JP2006182351A - キャップ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キャップ装置は、弾性変形するクラッチアーム52を用いた閉じトルク伝達機構を備え、クラッチアーム52の耐久性を向上させること。
【解決手段】 閉じトルク伝達機構は、クラッチ部材50と、閉じトルク部材60とを備えている。クラッチアーム52はクラッチ係合突部62に係合して閉じ方向の回転トルクを伝達する。クラッチアーム52は、周方向に60゜の等間隔で配置されている。クラッチ係合突部62は30゜の間隔で連続して形成され120゜の間隔で3箇所配置されている。係合端52bはクラッチ係合突部62により押されることでクラッチ係合突部62を乗り越える。複数のクラッチアーム52およびクラッチ係合突部62は、所定角度(30゜)の回転により、クラッチアーム52がクラッチ係合突部62を乗り越えるものと、乗り越えないものとが繰り返されるように配置されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ハンドル機構に加わる回転トルクを閉止体に伝達するトルク伝達機構を備えたキャップ装置に関する。
従来、この種のキャップ装置として、例えば、特許文献1の技術が知られている。すなわち、キャップ装置は、タンク開口を閉じる閉止体と、閉止体の上部に回転可能に支持されたハンドル機構と、閉じトルク伝達機構と、開きトルク伝達機構とを備えている。閉じトルク伝達機構は、ハンドル機構の閉じ方向への回転に連動するハンドル側係合部と、閉止体に連動する閉止体側係合部とを有し、ハンドル側係合部と閉止体側係合部との係合を通じて閉止体に閉じ方向の回転トルクを伝達する。また、開きトルク伝達機構は、キー操作により連動するトルクピンを備え、該トルクピンが閉止体側の本体側係合部に係合することで開き方向への回転トルクを閉止体に伝達する。開きトルク伝達機構では、キーを操作しないと、ハンドル機構が空回りしてキャップ装置をタンク開口から外せないように構成されている。また、閉じトルク伝達機構には、ワンウエイクラッチ機構が設けられている。ワンウエイクラッチ機構は、弾性変形可能なアームと、アームに係合する係合突起とを備え、ハンドル機構が閉じ方向に回転したときにアームと係合突起との係合により回転トルクを伝達し、ハンドル機構が開き方向に回転したときにアームを係合突起から反力を受けて弾性変形させて回転トルクを伝達しないように構成されている。
こうしたアームは、係合突起からの反力で弾性変形し、特に根元の付近で大きな繰り返し応力を受ける。アームがこうした繰り返し応力を受けると、アームの根元付近で、ヘタリ易く、耐久性の低下の要因になっていた。また、アームが係合突起を弾性的に押圧して位置決めする力を大きくしてガタツキをなくそうとすると、アームが大きく弾性変形するために、アームの耐久性が低下する要因となる。
米国特許第4280347号
本発明は、上記従来の技術の問題を解決するものであり、アームを弾性変形することにより回転トルクを伝達するトルク伝達機構を備え、アームの耐久性に優れ、しかもガタツキを低減したキャップ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、
タンク開口をシールした状態で閉じる閉止体と、
上記閉止体の上部に回転可能に配置されたハンドル機構と、
上記ハンドル機構と上記閉止体との間に介在し、上記ハンドル機構に加わる回転トルクを上記閉止体に伝達するトルク伝達機構を備えたキャップ装置において、
上記トルク伝達機構は、
円周上に複数形成された係合部を有する係合機構と、
片持ち梁から形成されたアーム本体と、該アーム本体に突設された被係合部とを有する複数のアームを円周上に配置した被係合機構とを備え、
上記係合機構と上記被係合機構とが相対的に第1方向へ回転したときに上記係合部と上記被係合部との係合により回転トルクを伝達し、上記係合機構と上記被係合機構とが第1方向と反対方向である第2方向へ回転して上記被係合部が上記係合部を乗り越えるときに、上記回転トルクを伝達しない一方向クラッチであり、
上記係合機構および被係合機構が静止している状態にて、上記被係合部のいずれかが上記第2方向に対して上記係合部に当接した位置決め状態となるように配置され、
上記アームは、上記被係合部が上記係合部に当接した位置決め状態から、上記係合部とアームとが相対的に上記第2方向へ所定角度回転したときに上記アーム本体が弾性変形することで上記被係合部が上記係合部を乗り越えるように構成し、
複数の上記アームおよび上記係合部は、上記所定角度の回転により、上記被係合部が、上記係合部を乗り越えるものと、乗り越えないものとが繰り返されるように配置されていること、を特徴とする。
本発明にかかるキャップ装置では、ハンドル機構の回転操作により、トルク伝達機構を介して閉止体に回転トルクを伝達して閉止体を開閉する。トルク伝達機構は、係合機構と、被係合機構とを備え、係合機構と被係合機構とが相対的に所定角度回転したときに、係合機構の円周上に複数形成された係合部が被係合機構のアームの被係合部と係合し、またはアーム本体の弾性変形により乗り越える。アームは、複数形成されており、アームの被係合部が係合部を乗り越えるものと、乗り越えないものとがあり、それらが繰り返されるように配置されている。よって、係合機構と被係合機構とが回転する際に、アームが弾性変形する回数が減るから、耐久性に優れている。しかも、係合機構および被係合機構が静止している状態にて、被係合部のいずれかが第2方向に対して係合部に当接した位置決め状態となるように配置されているので、ハンドル機構とトルク機構のガタツキが生じない。
本発明の好適な態様として、被係合機構は、複数のアームを上記所定角度毎に配置し、上記係合機構は、上記係合部が上記所定角度で連続して配置された係合領域と、該係合領域の間でありかつ上記係合領域と同じ角度で上記係合部が配置されていない非係合領域とを備え、上記係合領域と非係合領域とを円周上に順次、配置している構成をとることができる。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例について説明する。
(1) 燃料キャップ10の概略構成
図1は本発明の一実施例にかかる燃料キャップを備えたキャップ装置を一部破断して示す側面図、図2は燃料キャップの分解斜視図である。図1および図2において、燃料キャップ10は、図示しない燃料タンクに燃料を補給するための注入口FNa(タンク開口)を有するフィラーネックFNに装着されており、ポリアセタール等の合成樹脂材料から形成されたケーシング本体20(閉止体)と、ケーシング本体20の上部に装着されハンドル機構を構成する蓋体30および内蓋体40と、クラッチ部材50と、閉じトルク部材60と、開きトルク伝達部材70と、キーシリンダ90と、ケーシング本体20の上部外周に装着されてケーシング本体20とフィラーネックFNとの間をシールするガスケットGSとを備えている。燃料キャップ10において、クラッチ部材50、閉じトルク部材60などにより閉じトルク伝達機構が構成され、開きトルク伝達部材70、キーシリンダ90などにより開きトルク伝達機構が構成されている。
上記燃料キャップ10の構成において、燃料キャップ10で注入口FNaを閉じるには、ハンドル機構を持ってケーシング本体20から注入口FNaに装着して閉じ方向へ所定以上の回転トルクを加えることで閉じトルク伝達機構の作動により行ない、一方、燃料キャップ10で注入口FNaを開くには、キーシリンダ90へキーを挿入して回転操作し、ハンドル機構を開き方向へ回転トルクを加えることにより開きトルク伝達機構の作動により行なう。
(2) 各部品の構成
次に、本実施の形態にかかる燃料キャップ10の各部の構成について詳細に説明する。
(2)−1 ケーシング本体20
ケーシング本体20の上部のフランジ21の下面には、ガスケットGSが外装されている。ガスケットGSは、フランジ21のシール保持部23とフィラーネックFNの注入口FNaとの間に介在しており、燃料キャップ10を注入口FNaに締め込むと、フィラーネックFNのシール面に対して押しつけられてシール作用を果たす。フランジ21の外周部には、外環体22が配置されている。外環体22は、蓋体30および内蓋体40を構成するハンドル機構を回転自在に支持している。
ケーシング本体20の外周下部には、雄ネジ20aが形成されている。一方、フィラーネックFNの内周部には、雌ネジFNbが形成されている。燃料キャップ10をフィラーネックFNの注入口FNaに挿入した状態にて、燃料キャップ10を2〜3回回転すれば、雄ネジ20aが雌ネジFNbに係合することにより、燃料キャップ10がフィラーネックFNに装着される。
(2)−2 ハンドル機構
図3はハンドル機構を一部破断して示す側面図である。ハンドル機構を構成する蓋体30は、上壁31と、上壁31の外周部に形成された側壁32とを備え、カップ形状に一体成形されている。蓋体30の上部には、使用者により開閉操作される操作ハンドル33が形成されている。一方、内蓋体40は、蓋体30の下面に一体化されている。内蓋体40は、上壁41と、上壁41の外周部から下方に突設された側壁42と、上壁41の中心部に下方に円筒状に突設された支持筒体43とを備えている。側壁42の外周部には係合突部42aが突設され、蓋体30の側壁32の下部内側に形成された支持突部32aに係合することにより、内蓋体40が蓋体30に一体化されている。また、側壁42の内周部には、係合突起42bが突設されており、ケーシング本体20の外環体22に係合することにより、内蓋体40がケーシング本体20に回転可能に組み付けられている。
蓋体30および内蓋体40の中央部には、キーシリンダ90を収納する収納孔31aおよび収納孔41aが形成されている。また、支持筒体43の側部には、キーシリンダ90のキープレートを出没可能にするキー穴43aが貫通形成されている。さらに、支持筒体43には、収納室44が形成されている。収納室44は、開きトルク伝達部材70(図1参照)をスライド可能に収納するものであり、その形状などについては開きトルク伝達部材70の構成とともに後述する。
(2)−3 閉じトルク伝達機構
図1に示す閉じトルク伝達機構は、燃料キャップ10で注入口FNaを閉じる動作の際に、操作ハンドル33に加わる回転トルクをケーシング本体20に伝達し、所定以上の回転トルクとなったときに節度感を与えて、燃料キャップ10が所定の回転トルクでフィラーネックFNに装着したことを確認できる機構である。図4は閉じトルク伝達機構の各構成要素を分解して示す斜視図であり、閉じトルク伝達機構は、クラッチ部材50と、閉じトルク部材60と、ケーシング本体20の内周上部に形成された第2係合部25とを主要な構成としている。
クラッチ部材50は、内蓋体40からの閉じ方向だけの回転トルクを閉じトルク部材60に伝達するワンウエイクラッチ機能を有する。クラッチ部材50は、射出成形により一体成形された板材であり、円板形状のクラッチ本体51を備えている。クラッチ本体51の外周部には、係合穴51aが3つ形成されている。係合穴51aは内蓋体40の下面の係合突部41bに係合することにより、クラッチ部材50は回転方向に対して内蓋体40に一体化している。また、クラッチ部材50には、クラッチアーム52が閉じトルク部材60の外周を囲むように6本、60゜で周方向に等間隔でかつ周方向に傾斜して形成されている。各クラッチアーム52は、片持ち梁のアーム本体52aを備え、その先端に係合端52bが形成されている。
閉じトルク部材60は、クラッチ部材50からの閉じ方向の回転トルクを所定の値を越えない範囲でケーシング本体20に伝達する機能を有する。閉じトルク部材60は、クラッチ部材50のクラッチアーム52で囲まれたスペース53に突入した状態で配置されており、貫通穴61aを有するトルク部材本体61と、トルク部材本体61の外周上部に突設されたクラッチ係合突部62(係合機構を構成する係合部)と、トルク部材本体61の外周部から突設された3つの弾性トルク片63(被係合機構を構成する被係合部)とを備えている。
トルク部材本体61の貫通穴61aには、内蓋体40の支持筒体43が貫通し、支持筒体43により閉じトルク部材60が回転可能に支持されている。
クラッチ係合突部62は、所定角度(30゜)で連続して配置された係合領域Raと、係合領域Raの間でありかつ上記係合領域Raと同じ角度でクラッチ係合突部62が配置されていない非係合領域Rbとを備え、係合領域Raと非係合領域Rbとを円周上に順次、配置している。クラッチ係合突部62は、連続した2つの断面三角形の突起であり、これを120゜の間隔で3箇所設けられている。各クラッチ係合突部62には、クラッチアーム52の係合端52bに係合する係合面62aおよびクラッチアーム52を径方向に撓ませて滑らせる傾斜面62bが形成されている。
すなわち、クラッチ部材50が閉じ方向に回転すると、クラッチアーム52の係合端52bが係合面62aに係合して、閉じ方向の回転トルクをクラッチ部材50から閉じトルク部材60に伝達する。このとき、6つのクラッチ部材50のうち120゜の間隔で配置された3つだけがクラッチ係合突部62に係合して回転トルクを伝達する。
一方、クラッチ部材50が開き方向に回転すると、クラッチアーム52の3つが径方向の外方に撓みつつ、クラッチ係合突部62の乗り越える。他の3つのクラッチアーム52は、トルク部材本体61の外周面に沿って移動するだけで、弾性変形をしない。
弾性トルク片63は、トルク部材本体61の外周部の下部であってクラッチ係合突部62の下方に3箇所突設されており、片持ち梁から形成されたアーム本体64と、アーム本体64の半径方向外方に向けて突設された第1係合部65とを備えている。第1係合部65は、半径方向に対して傾斜した係合面65aを備えており、ケーシング本体20の内周側上部に突設された第2係合部25に係合するように形成されている。
図5は閉じトルク伝達機構を上方から説明する図であり、図5(A)がクラッチ部材50と閉じトルク部材60との係合関係を、図5(B)が閉じトルク部材60とケーシング本体20の第2係合部25との関係をそれぞれ示す。第2係合部25は、ケーシング本体20の全内周にわたって30゜の間隔で12個形成されており、係合突部25aと、係合凹所25bと、係合突部25aと係合凹所25bとの間に形成された緩斜面25cとにより形成されている。第2係合部25は、閉じトルク部材60の時計方向の回転で弾性トルク片63の第1係合部65を押圧して弾性トルク片63を撓ませるように形成されており、係合突部25aが弾性トルク片63の弾性変形を最大とし、係合凹所25bは、弾性トルク片63の弾性変形を最小(0)とし、緩斜面25cは、弾性トルク片63の弾性変形を徐々に小さくするように形成されている。
次に、閉じトルク伝達機構の動作について説明する。図1において、燃料キャップ10で注入口FNaを閉めるには、ケーシング本体20の雄ネジ20aをフィラーネックFNの雌ネジFNbに位置合わせして、操作ハンドル33の閉じ方向の回転により、蓋体30および内蓋体40が一体に回転する。図6および図7は図5に続く閉じトルク伝達機構の動作を説明する説明図である。
図5に示すように、ハンドル機構の閉じ方向(実線の矢印で示す)の回転により、内蓋体40の係合突部41bとクラッチ部材50の係合穴51aとの係合を介してクラッチ部材50が一体に回転する。クラッチ部材50のクラッチアーム52の係合端52bは、閉じトルク部材60のクラッチ係合突部62の係合面62aに係合するから、クラッチ部材50の回転に伴って閉じトルク部材60が時計方向に回転する。閉じトルク部材60の回転に伴って、図5(B)に示す閉じトルク部材60の第1係合部65がケーシング本体20の第2係合部25の係合突部25aを押す。これにより、蓋体30、内蓋体40、クラッチ部材50、閉じトルク部材60およびケーシング本体20が一体に回転し、注入口FNaを閉じる方向へ進み、雄ネジ20aが雌ネジFNbに係合する力が増大する。そして、雄ネジ20aと雌ネジFNbとの係合する力によって生じる反力が所定回転トルク以上になると、図6(B)に示すように、第1係合部65が第2係合部25の係合突部25aを乗り越える。すなわち、第1係合部65が第2係合部25の係合突部25aからの反力で半径方向に押圧されて弾性トルク片63はスペースの幅を狭めるように弾性変形して、そして、第1係合部65が第2係合部25の係合突部25aを乗り越え、さらに第1係合部65が緩斜面25cに倣い、図7(B)に示すように係合凹所25bまで移動する。これにより、閉じトルク部材60および内蓋体40などは、ケーシング本体20に対して相対的に30゜だけ回転し、使用者は節度感を確認することができる。この状態にて、燃料キャップは、注入口に所定の締付トルクで閉じられている状態になる。
弾性トルク片63の第1係合部65は、係合突部25aを乗り越えた後に、緩斜面25cに倣ってから係合凹所25bに移動するから、弾性力により急激に元の状態に戻って第2係合部25の周辺部分に衝突して大きな音が生じることがなく、使用者に違和感を生じさせない。
一方、図7の状態から、図8(A)に示すように、ハンドル機構が開き方向(矢印で示す)、つまり反時計方向に回転した場合には、クラッチアーム52のうち3つのクラッチアーム52(1)がクラッチ係合突部62の傾斜面62bを倣って径方向に押圧されることで撓んでクラッチ係合突部62を乗り越え、図8(B)の状態にて位置決めされる。このとき、他のクラッチアーム52(2)は、トルク部材本体61の外周面に倣って移動するだけで弾性変形しない。つまり、クラッチアーム52は、クラッチ部材50の60゜の回転でクラッチ係合突部62により押圧されて2回弾性変形しつつ乗り越えた後、トルク部材本体61の外周面に沿って移動し、これを交互に繰り返すことになる。このとき、ハンドル機構は、クラッチアーム52がクラッチ係合突部62に対して、30゜毎の回転角度で位置決めされる。
このように、クラッチ部材50が開き方向に回転するときに、クラッチアーム52が弾性変形するものと、弾性変形しないものとを間欠的に繰り返すことになり、弾性変形する回数が1/2に減し、クラッチアーム52の根元付近に加わる繰り返し応力が緩和されるから、耐久性に優れている。
また、図7(A)および図8(B)のいずれの状態においても、クラッチアーム52の半数がクラッチ係合突部62の傾斜面62bに当接して位置決めされているので、ハンドル機構とトルク機構のガタツキが生じない。
(2)−4 開きトルク伝達機構
図9は開きトルク伝達機構の各構成要素を分解して示す斜視図である。開きトルク伝達機構は、キーシリンダ90と、内蓋体40の収納室44に収納された開きトルク伝達部材70と、ケーシング本体20に形成された第3係合部26とを主要な構成としている。
キーシリンダ90は、キーの操作により燃料キャップ10をフィラーネックFNから外すことを可能とする機構であり、キー機構を有するシリンダ本体90aを備えている。このシリンダ本体90aの上部にはキーを挿入するためのキー穴90bが形成され、その下部にはキーピン90cがシリンダ本体90aの軸心から偏心した位置に突設されている。キーピン90cは、キーの操作により反時計方向へ回動すると、同方向に回動する。
開きトルク伝達部材70は、内蓋体40の収納室44内にスライド可能に支持されている。開きトルク伝達部材70は、伝達部材本体71を備え、この伝達部材本体71に凹所および突部として、ガイド部71a、第4係合部72、キーガイド凹所73、係合アーム74が形成されている。
ガイド部71aは、伝達部材本体71の側部に形成され、収納室44のガイド突部44aにならって水平方向にガイドする部位である。
第4係合部72は、伝達部材本体71の前部に形成された断面三角形の突部であり、ケーシング本体20の第3係合部26に押圧および係合するように形成されている。
キーガイド凹所73は、伝達部材本体71の上部に凹設されており、キーシリンダ90のキーピン90cが突入して、湾曲面のキーガイド壁73aを押圧するように形成されている。
係合アーム74は、伝達部材本体71の下側部に形成されており、伝達部材本体71の側壁の下部に突設された片持ち梁であるアーム本体74aと、アーム本体74aの先端に突設された係合突部74bとを備えている。
ケーシング本体20の内周部に形成された第3係合部26は、閉じ操作の際に第4係合部72を押圧して開きトルク伝達部材70を元の位置に戻すための傾斜面26aと、開きトルク伝達部材70の第4係合部72に係合する垂直面26bとが形成されている。
図10は開きトルク伝達部材70を説明する説明図である。図10(A)は開きトルク伝達部材70の第4係合部72のある箇所の水平断面図、図10(B)は開きトルク伝達部材70の係合アーム74のある箇所の水平断面図である。図10の実線が開きトルク伝達部材70の待機位置を示し、図10の2点鎖線が係合位置を示す。開きトルク伝達部材70の待機位置は、係合アーム74の係合突部74bが係合部44bに係合して、第4係合部72が収納室44に収まっている第1の係合状態であり、係合位置は、係合アーム74の係合突部74bが係合部44bから係脱して第4係合部72が収納室44から突出している第2の係合状態である。ここで、係合突部74bが第2の係合状態にあるとき、キーを抜いても第4係合部72が収納室44から突出状態を保持できる。
図10の実線で示す開きトルク伝達部材70の待機位置にて、キーシリンダ90のキーピン90cが回転してキーガイド壁73aを押すと、係合アーム74の係合突部74bが係合部44bから外れるとともに、ガイド部71aがガイド突部44aにガイドされて、2点鎖線で示す第4係合部72が収納室44から突出し、開きトルク伝達部材70が係合位置に切り替わる。
一方、図10の2点鎖線で示す開きトルク伝達部材70の係合位置にて、内蓋体40と一体で支持筒体43が時計方向に回転すると、第4係合部72の傾斜面72aは第3係合部26の傾斜面26aから押圧されかつ滑るように退く。そして、係合アーム74の係合突部74bが係合部44bに係合するとともに、係合壁44cで止められ、開きトルク伝達部材70が待機位置に移行する。
次に、開きトルク伝達機構の動作について説明する。図11ないし図13は開きトルク伝達機構の一連の動作を説明する説明図である。図11は燃料キャップが注入口を閉じているときの開きトルク伝達機構の状態を示す。この状態では、開きトルク伝達部材70の第4係合部72が第3係合部26に係合していないから、ハンドル機構は、開き方向への回転が自由な状態になっており、燃料キャップを外すことができない。
キーをキーシリンダ90に挿入して反時計方向に45゜回転し、その後、45゜時計方向に戻してからキーシリンダ90から抜く。キーの操作により、図12に示すように、キーシリンダ90の下部のキーピン90cが反時計方向に回動して、開きトルク伝達部材70のキーガイド壁73aを押す。開きトルク伝達部材70は、図12(B)に示す係合アーム74の係合突部74bが支持筒体43の係合部44bから係脱することによりスライドし、さらに係合アーム74の弾性力により、図13に示すように第4係合部72が収納室44の開口から突出してケーシング本体20の第3係合部26と係合可能な位置になる。この係合位置にて、ハンドル機構の開き方向の回転トルクは、ハンドル機構から開きトルク伝達部材70に伝達され、さらに開きトルク伝達部材70の第4係合部72とケーシング本体20の第3係合部26の垂直面26bとの係合を介してケーシング本体20に伝達される。これにより、ハンドル機構、開きトルク伝達部材70、ケーシング本体20は、一体になって開き方向に回転して、燃料キャップは、フィラーネックから外れる。なお、係合突部74bが第2の係合状態になると、キーを抜いても第4係合部72が収納室44から突出している状態を維持する。
次に、閉じトルク伝達機構に連動した開きトルク伝達機構の開きトルク伝達部材70が係合位置から待機位置に戻る復帰動作について説明する。復帰動作は、燃料キャップで注入口を閉じる動作時に行なわれる。図14ないし図16は閉じトルク伝達機構に連動した開きトルク伝達機構の復帰動作を説明する説明図である。ここで、(A)が閉じトルク部材60とケーシング本体20との位置関係を、(B)が開きトルク伝達部材70とケーシング本体20との位置関係を、(C)が開きトルク伝達部材70の係合アーム74の状態をそれぞれ示す。
ハンドル機構の閉じ方向の回転により、図5ないし図7に説明したように、閉じトルク部材60が閉じ方向へ回転すると、閉じトルク部材60の第1係合部65の係合面65aがケーシング本体20の第2係合部25の係合突部25aを押す。これにより、ハンドル機構、クラッチ部材50、閉じトルク部材60およびケーシング本体20が一体に回転して、注入口を閉じる方向へ進み、フィラーネックに対する拘束力が増大する。そして、係合する力によって生じる反力が所定回転トルク以上になると、図14、図15、図16に示す過程を経て、第1係合部65の係合面65aが第2係合部25の係合突部25aからの反力で半径方向に押圧されて弾性トルク片63はスペースの幅を狭めるように弾性変形して、第1係合部65が第2係合部25を乗り越える。このとき、ハンドル機構および閉じトルク部材60は、ケーシング本体20に対して相対的に30゜だけ回転する。この状態にて、燃料キャップは、注入口に所定の締付トルクで閉じられている状態になる。
閉じトルク部材60が第2係合部25を乗り越えることにより、ハンドル機構がケーシング本体20に対して30゜だけ回転すると、開きトルク伝達部材70も回転するが、図14(B)から図15(B)に示すように第4係合部72の傾斜面72aは、ケーシング本体20の第3係合部26の傾斜面26aに押されかつ滑ることで退く。そして、開きトルク伝達部材70の係合アーム74が弾性変形した後、その先端の係合突部74bが係合部44bに係合し、開きトルク伝達部材70は、収納室44内の後退位置に保持される(図16(B)(C)の状態)。この状態では、開きトルク伝達部材70の第4係合部72は、ケーシング本体20の第3係合部26と非係合の待機状態になるから、ハンドル機構に加わる開き方向の回転トルクを伝達しない。つまり、キー操作を行わないと、燃料キャップを注入口から外せない状態になる。
図10および図16に示すように、開きトルク伝達部材70の第4係合部72は、ケーシング本体20の第3係合部26との位置関係において、第4係合部72が第3係合部26の間に突入することが容易な位置関係になっている。すなわち、閉じトルク部材60の第1係合部65が係合凹所25bで位置決めされる位置は、第4係合部72が第3係合部26の間に突入することが容易な位置関係である。よって、開きトルク伝達部材70の第4係合部72が第3係合部26に直に当たる位置関係になることがなく、開きトルク伝達部材70の進出動作に支障がない。
また、図16に示すように弾性トルク片63の第1係合部65が第2係合部25の係合凹所25b内で回動する遊び角θは、第4係合部72が第3係合部26に当たることなく、その間に挿入可能な小さい角度に設定されているから、開きトルク伝達部材70が上記待機位置から上記係合位置に確実に移行することができる。
なお、キーを操作しないでハンドル機構を開き方向に空転させた場合には、図7(A)で説明したように、クラッチ部材50のクラッチアーム52は、傾斜面62bを倣って押圧されることでクラッチ係合突部62を30゜毎に位置決めされた状態で乗り越えるとともに、図16(B)に示すようにハンドル機構と一体に回転する開きトルク伝達部材70も30゜毎に回転する。よって、第4係合部72は、第3係合部26の間にセットされ、第3係合部26に当たる位置にならないから、キー操作をスムーズにでき、開き動作を確実に行なうことができる。
次に、給油時に燃料キャップ10を保持するキャップ保持機構について説明する。図17は給油時における自動車の後部を示す斜視図である。図17において、車体パネル100の後部には、給油機構の給油用の凹部111が形成され、凹部111の開口を給油蓋112で覆っている。給油蓋112は、ヒンジ113(図18)を介して開閉可能に取り付けられている。また、上記凹部111の底壁111aには、燃料タンク(図示省略)に接続されるフィラーパイプFPの注入口FNaが配置されている。注入口FNaは、燃料キャップ10で開閉可能に封止される。
図18および図19は給油機構の付近を拡大した斜視図であり、図18が燃料キャップ10で注入口FNaを閉めている状態を示し、図19は燃料キャップ10を外して給油している状態を示す。図18において、給油蓋112の裏面には、補強パネル114がスポット溶接により固定されている。補強パネル114の上部には、給油時に燃料キャップ10を保持するための保持部材115が固定されている。保持部材115は、補強パネル114にスポット溶接された基部115aと、基部115aから斜め上方に向けて突設された掛かり部115bとを備えている。
燃料キャップ10の蓋体30の操作ハンドル33の上面には、支持凹所34,34が形成されている。支持凹所34,34は、保持部材115の掛かり部115bが突入するように形成されている。また、蓋体30の外周部には、給油蓋112に連結したテザー120が装着されている。テザー120は、給油時に燃料キャップ10の紛失や脱落を防止するためのものであり、回転リング121と、回転リング121の一端に連結された連結部材122とを備え、熱可塑性エラストマーまたは熱可塑性樹脂など)から射出成形により一体成形されている。回転リング121は、蓋体30の側壁32に全周にわたって形成された環状溝(図示省略)に回転可能に支持されている。連結部材122は、その一部に折曲を容易にするための折曲部122aを備え、その端部である支持端122bで給油蓋112の補強パネル114に形成された固定端114aに固定されている。
図20は給油蓋112に燃料キャップ10を保持して給油をしている状態を説明する説明図である。給油の際に給油蓋112を開き、キーKYをキーシリンダ90に挿入して操作することで燃料キャップ10を外すとともに上方に向け、支持凹所34に保持部材115の掛かり部115bを挿入する。支持凹所34は、保持部材115の掛かり部115bに係合されることで、操作ハンドル33から手を離しても燃料キャップ10を上向きにした状態で保持される。この状態では、燃料キャップ10の下方であって、注入口FNaへ給油ガンFGを挿入するスペースが確保される。このスペースを通じて給油ガンFGを注入口FNaに向けて挿入し(位置Ps1)、給油ガンFGが位置Ps2にてフィラーパイプFPで支持される。この状態にて給油を行なうことができる。
燃料キャップ10を給油蓋112に支持する構成は、補強パネル114の一部から突出した保持部材115を設けるとともに、燃料キャップ10の蓋体30に、支持凹所34を形成するだけでよいから、部品点数を増加することなく、簡単な構成である。
また、キャップ保持機構の配置によると、注入口FNaの手前の給油ガンFGを挿入するスペース53を無理なく確保することができるので、給油蓋112や注入口FNaの周辺の小型化を図ることも簡単である。
さらに、燃料キャップ10は、給油蓋112の上部に一時的に保持する箇所があるので、給油の際に紛失することもなく、しかも、給油を終えて給油蓋112を閉める際に、燃料キャップ10に気が付くから、燃料キャップ10で注入口FNaを閉め忘れることもない。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能である。
例えば、上記実施例では、自動車の燃料タンクの注入口を開閉する燃料キャップについて説明したが、これに限らず、ラジエータタンクのキャップ装置などにも好適に適用することができる。
本発明の一実施例にかかる燃料キャップを備えたキャップ装置を一部破断して示す側面図である。 燃料キャップの分解斜視図である。 ハンドル機構を一部破断して示す側面図である。 閉じトルク伝達機構の各構成要素を分解して示す斜視図である。 閉じトルク伝達機構の動作を説明する説明図である。 図5に続く動作を説明する説明図である。 図6に続く動作を説明する説明図である。 閉じトルク伝達機構の動作を説明する説明図である。 開きトルク伝達機構の各構成要素を分解して示す斜視図である。 開きトルク伝達機構を説明する説明図である。 開きトルク伝達機構の動作を説明する説明図である。 図11に続く動作を説明する説明図である。 図12に続く動作を説明する説明図である。 閉じトルク伝達機構に連動した開きトルク伝達機構の復帰動作を説明する説明図である。 図14に続く動作を説明する説明図である。 閉じトルク伝達機構に連動した開きトルク伝達機構の復帰動作を説明する説明図である。 自動車の給油時における自動車の後部を示す斜視図である。 給油機構の付近を拡大した斜視図である。 給油している状態を説明する説明図である。 給油している状態を説明する説明図である。
符号の説明
10...燃料キャップ
20...ケーシング本体
20a...雄ネジ
21...フランジ
22...外環体
23...シール保持部
25...第2係合部
25a...係合突部
25b...係合凹所
25c...緩斜面
26...第3係合部
26a...傾斜面
26b...垂直面
30...蓋体
31...上壁
31a...収納孔
32...側壁
32a...支持突部
33...操作ハンドル
34...支持凹所
40...内蓋体
41...上壁
41a...収納孔
41b...係合突部
42...側壁
42a...係合突部
42b...係合突起
43...支持筒体
43a...キー穴
44...収納室
44a...ガイド突部
44b...係合部
44c...係合壁
50...クラッチ部材
51...クラッチ本体
51a...係合穴
52...クラッチアーム
52a...アーム本体
52b...係合端
53...スペース
60...閉じトルク部材
61...トルク部材本体
61a...貫通穴
62...クラッチ係合突部
62a...係合面
62b...傾斜面
63...弾性トルク片
64...アーム本体
65...第1係合部
65a...係合面
70...トルク伝達部材
71...伝達部材本体
71a...ガイド部
72...第4係合部
72a...傾斜面
73...キーガイド凹所
73a...キーガイド壁
74...係合アーム
74a...アーム本体
74b...係合突部
90...キーシリンダ
90a...シリンダ本体
90b...キー穴
90c...キーピン
100...車体パネル
111...凹部
111a...底壁
112...給油蓋
113...ヒンジ
114...補強パネル
114a...固定端
115...保持部材
115a...基部
115b...掛かり部
120...テザー
121...回転リング
122...連結部材
122a...折曲部
122b...支持端
FG...給油ガン
FN...フィラーネック
FP...フィラーパイプ
GS...ガスケット
KY...キー
Ra...係合領域
Rb...非係合領域
FNa...注入口
FNb...雌ネジ

Claims (2)

  1. タンク開口をシールした状態で閉じる閉止体と、
    上記閉止体の上部に回転可能に配置されたハンドル機構と、
    上記ハンドル機構と上記閉止体との間に介在し、上記ハンドル機構に加わる回転トルクを上記閉止体に伝達するトルク伝達機構を備えたキャップ装置において、
    上記トルク伝達機構は、
    円周上に複数形成された係合部を有する係合機構と、
    片持ち梁から形成されたアーム本体と、該アーム本体に突設された被係合部とを有する複数のアームを円周上に配置した被係合機構とを備え、
    上記係合機構と上記被係合機構とが相対的に第1方向へ回転したときに上記係合部と上記被係合部との係合により回転トルクを伝達し、上記係合機構と上記被係合機構とが第1方向と反対方向である第2方向へ回転して上記被係合部が上記係合部を乗り越えるときに、上記回転トルクを伝達しない一方向クラッチであり、
    上記係合機構および被係合機構が静止している状態にて、上記被係合部のいずれかが上記第2方向に対して上記係合部に当接した位置決め状態となるように配置され、
    上記アームは、上記被係合部が上記係合部に当接した位置決め状態から、上記係合部とアームとが相対的に上記第2方向へ所定角度回転したときに上記アーム本体が弾性変形することで上記被係合部が上記係合部を乗り越えるように構成し、
    複数の上記アームおよび上記係合部は、上記所定角度の回転により、上記被係合部が、上記係合部を乗り越えるものと、乗り越えないものとが繰り返されるように配置されていること、
    を特徴とするキャップ装置。
  2. 請求項1に記載のキャップ装置において、
    上記被係合機構は、上記複数のアームを上記所定角度の倍数で配置し、
    上記係合機構は、上記係合部が上記所定角度で連続して配置された係合領域と、該係合領域の間でありかつ上記係合領域と同じ角度で上記係合部が配置されていない非係合領域とを備え、上記係合領域と非係合領域とを円周上に順次、配置しているキャップ装置。
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