JP2006184986A - 端末機器及びその管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】
本発明の目的は、作業対象機器の情報と使用者の個人情報に基づいて、予め登録された作業対象機器に対して使用者のみが使用可能とすると共に、正常に動作させ、盗難を防止できる端末機器及びその管理方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、作業対象機器の情報を物理量によって検出するセンサと、前記機器の情報が記録された第1電子タグと、該第1タグの情報と使用者が有する個人情報が記録された第2電子タグの情報とを読取及び書込む読取・書込装置と、前記センサによって検出された前記物理量に基づいて特定された前記機器の情報と前記読み取られた使用者の情報とが予め前記第1電子タグに登録された情報と前記使用者の情報とに一致する場合のみ前記作業対象機器の使用が可能となる演算処理装置とを有することを特徴とする端末機器にある。
【選択図】 図1
本発明の目的は、作業対象機器の情報と使用者の個人情報に基づいて、予め登録された作業対象機器に対して使用者のみが使用可能とすると共に、正常に動作させ、盗難を防止できる端末機器及びその管理方法を提供することにある。
【解決手段】
本発明は、作業対象機器の情報を物理量によって検出するセンサと、前記機器の情報が記録された第1電子タグと、該第1タグの情報と使用者が有する個人情報が記録された第2電子タグの情報とを読取及び書込む読取・書込装置と、前記センサによって検出された前記物理量に基づいて特定された前記機器の情報と前記読み取られた使用者の情報とが予め前記第1電子タグに登録された情報と前記使用者の情報とに一致する場合のみ前記作業対象機器の使用が可能となる演算処理装置とを有することを特徴とする端末機器にある。
【選択図】 図1
Description
本発明は、発電プラントの予防保全作業、建設現場、各種機械の製造組み立て現場などで用いる携帯端末機器、計測機器及び車両をある位置及び環境でのみ正常に動作させると共に、機器の盗難を防止する新規な端末機器及びその管理方法に関する。
携帯電話や携帯型計算機のような携帯機器の管理方法では、電源を入れ、ソフトウエア起動時に認証コードを入力し、正しい使用者かどうかを判別する方法が取られてきた。近年では、個人所有のカード、電子媒体により認証を行う方式が取られてきた。
計算機では、セキュリティ機能付き計算機として、計算機のセキュリティ装置が不正に取り外された場合に計算機のアクセスを禁止する方法がある。ここでは、計算機の電源投入時にプログラムが実行され、不正にセキュリティ装置が取り外されたかどうかの判断システムに電子タグを用いている。この方法は特許文献1に示されている。
部外者の無断入室や機器の無断持出しを防止する方法として、人員及び部品に電子タグを付け、人員及び物品の施設への入出場、物品の持込み、持出しを管理するシステムがある。この方法では錠付き扉が設置されていない施設で、部外者の無断入室や物品の無断持出しを監視し即座に警報を発することができる。この方法は特許文献2に示されている。
車両の盗難防止を目的とする方法として、車両上の機器と車両外の機器の両機器間で定期的に通信処理を実施するシステムがある。この方法では問題が発生すると、通信異常を検知し、車両の所有者と緊急通報センタに盗難警報を発する。この方法は特許文献3に示されている。
一方、機器自体がある環境を判断し動作内容を決定する方法として、運転支援システムがある。ここでは車両自体が各種のセンサから走行状況を計測し、さらにドライバの技量を判断して運転支援を行う。この方法は特許文献4及び5に示されている。
プラントの建設現場や保全の現場では多くの人員が出入りするばかりでなく、様々な作業のために多くの計測機器や管理機器、情報機器などが作業現場に持ち込まれる。こういった現場で用いる作業対象機器は高価なものが多く、盗難の危険性がある。更に、使い方が複雑で使用してはいけない作業対象機器を間違えて使用することや、使用方法を間違えたことを原因とする事故が発生することもある。これらに対して従来は、作業場所にゲートを設置し、入出門時の荷物チェック等を実施しているが、プライバシーの問題や対象となる作業対象機器の数が多数あることから、必ずしも十分なチェックがされているとは言えない。
一方、例えば自動車では、各種の盗難防止機器が既に使われているが、これらの多くは製造後に後付けされたものであり、盗難防止機器が外される場合などの対応ができなかった。また、キーによる電子認証の例もあるが、関係するのはエンジンの制御ユニットのみであり、この部品が外された場合には、構成する部品が盗難された場合の対応が困難である。
これらの問題に対して、作業対象機器の使用認証用に個人所有のカード、電子媒体による認証を行う方式の場合には、それらのカードや電子媒体が作業対象機器と共に盗難された場合には作業対象機器が利用可能になる可能性がある。又、プログラムレベルでの認証のため、作業対象機器単体が盗難され部品毎にばらされた場合には個々の作業対象機器が利用可能である可能性が高い。更に、一旦認証されてしまえば、作業対象機器がどのような位置、環境にあっても基本的には使用可能である。
セキュリティ機能付き計算機の場合、作業対象機器に内蔵した電子タグによる認証の必要があり、不正にセキュリティ装置が外された場合には計算機へのアクセスが出来なくなるため、カードや電子媒体による認証を行う場合に比べて、盗難に対する危険性が低下する。しかしながら、この方法は装置への不正アクセスを防止することが目的であり、装置全体が盗難された場合には、部品が分解され、2次的利用の可能性があり、一旦認証されてしまえば、機器がどのような位置、環境にあっても基本的には使用可能である。
人員及び物品に電子タグを付け、人員及び物品の施設への入出場、物品の持込み、持出しを管理するシステムがある。この方法は完全に区切られた施設のゲートの入出場が前提であり、オープンスペースやゲート管理が困難な場合には使いにくく、自動車のように対象とする作業対象機器自体が広域を移動する可能性があるときや、使用範囲が広範囲な場合には管理が困難である。
車両上の作業対象機器と車両外の作業対象機器の両作業対象機器間で定期的に通信処理を実施し、問題が発生すると通信異常を検知して車両の所有者と緊急通報センタに盗難警報を発するシステムがある。この方法は、所有者が車両の近くにいない場合や、緊急通報センタが遠方にある場合などでは、問題が発生してから警報を発生し、その後センタで警報を受信した後の対応までに遅れが生ずる可能性がある。又、両作業対象機器間で定期的に通信処理を実施することから、通信に伴う電力が必要となり、通信異常を検知する装置が何らかの理由により取り外された場合には、部品個々が作業対象機器から分解される可能性がある。
これらのことから、作業対象機器自体が置かれた環境を判定し、動作状態を制御する方法が有効である。しかし、いずれの特許文献の従来技術では主に自動車を対象とするもので、運転者の技量に合わせて運転を支援することを目的としている。これらはGPS位置情報により位置を計測し、加速度、路面状況、降雨状況などの走行環境を計測する。また、予め登録された情報と自動車が動いている環境情報とに基づいて運転者の技量も判定する。しかしながら、これらの従来技術では自動車での利用を目的としているために、作業対象機器の運動に係る物理量状態の計測が多く、静止作業対象機器等への適用は困難である。
また、運転者の認証もカードやパスワードを用いることが多く、一旦認証されてしまえば正規の運転者ではない場合でも使用することが可能である。さらに、この場合、運転者は特定の自動車を運転することを想定されており、他の自動車を運転した場合や、運転者個人の運転履歴や技量が随時更新されることはない。
本発明の目的は、作業対象機器の情報と使用者の個人情報に基づいて、予め登録された作業対象機器に対して使用者のみが使用可能とすると共に、正常に動作させ、盗難を防止できる端末機器及びその管理方法を提供することにある。
本発明は、センサと第1電子タグ(以下、ICタグとする)と電子タグの読取及び書込装置を備えた端末機器において、センサから各種物理量を計測し、作業対象機器の置かれた位置情報と環境情報とから、作業対象機器が置かれた場所を特定し、さらに第2電子タグの付いた識別カードから使用者の情報を読み取り、予め第2電子タグに登録された環境と使用者の場合のみ使え、作業対象機器が置かれた場所や使用者が予め登録されたものでない場合には機能を失う端末機器にある。
即ち、電子タグとセンサを備え、第1電子タグには作業対象機器の使用場所、使用者が登録され、作業対象機器の読取及び書込装置を通じて第2電子タグをつけた識別カードから使用者の情報を読取ると共に、センサから各種物理量を計測し、作業対象機器が置かれた位置と環境を特定し、予め登録された場所と使用者でのみ作業対象機器が動作するもので、決められた人と決められた場所と環境でしか使えないようにしたものである。
作業対象機器が置かれた位置情報と環境情報としては、センサから計測した、温度、湿度、GPS位置情報、高度、圧力、空気成分、振動、光、電磁場、水平度、音といった物理量の計測結果のうち少なくとも1つを利用する。
作業対象機器が置かれた位置と環境を特定したのち、使用者の技量に応じて作業対象機器の使用範囲、動作内容を変えることができ、使用環境が変化した場合や、使用者の技量が予め決められたものに比べて低い場合には、作業対象機器に設けられた警報機が警告を発し、さらに作業対象機器の使用が不能になり、その機能を失うようにする。
作業対象機器が置かれた位置と環境を特定する情報のうち、GPS位置情報と振動の少なくともどちらか一方を用いて、作業対象機器が置かれた位置が海上であると判断する方法で、振動を加速度計で計測した結果、一定周期範囲内の振動が一定期間続いた場合に、その後の作業対象機器の使用が不能になり、その機能が失われるようにする。
作業対象機器が船又は航空機を利用して不正に搬送される場合に、GPS情報のみならず振動情報を検知して不正に搬送されていると判断する。
さらに、作業対象機器が置かれた位置と環境を特定する情報のうち、光の情報を用いて判断する方法で、光量がある一定以下である時間が一定期間続いた場合に、その後の作業対象機器の機能が失われる構造とする。さらに、作業対象機器が置かれた位置と環境を特定する情報のうち、音の情報を用いて盗難を判断する方法で、作業対象機器の電源が入っていないにも関わらず、ある音圧レベルにある時間が一定期間続いた場合に、その後の作業対象機器の機能が失われるようにする。
作業対象機器が、コンテナ等に詰められて不正に搬送される場合に、長時間光が無い状態にあったことを検知して不正に搬送されていると判断する。
作業対象機器が、トラック等に載せられて不正に運ばれる際には、運送時の定常的な騒音を検知して、不正に搬送されていると判断する。
さらに、作業対象機器が予め決められた特定の使用者の場合しか動作しないように、作業対象機器には認証システムが付けられ、その認証は、バイオメトリクス、暗証番号、パスワード、識別カードのうちの少なくとも1つ又は2つ以上を組み合わせたものであり、それらの認証情報が1電子タグに書き込まれた構造とする。
さらに、作業対象機器を使用する場所に読取及び書込装置を備え、予め作業対象機器の使用者として登録された者が、予め作業対象機器を使用する場所として登録された場所で作業対象機器の使用認証を行った場合にのみ使え、さらに作業対象機器の使用実績が作業対象機器及び使用者の電子タグに書き込まれるようにする。
本発明によれば、作業対象機器の情報と使用者の個人情報に基づいて、予め登録された作業対象機器に対して使用者のみが使用可能とすると共に、正常に動作させ、盗難を防止できる端末機器及びその管理方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体的な実施例によって説明する。
図1は、本発明に係る端末機器の構成図である。本実施例では、端末機器1は作業対象機器に備えられ、中央処理演算装置2、演算装置3、制御装置4、入力装置5、記憶装置6、表示装置7で構成されている。又、端末機器1内部に読取及び書込装置となるリーダ/ライタ8、センサ9、第1電子タグ10、GPS受信機11及びアンテナ12を有する。第1電子タグ10には端末機器1を使用可能な場所や環境、搬送される可能性のある場所、例えば、工場、地域、国、使用可能な作業者の所属、分類、名前、レベルなどの情報が予め記録されている。端末機器1は携帯端末機器として用いられ又は作業対象機器に備え付けて用いられるいずれでも良い。
センサ9は、端末機器1が存在する場所を特定するための物理量を計測するものである。又、端末機器1には、その存在する場所を特定するために、GPS受信機11及びそのアンテナ12がある。端末機器1は、後述の方法により、使用開始時及び使用中に現在端末機器1が存在している場所や使われている場所を時々刻々と検出し、もし予め使用が登録されている場所でなければ、それ以降の使用が不能になる構造である。使用を停止している最中にも、定期的に端末機器1が存在している場所を検出し、もし予め端末機器1の使用又は搬送が登録されている場所でなければ、それ以降の使用が不能になる構造である。
一方、端末機器1を使用する作業者は第2電子タグ13を内蔵した識別カード14を有する。識別カード14には、作業者に関する個人情報、例えば、作業者の所属、年齢、作業及び端末機器1の使用が可能かどうかなどの情報が第2電子タグ13に予め記録されている。識別カード14を有する作業者は、端末機器1を利用する際には、自分の識別カード14を端末機器1に近づけ、使用認証を実施する。識別カード14と端末機器1の間は無線により情報をやり取りする。端末機器1のリーダ/ライタ8は第2電子タグ13から作業者の情報を読み取り、記憶装置6に予め登録されている作業者かどうかの照合を行い、正しい作業者である場合のみ、端末機器1のオペレーティングシステムが起動し、端末機器1を正規に利用することが可能な状態となる。
一方、登録されていない作業者の場合には、端末機器1のオペレーティングシステムは起動せず、端末機器1を使うことができなくなる。端末機器1を一旦使うことが出来なくなった場合には、正しい作業者が再度使用認証を実施する必要がある。作業者の識別カード14の第2電子タグ13には、端末機器1の使用を開始した日時、使用をやめた日時が書き込まれる。一方、端末機器1の記憶装置6には、作業者の使用開始日時、使用終了日時が書き込まれる。たとえ正しい作業者であった場合でも、第1電子タグ10に予め登録されている使用可能な場所や環境、搬送される可能性のある場所、例えば、工場、地域、国などでないと使用することができない。
図2は、本発明に係る端末機器の電源投入後の通常使用時の動作手順を示すフロー図である。ステップ101で電源投入するとステップ102でBIOS読込を実施する。ステップ103でチェックプログラムが起動し、ステップ104で基本情報の読込みを行う。ここでは、予め電子タグに記録されている基本情報105を読込む。ここでいう基本情報とは、端末機器1を使用可能な場所や環境、搬送される可能性のある場所、例えば、工場、地域、国などであり、さらに使用可能な作業者の所属、分類、名前、レベルなどである。
次のステップ106のセンサ信号計測では、センサ信号107を計測する。ステップ104で読込んだ基本情報105とステップ106で計測したセンサ信号107とを比較し、ステップ108では機器の存在する位置情報判断を行う。もし、位置情報から、現在端末機器1が存在する場所が正しい場所と判断された場合には、ステップ109のOSメモリ読込に移行する。一方で、位置情報から、現在端末機器1が存在する場所が正しくないと判断された場合には、ステップ110の動作中止に移行する。ステップ109のOSメモリ読込後、端末機器1はステップ111の通常動作へ移行する。その後、通常動作中はステップ112のようにタイマが起動中となっている。このタイマがトリガとなり、ステップ113のチェックプログラムが起動される。
このタイマのトリガの間隔は、基本情報105に予め記録しておく。ステップ113のチェックプログラム起動後のステップ114のセンサ信号計測、ステップ115ノセンサ信号、ステップ116の位置情報判断、ステップ118の動作中止の動作は、それぞれ前述のステップ106、107、108、110と対応する。もし、位置情報から、現在端末機器1が存在する場所が正しい場所と判断された場合には、ステップ117の通常動作へ移行する。その後、ステップ112のタイマ起動に戻り、ステップ113のチェックプログラム起動からステップ117の通常動作を繰返す。このように本発明では、端末機器1を使用開始する起動時のみならず、使用中も定期的に端末機器1自体が存在する場所を確認することにより、端末機器1のセキュリティを高め、盗難を未然に防止する構造となっている。ステップ112のタイマによるトリガの発生間隔、すなわちチェックプログラムの動作は、最短で中央処理演算装置2の処理速度間隔とすることができる。
図3は基本情報の登録手順要領を示すフロー図である。まず、製品の最終組み立て完成後、出荷検査時にステップ201で電源ONを行う。その後、ステップ202で出荷チェックを実施するが、その際の最終ステップ203で初期パスワードを設定する。その後、ステップ204で電源OFFを行う。次にステップ205で再度電源ONを行うと、ステップ206にて初期パスワード入力を行い、ステップ207にて基本情報登録モードに入った後、ステップ208で基本情報登録を行う。ステップ205から208は、通常、機器を購入したユーザが実施するが、製品出荷時に基本登録情報が予め分かっていれば、出荷前に登録しても良い。ステップ208で登録する基本情報としては、認証手段、パスワード、使用者、使用場所、判断条件などである。判断条件は、使用者が自ら各パラメータを設定することも可能であり、あるいはモデルパターンとして予め用意してある初期値を利用しても良い。
図4は、作業者の認証手段、使用及び特徴の例を示す図である。認証手段としては、バイオメトリクス、暗証番号、パスワード、IDカードなどがある。このうちバイオメトリクスには指紋、虹彩、声紋、動的署名などがある。それぞれの認証手段には特徴があり、これらを組み合わせて使うことが可能である。
図5は、端末機器の位置判断に用いる計測物理量、使用センサ及び判断条件の例を示す図である。計測物理量としては、温度、湿度、位置、高度、圧力、雰囲気成分、振動、音、光、電磁場、水平度などがある。それぞれの物理量を計測するセンサとして、温度は温度計や熱電対、湿度は乾式/湿式湿度計、位置はGPS(Global Positioning System)、高度は高度計、圧力は圧力計、雰囲気成分はガス分析計、振動は加速度計とFFT(Fast Fourier Transform)アナライザ、音は騒音計とFFTアナライザ、光は高度計、電磁場はガウスメータ、水平度は水準器が用いられる。判断条件はそれぞれの物理量で異なり、瞬時値、ある期間の平均値、最大値、最小値、変化率、変動パターンなどから判断を行う。
例えば、GPSは位置の正確な判断が可能であるが、電波が届かない場合には判断が付かない可能性がある。そのような場合、例えば、波浪の揺れを検知し、海上にあることを判断する。さらに、電源がOFFのまま、光が全く届かない場所に長期間保管されている場合には盗難されたと判断する。さらに、電源がOFFのまま数時間に渡り同じパターンの振動が継続される場合には、盗難され輸送されている状況にあると判断を行う。
図6は、端末機器の振動の検出による位置の判断を行う例を示す図である。図6(a)は加速度計により計測された振動の信号をFFT処理した結果のパワースペクトルの例である。横軸は振動の周波数成分であり、縦軸はぞれぞれの振動成分の強さ(dB)である。高く出ている振動周波数成分がその振動の主成分であることを示している。図6(a)では0.3Hzの振動周波数成分305が一番強くでており、その前後の振動周波数成分が0.3Hzに次いで強くでている。
図6(b)は、0.3Hzにおける計測値の強さの時間的変化を示した図である。横軸が計測時間、縦軸が計測値の強さである。図では計測間隔ti毎309に値を計測している。0.3Hzの成分306の計測値310が、計測時間内で上限値311と下限値312の範囲内にある。
もし、ある条件、例えば、0.3Hzの振動が計測時間内範囲で上限値a310及び下限値b311の間にあったならば、当該機器が海上にあるという条件を決め、基本情報として登録した場合、加速度計とFFTアナライザを用いた振動解析から、機器が海上にあるという判断を行う。もちろん、実際の海上の場合には、多くの波浪による振動成分が入るため、周波数、強さ、持続時間の関係を適宜決め、またはいくつかの条件を組み合わせることで基本情報とすれば良い。
以上、本実施例によれば、特定の位置及び環境でのみ使用可能であり、予め決められた作業者のみが使用可能とし、さらに作業対象機器や使用者の使用履歴を管理することで、決められた位置及び環境でのみ正常に動作させ、作業対象機器と作業を管理し、盗難を防止できる端末機器及びその管理方法を提供することができる。
又、発電プラントの予防保全作業や建設現場、各種機械の製造組み立て現場などで用いる携帯端末機器、計測機器、車両とその作業を管理し、又、作業対象機器及び車両に取り付けられて作業対象機器や車両の管理及び盗難を防止することができる。
図7は、本発明に係る携帯端末機器と閉じられた作業場所における作業対象機器との構成を示す斜視図である。本実施例では、携帯端末機器56自身が図1に示す構成を有するものである。閉じられたとは、作業を実施する場所へ外部からの出入りが自由でなく、一箇所もしくは複数箇所のゲートや出入り口で作業場所とそれ以外の場所が区切られたことを意味する。作業場所51内には作業対象機器52がある。作業場所51には出入口53があり、ここには電子タグ読取及び書込装置付きゲート54がある。作業者55は携帯端末機器56と作業者識別カード57を有する。作業者55は、作業場所51に入場する際に、作業者識別カード57により入場認証を行う。入出場及び機器使用管理装置58は、入場が認証された場合のみ、作業場所51への入場が可能となる装置全体を管理するものである。
もし、認証されない場合には、出入口53に自動的にロックが掛かり、あるいは作業場所51の管理者に通報される。携帯端末機器56が図1で示した盗難防止装置付きの機器であれば、ゲート54で認証された作業者55のみが、携帯端末機器56を利用することができる。つまり、作業場所51でのみ携帯端末機器56が利用可能となり、作業対象機器52の使用が可能になる。
図8は、複数の作業対象機器に対する携帯端末機器との関係を示す構成図である。ここでは、図7に示すような閉じられた作業場所52と、閉じられていない作業エリア62の場合を含めた全体構成を示す。作業エリア62は閉じられた作業場所51と異なり、閉じられていない空間にある。作業場所51と作業エリア62は近くにある場合と遠い場合がある。さらに、複数存在する場合がある。作業エリア62の付近には電子タグ読取及び書込装置付きポスト64がある。ゲート54、電子タグ読取及び書込装置付きポスト64とも、作業対象機器52,63の全体を管理する入出場及び機器管理装置58、65に接続されており、更に入出場及び機器管理装置58、65はネットワーク59を通じて上位管理装置60、データベース61に接続されている。
作業者55は作業対象機器63付近において携帯端末機器56を用いる場合、電子タグ読取及び書込装置付きポスト64に自分の作業者識別カード57により作業認証を行う。作業者識別カード57には作業認証されたという情報が書き込まれ、これにより携帯端末機器56が利用可能な状態となり、作業対象機器63の使用が可能になる。しかしながら、この場合、作業エリア62は区切られていないため、作業者56が作業エリア62の外に携帯端末機器56を持ち出して使用する可能性がある。
それを防止する第一の方法は、携帯端末機器56の利用時間を最大4時間程度に制限し、制限時間が来たら再度作業認証を行わなければ携帯端末機器56が利用できなくする方法がある。第二の方法は、一定時間間隔で電子タグ読取及び書込装置付きポスト64と作業者識別カード57、携帯端末機器56で自動認証を実施し、自動認証がされなくなり、ある一定時間経過後に携帯端末機器56が利用できなくなる方法がある。第一の方法は第ニの方法の両者を組み合わせた方法が考えられる。
本実施例においても、実施例1と同様、特定の位置及び環境でのみ使用可能であり、予め決められた作業者のみが使用可能とし、さらに作業対象機器や使用者の使用履歴を管理することで、決められた位置及び環境でのみ正常に動作させ、作業対象機器と作業を管理し、盗難を防止でき、各種機器への適用ができる。
図9は、本発明に係る他の例を示す端末機器の構成図である。本実施例では、実施例1における第1電子タグ10の代わりに、端末機器31の内部にある制御装置34と記憶装置36の中間に電子タグ付き補助部品40として設けたものである。盗難防止の観点から、端末機器31内の各部品間の接続を兼ねて電子タグ付き補助部品43を設けたもので、電子タグ付き補助部品43は多いほど良い。従って、電子タグ付き補助部品43が外されると端末機器31の使用が不能となり、作業対象機器と作業を管理し、盗難を防止できる。
図10は、電子タグを取り付けたICパッケージの断面図である。ICチップ81は封止樹脂82により基板83に固定されている。基板83ははんだボール84で基板85に固定されている。ここで、電子タグ86は封止樹脂82と基板83との間に挟まれて固定されている。この場合、電子タグ86を無理に取ろうとすると封止樹脂82と基板83が剥がれることから、ICパッケージは機能しなくなる。電子タグ86にはICパッケージの固有情報が記入されており、部品の管理や認証に用いられる。本実施例のICパッケージは、図1に示す中央処理演算装置2に該当するものであり、電子タグ86は、作業対象機器に関する情報が記録されている。
図11は、本発明に係る端末機器を自動車に適用した構成図である。自動車501は動力装置502で得られた動力を変速装置503、動力伝達機構504を用いてタイヤ505に伝えて走る。動力装置502の制御は動力制御装置507により行われる。自動車501は第1電子タグの読取及び書込装置を装備した運転者識別装置506と自動車用情報端末機器508を備えている。自動車用情報端末508は動力制御装置507と接続されており、動力制御装置507動作認証を行う。つまり、自動車501は自動車用情報端末機器508の認証なしには、作動しない。
自動車用情報端末機器508では、自動車501が存在する場所を特定するために、図1と同様に、GPS受信機とそのアンテナ及びセンサが備え、他の構成も同様に設けられている。自動車用情報端末機器508では、図1に示す端末機器1と同じように、使用開始時及び使用中に現在機器が存在している場所や使われている場所を時々刻々と検出し、もし予め使用が登録されている場所以外であれば、それ以降、動力制御装置507により動作認証が行われない構造である。また、自動車501が使用を停止している最中にも、定期的に、自動車501が存在している場所を検出し、もし予め自動車501の使用又は搬送が登録されている場所以外であれば、それ以降、動力制御装置507により動作認証が行われない構造である。
また、運転者509は識別カード510を所有しており、個人情報が記録された第2電子タグを有する識別カード510を所有した運転者509が自動車501に乗車し、自動車501の使用を開始しようとする際に、運転者識別装置506は識別カード510の情報を読み、予め登録された内容と照合される。照合された結果、識別カード510の内容が正しければ運転者識別装置506は動力制御装置507に信号を発する。動力制御装置からの信号により、自動車501が使用可能となる。識別カード509に予め使用可能な日時、場所を登録し、正規のデータでない場合には、運転者識別装置506が動力制御装置507に信号を出力しないようにすることで、運転者509を制限し自動車501の盗難を防止することができる。その場合には識別カード510の情報読み出し、書き込み用に別途装置を用いる。
図12は、使用可能範囲の設定例を示す図である。使用者は大分類、小分類の中から任意の場所を選ぶ。大分類項目として例えば地域があり、その中の小分類には国、県、市区町村などがある。また、大分類項目として例えば道路があり、その中の小分類には道路名、指定道路から幅○○kmといった設定がある。また大分類には指定地点からのエリアという設定もある。対象とする自動車用情報端末機器508の存在する場所が、この設計範囲外に出たときに自動車用情報端末機器508の機能が失われる構造とすれば、その使用者、使用場所を制限することが可能となり、盗難を防止することができる。
本実施例においても前述の実施例と同様に、決められた位置及び環境でのみ正常に動作させ、作業対象機器と作業を管理し、盗難を防止でき、各種機器や車両の管理及び盗難を防止することができる。
1…端末機器、2…中央処理演算装置、3…演算装置、4…制御装置、5…入力装置、6…記憶装置、7…表示装置、8…読取及び書込装置、9…センサ、10…電子タグ、11…GPS受信機、12…アンテナ、13…電子タグ、14…識別カード、31…携帯端末機器、32…中央処理演算装置、33…演算装置、34…制御装置、35…入力装置、36…記憶装置、37…表示装置、38…読取及び書込装置、39…センサ、40…電子タグ付き補助部品、41…GPS受信機、42…アンテナ、43…識別カード、44…電子タグ、51…作業場所(建屋内又は塀内)、52…作業対象機器、53…作業場所出入口、54…電子タグ読取及び書込装置付きゲート、55…作業者、56…携帯端末機器、57…作業者識別カード、58…入出場及び機器使用管理装置、59…ネットワーク、60…管理装置、61…データベース、62…作業場所(屋外又はまたは塀なし)、63…作業対象機器、64…電子タグ読取及び書込装置付きポスト、81…ICチップ、82…封止樹脂、83…基板、84…はんだボール、85…基板、86…第1電子タグ101…電源投入、102…BIOS読込、103…チェックプログラム起動、104…本情報読込、105…基本情報、106…センサ信号計測、107…センサ信号、108…位置情報判断、109…OSメモリ読込、110…動作中止、111…通常動作、112…タイマ起動、113…チェックプログラム起動、114…センサ信号計測、115…センサ信号、116…位置情報判断、117…通常動作、118…動作中止、201…電源ON、202…出荷チェック、203…初期パスワード設定、204…電源OFF、205…電源ON、206…初期パスワード入力、207…基本情報登録モード、208…基本情報、501…自動車、502…動力装置、503…変速装置、504…動力伝達装置、505…タイヤ、506…運転者識別装置、507…動力制御装置、508…自動車用情報端末装置、509…運転者、510…識別カード。
Claims (19)
- 作業対象機器の情報を物理量によって検出するセンサと、前記機器の情報が記録された第1電子タグと、該第1タグの情報と使用者が有する個人情報が記録された第2電子タグの情報とを読取及び書込む読取・書込装置と、前記センサによって検出された前記物理量に基づいて特定された前記機器の情報と前記読取られた使用者の情報とが予め前記第1電子タグ及び第2タグに登録された情報とに一致する場合のみ前記作業対象機器の使用が可能となる演算装置とを有することを特徴とする端末機器。
- 請求項1において、前記作業対象機器の情報が、該作業対象機器が置かれている位置及びその環境であることを特徴とする端末機器。
- 請求項1又は2において、前記センサは、温度、湿度、GPS位置情報、高度、圧力、空気成分、振動、光、電磁場、水平度及び音の少なくとも1つの物理量を検出する素子を有することを特徴とする端末機器。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、前記個人情報が、バイオメトリクス、暗証番号、パスワード及び識別カードの1つ又は2つ以上の組み合わせであることを特徴とする端末機器。
- 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記読取・書込装置は、前記作業対象機器の使用実績を前記第1電子タグ及び前記使用者の第2電子タグに書込むことを特徴とする端末機器。
- 請求項1〜5のいずれかにおいて、前記演算装置は、前記機器の情報と使用者の情報とが予め登録されたものと一致しない場合には前記作業対象機器の使用が不能になる演算処理を有することを特徴とする端末機器。
- 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記演算装置は、前記使用者の技量に応じて前記機器の使用範囲及び動作内容を変えることができ、使用環境が変化した場合及び前記使用者の技量が予め設定されたものに比べて低い場合、警告を発する演算処理又は前記作業対象機器の使用が不能になる演算処理を有することを特徴とする端末機器。
- 請求項1〜7のいずれかにおいて、前記演算装置は、前記センサによって検出された位置情報と振動の少なくとも一方に基づいて海上か否かを判断すると共に、前記振動が一定周期範囲内で一定期間続いた場合、その後の前記作業対象機器の使用が不能になる演算処理を有することを特徴とする端末機器。
- 請求項1〜8のいずれかにおいて、前記演算装置は、前記センサによって検出された光の光量がある一定以下である時間が一定期間続いた場合、その後の前記作業対象機器の使用が不能になる演算処理を有することを特徴とする端末機器。
- 請求項1〜9のいずれかにおいて、前記演算装置は、前記作業対象機器の電源が入っていない場合、前記センサによって検出された音の音圧レベルが所定レベル以上で一定期間続いた場合、その後の前記作業対象機器の使用が不能になる演算処理を有することを特徴とする端末機器。
- 作業対象機器の情報を物理量によって検出するセンサと、前記機器の情報が記録された第1電子タグと、該第1タグの情報と使用者が有する個人情報が記録された第2電子タグの情報とを読取り及び書込む読取・書込装置とを有する端末機器の管理方法において、前記センサによって各種物理量を計測し、該計測結果に基づいて前記作業対象機器の情報を特定すると共に、前記個人情報から使用者の情報を読取り、前記特定された情報と読み取られた前記使用者の個人情報とが、予め登録された前記作業対象機器の情報と使用者の個人情報に一致する場合のみ前記作業対象機器の使用が可能となることを特徴とする端末機器の管理方法。
- 請求項11において、前記物理量は、温度、湿度、GPS位置情報、高度、圧力、空気成分、振動、光、電磁場、水平度及び音の少なくとも1つであることを特徴とする端末機器の管理方法。
- 請求項11又は12において、前記個人情報が、バイオメトリクス、暗証番号、パスワード及び識別カードの1つ又は2つ以上の組み合わせであることを特徴とする端末機器の管理方法。
- 請求項11〜13のいずれかにおいて、前記作業対象機器の使用実績を前記第1電子タグ及び前記使用者の第2電子タグに書込むことを特徴とする端末機器の管理方法。
- 請求項11〜14のいずれかにおいて、前記機器の情報と使用者の情報とが予め登録されたものと一致しない場合には前記作業対象機器の使用が不能になることを特徴とする端末機器の管理方法。
- 請求項11〜15のいずれかにおいて、前記使用者の技量に応じて前記機器の使用範囲及び動作内容を変えることができ、使用環境が変化した場合及び前記使用者の技量が予め設定されたものに比べて低い場合、警告を発するか、又は前記作業対象機器の使用が不能となることを特徴とする端末機器の管理方法。
- 請求項11において、前記物理量が、GPS位置情報と振動の少なくとも一方であり、前記検出された振動が一定周期範囲内で一定期間続いた場合に、海上であると判断し、その後の前記作業対象機器の使用が不能となることを特徴とする端末機器の管理方法。
- 請求項11において、前記物理量が、光であり、その光量がある一定以下である時間が一定期間続いた場合、その後の前記作業対象機器の使用が不能となることを特徴とする端末機器の管理方法。
- 請求項11において、前記物理量が、音の情報であり、前記作業対象機器の電源が入っていない場合、前記音がある音圧レベルにある時間が一定期間続いた場合、その後の前記作業対象機器の使用が不能となることを特徴とする端末機器の管理方法。
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