JP2006184117A - 録画システム、配信装置、録画装置 - Google Patents

録画システム、配信装置、録画装置 Download PDF

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Abstract

【課題】チューナデバイスおよび録画デバイス間でLANを介して行われる録画動作を事前に設定した予約スケジュール通りに実行できるようにする。
【解決手段】この録画システムは、放送波を受信して映像コンテンツをLAN5へ配信する機能を有するチューナデバイス1と、LAN5から映像コンテンツを受信して録画する機能を有する録画デバイス3とをLAN5に接続し、チューナデバイス1と録画デバイス3が録画予約管理機能を持ち、予め設定された時刻にチューナデバイス1が受信した放送の映像コンテンツをLAN5に接続された録画デバイス3で録画する録画システムであり、予め予定された録画予約の開始時刻に先立ってチューナデバイス1と録画デバイス3との間で時刻同期手順を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば放送局から放送される番組を受信して映像コンテンツとしてネットワークへ配信する配信装置と、ネットワークを通じて配信された映像コンテンツを録画する録画装置と、これら装置からなる録画システムに関する。
近年、例えばDVDレコーダ、ハードディスクレコーダなどの録画装置や地上波デジタルテレビチューナなどの放送受信装置が家電製品として販売され、放送番組の録画、視聴が大変便利になってきている。
これらの機器の中には、LANなどのネットワークを介して接続できる機器も登場しており、機器単体の動作からシステム動作へと動作形態が変わりつつある。
この種の先行技術としては、放送受信データ送出装置と録画装置とをネットワークで接続し、放送受信データ送出装置で受信した放送信号を録画装置で予約録画する構成が開示されている(例えば特許文献1参照)。
上記先行技術の場合、放送受信データ送出装置と録画装置の両者に予約テーブルを配置し、録画開始時間が到来すると、放送受信データ送出装置で符号化されたデジタル番組信号を録画装置に記憶することで予約録画を実現している。
特開2003‐258802号公報(段落番号[0041]〜[0059]、図5、図7)
このように上記した先行技術では、放送受信データ送出装置と録画装置とがそれぞれ予約テーブルを持ち、予約テーブルに記録された録画開始時間になると、データの送出、録画を行っているが、これらの動作はそれぞれの装置が持つクロック、つまり時計機能に従ってスケジューリングされて実行される。
しかしながら、通常、コンシューマ機器には、それほど精度の高い時計機能は備えられておらず、ある程度の誤差範囲で時刻が進んだり遅れたりする。
放送受信データ送出装置と録画装置とで間で時刻のずれが発生すると、録画データの先頭や末尾に欠落が生じたり、録画自体が失敗する恐れがある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、ネットワークを介して行われる録画動作を事前に設定した予約スケジュール通りに実行できる配信装置、録画装置を提供することを目的としている。
上記した目的を達成するために、本発明の録画システム、放送を受信して映像コンテンツを配信する配信装置と、前記配信装置とネットワークを介して接続され、前記映像コンテンツを受信して録画する録画装置と、予め設定された時刻に前記配信装置が受信した放送の映像コンテンツを前記録画装置で録画する録画予約管理手段と、前記録画予約管理手段により予約された録画動作が開始される時刻に先立って前記配信装置と前記録画装置との間で時刻同期手順を実行する時刻同期手順実行手段とを具備したことを特徴とする。
本発明の録画装置は、放送を受信して映像コンテンツをネットワークへ配信する配信装置よりネットワークを通じて配信された映像コンテンツを受信する手段と、予め設定された時刻に、前記受信手段により受信された映像コンテンツを録画する予約録画手段と、前記予約録画手段が映像コンテンツの録画を行う時刻に先立って前記配信装置との間で時刻同期手順を実行する時刻同期手順実行手段とを具備したことを特徴とする。
本発明の配信装置は、放送を受信して映像コンテンツを生成しネットワークに接続された録画装置へ配信する映像コンテンツ配信手段と、予め設定された時刻に、前記映像コンテンツ配信手段に対して、映像コンテンツを配信させる予約配信手段と、前記予約配信手段が映像コンテンツの配信を行う時刻に先立って前記録画装置との間で時刻同期手順を実行する時刻同期手順実行手段とを具備したことを特徴とする。
本発明では、ネットワークを介して接続された配信装置および録画装置が、予約録画を開始する前、つまり録画時刻に先立ち、互いの間でネットワークを通じて時刻同期手順を実行することにより、ネットワークを介した録画動作における予約開始時刻や終了時刻のズレがなくなり、設定された予約スケジュール通りに録画動作を実行できるようになる。
以上説明したように本発明によれば、配信装置および録画装置間でネットワークを介して行われる録画動作を事前に設定した予約スケジュール通りに実行できるようになる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る一つの実施形態の録画システムの構成を示す図、図2は図1の録画システムのチューナデバイスの構成を示す図、図3は図1の録画システムの録画デバイスの構成を示す図である。
図1に示すように、この録画システムは、配信装置の一つとしてのチューナデバイス1と、録画装置の一つとしての録画デバイス3とをLAN5などのネットワークを介して接続して構成されている。なお、この例は、チューナデバイス1と録画デバイス3をLAN5に1つずつ接続した例であるが、それぞれ複数接続しても良い。
チューナデバイス1は、例えばテレビジョンやセットトップボックス(STB)などであり、放送波を受信し、例えばMPEG2、MPEG4などの動画形式の映像コンテンツにエンコードしてネットワークに映像コンテンツのデータをLAN5を通じて配信する機能を有するデバイスである。
録画デバイス3は、例えばDVDビデオレコーダやハードディスクレコーダなどであり、ネットワークから映像コンテンツのデータを受信して、内蔵あるいは外部接続したハードディスクなどの記憶媒体に記録する機能を持つデバイスである。
つまり録画デバイス3は、チューナデバイス1が受信した放送コンテンツを取得して記憶媒体に記録するネットワークストレージデバイスである。
この録画システムでは、録画デバイス3とチューナデバイス1がそれぞれ予約管理機能を有しており、予め録画予約時刻、チャネル、レート、デバイスの識別子などを指定しておくことによって、チューナデバイス1で受信された放送コンテンツを録画デバイス3に自動的に配信及び記憶するので、一般的なビデオ予約と同様に、放送される番組を録画することができる。
図2に示すように、チューナデバイス1は、放送波をアンテナ11を介して受信するチューナ12、バッファ14、エンコーダ13、ネットワークインタフェース15、メモリ16、コントロール部17などを備えている。
チューナ12は、アンテナ11で受信される放送波(RF信号)のうち所望のチャネルの映像信号をエンコーダ13へ送る。エンコーダ13は、チューナ12から渡された映像信号をMPEG2、MPEG4などのフォーマットの映像コンテンツのデータにエンコードした後、バッファ14に一時的に蓄積する。
バッファ14は、配信対象の映像コンテンツのデータを蓄積する。ネットワークインタフェース15は、バッファ14に蓄積された映像コンテンツのデータをLAN5へ送信する。
メモリ16には、予約テーブル16aが記憶されている。なお、予約テーブル16aのデータについては図4の説明で詳述する。コントロール部17は、時刻を計時する時計機能、メモリ16の予約テーブル16aで予約データを管理する予約管理機能と、予約データに基づいて各モジュールを制御する制御機能と、バッファ14から読み出した映像データをネットワークインタフェース15を通じてLAN5上の録画デバイス3へ転送する映像コンテンツ配信処理機能と、SNTPサーバ機能などを有している。
コントロール部17およびネットワークインタフェース15は、放送波を受信して映像コンテンツを生成しLAN5に接続された録画デバイス3へ配信する映像コンテンツ配信手段として機能する。コントロール部17は、時計機能で時刻を計時すると共に、メモリ16の予約テーブル16aの予約データを監視し、配信予約時刻に先立って録画準備の処理を行う。
コントロール部17およびネットワークインタフェース15は、メモリ16の予約テーブル16aに予め設定された時刻になると、バッファ14に蓄積された映像コンテンツを配信する予約配信手段として機能する。
コントロール部17のSNTPサーバ機能は、録画準備期間に、映像コンテンツの配信を行う開始時刻に先立って録画デバイス3との間で時刻同期手順を実行する時刻同期手順実行手段として機能する。
より具体的には、SNTPサーバ機能は、ユニキャストモード、エニーキャストモード、マルチキャストモード、または、これらのモードの組み合わせで動作できる。SNTPサーバ機能は、LAN5よりリクエストを受信し、NTPヘッダフィールドの特定のフィールドを変更し、できるだけリクエストと同じメッセージバッファを使用し応答する。応答には、タイムスタンプ(受信タイムスタンプ、送信タイムスタンプ)が付与される。
SNTPサーバ機能は、エニーキャストモードでは、使用するローカルブロードキャストアドレスまたはIANAによって割り当てられたマルチキャストグループアドレスを監視し、応答時の送信元アドレスフィールドには、サーバ自身(チューナデバイス1)のユニキャストアドレスを使用する。
SNTPサーバ機能は、正常に動作している参照時計、例えば電波時計やインターネット上の標準時サーバに所定の時間間隔で時刻同期する機能を有しているがこの機能は必須ではない。クライアント(録画デバイス3)とサーバ(チューナデバイス1)との時刻が一致すればよい。
図3に録画デバイスの構成例を示す。
図3に示すように、録画デバイスは、ネットワークインタフェース23、ハードディスクドライブ21(以下HDD21と称す)、バッファ22、メモリ24、コントロール部25などから構成されている。
メモリ24には、予約テーブル24aが記憶されている。なお、予約テーブル24aのデータについては図5の説明で詳述する。コントロール部25は、時刻を計時する時計機能、メモリ24の予約テーブル24aで予約データを管理する予約管理機能、予約テーブル24aの予約データに基づいて各部(モジュール)を制御する制御機能、ネットワークインタフェース23から受信してバッファ22に蓄積された映像コンテンツのデータをHDD21に記録する記録制御機能、SNTPクライアント機能などを有している。
ネットワークインタフェース23は、チューナデバイス1よりLAN5を通じて配信されてきた映像コンテンツのデータを受信しバッファ22へ蓄積する。ネットワークインタフェース23は、放送波を受信して映像コンテンツをネットワークへ配信する機能を有するチューナデバイス1よりLAN5を通じて配信された映像コンテンツを受信する手段として機能する。
バッファ22は、受信された映像コンテンツのデータを一時的に蓄積する。HDD21は、バッファ22に一時的に蓄積された映像コンテンツのデータを読み出し(または再生)可能に保存する。
コントロール部25は、メモリ24の予約テーブル24aに予め設定された録画予約条件(時刻、チャネル、レート、配信元の識別子(チューナデバイスのIPアドレスなど))に基づいてネットワークインタフェース23により受信された映像コンテンツを録画する予約録画手段として機能する。
コントロール部25のSNTPクライアント機能は、映像コンテンツの録画を行う時刻に先立ってチューナデバイス1との間で時刻同期手順を実行する時刻同期手順実行手段として機能する。
より具体的には、SNTPクライアント機能は、マルチキャストモード、ユニキャストモード、エニーキャストモードで動作できる。マルチキャストモードでは、SNTPクライアント機能は、リクエストを送信せずに使用するマルチキャストサーバからのブロードキャストを待つ。ユニキャストモードでは、SNTPクライアント機能は、使用するユニキャストサーバであるチューナデバイス1へリクエストを送信し、チューナデバイス1からの応答を待機する。エニーキャストモードでは、SNTPクライアント機能は、使用するローカルブロードキャストアドレス、マルチキャストグループアドレスへリクエストを送信し、1あるいはそれ以上のエニーキャストサーバからの応答を期待する。
SNTPクライアント機能は、その後のユニキャスト動作のために、最初に受信した応答を使用して特定のサーバを確認する。残りのサーバの重複の応答または他のサーバの応答は無視される。そのリクエストによるアドレスの選択以外は、エニーキャストクライアントとユニキャストクライアントの動作は同一である。リクエストは、所定時間間隔、例えば64秒から1024秒間隔などで送信される。リクエストは、クライアントの時計の周波数耐性と必要とされる精度に依存している。
ユニキャストモードまたはエニーキャストモードでは、SNTPクライアント機能は、NTPメッセージヘッダを初期化し、SNTPサーバであるチューナデバイス1へリクエストを送信し、その応答に含まれる送信タイムスタンプから日時を割り出す。SNTPクライアント機能は、日時を割り出す上で、チューナデバイス1と録画デバイス3間の伝播遅延を計測し、チューナデバイス1と相対して数十ミリ秒以内の範囲でローカル時計を修正するための単純な計算を行い、計算した結果の修正時刻で、ローカル時計を修正する。
図4はチューナデバイス1が保持する予約データを格納するメモリ16の予約テーブル16aを示す概念図である。
同図に示すように、予約テーブル16aは、少なくとも1つ録画予約条件の予約データからなっており、一つの予約データは、開始時刻、終了時刻、チャンネル、レート、録画デバイスの識別子などのデータから構成されている。例えばレートは受信した放送波をエンコーダ13でエンコードする際のビットレートである。録画デバイス3の識別子としてはIPアドレスなどを用いる。
図5は録画デバイス3が保持する予約データを格納する予約テーブル24aを示す概念図である。
同図に示すように、予約テーブル24aは、少なくとも1つの録画予約条件の予約データからなっており、一つの予約データは、開始時刻、終了時刻、チャンネル、レート、チューナデバイスの識別子などのデータから構成されている。各データについては、チューナデバイス1と同様である。
ここで、まず、新たに録画予約を設定する手順について説明する。
録画予約を設定する際には、録画デバイス3は、LAN5上で接続可能なチューナデバイス1を探索する。
チューナデバイス1を検出すると、検出したチューナデバイス1から予約データを取得して、画面に一覧表示する。
画面に表示された一覧表示をユーザが閲覧し、チューナデバイス1の予約状況を確認して、予約を設定可能なチューナデバイス1を選択し、予約録画に必要なデータを録画デバイス3に入力する。
すると、録画デバイス3では、コントロール部25が、LAN5上のチューナデバイス1に対して予約データを送信し、チューナデバイス1側で予約データが受け付けられれば、予約テーブル24aに予約データを追加する。チューナデバイス1でも予約データを予約テーブル16aに追加する。
録画デバイス3がチューナデバイス1を検出するための手順としては、例えばユニバーサル・プラグ・イン・プレイ(以下UPnPと称す)プロトコルによって実現する。
UPnPプロトコルでは、外部にサービスを提供するデバイスと、デバイスが提供するサービスの存在を発見する手段と、デバイスおよびサービスの詳細をXMLデータで記述し、サービスの利用者がそのXMLデータを取得することでサービスの詳細を知る手段と、サービスを利用するための枠組みとが規定されている。
チューナデバイス1は、録画予約を行うために、図6に示すように、例えばXMLなどの言語で記述したService Descriptorを持つUPnPのサービスを提供することにより、録画デバイス3からチューナデバイス1を検出して録画予約を行うことができる。
以下、この録画システムの動作を説明する。
チューナデバイスのコントロール部17は、時計機能により計時される時刻と予約テーブル16aの予約録画の開始時刻とを常に監視しており、予約録画の開始時刻の例えば1分前などになると、録画準備を開始する。
録画準備では、コントロール部17は、まず、現在の各部の動作状態、つまりチューナ12およびエンコーダ13などがスタンバイ常態か、駆動状態かなどといった動作状態をチェックし、スタンバイ状態になっている場合、これらを復帰、つまりレジュームする。
また、コントロール部17は、予約テーブル16aを参照してチューナ12のチャネルを予約設定されているチャネルに選曲し放送の受信を開始したり、エンコーダ13を動作設定して受信信号をエンコードさせて映像データとしてバッファ14へ出力する処理である。エンコーダ13によってエンコードされた映像データはバッファ14に逐次書き込まれる。
録画デバイス3でもチューナデバイス1と同様にコントロール部25は、時計機能により計時される時刻と予約テーブル24aの予約録画の開始時刻とを常に監視しており、予約録画の開始時刻の例えば1分前などになると(S101のYES)、録画準備を開始する(S102)。
録画準備とは、チューナデバイス1から取得する映像コンテンツのデータを記憶媒体(HDD21、DVDなど)に書き込む準備であり、コントロール部25は、これを開始する。なおこの例では、記憶媒体としてHDD21を例示しているが、この他、記録型のDVDドライブにセットされたDVDディスクなどでもよい。
次に、コントロール部25は、予約テーブル24aの予約データを参照して対象となるチューナデバイス1の情報を読み出し、チューナデバイス1に対して時刻同期手順を実行する(S103)。
チューナデバイス1と録画デバイス3とのクロックにズレがあると、録画デバイス3が録画準備を開始した時刻になってもチューナデバイス1では、録画準備を開始しておらず、レジューム状態にある可能性もある。
このような場合、録画デバイス3では、時刻同期の手順が失敗することになるため、コントロール部25は、時刻同期手順を繰り返して行う(S111のNO〜S113のNO)。
そして、時刻同期が成功しないまま開始時刻になった場合(S111のYES)、コントロール部25は、チューナデバイス1の側に問題があるものと判定して、録画動作を停止し録画失敗の処理を行う(S104)。
また、時刻同期手順が成功した場合(S113のYES)、コントロール部25は、調整(修正)されたクロックに従って動作を実行し、予約録画の開始時刻になった段階で(S105のYES)、録画動作を開始する(S106)。
なお、時刻同期を行った結果、開始時刻が既に過ぎてしまっていた場合、コントロール部25は、準備が終了次第、録画動作を開始する。
ここで、録画動作について説明する。
コントロール部25が予約テーブル24aの予約データと時計機能により計時された時刻とを監視する中で、予約録画の開始時刻になると、コントロール部25は、LAN5上のチューナデバイス1に対してエンコードされたデータの取得要求を送信する。
チューナデバイス1は、データの取得要求を受信すると、コントロール部17がバッファ14に書き込まれているエンコードされたデータを読み出して、ネットワークインタフェース15からLAN5を通じて録画デバイス3へ送信する。
録画デバイス3では、チューナデバイス1から送信されたデータをLAN5を通じてネットワークインタフェース23が取得すると、コンテロール部25は、バッファ22に一時的に蓄積しつつそれをHDD21に書き込んでいく。
チューナデバイス1では、コントロール部17が録画準備を開始した後、予約の終了時刻までの間に予約を設定した録画デバイス3とは異なるデバイスからLAN5を通じてデータの取得要求(リクエスト)を受信しても、要求元へはエラーを通知し、チューナ12の選局状態やエンコーダ13の動作を変更しない。
そして、録画の終了時刻になると、録画を開始した録画デバイス3では、データの取得要求(リクエスト)をチューナデバイス1へ送信することを停止し、HDD21に記憶したデータに関する情報を更新する。
一方、録画の終了時刻になると、チューナデバイス1においてもエンコーダ13の動作を停止し、以後、該当録画デバイス3よりデータの取得要求(リクエスト)があった場合にもデータを送信せずエラーを要求元へ通知する。
このようにこの実施形態の録画システムによれば、録画デバイス3は、録画開始時刻の1分前などになると、録画準備の開始と共にLAN5上のSNTPサーバであるチューナデバイス1へ時刻同期手順を実行することにより、LAN5に接続されたチューナデバイス1および録画デバイス3が、予約された録画動作の実行に先立って時刻同期するので、録画動作の実行時にクロックのズレがなくなり、利用者が予め設定した録画予約動作を正しく実行できるようになる。
すなわち、録画開始時刻の直前にチューナデバイス1および録画デバイス3間でクロック同期をとることで、時刻のずれに起因する録画失敗などの不具合発生を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではない。
上記の例では、録画デバイス3とチューナデバイス1が一台づつLAN5に接続された例について説明したが、それぞれのデバイスがLAN5に複数接続されていても良く、これらの中の一台がSNTPサーバ機能を有し、他のデバイスがSNTPクライアント機能を有していれば良い。
例えば時刻同期がSNTPクライアントからのエニーキャストで行われる場合、複数の録画デバイス3がSNTPクライアントとなり、SNTPサーバであるチューナデバイス1へリクエストを送り、時刻同期手順の実行を開始する場合は、チューナデバイス1からの応答で複数の録画デバイス3が一度に時刻同期される。
また、録画デバイス3がチューナデバイス1のクロックに同期するものとして記載したが、逆にチューナデバイス1が録画デバイス3のクロックに同期する構成でも本発明の目的を実現できることは明らかである。
なお、本実施形態では、録画準備を開始する時刻を一例として開始時刻の1分前としたが、常に1分前である必要はなく、デバイスの構成やユーザの予約設定などにより変わりうる値である。但し、録画準備を開始する時刻は、チューナデバイス1と録画デバイス3とで一致していることが望ましい。
また、録画準備を開始する時刻は、チューナデバイス1と録画デバイス3とのクロックのズレの最大と想定される時間よりも大きな値であることが望ましい。チューナデバイス1と録画デバイス3とで時刻同期を行う時刻を一致させるために、録画デバイス3からチューナデバイス1に対して予約データを送信する際にネゴシエーションを行うようにすることも可能である。この場合には、例えばチューナデバイス1から録画デバイス3に応答を返す際に、録画準備を開始する時刻を一緒に録画デバイス3に通知し、録画デバイス3ではチューナデバイス1から返された時刻を記憶しておき、その時刻になったら録画準備を行う。上記ではチューナデバイス1の動作に録画デバイス3が従う形になるが、逆であってもよい。
チューナデバイス1と録画デバイス3との間で時刻同期を行う手順として、この例では、Simple Network Time Protocol(SNTP)などのクロック同期プロトコルを用いている。SNTPを用いる場合には、一方がサーバ、他方がクライアントとなるため、この例では、チューナデバイス1がSNTPサーバ機能を実行し、録画デバイス3がSNTPクライアント機能を実行する。時刻同期の手順としてはSNTP以外のものを用いることも当然可能である。
また、チューナデバイス1と複数の録画デバイス3との間でネゴシエーションを行って用いる手順を決めることもできる。この場合には、例えば録画予約を行う際に、チューナデバイス1でサポートしている手順のリスト録画デバイスに通知するといったやり方で実現可能である。
本発明の一つの実施形態の録画システムの構成を示す図。 図1の録画システムのチューナデバイスの構成を示すブロック図。 図1の録画システムの録画デバイスの構成を示すブロック図。 チューナデバイスが保持する予約テーブルの構成を示す図。 録画デバイスが保持する予約テーブルの構成を示す図。 チューナデバイスが提供するサービスをするサービス記述子を示す図。 録画システムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1…チューナデバイス、3…録画デバイス、11…アンテナ、12…チューナ、13…エンコーダ、14…バッファ、15…ネットワークインタフェース、16…メモリ、16a…予約テーブル、17…コントロール部、21…ハードディスクドライブ(HDD)、22…バッファ、23…ネットワークインタフェース、24…メモリ、24a…予約テーブル、25…コントロール部。

Claims (3)

  1. 放送を受信して映像コンテンツを配信する配信装置と、
    前記配信装置とネットワークを介して接続され、前記映像コンテンツを受信して録画する録画装置と、
    予め設定された時刻に前記配信装置が受信した放送の映像コンテンツを前記録画装置で録画する録画予約管理手段と、
    前記録画予約管理手段により予約された録画動作が開始される時刻に先立って前記配信装置と前記録画装置との間で時刻同期手順を実行する時刻同期手順実行手段と
    を具備したことを特徴とする録画システム。
  2. 放送を受信して映像コンテンツをネットワークへ配信する配信装置よりネットワークを通じて配信された映像コンテンツを受信する受信手段と、
    予め設定された時刻に、前記受信手段により受信された映像コンテンツを録画する予約録画手段と、
    前記予約録画手段が映像コンテンツの録画を行う時刻に先立って前記配信装置との間で時刻同期手順を実行する時刻同期手順実行手段と
    を具備したことを特徴とする録画装置。
  3. 放送を受信して映像コンテンツを生成しネットワークに接続された録画装置へ配信する映像コンテンツ配信手段と、
    予め設定された時刻に、前記映像コンテンツ配信手段に対して、映像コンテンツを配信させる予約配信手段と、
    前記予約配信手段が映像コンテンツの配信を行う時刻に先立って前記録画装置との間で時刻同期手順を実行する時刻同期手順実行手段と
    を有することを特徴とする配信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4664448B2 (ja) * 2009-03-09 2011-04-06 パナソニック株式会社 外部装置と接続可能な電子機器及び光ディスク再生装置

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