JP2006186494A - 放送通信融合システムおよびその視聴者端末ならびに応答メッセージ制御方法。 - Google Patents
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Abstract
【課題】ネットワークを介して受信される応答メッセージに対する否定応答を確実に返信できる放送通信融合システムおよびその視聴者端末ならびに応答メッセージ制御方法を提供する。
【解決手段】各視聴者端末2は、放送波を受信、デコードして放送コンテンツを再生するコンテンツ再生部21と、端末IDが記憶された端末ID記憶部23と、視聴者の操作に応じて応答メッセージを送信する応答メッセージ送信部28と、送信済みの応答メッセージに対する否定応答が放送コンテンツに登録されているか否かを判定する否定応答判定部22と、送信済み応答メッセージの識別情報が登録される送信済みリスト24と、応答メッセージの送信後、この応答メッセージに対する否定応答を受信すると当該応答メッセージの再送を前記応答メッセージ送信部28へ要求する再送要求部27とを含む。
【選択図】図2
【解決手段】各視聴者端末2は、放送波を受信、デコードして放送コンテンツを再生するコンテンツ再生部21と、端末IDが記憶された端末ID記憶部23と、視聴者の操作に応じて応答メッセージを送信する応答メッセージ送信部28と、送信済みの応答メッセージに対する否定応答が放送コンテンツに登録されているか否かを判定する否定応答判定部22と、送信済み応答メッセージの識別情報が登録される送信済みリスト24と、応答メッセージの送信後、この応答メッセージに対する否定応答を受信すると当該応答メッセージの再送を前記応答メッセージ送信部28へ要求する再送要求部27とを含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、放送局から送信された放送コンテンツの視聴者が、その端末から応答メッセージを放送局側へ送信する放送通信融合システムを対象とし、特に、応答メッセージに対する否定応答を各視聴者端末へ確実に返信できる放送通信融合システムおよびその視聴者端末ならびに応答メッセージ制御方法に関する。
放送通信融合システムでは、放送番組と連動した世論調査、アンケート、懸賞応募、視聴者参加型クイズ等における視聴者側から放送局側への応答メッセージ、あるいは放送内容を補完する情報を視聴者が放送局側へ要求する応答メッセージが、各視聴者端末から受付センタ(応答受付サーバ)へ送信される。
一方、2003年12月に東京・大阪・名古屋で地上デジタル放送が開始された。今後、その他の地域でも放送が順次開始されると共に、移動体受信端末向けのサービスなどが拡充されることになっており、爆発的な普及が期待されている。また、2000年12月にスタートした衛星デジタル放送の受信世帯も、2003年末に500万を超えるまでに普及している。また、近年のADSLやFTTHの普及により、通信網が従来の電話網からインターネット等の広帯域ネットワークに置き換わりつつある。
視聴率が20%の番組において、上記した双方向サービスが利用される状況を想定する。普及世帯数を4000万、視聴者の20%が双方向サービスを利用すると仮定すると、クイズ番組の回答期間内などの短期間にトラフィックを発生する受信端末数は160万となり、1回の応答メッセージの情報量を100バイトと仮定しても、発生するトラフィック量は1.28[Gbit]にも達する。
さらに、全ての応答メッセージには応答受付サーバから受信応答(ACK)または否定応答(NACK)が一斉に返信される。ACKの情報量を40バイトと仮定すると、発生するトラフィック量は512[Mbit]にも達するので、前記応答メッセージ自身のトラヒックと合わせれば、ネットワークに輻輳の発生が予測される。NACKに関しても、例えば1割の応答メッセージが正常に受信できなければ、NACKのトラヒック量は上記ACKの場合の1割となるので、ネットワークで輻輳が生じていれば、より多くの応答メッセージが正常に受信できなくなる。これにより、さらに多くのNACKが生じることとなり、輻輳状態を助長することになる。そして、応答受付サーバやネットワークに輻輳が発生すると、視聴者からの通信が完了しないなど、番組運営に致命的な支障をきたすのみならず、他の通信サービスにも悪影響を与える可能性がある。
このような技術課題に対して、特許文献1には、複数の送信元が情報を同報送信するシステムにおいて、異なる送信元から到着した複数の情報に対する受信応答を1つのパケットにまとめて同報送信することにより、ネットワークに流れるトラヒック量を削減する技術が開示されている。
特許文献2には、応答受付センタと各視聴者端末との間に、応答受付センタとはIPネットワークを介して接続され、各視聴者端末とはケーブルテレビ網を介して接続される情報集約用の中継局を設け、多数の視聴者端末からケーブルテレビ網を経由して同時期に送信される応答メッセージを中継局で受信し、各応答メッセージから要部のみを抽出して集約し、これをIPネットワーク経由で応答受付センタへ送信することでIPネットワークに流れるトラヒック量を減じる技術が開示されている。
特開平9−261255号公報
特開2003−235026号公報
特許文献1では、複数の端末から送信される情報に対する受信応答が一つのパケットにまとめられて返信されるので、これを否定応答に適用すれば否定応答のトラヒック量は削減できる。しかしながら、これを上記した広帯域ネットワークを利用した双方向サービスに適用すると、応答メッセージの集中により既にネットワークに輻輳が生じている場合には、否定応答を確実に返信することが難しくなる。
特許文献2はCATV網のみを対象としており、さらに各視聴者端末と応答受付センタとの間に中継局を設けなければならない。また、特許文献2では、応答受付センタと中継局との間のトラヒック量は減ぜられるが、各視聴者端末と中継局との間のトラヒック量は減じることができない。
本発明の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、ネットワークを介して受信される応答メッセージに対する否定応答を確実に返信できる放送通信融合システムおよびその視聴者端末ならびに応答メッセージ制御方法を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明は、放送局から送信された放送コンテンツを受信して再生する視聴者端末と、各視聴者端末からネットワーク経由で送信される応答メッセージを受信する応答受付サーバとを含む放送通信融合システムにおいて、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
(1)応答受付サーバが、応答メッセージの送信予約を管理する手段と、応答メッセージを正常受信できなかった視聴者端末を前記送信予約のリストに基づいて抽出する手段と、前記抽出された視聴者端末を放送局へ通知する手段を含むこと。
(2)放送局が、前記通知された視聴者端末に対する否定応答を放送コンテンツに登録する手段と、前記否定応答の登録された放送コンテンツを送信する手段とを含むこと。
(3)各視聴者端末が、応答メッセージを送信する手段と、前記応答メッセージの送信後に受信した放送コンテンツに、前記送信した応答メッセージに対する否定応答が登録されているか否かを判定する手段と、前記否定応答が登録された放送コンテンツを受信すると、前記応答メッセージを再送等する手段とを含むことを特徴とする。
(1)応答受付サーバが、応答メッセージの送信予約を管理する手段と、応答メッセージを正常受信できなかった視聴者端末を前記送信予約のリストに基づいて抽出する手段と、前記抽出された視聴者端末を放送局へ通知する手段を含むこと。
(2)放送局が、前記通知された視聴者端末に対する否定応答を放送コンテンツに登録する手段と、前記否定応答の登録された放送コンテンツを送信する手段とを含むこと。
(3)各視聴者端末が、応答メッセージを送信する手段と、前記応答メッセージの送信後に受信した放送コンテンツに、前記送信した応答メッセージに対する否定応答が登録されているか否かを判定する手段と、前記否定応答が登録された放送コンテンツを受信すると、前記応答メッセージを再送等する手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
(1)多数の視聴者端末から送信され、ネットワークを経由して応答受付サーバで受信された応答メッセージに対する否定応答が、ネットワーク経由ではなく放送波に登録されて返信されるので、応答メッセージ等の集中によりネットワークに既に輻輳が生じている場合でも、各視聴者端末へ否定応答を確実に返信できるようになる。
(2)放送波には、各視聴者端末に返信される否定応答がまとめて登録されているので、視聴者端末数が多い場合でも、全ての視聴者端末へ否定応答を確実に返信できるようになる。
(3)正常受信された応答メッセージに対しては受信応答が返信されず、正常受信されなかった応答メッセージに対してのみ否定応答が返信されるので、トラヒックの発生を最小限に抑えられる。
(1)多数の視聴者端末から送信され、ネットワークを経由して応答受付サーバで受信された応答メッセージに対する否定応答が、ネットワーク経由ではなく放送波に登録されて返信されるので、応答メッセージ等の集中によりネットワークに既に輻輳が生じている場合でも、各視聴者端末へ否定応答を確実に返信できるようになる。
(2)放送波には、各視聴者端末に返信される否定応答がまとめて登録されているので、視聴者端末数が多い場合でも、全ての視聴者端末へ否定応答を確実に返信できるようになる。
(3)正常受信された応答メッセージに対しては受信応答が返信されず、正常受信されなかった応答メッセージに対してのみ否定応答が返信されるので、トラヒックの発生を最小限に抑えられる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る放送通信融合システムの構成を示したブロック図であり、テレビ映像用のコンテンツとデータ映像用およびデータ通信用のコンテンツとが多重化された放送コンテンツを送信する放送局1と、この放送局1から送信される放送波を受信して放送コンテンツを再生するテレビ2a、コンピュータ2b、携帯端末2c等の視聴者端末2と、これらの視聴者端末2とインターネット等のIPネットワーク4を介して接続された双方向の応答受付サーバ3とを主要な構成としている。
前記放送局1は、放送コンテンツを供給する放送サーバ1aと、この放送コンテンツをデジタル変調して送信するOFDM送信機1bとを含む。前記放送コンテンツには、後に詳述するように、前記応答受付サーバ3において正常受信されなかった応答メッセージに対する否定応答(NACK)が付加されている。この否定応答には、正常受信できなかった応答メッセージを送信した視聴者端末を一意に識別できる送信元IDと、この応答メッセージの送信契機となった放送コンテンツを一意に識別するための属性IDとが、相互に対応付けられて登録されている。
各視聴者端末2は、例えばクイズ番組の視聴中に回答を送信する操作が視聴者によりなされると、応答受付サーバ3へ回答(応答メッセージ)を送信する応答メッセージ送信機能を備えている。なお、各視聴者端末2から送信される応答メッセージは、上記したクイズ番組やアンケートに対する回答に限らず、放送内容に関して補完情報が必要であるか否かを放送内で問われた各視聴者が、これに応答するために送信するメッセージも含まれる。視聴者が応答メッセージで補完情報を要求すれば、要求した補完情報が応答受付サーバ3からネットワーク4を介して各視聴者端末2へ送信される。
図2は、各視聴者端末2の主要部の構成を示したブロック図であり、放送波を受信、デコードして放送コンテンツを再生し、テレビ映像およびデータ映像をスピーカ25および表示部26から出力するコンテンツ再生部21と、自身に固有の端末IDが記憶された端末ID記憶部23と、視聴者の操作に応じて応答メッセージを送信する応答メッセージ送信部28と、送信済みの応答メッセージに対する否定応答が放送コンテンツに登録されているか否かを判定する否定応答判定部22と、送信済み応答メッセージの識別情報が登録される送信済みリスト24と、応答メッセージの送信後、この応答メッセージに対する否定応答を受信すると当該応答メッセージの再送を前記応答メッセージ送信部28へ要求する再送要求部27とを含む。
図3は、前記送信済みリスト24の一例を模式的に表現した図であり、送信済み応答メッセージを識別するための属性IDと、当該応答メッセージの送信時刻tとが対応付けて記憶されている。前記端末ID記憶部23に記憶される端末IDは、例えばIPアドレス、MACアドレス、端末2のハードウェアに書き込まれた固有ID、あるいは端末2にサーバ等から割り当てられた固有IDのいずれか、あるいはこれらの組み合わせである。
図4は、前記応答受付サーバ3の主要部の構成を示したブロック図であり、各視聴者端末2から送信された応答メッセージをIPネットワーク経由で受信する応答メッセージ受信部31と、受信された応答メッセージを処理するメッセージ処理部32と、応答メッセージの送信が予約されている全ての視聴者端末の端末IDが予め登録されている送信予約リスト33と、放送局1から放送された放送コンテンツの属性IDおよびその放送時刻が登録される放送実績リスト36と、正常受信された応答メッセージの送信元IDと前記送信予約リストに登録されている端末IDとを放送コンテンツの属性IDごとに比較し、送信予約リスト33に既登録であるにもかかわらず応答メッセージが正常受信されなかった端末IDおよび無応答の端末IDを抽出する異常受信検知部34と、異常受信を検知された応答メッセージの属性IDおよびその送信元IDを放送サーバ1aへ異常受信リストとして通知する異常受信リスト通知部35とを含む。
前記送信予約リスト33への各視聴者端末2の登録は、番組開始前または開始直後に応答受付サーバ3からIPネットワーク経由で、あるいは放送局1から放送コンテンツとして、事前登録を要求するメッセージを各視聴者端末2へ送信して画面に表示させ、これに応答して各視聴者により入力された識別情報を応答受付サーバ3がネットワーク経由で受信することで行うことができる。あるいは、各視聴者端末2が番組の視聴開始を検知して自動的に自身の端末IDを応答受付サーバ3へ送信するようにしても良い。なお、各視聴者端末2の登録が集中することによる輻輳が予測される場合には、登録タイミングを時間的に分散させることが望ましい。
前記放送実績リスト36には、応答メッセージの送信契機となる放送コンテンツが放送局1から送信されるごとに当該放送局1から応答受付サーバ3へ放送実績として通知される各放送コンテンツの属性IDおよび放送時刻が登録される。
図5は、前記各視聴者端末2の動作を示したフローチャートであり、図6は、前記応答受付サーバ3の動作を示したフローチャートである。図7は、放送局1、各視聴者端末2および応答受付サーバ3の動作タイミングを示したシーケンス図である。
図5において、放送波がステップS1で視聴者端末2により受信されると、ステップS2では放送コンテンツがデコードされ、テレビ映像およびデータ映像はステップS3で再生される。これと並行して、ステップS4では、自身の端末IDを宛先とする否定応答が放送コンテンツに登録されているか否かが判定される。否定応答が未登録であればステップS10へ進む。ステップS10では、クイズ番組やアンケート調査での回答、あるいは補完情報の要求が応答メッセージとして視聴者により入力されたか否かが判定される。
応答メッセージの入力が検知されなければ、ステップS1へ戻って各処理が繰り返されて放送コンテンツが再生され続ける。その後、応答メッセージの送信契機となる放送コンテンツが受信・再生され、視聴者によって応答メッセージが入力されると、これがステップS10で検知されてステップS11へ進む。ステップS11では、前記入力された応答メッセージが応答受付サーバ3へ送信される。この応答メッセージには、前記ID記憶部23に記憶されている端末IDが送信元IDとして登録されると共に、当該応答メッセージの送信契機となった放送コンテンツを一意に識別するための属性IDが、当該放送コンテンツから抽出されて登録される。ステップS12では、前記送信した応答メッセージの属性IDおよび送信時刻tが前記送信済みリスト24に登録される。上記した応答メッセージの送信および送信済みリスト24への登録は、ステップS10において応答メッセージの入力が検知されるごとに繰り返される。
図6へ進み、応答受付サーバ3では、ステップS40において、放送局1から通知される放送実績が受信されたか否かが判定される。放送局1は、各視聴者端末2において応答メッセージの送信契機となる放送コンテンツを送信すると、その属性IDおよび放送時刻を放送実績として放送受付サーバ3へ通知する。応答受付サーバ3は、ステップS40において前記放送実績通知を受信すると、ステップS49において、これを放送実績リスト36へ登録する。前記放送実績通知の受信・登録は、応答メッセージの送信契機となる放送コンテンツが放送局1から送信されるごとに実行される。
その後、ステップS41において、前記視聴者端末2から送信された応答メッセージが応答メッセージ受信部31で受信されると、ステップS42では、その受信が正常に終了したか否かが判定される。正常受信された応答メッセージは、ステップS43において、前記メッセージ処理部32により適宜に処理される。ステップS44では、受信が正常に終了した応答メッセージの識別情報として、その送信元IDが属性IDごとに一時記憶される。
ステップS45では、当該応答メッセージの送信契機となった放送コンテンツの送信時刻からの経過時間を計時するタイマがタイムアウトしたか否かが判定される。前記タイマには、応答メッセージの送信に十分なタイマ値が予め登録されている。このタイマがタイムアウトするまでは、他の視聴者端末2から送信される応答メッセージの受信に備えてステップS41へ戻る。
その後、前記タイマのタイムアウトがステップS45で検知されると、ステップS46では、前記ステップS44において一時記憶された送信元IDと前記送信予約リスト33に登録されている端末IDとが比較される。ステップS47では、送信予約リスト32に既登録であるにもかかわらず応答メッセージが正常受信されなかった視聴者端末の端末IDが前記異常受信検知部34により検知される。ステップS48では、前記検知された端末IDおよび属性IDのリストが、異常受信リストとして放送サーバ1aへ通知される。
放送サーバ1aでは、この異常受信リストに登録されている識別情報を放送コンテンツにBML(Broadcast Markup Language)で記述し、これを送信する。前記識別情報は、圧縮あるいは暗号化されて登録されるようにしても良い。
図5へ戻り、各視聴者端末2は、ステップS4において、自身の端末IDを宛先とする否定応答が登録されている放送コンテンツを受信すると、ステップS5では、当該否定応答と対応付けられて放送コンテンツに登録されている属性IDが抽出される。ステップS6では、送信済みリスト24に前記抽出された属性IDと一致する属性IDのエントリが登録されているか否かが判定される。属性IDの一致するエントリが未登録ならば、送信すべき応答メッセージが未送信である可能性が高いので、ステップS13へ進んで応答メッセージの送信を促すメッセージを画面上に表示させか、あるいは何もせずにステップS10へ進む。
これに対して、前記ステップS6において、送信済みリスト24に前記抽出された属性IDと一致する属性IDのエントリが登録されていると判定されるとステップS7へ進む。ステップS7では、当該属性IDと対応付けられた応答メッセージを前記応答メッセージ送信部28から再送信させるなどの適宜の処理が実行される。ステップS8では送信済みリスト24が参照され、送信時刻tからの経過時間が所定時間を超えたエントリの有無が判定される。タイムアウトしたエントリがあれば、ステップS9において、当該エントリが消去される。
1…放送局,2…視聴者端末,2a…テレビ,2b…コンピュータ,2c…携帯端末,3…応答受付サーバ,4…IPネットワーク
Claims (10)
- 放送局から送信された放送コンテンツを受信して再生する視聴者端末と、各視聴者端末からネットワーク経由で送信される応答メッセージを受信する応答受付サーバとを含む放送通信融合システムにおいて、
前記応答受付サーバが、
応答メッセージの送信予約を管理する手段と、
応答メッセージを正常受信できなかった視聴者端末を前記送信予約のリストに基づいて抽出する手段と、
前記抽出された視聴者端末を放送局へ通知する手段を含み、
前記放送局が、
前記通知された視聴者端末に対する否定応答を放送コンテンツに登録する手段と、
前記否定応答の登録された放送コンテンツを送信する手段とを含み、
前記各視聴者端末が、
応答メッセージを送信する手段と、
前記応答メッセージの送信後に受信した放送コンテンツに、前記送信した応答メッセージに対する否定応答が登録されているか否かを判定する手段と、
前記否定応答が登録された放送コンテンツを受信すると所定の処理を実行する手段とを含むことを特徴とする放送通信融合システム。 - 前記所定の処理を実行する手段は、前記応答メッセージを再送することを特徴とする請求項1に記載の放送通信融合システム。
- 前記放送コンテンツには、複数の視聴者端末に対する否定応答がまとめて登録されていることを特徴とする請求項1または2に記載の放送通信融合システム。
- 前記応答受付サーバは、応答メッセージを正常受信できた視聴者端末に対して受信応答を返信しないことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の放送通信融合システム。
- 放送局から送信された放送コンテンツを受信して再生し、応答メッセージをネットワーク経由で送信する放送通信融合システムの視聴者端末において、
応答メッセージを送信する手段と、
受信した放送コンテンツに、前記送信した応答メッセージに対する否定応答が登録されているか否かを判定する手段と、
前記否定応答が登録された放送コンテンツを受信すると所定の処理を実行する手段とを含むことを特徴とする放送通信融合システムの視聴者端末。 - 前記所定の処理を実行する手段は、前記応答メッセージを再送することを特徴とする請求項5に記載の放送通信融合システムの視聴者端末。
- 放送局から送信された放送コンテンツを受信して再生する視聴者端末と、各視聴者端末からネットワーク経由で送信される応答メッセージを受信する応答受付サーバとを含む放送通信融合システムの応答メッセージ制御方法において、
前記応答受付サーバに応答メッセージの送信を予約する手順と、
放送コンテンツを受信した各視聴者端末が応答メッセージを送信する手順と、
前記応答受付サーバが、正常受信できなかった視聴者端末を前記送信予約のリストに基づいて抽出する手順と、
前記応答受付サーバが、前記抽出された視聴者端末を前記放送局へ通知する手順と、
前記放送局が、前記正常受信できなかった応答メッセージの否定応答を放送コンテンツに登録して送信する手順と、
前記各視聴者端末において、受信した放送コンテンツに前記送信した応答メッセージに対する否定応答が登録されているか否かを判定する手順と、
前記各視聴者端末において、前記否定応答が登録された放送コンテンツを受信すると所定の処理を実行する手順とを含むことを特徴とする放送通信融合システムの応答メッセージ制御方法。 - 前記所定の処理を実行する手順では前記応答メッセージが再送されることを特徴とする請求項7に記載の放送通信融合システムの視聴者端末。
- 前記放送コンテンツには、複数の視聴者端末に対する否定応答がまとめて登録されていることを特徴とする請求項7または8に記載の放送通信融合システムの応答メッセージ制御方法。
- 前記応答受付サーバは、応答メッセージを正常受信できた視聴者端末に対して受信応答を返信しないことを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載の放送通信融合システムの応答メッセージ制御方法。
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JP2004375791A JP2006186494A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 放送通信融合システムおよびその視聴者端末ならびに応答メッセージ制御方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004375791A JP2006186494A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 放送通信融合システムおよびその視聴者端末ならびに応答メッセージ制御方法。 |
Publications (1)
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JP2006186494A true JP2006186494A (ja) | 2006-07-13 |
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ID=36739293
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JP2004375791A Pending JP2006186494A (ja) | 2004-12-27 | 2004-12-27 | 放送通信融合システムおよびその視聴者端末ならびに応答メッセージ制御方法。 |
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Country | Link |
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- 2004-12-27 JP JP2004375791A patent/JP2006186494A/ja active Pending
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