JP2006180244A - Icカードリーダ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、耐タンパー機能を維持しつつ、タンパー行為を受けたときに早期に復旧させることができるICカードリーダ装置を得ることを目的とするものである。
【解決手段】ICカードリーダ装置は、ICカードに対して情報のリード・ライトを行うICカードリーダ・ライタ1と、タンパー行為を受けたことを検出するタンパースイッチ2と、上位コントローラからの指令に応じてICカードリーダ・ライタ1を制御する制御部3とを有している。制御部3は、タンパースイッチ2によりタンパー行為が検出されると、RAM6からアクセス鍵の情報を消去するとともに、アクセス鍵の情報を消去したことを上位コントローラに通知する。
【選択図】図1
【解決手段】ICカードリーダ装置は、ICカードに対して情報のリード・ライトを行うICカードリーダ・ライタ1と、タンパー行為を受けたことを検出するタンパースイッチ2と、上位コントローラからの指令に応じてICカードリーダ・ライタ1を制御する制御部3とを有している。制御部3は、タンパースイッチ2によりタンパー行為が検出されると、RAM6からアクセス鍵の情報を消去するとともに、アクセス鍵の情報を消去したことを上位コントローラに通知する。
【選択図】図1
Description
この発明は、耐タンパー機能を有するICカードリーダ装置に関するものである。
従来のICカード発行装置では、暗号ボードに対して行われた物理的な攻撃、即ちタンパー行為がセンサにより検出される。このようなタンパー行為が検出されると、耐タンパー機構により、暗号ボード内の鍵情報が自動的に消去され、鍵情報の漏洩や改ざんが防止される(例えば、特許文献1参照)。
上記のような従来の技術では、タンパー行為が検出されたときに単に鍵情報が消去されるだけであるため、例えば出入室管理装置のカードリーダに適用した場合、タンパー行為を受けるとカードリーダが使用できなくなり、対応する扉を開くことができない状態が続いてしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、耐タンパー機能を維持しつつ、タンパー行為を受けたときに早期に復旧させることができるICカードリーダ装置を得ることを目的とする。
この発明に係るICカードリーダ装置は、ICカードに対して情報のリード・ライトを行うICカードリーダ・ライタ、タンパー行為を受けたことを検出するタンパースイッチ、上位コントローラからの指令に応じてICカードリーダ・ライタを制御する制御部、及びICカードの認証を行うためのアクセス鍵の情報を記憶する鍵情報記憶部を備え、制御部は、タンパースイッチによりタンパー行為が検出されると、鍵情報記憶部からアクセス鍵の情報を消去するとともに、アクセス鍵の情報を消去したことを上位コントローラに通知する。
この発明のICカードリーダ装置は、タンパー行為が検出されると、アクセス鍵の情報が消去されるとともに、アクセス鍵の情報が消去されたことが上位コントローラに通知されるので、耐タンパー機能を維持しつつ、タンパー行為を受けたときに早期に復旧させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるICカードリーダ装置を示すブロック図である。図において、ICカードリーダ装置は、ICカードに対して情報のリード・ライトを行うICカードリーダ・ライタ1と、タンパー行為を受けたことを検出するタンパースイッチ2と、上位コントローラからの指令に応じてICカードリーダ・ライタ1を制御する制御部3とを有している。上位コントローラとは、例えば複数のICカードリーダ装置を監視する監視装置である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるICカードリーダ装置を示すブロック図である。図において、ICカードリーダ装置は、ICカードに対して情報のリード・ライトを行うICカードリーダ・ライタ1と、タンパー行為を受けたことを検出するタンパースイッチ2と、上位コントローラからの指令に応じてICカードリーダ・ライタ1を制御する制御部3とを有している。上位コントローラとは、例えば複数のICカードリーダ装置を監視する監視装置である。
タンパースイッチ2は、タンパー行為を受けると開放される常閉接点を有し、この常閉接点が開放されるとタンパー開信号を制御部3に対して出力する。タンパー行為とは、例えばICカードリーダ装置のケース(図示せず)を不正に取り外す行為や、ICカードリーダ装置自体を設置場所から不正に取り外す行為等、ICカードリーダ装置に対する物理的な攻撃である。
制御部3は、CPU(処理部)4、ROM5、RAM6及び入出力部7を有している。ROM5には、ICカードリーダ・ライタ1を制御するためのプログラム等が格納されている。CPU4は、ROM5に格納されたプログラムに基づいて演算処理を実行する。RAM6には、演算処理に必要なパラメータや演算結果が格納される。ICカードリーダ・ライタ1、タンパースイッチ2及び上位コントローラとCPU4との間の信号の入出力は、入出力部7を介して行われる。なお、ICカードリーダ・ライタ1内には、制御部3とは別に、CPUやメモリ等が設けられているが、ここではそれらの図示を省略する。
図2は図1のICカードリーダ装置の機能の一部を示す機能ブロック図である。図において、ICカードリーダ装置は、タンパースイッチ2の状態を監視するタンパースイッチ監視部8と、ICカードの認証を行うためのアクセス鍵の情報を記憶する鍵情報記憶部9と、上位コントローラとの通信を行うための上位コントローラインタフェース部10とを有している。この例では、タンパースイッチ監視部8、鍵情報記憶部9及び上位コントローラインタフェース部10は、制御部3に設けられている。
具体的には、タンパースイッチ監視部8及び上位コントローラインタフェース部10の機能は、CPU4、ROM5及び入出力部7により実現される。また、鍵情報記憶部9の機能は、RAM6により実現される。即ち、アクセス鍵の情報は、RAM6に格納されている。
タンパースイッチ監視部8は、タンパースイッチ2が開放されると、鍵情報記憶部9に対して鍵消去指令を送るとともに、タンパースイッチ2が開放されたことを報告するための情報であるタンパー開情報を上位コントローラインタフェース部10に対して送る。また、アクセス鍵の情報が消去されると、鍵情報記憶部9から上位コントローラインタフェース部10に対して鍵消去情報が送られる。上位コントローラインタフェース部10は、タンパー開情報及び鍵消去情報を上位コントローラへ送る。
即ち、制御部3は、タンパースイッチ2によりタンパー行為が検出されると、RAM6からアクセス鍵の情報を消去するとともに、アクセス鍵の情報を消去したことを上位コントローラに通知する。
ここで、図2では、アクセス鍵の情報がRAM6に格納されている場合について示したが、アクセス鍵の情報は、ICカードリーダ・ライタ1内の不揮発性メモリに格納されている場合もある。図3は図1のICカードリーダ・ライタ1内にアクセス鍵の情報が格納されている場合のICカードリーダ装置の機能の一部を示す機能ブロック図である。
図において、ICカードリーダ装置は、タンパースイッチ監視部8、鍵情報記憶部9及び上位コントローラインタフェース部10に加えて、ICカードリーダ・ライタ1と制御部3との間の通信を行うためのICカードリーダ・ライタインタフェース部11を有している。ICカードリーダ・ライタインタフェース部11の機能は、CPU4、ROM5及び入出力部7により実現される。また、鍵情報記憶部9の機能は、ICカードリーダ・ライタ1内の不揮発性メモリにより実現される。
タンパースイッチ監視部8は、タンパースイッチ2が開放されると、ICカードリーダ・ライタインタフェース部11を介して、鍵情報記憶部9に対して鍵消去指令を送るとともに、上位コントローラインタフェース部10に対してタンパー開情報を送る。また、アクセス鍵の情報が消去されると、鍵情報記憶部9から、ICカードリーダ・ライタインタフェース部11を介して、上位コントローラインタフェース部10に対して鍵消去情報が送られる。上位コントローラインタフェース部10は、タンパー開情報及び鍵消去情報を上位コントローラへ送る。
次に、図4は図1のICカードリーダ装置のリセットスタート時の鍵確認動作を示すフローチャートである。電源投入時には、制御部3は、アクセス鍵の情報が消去されているかどうかを自動的に確認する(ステップS1)。アクセス鍵が消去されておらず、正常に保存されていれば、ICカードリーダ装置はそのまま通常通りに立ち上げられる。一方、何等かの理由によりアクセス鍵の情報が消去されていた場合には、制御部3は、上位コントローラに対して鍵消去情報を直ちに出力する(ステップS2)。
このようなICカードリーダ装置では、タンパー行為が検出されると、アクセス鍵の情報が消去されるとともに、アクセス鍵の情報が消去されたことが上位コントローラに通知されるので、耐タンパー機能を維持しつつ、タンパー行為を受けたときに早期に復旧させることができる。即ち、単にアクセス鍵の情報を消去するだけでは、ICカードの認証ができない状態であることを知るまでに時間がかかり、その間は扉を開けることができなくなったりするが、アクセス鍵の情報が消去されたことを上位コントローラに通知することにより、管理人や保守員が早期に復旧作業を開始することができる。
また、電源投入の際には、アクセス鍵の情報の保存状態を確認し、アクセス鍵の情報が消去されている場合には、そのことを上位コントローラに通知するので、タンパー行為により電源がリセットされたときにも、ICカードリーダ装置を早期に復旧させることができる。
1 ICカードリーダ・ライタ、2 タンパースイッチ、3 制御部、9 鍵情報記憶部。
Claims (2)
- ICカードに対して情報のリード・ライトを行うICカードリーダ・ライタ、
タンパー行為を受けたことを検出するタンパースイッチ、
上位コントローラからの指令に応じて上記ICカードリーダ・ライタを制御する制御部、及び
ICカードの認証を行うためのアクセス鍵の情報を記憶する鍵情報記憶部
を備え、
上記制御部は、上記タンパースイッチによりタンパー行為が検出されると、上記鍵情報記憶部からアクセス鍵の情報を消去するとともに、上記アクセス鍵の情報を消去したことを上記上位コントローラに通知することを特徴とするICカードリーダ装置。 - 上記制御部は、電源投入時に、アクセス鍵の情報が消去されているかどうかを確認し、消去されている場合には、上記アクセス鍵の情報が消去されていることを上記上位コントローラに通知することを特徴とする請求項1記載のICカードリーダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004371723A JP2006180244A (ja) | 2004-12-22 | 2004-12-22 | Icカードリーダ装置 |
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JP2004371723A JP2006180244A (ja) | 2004-12-22 | 2004-12-22 | Icカードリーダ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006180244A true JP2006180244A (ja) | 2006-07-06 |
Family
ID=36733914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004371723A Pending JP2006180244A (ja) | 2004-12-22 | 2004-12-22 | Icカードリーダ装置 |
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JP (1) | JP2006180244A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2004-12-22 JP JP2004371723A patent/JP2006180244A/ja active Pending
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