JP2006204520A - 電流印加装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 日常生活を送りながら、自律神経活動の回復・改善を図るために用いることができる電流印加装置を提供すること。
【解決手段】 頭部に装着した際、耳部の後方の皮膚に一方の電極を配置するとともに、頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側となる頭部の皮膚に他方の電極を配置する耳掛け式電極21を採用し、この一対の電極に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない微弱電流を印加する。
【選択図】 図3
【解決手段】 頭部に装着した際、耳部の後方の皮膚に一方の電極を配置するとともに、頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側となる頭部の皮膚に他方の電極を配置する耳掛け式電極21を採用し、この一対の電極に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない微弱電流を印加する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、電流印加装置に関するものである。
従来、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されているように、人体に対して電気的な刺激を与えることによって、凝りや痛み等の治療を行う治療装置が提案されている。
特開平7−67970号公報
特開平8−150219号公報
一方、本願発明者らは、「ヒトの脳の確率共振、山本義春等、脳の科学、2002年6月、第24号6号、P591〜594」にて説明されている前庭系への刺激が循環器系の中枢に及ぼす影響について検討を進めた結果、延髄に伝わる電気信号が前庭神経からの微弱電流によって強められる現象、つまり、人の脳において確率共振(SR、Stochastic Resonance)が生じることがわかった。この現象について、以下に説明する。
図7に人の神経系の構造を示す。同図に示す脳幹は、中脳、橋、延髄からなり、生命の維持にかかわる自律神経の中枢が多く集まっている。この延髄の神経核には、循環器系の中枢のある弧束核や前庭神経核があり、これらの神経核は各々接続されている。前庭神経核からは前庭神経と呼ばれる求心性線維が伸びており、この前庭神経は、三半規管等の内耳の平行感覚器に接続されている。
本願発明者らは、被験者をシーソーのように揺れる寝台に寝かせ、被験者の心拍数が変化しない程度に静かに揺らしながら、人の耳の後ろ(例えば、「乳様突起」と呼ばれる骨付近)の皮膚から、特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない微弱電流(例えば、揺らぎの大きさが周波数の上昇に対して反比例する1/f揺らぎ等をもつ微弱電流)を印加した。すると、この全く不規則な電流の半分程度の強さしかない微弱電流であっても、被験者の心拍数が変化することを確認した。
心拍数の変化は、交感神経と副交感神経とからなる自律神経活動によるものであるため、上記の確認によって、延髄に伝わる電気信号が前庭神経を介して上記微弱電流を印加することで生じる確率共振によって強められることが明らかとなった。そして、この強められた電気信号が延髄に伝わることで自律神経の活動が活発になる、というものである。
このように、本願発明者らによる上記の確認によって、自律神経の回復・改善を図ることが期待できるものの、上述した従来の治療装置は、何れも凝りや痛み等の治療に用いられるもので、自律神経活動の回復・改善に用いることはできない。また、従来の治療装置は、何れも日常生活を送りながら使用できるものではない。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、日常生活を送りながら、自律神経活動の回復・改善を図るために用いることができる電流印加装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の電流印加装置は、一対の電極と、当該一対の電極を頭部に装着するための装着部と、からなる電極装着手段と、
一対の電極を介して、頭部に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加する電流印加手段と、を備え、
電極装着手段は、
頭部に装着した際、耳部の後方の皮膚に一方の電極を配置するとともに、頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側となる頭部の皮膚に他方の電極を配置し、
装着部は、頭部の部位によって支持される形状を有することを特徴とする。
一対の電極を介して、頭部に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加する電流印加手段と、を備え、
電極装着手段は、
頭部に装着した際、耳部の後方の皮膚に一方の電極を配置するとともに、頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側となる頭部の皮膚に他方の電極を配置し、
装着部は、頭部の部位によって支持される形状を有することを特徴とする。
このように、装着部は、頭部の部位によって支持される形状を有するため電極装着手段を頭部に装着することが可能となる。従って、日常生活を送りながら使用することができる。
なお、耳部の後方(例えば、「乳様突起」と呼ばれる骨の付近)の皮膚から電流を印加する場合、上記他方の電極を頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側でない反対側となる頭部の皮膚に配置した場合、上述した前庭系の平行感覚機能に影響を与え、その結果、ふらつき等を起こすことがある。
そのため、図2に示すように、上記他方の電極2aは、頭部の左右中心線に対し一方の電極2bの配置と同じ側となる頭部の皮膚に配置する。これにより、本発明の電流印加装置を使用しても、ふらつき等を起こさないようにすることができる。そして、この一対の電極を介して特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加することで、延髄に伝わる電気信号が確率共振によって強められ、その結果、自律神経活動の回復・改善を図ることができる。なお、図2に示した他方の電極2aは、頭部のこめかみ部や額部に配置するとよい。
請求項2に記載の電流印加装置によれば、電流印加手段は、頭部の左右中心線に対して左右両側に装着される2つの電極装着手段の各々の一対の電極を介して、電流を印加することを特徴とする。
図2は、頭部の左右中心線に対する左側に一対の電極2a、2bを配置した例を示しているが、本発明のように、もう一対の電極を右側の同じ位置に配置してもよい。これにより、左右対称にバランス良く電流を印加することができる。
請求項3に記載の電流印加装置は、一対の電極を二組有し、当該二組の電極を頭部に装着するための装着部で構成される電極装着手段と、
二組の電極を介して、頭部に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加する電流印加手段と、を備え、
電極装着手段は、頭部に装着した際、
左右各々の耳部の後方の皮膚に各組の一方の電極を各々配置するとともに、頭部の左右中心線に対し各組の一方の電極の配置と反対側となる頭部の皮膚に各組の他方の電極を各々配置し、
装着部は、頭部の部位によって支持される形状を有することを特徴とする。
二組の電極を介して、頭部に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加する電流印加手段と、を備え、
電極装着手段は、頭部に装着した際、
左右各々の耳部の後方の皮膚に各組の一方の電極を各々配置するとともに、頭部の左右中心線に対し各組の一方の電極の配置と反対側となる頭部の皮膚に各組の他方の電極を各々配置し、
装着部は、頭部の部位によって支持される形状を有することを特徴とする。
このように、上記他方の電極を頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側でない反対側となる頭部の皮膚に配置する場合には、もう一対の電極を左右中心線を交叉するように配置することで、上述した前庭系の平行感覚機能へ影響を相殺する効果が期待できる。その結果、ふらつき等を起こさないようにすることができる。
請求項4に記載の電流印加装置によれば、装着部は、耳部、及び鼻部の少なくとも一方の部位によって支持されることを特徴とする。すなわち、日常生活を送りながら使用したいという観点からいえば、装着部は目立ち難い形状が望まれる。そこで、例えば、図3に示すように、耳部によって支持される耳掛け式電極を採用したり、あるいは、図4に示すように、耳部と鼻部によって支持される眼鏡式電極を採用したりすることで、日常生活において使い易くすることができる。
請求項5に記載の電流印加装置によれば、電流印加手段は、
頭部に印加する電流を徐々に大きくした場合に、電流の印加を最初に知覚したときの電流値を示す電流知覚閾値を決定する電流知覚閾値決定手段と、
電流知覚閾値決定手段によって決定された電流知覚閾値を記憶する電流知覚閾値記憶手段と、
電流知覚閾値に基づいて、出力すべき電流の出力電流強度を決定する出力電流強度決定手段と、
出力電流強度決定手段によって決定された出力電流強度の電流を一対の電極に出力する電流出力手段と、を備えることを特徴とする。
頭部に印加する電流を徐々に大きくした場合に、電流の印加を最初に知覚したときの電流値を示す電流知覚閾値を決定する電流知覚閾値決定手段と、
電流知覚閾値決定手段によって決定された電流知覚閾値を記憶する電流知覚閾値記憶手段と、
電流知覚閾値に基づいて、出力すべき電流の出力電流強度を決定する出力電流強度決定手段と、
出力電流強度決定手段によって決定された出力電流強度の電流を一対の電極に出力する電流出力手段と、を備えることを特徴とする。
上記電流知覚閾値は、一般に個人によって異なる。従って、本発明の構成により、電流知覚閾値を個人に合わせて決定することができる。そして、この電流知覚閾値に基づいて決定された出力電流強度の電流を一対の電極に出力することができる。
請求項6に記載の電流印加装置によれば、出力電流強度決定手段は、電流知覚閾値に対して50〜100%の割合を出力電流強度として決定することを特徴とする。
延髄に伝わる電気信号は、電流知覚閾値の50〜100%の微弱電流を前庭神経を介して印加することで脳において確率共振が効果的に生じる。すなわち、延髄に伝わる電気信号がより効果的に強められる。従って、電流知覚閾値に対して50〜100%の割合を出力電流強度として決定することで、延髄に伝わる電気信号をより効果的に強めることができる。
請求項7に記載の電流印加装置は、電流の周波数分布が一様であるホワイトノイズ波形、及び、電流の揺らぎの大きさが電流の周波数の上昇に対して反比例する1/fノイズ波形のうち、何れか一方の波形を示す出力電流を決定する出力電流波形決定手段を備え、
出力電流強度決定手段は、電流知覚閾値に基づいて、ホワイトノイズ波形、及び1/fノイズ波形の各々の出力電流強度を決定し、
電流出力手段は、出力電流波形決定手段によって決定された出力電流を、その出力電流に対する出力電流強度決定手段の決定した出力電流強度で出力することを特徴とする。
出力電流強度決定手段は、電流知覚閾値に基づいて、ホワイトノイズ波形、及び1/fノイズ波形の各々の出力電流強度を決定し、
電流出力手段は、出力電流波形決定手段によって決定された出力電流を、その出力電流に対する出力電流強度決定手段の決定した出力電流強度で出力することを特徴とする。
上述したように、脳において確率共振を生じさせるには、特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加する必要がある。本発明では、上記ホワイトノイズや1/fノイズの波形を示す出力電流のうち何れか一方の出力電流を決定し、その決定した出力電流を、その出力電流に対して決定された出力電流強度で出力する。これにより、出力電流波形決定手段によって決定された仕様の電流を一対の電極に出力することができる。
なお、電流知覚閾値の出力電流強度を100%とすると、ホワイトノイズでは約80%、1/fノイズでは約60%の出力電流強度の出力電流を頭部に印加することで、脳において生じる確率共振の効果が最大になる。
請求項8に記載の電流印加装置は、電流出力手段からの電流の出力を報知する電流出力報知手段を備えることを特徴とする。
例えば、出力電流強度決定手段と出力電流波形決定手段とによって決定された仕様の電流が頭部に印加されていることを検知して、画面表示や音響によって報知することで、使用者は、電極から電流が出力されていることを把握することができる。
請求項9に記載の電流印加装置は、電極が頭部の皮膚に接触しているか否かを判断する電極装着有無判断手段を備え、電流出力手段は、電極装着有無判断手段の判断結果に応じて、出力電流の大きさを調整する出力電流調整手段を備えることを特徴とする。これにより、例えば、電極が頭部の皮膚に接触していると判断される場合に、電極から電流を出力することができる。
請求項10に記載の電流印加装置によれば、出力電流調整手段は、電極装着有無判断手段によって頭部の皮膚に接触していないと判定される場合、出力電流の大きさをゼロレベルに調整することを特徴とする。
例えば、電極が皮膚から外れた後に再び装着するとき、サージ電流を受けることがある。そこで、本発明では、電極が頭部の皮膚に接触していないと判断される場合に、出力電流の大きさをゼロレベルに調整する。これにより、電極を再び装着したとしても、サージ電流を印加しないようにすることができる。
請求項11に記載の電流印加装置によれば、電気印加手段は、電源として電池を用いることを特徴とする。これにより、日常生活において使用し易くなる。また、請求項12に記載のように、電池の残容量を報知する残容量報知手段を備えることで、使用者は、電池の残容量を把握することができる。
以下、本発明の電流印加装置の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1に、本実施形態における電流印加装置の全体構成のブロック図を示す。同図に示すように、電流印加装置は、本体1と電極2から構成される。
電極2は、図2に示すように一対の電極2a、2bからなり、一方がプラスの電極となり、他方がマイナスの電極となる。本体1から印加される電流は、この一対の電極2a、2bの間を流れる。この一対の電極2a、2bは、耳部によって支持される形状を有する耳掛け式電極21(図3)や耳部と鼻部によって支持される形状を有する眼鏡式電極22(図4)によって頭部に装着される。
本電流印加装置について、日常生活を送りながら使用したいという観点からいえば、一対の電極2a、2bを頭部に装着するための装着部は目立ち難い形状が望まれる。そのため、この装着部として、耳掛け式電極21や眼鏡のフレームに一対の電極を配置した眼鏡式電極22を採用することで、本電流印加装置を日常生活において使い易くすることができる。
なお、図3や図4に示したように、耳掛け式電極21や眼鏡式電極22は、頭部に装着した際、耳部の後方(例えば、「乳様突起」と呼ばれる骨の付近)の皮膚に一方の電極を配置するとともに、頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側となる頭部の皮膚(図3や図4ではこめかみ部)に他方の電極を配置するものである。
すなわち、耳部の後方の皮膚から電流を印加する場合、上記他方の電極を頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側でない反対側となる頭部の皮膚に配置した場合、上述した前庭系の平行感覚機能に影響を与え、その結果、ふらつき等を起こすことがある。
そのため、図2に示すように、上記他方の電極2aは、頭部の左右中心線に対し一方の電極2bの配置と同じ側となる頭部の皮膚に配置する。これにより、本電流印加装置を使用しても、ふらつき等を起こさないようにすることができる。なお、図2に示した他方の電極2aは、こめかみ部に限らず額部に配置するようにしてもよい。
本体1は、図1に示すように、痛覚閾値決定部11、痛覚閾値記憶部12、電流強度決定部13、出力電流波形決定部14、電流出力部15、出力確認表示部16、電源部17、電源残量表示部18、及び電極装着有無判断部19から構成される。この本体1は、日常生活を送りながら使用できるように、携帯可能なサイズで構成される。
痛覚閾値決定部11は、例えば、押しボタン等の入力手段である。この痛覚閾値決定部11は、電極2を頭部に装着して、この電極2に印加する電流の振幅を徐々に大きくした場合、この電流の印加を最初に知覚したときに操作するものである。この電極2に印加する電流は、図5に示すように、特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのないノイズ波形を示す電流であり、その平均値はゼロ(0)である。
すなわち、延髄に伝わる電気信号は、電流知覚(痛覚)閾値の50〜100%の微弱電流を前庭神経を介して印加することで脳において確率共振が効果的に生じる(延髄に伝わる電気信号がより効果的に強められる。)。しかしながら、電流痛覚閾値は、一般に、個人によって異なる。従って、本電流印加装置では、図5に示すように、ノイズ波形の振幅を徐々に大きくしていった場合に、最初に電流の印加を知覚したタイミングで痛覚閾値決定部11を操作する。そして、その操作したタイミングでの電流の振幅の大きさである出力電流強度をその使用者の電流痛覚閾値として決定する。
痛覚閾値記憶部12は、痛覚閾値決定部11によって決定された電流痛覚閾値を記憶する。電流強度決定部13は、痛覚閾値記憶部12の記憶する電流痛覚閾値に対して50〜100%の割合を電極2から出力する電流の出力電流強度として決定する。
出力電流波形決定部14は、出力電流の周波数分布が一様であるホワイトノイズ波形、及び、出力電流の揺らぎの大きさが電流の周波数の上昇に対して反比例する1/fノイズ波形のうち、何れか一方のノイズ波形を示す出力電流を決定する。
上述したように、脳において確率共振(SR)を生じさせるには、特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加する必要がある。本電流印加装置では、上記ホワイトノイズや1/fノイズの波形を示す出力電流のうち何れか一方の出力電流を決定し、その決定した出力電流を、その出力電流に対して電流強度決定部13において決定された出力電流強度で出力する。これにより、出力電流波形決定部14によって決定された仕様の電流を電極2に出力することができる。
なお、出力電流波形決定部14は、電気回路として構成して上記の各種波形を生成するようにしても良いし、メモリに記憶させた上記の各種波形をマイコンで読み出して生成するようにしてもよい。
また、図6に示すように、電流知覚閾値の出力電流強度を100%とすると、ホワイトノイズでは約80%、1/fノイズでは約60%の出力電流強度の出力電流を頭部に印加することで、脳において生じる確率共振(SR)の効果が最大になることが知られている。そのため、電流強度決定部13では、出力電流波形決定部14によって決定された波形に対応する上記出力電流強度を決定する。
電流出力部15は、出力電流強度決定部13、及び出力電流波形決定部14によって決定された仕様の電流を電極2に出力する。また、電流出力部15は、後述する電極装着有無判断部19の判断結果に応じて、出力電流の大きさを調整する。
出力確認表示16は、図示しない画像生成部と表示画面とによって構成され、出力電流強度決定部13と出力電流波形決定部14に従った仕様の電流が電極2を介して頭部に印加されていることを検出して、出力確認の表示を行う。これにより、使用者は、電極2から電流が出力されていることを把握することができる。なお、画面表示に限らず、音響によって出力確認を報知するようにしてもよい。
電源部17は、本体1の電源を供給するもので、電源として電池を用いている。これにより、日常生活において使用し易くなる。電源残量表示部18は、図示しない画像生成部と表示画面とによって構成され、電源電圧を検出して電池の残容量を表示する。これにより、使用者は、電池の残容量を把握することができる。
電極装着有無判断部19は、電流出力部15から電流が出力されている場合、電極2の抵抗や電圧のレベルを検出して、電極2が皮膚に接触しているか否かを判断する。そして、電流出力部15は、電極装着有無判断部19において、電極2が皮膚に接触してないと判断される場合、出力電流の大きさをゼロレベルに調整する。
例えば、電極2が皮膚から外れた後に再び電極2を装着するとき、電極2からサージ電流を受けることがある。そこで、本電流印加装置では、電極2が皮膚に接触していないと判断される場合に、出力電流の大きさをゼロレベルに調整する。これにより、電極2を再び装着したとしても、サージ電流を印加しないようにすることができる。
このように構成される本電流印加装置は、電極2を頭部に装着後、本体1の電源を投入し、電流痛覚閾値を決定するための操作を行った後に使用可能となる。なお、この電流痛覚閾値の決定するための操作は、ON/OFFスイッチ等を設けて、「ON」状態である場合には上記操作を実行し、「OFF」状態である場合には上記操作を省略するように構成してもよい。
このように、本実施形態の電流印加装置は、頭部に装着した際、耳部の後方の皮膚に一方の電極を配置するとともに、頭部の左右中心線に対し一方の電極の配置と同じ側となるこめかみ部の皮膚に他方の電極を配置する耳掛け式電極21や眼鏡式電極22を採用し、この一対の電極に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない微弱電流を印加する。これにより、日常生活を送りながら、自律神経活動の回復・改善を図るために用いることができる。
(変形例1)
本実施形態の電流印加装置は、一対の電極を頭部の右側、若しくは、左側に装着するものであるが(図2では左側)、もう一対の電極をその反対側に装着して、一対の各電極に電流を印加するようにしてもよい。すなわち、左右両側に電極を装着して電流を印加してもよい。これにより、左右対称にバランス良く電流を印加することができる。
本実施形態の電流印加装置は、一対の電極を頭部の右側、若しくは、左側に装着するものであるが(図2では左側)、もう一対の電極をその反対側に装着して、一対の各電極に電流を印加するようにしてもよい。すなわち、左右両側に電極を装着して電流を印加してもよい。これにより、左右対称にバランス良く電流を印加することができる。
(変形例2)
上述した変形例1では、一対の電極を二組用い、頭部の左右中心線に対して同じ側に一組の電極を装着し、もう一組の電極をその頭部の反対側に装着するものである。これに対し、本変形例の電流印加装置は、一対の電極を二組用いるものの、左右各々の耳部の後方の皮膚に各組の一方の電極を各々配置するとともに、頭部の左右中心線に対し各組の一方の電極の配置と反対側となる頭部の皮膚に各組の他方の電極を各々配置して、頭部の左右両側に装着する。これにより、上述した前庭系の平行感覚機能へ影響を相殺する効果が期待できる。その結果、ふらつき等を起こさないようにすることができる。
上述した変形例1では、一対の電極を二組用い、頭部の左右中心線に対して同じ側に一組の電極を装着し、もう一組の電極をその頭部の反対側に装着するものである。これに対し、本変形例の電流印加装置は、一対の電極を二組用いるものの、左右各々の耳部の後方の皮膚に各組の一方の電極を各々配置するとともに、頭部の左右中心線に対し各組の一方の電極の配置と反対側となる頭部の皮膚に各組の他方の電極を各々配置して、頭部の左右両側に装着する。これにより、上述した前庭系の平行感覚機能へ影響を相殺する効果が期待できる。その結果、ふらつき等を起こさないようにすることができる。
1 本体
2 電極
11 痛覚閾値決定部
12 痛覚閾値記憶部
13 電流強度決定部
14 出力電流波形決定部
15 電流出力部
16 出力確認表示部
17 電源部
18 電源残量表示部
19 電極装着有無判断部
2 電極
11 痛覚閾値決定部
12 痛覚閾値記憶部
13 電流強度決定部
14 出力電流波形決定部
15 電流出力部
16 出力確認表示部
17 電源部
18 電源残量表示部
19 電極装着有無判断部
Claims (12)
- 一対の電極と、当該一対の電極を頭部に装着するための装着部と、からなる電極装着手段と、
前記一対の電極を介して、前記頭部に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加する電流印加手段と、を備え、
前記電極装着手段は、
前記頭部に装着した際、耳部の後方の皮膚に一方の前記電極を配置するとともに、前記頭部の左右中心線に対し前記一方の電極の配置と同じ側となる前記頭部の皮膚に他方の前記電極を配置し、
前記装着部は、前記頭部の部位によって支持される形状を有することを特徴とする電流印加装置。 - 前記電流印加手段は、前記頭部の左右中心線に対して左右両側に装着される2つの前記電極装着手段の各々の一対の電極を介して、前記電流を印加することを特徴とする請求項1記載の電流印加装置。
- 一対の電極を二組有し、当該二組の電極を頭部に装着するための装着部で構成される電極装着手段と、
前記二組の電極を介して、前記頭部に特定の周波数帯域で強い強度、を示すことのない電流を印加する電流印加手段と、を備え、
前記電極装着手段は、前記頭部に装着した際、
左右各々の耳部の後方の皮膚に各組の一方の前記電極を各々配置するとともに、前記頭部の左右中心線に対し前記各組の一方の電極の配置と反対側となる前記頭部の皮膚に前記各組の他方の前記電極を各々配置し、
前記装着部は、前記頭部の部位によって支持される形状を有することを特徴とする電流印加装置。 - 前記装着部は、耳部、及び鼻部の少なくとも一方の部位によって支持されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電流印加装置。
- 前記電流印加手段は、
前記頭部に印加する電流を徐々に大きくした場合に、前記電流の印加を最初に知覚したときの電流値を示す電流知覚閾値を決定する電流知覚閾値決定手段と、
前記電流知覚閾値決定手段によって決定された電流知覚閾値を記憶する電流知覚閾値記憶手段と、
前記電流知覚閾値に基づいて、出力すべき電流の出力電流強度を決定する出力電流強度決定手段と、
前記出力電流強度決定手段によって決定された出力電流強度の電流を前記一対の電極に出力する電流出力手段と、を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電流印加装置。 - 前記出力電流強度決定手段は、前記電流知覚閾値に対して50〜100%の割合を前記出力電流強度として決定することを特徴とする請求項5記載の電流印加装置。
- 電流の周波数分布が一様であるホワイトノイズ波形、及び、電流の揺らぎの大きさが前記電流の周波数の上昇に対して反比例する1/fノイズ波形のうち、何れか一方の波形を示す出力電流を決定する出力電流波形決定手段を備え、
前記出力電流強度決定手段は、前記電流知覚閾値に基づいて、前記ホワイトノイズ波形、及び前記1/fノイズ波形の各々の出力電流強度を決定し、
前記電流出力手段は、前記出力電流波形決定手段によって決定された出力電流を、その出力電流に対する前記出力電流強度決定手段の決定した出力電流強度で出力することを特徴とする請求項5又は6記載の電流印加装置。 - 前記電流出力手段からの電流の出力を報知する電流出力報知手段を備えることを特徴とする請求項5〜7の何れか1項に記載の電流印加装置。
- 前記電極が前記頭部の皮膚に接触しているか否かを判断する電極装着有無判断手段を備え、
前記電流出力手段は、前記電極装着有無判断手段の判断結果に応じて、前記出力電流の大きさを調整する出力電流調整手段を備えることを特徴とする請求項5〜8の何れか1項に記載の電流印加装置。 - 前記出力電流調整手段は、前記電極装着有無判断手段によって前記頭部の皮膚に接触していないと判定される場合、前記出力電流の大きさをゼロレベルに調整することを特徴とする請求項9記載の電流印加装置。
- 前記電気印加手段は、電源として電池を用いることを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の電流印加装置。
- 前記電池の残容量を報知する残容量報知手段を備えることを特徴とする請求項11記載の電流印加装置。
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