JP2006186888A - ユーザ受信優先度対応データ配信システム - Google Patents

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JP2006186888A JP2004380696A JP2004380696A JP2006186888A JP 2006186888 A JP2006186888 A JP 2006186888A JP 2004380696 A JP2004380696 A JP 2004380696A JP 2004380696 A JP2004380696 A JP 2004380696A JP 2006186888 A JP2006186888 A JP 2006186888A
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Abstract

【課題】 ユーザの優先させたいコンテンツに対してユーザの意思で随時優先度を変更することができ、コンテンツに対するユーザ毎に異なる優先度でのマルチキャストパケット転送を提供する。
【解決手段】 本発明は、事前にコンテンツ受信者が受信の優先度をネットワークに登録する手段を設け、マルチキャストコピーされた後のデータに優先度を設定することで、マルチキャストを用いて受信者毎の優先度でネットワーク内の情報転送を可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザ受信優先度対応データ配信システムに係り、特に、配信装置からのデータをネットワークを介して受信装置で受信する際に、優先度に基づいてデータを受信するためのユーザ受信優先度対応データ配信システムに関する。
図13は、従来のデータ配信システムの構成例を示し、図14は、IPヘッダのサービスタイプフィールドにおける優先度もしくはDSCP(Diffserv Code Point),あるいはIEEE802,1Qで定義されたVLAN(Virtual Local Area Network)タグの優先度に基づいてマルチキャストパケットをQoSキューにより優先制御転送を行う例を示す図である。
図14では、1つの物理回線に対してネットワークセグメントごとに複数のQoS(Quality of Service)キューを持つ場合が記述されているが、複数のネットワークセグメントが1つのQoSキューを使用する場合もある。なお、ネットワークセグメントとは、LANセグメントのことであり、VLANを含む。
図13に示すデータ配信システムは、データを配信する機能を有する配信装置1、番組表示装置5にアクセスして番組表を表示装置(図示せず)に表示する番組表表示部21、及び番組表から番組をユーザに選択させる番組選択部22、及び番組選択の際に番組表示装置から受信するSDP情報から取得した番組のマルチキャストグループにマルチキャスト参加要求メッセージを送信するマルチキャスト参加要求メッセージ送信部23及び、データを受信し、映像、音声等を再生することが可能な再生部24と、を有する受信装置2、中継系のネットワーク3、中継系のネットワークを構成し、受信装置2からのマルチキャスト参加要求メッセージを受信する機能、上流の転送装置に対してマルチキャストツリー構築要求メッセージを送信する機能と、上流から受信したマルチキャストパケットを、マルチキャスト参加要求メッセージあるいはマルチキャストツリー構築要求メッセージを受信したネットワークセグメントに対してマルチキャストコピーを行い、転送する機能と、を有するデータ転送装置4、受信装置2に番組表を表示させる機能、受信装置2が番組を選択すると番組にアクセスするための情報を含むSDP(Session Description Protocol)情報を受信装置に送信する機能を有する番組表示装置5から構成される。
図14にデータ転送装置4の具体的な構成を示す。同図に示すデータ転送装置4は、回線からパケットを受信する受信キュー41、IPヘッダのサービスタイプフィールドの優先度やDSCPやIEEE802.1Qで定義されるVLANタグの優先度に基づきパケットの送信順序をスケジューリングするためのQoSキュー42、当該データ転送装置4から回線に送信するための送信キュー43、受信したパケットを宛先アドレスに基づき送信先の物理回線向けにフォワーディングするスイッチ機構44を有する。また、スイッチ機構44は、マルチキャストパケットをマルチキャストアドレスに基づき参加要求のあったネットワークセグメントに対してコピーを行う機能も有する。
図13では、ネットワーク3とネットワーク3を構成するデータ転送装置4を介して、通信拠点に配信装置1と受信装置2が設置されているストリーム配信システムを考える。ユーザは、ユーザ端末から受信装置2を通じて番組表示装置5にアクセスし、番組表を表示し、番組を選択することにより当該番組のコンテンツデータを受信装置2で受信することができる。
配信装置1は、ユニキャストの場合は、受信装置2からの要求によりストリームデータパケットを送信する。また、マルチキャストの場合は定常的にネットワーク3側にストリームデータパケットを送信する。このマルチキャストパケットは受信装置2がマルチキャスト参加要求メッセージを送信するとデータ転送装置4の機能により受信装置2まで転送される。データ転送装置4では、受信したパケットを受信キュー41で受信し、スイッチ機構44で出力先の回線が決定される。パケットは出力先回線に送信される際、QoSキュー42でIPヘッダのサービスタイプの優先度やDSCP値やIEEE802.1Qで定義されるVLANタグの優先度に近い優先制御が行われ、送信キュー43から回線に送信される。受信装置2は、受信したストリームデータパケットを映像や音響として再生する。
ユニキャストで利用されている従来の優先制御転送方法では、送信側と受信側が1:1であるので、受信側で当該セッションに優先度をつけたい場合、送信側でパケットにIPヘッダのサービスタイプの優先度やSDCPのような優先度を示す識別子を付与し、中継の転送装置がその優先度に従って転送すれば、受信側の優先度の意向が反映されたものとなる。
マルチキャスト配信システムにおいて、従来のデータ転送装置によるパケット転送方法では、優先度に従いQoSキューでパケットの優先制御転送が行われる。Qosキューでは、一定数で複数のキューが用意され、それぞれのキューに優先度が割り当てられ、優先度の高いキューからパケットが取り出されることにより、パケットの優先制御が実施される。キューからの取り出し方には、PQ(Priority Queuing)、WRR(Weighted Round Robin)、WFQ(Weighted Fair Queuing)といった方式がある。キューには一定の長さのキュー長があり、キュー長以上のパケットが到着すると、パケット廃棄となる。パケットを廃棄するアルゴリズムとしては、テールドロップ、RED(Random Early Detection)、WRED(Weighted RED)などがある。高優先キューに割り当てられたパケットは低優先キューに割り当てられたパケットより先に処理され、高優先キューのパケットは低優先キューのパケットより廃棄率を低くすることができる。また、WREDでは同一キュー内においても廃棄レベルを異ならせることができるので、廃棄レベルの低いパケットは廃棄レベルの高いパケットより廃棄率を低くすることができる。
しかし、従来のパケット優先制御転送方法をマルチキャストパケットに適用すると、データ転送装置は受信したマルチキャストパケットをそのマルチキャストグループに参加しているユーザが属するネットワークセグメントにコピーパケットを送信するので、マルチキャストパケットに付与された優先度もコピーされ、その優先度に基づき優先制御転送される。同一マルチキャストグループに参加しているユーザにとって、当該マルチキャストグループの映像・音声ストリームに対しての優先度は異なる。例えば、ユーザAとユーザBがそれぞれ映像コンテンツaと映像コンテンツbを受信する場合を考えると、ユーザAは、映像コンテンツaを映像コンテンツbより優先と考え、ユーザBは映像コンテンツbを映像コンテンツaより優先と考える場合がある。従来のパケット優先制御転送方法では、上記のユーザ要求に応えることができない。
優先度や廃棄レベルは、配信装置あるいは、データ転送装置での設定により固定的に決まり、通信コネクションの通信品質を保証するために、品質クラスごとにパケットの廃棄処理をコネクション毎に行うことは可能であるが、配信装置側でマルチキャストパケットに対して優先度が一旦設定されると、ユーザ毎に別々の優先度で送信することはできない(例えば、特許文献1参照)。
また、ATMセルのヘッダに含まれる優先情報を参照することによりそれぞれの優先クラスのバッファに格納し、セルを出力するときは優先クラスの高いバッファに格納されているデータから優先的に出力することを可能とする方式が記述されているが、この方式においても送信側で付与された優先度でデータが転送され、ユーザごとに別々の優先度で送信することはできない(例えば、特許文献2参照)。
特許第3419627号 特開2001−24661号
前述のように、従来のマルチキャスト配信システムにおいては、ネットワーク輻輳時、優先度や廃棄レベルによりパケットの優先制御を行うことが可能であるが、パケットに付与される優先度は配信装置で予め付与され、データ転送装置では、優先度の決められたパケットが優先される優先制御であり、ユーザはコンテンツに対する優先度を自身の意向により変更することはできない。例えば、ユーザが一定の回線帯域上で番組aと番組bのマルチキャスト配信の映像コンテンツストリームを同時に受信する場合を考えると、受信するコンテンツの全てのストリームレートの合計が回線帯域を越える場合はパケットに付与された優先度によりパケット転送され、低い優先度が付与されコンテンツは映像がゆがんだり停止したりする。ユーザAは番組bよりも番組aを優先したく、ユーザBは、番組aよりも番組bを優先したいというようなユーザ要求に対して、従来のパケット優先制御転送方法では対応することができない。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、ユーザの優先させたいコンテンツに対してユーザの意思で随時優先度を変更することができ、コンテンツに対するユーザ毎に異なる優先度でのマルチキャストパケット転送を提供するために、マルチキャストのコピー処理が行われた後にパケットが当該優先度にて優先制御転送されるようデータ転送装置が優先制御転送することが可能なユーザ受信優先度対応データ配信システムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項1)は、複数のデータ転送装置8から構成されるネットワーク3を介して、配信装置1から受信装置7にデータを送信するユーザ受信優先度対応データ配信システムであって、
受信装置7は、
データを受信する際に、事前にユーザ受信優先度をデータ転送装置8に通知するユーザ受信優先度通知手段79を有し、
データ転送装置8は、
ユーザ受信優先度に応じてデータを優先制御転送する優先制御転送手段89を有する。
本発明(請求項2)は、データ転送装置8の優先制御転送手段89において、
ユーザ受信優先度通知手段79により通知されたユーザ受信優先度に従い、同一マルチキャストグループに対し、送信先ネットワークセグメント毎に優先順を可変にする優先制御手段を有する。
本発明(請求項3)は、受信装置7のユーザ受信優先度通知手段79において、
受信装置7側の表示手段に表示された番組表上でユーザにより選択された番組とユーザ受信優先度をデータ転送装置8に送信する手段を有し、
データ転送装置8の優先制御転送手段89において、
コンテンツのマルチキャストグループのパケットをユーザ受信優先度に対応したQoS(Quality of Service)キューで処理して送信することで、同一マルチキャストグループに対して送信先ネットワークセグメント毎に優先順を可変にする手段を含む。
本発明(請求項4)は、受信装置7のユーザ受信優先度通知手段79において、
ユーザにより選択されたコンテンツあるいはマルチキャストグループに対するユーザ受信優先度をデータ転送装置8に送信する手段を含む。
本発明(請求項5)は、ユーザ受信優先度対応データ配信システムにおいて、
受信装置7からアクセスされると、番組表を該受信装置7に送信すると共に、該受信装置7からのアクセスにより発生したパケットのIPアドレスから判別されるネットワークセグメント、ユーザから選択された番組のマルチキャストグループ及びユーザ受信優先度を、該受信装置7の近傍のデータ転送装置8に送信する手段を有する番組表示装置6を更に有する。
本発明(請求項6)は、ユーザ受信優先度対応データ配信システムにおいて、
受信装置7からアクセスされると、番組表を受信装置7に送信すると共に、コンテンツあるいはマルチキャストグループに対するユーザ受信優先度を該受信装置7に送信する番組表示装置6を更に有し、
受信装置7は、
番組表示装置6にアクセスすることにより取得したコンテンツあるいは、マルチキャストグループに対するユーザ受信優先度をデータ転送装置8に送信する手段を有する。
本発明(請求項7)は、ユーザ受信優先度対応データ配信システムにおいて、
受信装置7からアクセスされると、番組表を受信装置7に送信すると共に、コンテンツあるいはマルチキャストグループに対するユーザ受信優先度を該受信装置7に送信する番組表示装置6を更に有し、
受信装置7のユーザ受信優先度通知手段79は、
番組表示装置6にアクセスすることにより取得したコンテンツあるいはマルチキャストグループに対するユーザ受信優先度を、マルチキャスト参加要求メッセージによりデータ転送装置8に送信する手段を有する。
本発明(請求項8)は、番組表示装置6において、
ユーザ受信優先度をSDP(Session Description Protocol)情報の一部として受信装置7に送信する手段を有し、
受信装置7のユーザ受信優先度通知手段79は、
番組表示装置6から送信されたユーザ受信優先度を、マルチキャスト参加要求メッセージに付加してデータ転送装置8に送信する手段を含む。
本発明(請求項9)は、ユーザ受信優先度通知手段79において、
他のデータ転送装置からユーザ受信優先度が通知されると、マルチキャストツリー構築要求メッセージにより上流のデータ転送装置に該ユーザ受信優先度を送信する手段を含む。
本発明(請求項10)は、受信装置7のユーザ受信優先度通知手段79において、
複数の下流のデータ転送装置からユーザ受信優先度が送信されると、その中の最も高い優先度をユーザ受信優先度として、マルチキャストツリー構築要求メッセージにより、上流のデータ転送装置に送信する手段を有する。
本発明(請求項11)は、データ転送装置8において、
受信装置7のユーザ受信優先度通知手段79により通知されたユーザ受信優先度を格納するユーザ受信優先度テーブルを有する。
本発明(請求項12)は、データ転送装置8のユーザ受信優先度テーブルにおいて、
ユーザ受信優先度を通知したネットワークセグメントと、
マルチキャスト参加要求メッセージにより参加要求のあったコンテンツあるいはマルチキャストグループと、
ユーザ受信優先度と、を格納する。
本発明(請求項13)は、データ転送装置8の優先制御転送手段89において、
マルチキャストパケットを、ユーザ受信優先度通知手段により通知されたユーザ受信優先度を格納するユーザ受信優先度テーブルに設定された優先度に基づいて、Qosキューで優先制御転送を行う手段を含む。
本発明(請求項14)は、データ転送装置8の優先制御転送手段89において、
マルチキャストパケットがマルチキャストコピーされた後に、ユーザ受信優先度テーブルに設定された優先度のQoSキューにキューイングし、優先制御転送を行う手段を含む。
本発明(請求項15)は、データ転送装置8の優先制御転送手段89において、
マルチキャストパケットがマルチキャストコピーされた後に、ユーザ受信優先度テーブルを参照してパケットヘッダの優先度を書き換える手段を含む。
本発明(請求項16)は、データ転送装置8の優先制御転送手段89は、
マルチキャストパケットがマルチキャストコピーされた後に、該ユーザ受信優先度テーブルに従ってIP(Internet Protocol)ヘッダ中のサービスタイプにおける優先度もしくは、DSCP(Diffserv Code Point)及びIEEE802.1Qで定義されたVLAN(Virtual Local Area Network)タグ中の優先度のうちの1つ以上を書き換える手段を含む。
本発明によれば、ユーザの優先させたいコンテンツに対してユーザの意思で随時優先度を変更することができ、マルチキャストのコピー処理が行われた後に、パケットが当該優先度にて優先制御転送されるようにデータ転送装置が優先制御転送することにより、1つのマルチキャストコンテンツに対してユーザ毎に異なる優先度でのマルチキャストパケット転送を提供することが可能となる。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度対応マルチキャスト配信システムの構成を示す。同図において、図13と同一構成部分には同一符号を付与し、その説明を省略する。
同図に示すシステムは、配信装置1、受信装置2、ユーザ受信優先度対応番組表示装置6、ユーザ受信優先度対応受信装置7、複数のユーザ受信優先度対応データ転送装置8から構成される。
本発明のユーザ受信優先度対応データ配信システムにおいて、ユーザ受信優先度対応データ転送装置8は、ユーザ受信優先度テーブル(詳細は後述する)を具備し、マルチキャストグループ参加ユーザに向けてコピーした後のネットワークセグメント毎に異なるデータに対して、ユーザ受信優先度テーブルを参照して、IPヘッダ中のサービスタイプにおける優先度もしくは、DSCPもしくはIEEE802.1Qで定義されたVLANタグ中の優先度のうちの1つ以上を設定した後に、QoSキューにキューイングする。
また、ユーザがユーザ受信優先度対応番組表示装置6が表示する番組表からマルチキャスト番組を選択する際に、ユーザ受信優先度を指定し、ユーザ受信優先度対応受信装置7に送信するSDP情報の中に含めて送信することにより、ユーザ受信優先度を通知し、ユーザ受信優先度対応受信装置7は、当該ユーザ受信優先度が追加されたマルチキャスト参加要求メッセージよりユーザ受信優先度をユーザ受信優先度対応データ転送装置8に通知する。これにより、マルチキャスト参加要求メッセージを受信したユーザ受信優先度対応データ転送装置8は、ネットワークセグメントと参加要求のあったマルチキャストグループとユーザ受信優先度をユーザ受信優先度テーブルに設定する。
また、上記の方法の他に、ユーザがユーザ受信優先度対応番組表示装置6から取得した番組表からマルチキャスト番組を選択する際に、ユーザ受信優先度を指定してユーザ受信優先度対応番組表示装置6に送信し、ユーザ受信優先度対応番組表示装置6は、ユーザ受信優先度対応受信装置7に接続される近隣のユーザ受信優先度対応データ転送装置8に対して、当該ユーザ受信優先度対応番組表示装置6が受信したユーザ受信優先度情報のパケットの送信元アドレスから判別したネットワークセグメントと選択された番組のマルチキャストグループとユーザ受信優先度をユーザ受信優先度テーブルに設定することも可能である。
さらに、ユーザ受信優先度対応データ転送装置8において、上流のデータ転送装置にマルチキャストツリー構築要求メッセージを送信する際に、ユーザ受信優先度テーブルを参照し、複数の下流のデータ転送装置から通知されたマルチキャストグループのユーザ受信優先度のうち、最も優先度の高い優先度を含んだマルチキャストツリー構築要求メッセージを上流のデータ転送装置に送信することにより、上流のデータ転送装置にユーザ受信優先度を通知する。
図3は、本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度対応番組表示装置の構成を示す。ユーザ受信優先度対応番組表示装置6は、従来の番組表示装置の機能(番組表表示制御部61)に加え、ユーザ受信優先度対応受信装置7を通じてユーザが指定する番組に対応するユーザ受信優先度を受理するユーザ受信優先度受信部63と、ユーザ受信優先度をユーザ受信優先度対応データ転送装置8に通知するユーザ受信優先度送信部64、もしくは、ユーザ受信優先度をSDP情報として、ユーザ受信優先度対応受信装置7に通知するSDP情報送信部62のうちの1つ以上を有する。
図4は、本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度対応受信装置の構成を示す。
ユーザ受信優先度対応受信装置7は、従来の受信装置2の機能(番組表表示部71、番組選択部72、マルチキャスト参加要求メッセージ送信部73、再生部75)に加え、ユーザ受信優先度対応番組表示装置6から送信されたユーザ受信優先度の記述されたSDP情報を受信し、SDP情報中のユーザ受信優先度をマルチキャスト参加要求メッセージに追加するSDP情報受信部74を有する。
ユーザ受信優先度対応データ転送装置8は、従来のデータ転送装置4の機能に加え、記憶手段上にユーザ受信優先度テーブル81を保持する。当該ユーザ受信優先度テーブル81は、ユーザ受信優先度対応番組表示装置6から設定されることが可能であり、また、ユーザ受信優先度が追加されたマルチキャスト参加要求メッセージ、あるいは、ユーザ受信優先度が追加されたマルチキャストツリー構築要求メッセージを受信した時に設定される。
ここで、ユーザが番組を選択する際にその番組に対する優先度を指定する例を、図5を用いて説明する。
ユーザ受信優先度対応受信装置7は、番組表表示部71からユーザ受信優先度対応番組表示装置6にアクセスすると(ステップ301)、ユーザ受信優先度対応番組表示装置6は、番組表をユーザ受信優先度対応受信装置7に送信する(ステップ302)。これにより、番組表表示部71は、当該番組表表示部71に接続される表示装置11に表示する(ステップ303)。当該番組表には番組を選択するタブとユーザ受信優先度を指定するタブ、あるいはボックスがある。番組選択部72に接続される入力装置12から、ユーザがユーザ受信優先度を指定するタブ、あるいはボックスにユーザ受信優先度を設定した後(ステップ304)、受信要求する番組のタブをクリックすることにより番組を選択する(ステップ305)。これにより、ユーザ受信優先度対応受信装置7の番組選択部72は、ユーザにより入力された受信要求する番組とユーザ受信優先度のデータパケットをユーザ受信優先度対応番組表示装置6に送信する(ステップ306)。ユーザ受信優先度対応番組表示装置6のユーザ受信優先度受信部63は、ユーザ受信優先度のデータパケットを受信し、そのパケットのソースアドレスからユーザ受信優先度対応受信装置7のネットワークセグメントと要求した番組のマルチキャストグループとユーザ受信優先度を取得する(ステップ307)。ユーザ受信優先度対応番組表示装置6は、SDP情報送信部62からユーザ受信優先度対応受信装置7にユーザ受信優先度を含んだSDP情報を通知するか(ステップ308)、もしくは、ユーザ受信優先度送信部64からユーザ受信優先度対応データ転送装置8に対して、ユーザ受信優先度を転送することにより、ユーザ受信優先度テーブル81を設定する(ステップ309)。
図6は、本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度テーブルの例を示す。
ユーザ受信優先度対応データ転送装置8のユーザ受信優先度テーブル81は、ユーザ受信優先度対応受信装置7からマルチキャスト参加要求メッセージを受信したネットワークセグメントあるいはマルチキャストツリー構築要求メッセージを受信したネットワークセグメントあるいは、ユーザ受信優先度対応番組表示装置6が受信したユーザ受信優先度情報のパケットの送信元アドレスから判別したネットワークセグメントと参加要求のあったマルチキャストグループとユーザ受信優先度の対応を管理する。ユーザ受信優先度テーブル81は、ネットワークセグメント、コンテンツあるいはマルチキャストグループ、ユーザ受信優先度から構成される。
ここで、ユーザ受信優先度を含むマルチキャスト参加要求メッセージ及びマルチキャストツリー構築要求メッセージの例を図7に基づいて説明する。
マルチキャスト参加要求メッセージプロトコルとしては、IPv4であれば、IGMP(Internet Group Management Protocol)、Ipv6であればMLD(Multicast Listner Discovery)が使われる。マルチキャストツリー構築要求メッセージのプロトコルとしては、PIM(Protocol Independent Multicast)−SM(Sparse Mode)やPIM−SSM(Source Specific Multicast)が使われる。図7に示すようにマルチキャスト参加要求メッセージ及びマルチキャストツリー構築要求メッセージにユーザ受信優先度を示すヘッダcと優先度の値dのフィールドを保持するようにする。また、ユーザ受信優先度を示すヘッダフィールドを持たずに既存のメッセージフィールドの未使用のフィールドをユーザ受信優先度として固定的に使用してもよい。
ユーザがコンテンツに対して、ユーザ受信優先度をネットワーク側に通知する方法には、
(1) ユーザが番組選択時に指定したユーザ受信優先度を、ユーザ受信優先度対応番組表示装置6がユーザの近傍のユーザ受信優先度対応データ転送装置8に通知する方法;
(2) ユーザが番組選択時に指定したユーザ受信優先度をマルチキャスト参加要求メッセージにのせてユーザに近傍のユーザ受信優先度対応データ転送装置8に通知する方法;
という2種類がある。
上記の(1)の方法は、受信装置2及びユーザ受信優先度対応受信装置7が利用可能であり、(2)の方法は、ユーザ受信優先度対応受信装置7のみが利用可能である。
以下に、上記の(1)、(2)のユーザがコンテンツに対してユーザ受信優先度をネットワーク側に通知する方法を詳細に説明する。
図8は、本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度通知方法(1)の受信側の動作を説明するための図であり、図9は、本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度通知方法(1)の動作を説明するための図である。
ステップ701) ユーザが受信装置2(従来の構成の受信装置)もしくは、ユーザ受信優先度対応受信装置7からユーザ受信優先度対応番組表示装置6にアクセスし、番組表を表示する。ユーザが表示された番組表から受信したい番組及びユーザ受信優先度を選択すると、選択された情報をユーザ受信優先度対応番組表示装置6に送信する。
ステップ702) ユーザ受信優先度対応番組表示装置6は、ステップ701でのアクセスにより発生したパケットのIPアドレスから判別されるネットワークセグメント、及びユーザが選択した番組のマルチキャストグループ、取得したユーザ受信優先度をユーザ受信優先度対応受信装置7の近傍のユーザ受信優先度対応データ転送装置8のユーザ受信優先度テーブル81に設定する。
次に、上記の(2)の動作について説明する。
図10は、本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度通知方法(2)の動作を説明するための図である。
ステップ801) ユーザ受信優先度対応受信装置7からユーザ受信優先度対応番組表示装置6にアクセスし、表示装置11上に番組表を表示する。上記のステップ701と同様に、ユーザ受信優先度対応受信装置7は、ユーザが選択した番組表及びユーザ受信優先度をユーザ受信優先度対応番組表示装置6に送信する。
ステップ802) ユーザ受信優先度対応番組表示装置6のユーザ受信優先度送信部64は、ステップ801で取得したユーザ受信優先度をSDP情報に追加して、番組表を選択したユーザ受信優先度対応受信装置7のマルチキャスト参加要求メッセージ送信部73に送信する。ユーザ受信優先度対応受信装置7は、取得したユーザ受信優先度をマルチキャスト参加要求メッセージ中に含めてユーザ受信優先度対応データ転送装置8に送信する。
ステップ803) ユーザ受信優先度対応データ転送装置8は、マルチキャスト参加要求メッセージ中の送信元アドレスから判別されるネットワークセグメント、参加要求のあったマルチキャストグループ、ユーザ受信優先度をユーザ受信優先度テーブル81に設定する。
次に、上記の(1)、(2)の処理により、ユーザ受信優先度対応データ転送装置8が、ユーザ受信優先度テーブル81にマルチキャストグループ、ユーザ受信優先度を設定した後に、ユーザ受信優先度対応データ転送装置8が、上流のデータ転送装置へユーザ受信優先度対応データを転送する方法について説明する。
図11は、本発明の一実施の形態における上流のユーザ受信優先度対応データ転送装置へのユーザ受信優先度通知方法を説明するための図である。
ステップ901) ユーザ受信優先度対応データ転送装置8は、当該ネットワークごとのユーザ受信優先度設定テーブル81を参照し、マルチキャストグループに対するユーザ受信優先度のうちの最高優先度を上流の受信優先度対応データ転送装置へのマルチキャストツリー構築要求メッセージに付与して送信する。
ステップ902) 上流のユーザ受信優先度対応データ転送装置8は、さらに上流のユーザ受信優先度対応データ転送装置8に向けて、下流のユーザ受信優先度対応データ転送装置から取得したユーザ受信優先度のうちの最高優先度をマルチキャストツリー構築要求メッセージに付与して送信する。
上記の動作を具体的に説明する。
ユーザ受信優先度対応データ転送装置8が、ユーザ受信優先度対応受信装置7からのユーザ受信優先度付きマルチキャスト参加要求メッセージを受信し、上流のユーザ受信優先度対応データ転送装置にユーザ受信優先度付きのマルチキャストツリー構築要求メッセージを送信する際の動作を図11に沿って説明する。
ユーザ受信優先度対応データ転送装置8aは、複数のユーザ受信優先度対応受信装置7a,7bからユーザ受信優先度付きのマルチキャスト参加要求メッセージを受信し(ユーザ受信優先度対応受信装置7aからは、ユーザ受信優先度が「7」で、ユーザ受信優先度対応受信装置7bからは、ユーザ受信優先度が「1」)、そのうちの最高優先度は「7」であるので、上位のユーザ受信優先度対応データ転送装置8cに対してユーザ受信優先度が「7」のユーザ受信優先度付きマルチキャストツリー構築要求メッセージを送信する(ステップ901)。
このとき、ユーザ受信優先度対応データ転送装置8aは、ユーザ受信優先度付きマルチキャスト参加要求メッセージを受信したネットワーク及び要求されたマルチキャストグループ毎に図6に示すようなユーザ受信優先度テーブル81を作成する。ユーザ受信優先度対応データ転送装置8cは、ユーザ受信優先度対応データ転送装置8aからユーザ受信優先度「7」、ユーザ受信優先度対応データ転送装置8bからユーザ受信優先度が「3」のマルチキャストツリー構築要求メッセージを受信するので、さらに上位のユーザ受信優先度対応データ転送装置に対して、ユーザ受信優先度が「7」のマルチキャストツリー構築要求メッセージを送信する。このときも同様にマルチキャストツリー構築要求メッセージを受信したネットワーク毎にユーザ受信優先度設定テーブル81を作成する。
以上のようにマルチキャストツリーを構成する各データ転送装置は、マルチキャストツリーの枝毎にユーザ受信優先度を保持する。
次に、ユーザ受信優先度対応データ転送装置8のパケット転送処理について説明する。
図12は、本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度対応データ転送装置でのパケット転送処理を説明するための図である。
ユーザ受信優先度対応データ転送装置8は、マルチキャストパケットを受信キュー82にて受信し、マルチキャスト参加要求メッセージもしくは、マルチキャストツリー構築要求メッセージを受信したNW_Aのキュー83とNW_Bのキュー84にマルチキャストパケットをコピーして転送する。NW_A向けにコピーされたパケットは、NW_Aのユーザ受信優先度設定テーブル81Aに基づきIPパケットヘッダの優先度が「5」に設定され、Qosキューでクラス「5」でスケジューリングされて回線に送信される。同様に、NW_B向けにコピーされたパケットは、NW_Bのユーザ受信優先度設定テーブル81Bに基づきIPパケットヘッダの優先度が「0」に設定され、QoSキューでクラス「0」でスケジューリングされ回線に送信される。ユーザ受信優先度に基づいたIPパケットヘッダの優先度はQoSキューからデキューされた後でもよい。
IEEE802.1Qで定義されたVLANタグ中の優先度を書き換える際は、QoSキューからパケットがデキューされた後、ユーザ受信優先度テーブル81に従い該VLANタグ中の優先度の書き換えを行い、送信キューから回線に送信される。
なお、ユーザは、ある番組を受信中に、番組表から該番組を再度選択することにより、ユーザ受信優先度を随時変更することが可能となる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
ネットワークを介してデータを配信装置から受信装置に送信するシステムに適用可能である。
本発明の原理構成図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度対応データ配信システムの構成図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度対応番組表示装置の構成図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度対応受信装置の構成図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度指定動作のシーケンスチャートである。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度テーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度を含むマルチキャスト参加要求メッセージ及びマルチキャストツリー構築要求メッセージの例である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度通信方法(1)(2)の受信側の動作を説明するための図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度通知方法(1)の動作を説明するための図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度通知方法(2)の動作を説明するための図である。 本発明の一実施の形態における上流のユーザ受信優先度対応データ転送装置へのユーザ受信優先度通知方法を説明するための図である。 本発明の一実施の形態におけるユーザ受信優先度対応データの転送装置におけるパケット転送処理を説明するための図である。 従来のデータ配信システムの構成図である。 従来方式によるマルチキャストパケット優先転送方法を示す図である。
符号の説明
1 配信装置
2 受信装置
3 ネットワーク
4 データ転送装置
5 番組表示装置
6 番組表示装置、ユーザ受信優先度対応番組表示装置
7 受信装置、ユーザ受信優先度受信装置
8 データ転送装置、ユーザ受信優先度対応データ転送装置
11 表示装置
12 入力装置
21 番組表表示部
22 番組選択部
23 マルチキャスト参加要求メッセージ送信部
24 再生部
41 受信キュー
42 Qosキュー
43 送信キュー
44 スイッチ機構
51 番組表表示制御部
52 SDP情報送信部
61 番組表表示制御部
62 SDP情報送信部
63 ユーザ受信優先度受信部
64 ユーザ受信優先度送信部
71 番組表表示部
72 番組選択部
73 マルチキャスト参加要求メッセージ送信部
74 SDP情報受信部
75 再生部
79 ユーザ受信優先度通知手段
81 ユーザ受信優先度テーブル
82 受信キュー
83 NW_AのQoSキュー
84 NW_BのQosキュー
85 送信キュー
89 優先制御転送手段

Claims (16)

  1. 複数のデータ転送装置から構成されるネットワークを介して、配信装置から受信装置にデータを送信するユーザ受信優先度対応データ配信システムであって、
    前記受信装置は、
    データを受信する際に、事前にユーザ受信優先度を前記データ転送装置に通知するユーザ受信優先度通知手段を有し、
    前記データ転送装置は、
    前記ユーザ受信優先度に応じてデータを優先制御転送する優先制御転送手段を有することを特徴とするユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  2. 前記データ転送装置の前記優先制御転送手段は、
    前記ユーザ受信優先度通知手段により通知された前記ユーザ受信優先度に従い、同一マルチキャストグループに対し、送信先ネットワークセグメント毎に優先順を可変にする優先制御手段を有する請求項1記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  3. 前記受信装置の前記ユーザ受信優先度通知手段は、
    前記受信装置側の表示手段に表示された番組表上でユーザにより選択された番組とユーザ受信優先度を前記データ転送装置に送信する手段を有し、
    前記データ転送装置の前記優先制御転送手段は、
    コンテンツのマルチキャストグループのパケットを前記ユーザ受信優先度に対応したQoS(Quality of Service)キューで処理して送信することで、同一マルチキャストグループに対して送信先ネットワークセグメント毎に優先順を可変にする手段を含む請求項1または、2記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  4. 前記受信装置の前記ユーザ受信優先度通知手段は、
    前記ユーザにより選択されたコンテンツあるいはマルチキャストグループに対するユーザ受信優先度を前記データ転送装置に送信する手段を含む請求項1乃至3のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  5. 前記ユーザ受信優先度対応データ配信システムは、
    前記受信装置からアクセスされると、番組表を該受信装置に送信すると共に、該受信装置からのアクセスにより発生したパケットのIPアドレスから判別されるネットワークセグメント、前記ユーザから選択された番組のマルチキャストグループ及びユーザ受信優先度を、該受信装置の近傍のデータ転送装置に送信する手段を有する番組表示装置を更に有する請求項1乃至4のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  6. 前記ユーザ受信優先度対応データ配信システムは、
    前記受信装置からアクセスされると、番組表を該受信装置に送信すると共に、コンテンツあるいはマルチキャストグループに対するユーザ受信優先度を該受信装置に送信する番組表示装置を更に有し、
    前記受信装置は、
    前記番組表示装置にアクセスすることにより取得した前記コンテンツあるいは、マルチキャストグループに対するユーザ受信優先度を前記データ転送装置に送信する手段を有する請求項1乃至4のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  7. 前記ユーザ受信優先度対応データ配信システムは、
    前記受信装置からアクセスされると、番組表を該受信装置に送信すると共に、コンテンツあるいはマルチキャストグループに対するユーザ受信優先度を該受信装置に送信する番組表示装置を更に有し、
    前記受信装置の前記ユーザ受信優先度通知手段は、
    前記番組表示装置にアクセスすることにより取得した前記コンテンツあるいはマルチキャストグループに対するユーザ受信優先度を、マルチキャスト参加要求メッセージにより前記データ転送装置に送信する手段を有する請求項1乃至4のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  8. 前記番組表示装置は、
    前記ユーザ受信優先度をSDP(Session Description Protocol)情報の一部として前記受信装置に送信する手段を有し、
    前記受信装置の前記ユーザ受信優先度通知手段は、
    前記番組表示装置から送信された前記ユーザ受信優先度を、マルチキャスト参加要求メッセージに付加して前記データ転送装置に送信する手段を含む請求項7記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  9. 前記受信装置の前記ユーザ受信優先度通知手段は、
    他のデータ転送装置から前記ユーザ受信優先度が通知されると、マルチキャストツリー構築要求メッセージにより上流のデータ転送装置に該ユーザ受信優先度を送信する手段を含む請求項1乃至8のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  10. 前記受信装置の前記ユーザ受信優先度通知手段は、
    複数の下流のデータ転送装置から前記ユーザ受信優先度が送信されると、その中の最も高い優先度をユーザ受信優先度として、マルチキャストツリー構築要求メッセージにより、上流のデータ転送装置に送信する手段を有する請求項1乃至9のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  11. 前記データ転送装置は、
    前記受信装置の前記ユーザ受信優先度通知手段により通知されたユーザ受信優先度を格納するユーザ受信優先度テーブルを有する請求項1乃至10のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  12. 前記データ転送装置の前記ユーザ受信優先度テーブルは、
    ユーザ受信優先度を通知したネットワークセグメントと、
    マルチキャスト参加要求メッセージにより参加要求のあったコンテンツあるいはマルチキャストグループと、
    ユーザ受信優先度を格納する請求項11記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  13. 前記データ転送装置の前記優先制御転送手段は、
    マルチキャストパケットを、前記ユーザ受信優先度通知手段により通知されたユーザ受信優先度を格納するユーザ受信優先度テーブルに設定された優先度のQosキューで優先制御転送を行う手段を含む請求項1乃至3のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  14. 前記データ転送装置の前記優先制御転送手段は、
    マルチキャストパケットがマルチキャストコピーされた後に、前記ユーザ受信優先度テーブルに設定された優先度のQoSキューにキューイングし、優先制御転送を行う手段を含む請求項13記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  15. 前記データ転送装置の前記優先制御転送手段は、
    マルチキャストパケットがマルチキャストコピーされた後に、前記ユーザ受信優先度テーブルを参照してパケットヘッダの優先度を書き換える手段を含む請求項13載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
  16. 前記データ転送装置の前記優先制御転送手段は、
    マルチキャストパケットがマルチキャストコピーされた後に、該ユーザ受信優先度テーブルに従ってIP(Internet Protocol)ヘッダ中のサービスタイプにおける優先度もしくは、DSCP(Diffserv Code Point)及びIEEE802.1Qで定義されたVLAN(Virtual Local Area Network)タグ中の優先度のうちの1つ以上を書き換える手段を含む請求項1乃至15のいずれか1項記載のユーザ受信優先度対応データ配信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016181837A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 日本電気株式会社 通信システム、通信装置、通信方法及びプログラム
WO2022185587A1 (ja) * 2021-03-01 2022-09-09 オムロン株式会社 通信方法、通信システムおよびスイッチ

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