JP2006184696A - 画像形成装置 - Google Patents

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Tomoyoshi Sugihara
友義 杉原
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

【課題】表示パネルのコントラストと音声ガイド装置の音量とを1つの調整値入力手段によって調整できるようになる画像形成装置を提供する。
【解決手段】単一の調整値入力手段によって入力された調整値を、表示パネルのコントラスト調整値として表示パネルのコントラスト調整手段に与えるか、音声ガイド装置の音量調整値として音声ガイド装置に与えるかを制御する制御手段を備えており、制御手段は、操作案内モードとして通常モードが設定されている場合には、調整値入力手段によって入力された調整値を表示パネルのコントラスト調整値として表示パネルのコントラスト調整手段に与え、操作案内モードとして音声ガイドモードが設定されている場合には、調整値入力手段によって入力された調整値を音声ガイド装置の音量調整値として音声ガイド装置に与える。
【選択図】図1

Description

この発明は、表示パネルと音声ガイド機能とを備えた複写機、デジタル複合機等の画像形成装置に関する。
近年、ユニバーサルデザインのような障害者を意識したシステム設計や、健常者に対しても、より使いやすいシステムの設計が求められている。複写機、デジタル複合機等の画像形成装置においても同様な要求があり、対応して行く必要が出てきた。
そこで、画像形成装置として、視力が弱いユーザに対して、所定のモード(音声ガイドモード)を設定すると、音声による操作案内を行う音声ガイド装置を備えたものが開発されている(特開2003−29890号公報参照)。
ところで、表示パネルと音声ガイド機能とを備えた画像形成装置においては、表示パネルのコントラストを調整するためのコントラスト調整用ボリュームと、音声ガイド装置の音量を調整するための音量調整用ボリュームとが設けられている。
しかしながら、視力が弱いユーザが操作する場合に設定される音声ガイドモード時には、音声ガイド装置の音量を調整することは重要であるが、表示パネルのコントラストを調整することはさほど重要ではない。また、音声ガイドモードが設定されていない場合には、表示パネルのコントラストを調整することは重要であるが、音声ガイド装置の音量を調整することは無意味である。
特開2003−29890号公報
この発明は、表示パネルのコントラストと音声ガイド装置の音量とを1つの調整値入力手段によって調整できるようになる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、表示パネルと音声ガイド装置を備えており、操作案内モードとして音声ガイドを出力させない通常モードと、音声ガイドを出力させる音声ガイドモードとが設定可能な画像形成装置において、表示パネルのコントラスト調整値または音声ガイド装置の音量調整値を設定するための単一の調整値入力手段、ならびに調整値入力手段によって入力された調整値を、表示パネルのコントラスト調整値として表示パネルのコントラスト調整手段に与えるか、音声ガイド装置の音量調整値として音声ガイド装置に与えるかを制御する制御手段を備えており、制御手段は、操作案内モードとして通常モードが設定されている場合には、調整値入力手段によって入力された調整値を、表示パネルのコントラスト調整値として表示パネルのコントラスト調整手段に与え、操作案内モードとして音声ガイドモードが設定されている場合には、調整値入力手段によって入力された調整値を、音声ガイド装置の音量調整値として音声ガイド装置に与えるものであることを特徴とする。
この発明によれば、表示パネルのコントラストと音声ガイド装置の音量とを1つの調整値入力手段によって調整できるようになる。
以下、図面を参照して、この発明を複写機に適用した場合の実施例について説明する。
図1は、複写機における表示パネルのコントラストおよび音声ガイド装置の音量を調整するための回路の構成を示している。
10は、複写機全体を制御するための制御部である。1は、制御部10から送られてくる表示信号に基づいて液晶表示器(表示パネル)2に操作案内画面等を表示するLCDドライバである。LCDドライバ1は、液晶表示器2のコントラストを調整するためのコントラスト調整手段を含んでいる。なお、図示しないが液晶表示器2にはタッチパネルが設けられている。
3は、制御部10からの指示に基づいて、音声ガイドのための音声信号を発生する音声ガイド装置である。音声ガイドには、操作方法を示す音声の他、キーが操作されたことを示すキー音も含まれる。音声ガイド装置3によって生成された音声信号はスピーカ4に送られる。なお、音声ガイド装置3内には、音量を調整するためのアンプが含まれている。
21は、液晶表示器2のコントラストと、音声ガイド装置3の音量を調整するためのボリューム(調整値入力手段)である。22は、ボリューム21によって設定された調整値を、液晶表示器2のコントラストを調整するための調整値としてLCDドライバ1に与えるか、音声ガイド装置3の音量を調整するための調整値として音声ガイド装置3に与えるかを選択するためのセレクタである。セレクタ22は、制御部10によって制御される。
この複写機では、操作案内モードとして、音声ガイドを出力させない通常モードと、音声ガイドを出力させる音声ガイドモードとをユーザが初期設定において設定できるようになっている。制御部10は、現在設定されている操作案内モード(通常モードまたは音声ガイドモード)に基づいて、セレクタ22を制御する。
つまり、操作案内モードとして通常モードが設定されている場合には、ボリューム21によって設定された調整値が、液晶表示器2のコントラストを調整するための調整値としてLCDドライバ1に与えられるように、制御部10はセレクタ22を制御する。操作案内モードとして音声ガイドモードが設定されている場合には、ボリューム21によって設定された調整値が、音声ガイド装置3の音量を調整するための調整値として音声ガイド装置3に与えられるように、制御部10はセレクタ22を制御する。
したがって、操作案内モードとして通常モードが設定されている場合には、音声ガイド装置の音量を調整することは無意味であるので、ボリューム21は、液晶表示器2のコントラストを調整するために用いられる。操作案内モードとして音声ガイドモードが設定されている場合には、液晶表示器2のコントラストを調整することはさほど重要ではないので、ボリューム21は音声ガイド装置3の音量を調整するために用いられる。
複写機における表示パネルのコントラストおよび音声ガイド装置の音量を調整するための回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 LCDドライバ
2 液晶表示器
3 音声ガイド装置
4 スピーカ
10 制御部
21 ボリューム
22 セレクタ

Claims (1)

  1. 表示パネルと音声ガイド装置を備えており、操作案内モードとして音声ガイドを出力させない通常モードと、音声ガイドを出力させる音声ガイドモードとが設定可能な画像形成装置において、
    表示パネルのコントラスト調整値または音声ガイド装置の音量調整値を設定するための単一の調整値入力手段、ならびに
    調整値入力手段によって入力された調整値を、表示パネルのコントラスト調整値として表示パネルのコントラスト調整手段に与えるか、音声ガイド装置の音量調整値として音声ガイド装置に与えるかを制御する制御手段を備えており、
    制御手段は、操作案内モードとして通常モードが設定されている場合には、調整値入力手段によって入力された調整値を、表示パネルのコントラスト調整値として表示パネルのコントラスト調整手段に与え、操作案内モードとして音声ガイドモードが設定されている場合には、調整値入力手段によって入力された調整値を、音声ガイド装置の音量調整値として音声ガイド装置に与えるものであることを特徴とする画像形成装置。
JP2004379329A 2004-12-28 2004-12-28 画像形成装置 Pending JP2006184696A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003335033A (ja) * 2002-05-22 2003-11-25 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003335033A (ja) * 2002-05-22 2003-11-25 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

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