は、ステーション5に送信されてきたメールを一旦溜める私書箱の機能を有するとともに、このフィルタリング部7に一旦溜めたメールにフィルタリングを掛ける機能を有するものであり、ユーザがフィルタリングサービス登録手段21にて登録した拒否メールアドレスを有するメールがある場合には、それを破棄し、ユーザがフィルタリングサービス登録手段21にて登録した許可メールアドレスを有するメールのみをユーザに転送するものである。
そして、ステーション5側では、IDを有するユーザの顧客管理と、店舗HP16の出店者の出店者管理とがなされている。
すなわち、ステーション5側では、店舗HP16に会員登録したユーザの顧客情報管理、ステーション5から送信するユーザのメールアドレス、このユーザのメールアドレスにメールを送信可能なステーション5のメールアドレス、店舗HP16に会員登録したユーザの予約状況(利用日時、利用した店舗HP16、性別など)の統計情報などの予約情報の管理、ユーザへのメール配信許可送信、フィルタリング部7を利用したメールフィルタリングサービスの登録内容などを管理することで顧客管理をしている。
また、ステーション5側では、店舗HP16の店舗名、ユーザのメールアドレスにメールを送信できる出店者側のメールアドレス、他のサーバのホームページのURL、店舗15の所在地、電話番号(代表、携帯電話)およびFAX番号、問い合わせ担当者名などの出店者情報、あるいは、店舗HP16に会員登録されメール配信を希望したユーザのメーリングリストの作成および変更、さらにはユーザのデータ蓄積により店舗HP16の出店者側に営業活動の参考資料を作成したりする。
次に、上記一実施の形態の動作を説明する。
まず、ユーザは、店舗15に行った際に、携帯電話2のメールアドレスと自分のIDとをステーション5に登録する。具体的には、店舗15に行った際に、メールアドレスを携帯電話2からこの店舗15の店舗HP16に転送したり、この店舗15の店舗HP16にて直接メールアドレスを入力したり、メールアドレスを出店者に手渡して出店者に店舗HP16にて入力してもらったりし、このとき同時にIDを登録する。
次いで、メールアドレスとIDとをステーション5に登録すると、出店者は確認メールに、登録されたメールアドレスとIDと、お礼の文書とを添付してユーザの携帯電話2に送信する。
IDを受け取ったユーザは、携帯電話2からネットワーク3のサーバ4にアクセスし、トップページのログインボタン12を選択して、受け取ったIDを入力する。
このとき、認証手段6が起動され、ステーション5に登録されたIDと、ユーザにより入力されたIDとを照会し、ユーザのステーション5へのアクセスを認証する。
認証されたユーザは、ステーション5にて、出店されている店舗HP16を検索手段17により検索したり、掲示板18を利用したり、トピックス表示部19にてトピックス情報を確認したり、フィルタリングサービス登録手段21を利用したりする。
店舗HP16の検索に際しては、図8に示すように、インデックスページの業種選択部31あるいは五十音選択部32などにて所望の店舗HP16を検索して選択することで、店舗HP16が表示される。
ユーザは、この店舗HP16にて会員登録をし、店舗HP16上に表示されている情報を利用したり、必要に応じて予約登録をしたりする。
このとき、例えば店舗15が病院である場合に、図4(a)に示す施設選択画面にてユーザが所望の施設を選択し、次いで図4(b)に示す日付選択画面にて日付を選択し、さらに図4(c)に示す時間選択画面にて予約内容を設定した後、図4(d)に示す確認画面で予約内容を確認して、例えば登録した電話番号を入力し、送信ボタン28を選択することで、予約を登録する。
また、予約が登録された際には、店舗HP16の出店者から予約了承、予約変更、あるいは予約取り消しのメールがステーション5を介してユーザの携帯電話2に送信されるとともに、例えば予約時間まで定期的にユーザの携帯電話2にステーション5を介して自動的にメールを送信する。
フィルタリングサービス登録手段21を利用するに際しては、ユーザが携帯電話2から所定の情報を入力すると、ステーション5でのユーザのメールアドレスを携帯電話2に返信し、この返信されたメールアドレスに対して、ユーザが携帯電話2からメールフィルタリングの内容を登録すると、この登録内容に基づいて、任意のメール送信者からのメールをフィルタリング部7に一旦溜めた後に、これらメールをフィルタリングし、ユーザに受信を許可されたメールをユーザのメールアドレスに転送するとともに、ユーザに受信を許可されていないメールを破棄する。
上述したように、上記一実施の形態によれば、ユーザが店舗15に来店した際に店舗15で登録したIDに基づいてユーザのステーション5へのアクセスを認証し、店舗HP16からの情報を、ステーション5からメールとしてユーザに送信可能とすることで、ユーザは携帯電話2を介して店舗HP16に任意の時間および場所にてアクセスしてサービスを受けることができ、出店者は会員登録されたユーザに対応してメールを送信できるので、ユーザと出店者との双方向での発信が可能となり、使い勝手を向上できる。
すなわち、不特定多数のユーザからのアクセスを待つだけの従来のネットワークサービスシステムと異なり、店舗HP16の出店者側からユーザの携帯電話2に対してアクションをすることが可能となるので、使い勝手が向上する。
特に、ユーザの携帯電話2に対してメールを送信できるため、例えばユーザの予約に対して予約時間前に定期的にメールを送信してユーザが予約を忘れることなどを確実に防止できる。
また、ステーション5を会員登録制とすることで、店舗HP16からは登録されたユーザに対応した情報をメールで送信することが可能となり、使い勝手をより向上できるとともに、ステーション5に出店された店舗HP16の出店者と面識があるユーザのみがステーション5にアクセス可能であるため、いたずら防止なども可能になる。
さらに、会員登録していない店舗HP16からの情報を掲示板18に掲示することで、ユーザは会員登録していない店舗HP16の情報を掲示板18から得ることができ、使い勝手をより向上できる。
そして、店舗HP16を検索手段17にて業種別、あるいは五十音順などにて検索可能とすることで、使い勝手をより向上できる。
さらに、ステーション5に送信されたメールを所定の条件に基づいてフィルタリング部7でフィルタリングすることで、例えば迷惑メールなどをユーザが受け取ることを防止でき、使い勝手をより向上できる。
しかも、ステーション5に送信されたメールをフィルタリング部7に一旦溜め、この溜めたメールにフィルタリングを掛けることにより、ステーション5に送信されるメールに直接フィルタリングを掛ける場合よりも容易にメールをフィルタリングできる。
そして、店舗15の出店者は、店舗HP16をステーション5に登録することで、予約の秋状況などを表示でき、また、ユーザの予約、予約の変更および取り消しなどに対してはステーション5から自動的にメッセージメールをユーザに送信できるとともに、会員登録時にメールの受信を了承した多数のユーザに対して、ステーション5側で作成したメーリングリストを用いて特典情報のメールなどを一度に送信できる。この結果、ユーザにダイレクトメールなどを送付したり、電話をかけたりして店舗15の販売促進をしていた従来の場合と比較して、手間や費用をかけることなく販売促進をすることが可能となり、また、店舗HP16にて会員登録したユーザ以外のステーション5の会員に対しても掲示板18を利用して情報を発信でき、使い勝手が向上する。
しかも、ステーション5は、例えば同じ町内などの所定の地域に店舗15を出店している出店者の店舗HP16がそれぞれ登録されているので、このステーション5の会員となったユーザがこのステーション5に登録された店舗HP16を有する出店者の店舗15に来店した際に、その店舗15の近傍に出店されている他の店舗15に立ち寄る機会をも増やすことができ、効率よく販売を促進することが可能になる。
なお、上記一実施の形態において、ステーション5はPCからもアクセス可能とすることもできる。この場合には、ユーザがPCによっても利用でき、使い勝手がより向上する。
また、携帯端末としては、携帯電話2に限らず、他の任意の携帯端末を利用することができる。
さらに、サーバ4のトップページ、ステーション5のインデックスページ、掲示板18などの各種構成は、任意に設定可能である。
1 ネットワークサービスシステム
2 携帯端末としての携帯電話
3 ネットワーク
4 サーバ
5 仮想モールとしてのステーション
6 認証手段
7 メールフィルタリング手段としてのフィルタリング部
15 店舗
16 仮想店舗としての店舗ホームページ
17 検索手段
18 掲示手段としての掲示板
2 携帯端末としての携帯電話
3 ネットワーク
4 サーバ
5 仮想モールとしてのステーション
6 認証手段
7 メールフィルタリング手段としてのフィルタリング部
15 店舗
16 仮想店舗としての店舗ホームページ
17 検索手段
18 掲示手段としての掲示板
Claims (4)
- 少なくとも携帯端末からアクセス可能なネットワーク上に設けられ、ユーザにサービスを提供するネットワークサービスシステムであって、
前記ネットワーク上のサーバに設けられた仮想モールと、
この仮想モールに登録され、所定の地域に店舗を有する複数の出店者によりそれぞれ出店され前記店舗にて提供するサービスに対応したサービスを提供する複数の仮想店舗と、
ユーザが前記店舗の少なくともいずれかに来店した際にこの店舗にて登録されたIDに基づきユーザの携帯端末からの前記仮想モールへのアクセスを認証する認証手段とを具備し、
前記各仮想店舗は、ユーザがそれぞれ会員登録可能であり、
前記仮想モールは、ユーザが会員登録した前記仮想店舗からの情報を電子メールとしてユーザの携帯端末に送信可能である
ことを特徴としたネットワークサービスシステム。 - 仮想モールは、ユーザが会員登録していない仮想店舗からの情報を掲示する掲示手段を備えた
ことを特徴とした請求項1記載のネットワークサービスシステム。 - 仮想モールは、仮想店舗を検索可能な検索手段を備えた
ことを特徴とした請求項1または2記載のネットワークサービスシステム。 - 電子メールを所定の条件に基づいてフィルタリングするメールフィルタリング手段を具備した
ことを特徴とした請求項1ないし3いずれか一記載のネットワークサービスシステム。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021103500A (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-15 | 住吉販売株式会社 | デジタル新聞に付随する地域密着型デジタル広告等のシステム |
-
2005
- 2005-01-25 JP JP2005017262A patent/JP2006209242A/ja active Pending
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JP2021103500A (ja) * | 2019-12-24 | 2021-07-15 | 住吉販売株式会社 | デジタル新聞に付随する地域密着型デジタル広告等のシステム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070725 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071114 |