JP2006193108A - Rail oil feeding device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、鉄道レールのカーブやポイント等で、車輪とレールの接触部の摩耗や騒音の発生を防止するために設置されるレール給油装置に関する。 The present invention relates to a rail fueling device that is installed in order to prevent wear of a contact portion between a wheel and a rail or generation of noise due to a curve or a point of a railroad rail.
従来のレール給油装置には、実公昭55−50050号公報等に示すものがあったが、これらは、同公報の第1図乃至第4図に示すように、列車の車輪によって、1条のレール2のヘッド外側面に設けたプランジャー12が押圧されて作動する給油ポンプ1と、これによって給油をうけて、レール2のヘッド内側面に注油するトング(舌板)53を設けた塗油器5が使用されていた。
しかし、レール2のヘッド内側面への注油は、レール2のヘッド内側面と塗油器5のトング53との間の僅かな間隙を通じて行われていたが、図17に示すように、約500ミリメートルの長さで両端をオイルシールしたトング53では、列車の通過時のレール2の振動により、前記間隙が変化して、給油ポンプ1のプランジャー12が作動すると過剰に注油される傾向にあり、レール2のヘッド走行面や線路道床を汚染する欠点があった。
また、従来の塗油器のトング長さは、前述したように、約500ミリメートルあったが、現在、電車やジーゼル車の車輪径は約800ミリメートル程度に小さくなっているけれども、従来の塗油器の注油では1回の塗油量では走行車輪に対しグリースの引き延ばし塗油部分を考慮しても、車輪円周長さ2400ミリメートルに対し約1500ミリメートル、すなわち約60%しか塗油できず、車輪には全く塗油されない部分約900ミリメートルが残り、このため塗油された車輪を介するレールへの塗油部分にムラが生じ、列車の走行によるレールや車輪の摩耗や騒音の発生を充分に防止することができなかった。
さらに、従来の塗油器は、トング長さは前述のように、少なくとも約500ミリメートルの長さがあるので、急カーブやポイントの多い地下鉄道等では配置できなくなり、短いトング長さの塗油器が要望されていた。
However, the lubrication to the inner surface of the head of the
Further, the tong length of the conventional oil applicator was about 500 mm as described above, but the wheel diameter of trains and diesel cars is currently reduced to about 800 mm. In the case of the oiling of the container, even if the extended oiling portion of the grease is taken into consideration with respect to the running wheel in one oiling amount, only about 1500 mm, that is, about 60% can be applied to the wheel circumferential length of 2400 mm. About 900 millimeters of unlubricated parts remain on the wheels, which causes unevenness in the oiled part of the rails through the lubricated wheels, and it is possible to sufficiently generate wear and noise on the rails and wheels due to train running. Could not be prevented.
Furthermore, the conventional oil applicator has a tong length of at least about 500 millimeters as described above, so it cannot be placed on a sharp curve or a subway with many points. A vessel was requested.
本発明は、列車の通過時において、レールの振動があっても、レール塗油器のトングとレールヘッド側面との間に一定間隙を維持して、適正量の給油ができるようにしたレール給油装置を提供するものである。
また、本発明は、1個の給油ポンプから、走行車輪を介して急カーブレールやポイントの必要部分のレールに連続的にムラなく塗油ができるようにしたレール給油装置を提供するものである。
The present invention provides a rail refueling system capable of supplying a proper amount of oil by maintaining a constant gap between the tongue of the rail oil applicator and the side surface of the rail head even when there is vibration of the rail when the train passes. A device is provided.
In addition, the present invention provides a rail oil supply device capable of continuously and evenly applying oil from a single oil supply pump to a sharp curve rail or a rail of a necessary portion of a point via a traveling wheel. .
本発明レール給油装置は、上記課題を達成するため、図示するように、加圧式オイルタンク10に連通し、列車の車輪200の押圧によって塗油器40に給油できるようにした給油ポンプ20と、前記給油ポンプ20に連通し、前記レール100のレールヘッド101にトング42を介して、注油できるように配置した塗油器40を備えたレール給油装置において、前記塗油器40のトング42が、長手方向に凸部4211と平面部4212を交互に形成し、レール100のレールヘッド101の側面1011に凸部4211を当接して、平面部4212とレールヘッド101の側面との間の注油間隙を一定間隙に維持できるようにすると共に、トング42の両端にオイルシール424を固着して適正量を給油できるようにしたものである。
また、本発明レール給油装置は、上記課題を達成するため、図示するように、1条のレール100に対し、1個の加圧式オイルタンク10と、前記加圧式オイルタンク10に連通し、列車の車輪200の押圧によって塗油器40に給油できるようにした1個の給油ポンプ20と、前記給油ポンプ20に連通し、前記レール100のレールヘッド101に、それぞれ、トング42を介して注油できるように、前記レール100に配置した複数個の塗油器40とを備えたものであって、列車の車輪の通過によって車輪が全周的に塗油されるように、前記複数個の塗油器40の全部が注油されて、必要長さのレールに給油されるようにしたものである。
さらに、本発明レール給油装置は、上記課題を達成するため、図示するように、前記各塗油器40が、注油量を微調整できるように、注油量の調整を回転目盛4534で表示できるようにしたニードル弁形の絞り弁45を備えたものである。
本発明において、加圧式オイルタンク10は、図15に示すように、オイルに一定圧を加えて、給油ポンプ20の吸込口301までオイルを圧送するための重錘13を設けたものである。
また、本発明において、ニードル弁形の絞り弁45は、図7に示すように、先端が円錐台形に形成されたニードル弁棒453を回転して前進後退させて、弁体4531と弁座4511との間の間隙を通過する油量を微調整するもので、目視で正確に微調整できるように、弁体4531と同軸の目盛部4534を備えたものである。
また、本発明において、トング42は、1枚又は複数枚を重合した薄板バネ製で、列車の通過時において、レールの振動に拘わらず、レールヘッド側面に常に一定微小間隙を維持して注油できるようにするため、凸部4211と平面部4212を交互にそれぞれ複数個設けて構造の強化をはかったものである。
また、本発明において、トング42の両側端には、オイルシール424が設けられて油洩れを防止している。 オイルシール424は、フェルト板、又は、ゴム板(多孔質板を含む)等の板状物が使用されることが好ましい。
In order to achieve the above object, the rail oil supply device of the present invention communicates with the pressurized
Further, in order to achieve the above-mentioned object, the rail oil supply device of the present invention communicates with one pressurized
Furthermore, the rail oil supply device of the present invention can display the adjustment of the lubrication amount on the
In the present invention, the pressurized
Further, in the present invention, as shown in FIG. 7, the needle valve-
Further, in the present invention, the
In the present invention,
本発明レール給油装置は、各塗油器が、列車の車輪通過時にレールの振動によって、トングとレールヘッド側面の間隙が変化しないように、構造の強化をはかって常に一定間隙に維持できるようにしているので、レールの振動に拘わらず、過不足なく注油できるようになり、レール走行面に対する過剰な塗油や油洩れによる線路道床の汚染も無くなった。
また、本発明レール給油装置は、1条のレールに対し、複数個のトング長さの短い塗油器を一定間隔毎に設置して、列車の走行車輪に対し全周的に塗油できるようにし、塗油された車輪を介して必要部分のレールに連続的にムラなく塗油できることになったので、急カーブレールやポイントにおける車輪とレールとの接触部分の摩耗や騒音の発生が大巾に改善されることとなった。
また、各塗油器は、注油量が目視できる回転目盛で、簡単に微調整でき、列車の走行車輪に適正量の塗油を給油する給油管理が容易にできるようになった。
さらに、本発明レール給油装置は、小型で構造簡単な上に、高価な電気制御関係が不要で、1条のレールに対し、1個のオイルタンクと1個の給油ポンプと複数個の塗油器で済み、これの経費や点検・修理の手間が少なくてすむ利点が生じた。
The rail lubrication device of the present invention is designed so that each lubricator can be maintained at a constant gap by strengthening the structure so that the gap between the tongue and the side of the rail head does not change due to the vibration of the rail when the train wheel passes. As a result, it became possible to lubricate the rails without excessive or deficient regardless of the vibration of the rail, and there was no contamination of the track road floor due to excessive oiling or oil leakage on the rail running surface.
In addition, the rail oil supply device of the present invention can install oil dispensers having a plurality of short tongue lengths at regular intervals on a single rail so that the train wheels can be lubricated all around. As a result, it is possible to continuously and evenly apply the required part of the rail through the oiled wheel, so that the wear of the contact part between the wheel and the rail at a sharp curve rail or point is greatly increased. It will be improved.
In addition, each lubricator has a rotary scale that allows the amount of lubrication to be visually observed, and can be easily fine-tuned, facilitating the lubrication management of supplying an appropriate amount of lubrication to the traveling wheels of the train.
Furthermore, the rail oil supply device of the present invention is small in size and simple in structure, and does not require an expensive electric control relationship. One oil tank, one oil pump, and a plurality of oil coatings are required for one rail. This has the advantage of reducing the cost and time for inspection and repair.
本発明レール給油装置は、片側レール毎に、1個の加圧式オイルタンクと1個の給油ポンプと4個の短いトング長さの塗油器を備えている。 The rail oil supply device of the present invention includes one pressurized oil tank, one oil pump, and four short tongue-length oilers for each rail.
本発明の実施例が図1乃至図16に示されている。
本発明レール給油装置は、1条のレール100(A)又は100(B)に対し、1個の加圧式オイルタンク10、1個の給油ポンプ20、1個のマニホールド30、4個の塗油器40、一式の給油配管50を備えている。
加圧式オイルタンク10は、図15に示すように、タンク胴11と、蓋12と、スライダ箱131付きのオイル加圧用の重錘13と、オイル出口14からなる。
給油ポンプ20は、図2乃至図5に示すように、シリンダ21、プランジャ22、プランジャ挿入弁23、フレーム24とからなる。
シリンダ21は、上部211、中部212、下部213、底部214からなる。
シリンダ上部211は、上端が開口し、シリンダ中部212は側壁にオイル導入口2101と、オイル吐出口2102を設け、シリンダ底部214は、空室227を形成している。
プランジャ22は、小径の上部221、大径の中部222、小径の下部223からなる。 プランジャ上部221は、シリンダ上部211に嵌入され、プランジャ中部222は、シリンダ中部212に嵌入され、プランジャ下部223は、シリンダ下部213に嵌入され、プランジャ中部222は、内部にY字形孔225、225、224とこれに連通する逆T字形孔226が穿設されている。孔225、225は、シリンダ中部212とプランジャ中部222の間に形成される空室2121、2121に連通し、孔226は、シリンダ中部212とプランジャ下部223の間に形成される空室2122に連通している。
また、Y字形孔224は、孔225と孔226の間にテーパ段部2241が設けられ、先端が先細円錐状になったプランジャ挿入弁23の先端が嵌入される。
プランジャ挿入弁23下部は、圧縮コイルバネ231に乗架され、プランジャ22下降時に、孔224と孔226とを遮断し、プランジャ22上昇時に、孔225と孔226とを連通するように形成されている。
プランジャ中部222は、その下面を、シリンダ下部213上に設けられた圧縮コイルバネ2221に乗架し、また、コイルバネ2221は、プランジャ中部222の上面2221をシリンダ上部211の下面2111に当接するように押し上げできるように形成されている。
一対のフレーム24は、図4及び図5に示すように、それぞれフレーム板241、クランプ242、クランプボルト243、板バネ244を設けている。
各フレーム板241は、上部に長孔2413、下部に通し孔2411を設けると共に、孔2411の上部にレール100(A)又は100(B)のベース103の側面1033に嵌着する喰い込み2415を設けている。
各クランプ242は、上部にレール100(A)又は100(B)のベース103の一方の側面1032に嵌着する喰い込み2422を設け、下部に通し孔2421を設けている。
各クランプボルト243は、フレーム板241の通し孔2411に通されると共に、クランプ242をナット2431で螺着するものである。
各板バネ244は、逆U字形状のもので、両側に通し孔2441及び2442を設け、一方側の孔2441はフレーム板241の上部の長孔2413から通されたボルト2412及びナット2414により螺着され、他方側の孔2442はシリンダ21から伸設されたウイング板214の通し孔2142にボルト2143及びナット2144により螺着されるものである。
調節ボルト2145が、左右のウイング板214、214の各突出片2141に、各々ナット2146と共に下向きに螺合されて、ボルト2145の下端は、レールベース103の上面1031に当接され、給油ポンプ20及びマニホールド30を設置する際に、高さ調節ができるように形成されている。
マニホールド30は、図2及び図3に示すように、オイル導入孔301及びオイル吐出孔302が設けられている。 オイル導入孔301は、オイルタンク10と連通すると共に、チェック弁32を介して、シリンダ21のオイル導入口2101と連通し、オイル吐出孔302は、シリンダ21のオイル吐出口2102と連通すると共に、各塗油器40のオイル流入口4513と給油配管50を介して接続されている。
また、マニホールド30は、オイル導入孔301とマニホールド孔3011の間に、チェック弁32と、リリーフ弁33を設けている。
チェック弁32は、弁本体321と、圧縮コイルバネ322を設け、マニホールド孔3011からオイル導入孔301へオイルが逆流するのを阻止するように形成されている。
リリーフ弁33は、弁棒部331、圧縮コイルバネ332及び押えプラグ333を設け、オイル吐出孔302内に発生する異常油圧を、オイル導入孔301に連通する孔3022を通じて逃がすように形成されている。
また、マニホールド30は、図4及び図5に示すように、シリンダ21に設けた4個の螺孔2111に、4本のボルト311により螺着されるものである。
各塗油器40は、図6乃至図11に示すように、箱体41と、トング(舌板)42と、フレーム43と、絞り弁45とを備えている。
箱体41は、図12に示すように、前板414、後板415、両側板416、416及び底板417からなっている。
箱体41は、上方を開放した長溝411を形成すると共に、前板414の表面の中央下部に、長溝411に連通した貫通孔4111と4個の螺孔4181を設けた座板418を固着している。
後板415は、上端に、断面丸形の紐状ゴムシール4151を嵌着している。 図7に示すように、ゴムシール4151は、レール100(A)又は100(B)のウエブ102側への油洩れを防止するため、レールヘッド101の下面1013に当接するものである。
底板417は、両端にレールベース103の上面である傾斜面1031に合わせた脚部4171、4171と結合している。
フレーム43は、図6に示すように、箱体41の前板414の両側に、2組取り付けられ、各フレーム43は、図6、図7乃び図11に示すように、フレーム板431、クランプ432、クランプ棒433、押しボルト434からなる。
各フレーム板431は、図11に示すように、上部に螺孔4312、下部に通し孔4311を設けると共に、孔4311の上部にレール100のベース103の側面1033に当接する当接部4313を設けている。
各クランプ432は、レール100のベース103の側面1032に嵌着する喰い込み4321を設けると共に、その下部はクランプ棒433と結合している。
各クランプ棒433は、螺刻部部分4330を設け、フレーム板431の通し孔4311に通し、ナット4331で螺着するものである。
フレーム43は、図11に示すように、レールベース103の一方の側面1032に嵌めたクランプ432と、これに固着したクランプ棒433をフレーム板431の穴4311を介し、ナット4331でねじ締めして、レールベース103の他方の側面1033に接する位置でフレーム板431が立設できるようにしている。
各押しボルト434は、フレーム板431の螺孔4312に螺合するもので、ナット4341と共に、箱体41の前板414を、レール100(A)又は100(B)のウエブ102方向に押しつけて、箱体41を固定するように形成されている。
トング42は、図6乃至図11に示すように、トング板421、螺棒422、ナット423、オイルシール板424、板パッキン425からなっている。
トング板421は、図12乃至図14に示すように、上端厚み約1ミリメートル、下端厚み約1、9ミリメートルの舌板状薄板バネで、一定間隔毎に、平面部4212と凸部4211が交互に複数個設けられ、凸部4211がレールヘッド101の側面1011に当接し、平面部4212がレールヘッド101の側面1011に対し、約1ミリメートル前後の微小間隙ができるように形成されて、図13に示すように、トング板421の平面部4212とレールヘッド101の側面1011との間の間隙が、レールヘッド101の振動に対して、常に一定間隙を維持して注油できるように構造を強化している。
螺棒422は、トング板421の前面下部に固着して突出している。
ナット423は、図11に示すように、座金4231を介して、螺棒422に螺着するものである。
オイルシール424は、図12及び図13に示すように、グリースオイルが洩らないようにしたフェルト板、ゴム板等(多孔質板を含む)の板製で、トング板421の両端凸部4213、4213後面に固着されている。
トング板421と螺棒422は、図12に示すように、箱体41の長溝411に嵌入すると共に、前板414の上端に設けた複数個の溝型切欠4141に嵌入できるように配置されている。
板パッキン425は、図13に示すように、長方形の板状合成樹脂製又はゴム製のもので、螺棒422を嵌入できる孔4251を設け、トング板421の前面に当接するようにして、前板414の溝型切欠4141からのオイル洩れを防止できるように形成されている。
また、トング42は、図7乃至図10及び図13に示すように、トング板421の凸部4211の上端4201を、レールヘッド101の側面1011又は1012に接して上下できるように、板パッキン425を介して、切欠4141を上下して、螺棒422とナット423でねじ締めされるように形成している。
絞り弁45は、図6及び図7に示すように、弁箱451と、カバー452と、弁棒453からなっている。
弁箱451は、内部に弁座4511と螺刻部4512を形成していると共に、下部にオイル流入口を設けている。また、弁箱451は、図11に示すように、通し孔4514を4個設けている。
カバー452は、内部に弁棒453を嵌入して、弁棒453に嵌入したOリング45211でシールされるシール穴4521を設け、図11で示すように、通し孔4523を4個設けている。
弁棒453は、図7に示すように、弁体4531と、螺刻部4512に螺合する螺刻部4532と、シール部4533と、目盛部4534と、把手部4535が、一体的に形成されている。
また、弁棒453は、把手部4535によって回転されると、同軸の目盛部4534が表示され、弁箱451の螺刻部4512と、螺刻部4532が噛合して、弁体4531が前進、後退して注油量を微調整できるように形成されている。
絞り弁45は、図11に示されるように、箱体41の座板418の4個の螺孔4181に、4本のボルト4522により、カバー452の孔4523及び弁箱451の孔4514を介して螺着されるものである。
給油配管50は、オイルタンク10の出口14と給油ポンプ20のマニホールド30のオイル導入孔301との間及びマニホールド30のオイル吐出孔302と各塗油器40の絞り弁45のオイル流入口4513との間に配管接続される。
また、準備作業として、各塗油器40のトング板421の上端4201の平面部4212まで、給油ポンプ20を作動してグリースオイルを充填しておき、列車の車輪の通過により、プランジャ22が押圧されると、グリースオイルが、トング板421の上端4201の平面部4212から、レールヘッド101の側面1011に吐出できるように、予め調整しておく。
本発明のレール給油装置を設置するには、一例として、カーブレール100(A)及びカーブレール100(B)の塗油の必要な箇所に、図1に示すように、それぞれ1個のオイルタンク10と1個の給油ポンプ20及び1個のマニホールド30を配置すると共に、一定間隔毎に、4個の塗油器40を配置する。
外側レール100(A)において、各塗油器40は、レール100(A)のヘッド101の内側面1011にトング板421先端が当接するように配置され、また、内側レール100(B)では、各塗油器40は、レール100(B)のヘッド101の外側面1012にトング板421先端が当接するように配置されている。内側レール100(B)場合は、各塗油器40は、レール100(B)の内側面1011にトング板421先端が当接するように配置されてもよい。
図1に示すように、内側レール100(B)、外側レール100(A)に対し、それぞれ4個づつの塗油器40が配置され、給油配管50が配管接続される。
カーブレール100(A)及びカーブレール100(B)は、いずれも、それぞれの給油ポンプ20のプランジャ22が、列車の通過時に、車輪200で押圧されると、図3に示すように、プランジャ22が、圧縮コイルバネ2221の反力に抗して下降し、プランジャ挿入弁23が、孔225と孔226とを遮断して、十分高い負圧で、オイルタンク10から、オイル導入孔301、チェック弁32、マニホールド孔3011を経て、チェック弁32のコイルバネ322の反力に抗してチェック弁32を開き、オイル導入口2101、空室2121を経て、孔224にグリースオイルを導入する。また、空室2122及び空室227にあったグリースオイルは、オイル吐出口2102及びマニホールド孔3021を経て、オイル吐出孔302へ圧送される。
続いて、オイル吐出孔302から吐出されたグリースオイルは、給油配管50を経て、各塗油器40の絞り弁45のオイル流入口4513へ圧送される。
さらに、予め目盛部4534で流量調整されたグリースオイルは、絞り弁45の弁棒453の弁体4531と弁箱451の弁座4511との間の隙間を通り、箱体41の長溝411に入り、トング板421の上端縁の平面部4212から、レール100(A)又は100(B)のヘッド101の側面1011又は1012へ注油される。
この場合、カーブレールの外側レール100(A)では、トング42からレールヘッド101の側面1011に各塗油器40から注油されるグリースオイルは、予め絞り弁45の回転目盛4534により微調整されているので、レールヘッド101の内側面1011に過不足なく注油される。
また、カーブレールの内側レール100(B)では、トング42からレールヘッド101の側面1012に各塗油器40から注油されるグリースオイルは、予めトング板421の上端4201の位置の調整と、絞り弁45の回転目盛4534による微調整とが行われているので、レールヘッド101の走行面1014に過不足なく注油される。
次に、列車の車輪200が通過し、プランジャ22が、圧縮コイルバネ2221の反力により上昇すると、図2に示すように、チェック弁32が、コイルバネ322の反力により閉じ、ポンプ20の空室2121及びY字形孔224にあるグリースオイルは、コイルバネ231の反力に抗して、プランジャ挿入弁23を押し下げて、オイル吐出口2102及びマニホールド孔3021を経て、オイル吐出孔302へ圧送され、続いて、オイル吐出孔302から吐出されたグリースオイルは、給油配管50を経て、各塗油器40の絞り弁45のオイル流入口4513へ圧送される。列車の他の車輪又は次の列車の車輪が通過すると、グリースオイルは、給油配管50を経て、各塗油器40の絞り弁45を介して、トング42からレールヘッド101の側面に注油され、レールの塗油が車輪に移り、車輪の回転により進行方向のレールに再び塗油される。
レール給油に使用されるグリースは、車輪に塗油された場合、走行車輪上で塗油長さの約2倍の長さに引き延ばし塗油される結果が実験的に得られていることから、前述した4個の塗油器40のトング42の長さTの合計長さ4Tと、引き延ばし塗油される合計長さ8Tとの和が車輪径Dの車輪の全周長さπDに相当するようにすれば、
4T+8T=πDとなり、 12T=πD から
T=1/12XπD となる。
今、車輪径を800ミリメートルとすれば、各塗油器40のトング42の長さTは、
T=1/12XπD から 約230ミリメートルとなる。
各塗油器40の配置は、図16に示すように、トング42の長さ約232ミリメートルの塗油器40を約370ミリメートルの間隔で4個配置すれば、800ミリメートルの車輪径の走行車輪200の周囲4個所に塗油部分201(A)、201(B)、201(C)、201(D)が施されて、塗油されたグリースの車輪上の引き延ばしを考慮すると、走行車輪のほぼ全周に塗油され、車輪の回転により進行方向のレールに引き延ばし塗油される。
本発明実施例の塗油器40は、トング42長さが約232ミリメートルで、急カーブやポイントレールに設置でき、4個分のトング42の塗油長さは約800ミリメートル、車輪上のグリースの引き延ばし塗油長さは約1600ミリメートルで合わせて約2400ミリメートルの塗油長さとなり、車輪径800ミリメートルの車輪に対しほぼ全周にわたり塗油されて、車輪を介して、塗油が必要なレール部分へ連続的にムラなく塗油できることになる。
An embodiment of the present invention is shown in FIGS.
The rail oil supply device according to the present invention has one
As shown in FIG. 15, the pressurizing
As shown in FIGS. 2 to 5, the
The
The
The
Further, the Y-
The lower part of the
The
As shown in FIGS. 4 and 5, the pair of
Each
Each
Each
Each
The
As shown in FIGS. 2 and 3, the manifold 30 is provided with an
Further, the manifold 30 is provided with a
The
The
4 and 5, the manifold 30 is screwed into four
Each
As shown in FIG. 12, the
The
The
The
As shown in FIG. 6, two sets of
As shown in FIG. 11, each
Each
Each
As shown in FIG. 11, the
Each
6 to 11, the
As shown in FIGS. 12 to 14, the
The
As shown in FIG. 11, the
As shown in FIGS. 12 and 13, the
As shown in FIG. 12, the
As shown in FIG. 13, the plate packing 425 is made of a rectangular plate-shaped synthetic resin or rubber, provided with a
Further, as shown in FIGS. 7 to 10 and 13, the
As shown in FIGS. 6 and 7, the
The
The
As shown in FIG. 7, the
Further, when the
As shown in FIG. 11, the
The
In addition, as a preparatory work, the
In order to install the rail oil supply apparatus of the present invention, as an example, one oil tank is provided at each of the portions where the curve rail 100 (A) and the curve rail 100 (B) need to be oiled, as shown in FIG. 10 and one
In the outer rail 100 (A), each
As shown in FIG. 1, four
As for the curve rail 100 (A) and the curve rail 100 (B), as shown in FIG. 3, when the
Subsequently, the grease oil discharged from the
Further, the grease oil whose flow rate has been adjusted in advance by the
In this case, in the outer rail 100 (A) of the curved rail, the grease oil to be lubricated from each
Further, in the inner rail 100 (B) of the curved rail, the grease oil lubricated from each of the
Next, when the
Since the grease used for rail lubrication is applied to the wheels, it has been experimentally obtained that the oil is stretched to approximately twice the length of the oil on the traveling wheel. The sum of the total length 4T of the lengths T of the
4T + 8T = πD, and 12T = πD to T = 1 / 12XπD.
Now, if the wheel diameter is 800 mm, the length T of the
From T = 1 / 12XπD to about 230 millimeters.
As shown in FIG. 16, each of the
The
本発明のレール給油装置のオイルタンク、給油ポンプ、マニホールド、塗油器は、いづれも量産できる。 The oil tank, oil pump, manifold, and oil applicator of the rail oil supply device of the present invention can be mass-produced.
10 オイルタンク
20 給油ポンプ
30 マニホールド
40 塗油器
41 塗油器の箱体
42 塗油器のトング
4211 トングの凸部
4212 トングの平面部
424 トングのオイルシール
45 絞り弁
4534 回転目盛
100(A)、100(B) レール
101 レールヘッド
1011 レールヘッド側面
1014 レールヘッド走行面
200 列車の車輪
DESCRIPTION OF
Claims (3)
Each of the oil applicators 40 includes a needle valve-shaped throttle valve 45 that can display an adjustment of the amount of oil lubrication on a rotary scale 4534 so that the amount of oil lubrication can be finely adjusted. 2. Rail oil supply device according to 2.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009091A JP2006193108A (en) | 2005-01-17 | 2005-01-17 | Rail oil feeding device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005009091A JP2006193108A (en) | 2005-01-17 | 2005-01-17 | Rail oil feeding device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006193108A true JP2006193108A (en) | 2006-07-27 |
Family
ID=36799511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005009091A Pending JP2006193108A (en) | 2005-01-17 | 2005-01-17 | Rail oil feeding device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006193108A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100855627B1 (en) | 2007-10-22 | 2008-09-03 | (주) 류브텍코리아 | Noise reduction combi system |
JP2010125859A (en) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Kusano Sangyo Kk | Method of applying oil on curved rail and device thereof |
CN113212490A (en) * | 2021-05-08 | 2021-08-06 | 淮南矿业(集团)有限责任公司 | Oil supply system of railway curve line wheel rail lubricating device |
-
2005
- 2005-01-17 JP JP2005009091A patent/JP2006193108A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100855627B1 (en) | 2007-10-22 | 2008-09-03 | (주) 류브텍코리아 | Noise reduction combi system |
JP2010125859A (en) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Kusano Sangyo Kk | Method of applying oil on curved rail and device thereof |
CN113212490A (en) * | 2021-05-08 | 2021-08-06 | 淮南矿业(集团)有限责任公司 | Oil supply system of railway curve line wheel rail lubricating device |
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