JP2006189667A - 転写装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 テンションローラによる中間転写ベルトの張り出しのために配置スペースを余分に確保する必要がなく、装置の部品点数の増加を招くことなく装置の小型化を図り、さらに転写ローラによる2次転写部に記録紙が進入する際の衝撃で生じる中間転写ベルト上のトナー像の歪みを確実に抑制して高品質な転写画像を安定して確保する。
【解決手段】 テンションローラ39を、1次転写ローラ24〜27による1次転写部31から2次転写ローラ18による2次転写部32に向かう中間転写ベルト17の走行経路の途中に配置し、張力付与位置にあるテンションローラにより、2次転写部に向かう記録紙の給紙経路Aに近接させるように中間転写ベルトを張り出させて、記録紙を2次転写部の上流側で中間転写ベルトに接触させた上で2次転写部に送り込むものとする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、作像ユニットにより作像された各色ごとのトナー像を中間転写ベルトに順次転写し、これにより中間転写ベルト上に重ね合わされたトナー像を転写ローラにより記録紙に転写する転写装置及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの各色ごとの作像ユニットを中間転写ベルトに沿って配列して中間転写ベルト上で各色ごとのトナー像を重ね合わせるようにした、いわゆるタンデム型のカラー画像形成装置が広く普及している。この種のカラー画像形成装置は、各色ごとの作像ユニットを並行して動作させることができるため、単一の感光体ドラムを各色ごとに1回転させてカラー画像を形成する多回転方式に比べて、高速にカラー画像を出力することができるというメリットがあり、高速カラー画像形成装置の主流になっている。
このようなタンデム型のカラー画像形成装置においては、中間転写ベルトに沿って各色ごとの作像ユニットを配列する都合上、周長の大きな中間転写ベルトが必要となり、ベルトの緩みも大きくなることから、中間転写ベルトが一定の緊張状態に保持されるように、ばね付勢力などによって中間転写ベルトを押圧するテンションローラで中間転写ベルトに張力を与えるようにしたものが一般的である(例えば特許文献1・2参照)。
特開2001−356555号公報(第1図) 特開2004−198680号公報(第1図、第2図)
しかるに、前記特許文献1に示すような従来の技術では、テンションローラにより中間転写ベルトが外側に大きく張り出すことから、中間転写ベルトの配置スペースが余分に必要となるため、装置の大型化を招く不都合があり、他方、前記特許文献2に示す従来の技術では、テンションローラの近傍に中間転写ベルトを内側に湾曲させる案内手段を設けて、中間転写ベルトが外側に張り出すことを抑えるようにしているが、このような構成では案内手段を別途設けるために部品点数が増大する難点があり、装置の部品点数の増加を招くことなく装置の小型化を図ることができる構成が望まれる。
また、前記構成の画像形成装置においては、支持ローラにより裏面側を支持された中間転写ベルトに対して転写ローラを圧接させ、ここに記録紙を通すことで中間転写ベルト上のトナー像を記録紙に転写するようにしているが、転写ローラ及び支持ローラによるニップ部に対する記録紙の進入が大きな衝撃を伴う突入となるため、中間転写ベルトが動揺して中間転写ベルト上のトナー像に歪みが生じることがあり、このトナー像の歪みは転写画像の品質を低下させることから、これを確実に抑制して高品質な転写画像を安定して確保することができる構成が望まれる。
さらに、前記構成の画像形成装置においては、温度や湿度などの環境変動に伴う中間転写ベルトの伸縮が避けられないが、この中間転写ベルトの伸縮により中間転写ベルトの周長が変化すると、中間転写ベルト上のトナー像と記録紙との間の位置合わせのタイミングがずれて、トナー像を記録紙上に精度良く転写することができなくなる場合があり、特にテンションローラの配置位置によっては、中間転写ベルトの周長の変化が位置合わせのタイミングに大きな影響を与えることから、このような中間転写ベルトの周長変化に起因する転写位置のずれを抑制して、環境変化に影響されることなく高精度な転写画像を安定して確保することができる構成とすることが望まれる。
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、テンションローラによる中間転写ベルトの張り出しのために配置スペースを余分に確保する必要がなく、装置の部品点数の増加を招くことなく装置の小型化を図ることができる画像形成装置を提供することにある。さらに本発明は、転写ローラによる2次転写部に記録紙が進入する際の衝撃で生じる中間転写ベルト上のトナー像の歪みを確実に抑制して高品質な転写画像を安定して確保することができ、また中間転写ベルトの周長変化に伴って記録紙上へのトナー像の転写位置にずれが生じることを抑制して、環境変化に影響されることなく高精度な転写画像を安定して確保することができるように構成された転写装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
このような課題を解決するために、本発明においては、請求項1に示すとおり、中間転写ベルトと、作像ユニットにおいて作像された各色ごとのトナー像を前記中間転写ベルトに転写する1次転写部と、この1次転写部により各色ごとのトナー像が順次転写されることで前記中間転写ベルト上に重ね合わされたトナー像を転写ローラにより記録紙に転写する2次転写部と、前記中間転写ベルトに張力を与えるテンションローラとを有し、前記2次転写部と離間して配置された支持ローラから前記2次転写部に向かう前記中間転写ベルトの走行経路に沿って前記1次転写部が配置された転写装置において、前記テンションローラが、前記1次転写部から前記2次転写部に向かう前記中間転写ベルトの走行経路の途中に配置され、張力付与位置にある前記テンションローラにより、前記2次転写部に向かう記録紙の給紙経路に近接させるように前記中間転写ベルトを張り出させて、記録紙を前記2次転写部の上流側で前記中間転写ベルトに接触させた上で前記2次転写部に送り込むものとした。
これによると、1次転写部、及びこれに隣接して配置される、感光体、帯電手段、露光手段及び現像手段などからなる作像ユニットの側方のスペースにおいて、テンションローラにより中間転写ベルトが張り出す形態となるので、中間転写ベルトの張り出しのために配置スペースを余分に確保する必要がなくなるため、装置の小型化を図ることができ、しかも中間転写ベルトの張り出しを抑えるための部品により部品点数が増加することもない。
その上、2次転写部に向かう記録紙の給紙経路に近接するように中間転写ベルトを張り出させて、記録紙を2次転写部の上流側で中間転写ベルトに接触させた上で2次転写部に送り込むため、2次転写部に記録紙が進入する際の衝撃を緩和することができ、これにより中間転写ベルト上のトナー像の歪みを確実に抑えて高品質な転写画像を安定して確保することができる。
この場合、テンションローラが1次転写部と2次転写部との間に配置された構成では、温度や湿度などの環境変化に伴って中間転写ベルトが周方向に伸縮するのに応じてテンションローラが変位することにより、テンションローラから2次転写部に至るベルト部分も変位し、これに応じて中間転写ベルトに対する記録紙の接触状況が変化するが、想定されるテンションローラの変位量の範囲で、常に2次転写部の手前側で記録紙を中間転写ベルトに接触させるようにすることで、2次転写部に記録紙が進入する際の衝撃を環境変化に影響されることなく確実に緩和することができる。
さらに請求項2に示すとおり、前記中間転写ベルト上の所定の接触位置に向けて記録紙を案内する案内手段をさらに有する構成とすることができる。これによると、2次転写部の手前側で中間転写ベルトに記録紙を確実に接触させることができるため、2次転写部に記録紙が進入する際の衝撃で生じる中間転写ベルト上のトナー像の歪みを確実に抑えることができる。
この場合、案内手段は、記録紙の厚さ方向に離間して配置された一対のガイド板が好適であり、この一対のガイド板間に画成される搬送路を記録紙が通過する。特にガイド板は、搬送手段(例えばレジストローラ)側の入口部から2次転写部側の出口部に向けて間隙が次第に狭くなるように設けると良く、これにより中間転写ベルト上の所定の接触位置に向けて円滑に且つ確実に記録紙を案内することができる。
さらに請求項3に示すとおり、前記中間転写ベルトの周長を検出するベルト周長検出手段と、このベルト周長検出手段の検出結果から取得される前記中間転写ベルトの周長変化量に基づいて、前記中間転写ベルト上の重ね合わされたトナー像と記録紙との間の位置合わせを行う位置合わせ手段の動作条件を補正する補正処理を行う制御手段とをさらに有する構成とすることができる。
これによると、テンションローラが1次転写部と2次転写部との間に配置された場合、温度や湿度などの環境変化に伴って中間転写ベルトの周方向の伸縮に応じてテンションローラが変位することにより、中間転写ベルトの周長変化量に相当する分だけ、1次転写部から2次転写部に至るまでの中間転写ベルトの走行距離が変化することになるが、中間転写ベルトの周長変化量に基づいて位置合わせ手段の動作条件を補正する補正処理を行うことで、中間転写ベルト上のトナー像と記録紙との間に生じるずれを修正することができ、これにより環境変化に影響されることなく高精度な転写画像を安定して確保することができる。
また本発明においては、請求項4に示すとおり、中間転写ベルトと、作像ユニットにおいて作像された各色ごとのトナー像を前記中間転写ベルトに転写する1次転写部と、この1次転写部により各色ごとのトナー像が順次転写されることで前記中間転写ベルト上に重ね合わされたトナー像を転写ローラにより記録紙に転写する2次転写部と、前記中間転写ベルトに張力を与えるテンションローラとを有し、前記2次転写部と離間して配置された支持ローラから前記2次転写部に向かう前記中間転写ベルトの走行経路に沿って前記1次転写部が配置された転写装置において、前記テンションローラが、前記1次転写部から前記2次転写部に向かう前記中間転写ベルトの走行経路の途中に配置され、前記中間転写ベルトの周長を検出するベルト周長検出手段と、このベルト周長検出手段の検出結果から取得される前記中間転写ベルトの周長変化量に基づいて、前記中間転写ベルト上の重ね合わされたトナー像と記録紙との間の位置合わせを行う位置合わせ手段の動作条件を補正する補正処理を行う制御手段とをさらに有するものとした。
これによると、1次転写部及びこれに隣接して配置される作像ユニットの側方のスペースにおいて、テンションローラにより中間転写ベルトが張り出す形態となるので、中間転写ベルトの張り出しのために配置スペースを余分に確保する必要がなくなるため、装置の小型化を図ることができ、しかも中間転写ベルトの張り出しを抑えるための部品により部品点数が増加することもない。
その上、テンションローラが1次転写部と2次転写部との間に配置された場合、温度や湿度などの環境変化に伴って中間転写ベルトの周方向の伸縮に応じてテンションローラが変位することにより、中間転写ベルトの周長変化量に相当する分だけ、1次転写部から2次転写部に至るまでの中間転写ベルトの走行距離が変化することになるが、中間転写ベルトの周長変化量に基づいて位置合わせ手段の動作条件を補正する補正処理を行うことで、中間転写ベルト上のトナー像と記録紙との間に生じるずれを修正することができ、これにより環境変化に影響されることなく高精度な転写画像を安定して確保することができる。
さらに請求項5に示すとおり、前記中間転写ベルトの伸縮に影響を与える中間転写ベルト自体またはその周辺の状態を検出するベルト状態検出手段をさらに有し、前記制御手段が、前回の補正処理の際の前記ベルト状態検出手段の出力値と今回の前記ベルト状態検出手段の出力値とを比較してその変化量が所定の基準値を越える場合に前記補正処理を行う構成とすることができる。これによると、ベルト状態検出手段の出力値の変化量が小さく、前回の補正処理の際と比較して中間転写ベルトの周長に大きな変化がないものと判断される場合に補正処理が省略されるため、処理を高速化することができる。
この場合、ベルト状態検出手段は、中間転写ベルトの周辺(雰囲気)の温度あるいは湿度を検出するものとすると良い。さらに温度検出手段と湿度検出手段との双方を備え、温度変化量及び湿度変化量のいずれか一方が所定の基準値を越える場合に補正処理が必要と判断して補正処理を実行するものとすると良い。
また、前記位置合わせ手段は、中間転写ベルト上の重ね合わされたトナー像が所定位置に到達するのに応じて、2次転写部に向けて記録紙を送り込む搬送手段(例えばレジストローラ)であり、制御手段において、位置合わせ手段の動作条件、すなわち搬送手段の給紙タイミングを補正するものとすれば良い。なお、中間転写ベルト上の重ね合わされたトナー像と記録紙との間の位置合わせは、搬送手段の給紙タイミングの他に、作像ユニットでの作像タイミングで調整するなど、種々の方法が可能であり、適宜な位置合わせ方法における動作条件の補正により、中間転写ベルト上の重ね合わされたトナー像の記録紙への転写位置の位置ずれを修正するようにしても良い。
このように本発明によれば、1次転写部及びこれに隣接して配置される作像ユニットの側方のスペースにおいて、テンションローラにより中間転写ベルトが張り出す形態となるので、中間転写ベルトの張り出しのために配置スペースを余分に確保する必要がなくなり、装置の部品点数の増加を招くことなく装置の小型化を図ることができる。その上、2次転写部に向かう記録紙の給紙経路に近接するように中間転写ベルトを張り出させて、中間転写ベルトに接触させた状態で記録紙を2次転写部に送り込むため、2次転写部に記録紙が進入する際の衝撃を緩和することができ、これにより中間転写ベルト上のトナー像の歪みを確実に抑制して高品質な転写画像を安定して確保することができる。さらに、温度や湿度などの環境変化に伴う中間転写ベルトの周長変化量に基づいて位置合わせ手段の動作条件を補正する補正処理を行うことで、中間転写ベルト上のトナー像と記録紙との間に生じるずれを修正することができ、これにより環境変化に影響されることなく高精度な転写画像を安定して確保することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明が適用される画像形成装置を示す模式的な断面図である。この画像形成装置は、露光、現像、転写及び定着の各プロセスを経て記録紙に画像を形成する画像形成部1を備え、この画像形成部1には、給紙部2の給紙カセットに収容された記録紙が給紙経路Aを経て逐次送り込まれ、画像形成部1にて所要の画像が形成された記録紙が排紙経路Bを経て排紙部3のトレー上に排出される。
画像形成部1は、記録紙にカラー画像を形成するものであり、シアン、マゼンタ、イエロー、及びブラックの各色成分ごとのトナー像を形成する複数のプロセスユニット(作像ユニット)11〜14と、このプロセスユニット11〜14の各感光体ドラム11a〜14aの作像面に対して露光用の光束を走査するLSU(レーザ・スキャニング・ユニット)16とを有している。
各プロセスユニット11〜14では、帯電器により均一に帯電させた感光体ドラム11a〜14aの作像面に対してLSU16から露光用の光束が走査されることで静電潜像が形成され、この感光体ドラム11a〜14aの静電潜像が、現像器から供給されるトナーで現像されて色成分ごとの単色トナー像が感光体ドラム11a〜14aの作像面に形成される。
さらに画像形成部1は、中間転写ベルト17と、各プロセスユニット11〜14の感光体ドラム11a〜14a上に作像された各色ごとのトナー像を中間転写ベルト17に転写する各色ごとの1次転写ローラ24〜27と、この1次転写ローラ24〜27により各色ごとのトナー像が順次転写されることで中間転写ベルト17上に重ね合わされたトナー像を記録紙に転写する2次転写ローラ18とからなる転写装置を有している。2次転写ローラ18により重ね合わされたトナー像が転写された記録紙は、定着部19に搬送されて熱及び圧力により合成されたトナー像を記録紙に定着させる処理が行われる。
中間転写ベルト17は、合成樹脂材料による基材に所要の物性、例えば導電性や離型性などを付与された多層構造のフィルム材からなり、後に説明するように、温度や湿度などの環境変化により伸縮が生じる。
この中間転写ベルト17は、一対の支持ローラ21・22に巻き掛けられ、中間転写ベルト17、支持ローラ21・22、並びに1次転写ローラ24〜27は、これらを支持する図示しないフレーム材により一体化されて、画像形成装置の筐体に対して着脱可能な転写ユニットを構成している。他方、2次転写ローラ18は、記録紙の両面に画像を形成するために画像形成部1から送り出された記録紙を再度、画像形成部1に送り込む反転経路Cの一部を含む開閉体28と一体的に設けられ、この開閉体28を開くことで給紙経路Aが開放されて、紙ジャムの処理を容易に行うことができ、また開閉体28を開いた開放部から、中間転写ベルト17などからなる転写ユニットを出し入れすることができるようになっている。
図2は、図1に示した画像形成装置における転写部の概略構成を示す模式的な側面図である。中間転写ベルト17は、概ね同一高さ位置に配置された第1・第2の支持ローラ21・22に巻き掛けられると共に、適所に配置された案内ローラ35・36・37により走行位置を規定され、第1の支持ローラ21から第2の支持ローラ22に向かう往路部17aと、第2の支持ローラ22から第1の支持ローラ21に向かう復路部17bとが略水平方向で互いに略平行となっている。
中間転写ベルト17の復路部17bには、各色ごとのプロセスユニット11〜14及び1次転写ローラ24〜27が並べて設けられており、中間転写ベルト17の外側(表面側)に配置された感光体ドラム11a〜14aと、中間転写ベルト17の内側(裏面側)に配置された1次転写ローラ24〜27とによるニップ部を中間転写ベルト17が通過することで、感光体ドラム11a〜14a上の各色ごとのトナー像が中間転写ベルト17に順次転写される。
2次転写ローラ18は、図示しないばねにより第1の支持ローラ21に圧接する向きに付勢されており、第1の支持ローラ21との間に、中間転写ベルト17及び記録紙(記録媒体)Pを挟み込んで中間転写ベルト17上のカラートナー像を記録紙Pに2次転写する。この2次転写ローラ18による2次転写部32の下方には、2次転写ローラ18及び第1の支持ローラ21によるニップ部に向けて記録紙Pを送り込むレジストローラ(搬送手段)41が設けられており、このレジストローラ41と従動ローラ42との間に記録紙Pが挟み込まれて搬送される。
第2の支持ローラ22は、図示しないモータの回転力が伝達されて中間転写ベルト17を周回駆動させる駆動ローラとなっており、この第2の支持ローラ22から中間転写ベルト17に作用する牽引力、並びに2次転写ローラ18及び第1の支持ローラ21によるニップ部において中間転写ベルト17に作用する抵抗力により、中間転写ベルト17の往路部17aが緊張した状態となるのに対して、中間転写ベルト17の復路部17bは若干弛緩した状態となる。
1次転写ローラ24〜27による1次転写部31から2次転写ローラ18による2次転写部32に向かう中間転写ベルト17の走行経路の途中には、中間転写ベルト17に張力を与えるテンションローラ39が配置されており、中間転写ベルト17の復路部17bに配列されたプロセスユニット11〜14及び1次転写ローラ24〜27の側方のスペースにおいて、張力付与位置にあるテンションローラ39により中間転写ベルト17が張り出す形態となり、このため、テンションローラ39による中間転写ベルト17の張り出しのために配置スペースを余分に必要としない。
この他、第2の支持ローラ22の近傍には、中間転写ベルト17の巻き掛け部分に接触して中間転写ベルト17上の残トナーを除去するクリーニングブレード38が設けられている。
図3は、図2に示したテンションローラの周辺部を示す斜視図である。テンションローラ39は、ばね50の付勢力を伝達するリンク機構51により、概ね上下方向に変位可能に支持され、且つ下向きに弾発付勢されている。リンク機構51は、水平方向の支軸52回りに回動可能な第1アーム53と、支軸52に平行な支軸54回りに回動可能な第2アーム55とで構成され、第1アーム53の一端の連結部57にはテンションローラ39が回転可能に連結されており、また第2アーム55の取付部58にばね50の一端が係止され、ばね50の他端は図示しないフレーム材に係止されて、第2アーム55に略横向きの引張力を作用させるようになっている。
第1アーム53の支軸52は、テンションローラ39の側方の案内ローラ37と同軸となっている。第2アーム55は、側面視でL字形状をなし、ばね50の取付部58と略直交する横向きに延出された係合部61には係合軸62が固設されており、この係合軸62は、第1アーム53においてテンションローラ39の連結部57と支軸52を挟んで相反する横向きに延出された係合部63に形成された長孔64に嵌合されており、ばね50の横向きの引張力により第2アーム55が支軸54回りに回動することで、係合軸62が第1アーム53の係合部63を上向きに押し上げ、これに伴って第1アーム53が支軸52回りに回動して、テンションローラ39を下向きに変位させる。
図4は、図2に示した2次転写部の周辺部を詳しく示す断面図である。テンションローラ39は、図3に示したように、ばね50の引張力がリンク機構51を介して作用することで概ね下向きに付勢されており、このばね付勢力によりテンションローラ39が中間転写ベルト17を内側から弾発的に押圧し、これにより中間転写ベルト17が山形状に張り出して所要の緊張状態に保持される。特にここでは、張力付与位置にあるテンションローラ39により、2次転写部32に向かう記録紙Pの給紙経路Aに近接するように中間転写ベルト17が張り出して、テンションローラ39から第1の支持ローラ21に至るベルト部分17cに記録紙Pが接触するようになっている。
また、2次転写部32とレジストローラ41との間には、中間転写ベルト17上の所定の接触位置に向けて記録紙Pを案内する一対のガイド板(案内手段)71・72が配置されており、この一対のガイド板71・72間に画成される搬送路73を記録紙Pが通過する。ガイド板71・72は、く字形に折り曲げた断面形状に形成され、搬送路73の中間位置に屈曲部74が画成されており、レジストローラ41から送り出された記録紙Pが、屈曲部74で2次転写ローラ18側に方向を変えて、ベルト部分17cに対して小さな相対角度をもって接触するようになっている。
さらに、一対のガイド板71・72間の搬送路73は、屈曲部74を挟んだ上流側に、レジストローラ41側の入口75から通路幅が次第に狭くなる漸縮部76を有し、また屈曲部74の下流側には、屈曲部74から出口77に向けて通路幅が略均一な真直部78を有しており、レジストローラ41から送り出された記録紙Pが円滑に一対のガイド板71・72間に導入されると共に、ベルト部分17cの所定の接触位置に向けて記録紙Pが確実に誘導されるようになっている。
2次転写ローラ18側のガイド板71における出口77側の端部79は、テンションローラ39側のガイド板72より突出して2次転写ローラ18の近傍まで延出されており、記録紙Pのばたつきにより記録紙Pの先端部が中間転写ベルト17に接触する前に誤って2次転写ローラ18に接触することがないようにしている。
図5は、図4に示した2次転写部での記録紙の状況を段階的に示す断面図である。中間転写ベルト17は、テンションローラ39により記録紙Pの給紙経路に近接するように張り出し、図5(A)に示すように、一対のガイド板71・72により案内された記録紙Pは、まずテンションローラ39から第1の支持ローラ21に至るベルト部分17cに先端部が当接し、その後、図5(B)に示す状態を経て、図5(C)に示すように、2次転写ローラ18及び第1の支持ローラ21によるニップ部44に送り込まれる。
図5(A)に示す状態では、前記のように、く字形に折り曲げた断面形状に形成された一対のガイド板71・72により記録紙Pの搬送方向が変更され、ベルト部分17cに記録紙Pの先端部が接触する際のベルト部分17cと記録紙Pとのなす角度θが小さくなるため、中間転写ベルト17に記録紙Pが接触する際の衝撃が小さくなり、中間転写ベルト17の動揺による中間転写ベルト17上のトナー像の歪みを抑えることができる。
また、ベルト部分17cに先端部が接触した記録紙Pは、中間転写ベルト17と略等速度でレジストローラ41により搬送され、このとき、第1の支持ローラ21と2次転写ローラ18との間に印加される転写電圧に起因する静電気力により、ベルト部分17cに記録紙Pが接触した状態に保持され、記録紙Pがばたつくことはない。
さらに、2次転写ローラ18は、第1の支持ローラ21に対して下方、すなわち記録紙Pの給紙側にずらして配置され、図5(B)に示すように、ベルト部分17cが、ニップ部44での接線方向Tに対して2次転写ローラ18側に偏った状態となっており、これにより中間転写ベルト17に接触した状態の記録紙Pは、ニップ部44に進入する前に、2次転写ローラ18と中間転写ベルト17との間に挟み込まれるため、記録紙Pをニップ部44に円滑に進入させることができる。
このように記録紙Pは、中間転写ベルト17に対する接触、並びに2次転写ローラ18と中間転写ベルト17とによる挟み込みの各段階を経て、2次転写ローラ18及び第1の支持ローラ21によるニップ部44に円滑に進入するため、記録紙Pを2次転写部に送り込む際に大きな衝撃が生じることがなく、中間転写ベルト17の動揺による中間転写ベルト17上のトナー像の歪みを確実に抑えることができる。
図6は、図2に示した転写部の制御に係る要部の概略構成を示すブロック図である。本画像形成装置は、中間転写ベルト17の周長を検出する原点センサ(ベルト周長検出手段)91と、この原点センサ91の検出結果から取得される中間転写ベルト17の周長変化量に基づいて、中間転写ベルト17上の重ね合わされたトナー像と記録紙Pとの間の位置合わせを行うレジストローラ(位置合わせ手段)41の給紙タイミングを補正するレジストタイミング補正を行う制御部(制御手段)92とを有している。
テンションローラ39は、温度や湿度などの環境変化により中間転写ベルト17が周方向に伸縮するのに応じて変位し、特にテンションローラ39が1次転写部31と2次転写部32との間に配置されているため、中間転写ベルト17の伸縮による周長の変化に相当する分だけ、1次転写部31から2次転写部32に至るまでの中間転写ベルト17の走行距離Lが変化する。この中間転写ベルト17の走行距離Lの変化は、中間転写ベルト17上のトナー像と記録紙Pとの間の位置合わせに影響を及ぼし、2次転写部32で記録紙P上に転写されるトナー像にずれを生じさせる。
そこで、温度や湿度などの環境変化に伴う中間転写ベルト17の周長変化に影響されることなく、高精度な転写処理を安定して行わせるため、中間転写ベルト17の周長変化量ΔLに応じてレジストローラ41の給紙タイミングを補正するレジストタイミング補正が制御部92で行われる。ここでは、例えば中間転写ベルト17が伸長してテンションローラ39が前進すると、中間転写ベルト17の走行距離Lが長くなるため、レジストローラ41の給紙タイミングを遅らせ、他方、中間転写ベルト17が縮小してテンションローラ39が後退すると、走行距離Lが短くなるため、給紙タイミングを早めるように補正される。
レジストローラ41は、モータ94により回転駆動され、図示しない記録紙用のレジストセンサにより、レジストローラ41の位置に記録紙Pが到達したことが検知されると、レジストローラ41を停止させて所定位置で記録紙Pを待機させておき、レジストタイミング補正で設定された給紙タイミングの条件にしたがって、モータ94を動作させて記録紙Pの搬送を開始させる。なお、中間転写ベルト17上のトナー像の位置は、各プロセスユニット11〜14で作像されて中間転写ベルト17上に転写される各色ごとのトナー像の位置合わせを行う際の基準となるベルト用のレジストセンサの検出結果から検知することができる。
また、本画像形成装置は、中間転写ベルト17の周方向の伸縮に影響を与える中間転写ベルト17の周辺(雰囲気)の温度及び湿度をそれぞれ検出する検出部を備えた温湿度センサ(ベルト状態検出手段)95を備えている。この温湿度センサ95による温度及び湿度の出力値は、中間転写ベルト17の周長変化量に基づいてレジストローラ41の給紙タイミングを補正するレジストタイミング補正の要否の判断に利用され、前回の補正処理の際に記憶部96に記憶された温度及び湿度の出力値と今回の出力値とを比較してその変化量が所定の基準値を越える場合に、レジストタイミング補正が行われる。
特にここでは、温度の変化量が所定の基準値(例えば20℃)を越えた場合、並びに湿度の変化量が所定の基準値(例えば15%)を越えた場合の少なくともいずれかの条件が満たされると、レジストタイミング補正が行われる。
図7は、図1に示した画像形成装置における中間転写ベルトの周長測定の状況を示す模式的な斜視図である。原点センサ91は、中間転写ベルト17の作像領域の外となる側縁部101に設けられたパッチマーク102に対向して配置され、このパッチマーク102を基準にして中間転写ベルト17の原点位置を検知するものであり、この原点センサ91の検出信号に基づいて、定速走行する中間転写ベルト17が1周するのに要する時間が計測され、これにより中間転写ベルト17の周長変化量を求めることができる。
図8は、図1に示した画像形成装置における動作の手順を示すフロー図である。まずステップ101にてオペレータが操作パネルのスタートキーを操作するなどしてプリントの指示があると、ステップ102にて制御部92において温湿度センサ95による温度及び湿度の出力値を取得する処理が行われ、ついでステップ103にて前回のレジストタイミング補正の際に記憶部96に記憶された温湿度センサ95の出力値と今回の出力値とを比較して温度及び湿度の変化量を求める処理が行われる。そしてステップ104にて温度及び湿度の変化量が共に所定の基準値以下となり、レジストタイミング補正の必要がないか否かの判定が行われる。
ステップ104にて温度及び湿度の変化量のいずれかが所定の基準値を上回り、レジストタイミング補正の必要があるものと判定されると、ステップ105に進んで図7に示したように原点センサ91にパッチマーク102を検出させて中間転写ベルト17の周長を測定する動作を実行させ、つづくステップ106にて中間転写ベルト17の周長変化量を取得する処理が行われ、さらにステップ107においてステップ102にて取得した温湿度センサ95の出力値を記憶部96に記憶させる処理が行われる。そしてステップ108にて中間転写ベルト17の周長変化量に基づいてレジストローラ41の給紙タイミングを補正するレジストタイミング補正が行われ、ステップ109にてプリント動作が実行される。
他方、ステップ104にて温度及び湿度の変化量が共に所定の基準値以下となり、レジストタイミング補正の必要がないものと判定されると、ステップ109に進んで、レジストタイミング補正を行うことなくプリント動作が実行される。
この他、電源が投入された際にも、ステップ102〜108の手順にしたがって、温湿度センサ95の出力値に基づくレジストタイミング補正の要否の判断、並びに中間転写ベルト17の周長変化量に基づくレジストタイミング補正が行われる。また、例えば装置が異常状態から正常状態に復旧した際など、所定の強制実行の指示を受け付けると、ステップ102〜104の手順によるレジストタイミング補正の要否の判断を行うことなく、ステップ105〜108の手順にしたがってレジストタイミング補正が行われる。
本発明にかかる転写装置及びこれを備えた画像形成装置は、テンションローラによる中間転写ベルトの張り出しのために配置スペースを余分に確保する必要がなく、装置の部品点数の増加を招くことなく装置の小型化を図ることができ、さらに転写ローラによる2次転写部に記録紙が進入する際の衝撃で生じる中間転写ベルト上のトナー像の歪みを確実に抑制して高品質な転写画像を安定して確保することができ、また中間転写ベルトの周長変化に伴って記録紙上へのトナー像の転写位置にずれが生じることを抑制して、環境変化に影響されることなく高精度な転写画像を安定して確保することができる効果を有し、作像ユニットにより作像された各色ごとのトナー像を中間転写ベルトに順次転写し、これにより中間転写ベルト上に重ね合わされたトナー像を転写ローラにより記録紙に転写する転写装置及びこれを備えたカラー画像形成装置、例えばカラープリンタ、カラー複写機などとして有用である。
本発明が適用される画像形成装置を示す模式的な断面図 図1に示した画像形成装置における転写部の概略構成を示す模式的な側面図 図2に示したテンションローラの周辺部を示す斜視図 図2に示した2次転写部の周辺部を詳しく示す断面図 図4に示した2次転写部での記録紙の状況を段階的に示す断面図 図2に示した転写部の制御に係る要部の概略構成を示すブロック図 図1に示した画像形成装置における中間転写ベルトの周長測定の状況を示す模式的な斜視図 図1に示した画像形成装置における動作の手順を示すフロー図
符号の説明
1 画像形成部
11〜14 プロセスユニット(作像ユニット)
11a〜14a 感光体ドラム
17 中間転写ベルト
18 2次転写ローラ
21 第1の支持ローラ
22 第2の支持ローラ
24〜27 1次転写ローラ
31 1次転写部
32 2次転写部
39 テンションローラ
41 レジストローラ(位置合わせ手段)
44 ニップ部
71・72 ガイド板(案内手段)
91 原点センサ(ベルト周長検出手段)
92 制御部(制御手段)
95 温湿度センサ(ベルト状態検出手段)
A 給紙経路
P 記録紙

Claims (6)

  1. 中間転写ベルトと、作像ユニットにおいて作像された各色ごとのトナー像を前記中間転写ベルトに転写する1次転写部と、この1次転写部により各色ごとのトナー像が順次転写されることで前記中間転写ベルト上に重ね合わされたトナー像を転写ローラにより記録紙に転写する2次転写部と、前記中間転写ベルトに張力を与えるテンションローラとを有し、
    前記2次転写部と離間して配置された支持ローラから前記2次転写部に向かう前記中間転写ベルトの走行経路に沿って前記1次転写部が配置された転写装置であって、
    前記テンションローラが、前記1次転写部から前記2次転写部に向かう前記中間転写ベルトの走行経路の途中に配置され、
    張力付与位置にある前記テンションローラにより、前記2次転写部に向かう記録紙の給紙経路に近接させるように前記中間転写ベルトを張り出させて、記録紙を前記2次転写部の上流側で前記中間転写ベルトに接触させた上で前記2次転写部に送り込むようにしたことを特徴とする転写装置。
  2. 前記中間転写ベルト上の所定の接触位置に向けて記録紙を案内する案内手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
  3. 前記中間転写ベルトの周長を検出するベルト周長検出手段と、
    このベルト周長検出手段の検出結果から取得される前記中間転写ベルトの周長変化量に基づいて、前記中間転写ベルト上の重ね合わされたトナー像と記録紙との間の位置合わせを行う位置合わせ手段の動作条件を補正する補正処理を行う制御手段とをさらに有することを特徴とする請求項1に記載の転写装置。
  4. 中間転写ベルトと、作像ユニットにおいて作像された各色ごとのトナー像を前記中間転写ベルトに転写する1次転写部と、この1次転写部により各色ごとのトナー像が順次転写されることで前記中間転写ベルト上に重ね合わされたトナー像を転写ローラにより記録紙に転写する2次転写部と、前記中間転写ベルトに張力を与えるテンションローラとを有し、
    前記2次転写部と離間して配置された支持ローラから前記2次転写部に向かう前記中間転写ベルトの走行経路に沿って前記1次転写部が配置された転写装置であって、
    前記テンションローラが、前記1次転写部から前記2次転写部に向かう前記中間転写ベルトの走行経路の途中に配置され、
    前記中間転写ベルトの周長を検出するベルト周長検出手段と、
    このベルト周長検出手段の検出結果から取得される前記中間転写ベルトの周長変化量に基づいて、前記中間転写ベルト上の重ね合わされたトナー像と記録紙との間の位置合わせを行う位置合わせ手段の動作条件を補正する補正処理を行う制御手段とをさらに有することを特徴とする転写装置。
  5. 前記中間転写ベルトの伸縮に影響を与える中間転写ベルト自体またはその周辺の状態を検出するベルト状態検出手段をさらに有し、
    前記制御手段が、前回の補正処理の際の前記ベルト状態検出手段の出力値と今回の前記ベルト状態検出手段の出力値とを比較してその変化量が所定の基準値を越える場合に前記補正処理を行うことを特徴とする請求項3若しくは請求項4に記載の転写装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の転写装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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