JP2006178222A - 画像表示プログラムおよび画像表示装置 - Google Patents

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健一郎 綾木
Fumihiro Funazaki
文博 舟崎
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Abstract

【課題】 画像中の人物の顔領域を簡単に拡大表示することができるようにする。
【解決手段】 パーソナルコンピュータ2のメモリ11には、画像表示プログラム16が記憶されている。画像表示プログラム16が起動すると、CPU10には、ブラウザ制御部18、顔情報検出処理部19、顔領域特定処理部20、表示処理部21などが生成される。ブラウザ制御部18は、画像表示ブラウザをモニタ12の画面上に表示する。顔情報検出処理部19は、画像表示ブラウザ中に表示されたレビュー画像からすべての人物の両目およびその位置からなる顔情報を検出する。顔領域特定処理部20は、ユーザによってレビュー画像中におおまかに指定された位置に最も近い人物の顔の両目位置に基づいて顔領域を特定する。表示処理部21は、特定された顔領域が表示領域に収まるほぼ最大のサイズとなるように電子的に拡大表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画面上に画像の一部を拡大表示させる機能を有する画像表示プログラムおよび画像表示装置に関する。
近年、デジタルカメラなどの電子撮像装置が普及している。また、デジタルカメラなどで取得した多数の画像ファイルをパソコンのモニタ上で閲覧して鑑賞するための画像ビューアが販売されている。画像ビューアとは、パソコンに組み込まれたソフトウェアであり、画像ファイルの一覧表示、選択表示、複写、削除、画像の切り抜き、回転、サイズ変更などの各種処理を統合的に操作可能とするものである。
ところで、人物を被写体として撮影した画像の良し悪しは、人物の顔にピントが合っているか、人物の顔の色合いが良いかなどが判定基準とされることが多い。画像ビューアを用いて画像中の人物の写り具合をチェックするためには、ユーザは、画像ごとに人物の顔領域を拡大表示する操作を行う必要がある。これに関連する技術として、画像中の人物の顔部分に矩形の枠を自動的に設定する方法が知られている(特許文献1参照)。
特開2002−042116号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の方法は、顔部分に矩形の枠を自動的に設定するとともに枠のサイズを適宜補正するものであって、画像の顔領域の拡大表示に用いられるものではなく、また、画像中に複数の人物が存在する場合に、各人物の顔領域を特定できるものでもない。従って、従来の画像ビューアでは、画像中から人物の顔領域を特定して拡大表示するためには、位置調整やズーム倍率調整など煩雑な操作が必要となる。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、画像中の人物の顔領域を簡単に拡大表示することができる画像表示プログラムおよび画像表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、画像の一部分を拡大表示することをコンピュータに実行させるための画像表示プログラムであって、前記画像中に位置指定が行われた際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出する検出処理と、指定位置に最も近い人物の顔情報に基づいて顔領域を特定する特定処理と、特定された顔領域を拡大表示する表示処理とを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
なお、前記顔情報を人物の両目とし、前記顔領域を両目の間隔に基づいて特定することが好ましい。
また、前記画像は動画であって、前記位置指定が行われた際のフレームに対して前記検出処理、前記特定処理、および前記表示処理を前記コンピュータに実行させることも好ましい。
請求項4に記載の発明は、画像の一部分を拡大表示することをコンピュータに実行させるための画像表示プログラムであって、所定のボタンが押下された際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出する検出処理と、この顔情報に基づいて各人物の顔領域を特定する特定処理と、特定された各顔領域を前記ボタンが押下されるたびに順に拡大表示する表示処理とを前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
なお、前記顔情報を人物の両目とし、前記各顔領域を両目の間隔に基づいて特定することを前記コンピュータに実行させることが好ましい。
また、前記表示処理において、前記ボタンが押下されるたびに、両目の間隔が大きいものから順に前記各顔領域を拡大表示することを前記コンピュータに実行させることも好ましい。
また、前記表示処理において、前記各顔領域の写り具合を評価し、前記ボタンが押下されるたびに、写り具合のよいものから順に前記各顔領域を拡大表示することを前記コンピュータに実行させることも好ましい。
さらに、前記表示処理において、拡大前の画像の表示領域とは異なる表示領域に前記顔領域を拡大表示することも好ましい。
請求項9に記載の発明は、画像の一部分を拡大表示する機能を有する画像表示装置であって、前記画像中に位置指定が行われた際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出する検出処理手段と、指定位置に最も近い人物の顔情報に基づいて顔領域を特定する特定処理手段と、特定された顔領域を拡大表示する表示処理手段とを備えたことを特徴とする。
なお、前記顔情報を人物の両目とし、前記顔領域を両目の間隔に基づいて特定することが好ましい。
また、前記画像は動画であって、前記位置指定が行われた際のフレームに対して前記検出処理手段、前記特定処理手段、および前記表示処理手段が前記処理を実行することが好ましい。
請求項12に記載の発明は、画像の一部分を拡大表示する機能を有する画像表示装置であって、所定のボタンが押下された際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出する検出処理手段と、この顔情報に基づいて各人物の顔領域を特定する特定処理手段と、特定された各顔領域を前記ボタンが押下されるたびに順に拡大表示する表示処理手段とを実行することを特徴とする。
なお、前記顔情報を人物の両目とし、前記各顔領域を両目の間隔に基づいて特定することが好ましい。
また、前記表示処理手段が、前記ボタンが押下されるたびに、両目の間隔が大きいものから順に前記各顔領域を拡大表示することも好ましい。
また、前記表示処理手段、前記各顔領域の写り具合を評価し、前記ボタンが押下されるたびに、写り具合のよいものから順に前記各顔領域を拡大表示することも好ましい。
さらに、前記表示処理手段が、拡大前の画像の表示領域とは異なる表示領域に前記顔領域を拡大表示することも好ましい。
本発明の画像表示プログラムおよび画像表示装置によれば、画像中に位置指定が行われた際に画像からすべての人物の顔情報を検出し、指定位置に最も近い人物の顔情報に基づいて顔領域を特定し、特定された顔領域を拡大表示するので、ユーザは煩雑な操作を行うことなく、画像中におおまかな位置指定を行うだけで、特定人物の顔領域を簡単に拡大表示することができる。
本発明の画像表示プログラムおよび画像表示装置によれば、所定のボタンが押下された際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出し、この顔情報に基づいて各人物の顔領域を特定し、特定された各顔領域をボタンが押下されるたびに順に拡大表示するので、ユーザは煩雑な操作を行うことなく、ボタンを押すだけで、各人物の顔領域を簡単に拡大表示することができる。
図1において、本発明を適用したパーソナルコンピュータ(PC)2は、CPU10により全体を統括的に制御される。CPU10には、メモリ11、モニタ12、操作部13、および通信I/F15が接続されている。
メモリ11は、半導体メモリや磁気ディスクなどからなり、PC2の起動時に必要な各種プログラムやデータをはじめ、画像表示プログラム16などが記憶されている。また、メモリ11には、デジタルカメラ17から通信I/F15を介して送信される画像データ(静止画データおよび動画データ)が記憶される。
モニタ12は、LCDやCRTなどからなり、前述の画像データや各種の情報を表示する。操作部13は、キーボード14aやマウス14bなどからなる。CPU10は、この操作部13の操作に応答して、PC2の各部の動作を制御する。通信I/F15は、デジタルカメラ17などの外部機器と、USBケーブルなど介してデータの送受信を行う。
操作部13の操作により画像表示プログラム16を起動すると、CPU10には、ブラウザ制御部18の他、顔情報検出処理部19、顔領域特定処理部20、表示処理部21などの処理機能が生成される。ブラウザ制御部18は、図2に示すようなGUI(Graphical User Interface)としての画像表示ブラウザ30をモニタ12の画面上に表示する。
画像表示ブラウザ30には、フォルダ31の検索を補助するエクスプローラウィンドウ32aと、フォルダ31内の画像ファイルのサムネイル画像33が表示されるサムネイルウィンドウ32bと、レビュー画像34が表示される画像表示ウィンドウ32cとが表示される。レビュー画像34は、1つのサムネイル画像33にカーソル35を合わせ、マウス14bのクリックボタンをクリックすることで表示される。カーソル35は、マウス14bの動きに連動して動くポインタである。
顔情報検出処理部19は、レビュー画像34からすべての人物の両目およびその位置からなる顔情報を検出する機能部であって、予め用意された人物の両目画像データとの類似度を判定することで検出を行う。
顔領域特定処理部20は、ユーザによっておおまかに指定された位置に最も近い人物の顔の両目位置に基づいて矩形の顔領域43(図4参照)を特定する機能部であって、具体的には、マウス14bのクリックボタンをクリックした時点でのカーソル35の位置(指定位置)から最も近い顔の両目位置を特定し、該両目の間隔から顔の大きさを算出して、顔領域43を特定する。
表示処理部21は、レビュー画像34の顔領域43を電子的に拡大(電子ズーム)する機能部であって、具体的には、顔領域43が中心となるようにレビュー画像34をパンニングし、顔領域43が画面(画像表示ウィンドウ32c)に収まるほぼ最大のサイズとなるように拡大する。なお、顔領域43を示す矩形の枠は、レビュー画像34中に表示してもしなくてもよい。
次に、上記構成を有する画像表示プログラム16の処理手順を図3〜図5に基づいて具体的に説明する。図3のフローチャートにおいて、まず、操作部13が操作されて、画像表示プログラム16が起動されると、CPU10にブラウザ制御部18、顔情報検出処理部19、顔領域特定処理部20、表示処理部21などが生成され、ブラウザ制御部18により、図2に示した画像表示ブラウザ30がモニタ12の画面上に表示される(ステップS10)。さらに操作部13が操作されて、サムネイルウィンドウ32bから1つのサムネイル画像33が選択されると、画像表示ウィンドウ32cには該サムネイル画像33に対応するレビュー画像34が表示される(ステップS11)。
レビュー画像34が表示されると、ユーザによってレビュー画像34中に位置指定がなされたか否かが判定される(ステップS12)。つまり、レビュー画像34の上にカーソル35を重ねた状態でマウス14bのクリックボタンがクリックされたか否かが判定される。レビュー画像34中に位置指定がなされると、顔情報検出処理部19によって、レビュー画像34から人物の顔情報の検出が行われ(ステップS13)、人物の両目が1組以上検出されたか否かが判定される(ステップS14)。人物の両目が1組も検出されなかった場合には、そのまま処理が終了する。
人物の両目が1組以上検出された場合には、顔領域特定処理部20により、指定位置から最も近い人物の両目の間隔から顔の大きさが算出されて顔領域43が特定される(ステップS15)。図4に示すように、レビュー画像34に2人の人物41,42が存在する場合には、各人物の両目41a,42aおよびそれらの位置が検出される。そして同図中のカーソル35の位置でマウス14bのクリックボタンがクリックされると、この指定位置に近い人物41の両目41aの間隔L1が(例えばピクセル単位で)求められ、両目41aの位置および間隔L1に基づいて顔領域43が特定される。
顔領域43が設定されると、レビュー画像34は、顔領域43が中心となるようにパンニングされながら電子ズームが行われ、図5に示すように、顔領域43が画面(画像表示ウィンドウ32c)に収まるほぼ最大のサイズに拡大される(ステップS16)。このとき、顔領域43が拡大されたズーム画像44は、レビュー画像34に代えて画像表示ウィンドウ32cに表示される。
このように、ユーザは、おおまかな位置指定を行うだけで簡単に人物の顔領域43を拡大表示することができる。ユーザは、ズーム画像44を観察して、人物の顔にピントが合っているか、人物の顔の色合いが良いかなどをチェックし、画像の良し悪しを判断することができる。
なお、本第1実施形態では、ズーム画像44をレビュー画像34に代えて画像表示ウィンドウ32cに表示するようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、ズーム画像44を、拡大前の画像の表示領域である画像表示ウィンドウ32cとは別のウィンドウに表示するようにしてもよい。図6は、画像表示ブラウザ30の前面側にポップアップ表示されたポップアップウィンドウ50にズーム画像44を表示させた例である。
次に、上記とは別の第2実施形態を図7〜図9に基づいて説明する。本第2実施形態では、図7に示すように、画像表示ブラウザ30内に、顔ズームボタン(アイコン)51が表示されており、この顔ズームボタン51にカーソル35を合わせてマウス14bのクリックボタンをクリックする(以下、顔ズームボタン51を押すという)ことで、レビュー画像34中の各顔領域43が順次に拡大表示されるようになっている。
本第2実施形態において、顔領域特定処理部20は、顔情報検出処理部19によって検出されたすべての人物の顔に対して顔領域43を特定するようになっており、表示処理部21は、顔ズームボタン51が押されるたびに、その都度1つの顔領域43を選定して拡大表示するようになっている。なお、その他の構成は第1実施形態と同一である。
本第2実施形態の画像表示プログラム16の処理手順を図8および図9に基づいて具体的に説明する。図8のフローチャートにおいて、まず、操作部13が操作されて、画像表示プログラム16が起動されると、CPU10にブラウザ制御部18、顔情報検出処理部19、顔領域特定処理部20、表示処理部21などが生成され、ブラウザ制御部18により、図7に示す画像表示ブラウザ30がモニタ12の画面上に表示される(ステップS20)。さらに操作部13が操作されて、サムネイルウィンドウ32bから1つのサムネイル画像33が選択されると、画像表示ウィンドウ32cには該サムネイル画像33に対応するレビュー画像34が表示される(ステップS21)。
レビュー画像34が表示されると、カーソル35よって顔ズームボタン51が押されたか否かが判定される(ステップS22)。顔ズームボタン51が押されると、顔情報検出処理部19によって、レビュー画像34から人物の顔情報43の検出が行われ(ステップS23)、人物の両目が1組以上検出されたか否かが判定される(ステップS24)。人物の両目が1組も検出されなかった場合には、そのまま処理が終了する。
人物の両目が1組以上検出された場合には、顔領域特定処理部20により、両目の間隔から各人物の顔の大きさが算出されて顔領域43が特定される(ステップS25)。図9に示すように、レビュー画像34に2人の人物41,42が存在する場合には、各人物の両目41a,42aが検出され、両目41a,42aの位置および間隔L1,L2に基づいて各人物の顔領域43が特定される。
すべての人物の顔領域43が特定されると、表示処理部21により、まず、両目間隔が最大の人物に対する顔領域43が選定される(ステップS26)。図9の例において“L1>L2”の場合には、まず、人物41に対する顔領域43が選定される。そして、レビュー画像34は、表示処理部21により、選定された顔領域43が中心となるようにパンニングされながら電子ズームが行われ、上記第1実施形態の図6のように、該顔領域43が画面(画像表示ウィンドウ32c)に収まるほぼ最大のサイズとされる(ステップS27)。このとき、顔領域43が拡大表示されたズーム画像44(図5参照)は、レビュー画像34に代えて画像表示ウィンドウ32cに表示される。
次いで、顔ズームボタン51が押されたか否かが判定される(ステップS28)。顔ズームボタン51が押されると、ステップS26へ戻り、表示処理部21によって、次に両目間隔が大きい人物に対する顔領域43が選定される。上記図9の例では、次に、人物42に対する顔領域43が選定される。続くステップS27において、選定された顔領域43が上記と同様にして拡大表示される。ステップS26,S27は、顔ズームボタン51が押されるたびに繰り返し実行され、両目間隔が大きいものから順に各顔領域43を順次に拡大表示させる。なお、表示処理部21は、両目間隔が最小の人物に対する顔領域43を選定した後は、再び両目間隔が最大の人物に対する顔領域43を選定する。
このように、ユーザは、顔ズームボタン51を押すだけで簡単に人物の顔領域43を拡大表示することができる。ユーザは、ズーム画像44を観察して、人物の顔にピントが合っているか、人物の顔の色合いが良いかなどをチェックし、画像の良し悪しを判断することができる。なお、本第2実施形態においても、上記第1実施形態の図6のように、拡大前の画像の表示領域とは異なる表示領域、つまり画像表示ウィンドウ32cとは別のウィンドウ(ポップアップウィンドウなど)に、ズーム画像44を表示するようにしてもよい。
次に、さらに別の第3実施形態を図10に基づいて説明する。本第3実施形態の表示処理部21は、顔領域特定処理部20によって特定された各顔領域43について、画像の高周波成分や、輝度・彩度(理想値からのずれ)などから画像の写り具合の評価値を算出する機能を備え、各顔領域43の評価値に基づいて、顔ズームボタン51が押されるたびに、その都度1つの顔領域43を選定するようになっている。この評価値は、ピントが合っているか、照明が適正かなどを表すものである。なお、その他の構成は第2実施形態と同一である。
図10に示す本第3実施形態の画像表示プログラム16の処理手順は、ステップS36,S37以外は、図8に示した第2実施形態の処理手順と同一である。つまり、ステップS36において各顔領域43の写り具合の評価値が算出され、ステップS37において評価値が高いもの(写り具合のよいもの)から順に顔領域43が選定される。従って、顔ズームボタン51が押されるたびに、写り具合のよい顔領域43から順に拡大表示が行われる。
なお、上記第1〜第3実施形態において、静止画を拡大表示する場合について説明したが、本発明は動画に対しても適用することができる。すなわち、画像表示ウィンドウ32cにレビュー画像34として動画が再生表示されている場合に、第1実施形態においてはカーソル35での位置設定、第2および第3実施形態においては顔ズームボタン51の押下がなされた際のフレーム(コマ)に対して前述の顔情報検出処理部19、顔領域特定処理部20、および表示処理部21が上記各処理を行い、このフレームを静止画として顔領域43を拡大表示する。また、顔領域43を動画のまま拡大表示することも可能である。
また、上記第1〜第3実施形態では、マウス14bによってカーソル35を移動させて位置設定を行うようにしたが、本発明はこれに限定されず、マウス14bの代わりに、キーボード14aのカーソルキーや、不図示のタブレットなどの入力装置を用いることが可能である。
また、上記第2および第3実施形態では、顔ズームボタン51をカーソル35によって操作されるアイコンとしたが、本発明はこれに限定されず、顔ズームボタン51をユーザによって直接操作される機械式のボタンによって構成してもよい。例えば、キーボード14aの1つのキーに顔ズームボタン51を割り当ててもよいし、他の部分に専用のボタンを設けるようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、図7に示すようにズーム画像44をレビュー画像34とは別のウィンドウに表示するようにしてもよいことを述べたが、さらに、モニタ12とは別に設けられたモニタにズーム画像44を表示するようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、顔情報として人物の両目を検出することによって顔領域を特定するようにしたが、本発明はこれに限定されず、これに代えて、顔情報として顔の輪郭を検出すること、および/または、顔情報として顔の肌に相当する色情報を検出することによって顔領域を特定するようにしてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明をパーソナルコンピュータに適用したが、本発明はこれに限定されず、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、フォトストレージ、PDA、携帯電話機など、画像表示装置を備えた各種電子機器に本発明を適用することができる。
本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。 モニタの画面上に表示された画像表示ブラウザを示す図である。 画像表示プログラムの処理手順を示すフローチャートである。 顔領域が特定されたレビュー画像の一例を示す図である。 顔領域が拡大表示されたズーム画像の一例を示す図である。 ズーム画像をポップアップウィンドウに表示した例を示す図である。 本発明の第2実施形態における画像表示ブラウザを示す図である。 本発明の第2実施形態における画像表示プログラムの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態において顔領域が拡大表示されたレビュー画像の一例を示す図である。 本発明の第3実施形態における画像表示プログラムの処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 パーソナルコンピュータ
10 CPU
12 モニタ
13 操作部
14a キーボード
14b マウス
16 画像表示プログラム
18 ブラウザ制御部
19 顔情報検出処理部
20 顔領域特定処理部
21 表示処理部
30 画像表示ブラウザ
34 レビュー画像
35 カーソル
43 顔領域
44 ズーム画像
50 ポップアップウィンドウ
51 顔ズームボタン

Claims (16)

  1. 画像の一部分を拡大表示することをコンピュータに実行させるための画像表示プログラムであって、
    前記画像中に位置指定が行われた際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出する検出処理と、指定位置に最も近い人物の顔情報に基づいて顔領域を特定する特定処理と、特定された顔領域を拡大表示する表示処理とを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像表示プログラム。
  2. 前記顔情報を人物の両目とし、前記顔領域を両目の間隔に基づいて特定することを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1記載の画像表示プログラム。
  3. 前記画像は動画であって、前記位置指定が行われた際のフレームに対して前記検出処理、前記特定処理、および前記表示処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1または2記載の画像表示プログラム。
  4. 画像の一部分を拡大表示することをコンピュータに実行させるための画像表示プログラムであって、
    所定のボタンが押下された際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出する検出処理と、この顔情報に基づいて各人物の顔領域を特定する特定処理と、特定された各顔領域を前記ボタンが押下されるたびに順に拡大表示する表示処理とを前記コンピュータに実行させることを特徴とする画像表示プログラム。
  5. 前記顔情報を人物の両目とし、前記各顔領域を両目の間隔に基づいて特定することを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項4記載の画像表示プログラム。
  6. 前記表示処理において、前記ボタンが押下されるたびに、両目の間隔が大きいものから順に前記各顔領域を拡大表示することを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項5記載の画像表示プログラム。
  7. 前記表示処理において、前記各顔領域の写り具合を評価し、前記ボタンが押下されるたびに、写り具合のよいものから順に前記各顔領域を拡大表示することを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項4または5記載の画像表示プログラム。
  8. 前記表示処理において、拡大前の画像の表示領域とは異なる表示領域に前記顔領域を拡大表示することを前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1ないし7いずれか記載の画像表示プログラム。
  9. 画像の一部分を拡大表示する機能を有する画像表示装置であって、
    前記画像中に位置指定が行われた際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出する検出処理手段と、指定位置に最も近い人物の顔情報に基づいて顔領域を特定する特定処理手段と、特定された顔領域を拡大表示する表示処理手段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  10. 前記顔情報を人物の両目とし、前記顔領域を両目の間隔に基づいて特定することを特徴とする請求項9記載の画像表示装置。
  11. 前記画像は動画であって、前記位置指定が行われた際のフレームに対して前記検出処理手段、前記特定処理手段、および前記表示処理手段が前記処理を実行することを特徴とする請求項9または10記載の画像表示装置。
  12. 画像の一部分を拡大表示する機能を有する画像表示装置であって、
    所定のボタンが押下された際に前記画像からすべての人物の顔情報を検出する検出処理手段と、この顔情報に基づいて各人物の顔領域を特定する特定処理手段と、特定された各顔領域を前記ボタンが押下されるたびに順に拡大表示する表示処理手段とを実行することを特徴とする画像表示装置。
  13. 前記顔情報を人物の両目とし、前記各顔領域を両目の間隔に基づいて特定することを特徴とする請求項12記載の画像表示装置。
  14. 前記表示処理手段は、前記ボタンが押下されるたびに、両目の間隔が大きいものから順に前記各顔領域を拡大表示することを特徴とする請求項13記載の画像表示装置。
  15. 前記表示処理手段、前記各顔領域の写り具合を評価し、前記ボタンが押下されるたびに、写り具合のよいものから順に前記各顔領域を拡大表示することを特徴とする請求項12または13記載の画像表示装置。
  16. 前記表示処理手段は、拡大前の画像の表示領域とは異なる表示領域に前記顔領域を拡大表示することを特徴とする請求項9ないし15いずれか記載の画像表示装置。

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