JP2006201323A - ホログラフィック情報記録方法、ホログラフィック情報記録装置、ホログラフィック情報再生方法、ホログラフィック情報再生装置及びホログラム記録媒体 - Google Patents

ホログラフィック情報記録方法、ホログラフィック情報記録装置、ホログラフィック情報再生方法、ホログラフィック情報再生装置及びホログラム記録媒体 Download PDF

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Abstract


【課題】信号光の光軸方向を利用して情報を多重記録再生すること。
【解決手段】
空間変調器SLM1により空間変調された信号光Ob1はレンズL1を移動させることにより、光軸方向に関して異なる位置に焦点をもつ集束光で構成される信号光となる。これら信号光を1本ずつ参照光Re1とホログラム記録媒体H1のところで干渉させ、それぞれ生成される干渉縞を記録する。信号光の焦点を異ならせる毎に、空間変調器SLM1に表示するデータを異ならせておけば、信号光の3次元的な要素を利用して情報を多重記録することができる。また、参照光Re1のみをホログラム記録媒体H1に照射すると、光軸上の異なる位置に焦点をもつ集束光で構成される再生光が生じ、これをピンホールなどで分離して受光素子で信号に変換することにより、多重記録されたデータを分離して再生することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、信号光と参照光の干渉縞をホログラム記録媒体に体積記録するホログラムメモリに係り、特に情報をホログラム記録媒体の同一領域に多重記録するホログラフィック情報記録再生方法及び装置に関する。
CD、DVD、BD(ブルーレイディスク)等、現在普及している光ストレージ技術は面記録メモリを利用している。近年、マルチメディア技術の発展に伴い、高速かつ大容量メモリの必要性が高まっているが、現行の面記録形の光メモリは、ビット情報と光スポットが照射する記録媒体上のエリアが直接対応しているため、集光限界によって記録容量が制限されている。そこで、更なる高密度の記録を行うためには、同一エリア内に多数の情報を記録する多重記録が必要とされている。
情報をホログラムの形で記録媒体に体積記録するホログラムメモリは、同一エリア内に多重記録が可能な記録媒体として知られている。ここで、ホログラフィとは、光波の振幅、位相情報を同時に記録媒体に記録し、また、再生する技術である。レーザ光のようなコヒーレントな光を物体に照射し、物体光とよばれる物体からの反射光を記録媒体に入射する際に、参照光とよばれる別のコヒーレントな光を同時に記録媒体に入射すると、記録媒体上に干渉縞が形成される。この干渉による光強度分布を屈折率または吸収率の変化として記録媒体中に記録したものがホログラムである。ホログラムが記録された記録媒体に参照光のみを入射すると、ホログラムが回折格子として働き、物体光が再生される(例えば非特許文献1参照)。
ホログラムメモリでは、デジタルデータ(0、1のデータ)を空間変調器のオン/オフ・パターンに変換して、この空間変調器の出力光を物体光(信号光とよばれる)として用いることで、デジタルデータの情報をホログラム記録媒体に記録できる。再生時は、通常のホログラフィと同様、参照光を再生光として用いることで再生像が検出されるので、この像から空間変調器のオン/オフ・パターンと元のデジタルデータを読み取ればよい。このため、ホログラムメモリでは同一エリア内に空間変調器のピクセル分だけの情報を多重することが出来る。
一方、参照光に特徴を持たせることで同一エリア内に参照光の特徴が異なる複数のホログラムを記録することもできる。このように参照光の違いで同一面内に複数のホログラムを記録する多重方式として、角度多重・波長多重・位相多重・シフト多重等が知られている。これらは、直交状態となるような複数の参照光を区別して用いることで各々参照光に対して別の状態が記録できる。
IBM J.RES DEVELOP VOL 44 NO.3 MAY 2000 「Holographic datastorage」
上記のようにホログラム記録を用いると同一エリア内に多重記録を行うことができる。これら従来のホログラム情報記録の多重記録の特徴をまとめると、(1)複数の直交した状態にある参照光を利用した多重記録、(2)信号光の波面を分割して2次元データにすることによる多重記録の二つであることがわかる。しかし、ホログラフィのもう一つの利点である信号光の3次元方向の情報が記録できる点を利用したホログラム情報記録方法及び装置は未だ提案されていない。
本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、信号光の3次元的な要素を利用して情報を多重記録再生することができるホログラフィック情報記録方法、ホログラフィック情報記録装置、ホログラフィック情報再生方法、ホログラフィック情報再生装置及びホログラム記録媒体を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため、情報によって空間変調された信号光と参照光の干渉縞をホログラム記録媒体に記録するホログラフィック情報記録方法であって、前記信号光は、異なる位置に焦点をもつ複数の集束光の重ね合わせであって、前記信号光の光路上には、それぞれ記録したいデータあるいはデータ配列に応じて波面の変調を行う空間変調器が配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、信号光と再生光の干渉縞を記録するホログラム記録媒体であって、異なる位置に焦点を有する2つ以上の集束光からなる信号光と参照光で生成される複数の干渉縞を同一記憶領域に多重記録したことを特徴とする。
また、本発明は、情報によって空間変調された信号光と参照光の干渉縞をホログラム記録媒体に記録するホログラフィック情報記録装置であって、異なる位置に焦点をもつ2つ以上の集束光を有する信号光を生成する信号光生成手段と、前記信号光を構成する集束光を、それぞれ異なるデータにより空間変調する変調手段と、前記空間変調された信号光を前記ホログラム記録媒体に照射する照射手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明は、異なる位置に焦点をもつ複数の集束光からなる信号光と参照光により生じる干渉縞をホログラム記録媒体の同一領域に多重記録したホログラム記録媒体に、参照光を照射して情報を再生するホログラフィック情報再生方法であって、前記参照光を前記記録媒体の記録領域に照射して、異なる位置に焦点をもつ複数の集束光で形成される再生光を再生し、前記再生光を、焦点の異なる集束光の成分に分離して受光素子で信号に変換して、元の情報を得ることを特徴とする。
また、本発明は、異なる位置に焦点をもつ複数の集束光からなる信号光と参照光により生じる干渉縞をホログラム記録媒体の同一領域に多重記録したホログラム記録媒体に、参照光を照射して情報を再生するホログラフィック情報再生装置であって、前記参照光を前記記録媒体の記録領域に照射して、光軸上の異なる位置に焦点をもつ複数の集束光を再生する信号光再生手段と、前記異なる位置に焦点をもつ複数の集束光を焦点毎に分離する分離手段と、前記分離された再生光を受光素子で信号に変換して元の情報を得る信号再生手段とを具備することを特徴とする。
このように本発明では、焦点の異なる複数の集束光で信号光を生成し、生成された信号光を異なるデータで空間変調した後、これら信号光と共通の参照光とを干渉させてできる干渉縞をホログラム記録媒体の同一の記録領域に多重記録しておき、再生時、前記参照光と同一の再生参照光をホログラム記録媒体に照射すると、前記焦点の異なる複数の集束光による信号光に対応する焦点の異なる複数の集束光で構成される再生光が前記記録領域から発生する。これら再生光を再度集光して生じた複数の焦点にそれぞれピンホールを配置して集束光毎に分離して、それぞれを受光素子を用いて信号に変換することで、前記多重記録されたデータを分離して再生することができる。
本発明によれば、焦点の異なる複数の集束光で信号光を生成し、生成された信号光を異なるデータで空間変調した後、これら信号光と共通の参照光とを干渉させてできる干渉縞をホログラム記録媒体の同一の記録領域に多重記録しておき、再生時、前記参照光と同一の再生参照光をホログラム記録媒体に照射すると、前記焦点の異なる複数の集束光による信号光に対応する焦点の異なる負空数の球面波で構成される再生光が前記記録領域から発生する。これら再生光を再度集光して生じた複数の焦点にそれぞれピンホールを配置して集束光毎に分離して、それぞれを受光素子を用いて信号に変換することで、前記多重記録されたデータを分離して再生することによって、信号光の光軸方向、すなわち、3次元的な要素を利用して情報を多重記録再生することができる。
また、信号光の3次元的要素を利用した多重化であるため、例えば、位相多重、シフト多重、角度多重などの既知の各種多重化方法と併用でき、データの記録密度を向上させることができる。
また、再生時、再生信号をピンホールなどの簡単な部品で分離できるため、簡単且つ安価な構成で多重記録再生を実現することができる。
また、一度の露光で多重化を実現できる例では、従来の多重露光による干渉縞の劣化などがなく、多重データのビットエラーレートなどを小さくできる。
信号光の3次元的な要素を利用して情報を多重記録再生する目的を、焦点の異なる複数の集束光で信号光を生成し、生成された信号光を異なるデータで空間変調した後、これら信号光と共通の参照光とを干渉させてできる干渉縞をホログラム記録媒体の同一の記録領域に多重記録しておき、再生時、前記参照光と同一の再生参照光をホログラム記録媒体に照射すると、前記焦点の異なる複数の集束光による信号光に対応する焦点の異なる負空数の球面波で構成される再生光が前記記録領域から発生する。これら再生光を再度集光して生じた複数の焦点にそれぞれピンホールを配置して集束光毎に分離して、それぞれを受光素子を用いて信号に変換することで、前記多重記録されたデータを分離して再生することで実現した。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るホログラフィック情報記録装置の構成を示したブロック図である。ホログラム記録装置は、レーザ光源LD1と、ビームスプリッタBS1と、ミラーM1と、レンズL1、L2、および空間変調器SLM1とホログラム記録媒体H1によって構成されている。
図2は上記したホログラム記録媒体H1の構成を示した斜視図である。ホログラム記録媒体H1は、ガラスやポリカーボネートなどの透明材質で形成された透明基板50の一面に光誘起複屈折性を示す記録層51を形成して構成する。信号光および参照光は、この記録層51側に照射される。ホログラム記録媒体H1は厚みに比べて十分大きな拡がり有するように形成して、基板一面に一様に塗布されるようにする。また、透明基板50はディスク形状などとする。
記録層51は前述のように光誘起屈折性を示す材料とする。例えば、側鎖に光異性化する基を有する高分子または高分子液晶、または光異性化する分子を分散させた高分子が挙げられる。このような材料による記録層は、たとえば溶液を基板上にキャストし、スピンコートするなどして乾燥させて作製する。
次に本実施形態の動作について説明する。レーザ光源LD1から出力されたレーザ光(平面波、非集束光)は、通常のホログラム記録と同様にビームスプリッタBS1により信号光Ob1と参照光Re1とに分岐される。参照光Re1は、通常のホログラムと同様にホログラム記録媒体H1を照射するように構成されている。ここでは、参照光Re1がホログラム記録媒体H1に照射されるように、ミラーM1によりその光路が決められている。
上記参照光Re1は非集束光とし、さらに波面は単なる平面波であって、なんら変調は受けていないものとする。なお、たとえば、この参照光Re1を、位相多重が可能な状態に構成する、あるいは、角度多重が可能となるように構成することもできるが、本実施形態ではこれらの形態については特に限定しない。また、レンズを用いて参照光をホログラム記録媒体H1上に集光することも可能であるが、これも本実施形態では特に限定はしない。
一方、信号光Ob1は空間変調器SLM1に照射されて、空間変調器上のパターン(データページ)によって空間変調され、このパターンが信号光上に転写される。ここでは、この空間変調器SLM1は反射型のものとする。空間変調器SLM1は液晶の二次元配列を用いてビットデータを多重化したものが使われることが一般的である。
空間変調器SLM1を経た信号光は、レンズL1に照射される。信号光はレンズL1に照射される前には平面波、非集束光であったが、レンズL1に照射されることで、レンズL1の焦点f1の位置で焦点を持つ球面波、集束光に変換される。焦点f1で一旦結像された信号光は、再度広がって焦点から2×f2の距離にある焦点距離がf2のレンズL2に入射される。そして、レンズL2を経て信号光は再結像されてレンズL2より2×f2の距離だけ離れたホログラム記録媒体H1上に照射される。
ホログラム記録媒体H1上では上記の信号光と参照光が集光されて2つの光の干渉に応じた光強度分布が発生する。これらの強度分布はホログラム層を形成する記録層51(光誘起屈折媒体材料)に干渉縞として記録される。以上によって、データページの一つが記録される。
次に、たとえばレンズL1の位置を上記の位置からδxだけ左側にずらすと、レンズL2からみた球面波の中心は、レンズL2より2×f2+δxのようにδx分だけ大きくなる。したがって、レンズL2から再結像される位置は、レンズL2より2×f2−δx(δxが充分小さいものとして近似を使っている。)の位置となり、ホログラム記録媒体H1上にできる干渉縞は、δx=0のときと異なるものとなる。したがって、逆に、これらの像を再生したときの焦点の位置が異なるため、後述する再生装置上に用意したピンホールを
通過することができない。即ち、異なる焦点で違う像が再生でき、言い換えれば、信号光の焦点の位置を変化させるレンズL1の移動量δxを適当な大きさにとって、それぞれの焦点の位置で別のデータを空間変調器SLM1に表示して、ホログラム記録媒体H1の同一記録領域に干渉縞を記録すると、信号光の焦点位置の変化段数分の多重記録が実現できる。
本実施形態によれば、データページにより空間変調された信号光をレンズL2によりホログラム記録媒体H1に集光して照射する際に、レンズL2により信号光の焦点の位置を変化させ、変化させる毎に信号光を異なるデータページにより空間変調することで、複数のデータページをホログラム記録媒体H1の同一記録領域に多重記録することができる。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るホログラフィック情報記録装置の構成を示したブロック図である。但し、第1の実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。本ホログラム記録装置は、レーザ光源LD1と、ビームスプリッタBS1、BS2、BS3と、透過型の空間変調器SLM1、SLM2、SLM3と、レンズL3、L4、L5、L6、L7と、ミラーM1、M2と、ハーフミラーM3、M4と、ホログラム記録媒体H1によって構成されている。
次に本実施形態の動作について説明する。レーザ光源LD1から出力されたレーザ光(平面波、非集束光)は、通常のホログラム記録と同様にビームスプリッタBS1、BS2、BS3により信号光Ob1、Ob2、Ob3と参照光Re1とに分岐される。参照光RE1は、通常のホログラムと同様にホログラム記録媒体H1を照射するように構成されている。ここでは、参照光RE1がホログラム記録媒体H1に照射されるように、ミラーM4を用いて光路が決められている。また、参照光RE1は非集束光とし、さらに波面は単なる平面波であって、なんら変調は受けていないものとする。なお、たとえば、この参照光RE1を位相多重が可能な状態に構成する、あるいは、角度多重が可能となるように構成することもできるが、本実施形態ではこれらの構成については特に限定しない。また、レンズを用いて参照光RE1をホログラム記録媒体H1上に集光することも可能であるが、これも本実施形態では特に限定はしない。
一方、ビームスプリッタBS1、BS2、BS3によって分離された号光Ob1、Ob2、Ob3は、空間変調器SLM1,SLM2,SLM3を透過することで、これら空間変調器に表示されているそれぞれ異なるデータページにより空間変調され記録情報を転写される。空間変調器SLM1,2,3を経た3つの信号光Ob1,Ob2,Ob3は、それぞれ別々にレンズL3,L4,L5に入射される。ここでは、レンズL3、L4,L5が、信号光をOb1,Ob2、Ob3を別々の焦点に集光するようになっていれば、その位置や焦点距離は任意であるとする。以上によって、焦点の異なる複数の集束光による信号光が生成される。
生成された上記の焦点の異なる複数の集束光による信号光は、それぞれ、ミラーM2、ハーフミラーM3、M4によって光路を変更された後、それぞれレンズL6、L7を経て、別々の焦点に昇降されるようにホログラム記録媒体H1に照射される。ここで、レンズL6は必ずしも必要ではない。このようにして別々の焦点から信号光Ob1,Ob2,Ob3が球面波として発生するようになったので、最後にレンズL7を経てこれらの信号光がホログラム記録媒体H1上に集光される。以上によって、空間変調器SLM1,SLM2,SLM3から転写されたデータ配列の同時かつ多重記録が実現できる。
なお、これらの記録において用いた空間変調器SLMは、それぞれ図示を略したコンピュータなどに接続され、このコンピュータからデータが供給されるものとする。
このように多重記録が実現されたホログラム記録媒体H1を後述する再生方式、装置を用いて再生すると、再生像は、異なる位置に焦点を結ぶようにできる。そこで、それぞれ別々のピンホールなどを用いて焦点を結んでいる信号光のみを通過するようにすれば、必要のない再生像は、ピンホール面上ではピンボケを起こして分離することが出来る。以上によって、多重記録の再生が可能となる。
本実施形態では、焦点の異なる複数の集束光による信号光Ob1,Ob2,Ob3を同時に生成してホログラム記録媒体H1に照射することができ、多重記録速度を第1の実施形態のそれに比べて向上させることができる。また、レンズを移動させる機械的な可動部分がないため、装置の信頼性を向上させることができる。
また、信号光Ob1,Ob2,Ob3がホログラム記録媒体H1に同時照射されるため、第1の実施形態に比べて多重露光を必要しない。このように多重露光が必要なくなることによって、ホログラム記録媒体H1での感光時間の調整が格段に容易になる。また、参照光の多重化によくあるような多重露光によってホログラム記録媒体上に生成される干渉縞が消えてしまうなどの課題を回避することができる。
また、空間変調器SLM1、2、3には、液晶等の電気光学変換材料の両面に透明電極を形成した透過型の空間変調器を用いることができる。たとえば、プロジェクタ用の液晶パネルを挙げられる。これらの液晶パネルは、液晶の両面に電極を形成した透過型の液晶セルを備え、さらに液晶セルの両側には、偏光板が配置されている。
また、この多重記録方式は、位相多重や、角度多重やシフト多重など、他の参照光を多重化する多重記録方式と併用して実施することも可能であり、更にホログラム記録媒体H1の記録密度を上げることが可能である。
図4は、本発明の第3の実施形態に係るホログラフィック情報再生装置の構成を示したブロック図である。但し、第1の実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。ホログラム再生装置は、レーザ光源LD1と、ミラーM1と、レンズL8、移動可能なレンズL9とホログラム記録媒体H1と、移動可能なピンホールPH1と、電荷結合素子カメラCCD1によって構成されている。ここで、ホログラム記録媒体H1は、上記した第1、第2の実施形態で説明したいずれの記録方式で記録されたものであってもよい。
次に本実施形態の動作について説明する。レーザ光源LD1から出力されたレーザ光(平面波、非集束光)は、ミラーM1を経てホログラム記録媒体H1に照射される。すると、通常のホログラム再生同様、信号光の方向、すなわち、レンズL8の方向に回折が生じて再生光が生成される。この再生光は、第1、第2の実施形態で説明した記録方式でデータが多重記録されたホログラム記録媒体の再生像なので非集束光ではなく、幾つかの異なる中心を持った球面波となって放射状に広がっていき、レンズL8に入射される。
レンズL8は、記録時のレンズ”L2“とほぼ同じ位置に配置しておく。すなわち、レンズL8の焦点距離をf1として、レンズL9とホログラム記録媒体H1が2×f1の距離程度となるように配置する。すると、レンズL8によってホログラム記録媒体H1から広がっていった再生光は再び集められピンホールPH1方向に集光する。
ピンホールPH1はレンズL8で再結像される位置に配置され、このピンホールPH1には再生光の光軸上にホールがあって、その大きさは、集光されるスポットよりは大きいがピンボケした像は通さない程度の大きさである。ピンホールの位置は、デフォルト状態でレンズL8から2×f1だけ離れた位置にあるものとする。このようにすると、ホログラム記録媒体H1にデータを記録する際にレンズL8から2×f1の位置に焦点を生じた信号光に対応する再生光のみがこのピンホールを通過することができ、残りの信号は、ピンホールを通過することができない。以上のようにして、ピンホールPH1は再生光の成分を一つだけ取り出すことができる。
次にレンズL9とピンホールPH1位置関係を保持したままこれらの位置を2×f1±δxの位置に移動すると、ホログラム記録媒体H1にデータを記録する際にレンズL8から2×f1±δxの位置に焦点を生じた信号光に対応する再生光のみがこのピンホールを通過することができ、残りの信号は、ピンホールを通過することができず、別の再生光の成分を選択することができる。即ち、ピンホールPH1の位置を変化させることにより、ホログラム記録媒体H1に多重記録されたデータページに対応する再生光を分離して、電荷結合素子カメラCCD1側に送り込むことができる。たとえば、記録時にレンズL8より2×f1+δxの位置で焦点を生じていた信号光に転写されていたデータページを再生するには、ピンホールの位置をレンズL8より2×f1+δxの位置におけばよい。
このように取り出された再生光はピンホールPH1から常にf2の距離に準備されている焦点距離がf9のレンズに入射されて非集束光になる。この非集束光は、記録時に空間変調器を経た非収束光で、且つ、その後のレンズによって屈折をされる前の非集束光を再生した非集束光となっており、これが電荷結合素子カメラCCD1上に照射される。この電荷結合素子カメラCCD1上では、CCDの各画素と、記録時の空間変調器の各画素の位置が調整されて、空間変調器に表示された元のデータ(データページ)が検出される。以上のようにして検出されたデータはパソコンなどに取り込まれて画像処理される。
本実施形態によれば、第1、第2の実施形態でホログラム記録媒体H1に多重記録された複数のデータページの中から所望の一枚を分離して検出することができる。また、別のデータページは、たとえばレンズL9とピンホールPH1をf2の距離を保ったまま光軸方向に前後することにより、別の焦点と一致させることによって容易に分離することができる。
図5は、本発明の第4の実施形態に係るホログラフィック情報再生装置の構成を示したブロック図である。但し、第1の実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。本実施形態のホログラム再生装置は、レーザ光源LD1と、ミラーM1と、移動可能なレンズL8、レンズL9とホログラム記録媒体H1と、ピンホールPH1と、電荷結合素子カメラCCD1によって構成されている。ここで、ホログラム記録媒体H1は、上記した第1、第2の実施形態で説明したいずれの記録方式で記録されたものであってもよい。
レーザ光源LD1から出力されたレーザ光(平面波)は、ミラーM1を経てホログラム記録媒体H1に照射される。すると、通常のホログラム再生同様、信号光の方向、すなわち、レンズL8の方向に回折が生じて再生光が生成される。この再生光は、第1、第2の実施形態の方法でデータが多重記録されたホログラム記録媒体の再生像なので平面波ではなく、幾つかの異なる中心を持った球面波となって放射状に広がっていき、レンズL8に入射される。
レンズL8は、記録時のレンズ“L2”とほぼ同じ位置に配置しておく。すなわち、レンズL8の焦点距離をf1として、レンズL9とホログラム記録媒体H1が2×f1の距離程度となるように配置する。すると、レンズL8によりホログラム記録媒体H1から広がっていった再生光は再び集められてピンホールPH1方向に集光する。
ピンホールPH1はレンズL8で再結像される位置に配置しておく。このピンホールPH1は再生光の光軸上にホールがあって、その大きさは、集光されるスポットよりは大きいが、ピンボケした像は通さない程度の大きさである。ピンホールPH1の位置は、デフォルト状態でレンズL8から2×f1だけ離れた位置にあるものとする。このようにすると、記録時にレンズL8から2×f1の位置に焦点を生じた信号光のみがこのピンホールを通過することができ、残りの信号はピンホールPH1を通過することができない。以上のようにして、再生光の成分を一つだけ(1枚のデータページの情報)取り出すことができる。即ち、ホログラム記録媒体H1に多重記録されている複数のデータページの中の一枚を分離して検出することができる。そのほかのデータページは、レンズL8を光軸方向に前後することによって、L8を経た再生光の別の焦点とピンホールPH1の位置を一致させることによって再び分離することができる。
このように取り出された再生光はピンホールPH1から常にf2の距離に準備されている焦点距離がf2のレンズL9に入射されて非集束光となり、この非集束光は、記録時に空間変調器を経た非収束光で、かつ、その後のレンズによって屈折をされる前の非集束光を再生した非集束光となっている。これを電荷結合素子カメラCCD1上に照射する。この電荷結合素子カメラCCD1上では、CCDの各画素と、記録時の空間変調器の各画素の位置が調整されて、記録時に空間変調器に表示された元のデータページが検出される。以上のようにして検出されたデータはパソコンなどに取り込まれる。
本実施形態によれば、第3の実施形態と同様にホログラム記録媒体H1に多重記録されたデータページの所望の一枚を分離して検出することができるが、特に、データページを分離して再生する際にレンズL8のみを前後すれば充分であり、光学系の移動機構を簡単化することができる。
図6は、本発明の第5の実施形態に係るホログラフィック情報再生装置の構成を示したブロック図である。但し、第1の実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明する。本例のホログラム再生装置は、レーザ光源LD1と、ミラーM1、M5と、ハーフミラーM6、M7と、レンズL8、L10、L11,L12,L13と、ホログラム記録媒体H1と、ピンホールPH2、PH3、PH4と、電荷結合素子カメラCCD1、CCD2,CCD3によって構成されている。ここで、ホログラム記録媒体H1は、上記した第1、第2の実施形態で説明したいずれの記録方式で記録されたものであってもよい。
次に本実施形態の動作について説明する。レーザ光源LD1から出力された非集束光は、ミラーM1を経てホログラム記録媒体H1に照射される。すると、通常のホログラム再生同様、信号光の方向、すなわち、レンズL8の方向に回折が生じて再生光が発生する。この再生光は、第1、第2の実施形態で記録されたホログラム記録媒体H1の再生像なので平面波ではなく、幾つかの異なる中心を持った球面波となって放射状に広がっていく。
レンズL8は、記録時のレンズL2とほぼ同じ位置に配置しておく。すなわち、レンズL8の焦点距離をf1として、レンズL10とホログラム記録媒体H1が2×f1の距離程度となるように配置する。レンズL8はホログラム記録媒体H1から広がっていった再生光を再度集めてレンズ10の手前の点で集光する。レンズ10が配置されている場所は第3、第4の実施形態ではピンホールが置かれていたが、本実施形態ではピンホールはなく、再生光はそのままレンズL10に入射される。また、レンズL10を経た再生光は、ハーフミラーM7、M6により一部が分岐されて光路が変更され、ピンホールPH4,PH3に入射され、残りの再生光がミラーM5により光路が変更され、ピンホールPH2に入射される。
各ミラーM5〜M7から出た再生光は、それぞれ異なるデータページを再生するために用いられる。このため、ミラーM5〜M7よりCCD1〜CCD3までの光路には、光路長が異なる位置にピンホールPH2〜PH4が配置されている。さらに、ピンホールPH2〜PH4のそれぞれの位置は、再生光を構成する各成分の焦点のどれか一つに一致する位置にあり、目的の再生光の成分のみを通すようになっている。これにより、ホログラム記録媒体H1に信号光の焦点位置が異なるようにして多重記録されたデータページがそれぞれ分離されて、CCD1〜CCD3により受光される。各CCDでは、その画素と、記録時の空間変調器の画素の位置が調整されて元のデータページが検出されることで、多重記録されたデータが再生される。以上のようにして検出されたデータはパソコンなどに取り込まれる。
本実施形態によれば、再生参照光Re1をホログラム記録媒体H1に照射するだけで、ホログラム記録媒体H1に多重記録された複数のデータページを同時に再生することができる。その際に、第3、第4の実施形態のようにレンズなどの光学部品を移動させることがないため、装置の信頼性を向上させることができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができる。例えば、上記実施形態は信号光の3次元的要素を利用した多重化であるため、位相多重、シフト多重、角度多重などの参照光側を操作して得られる多重化と併用することができ、従来よりも高密度なホログラムメモリを実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係るホログラフィック情報記録装置の構成を示したブロック図である。 図1に示したホログラム記録媒体の構成例を示した斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るホログラフィック情報記録装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係るホログラフィック情報再生装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係るホログラフィック情報再生装置の構成を示したブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係るホログラフィック情報再生装置の構成を示したブロック図である。
符号の説明
50……透明基板、51……記録層、BS1〜BS3……ビームスプリッタ、CCD1〜CCD3……電荷結合素子カメラ、H1……ホログラム記録媒体、L1〜L13……レンズ、LD1……レーザ光源、M1〜M4……ミラー、PH1〜PH4……ピンホール、SLM1〜SLM3……空間変調器。

Claims (16)

  1. 情報によって空間変調された信号光と参照光の干渉縞をホログラム記録媒体に記録するホログラフィック情報記録方法であって、
    前記信号光は、異なる位置に焦点をもつ複数の集束光の重ね合わせであって、
    前記信号光の光路上には、それぞれ記録したいデータあるいはデータ配列に応じて波面の変調を行う空間変調器が配置されている、
    ことを特徴とするホログラフィック情報記録方法。
  2. 前記複数の集束光は、平行な光軸をもつ集束光であって、その焦点の位置は光軸上の異なる位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載のホログラフィック情報記録方法。
  3. 前記異なる位置に焦点をもつ集束光を順次生成し、生成した集束光を順次空間変調して前記ホログラム記録媒体に照射して多重露光する、
    ことを特徴とする請求項1記載のホログラフィック情報記録方法。
  4. 前記異なる位置に焦点をもつ集束光を同時に生成し、生成した複数の集束光を同時に空間変調してホログラム記録媒体に照射して多重露光する、
    ことを特徴とする請求項1記載のホログラフィック情報記録方法。
  5. 信号光と再生光の干渉縞を記録するホログラム記録媒体であって、
    異なる位置に焦点を有する2つ以上の集束光からなる信号光と参照光で生成される複数の干渉縞を同一記憶領域に多重記録したことを特徴とするホログラム記録媒体。
  6. 情報によって空間変調された信号光と参照光の干渉縞をホログラム記録媒体に記録するホログラフィック情報記録装置であって、
    異なる位置に焦点をもつ2つ以上の集束光を有する信号光を生成する信号光生成手段と、前記信号光を構成する集束光を、それぞれ異なるデータにより空間変調する変調手段と、前記空間変調された信号光を前記ホログラム記録媒体に照射する照射手段と、
    を具備することを特徴とするホログラフィック情報記録装置。
  7. 前記信号光生成手段は、前記複数の焦点の異なる集束光を順次生成し、
    前記変調手段は、生成された焦点の異なる集束光を順次空間変調し、
    前記照射手段は、前記空間変調された信号光を順次前記ホログラム記録媒体に照射する、ことを特徴とする請求項6記載のホログラフィック情報記録装置。
  8. 前記信号光生成手段は、前記複数の焦点の異なる集束光を同時に生成し、
    前記変調手段は、生成された複数の焦点の異なる集束光を同時に空間変調し、
    前記照射手段は、前記空間変調された複数の信号光を同時に前記ホログラム記録媒体に照射する、
    ことを特徴とする請求項6記載のホログラフィック情報記録装置。
  9. 異なる位置に焦点をもつ複数の集束光からなる信号光と参照光により生じる干渉縞をホログラム記録媒体の同一領域に多重記録したホログラム記録媒体に、参照光を照射して情報を再生するホログラフィック情報再生方法であって、
    前記参照光を前記ホログラム記録媒体の記録領域に照射して、異なる位置に焦点をもつ複数の集束光で形成される再生光を再生し、
    前記再生光を、焦点の異なる集束光の成分に分離して受光素子で信号に変換して、元の情報を得る、
    ことを特徴とするホログラフィック情報再生方法。
  10. 前記集束光の分離は、前記再生光を再度集光して集束光の成分ごとに異なる位置に集束させて、
    各集束光の焦点に、その焦点径程度のピンホールを配置して他成分を除去することでなされる、
    ことを特徴とする請求項9記載のホログラフィック情報再生方法。
  11. 前記異なる位置に焦点をもつ集束光を焦点毎に順次分離し、
    分離した集束光を順次受光素子で信号に変換して元の情報を得る、
    ことを特徴とする請求項9記載のホログラフィック情報再生方法。
  12. 前記異なる位置に焦点をもつ集束光を焦点毎に同時に分離し、
    分離した集束光を同時に受光素子で信号に変換して、元の情報を得る、
    ことを特徴とする請求項9記載のホログラフィック情報再生方法。
  13. 異なる位置に焦点をもつ複数の集束光からなる信号光と参照光により生じる干渉縞をホログラム記録媒体の同一領域に多重記録したホログラム記録媒体に、参照光を照射して情報を再生するホログラフィック情報再生装置であって、
    前記参照光を前記ホログラム記録媒体の記録領域に照射して、光軸上の異なる位置に焦点をもつ複数の集束光を再生する信号光再生手段と、
    前記異なる位置に焦点をもつ複数の集束光を焦点毎に分離する分離手段と、
    前記分離された再生光を受光素子で信号に変換して元の情報を得る信号再生手段と、
    を具備することを特徴とするホログラフィック情報再生装置。
  14. 前記分離手段は、レンズを用いて前記再生光を再度集光して集束光の成分ごとに異なる位置に集束させて、
    各集束光の焦点に、その焦点径程度のピンホールを配置して他成分を除去することで成される、
    ことを特徴とする請求項13記載のホログラフィック情報再生装置。
  15. 前記分離手段は、前記異なる位置に焦点をもつ集束光を焦点毎に順次分離し、
    前記信号再生手段は、分離された集束光を順次受光素子で信号に変換して順次元の情報を得る、
    ことを特徴とする請求項13記載のホログラフィック情報再生装置。
  16. 前記分離手段は、前記異なる位置に焦点をもつ集束光を焦点毎に同時に分離し、
    前記信号再生手段は、分離された集束光を同時に受光素子で信号に変換して順次元の情報を得る、
    ことを特徴とする請求項13記載のホログラフィック情報再生装置。
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