JP2006202176A - 文書管理システムおよび文書管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】文書ファイルを文書管理サーバで一元管理するための文書ファイルの登録/検索の有効性を高める。
【解決手段】クライアントから登録文書ファイルを受信し(1)、これを共通の属性付データへ変換するための変操規則を取得して解析し(2,6)、文書ファイルの内容と変換規則を基に属性付データを生成し(3)、属性付データをデータ保管部5または既存のデータベース5Aに保管する。クライアントから検索雛型文書ファイルを受信し(7)、データ保管部に登録される属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して検索雛型文書ファイルに埋め込むための検索規則を取得して解析し(8,11)、検索規則を基に属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して属性付データを生成し(9)、この内容をそのまま出力、または検索雛型文書ファイルに埋め込んで出力する(10)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、業務等で発生する多種多様の文書ファイルを各クライアントで共有可能にするため、文書ファイルを文書管理サーバで一元管理する文書管理システムおよび文書管理方法に係り、特に文書ファイルの登録/検索方式および方法に関するものである。
文書ファイルをそのままの形で蓄積共有する方式として、Microsoft社のOSであるWindows(登録商標)では、サーバーの文書フォルダーをネットワーク経由で各クライアントが共有する機能を提供している。また、文書フォルダー内では特定のキーワードを含む文書を一括して検索する機能がある。特徴として、文書フォルダーの共有にはMicrosoft社固有の通信プロトコルが用いられており、また検索結果として得られる情報は、キーワードを含む文書ファイルのファイル名のみである。
メディアフュージョン社の「DocuLabo」は、文書ファイル内のデータをXML形式に変換し、同社のXMLデータベースに格納することによって、データの共有を図るものである(例えば、非特許文献1参照)。特徴として、変換後のXML形式データは必ず同社のXMLデータベースに格納される点、文書ファイルのXML変換を支援する専用のソフトウェアと、XMLデータベースの検索結果の文書ファイルへの埋め込みを支援する専用のソフトウェアを用いる点がある。
インターネットURL(http://www.mediafusion.co.jp/esterra/DocuLabo.html)、検索2004年10月11日。
業務等で発生する文書ファイルは、情報共有のため社内サーバ等の共有空間に保管される。保管された文書自身または文書の一部を検索する場合、各文書ファイルを作成した基本ソフトウェアの検索機能を使って必要文書を検索するため、基本ソフトウェアの違う文書間にまたがる検索は、検索者自身にかなりの工夫を強いることがあり、工夫の善し悪しで、所望する結果を得られないことが発生する。
また、同じ基本ソフトウェアを使った文書ファイルの検索においても、キーワード検索をした結果の文書自身の内容が、キーワードに沿った内容であるかどうかは、その文書を開いてみないとわからず、検索結果が多い場合は、時間がかかる。
本発明の目的は、文書ファイルを文書管理サーバで一元管理するための文書ファイルの登録/検索の有効性を高めた文書管理システムおよび文書管理方法を提供することにある。
本発明は、前記の課題を解決するため、クライアントからサーバに受信する多種多様の文書ファイルを、共通の文書フォーマットとしてXML等の属性付データ(「どんな性質(プロパティ)の情報」が「どんな値を持つか」というプロパティとその値とのペアデータ)で一元管理し、クライアントからの検索要求時にサーバが必要な情報のみを抽出して所定の文書ファイルに埋め込み、またはXML等の属性付データのままクライアントに提供するようにしたもので、以下のシステムおよび方法を特徴とする。
(システムの発明)
(1)クライアントから送信される多種多様の文書ファイルを文書管理サーバが共有のデータ保管部または既存のデータベースに登録しておき、クライアントから検索要求される文書ファイルを前記サーバが前記データ保管部または既存のデータベースから取得してクライアントに提供する文書管理システムにおいて、
前記サーバは、
クライアントから登録文書ファイルを受信する手段と、
前記登録文書ファイルを共通の属性付データへ変換するための変操規則を取得して解析する手段と、
前記文書ファイルの内容と前記変換規則を基に属性付データを生成する手段と、
前記属性付データを前記データ保管部または既存のデータベースに保管する手段と、
クライアントから検索雛型文書ファイルを受信する手段と、
前記データ保管部に登録される属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して前記検索雛型文書ファイルに埋め込むための検索規則を取得して解析する手段と、
前記検索規則を基にデータ保管部に登録された属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して属性付データを生成する手段と、
前記生成した属性付データの内容をそのまま出力、または前記検索雛型文書ファイルに埋め込んで検索結果文書ファイルを作成し出力する手段と、
を備えたことを特徴とする。
(2)前記変換規則は、
前記登録文書ファイルのスタイル形式を利用して作成する、
前記文書ファイルのスタイル形式を該文書ファイルと共に受信して作成する、
前記文書ファイルのスタイルを変換規則としてクライアントから指定する、
変換規則ファイルの内容をクライアントから受信する、
変換規則ファイルのネットワーク上のアドレス(URI)をクライアントから指定する、
一つの文書内に、文書ファイルと変換規則ファイルの内容を記述し、各文書がオリジナル文書であるか、変換規則文書であるか区別可能な識別を指定する、
のうちの少なくとも1つの手段で得ることを特徴とする。
(3)前記文書ファイルの受信は、
FTP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイルをそのままクライアントから受信する、
SMTP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルを添付、または電子メールの本文に変換規則ファイル識別子等の各種情報を記述したものをクライアントから受信する、
HTTP伝送方式で受信する場合、HTTPパラメータに、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報を記述したものをクライアントから受信する、
SOAP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報とSOAP通信に必要なパラメータをSOAP通信で扱われる文書形式に変換したものをクライアントから受信する、
分散オブジェクト通信方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報と、分散オブジェクト通信に必要なパラメータを記述したものをクライアントから受信する、
ディレクトリを媒体とした通信方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイルが既定のディレクトリに保存されたときのクライアントのイベント取得で文書ファイルを受信する、またはネットワーク上のPCのイベント取得で文書ファイルを受信する、
のうちの少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする。
(4)前記検索雛型文書ファイルへの属性付データの埋め込みは、
検索結果の属性付データを前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式とみなして、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込む、
検索結果として取得される前記属性付データに対して、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形する変形規則を有して、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込む、
前記検索雛型文書ファイルのみが指定された場合は、該検索雛型文書ファイルのスタイル形式を属性付データの埋込規則として用いて属性付データを検索雛型文書ファイルに埋め込む、
クライアントから検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルの内容が送信された場合、、検索規則ファイルを基に前記属性付データを検索取得し、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
クライアントから検索雛型文書ファイルと、検索規則ファイルのネットワーク上のアドレスまたは検索規則を特定する規則名が指定された場合、該検索規則ファイルのネットワーク上のアドレスから検索規則ファイルを取得、解釈して検索規則を得るか、または規則名を基に検索規則を得た後、その検索規則を基に属性付データを検索取得し、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
クライアントから検索雛型文書ファイルと、検索規則ファイルの内容が記述され、各文書が検索雛型文書であるか、検索規則文書であるか区別可能な識別を与えられた場合、文書内の複数の文書から識別子を利用し、前記検索雛型文書か前記検索規則文書であるかを識別し、検索規則文書を解析し、その規則を基に属性付データを検索取得し、検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
のうちの少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする。
(方法の発明)
(5)クライアントから送信される多種多様の文書ファイルを文書管理サーバが共有のデータ保管部または既存のデータベースに登録しておき、クライアントから検索要求される文書ファイルを前記サーバが前記データ保管部または既存のデータベースから取得してクライアントに提供する文書管理システムにおいて、
前記サーバは、
クライアントから登録文書ファイルを受信する手順と、
前記登録文書ファイルを共通の属性付データへ変換するための変操規則を取得して解析する手順と、
前記文書ファイルの内容と前記変換規則を基に属性付データを生成する手順と、
前記属性付データを前記データ保管部または既存のデータベースに保管する手順と、
クライアントから検索雛型文書ファイルを受信する手順と、
前記データ保管部に登録される属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して前記検索雛型文書ファイルに埋め込むための検索規則を取得して解析する手順と、
前記検索規則を基にデータ保管部に登録された属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して属性付データを生成する手順と、
前記生成した属性付データの内容をそのまま出力、または前記検索雛型文書ファイルに埋め込んで検索結果文書ファイルを作成し出力する手順と、
を有することを特徴とする。
(6)前記変換規則は、
前記登録文書ファイルのスタイル形式を利用して作成する、
前記文書ファイルのスタイル形式を該文書ファイルと共に受信して作成する、
前記文書ファイルのスタイルを変換規則としてクライアントから指定する、
変換規則ファイルの内容をクライアントから受信する、
変換規則ファイルのネットワーク上のアドレス(URI)をクライアントから指定する、
一つの文書内に、文書ファイルと変換規則ファイルの内容を記述し、各文書がオリジナル文書であるか、変換規則文書であるか区別可能な識別を指定する、
のうちの少なくとも1つの手順で得ることを特徴とする。
(7)前記文書ファイルの受信は、
FTP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイルをそのままクライアントから受信する、
SMTP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルを添付、または電子メールの本文に変換規則ファイル識別子等の各種情報を記述したものをクライアントから受信する、
HTTP伝送方式で受信する場合、HTTPパラメータに、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報を記述したものをクライアントから受信する、
SOAP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報とSOAP通信に必要なパラメータをSOAP通信で扱われる文書形式に変換したものをクライアントから受信する、
分散オブジェクト通信方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報と、分散オブジェクト通信に必要なパラメータを記述したものをクライアントから受信する、
ディレクトリを媒体とした通信方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイルが既定のディレクトリに保存されたときのクライアントのイベント取得で文書ファイルを受信する、またはネットワーク上のPCのイベント取得で文書ファイルを受信する、
のうちの少なくとも1つの手順とすることを特徴とする。
(8)前記検索雛型文書ファイルへの属性付データの埋め込みは、
検索結果の属性付データを前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式とみなして、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込む、
検索結果として取得される前記属性付データに対して、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形する変形規則を有して、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込む、
前記検索雛型文書ファイルのみが指定された場合は、該検索雛型文書ファイルのスタイル形式を属性付データの埋込規則として用いて属性付データを検索雛型文書ファイルに埋め込む、
クライアントから検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルの内容が送信された場合、検索規則ファイルを基に前記属性付データを検索取得し、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
クライアントから検索雛型文書ファイルと、検索規則ファイルのネットワーク上のアドレスまたは検索規則を特定する規則名が指定された場合、該検索規則ファイルのネットワーク上のアドレスから検索規則ファイルを取得、解釈して検索規則を得るか、または規則名を基に検索規則を得た後、その検索規則を基に属性付データを検索取得し、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
クライアントから検索雛型文書ファイルと、検索規則ファイルの内容が記述され、各文書が検索雛型文書であるか、検索規則文書であるか区別可能な識別を与えられた場合、文書内の複数の文書から識別子を利用し、前記検索雛型文書か前記検索規則文書であるかを識別し、検索規則文書を解析し、その規則を基に属性付データを検索取得し、検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
のうちの少なくとも1つの手順とすることを特徴とする。
以上のとおり、本発明によれば、業務等で発生する各文書ファイルを共通の文書フォーマットとしてXML等の属性付データで保管・管理することにより、文書ファイルのデータの一元管理が可能となり、データの情報共有の有効性を高めることができる。
また、クライアントから送信された文書ファイルを受信し、ファイル受信部1にクライアントから送信された文書ファイルやパラメータを抽出する処理機能を、また、同図における変換規則解析部2にファイル受信部1で受信した文書ファイルを属性付データへ変換するための変換規則を取得・解析する機能、属性付データ生成部3に同図におけるファイル受信部1で受信した文書ファイルの内容と同図における変換規則解析部2で取得・解析された変換規則を基に属性付データを生成する機能を持つことにより、クライアントが送信した文書ファイルを基に文書管理を実行(記録・検索等)することが可能となる。
また、業務等で発生する各文書ファイルが、各文書ファイルを作成した基本ソフトウェアが異なった場合でも、共通フォーマットとしてXML等の属性付データの形で保管され、管理された属性付データに対し、検索等の情報活用操作をすることにより、目的の文書ファイルを取得することができ、各文書ファイルの一元管理が可能となる。すなわち、データの情報共有の有効性が高められる。
図1は、本発明における文書管理システムの構成図であり、主に文書ファイルの登録機能と検索機能を実現する機能ブロックで示す。
文書ファイルの登録は、各文書ファイルをそのままネットワーク上の共有資源に保管するのではなく、保管後の情報活用を考慮し、共通の文書フォーマットとしてXML等の属性付データ(「どんな性質(プロパティ)の情報」が「どんな値を持つか」というプロパティとその値とのペアデータ)で一元管理することを特徴とし、図1中では以下の機能ブロック1〜6で構成される。
ファイル受信部1は、クライアントから送信された登録文書ファイルを受信する。変換規則解析部2は、ファイル受信部1で受信した登録文書ファイルを属性付データへ変換するための変操規則を取得し、この変換規則を解析する。属性付データ生成部3はファイル受信部1で受信した文書ファイルの内容と変換規則解析部2の変換規則を基に属性付データを生成する。属性付データ出力部4は属性付データ生成部3で生成した属性付データを共有資源に保管する。データ保管部5は属性付データ出力部4からの属性付データを保管するもので、例えばネットワーク上の共有資源になる既存データベース5Aが利用される場合がある。変換規則作成部6は文書ファイル内のデータをXML等の属性付データの文書形式に変換する規則を作成する。なお、文書ファイルからデータを抽出する手段としては、例えばWindowsアプリケーションの場合、当該アプリケーションを構成するCOMオブジェクトのメソッドを直接実行することにより、文書ファイルを操作して必要なデータを取得する。
一方、文書ファイルの検索は、文書ファイルの登録機能によって保管・管理されるXML等の属性付データを検索し、必要な情報のみを抽出して文書ファイルに埋め込んで取得し、またはXML等の属性付データのまま取得するものである。なお、検索する情報は文書ファイルから抽出して保管しているデータ以外に、既存のデータベースも対象とする。文書ファイルの検索は、図1中の以下の機能ブロック7〜11で構成される。
ファイル受信部7はクライアントから送信された検索雛型文書ファイルを受信する。検索規則解析部8はデータ保管部5に登録される属性付データを検索、または既存のデータベース5Aを検索して検索雛型文書ファイルに埋め込むための検索規則を取得し解析する。属性付データ取得部9は検索規則を基にデータ保管部5に登録された属性付データを検索、または既存のデータベース5Aを検索して属性付データを生成する。文書ファイル出力部10は属性付データ取得部9で生成した属性付データの内容を検索雛型文書ファイルに埋め込んで検索結果文書ファイルを作成し出力する。検索規則作成部11はXML形式等のデータまたは既存のデータベースを検索し、その検案結果を検索雛型文書ファイルに埋め込む規則を作成する。
以下、文書ファイルの登録機能と検索機能別に、文書管理方式および方法の実施形態を説明する。
(実施形態1)
本実施形態は、共通の文書フォーマットとしてXML等の属性付データ(「どんな性質(プロパティ)の情報」が「どんな値を持つか」というプロパティとその値とのペアデータ)で文書ファイルを登録する方式および方法である。
図1の機能ブロック1〜6による文書ファイルの登録の流れを説明する。クライアントから登録しようとする文書ファイルが送信されたとき、ファイル受信部1は送信されたファイルを受け取り、変換規則解析部2はそのファイルに適切な変換規則で解析し、属性付データ生成部3は変換規則作成部6で作成した変換規則を基に、文書ファイルの内容を属性付データに生成し、属性付データ出力部5は生成された属性付データをデータ保管部5に出力する。
上記のようなデータ登録機能を持つことにより、各文書ファイルは、属性付データとして一元管理され、クライアント側で各文書ファイルを作成したときの基本ソフトウェアが異なった場合でも、管理された属性付データに対しクライアントによる検索等の情報活用操作を可能にする。
以下、本実施形態を実現するためのデータ登録機能の詳細を説明する。本実施形態は大別して、以下の(A)属性付データへの変換規則の作成方式、(B)属性付データに変換するために必要な変換規則の指定方式とするが、それら方式の少なくとも1つの方式を備えれば済む。
(A)属性付データへの変換規則の作成
(方式1)オリジナル文書ファイル(登録文書ファイル)のスタイル形式を利用して変換規則を作成する方式。
本方式は、オリジナル文書ファイルのスタイル形式を利用して、オリジナル文書ファイルを属性付データに変換するものであり、図2に示す属性付データ生成の流れで説明する。スタイル形式付きのワープロ文書等は、文書内に文書の内容が所属するスタイル(見出し、内容等、スタイル自身の名前を変更できる場合もある)を持っている。このスタイルを属性付データ(図2の例ではXML)のプロパティ(図2の例ではXMLの要素名)、文書に記述されている内容をそのプロパティ値(図2の例ではXMLの要素値)にする。
また、図3に例示する表形式の文書等は、表のセルに名前(a1,a2,a3等。セル自身の名前を変更できる場合もある)を持っている。このセルの名前を属性付データ(図3の例ではXML)のプロパティ(図3の例えばXMLの要素名)、セルの内容をそのプロパティ値(図3の例ではXMLの要素値)にする。
システム側は、変換規則作成部6として実務等で使用する各基本ソフトウェアのスタイル形式に対する変換規則モジュールを用意し、これを基に変換規則解析部2においてクライアントから送信された文書ファイルを解析し、この解析結果により属性付データ生成部3が文書ファイルを属性付データに変換し、属性付データ出力部4がデータ保管部5に属性付データを保管する。
本方式1では、オリジナルファイルのスタイル形式を利用することによって、ユーザ自身が変換規則を意識したり、変換規則を生成する必要がなくなる。
ただし、文書フォーマットの違った文書に対しても、プロパティ(図2の例だと「文書」、「見出し」、「本文」等)が同じになってしまい、属性付データを検索する場合の検索キーの細分化が難しくなる。
(方式2)文書ファイルのスタイル形式以外に別途変換規則ファイルを作成して与える方式。
本方式は、オリジナル文書ファイルのスタイル形式を利用して、そのスタイルに対応した変換規則ファイル(あるフォーマットに従ったファイル)をクライアント側で作成したものを文書ファイルと共に受信し、オリジナル文書ファイルを属性付データに変換する。
例えば、図4に例を示すように、スタイル形式付きのワープロ文書は、文書内に文書の内容が所属するスタイル(見出し、内容等。スタイル自身の名前を変更できる場合もある)を持っている。このスタイルに対応した変換規則ファイルをクライアント側で作成し、変換規則に従って属性付データ(図4の例ではXML)のプロパティ(図4の例ではXMLの要素名)、そのプロパティ値(図4の例ではXMLの要素値)に設定する。
また、図5に例示する表形式の文書等は、表のセルに名前(a1、a2、a3等。セル自身の名前を変更できる場合もある)を持っている。このセルの名前に対応した変換規則ファイルをクライアント側で作成し、変換規則に従って属性付データ(図5の例ではXML)のプロパティ(図5の例ではXMLの要素名)、そのプロパティ値(図5の例ではXMLの要素値)に設定する。
システム側は、変換規則解析部2において、クライアント側で作成する変換規則ファイルを使用して文書ファイルを解析し、この解析結果により属性付データ生成部3が文書ファイルを属性付データに変換し、属性付データ出力部4がデータ保管部5に属性付データを保管する。
本方式は、クライアント側で生成した変換規則ファイルを使用することにより、文書フォーマットの違った文書に対しても、情報の共有・活用の視点から適切な形式の属性付データに変換することができる。ただし、クライアント側で変換規則ファイルを生成する手間が生じる。
(B)変換規則指定:文書ファイルを属性付データに変換するために必要な変換規則を指定する。
(方式3)オリジナル文書ファイルの指定方式
本方式は、図6に示すように、クライアントからオリジナル文書ファイルの内容のみをサーバ側に登録する方式である。
オリジナルファイルのみが指定された場合は、システムはオリジナル文書ファイルのスタイルを変換規則として属性付データへ変換する。
(方式4)オリジナル文書ファイルと変換規則ファイルの指定方式1
本方式は、図7に示すように、クライアントからオリジナル文書ファイルと変換規則ファイルの内容をサーバ側のデータ登録機能へ送信する方式である。
システムは、変換規則ファイルを解釈するモジュールを実装し、その変換規則を基に属性付データへ変換する。
(方式5)オリジナル文書ファイルと変換規則ファイルの指定方式2
本方式は、あるフォーマットの文書に対して、共有して使用できる変換規則ファイルが、ネットワーク上にある共有資源に保存されていることを前提条件とする。
図8に示すように、クライアントからオリジナル文書ファイルと、共有可能な変換規則ファイルのネットワーク上のアドレス(URI)を指定する。システムは、共有可能な変換規則ファイルのネットワーク上のアドレス(URI)から変換規則ファイルを取得、解釈し、その変換規則を基にクライアントから送信された文書ファイルを属性付データへ変換する。
(方式6)オリジナル文書ファイルと変換規則ファイルのグルーピングの指定方式
本方式は、表計算ソフトウェアのように、一つの文書内に、いくつかの表(文書)を保持することが可能なソフトウェァで作成した文書を前提条件とする。
図9に示すように、一つの文書内に、オリジナル文書ファイルと変換規則ファイルの内容を記述し、各文書がオリジナル文書であるか、変換規則文書であるか区別可能な識別を与える。この文書自身の内容をサーバ側のデータ登録機能へ送信する。システムは、文書内の複数の文書から識別子を利用し、オリジナル文書か変換規則文書であるか否かを識別し、変換規則文書を解析し、その規則を基に、オリジナル文書を属性付データに変換する。
(実施形態2)
本実施形態は、文書ファイルの登録機能において、クライアントから送信される各種形式の文書データを受信処理する方式および方法である。なお、以下の各方式はファイルを既存の通信インフラを利用した伝送に対するファイル受信機能として説明する。
(方式1)伝送方式がFTP(File Transfer Protocol)の場合
本方式によるファイル受信処理例を図10に示し、FTP伝送方式の文書ファイルの形式例を図11に示す。通常のFTPサーバは、受信したファイルデータをファイル出力するが、ファイル受信部1に用意するFTPサーバAは、受信した文書ファイルをそのまま属性付データ生成部3に用意する文書ファイルデータ受信部Bへ入力することにより、クライアント送信した文書ファイルを基に、文書管理を実行(登録・検索等)することが可能となる。
本方式では、システムとしては、ファイル受信部1の構成が単純である半面、文書ファイル以外のパラメータ(変換規則ファイルの情報等)をクライアントから受信することはできず、また、文書管理システムの処理結果をクライアントへ返すこともできないが、文書管理システムの処理結果をファイル出力し、クライアントがFTPにてそのファイルを取得することは可能となる。
(方式2)伝送方式がSMTP(Simple Mail Transfer Protocol:電子メール送信用プロトコル)の場合
本方式によるファイル受信処理例を図12および図13に示す。クライアントは、電子メールの添付ファイルに、文書ファイルと必要であれば変換規則ファイル、また必要であれば電子メールの本文に各種情報(情報の名前と情報本体)を記述し、文書管理システムのファイル受信部1に送信する。このSMTP伝送方式による伝送は基本的にはFTPと同じになり、図14に送信画面例を示す。
図12の場合、ファイルとしては添付ファイルに文書ファイルと変換規則ファイルを、図13の場合は、添付ファイルに文書ファイル、各種情報の一つとして、電子メールの本文に変換規則ファイル識別子(URI等)の情報を記述して送信する。図12および図13に示すSMTPサーバAは、受信した電子メールをメールパラメータ抽出部Bに渡す。メールパラメータ抽出部Bでは、電子メール本文より各種情報を抽出し、内部データとして格納する。内部データは、各処理部で必要ならば参照・取得可能とする。
図12の場合は、電子メールの添付ファイル情報より変換規則ファイルを検出した場合、変換規則ファイルデータ抽出部C1にて変換規則ファイルを抽出し、抽出結果を変換規則解析部2の変換規則ファイルデータ受信部D1に入力する。また、添付ファイル情報より文書ファイルの存在を検出した場合、文書ファイルデータ抽出部C2にて、文書ファイルデータを抽出し、抽出結果を属性付きデータ生成部3の文書ファイルデータ受信部D2の入力とする。
図13の場合は、電子メール本文から変換規則ファイル識別子を検出した場合、変換規則ファイル識別子抽出部C1にて変換規則ファイル識別子(URI等)の情報を抽出し、抽出結果を変換規則解析部2の変換規則ファイルデータ抽出部D1に入力する。また、電子メールの添付ファイル情報より文書ファイルを検出した場合、文書ファイルデータ抽出部C2にて文書ファイルデータを抽出し、抽出結果を属性付きデータ生成部3の文書フフイルデータ受信部D2の入力とする。
本方式では、クライアントと文書管理システムとの通信を電子メールという非同期な通信で実現しているため、クライアントは文書管理システムの処理中に文書管理システムとネットワーク接続をし続ける必要はない。従って、クライアントから送信されるファイルサイズが大きく、ファイル処理等に時間がかかるような処理を実行するような用途に有効である。ただし、文書管理システムの処理結果をクライアントに通知したい場合は、別途、文書管理システムからクライアントへのメール送信が必要となる。
(方式3)伝送方式がHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の場合
本方式によるファイル受信処理例を図15および図16に示す。クライアントはHTTPパラメータに、文書ファイル(ファイル名とファイルの内容)と必要であれば変換規則ファイル(ファイル名とファイルの内容)、また、必要であれば各種情報(情報の名前と情報本体)を記述し、文書管理システムにHTTPで送信する(HTTP通信のPOST方式、GET方式だと送信できるパラメータ容量(データサイズ)に制限があるため、比較的データサイズが大きいデータ(ファイル)の送信には不向きなため)。このHTTP伝送方式による伝送は基本的にはFTPやSMTPと同じになり、図17に送信画面例を示す。
図15の場合、ファイルとしては文書ファイルと変換規則ファイルを、図16の場合は、ファイルとしては文書ファイル、各種情報の一つとして、変換規則ファイル識別子(URI等)の情報をもつパラメータをHTTPパラメータとして、送信する。図15および図16に示した処理例において、HTTPサーバAは、受信したHTTPパラメータをHTTPパラメータ抽出処理部Bに渡す。HTTPパラメータ抽出処理部Bでは、HTTPパラメータより各種情報を抽出し、システムの内部データとして格納する。内部データは各処理部で必要ならば参照・取得可能とする。
図15の場合は、HTTPパラメータ情報より変換規則ファイルを検出した場合、変換規則ファイルデータ抽出部C1にて変換規則ファイルを抽出し、抽出結果を変換規則解析部2の変換規則ファイルデータ受信部D1に入力する、また、HTTPパラメータ情報より文書ファイルを検出した場合、文書ファイルデータ抽出部C2にて文書ファイルデータを抽出し、抽出結果を属性付きデータ生成部3の文書ファイルデータ受伝部D2の入力とする。
図16の場合は、HTTPパラメータ情報より変換規則ファイル識別子を検出した場合、変換規則ファイル識別子抽出部C1にて変換規則ファイル識別子(URI等)の情報を抽出し、抽出結果を変換規則解析部2の変換規則ファイルデータ抽出部D1に入力する。また、HTTPパラメータ情報より文書ファイルを検出した場合、文書ファイルデータ抽出部C2にて文書ファイルデータを抽出し、抽出結果を属性付きデータ生成部3の文書ファイルデータ受信部D2の入力とする。
本方式では、クライアントと文書管理システムとの通情をHTTPという同期型通信で実現しているため、クライアントは文書管理システムの処理実行結果を、要求に対する文書管理システムの応答として受信することができる。従って、文書管理システムの結果を取得するのに、別途機能を付加する必要はない。ただし、クライアントは文書管理システムの処理中に文書管理システムとネットワーク接続をし続ける必要があり、また文書管理システム処理中はクライアント側の処理が待たされる。したがって、本方式は、クライアント側で処理結果が必要で、かつ、クライアントから送信されるファイルサイズが大きくなく、ファイル処理等に時間がかからないような処理の用途に有効である。
(方式4)伝送方式がSOAP(Simple Object Access Protocol)の場合
本方式によるファイル受信処理例を図18および図19に示す。クライアントには、送信する文書ファイルや各種情報、SOAP通信に必要なパラメータ(SOAPサーバのURI等)をSOAP通信で扱われるXML形式に変換し、SOAP通信するためのSOAPクライアントプログラムを実装する。
SOAP通信で扱われるXML形式に変換されたデータ(SOAPパラメータ)は、文書ファイル(ファイル名とファイルの内容)と必要であれば変換規則ファイル(ファイル名とファイルの内容)、また、必要であれば各種情報(情報の名前と情報本体)を格納し、文書管理システムにSOAPで送信する。このSOAP伝送方式による伝送は基本的にはFTPやSMTPと同じになり、図18の場合はファイルとしては文書ファイルと変換規則ファイルを、図19の場合はファイルとしては文書ファイル、各種情報の一つとして、変換規則ファイル識別子(URI等)の情報をもつパラメータをSOAPパラメータとして送信する。図18および図19において、SOAPサーバAは、受信したSOAPパラメータをSOAPパラメータ抽出処理部Bに流す。SOAPパラメータ抽出処理部Bでは、SOAPパラメータより各種情報を抽出し、内部データとして格納する。内部データは、各処理部で必要ならば参照・取得可能とする。
図18の場合は、SOAPパラメータ情報より変換規則ファイルを検出した場合、変換規則ファイルデータ抽出部C1にて変換規則ファイルを抽出し、抽出結果を変換規則解析部2の変換規則ファイルデータ受信部D1に入力する。また、SOAPパラメータ情報より文書ファイルを検出した場合、文書ファイルデータ抽出部C2にて文書ファイルデータを抽出し、抽出結果を属性付きデータ生成部3の文書ファイルデータ受信部D2の入力とする。
図19の場合は、SOAPパラメータ情報より変換規則ファイル識別子を検出した場合、変換規則ファイル識別子抽出部C1にて変換規則ファイル識別子(URI等)の情報を抽出し、抽出結果を変換規則解析部2の変換規則ファイルデータ抽出部D1に入力する。また、SOAPパラメータ情報より文書ファイルを検出した場合、文書ファイルデータ抽出部C2にて文書ファイルデータを抽出し、抽出結果を属性付きデータ生成部3の文書ファイルデータ受信部D2の入力とする。
本方式では、クライアントと文書管理システムとの通信をSOAPで実現しているため、「種々の伝送プロトコル(HTTPやSMTP等)でXMLを送受信することができる」というSOAPの性質を利用する。これにより、クライアント側で作成した文書ファイルや変換規則ファイルを、伝送プロトコルに依存せずに受信・実行することが可能となる。
(方式5)伝送方式が分散オブジェクト通信の場合
分散オブジェクト通信は、特定のソフトウェアプラットフォーム上のプログラムモジュール間のネットワークを介したデータ送受信を実現する通信機能であり、例えば、Java(登録商標)のRMI(Remote Method Invocation)、OMGのCORBA(Common Object Request Broker Architecture)、Microsoft社のDCOM(Distributed Component Object Model)などがある。
分散オブジェクト通信では、機能を提供するオブジェクト(プログラムモジュール)がサーバ側に配置される。クライアントがローカルでこのオブジェクトの機能を実行すると、その実行命令及び実行に必要なパラメータがサーバに通知され、サーバ側で受信したパラメータを基にオブジェクトの機能を実行し、実行結果をクライアントに送信する。この分散オブジェクト通信方式による伝送は基本的にはFTPやSMTP,HTTPと同じになり、クライアントは、文書ファイル(ファイル名とファイルの内容)と必要であれば変換規則ファイル(ファイル名とファイルの内容)、また、必要であれば各種情報(情報の名前と情報本体)、分散オブジェクト通信に必要なパラメータを記述し、文書システム側の分散オブジェクト機能を実行するためのクライアントプログラムを実装する。文書システム側には、文書ファイル、変換規則ファイル、各種情報(情報の名前と情報本体)を受信すると、変換規則を生成、属性付きデータを生成する機能を分散オブジェクト通信用のオブジェクト機能として追加する。
図20および図21において、分散オブジェクト通信サーバAは、受信した各種情報を内部データとして格納する。内部データは、各処理部で必要ならば参照・取得可能とする。図20の場合はファイルとしては文書ファイルと変換規則ファイルを、図21の場合はファイルとしては文書ファイル、各種情報の一つとして、変換規則ファイル識別子(URI等)の情報をもつパラメータをシステム側の分散オブジェクト通信用のオブジェクト機能に送信する。
図20の場合は、分散オブジェクト通信サーバAは、受信した各種情報を内部データとして格納するとともに、受信した文書ファイルと変換規則ファイルデータを文書ファイルデータ/変換規則ファイルデータ受信部D1’へ入力する。
図21の場合は、分散オブジェクト通信サーバAは、受信した各種情報を内部データとして格納するとともに、受信した文書ファイルと受信した各種情報の中の変換規則ファイル識別子(URI等)をファイル受信部1の文書ファイルデータ/変換規則ファイル識別子受信部D1’へ入力する。
本方式では、クライアントと文書管理システムとの通信を分散オブジェクト通信で実現しているため、比較的簡単な文書管理システムの構成でクライアントが作成した文書ファイル、変換規則ファイルを受信・実行することができる。ただし、通信が汎用ではなく独自のプロトコルとなるので、インターネット環境のようなセキュリティ管理の厳しいシステムへ適用できず、イントラネット等比較的セキュリティ管理の緩いシステムへの適用が好ましい。
(方式6)伝送方式がディレクトリを媒体とした通信の場合1
本方式によるファイル受信処理の例を図22に示す。クライアントには、ファイルが既定のディレクトリに保存されたら、そのファイルが保存されたイベントを取得し、文書管理システムに保存されたファイルを送信するファイル監視プログラムを実装する。
本方式では、文書管理システムのユーザが、自PCの既定のディレクトリに文書ファイルを保存するだけの簡単な作業である反面、文書管理システムを利用する場合には、自PC上でクライアントプログラムを常に動作させるか、その部度動作させる作業が必要となる。
(方式7)伝送方式がディレクトリを媒体とした通信の場合2
本方式によるファイル受信処理の例を図23に示す。ネットワーク上のPCには、その既定ディレクトリにファイルが保存されたら、そのファイルが保存されたイベントを取得し、文書管理システムに保存されたファイルを送信するファイル監視プログラムを実装する。
本方式では、文書管理システム利用者が、ネットワーク上の既定のディレクトリに文書ファイルを保存するだけの簡単な作業である反面、ネットワーク上のファイル監視プログラムに異常があったり、ネットワーク上のPCの動作自体が不安定であったりした場合、監視プログラムが動作しているPCまでプログラムの確認に行く必要が出てくる。
(実施形態3)
本実施形態は、文書ファイルの登録機能によって登録されたXML等の属性付データを検索する検索方式および方法であり、検索には必要な情報のみを抽出して文書ファイルに埋め込んで取得する場合、およびXML等の属性付データのまま取得する場合について説明する。また、検索する情報は文書ファイルから抽出してデータ保管部5に保管しているデータ以外に、既存のデータベース5Aも対象とする。
前記のように、文書ファイルの検索は、図1におけるファイル受信部7と検索規則解析部8と属性付データ取得部9と文書ファイル出力部10および検索規則作成部11によって実現されるものであり、データ検索処理は以下の通りである。
クライアントから検索したい文書ファイルの雛型が本システムに送信されたとき、システムは、ファイル受信部7が送信されたファイルを受け取り、検索規則解析部8がそのファイルに適切な検索規則を解析し、属性付データ取得部9が検索規則を基にデータ保管部またはデータベース5Aを検索し、検索結果として属性付データを取得する。文書ファイル出力部10は、取得した属性付データを検索雛型文書ファイルに埋め込むことにより、検索結果文書ファイルを作成し、クライアントに返信、または、生成された属性付データをそのままクライアントに返信する。
したがって、各文書ファイルを作成した基本ソフトウェアが異なった場合でも、共通フォーマットの属性付データとして保管・管理されているため(実施形態1、2)、目的とする文書ファイルの取得には、クライアントが検索等の簡単な情報活用操作をすることで済む。
以下、本実施形態を実現するための文書ファイル(データ)の検索機能の詳細を説明する。本実施形態は大別して、(A)検索結果の属性付データを検索雛型文書ファイルに埋め込んで検索結果文書ファイルを作成するための埋込規則の作成方式、(B)埋込規則を含む検索規則の指定方式になる。
(A)検索結果の属性付データを検索雛型文書ファイルに埋め込んで検索結果文書ファイルを作成するための埋込規則の作成方式
下記の方式1および方式2は、検索規則を基にデータ保管部5または既存データベース5Aを検索した結果生成される属性付データを、検索雛型文書ファイルに埋め込む際の埋込規則の指定方式を示したものである。検索規則全体は、前記埋込規則の他、データ保管部5または既存データベース5Aから必要なデータを抽出するための抽出規則などからなる。埋込規則を除く検索規則のその他の部分については、別途作成するものとする。検索規則を指定する方式については方式3〜方式6で説明する。
(方式1)検索結果の属性付データを検索雛型文書ファイルのスタイル形式を利用し、埋込規則を作成する方式
本方式は、検索結果の属性付データを検索雛型文書ファイルのスタイル形式とみなして、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込み、検索結果文書ファイルを得るものである。
例えば、図24に示すように、スタイル形式付きのワープロ文書等は、文書内に文書の内容が所属するスタイル(見出し、内容等。スタイル自身の名前を変更できる場合もある)を持っている。このスタイルを属性付データ(図24の例ではXML)のプロパティ(図24の例ではXMLの要素名)、見出しの内容をそのプロパティ値(図24の例ではXMLの要素値)にする。
また、図25に示すように、表形式の文書等は、表のセルに名前(a1、a2、a3等。セル自身の名前を変更できる場合もある)を持っている。このセルの名前を属性付データ(図25の例ではXML)のプロパティ(図25の例ではXMLの要素名)、セルの内容をそのプロパティ値(図25の例ではXMLの要素値)にする。
システム側は、検索規則解析部8において、業務等で使用する各基本ソフトウェアのスタイル形式に対する埋込規則モジュールを用意し、クライアントから送信された検索文書ファイルの雛型に対して、属性付データの埋め込みを実施し、検索文書ファイルを完成・返信する。
本方式は、オリジナルファイルのスタイル形式を利用することによって、ユーザ自身が埋込規則を意識したり、埋込規則を生成する必要がなくなる。ただし、文書フォーマットの違った文書に対しても、プロパティ(図24の例だと「文書」、「見出し」、「本文」等)が同じになってしまい、属性付データを検索する場合の検索キーの細分化が難しくなる。
(方式2)文書ファイルのスタイル形式以外に別途埋込規則ファイルを作成して与える方式
本方式において、検索規則内の抽出規則を基に、データ保管部5または既存データベース5Aを検索した結果生成される属性付データを、そのまま検索雛型文書ファイルのスタイル形式とみなして埋込処理を行う方式は、上記方式1のとおりである。本方式は、検索結果として取得される属性付データに対して、検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形する変形規則を適用するものである。
例えば、図26に示すように、スタイル形式付きのワープロ文書は、文書内に文書の内容が所属するスタイル(見出し、内容等。スタイル自身の名前を変更できる場合もある)を持っている。このスタイルを属性付データ(図26の例ではXML)のプロパティ(図26の例ではXMLの要素名)、そのプロパティ値(図26の例ではXMLの要素値)とする。
また、図27に例示する表形式の文書等は、表のセルに名前(a1、a2、a3等。セル自身の名前を変更できる場合もある)を持っている。このセルの名前に対応した変換規則ファイルをクライアント側で作成し、変換規則に従って属性付データ(図27の例ではXML)のプロパティ(図27の例ではXMLの要素名)、そのプロパティ値(図27の例ではXMLの要素値)とする。
システム側は、属性付データに変形規則ファイルを適用し、属性付データの埋め込みを実施し、検索文書ファイルを完成・返信する。
本方式によれば、データ保管部5または既存データベース5Aからデータを抽出する際に用いる属性付データの構造と、文書ファイルに埋め込む際に用いるスタイル形式を独立させられるため、ユーザ自身が埋込規則を生成する必要がなく、また属性付データを検索する場合の検索キーの細分化が可能となる。ただし、属性付データ間の変換を行う変換規則を作成して与える必要があり、このため、検索結果の属性付データと、文書ファイルのスタイル形式の、両者の構造を意識する必要がある。
(B)検索規則指定方式
本方式では、データ保管部5または既存データベース5Aから必要なデータを抽出して、検索結果文書ファイルを作成するために必要な検索規則を指定する方式であり、以下の方式3〜方式6とする。
(方式3)検索雛型文書ファイルのみを指定する方式
本方式は、クライアントから検索雛型文書ファイルの内容のみをシステムへ送信する方式である。検索雛型文書ファイルのみが指定された場合は、システムは検索雛型文書ファイルのスタイル形式を検索結果属性付データの埋込規則として用いて属性付データを検索雛型文書ファイルに埋め込む。
また、検索規則を構成する要素のうち、抽出規則などのような埋込規則以外の情報についても、属性情報として検索雛型文書ファイルに付加するなどして、システム側に送信する。
例えば、図28に示すように、文書ファイル内のスタイル定義情報を埋込規則として利用する埋込規則以外の部分は文書ファイルの属性情報等として付加する。
(方式4)検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルを指定する方式(1)
本方式は、クライアントから検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルの内容をサーバ側のデータ検索機能へ送信する方式である。システムは、検索規則ファイルを解釈するモジュールを実装し、その検索規則を基に属性付データを検索取得して、検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形した後、検索雛型文書ファイルに埋め込んで、検索結果文書ファイルを作成する。
例えば、図29に示すように、文書ファイルとともに送信された検索規則ファイルを検索規則として用いる。
(方式5)検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルを指定する方式(2)
本方式は、あるフォーマットの文書に対して、共有して使用できる検索規則ファイルまたはそのファイルから抽出して登録した検索規則が、ネットワーク上にある共有資源に保存されていることを前提条件とする。クライアントから検索雛型文書ファイルと、共有可能な検索規則ファイルのネットワーク上のアドレス(URI)、または検索規則を特定する規則名を指定する方式である。
システムは、共有可能な検索規則ファイルのネットワーク上のアドレス(URI)から検索規則ファイルを取得、解釈して検索規則を得るか、または規則名を基に共有資源を検索して検索規則を得た後、その検索規則を基に属性付データを検索取得して、検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形した後、検索雛型文書ファイルに埋め込んで、検索結果文書ファイルを作成する。
例えば、図30に示すように、送信されたURIまたは規則名を基にして取得した検索規則を用いる。
(方式6)検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルのグルーピングによる指定方式
本方式は、表計算ソフトウェアのように、一つの文書内に、いくつかの表(文書)を保持することが可能なソフトウェアで作成した文書を前提条件とする。一つの文書内に、検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルの内容を記述し、各文書が検索雛型文書であるか、検索規則文書であるか区別可能な識別を与える。この文書自身の内容をサーバ側のデータ検索機能へ送信する方式である。
システムは、文書内の複数の文書から識別子を利用し、検索雛型文書か検索規則文書であるかを識別し、検索規則文書を解析し、その規則を基に属性付データを検索取得して、検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形した後、検索雛型文書ファイルに埋め込んで、検索結果文書ファイルを作成する。
例えば、図31に示すように、文書ファイル内の各文書に対応する同一文書ファイル内の検索規則を用いる。
本発明の文書管理システムの構成図。 文書ファイルのスタイル形式を変換規則に用いる属性付データ生成の流れ。 文書ファイルのスタイル形式を変換規則に用いる属性付データ生成の流れ。 変換規則ファイルの記述例とそれを適用した属性付データ生成の流れ。 変換規則ファイルの記述例とそれを適用した属性付データ生成の流れ。 オリジナル文書ファイルの指定方式。 オリジナル文書ファイルと変換規則ファイルの指定方式。 オリジナル文書ファイルと変換規則ファイルの指定方式。 オリジナル文書ファイルと変換規則ファイルのグルーピングの指定方式。 伝送方式がFTPの受信処理。 文書ファイルのFTP伝送の例。 伝送方式がSMTPの受信処理。 伝送方式がSMTPの受信処理。 文書ファイルのSMTPによる伝送画面例。 伝送方式がHTTPの受信処理。 伝送方式がHTTPの受信処理。 文書ファイルのHTTPによる送信画面例。 伝送方式がSOAPの受信処理。 伝送方式がSOAPの受信処理。 伝送方式が分散オブジェクト通信の受信処理。 伝送方式が分散オブジェクト通信の受信処理。 伝送方式がディレクトリを媒体とした受信処理。 伝送方式がディレクトリを媒体とした受信処理。 文書ファイルのスタイル形式を埋込規則に用いる検索結果文書ファイル生成の流れ。 文書ファイルのスタイル形式を埋込規則に用いる検索結果文書ファイル生成の流れ。 変換規則ファイルの記述例とそれを適用した属性付データ変形および検索結果文書ファイル生成の流れ。 変換規則ファイルの記述例とそれを適用した属性付データ変形および検索結果文書ファイル生成の流れ。 検索雛形文書ファイルのみを指定する方式。 検索雛形文書ファイルと検索規則ファイルを指定する方式。 検索雛形文書ファイルと検索規則ファイルを指定する方式。 検索雛形文書ファイルと検索規則ファイルのグルーピングによる指定方式。
符号の説明
1 ファイル受信部
2 変換規則解析部
3 属性付データ生成部
4 属性付データ出力部
5 データ保管部
5A 既存のデータベース
6 変換規則作成部
7 ファイル受信部
8 検索規則解析部
9 属性付データ取得部
10 文書ファイル出力部
11 検索規則作成部

Claims (8)

  1. クライアントから送信される多種多様の文書ファイルを文書管理サーバが共有のデータ保管部または既存のデータベースに登録しておき、クライアントから検索要求される文書ファイルを前記サーバが前記データ保管部または既存のデータベースから取得してクライアントに提供する文書管理システムにおいて、
    前記サーバは、
    クライアントから登録文書ファイルを受信する手段と、
    前記登録文書ファイルを共通の属性付データへ変換するための変操規則を取得して解析する手段と、
    前記文書ファイルの内容と前記変換規則を基に属性付データを生成する手段と、
    前記属性付データを前記データ保管部または既存のデータベースに保管する手段と、
    クライアントから検索雛型文書ファイルを受信する手段と、
    前記データ保管部に登録される属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して前記検索雛型文書ファイルに埋め込むための検索規則を取得して解析する手段と、
    前記検索規則を基にデータ保管部に登録された属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して属性付データを生成する手段と、
    前記生成した属性付データの内容をそのまま出力、または前記検索雛型文書ファイルに埋め込んで検索結果文書ファイルを作成し出力する手段と、
    を備えたことを特徴とする文書管理システム。
  2. 前記変換規則は、
    前記登録文書ファイルのスタイル形式を利用して作成する、
    前記文書ファイルのスタイル形式を該文書ファイルと共に受信して作成する、
    前記文書ファイルのスタイルを変換規則としてクライアントから指定する、
    変換規則ファイルの内容をクライアントから受信する、
    変換規則ファイルのネットワーク上のアドレス(URI)をクライアントから指定する、
    一つの文書内に、文書ファイルと変換規則ファイルの内容を記述し、各文書がオリジナル文書であるか、変換規則文書であるか区別可能な識別を指定する、
    のうちの少なくとも1つの手段で得ることを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  3. 前記文書ファイルの受信は、
    FTP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイルをそのままクライアントから受信する、
    SMTP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルを添付、または電子メールの本文に変換規則ファイル識別子等の各種情報を記述したものをクライアントから受信する、
    HTTP伝送方式で受信する場合、HTTPパラメータに、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報を記述したものをクライアントから受信する、
    SOAP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報とSOAP通信に必要なパラメータをSOAP通信で扱われる文書形式に変換したものをクライアントから受信する、
    分散オブジェクト通信方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報と、分散オブジェクト通信に必要なパラメータを記述したものをクライアントから受信する、
    ディレクトリを媒体とした通信方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイルが既定のディレクトリに保存されたときのクライアントのイベント取得で文書ファイルを受信する、またはネットワーク上のPCのイベント取得で文書ファイルを受信する、
    のうちの少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の文書管理システム。
  4. 前記検索雛型文書ファイルへの属性付データの埋め込みは、
    検索結果の属性付データを前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式とみなして、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込む、
    検索結果として取得される前記属性付データに対して、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形する変形規則を有して、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込む、
    前記検索雛型文書ファイルのみが指定された場合は、該検索雛型文書ファイルのスタイル形式を属性付データの埋込規則として用いて属性付データを検索雛型文書ファイルに埋め込む、
    クライアントから検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルの内容が送信された場合、検索規則ファイルを基に前記属性付データを検索取得し、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
    クライアントから検索雛型文書ファイルと、検索規則ファイルのネットワーク上のアドレスまたは検索規則を特定する規則名が指定された場合、該検索規則ファイルのネットワーク上のアドレスから検索規則ファイルを取得、解釈して検索規則を得るか、または規則名を基に検索規則を得た後、その検索規則を基に属性付データを検索取得し、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
    クライアントから検索雛型文書ファイルと、検索規則ファイルの内容が記述され、各文書が検索雛型文書であるか、検索規則文書であるか区別可能な識別を与えられた場合、文書内の複数の文書から識別子を利用し、前記検索雛型文書か前記検索規則文書であるかを識別し、検索規則文書を解析し、その規則を基に属性付データを検索取得し、検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
    のうちの少なくとも1つの手段を備えたことを特徴とする請求項1または3に記載の文書管理システム。
  5. クライアントから送信される多種多様の文書ファイルを文書管理サーバが共有のデータ保管部または既存のデータベースに登録しておき、クライアントから検索要求される文書ファイルを前記サーバが前記データ保管部または既存のデータベースから取得してクライアントに提供する文書管理システムにおいて、
    前記サーバは、
    クライアントから登録文書ファイルを受信する手順と、
    前記登録文書ファイルを共通の属性付データへ変換するための変操規則を取得して解析する手順と、
    前記文書ファイルの内容と前記変換規則を基に属性付データを生成する手順と、
    前記属性付データを前記データ保管部または既存のデータベースに保管する手順と、
    クライアントから検索雛型文書ファイルを受信する手順と、
    前記データ保管部に登録される属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して前記検索雛型文書ファイルに埋め込むための検索規則を取得して解析する手順と、
    前記検索規則を基にデータ保管部に登録された属性付データを検索、または既存のデータベースを検索して属性付データを生成する手順と、
    前記生成した属性付データの内容をそのまま出力、または前記検索雛型文書ファイルに埋め込んで検索結果文書ファイルを作成し出力する手順と、
    を有することを特徴とする文書管理方法。
  6. 前記変換規則は、
    前記登録文書ファイルのスタイル形式を利用して作成する、
    前記文書ファイルのスタイル形式を該文書ファイルと共に受信して作成する、
    前記文書ファイルのスタイルを変換規則としてクライアントから指定する、
    変換規則ファイルの内容をクライアントから受信する、
    変換規則ファイルのネットワーク上のアドレス(URI)をクライアントから指定する、
    一つの文書内に、文書ファイルと変換規則ファイルの内容を記述し、各文書がオリジナル文書であるか、変換規則文書であるか区別可能な識別を指定する、
    のうちの少なくとも1つの手順で得ることを特徴とする請求項5に記載の文書管理方法。
  7. 前記文書ファイルの受信は、
    FTP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイルをそのままクライアントから受信する、
    SMTP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルを添付、または電子メールの本文に変換規則ファイル識別子等の各種情報を記述したものをクライアントから受信する、
    HTTP伝送方式で受信する場合、HTTPパラメータに、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報を記述したものをクライアントから受信する、
    SOAP伝送方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報とSOAP通信に必要なパラメータをSOAP通信で扱われる文書形式に変換したものをクライアントから受信する、
    分散オブジェクト通信方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイル、または文書ファイルおよび変換規則ファイルの情報、または変換規則ファイル識別子等の各種情報と、分散オブジェクト通信に必要なパラメータを記述したものをクライアントから受信する、
    ディレクトリを媒体とした通信方式で受信する場合、文書ファイルまたは文書ファイルに変換規則を記述したファイルが既定のディレクトリに保存されたときのクライアントのイベント取得で文書ファイルを受信する、またはネットワーク上のPCのイベント取得で文書ファイルを受信する、
    のうちの少なくとも1つの手順とすることを特徴とする請求項5または6に記載の文書管理方法。
  8. 前記検索雛型文書ファイルへの属性付データの埋め込みは、
    検索結果の属性付データを前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式とみなして、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込む、
    検索結果として取得される前記属性付データに対して、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形する変形規則を有して、検索雛型文書ファイルに属性付データを埋め込む、
    前記検索雛型文書ファイルのみが指定された場合は、該検索雛型文書ファイルのスタイル形式を属性付データの埋込規則として用いて属性付データを検索雛型文書ファイルに埋め込む、
    クライアントから検索雛型文書ファイルと検索規則ファイルの内容が送信された場合、検索規則ファイルを基に前記属性付データを検索取得し、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
    クライアントから検索雛型文書ファイルと、検索規則ファイルのネットワーク上のアドレスまたは検索規則を特定する規則名が指定された場合、該検索規則ファイルのネットワーク上のアドレスから検索規則ファイルを取得、解釈して検索規則を得るか、または規則名を基に検索規則を得た後、その検索規則を基に属性付データを検索取得し、前記検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
    クライアントから検索雛型文書ファイルと、検索規則ファイルの内容が記述され、各文書が検索雛型文書であるか、検索規則文書であるか区別可能な識別を与えられた場合、文書内の複数の文書から識別子を利用し、前記検索雛型文書か前記検索規則文書であるかを識別し、検索規則文書を解析し、その規則を基に属性付データを検索取得し、検索雛型文書ファイルのスタイル形式に変形して埋め込む、
    のうちの少なくとも1つの手順とすることを特徴とする請求項5または7に記載の文書管理方法。
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