JP2006201718A - 表示装置とこの表示装置を有する看板 - Google Patents

表示装置とこの表示装置を有する看板 Download PDF

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Abstract

【課題】表示体の表示部を簡単に着色することができて安価で生産性し易い表示装置と、表示装置を有する看板を提供する。
【解決手段】 光源2と、この光源2の光を透過可能な表示体3とを備え、表示体3の一面を凸凹状にすることで表示体3に表示部7を形成した表示装置1において、光源2と表示部7との間に、表示部7を着色するための着色シート4を配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、表示装置とこの表示装置を有する看板に関するものである。
この種の表示装置として特許文献1に示すものがある。この表示装置は、例えば、部屋などに飾られるものであり、光源と、この光源の光を透過する表示体(装飾体)とを有している。
表示体は、例えばガラス筒体で構成されおり、このガラス筒体の内周面を凹状に彫刻することでガラス筒体に絵柄(表示部)を描いたものとなっている。
ガラス筒体に絵柄を彫刻する方法として、ブラスト加工が用いられる。ブラスト加工は微細な彫刻が可能であるために、ガラス筒体に複雑な絵柄を描くことができるものである。
実開平5−45818号公報
ブラスト加工によりガラス筒体に複雑な絵柄を描くことが可能になったが、一方で、その絵柄に色を付ける場合、絵柄を構成するガラス筒体の凸凹が微細であるためにその凸凹に絵柄に対応する様々な色を付着させることは非常に難しいものとなる。
そこで、ガラス筒体への着色作業は機械に頼らず、熟練した作業者で行われているのが実情であり、製造コストがかかると共に、生産性が低下していた。
また、熟練した作業者であっても凸凹が微細であるために着色作業に非常な注意を要し、場合によっては色むらが生じることがあった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、表示体の表示部に色を簡単に付与でき且つ、安価で生産し易い表示装置と、このような表示装置を有する看板を提供すること目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は、次の手段を講じた。即ち、光源と、この光源の光を透過可能な表示体とを備え、表示体の一面を凸凹状にすることで該表示体に表示部を形成した表示装置において、前記光源と表示部との間に、該表示部を着色するための着色シートを配置した点にある。
これによれば、着色シートを設けるだけで、表示部に簡単に色を付与することができる。しかも、表示部への着色は凹部への着色によって行うのではなく、着色シートへの着色で行うようにしているので、従来のように凹部への着色作業を人の手でする必要がなく、着色シートを機械を用いて安価に生産することが可能である。
本発明の他の手段は、光源と、この光源の光を透過可能な表示パネルとを備え、表示パネルの裏面を凸凹状にすることで該表示パネルに表示部を形成すると共に、表示パネルの裏面側に光源を配置した表示装置において、前記表示部を着色する着色シートを表示パネルの裏面に設けると共に、該着色シートを前記裏面の凹部に圧着している点にある。
これによれば、着色シートを圧着するだけで、表示部に簡単に色を付与することができる。しかも、表示部への着色は凹部への着色によって行うのではなく、着色シートへの着色で行うようにしているので、従来のように凹部への着色作業を人の手でする必要がなく、着色シートを機械を用いて安価に生産することが可能である。
さらに、着色シートを表示パネルに圧着しているので、表示部と着色シートとの一体間が高まり、光を表示部に照射したときに表示部が色鮮やかになる。
前記着色シートには、表示部に対応した位置に着色剤が塗布されており、この着色剤は光源の光を透過するものであることが好ましい。
前記表示パネルの裏面に光が透過不能な鏡層を設けており、この鏡層をサンドブラスト加工で凹状に削ることによって前記表示部を形成していることが好ましい。
本発明の他の手段は、前記表示装置と、この表示装置を装着する看板本体とを有した看板であって、前記看板本体に表示装置を着脱自在としている点にある。
本発明の他の手段は、前記表示装置と、この表示装置を装着する看板本体とを有した看板であって、前記看板本体に表示装置を着脱自在とすると共に、看板本体に表示装置の表面上方側を覆うフード部材を設け、このフード部材に、前記表示装置に光を照射するライトを設けている点にある。
本発明によれば、表示体の表示部に色を簡単に付与することができ、しかも、安価で生産性し易い。
以下、本発明の第1実施形態を図面を参照して説明する。
図1に示すものは、本発明の第1実施形態の表示装置の概略分解図であり、図2に示すものは、表示装置の正面図である。また、図3に示すものは、図2のA−A断面概略図である。なお、図2において紙面左右を左右方向、紙面貫通方向を前後方向とし、図3において紙面左右を前後方向、紙面貫通方向を左右方向とする。また、表示装置を見る観察者E側を表側、その反対側を裏側とする。
表示装置1は、例えば、住宅,オフィスや,病院,店舗等などに飾られるもので、光源2と、表示体3とを有している。光源2と、表示体3との間には着色シート4が配置されている。これら光源2、表示体3及び着色シート4は筐体5に納められている。
表示体3は、透明ガラス、半透明ガラス、アクリルや合成樹脂等から矩形状に形成されたパネル(以降,表示パネルという)から構成されている。この表示パネル3は、光源2の光を透過可能である。この実施形態では、表示パネル3は板状の透明なガラスで形成されている。
表示パネル3の裏面6には、その裏面6をサンドブラスト加工などにより凹状(凸凹状)に彫り込むことで、絵柄,模様,文字などの表示部7が形成されている。この実施形態では、表示パネル3の裏面6を凹状にした凹部10(壁部)が表示部7を示すための輪郭となる。また、この実施の形態では、ガラス製の表示パネル3であるため、サンドブラスト加工をした段階では表示部7は透明であり、裏面6に設けた表示部7が表面側から見えるようになっている。
着色シート4は表示部7に色を付与するもので、この着色シート4には表示部7に対応した位置に着色剤が塗布されている。この実施形態では、着色シート4は透明なクリヤシートで構成されていてその表面は平坦であって、クリヤシートの表面に表示部7に対応した色が塗布されている。
即ち、着色シート4と表示パネル3とを重合させた(重ね合わした)ときに、表示パネル3の表示部7の直下が、着色シート7における着色をする着色部8とされ、この着色部8(着色シート4の表面)に色が塗布されている。
例えば、表示パネル3に月の模様の表示部7を形成した場合、これに対応する着色シート4の着色部8に黄色の着色剤が塗布される。
このような着色シート4は、表示パネル3と略同じ大きさに形成されていて、着色シート4の四隅が表示パネル3の四隅に略一致するように、着色シート4は表示パネル3の裏面6に接着剤9などにより接着されている。
図3に示すように、着色シート4の着色部8と、表示パネル3の表示部7を構成する凹部10とは離間していて、これらの間には空間11が形成されている。着色シート4の着色部8分とは別の非着色部8分は表示パネル3の裏面6と密着状となっている。
表示パネル3の裏面6におけるサンドブラスト加工は、例えば、グラフィックスソクト(Adobe製のイラストレータ)を使用できるコンピュータを介して表示部7の形状データ(線画情報,色情報)を作成し、形状データにおける線画情報を、コンピュータから加工機(例えば、ブラスト加工機,レーザ加工機など)に送信することで行うことができる。
着色シート4への着色は、例えば、上述したようにブラスト加工した際における表示部7の形状データから線画データを除いた着色データを取り出して、着色データをコンピュータから印刷機(プリンタ)に送信し、着色部8だけを着色シート4に印刷することで行うことができる。したがって、着色シート4の着色は機械を用いて行うことができ、大量生産も可能である。
前記着色剤は光源2の光を透過する光が透過するものであり、例えば、クリヤカラーやクリヤシートで構成されている。
光源2は、着色シート4を介して表示パネル3の裏面6側から表示部7にその光を照射するもので、この光源2はLED,EL素子や蛍光ランプ等で構成されている。この実施形態では、着色シート4の裏側(直下の裏側)に光源2を配置したバックライト方式を採用しており、複数のLEDにより光源2が構成され、この光源2は光源用ボックス2aに納められている。
表示パネル3の表面側には保護パネル12が設けられている。この保護パネル12は、光を透過するようにアクリル等の透明な部材で表示パネル3と略同じ大きさに形成されている。保護パネル12は、保護パネル12の四隅が表示パネル3の四隅に略一致するように、表示パネル3の表面に接着剤等により接着されている。保護パネル12の表面全面には、紫外線を遮断するUVカットシートを貼り付けるのが好ましい。
図1〜3に示すように、前記筐体5は、上記の部材を収納するもので、枠体13と、この枠体13の裏側を閉鎖可能な蓋体14とで構成されている。この枠体13は、左右に延びる一対の横フレーム15と、上下に延びる一対の縦フレーム16とを有していて、各横フレーム15の左右両端部をそれぞれ縦フレーム16で連結することにより正面視ロ字形に形成されている。
前記蓋体14は、横フレーム15及び縦フレーム16の裏側内周面に嵌め込み可能に形成されており、枠体13を構成する横フレーム15及び縦フレーム16に着脱可能となっている。
したがって、枠体13の内周面に保護パネル12,表示パネル3及び複数の光源2を支持する光源用ボックス2aを嵌め込み、枠体13の裏側を蓋体14で覆うことによって、これらを筐体5内に収納することができるようになっている。
なお、この実施形態では、枠体13及び蓋体14は光を透さない非透過性の部材で形成されている。
以上、表示装置4によれば、光を灯すと、その光は着色シート4の裏面6側から着色シート4の略全体に透過し、着色シート4の表面から表示パネル3の裏面6の略全体に透過して、表示パネル3の表面から観察者E側に出射するために表示部7を非常に色鮮やかに表示することができる。
特に、表示パネル3の裏面6をサンドブラスト加工して微細なその裏面6に凸凹を形成し、表示部7を形成しているので、表示部7で光の乱反射が起こり、着色シート4の着色部8分と相俟って表示部7が煌びやかに見えて意匠性を非常に向上させることができる。
図4,5は本発明の第2の実施形態の表示装置を示している。この実施形態の表示装置1は、着色シート4を表示パネル3の表示部7(凹部10)に圧着したものである。
上記の実施形態と同じ構成の部分は同符号を付して説明を省略する。この着色シート4は、透明で且つ熱等により収縮可能なシュリンク材で構成されている。
着色シート4の表面又は表示パネル3の裏面6の四隅には接着剤が付けられて、これらが重合しており、着色シート4の着色部8は表示パネル3の凹部10の周壁に密着している。着色シート4は、圧着装置20(図5参照)によって表示パネル3の裏面6に圧着されたものである。
図5に示すように、着色シート4を表示パネル3に圧着する圧着装置20は、例えば、真空引きをして圧着を行う真空型圧着装置である。この圧着装置20は、箱形のケース21と、このケース21内に設けられて表示パネル3を載置する載置台22と、この載置台22の上方に設けられて昇降可能なヒータ23とを有している。
ケース21は、透明なアクリルで箱形に形成されており、表示パネル3を内部に入れることができるようになっている。ケース21の上壁部には気体を取り入れる吸気口24が設けられ、下壁部にはケース21内の気体を排気する排気口25が設けられている。この吸気口24及び排気口25は扉体により閉鎖可能となっている。載置台22には複数の開口部26が設けられている。
着色シート4を表示パネル3に圧着するには、表示パネル3と着色シート4とを上下に重合させて着色シート4の表面を表示パネル3の裏面6に接着する。このとき、着色シート4は張った状態にする。
一方で、圧着装置20のケース21内を、パネルヒータ23により40℃〜150℃にする。ケース21内を、60℃〜80℃にするのが好ましい。
そして、着色シート4を貼った表示パネル3を、着色シート4がパネルヒータ23側になるように載置台22に載置し、吸気口24を閉鎖した状態で排気口25からケース21内の空気を強制的に吸引して真空引きを行う(約1分)。真空引きと熱によって着色シート4は収縮し、着色シート4の着色部8が凹部10に入り込み、着色部8と凹部10の周壁に密着する。
真空引きを停止して吸気口24を開き、吸気口24から高圧な空気をケース21内に送り込み、空気圧で着色シート4を表示パネル3側に押すようにする。このようにすれば、着色シート4の着色部8分が凹部10により入り込み易くなり、着色部分と凹部10との密着性をより向上させることができる。
なお、真空引きで着色部8分と凹部10とが十分に密着状となった場合には、吸気口24から高圧な空気を送り込まなくてもよい。高圧な空気を送り込む際は、排気口25を閉鎖するのが好ましい。
また、パネル23の下面にシート状の耐熱ゴムを設け、この耐熱ゴムを着色シート4側に下降させて、着色シート4を上から押さえつけることにより着色シート4を表示パネル3に圧着するようにしてもよい。このとき、真空引きや空気圧着は必ず必要ではなく、適宜、圧着状況によってこれらを組み合わせるようにすればよい。
図6は本発明の第3の実施形態の表示装置1を示している。この実施形態の表示装置1は、光源2を表示パネル3の側面に設けると共に、表示パネル3の裏面6に光が透過不能な鏡層27を設けており、この鏡層27をサンドブラスト加工で凹状に削ることによって表示部7を形成したものである。
この実施形態では、表示パネル3の側壁側に光源2を配置したサイドライト方式が採用されている。
鏡層27は表示パネル3の裏面6略全域に亘っており、鏡層27が削り取られた表示部7には光が裏側から表側に透過するようになっている。鏡層27が削り取られていない部分は、光が表側に透過しないようになっている。
筐体5の枠体13には、光源2となるLEDを格納する格納部28が上下に設けられており、このLEDは基板に実装されている。この基板を格納部28に取り付けることにより、光源2は表示パネル3の裏側における側方に配置されている。
光源2の光が通過する表示パネル3の裏側は空間となっている。この空間に導光板を設けても良いし、表示パネル3の裏側に光の通過する前記空間を経て反射シートを設けることが好ましい。
反射シートを設けた場合、光源2から放射した光は、反射シート及び表示パネル3の鏡層27で反射しながら空間部内を伝搬していき、着色シート4の着色部8を通過して表示部7に入射し、表示パネル3の表面から観察者E側の外部へ射出する。
図7〜9は本発明の表示装置1を有する看板を示している。この看板30は、例えば、飲食店などの店舗の入口付近に設置されるもので、表示装置1と、表示装置1を装着する看板本体31を有している。この表示装置1の表示部7には、店舗に関する情報(例えば、飲食店の場合には店舗の名称や料理の名称など)が表示されいている。
看板本体31は、設置面に設置されるベースフレーム32と、このベースフレーム32に取り付けられて表示装置1を取り付ける取付パネル33とで構成されている。取付パネル33は、上部側が下部側よりもやや後方側(裏面6側)になるように傾斜状にベースフレーム32に取り付けられている。
ベースフレーム32は、左右一対のベース部材34と、この左右のベース部材34を互いに連結する連結部材35とで構成されている。
ベース部材34は、側面視で略L型の棒材や板材で構成されており、平らな設置面と略水平な水平部36と、この水平部36の前部から上方に起立する起立部37とを有している。水平部36の下部には移動用キャスタ38が設けられている。連結部材35はベース部材34の水平部36を互いに連結したもので水平部36の前後を連結している。
取付パネル33は、上部側が下部側よりもやや後方側(裏面6側)に位置するように傾斜状にベース部材34に取り付けられている。
この取付パネル33は、金属や木材等により矩形状に形成さており、この取付パネル33には、表示装置1を引っ掛ける掛止部40と、表示装置1を載置する載置部41とを有している。
掛止部40は、取付パネル33の上部に設けられて該取付パネル33の表面側に突出する左右一対の突起から構成されている。載置部41は、掛止部40の下側で取付パネル33に設けられて該取付パネル33の表面側に突出する左右一対の突起から構成されている。
表示装置1における筐体5の枠体13には、掛止部40に引っ掛ける逆U字状のフック42が設けられている。
以上によれば、表示装置1の枠体13を載置部41に載置して前記フック42を掛止部40に掛止することによって表示装置1を看板本体31(取付パネル33)に装着することができると共に、該フック42を掛止部40から掛脱することで表示装置1を看板本体31から取り外すことができる。
したがって、例えば、店舗が営業しているときは、表示装置1を看板本体31に取り付けてその看板30を店舗外に出して店舗の宣伝をし、店舗の営業が終了したときは、表示装置1を看板本体31から取り外して、取り外した表示装置1を店舗内の窓際に設置して店舗の宣伝などをすることができる。
前記看板30には、表示装置1の上部を支持するロック部材43を設けることが好ましい。このロック部材43は、取付パネル33の上部に設けられて表示装置1の枠体13に当接可能となっている。
ロック部材43は、取付パネル33の側面にピンを介して回動自在に設けられた左右一対の回動部44と、一対の回動部44を連結していて枠体13の表面側に当接可能なロック部45とを有している。
表示装置1を取付パネル33に取り付けてロック部45を枠体13の表面側に当接すれば、表示装置1の上部が取付パネル33から離脱するのを防ぐことができる。表示装置1を取付パネル33から取り外す場合には、ロック部材43の回動部44を当接位置から非当接位置にスイングすることで表示装置1に当接しているロック部45のロックを解除すればよい。
看板30には、看板本体31に表示する内容を自在に変更できる表示ボード47を設けることが好ましい。即ち、表示ボード47は、線画や文字などを書いたり消したりできる文字板48(例えば、透明なホワイトボード板やMR材)を有している。
したがって、表示ボード47を手書きメニューとして使用することができ、「本日のおすすめ」などを、適宜、表示することができる。
このような表示ボード47は、取付パネル33の表面側に設けられた表示ボード用の載置部46に載置可能となっており、表示ボード47の下部を載置部41に置くことによって取付パネル33に立てかけることができるようになっている。この載置部46は、前記表示装置1の載置部41よりも下方に設けられているので、取付パネル33の上部に表示装置1,下部に表示ボード47がそれぞれ2段に配置できるようになっている。
図9に示すように、表示板48の裏面側には、表示板48の表面に表示した文字などを分かりやすくするための乳白色板49が設けられている。乳白色板49の裏面側には、光を透過可能な3Dシート50が設けられている。この3Dシート50の裏面側には、バックライト方式の光源2が設けられている。これら文字板,乳白色板49,3Dシート50,光源2は枠状のケース51内に格納されている。
したがって、文字板に文字などを書いて光源2から光を放射すると、3Dシート50によって表示板に表示した文字などが該表示板の表面から浮き出たように見えるようになり観察者Eの注目を引きやすくなる。
なお、上記の実施形態の看板30では、取付パネル33に、表示装置1を引っ掛ける掛止部40を設けた上でロック部材43も設けているが、これに代え、ロック部材43を設けずに掛止部40のみを設けても良いし、掛止部40を設けずにロック部材43のみを設けるようにしてもよい。
また、図10,11に示すように、ロック部材43の代わりに表示装置1の上側を覆うフード部材53を設けてもよい。
フード部材53は、取付パネル33の側面にピンを介して回動自在に設けられた左右一対の回動部54と、一対の回動部54を連結していて表示装置1の上部を覆うフード部55とを有している。
回動部54は、取付パネル33の表面側から前方(観察者E側)に所定の長さ突出している。フード部55は、回動部54の基部側から回動部54の先端部まで亘る板部材で構成されていて、フード部55の直上からの光を遮断するようになっている。
したがって、フード部材53を設けることで、表示装置1の左右方向の全域の上方側を表示装置1の上側を強制的に暗くなるようにしており、これにより、看板30を明るいところに設置する場合(太陽の光が良く当たる場所など)でも、表示パネル3の表示部7がより良く見えるようにしている。
言い換えれば、看板30が光が良く当たる場所では、表示装置1の光源2をONしても太陽の光によって光源2の効果が減少するが、フード部材53を設けることで太陽の光を強制的に遮ってしいるので、表示パネル3の表示部7が鮮明に見えるようにしている。
フード部材53の先端部にライト56を設けることが好ましい。このようにすれば、外部から表示装置1に光を照射することができ、特に、看板30を暗い場所に設置する場合は、表示装置1の光源2に加えてライト56の光で看板30を目立つようにすることができる。
ライト56を設ける場合、表示パネル3又は保護パネル12の表面に光触媒(例えば、二酸化チタン)を塗布し、ライト56をピーク波長が380nm前後で紫外線を多く放射するものに代えれば、看板30を環境ホルモンの除去可能な環境看板30として使用することができる。
なお、看板30に設けた表示ボード47の代わりに表示装置1を設けるようにしてもよい。即ち、看板30は表示装置1を複数有するものであってもよい。
図12〜14は本発明の看板30の第2の実施形態を示している。この看板30は、表示装置1や表示ボード47を取付パネル33の裏側に設けるようにしたものである。上記の実施形態と同じ構成の部分は同符号を付して説明を省略する。
取付パネル33には上下2つの開口部57,58が設けられている。上側の開口部57は、表示装置1の枠体13よりもやや小さめであり、表示装置1を取付パネル33の裏側に設けたときに表側から表示パネル3が見えるようにしている。
下側の開口部58は、表示ボード47を収納するケース51よりもやや小さめであり、表示ボード47を取付パネル33の裏側に設けたときに表示ボード47が表側から見えるようにしている。
取付パネル33の裏側には、表示装置1や表示ボード47を載置する載置部41,46と、表示装置1や表示ボード47の上部に係止する係止部60,61と、表示装置1や表示ボード47の左右側部に当接可能で表示装置1の左右動を防止する移動防止部63,64とを有している。
表示装置用の係止部60は、上開口部57よりも上側に設けられ、表示装置用の載置部41は下開口部58の上側と上開口部57の下側との間に設けられている。表示装置用の移動防止部63は、表示装置1の側方で取付パネル33の裏側から後方へ突出する突起部で構成されている。
表示ボード用の係止部61は、下開口部58の上方で且つ、表示装置用の載置部41よりも下側に設けられ、表示ボード用の載置部46は下開口部58の下側に設けられている。表示ボード47用の移動防止部64は、表示ボード47の側方で取付パネル33の裏側から後方へ突出する突起部で構成されている。
表示装置用,表示ボード用の載置部41,46は、断面略L字形のアングル部材で構成されている。表示装置用,表示ボード用の係止部60,61は、断面略L字形のアングル部材で構成されている。両係止部60,61は、取付パネル33の裏面6に設けられたピン65により回動自在になっている。
以上によれば、表示装置1の枠体13を表示装置用の載置部41に置き、表示装置用の係止部60を枠体13の裏側に係止することで、表示装置1を取付パネル33に装着することができる。
表示装置1用の係止部60を枠体13の裏側に係止したとき、表示装置用の係止部60と枠体13の裏側とを接着するようにしてもよいし、ピン65及び係止部60に周り止め部材を挿入することで係止部60,61を一時的に回動不能にしてもよい。
なお、取付パネル33の裏側には、該取付パネル33の裏側縁部から後方(裏側)に突出する周壁部66が設けられており、この周壁部66は表示装置1や表示パネル3の側部を取り囲んだ状態になっている。このような周壁部66に防水カバー67を取り付けることによって、表示装置1や表示ボード47の防水を行うことができる。
本願発明は、上記の実施形態に限定されない。
上記の実施の形態の表示装置1の表示パネル3(表示体)は、板材を含むが可撓性を有するシートを含むものとする。
図15に示すように、表示パネル3の側面に上記光源2を設けるようにしてもよい。このとき、アクリルや合成樹脂等から矩形状に形成した拡散板70を、表示パネル3の側面に配置し、この拡散板70に前記光源2の外周面が嵌り込む嵌合溝71を設け、この嵌合溝71に光源2を嵌めこむようにしてもよい。
上記の実施の形態では、表示パネル3の裏面6を凹状に彫り込んで、凹部10を表示部7としていたが、これとは逆に、図16に示すように表示部7の廻りを彫り込んで凸部17を表示部7としてもよい。この場合は、表示部7を構成する凸部17の対応する位置に
着色部8が設けられる。
図17,18に示すように、表示パネル3や着色シート4を分割型にしてもよい。即ち、表示パネル3を上下に分割すると共に、着色シート4を上下に分割してもよい。
具体的には、上下表示パネル3a,3bには文字などの表示部7がそれぞれ設けられており、上下着色シート4a,4bには上下表示パネル3a,3bの表示部7に対応した色が着色されている。
これら上下表示パネル3a,3b及び上下着色シート4a,4bは筐体5から取り外すことができるようになっている。即ち、蓋体14を筐体5から外して、下表示パネル3bを筐体5内から取り出すと下着色シート4bもこれと同時に取り出すことができる。
上表示パネル3aと下表示パネル3bとの境界部分には、境界線を目立たなくするマスキング部材80を設けるのが好ましい。マスキング部材80を設ける場合、マスキング部材80を上下表示パネル3a,3bの表面の境界部分を覆う覆い部81と、この覆い部81からパネルの厚み方向に突出して上下表示パネル3a,3bの境界側面部に位置する突出部82とから構成してその全体を略T字状の板状に形成し、突出部82に光を反射する反射体を設けるようにするのが好ましい。このようにすれば、反射体(突出部82)で光を反射することで表示部7a及び7bを強調することが可能となる。
図17,18に示すように、この表示装置1によれば、例えば、上表示パネル3aに結婚式の案内を示す表示部7aを設けておき、下表示パネル3bに結婚式をする人の名前等を表示する表示部7bを設けて、式場に展示する表示装置を構成した場合、下表示パネル3bを適宜取り替えることで表示装置1を名前の異なる複数の結婚式に対応させることができる。
言い換えれば、上下表示パネル3a,3bのいずれか一方を主な表示をするマスター表示パネルとし、他の表示パネルを補助表示をするサブ表示パネルとして、サブ表示パネルだけ取り替えるようにすれば、表示する内容を適宜代えることができる。
この実施の形態では、上表示パネル3aがマスター表示パネルとなり、下表示パネル3bがサブ表示パネルとなる。サブ表示パネルは、表示する目的が終了すると筐体5から取り外して部屋などに飾るようにすることもできる。サブ表示パネルで結婚式の名前を表示した場合には、結婚式終了後にサブ表示パネルを筐体5から取り外して持ち帰ることで、サブ表示パネルが記念品とすることができる。
本発明の第1実施形態の表示装置の概略斜視図である。 表示装置の正面図である 図2のA−A断面図である。 本発明の第2実施形態の表示装置の断面図である。 圧着装置の概略図である。 本発明の第3実施形態の表示装置の断面図である。 本発明の表示装置を有する看板の正面図である。 看板の側面図である。 表示ボードの概略断面図である。 ロック部材をフード部材に代えた看板の側面図である。 フード部材を取り付けた時の正面図である。 第2実施形態の看板の正面図である。 看板の背面図である。 図12のB−B断面図である。 表示装置の変形例の断面図である。 表示装置の変形例の断面図である。 表示装置の変形例の正面図である。 表示装置の変形例の断面図である。
符号の説明
1 表示装置
2 光源
3 表示体(表示パネル)
4 着色シート
30 看板

Claims (6)

  1. 光源と、この光源の光を透過可能な表示体とを備え、表示体の一面を凸凹状にすることで該表示体に表示部を形成した表示装置において、
    前記光源と表示部との間に、該表示部を着色するための着色シートを配置したことを特徴とする表示装置。
  2. 光源と、この光源の光を透過可能な表示パネルとを備え、表示パネルの裏面を凸凹状にすることで該表示パネルに表示部を形成すると共に、表示パネルの裏面側に光源を配置した表示装置において、
    前記表示部を着色する着色シートを表示パネルの裏面に設けると共に、該着色シートを前記裏面の凹部に圧着していることを特徴とする表示装置。
  3. 前記着色シートには、表示部に対応した位置に着色剤が塗布されており、この着色剤は光源の光を透過するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記表示パネルの裏面に光が透過不能な鏡層を設けており、この鏡層をサンドブラスト加工で凹状に削ることによって前記表示部を形成していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置と、この表示装置を装着する看板本体とを有しており、前記看板本体に表示装置を着脱自在としていることを特徴とする看板。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の表示装置と、この表示装置を装着する看板本体とを有し、前記看板本体に表示装置を着脱自在とすると共に、看板本体に表示装置の表面上方側を覆うフード部材を設け、このフード部材に、前記表示装置に光を照射するためのライトを設けていることを特徴とする看板。
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