JP2006186496A - 放送通信融合システムならびにその放送コンテンツ送信装置および視聴者端末、放送通信融合システムの放送コンテンツ送信方法および応答メッセージ送信方法ならびにそのプログラムおよびその記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】放送を視聴する視聴者端末から送信される応答メッセージによる輻輳を防止できる放送通信融合システムを提供する。
【解決手段】各視聴者端末2は、放送波を受信、デコードして放送コンテンツを再生し、テレビ映像およびデータ映像をスピーカ24および表示部25から出力するコンテンツ再生部21と、放送コンテンツに分散登録されている複数の応答受付サーバ3のIPアドレスから、今回の宛先アドレスを識別する宛先アドレス識別部22と、今回の宛先アドレスにアクセスしていずれかの応答受付サーバ3との間に通信セッションを確立し、応答メッセージを送信する応答メッセージ送信部23とを含む。
【選択図】図2
【解決手段】各視聴者端末2は、放送波を受信、デコードして放送コンテンツを再生し、テレビ映像およびデータ映像をスピーカ24および表示部25から出力するコンテンツ再生部21と、放送コンテンツに分散登録されている複数の応答受付サーバ3のIPアドレスから、今回の宛先アドレスを識別する宛先アドレス識別部22と、今回の宛先アドレスにアクセスしていずれかの応答受付サーバ3との間に通信セッションを確立し、応答メッセージを送信する応答メッセージ送信部23とを含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、放送局から送信された放送コンテンツの視聴者が、その端末から応答メッセージを放送局側へ送信する放送通信融合システムを対象とし、特に、応答メッセージの宛先を分散して応答メッセージの集中による輻輳を防止する放送通信融合システムならびにその放送コンテンツ送信装置および視聴者端末、放送通信融合システムの放送コンテンツ送信方法および応答メッセージ送信方法ならびにそのプログラムおよびその記憶媒体に関する。
放送通信融合システムでは、放送番組と連動した世論調査、アンケート、懸賞応募、視聴者参加型クイズ等における視聴者側から放送局側への応答メッセージ、あるいは放送内容を補完する情報を視聴者が放送局側へ要求する応答メッセージが、特定の受付センタで収集されて放送に反映される。受付センタの連絡先(電話番号)は、放送局から送信される放送コンテンツに登録されて各視聴者へ提供される。各視聴者は、放送コンテンツを視聴中に連絡先が表示されると、これに発呼するので、受付センタには短時間のうちに大量の応答メッセージが集中する可能性がある。
放送通信融合システムにおいて、応答メッセージの集中を防止する技術として、特許文献1,2には、視聴者が電話回線を利用して応答メッセージを送信するシステムにおいて、視聴者からの発呼をランダムに遅延させることで集中を緩和させる技術が開示されている。
特開平7−240731
特開平8−275140
2003年12月に東京・大阪・名古屋で地上デジタル放送が開始された。今後、その他の地域でも放送が順次開始されると共に、移動体受信端末向けのサービスなどが拡充されることになっており、爆発的な普及が期待されている。また、2000年12月にスタートした衛星デジタル放送の受信世帯も、2003年末に500万を超えるまでに普及している。また、近年のADSLやFTTHの普及により、放送通信融合システムの通信網が従来の電話網からインターネット等の広帯域ネットワークに置き換わりつつある。
こうした状況を背景として、視聴者から送信される応答メッセージの通信網も、従来の電話網から広域ネットワークに置き換わることが予測される。この場合、放送局から送信される放送コンテンツには、受付センタ(応答受付サーバ)へアクセスするための連絡先として、従来の電話番号に代えて、ネットワーク上で応答受付サーバを一意に特定できる宛先アドレスが登録される。
一般的なIPネットワークに接続されたサーバ/クライアントモデルでは、クライアントに通知される宛先アドレスはIPアドレスではなくFQDN (Fully Qualified Domain Name) であり、クライアントはFQDNをパラメータとして事前にDNSサーバに問い合わせて宛先のIPアドレスを取得し、このIPアドレスにアクセスして宛先との間に通信セッションを確立する。このようなDNSサーバを介したアクセス手順により、宛先のIPアドレスが変更された場合でも、クライアントはIPアドレスの変更を意識することなく常に正規のアドレスへアクセスすることが可能になる。
したがって、放送通信融合システムにおいても、放送局から送信される放送コンテンツには応答受付サーバのFQDNが登録され、各視聴者端末は、放送コンテンツから抽出したFQDNをパラメータとしてDNSサーバに問い合わせて応答受付サーバのIPアドレスを取得し、このIPアドレスにアクセスして応答受付サーバへ応答メッセージを送信することになる。
ここで、視聴率が20%の番組において双方向サービスが利用される状況を想定し、普及世帯数を4000万、視聴者の20%が双方向サービスを利用すると仮定すると、クイズ番組の回答期間内などの短期間にトラフィックを発生する受信端末数は160万となり、応答受付サーバのみならずDNSサーバにもアクセスが集中して輻輳が生じることが予測される。
また、上記した試算に従えば、160万のDNSリクエストが瞬時に発生し、一つのDNSリクエストのトラヒック量を一般的な65バイト、その回答に81バイトと仮定すれば、DNSリクエストに832[Mbit],その回答に1.04[Gbit]のトラヒックが一時期に集中する。さらに、1回の応答メッセージの情報量を100バイトと仮定すれば、応答メッセージ自身のトラフィック量も1.28[Gbit]に達するので、DNSリクエストおよびその回答ならびに応答メッセージを合わせれば、ネットワーク上に大量のトラヒックが瞬時に発生することが予測される。
応答受付サーバやDNSサーバ、あるいはそのネットワーク回線に輻輳が発生すると、視聴者からの通信が完了しないなど、番組運営に致命的な支障をきたすのみならず、他の通信サービスにも悪影響を与える可能性がある。また、上記した従来技術では、応答メッセージが電話回線を介して送信されるので、その送信に要する時間が長くなり、これが輻輳を助長する。
DNSサーバを含む広帯域ネットワークにおいて、応答受付サーバ等へのアクセスの集中を防止する技術としてラウンドロビンDNSが知られている。ラウンドロビンDNSでは、相互にIPアドレスの異なる複数の応答受付サーバを配置すると共にDNSサーバにラウンドロビン機能を追加し、応答メッセージからの問い合わせが来るごとに異なったIPアドレスが回答される。
しかしながら、上記したラウンドロビンDNSおよび特許文献1,2では、応答受付サーバへのアクセスの集中、およびそのネットワーク回線の輻輳は緩和できるものの、DNSサーバへのアクセスの集中、およびそのネットワーク回線の輻輳を緩和することができないのみならず、ネットワーク上のトラヒック量を削減することができなかった。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、放送コンテンツの視聴者端末から送信される応答メッセージによる輻輳を防止できる放送通信融合システムを提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、放送局から送信された放送コンテンツを受信して再生する視聴者端末と、各視聴者端末からネットワーク経由で送信される応答メッセージを受信する複数の応答受付サーバとを含み、各応答受付サーバのIPアドレスが相互に異なる放送通信融合システムにおいて、各応答受付サーバのIPアドレスを放送コンテンツに分散登録する手段と、各視聴者端末において、受信した放送コンテンツに分散登録されている複数のIPアドレスのいずれかを選別する手段と、各視聴者端末において、前記選別されたIPアドレスにアクセスして応答メッセージを送信する手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
(1)放送通信融合システムでは、放送局側から視聴者側へ応答受付サーバの宛先アドレスを通知するタイミングと、視聴者が当該アドレスにアクセスするタイミングとが接近しており、この間に応答受付アドレスのIPアドレスが変更されてしまうことがない。したがって、放送通信融合システムでは放送局側から視聴者側へ応答受付サーバの宛先アドレスを、FQDNではなくIPアドレスで通知することが可能となり、その結果、各視聴者端末からDNSサーバへのアクセスが不要となるので、DNSリクエストおよびその回答の集中に起因したDNSサーバ自身およびそのネットワーク回線の輻輳を防止することができ、トラヒック量も削減できる。
(2)IPアドレスが相互に異なる複数の応答受付サーバを設置し、放送コンテンツに登録されて各視聴者端末へ通知される応答サーバのIPアドレスが複数に分散されるようにしたので、応答メッセージの宛先を分散させることが可能になる。その結果、応答メッセージの集中に起因した応答受付サーバ自身およびそのネットワーク回線の輻輳を防止できる。
(1)放送通信融合システムでは、放送局側から視聴者側へ応答受付サーバの宛先アドレスを通知するタイミングと、視聴者が当該アドレスにアクセスするタイミングとが接近しており、この間に応答受付アドレスのIPアドレスが変更されてしまうことがない。したがって、放送通信融合システムでは放送局側から視聴者側へ応答受付サーバの宛先アドレスを、FQDNではなくIPアドレスで通知することが可能となり、その結果、各視聴者端末からDNSサーバへのアクセスが不要となるので、DNSリクエストおよびその回答の集中に起因したDNSサーバ自身およびそのネットワーク回線の輻輳を防止することができ、トラヒック量も削減できる。
(2)IPアドレスが相互に異なる複数の応答受付サーバを設置し、放送コンテンツに登録されて各視聴者端末へ通知される応答サーバのIPアドレスが複数に分散されるようにしたので、応答メッセージの宛先を分散させることが可能になる。その結果、応答メッセージの集中に起因した応答受付サーバ自身およびそのネットワーク回線の輻輳を防止できる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る放送通信融合システムの構成を示したブロック図であり、テレビ映像用のコンテンツとデータ映像用およびデータ通信用のコンテンツとが多重化された放送コンテンツをコンテンツデータベース(DB)5から提供されて送信する放送局1と、前記放送コンテンツの所定フィールドに、後に詳述する応答受付サーバ3のIPアドレスを分散して登録するIPアドレス分散登録部6と、放送局1から送信される放送波を受信して放送コンテンツを再生するテレビ2a、コンピュータ2b、携帯端末2c等の視聴者端末2と、各視聴者端末2とインターネット等のIPネットワーク4を介して接続された複数の応答受付サーバ3[1],3[2]…3[n]とを主要な構成としている。
前記放送局1は、コンテンツDB5から放送コンテンツを供給される放送サーバ1aと、この放送コンテンツをデジタル変調して送信するOFDM送信機1bとを含む。各視聴者端末2において、例えばクイズ番組の視聴中に回答を入力する操作がなされると、この回答に応じた応答メッセージが生成され、いずれかの応答受付サーバ3へ送信される。なお、各視聴者端末2から送信される応答メッセージは、クイズ番組やアンケートに対する回答に限らず、放送内容に関して補完情報が必要であるか否かを放送内で問われた各視聴者が、これに応答するために送信するメッセージも含まれる。視聴者が応答メッセージで補完情報を要求すれば、要求した補完情報が応答受付サーバ3からネットワーク4を介して各視聴者端末2へ送信される。
図2は、各視聴者端末2の主要部の構成を示したブロック図であり、放送波を受信、デコードして放送コンテンツを再生し、テレビ映像およびデータ映像をスピーカ24および表示部25から出力するコンテンツ再生部21と、放送コンテンツに分散登録されている複数の応答受付サーバ3のIPアドレスから、今回の宛先アドレスを識別する宛先アドレス識別部22と、今回の宛先アドレスにアクセスして前記応答メッセージを送信する応答メッセージ送信部23とを含む。
本発明では、放送コンテンツに各応答受付サーバ3のIPアドレスが、前記IPアドレス分散登録部6により分散登録されるが、この分散登録方法の違いにより、前記宛先アドレス識別部22の構成が異なる。
図3は、前記IPアドレス分散登録部6による宛先アドレスの第1の分散登録方法を模式的に表現した図であり、放送コンテンツに予め確保されている宛先アドレスフィールドには複数の応答受付サーバ3の各IPアドレス[1]〜[n]が登録されている。
図4は、この第1の分散方法に対応した前記宛先アドレス識別部22のブロック図であり、放送コンテンツの前記宛先アドレスフィールドに登録されている全てのIPアドレス[1]〜[n]を抽出する全宛先アドレス抽出部221と、IPアドレスの抽出数内で一様乱数をランダムに発生する乱数発生部222と、前記乱数に基づいて、前記抽出された全てのIPアドレスの中から一つのIPアドレスのみを選択する今回宛先アドレス選択部223と、選択されたIPアドレスを応答メッセージの今回の宛先として登録する今回宛先アドレス登録部224とを含む。
図5は、本実施形態の動作を示したフローチャートであり、図6は、放送局1、各視聴者端末2および各応答受付サーバ3の動作タイミングを示したシーケンス図である。
図5において、放送波がステップS1で視聴者端末2により受信されると、ステップS2では放送コンテンツがデコードされ、テレビ映像およびデータ映像はステップS3で再生される。放送コンテンツに登録されていた各応答受付サーバ3のIPアドレスは、ステップS4において、前記宛先アドレス識別部22の全宛先アドレス抽出部221により抽出される。ステップS5では、前記乱数発生部222が1〜N(Nは抽出されたIPアドレスの総数)間で一様乱数をランダムに発生し、前記今回宛先アドレス選択部223により一つのIPアドレスが選択され、ステップS6において、今回の応答メッセージの宛先アドレスとして登録される。
ステップS7では、クイズ番組やアンケート調査での回答、あるいは補完情報の要求が応答メッセージとして視聴者により入力されたか否かが判定される。応答メッセージの入力が検知されなければ、ステップS1へ戻って各処理が繰り返されるので、応答メッセージのIPアドレスも改めて選別される。
その後、視聴者によって応答メッセージが入力され、これがステップS7で検知されると、ステップS8では、前記応答メッセージ送信部23が前記今回の宛先アドレスにアクセスして応答受付サーバ3と視聴者端末2との間に、たとえばコネクションが確立される。ステップS9では、前記TCPコネクションを利用して、前記応答メッセージが応答受付サーバ3へ送信される。応答受付サーバ3では、各視聴者端末2から送信された応答メッセージが適宜に処理される。
上記した全宛先アドレスの抽出および一つの宛先アドレスのランダムな選択は、図6に示したように、他の全ての視聴者端末において独立的に実行されるので、各視聴者端末2から送信される応答メッセージの宛先が各応答受付サーバ[1]〜[n]に均等に分散されることになる。
なお、上記した実施形態では、放送コンテンツに登録されている全てのIPアドレスからランダムに唯一のIPアドレスが選択されるものとして説明したが、各IPアドレスに予め優先順位や重みを付しておき、たとえば優先順位が高いIPアドレスほど、より高い確率で選択されるような規則を設定しても良い。
図7は、前記IPアドレス分散登録部6による宛先アドレスの第2の分散登録方法を模式的に表現した図であり、本実施形態では、放送コンテンツに予め確保されている宛先アドレスフィールドに、各応答受付サーバ3のIPアドレスが時分割でランダムに一つずつ登録される。
図8は、この第2の分散方法に対応した宛先アドレス識別部22のブロック図であり、放送コンテンツの宛先アドレスフィールドに登録されているIPアドレスを抽出する宛先アドレス抽出部225と、抽出されたIPアドレスを今回の宛先アドレスとして登録する今回宛先アドレス登録部226とを含む。
図9は、本実施形態の動作を示したフローチャートであり、図10は、放送局1、各視聴者端末2および各応答受付サーバ3の動作タイミングを示したシーケンス図である。
図9において、放送波がステップS1で視聴者端末2により受信されると、ステップS2では放送コンテンツがデコードされ、テレビ映像およびデータ映像はステップS3で再生される。放送コンテンツに登録されていた応答受付サーバ3のIPアドレスは、ステップS4aにおいて、前記宛先アドレス識別部22の宛先アドレス抽出部224により抽出される。ステップS6aでは、前記抽出されたIPアドレスが今回の応答メッセージの宛先アドレスとして登録される。ステップS7では、クイズ番組やアンケート調査での回答、あるいは補完情報の要求が応答メッセージとして視聴者により入力されたか否かが判定される。応答メッセージの入力が検知されなければ、ステップS1へ戻って各処理が繰り返されるので、応答受付サーバ3のIPアドレスも改めて選別される。
その後、視聴者によって応答メッセージが入力され、これがステップS7で検知されると、ステップS8では、前記応答メッセージ送信部23が前記今回宛先アドレスにアクセスして応答受付サーバ3と視聴者端末2との間に、たとえばTCPコネクションが確立される。ステップS9では、前記TCPコネクションを利用して、前記応答メッセージが応答受付サーバ3へ送信される。応答受付サーバ3では、各視聴者端末2から送信された応答メッセージが適宜に処理される。
上記した宛先アドレスの抽出は、図10に示したように、他の全ての視聴者端末において非同期かつ独立的に実行されるので、各視聴者端末2では各応答受付サーバ[1]〜[n]のIPアドレスがランダムに抽出されることになる。この結果、各視聴者端末2から送信される応答メッセージの宛先が各応答受付サーバ[1]〜[n]に分散されるので、一部の応答受付サーバへのアクセスの集中が防止される。
なお、応答メッセージの送信タイミングは、その送信契機となった放送コンテンツの放送タイミングからの経過時間をパラメータとして変化するので、放送コンテンツに各宛先アドレスを同一の確率で登録してしまうと、各応答受付サーバへアクセスを分散できない。したがって、各応答受付サーバ3へアクセスを均等に分散させるのであれば、放送コンテンツに各宛先アドレスが登録される確率を、前記放送コンテンツの送信タイミングからの経過時間をパラメータとして異ならせれば良い。
また、上記した実施形態では、放送コンテンツに全てのIPアドレスからランダムに選択された唯一のIPアドレスが登録されるものとして説明したが、各IPアドレスに予め優先順位や重みを付しておき、たとえば優先順位が高いIPアドレスほど、より高い確率で選択されるような規則を設定しても良い。
図11は、前記IPアドレス分散登録部6による宛先アドレスの第3の分散登録方法を模式的に表現した図であり、前記第1および第2の分散登録方法を組み合わせ登録方法である。
本実施形態では、放送コンテンツに予め確保されている宛先アドレスフィールドに、各応答受付サーバ3のIPアドレスが時分割でランダムに少なくとも二つずつ登録される。なお、この第3の分散登録方法に対応した宛先アドレス識別部22の構造は第2実施形態と同様なので、その説明は省略する。
なお、上記した各実施形態では、応答受付サーバ3と視聴者端末2との間にTCPコネクションが確立されるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、UDPコネクションやその他のコネクションが確立されるようにしても良い。
1…放送局,2…視聴者端末,2a…テレビ,2b…コンピュータ,2c…携帯端末,3…応答受付サーバ,4…IPネットワーク,5…コンテンツDB,6…IPアドレス分散登録部
Claims (13)
- 放送コンテンツを受信した各視聴者端末からネットワーク経由で送信される応答メッセージを受信する複数の応答受付サーバに、相互に異なるIPアドレスが割り当てられた放送通信融合システムにおいて、
各応答受付サーバのIPアドレスを放送コンテンツに分散して登録する手段と、
各視聴者端末において、受信した放送コンテンツに分散登録されている複数のIPアドレスのいずれかを選別する手段と、
各視聴者端末において、前記選別されたIPアドレスにアクセスして応答メッセージを送信する手段とを含むことを特徴とする放送通信融合システム。 - 前記IPアドレスを分散登録する手段は、放送コンテンツに各応答受付サーバのIPアドレスを少なくとも二つ登録し、
前記IPアドレスを選別する手段は、
受信した放送コンテンツに登録されている全てのIPアドレスを抽出する手段と、
前記抽出された全てのIPアドレスから、一つのIPアドレスを所定の規則にしたがって選択する手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の放送通信融合システム。 - 前記IPアドレスを分散登録する手段は、放送コンテンツに各応答受付サーバのIPアドレスを時分割で一つずつ所定の規則にしたがって登録し、
前記IPアドレスを選別する手段は、受信した放送コンテンツに登録されているIPアドレスを抽出することを特徴とする請求項1に記載の放送通信融合システム。 - 前記IPアドレスを分散登録する手段は、放送コンテンツに各応答受付サーバのIPアドレスを時分割で少なくとも二つずつ所定の規則にしたがって登録し、
前記IPアドレスを選別する手段は、
受信した放送コンテンツに登録されている全てのIPアドレスを抽出する手段と、
前記抽出された全てのIPアドレスから、一つのIPアドレスを所定の規則にしたがって選択する手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の放送通信融合システム。 - 放送コンテンツを受信した各視聴者端末からネットワーク経由で送信される応答メッセージを受信する複数の応答受付サーバに、相互に異なるIPアドレスが割り当てられた放送通信融合システムの放送コンテンツ送信装置において、
各応答受付サーバのIPアドレスを放送コンテンツに分散して登録する手段と、
前記IPアドレスが分散登録された放送コンテンツを送信する手段とを含むことを特徴とする放送通信融合システムの放送コンテンツ送信装置。 - 前記IPアドレスを分散登録する手段は、放送コンテンツに各応答受付サーバのIPアドレスを少なくとも二つ登録することを特徴とする請求項5に記載の放送通信融合システムの放送コンテンツ送信装置。
- 前記IPアドレスを分散登録する手段は、放送コンテンツに各応答受付サーバのIPアドレスを時分割で一つずつ所定の規則にしたがって登録することを特徴とする請求項5に記載の放送通信融合システムの放送コンテンツ送信装置。
- 前記IPアドレスを分散登録する手段は、放送コンテンツに各応答受付サーバのIPアドレスを時分割で少なくとも二つずつ所定の規則にしたがって登録することを特徴とする請求項5に記載の放送通信融合システムの放送コンテンツ送信装置。
- 応答受付サーバのIPアドレスが登録されている放送コンテンツを受信し、このIPアドレスにアクセスして応答メッセージを送信する放送通信融合システムの視聴者端末において、
複数のIPアドレスが登録されている放送コンテンツを受信する手段と、
前記放送コンテンツに登録されている全てのIPアドレスを抽出する手段と、
前記抽出された全てのIPアドレスから、一つのIPアドレスを所定の規則にしたがって選択する手段と、
前記選択されたIPアドレスにアクセスして応答メッセージを送信する手段とを含むことを特徴とする放送通信融合システムの視聴者端末。 - 放送コンテンツを受信した各視聴者端末からネットワーク経由で送信される応答メッセージを受信する複数の応答受付サーバに、相互に異なるIPアドレスが割り当てられた放送通信融合システムの放送コンテンツ送信方法において、
各応答受付サーバのIPアドレスを放送コンテンツに分散して登録する手順と、
前記各応答受付サーバのIPアドレスが分散登録された放送コンテンツを送信する手順とを含むことを特徴とする放送通信融合システムの放送コンテンツ送信方法。 - 応答受付サーバのIPアドレスが登録されている放送コンテンツを受信し、このIPアドレスにアクセスして応答メッセージを送信する放送通信融合システムの応答メッセージ送信方法において、
複数のIPアドレスが登録されている放送コンテンツを受信する手順と、
前記放送コンテンツに登録されている全てのIPアドレスを抽出する手順と、
前記抽出された全てのIPアドレスから、一つのIPアドレスを所定の規則にしたがって選択する手順と、
前記選択されたIPアドレスにアクセスして応答メッセージを送信する手順とを含むことを特徴とする放送通信融合システムの応答メッセージ送信方法。 - 請求項11に記載の応答メッセージ送信方法を視聴者端末に実行させる応答メッセージ送信プログラム。
- 請求項12に記載の応答メッセージ送信プログラムを視聴者端末による読み出し可能に記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004375793A JP2006186496A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 放送通信融合システムならびにその放送コンテンツ送信装置および視聴者端末、放送通信融合システムの放送コンテンツ送信方法および応答メッセージ送信方法ならびにそのプログラムおよびその記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004375793A JP2006186496A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 放送通信融合システムならびにその放送コンテンツ送信装置および視聴者端末、放送通信融合システムの放送コンテンツ送信方法および応答メッセージ送信方法ならびにそのプログラムおよびその記憶媒体 |
Publications (1)
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Family
ID=36739295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009124250A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | プロキシサーバ、通信プログラム及び通信システム |
JP2011142552A (ja) * | 2010-01-08 | 2011-07-21 | Kddi Corp | 発信規制方法およびシステム |
-
2004
- 2004-12-27 JP JP2004375793A patent/JP2006186496A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009124250A (ja) * | 2007-11-12 | 2009-06-04 | Oki Electric Ind Co Ltd | プロキシサーバ、通信プログラム及び通信システム |
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