JP2006177814A - 情報提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の運行中においても店舗の所在を安全かつ直感的に認識すること。
【解決手段】情報提供装置は、車両の運行に関する警告情報を取得する取得部201と、取得部201によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出部202と、地図情報を表示画面に表示する表示部203と、表示画面を制御して、抽出部202によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、店舗の表示情報を強調表示する表示制御部204と、を備える。情報提供装置は、たとえば、表示制御部204によって店舗の表示情報を他の店舗の表示情報よりも、表示画面に強調表示する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、車両などの運行に関する警告情報に伴って情報を提供する情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、および記録媒体に関する。ただし、この発明は、上述した情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、および記録媒体に限られない。
近年、自動車などの車両の運行に関する情報に基づいて、その車両の運行に適したサービスを提供可能な店舗の情報を提供するシステムが開示されている。
このようなシステムにおいては、たとえば、移動体(車両)に搭載された情報表示装置と、通信回線を介して情報表示装置に接続された情報提供装置とを備えている。情報表示装置は、現在地および移動体が自走可能か否かを含む情報を情報提供装置に送信する。また、情報提供装置から提供された施設情報をユーザに知らせる。情報提供装置は、移動体が自走不可の場合、移動体の現在地から所定範囲内であって、かつ救援サービスを行なっている修理施設の情報を、修理施設から入手した修理施設の情報の中から検索する。そして、検索した修理施設の施設情報を情報表示装置に提供する(たとえば、下記特許文献1を参照。)。
また、このようなシステムにおいては、たとえば、車両の運行状態を監視する第1ステップと、車両の運行状態に基づき必要サービスを検出する第2ステップと、車両の位置データを検出する第3ステップと、車両の必要サービスおよび位置データに基づき当該サービスを提供し得るサービス体を検出する第4ステップと、を含む(たとえば、下記特許文献2を参照。)。
特開平10−300488号公報 特開2002−277262号公報
しかしながら、たとえば、上記特許文献1のように、車両が自走可能か否かを検出し、その検出結果によって救援サービスを行なっている修理施設の施設情報を情報表示装置に表示するシステムや、たとえば、上記特許文献2のように、車両の運行状態を監視し、この運行状態に基づいて車両が必要となるサービスを検出し、当該サービスを提供し得るサービス体を検出して提供するシステムでは、修理施設およびサービス体と車両との位置関係や施設情報およびサービス情報を、車両の運行中に容易に認識することは困難となる。
この場合、車両の運行中に表示された施設情報やサービス情報を確認するために、車両を一旦停止させて表示された施設情報やサービス情報を確認するなどの行為が必要となる。しかし、車両を直ぐに停止させることができない状況においては、表示された施設情報やサービス情報を確認できないまま運行を継続しなければならない場合もあり、この場合、修理施設やサービス体を通り過ぎて、修理施設やサービス体へ到達することができないという事態が起こり得るという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる情報提供装置は、車両の運行に関する警告情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出手段と、前記地図情報を表示画面に表示する表示手段と、前記表示画面を制御して、前記抽出手段によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、前記店舗の表示情報を強調表示する表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項4の発明にかかる情報提供装置は、車両の運行に関する警告情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された店舗の所在情報および前記車両の現在位置情報に基づいて、前記店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位する音像定位手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかる情報提供方法は、車両の運行に関する警告情報を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、前記地図情報が表示されている表示画面において前記店舗の表示情報を強調表示する表示工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる情報提供方法は、車両の運行に関する警告情報を取得する取得工程と、前記取得工程によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出工程と、前記抽出工程によって抽出された店舗の所在情報および前記車両の現在位置情報に基づいて、前記店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位する音像定位工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項9の発明にかかる情報提供プログラムは、請求項7または8に記載の情報提供方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項10の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項9に記載の情報提供プログラムを記録したことを特徴とする。
以下に添付の図面を参照して、この発明にかかる情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、および記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
まずはじめに、この実施の形態1にかかる情報提供装置が備えられた車両内部について説明する。図1は、実施の形態1にかかる情報提供装置が備えられた車両内部を示す説明図である。この発明の実施の形態1にかかる情報提供装置は、車両などに備えられるものである。ここで、車両とは、四輪車や二輪車などを含む。以降において、この発明の実施の形態1にかかる情報提供装置は、四輪車に備えられたものとして説明する。
図1において、運転席シート111および助手席シート112の中間付近前方には、表示部(ディスプレイ)114を有するコンソールパネル車載機器115が設けられている。また、運転席シート111の前方には、警告灯116を有するメーターパネル車載機器117が設けられている。さらに、運転席シート111および助手席シート112の両サイド(ドア側)には、音声出力部(スピーカ)118が設けられている。なお、後部座席シート113の周囲にも、図示しない音声出力部(スピーカ)が設けられていても良い。
(情報提供装置の機能的構成)
つぎに、実施の形態1にかかる情報提供装置の機能的構成について説明する。図2は、実施の形態1にかかる情報提供装置の機能的構成を示すブロック図である。図2において、情報提供装置は、取得部201と、抽出部202と、表示部203と、表示制御部204と、経路探索部205と、入力部206と、記憶部207と、から構成されている。
取得部201は、車両の運行に関する警告情報を取得する。車両の運行に関する警告情報とは、具体的には、車両の運行に支障をきたすおそれがある場合に、その状態を警告する情報のことである。この警告情報は、たとえば、ABS(Anti−lock Brake System)故障、エアバッグ故障、およびブレーキ故障などの状態を検出して生成される(発せられる)。
抽出部202は、取得部201によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、記憶部207に記憶されている地図情報の中から抽出する。警告情報に関連付けられている店舗の所在情報とは、具体的には、たとえば、警告情報の内容に対応するサービス(販売や修理、点検・保守など)の提供を行なっているサービスステーションやディーラーなど店舗の所在地を含む情報のことである。
表示部203は、記憶部207に記憶されている地図情報を、表示部114(図1参照)に表示する。ここで、地図情報は、たとえば、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)を表わす背景情報と、道路の形状を表わす道路形状情報とを有しており、表示部114において2次元または3次元に描画される情報である。
表示制御部204は、表示画面を制御して、抽出部202によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、店舗の表示情報を強調表示する。店舗の表示情報とは、たとえば、店舗の種類を表わすアイコンやその店舗が提供するサービス内容を示すアイコンを表示画面に表示させる情報や、店舗が提供するサービス内容を表わす文字を表示画面に表示させる情報のことである。また、強調表示は、たとえば、店舗の表示情報を表示画面に拡大表示させたり、点滅表示させたりする表示方式のことである。
経路探索部205は、目的地点までの経路を探索する。なお、経路探索部205による最適な経路の探索は、公知の各種経路探索方法を用いて行われる。ここでは、公知の技術であるため説明を省略するが、経路探索方法として、たとえば、ダイクストラ法を用いることが可能である。経路探索部205は、たとえば、距離・道路種別(有料か無料か)・走り易さ等各種の条件を考慮し、優先度の高い条件を優先させた経路を探索する。
入力部206は、車両のユーザなどによる情報提供装置への操作入力に伴う情報を受け付ける。具体的には、操作入力は、たとえば、入力部206に対して入力行為(ボタンを押圧するなどの行為)を行ない、ユーザなどの操作意思を情報提供装置に伝達することが一例として挙げられる。この操作入力により、たとえば、経路探索部205による経路の探索の際に、経路の条件を設定したり、表示制御部204による強調表示の表示方式を変更したりすることなどができる。そして、操作入力に伴う情報は、このような操作入力により設定された情報や変更された情報を含む情報のことである。
記憶部207は、たとえば、取得部201によって取得された警告情報と、予め記憶された地図情報と、抽出部202によって抽出された店舗の所在情報と、表示制御部204によって強調表示される店舗の表示情報と、警告情報および店舗の所在情報を関連付けるパラメータ類と、経路探索部205によって探索された経路に関する情報と、入力部206によって受け付けられた操作入力に伴う情報と、を記憶する。この記憶部207に記憶される各種情報は、その種別により、一時的に記憶されたり、データベースのような学習的または統計的に記憶されたりする。
(情報提供装置の情報提供処理手順)
つぎに、実施の形態1にかかる情報提供装置の情報提供処理手順について説明する。図3は、実施の形態1にかかる情報提供装置の情報提供処理手順を示すフローチャートである。まず、取得部201(図2参照)によって、車両の運行に関する警告情報を取得したか否かを判定する(ステップS301)。取得部201が警告情報を取得していないと判定された場合(ステップS301:No)、本フローチャートによる一連の情報提供処理を終了する。
一方、取得部201が警告情報を取得したと判定された場合(ステップS301:Yes)、抽出部202(図2参照)によって、警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、記憶部207(図2参照)から読み出された地図情報の中から抽出する(ステップS302)。店舗の所在情報が抽出されたのち、経路探索部205(図2参照)によって、車両の現在位置情報が取得されたか否かを判定する(ステップS303)。
経路探索部205によって、車両の現在位置情報が取得されていないと判定された場合(ステップS303:No)、ステップS306に移行し、表示制御部204(図2参照)によって、抽出部202により抽出された店舗の所在情報に基づいて、地図情報が表示されている表示画面に店舗の表示情報を強調表示する(ステップS306)。
一方、経路探索部205によって、車両の現在位置情報が取得されたと判定された場合(ステップS303:Yes)、入力部206(図2参照)における経路探索を行なうか否かの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、経路探索部205によって、目的地点までの車両の経路を探索するか否かを判定する(ステップS304)。経路探索部205によって、車両の経路を探索しないと判定された場合(ステップS304:No)、ステップS306に移行し、表示制御部204によって、抽出部202により抽出された店舗の所在情報に基づいて、地図情報が表示されている表示画面に店舗の表示情報を強調表示する(ステップS306)。
経路探索部205によって、車両の経路を探索すると判定された場合(ステップS304:Yes)、ついで、探索された経路を、入力部206における車両の経路として選択し設定するか否かの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、経路探索部205によって、たとえば、地図情報が表示されている表示画面に表示制御部204により経路を表示して示すように、車両の経路として設定する(ステップS305)。
経路探索部205によって、車両の経路を設定したのち、ステップS306に移行して、表示制御部204によって、抽出部202により抽出された店舗の所在情報に基づいて、地図情報が表示されている表示画面に店舗の表示情報を強調表示する(ステップS306)。これにより、本フローチャートによる一連の情報提供処理を終了する。
なお、ステップS305において、車両の経路を設定した場合、たとえば、表示制御部204は、ステップS306における店舗の表示情報の強調表示を、つぎのように行なっても良い。すなわち、表示制御部204は、抽出部202により抽出された店舗の所在情報に基づいて、経路からの距離が所定範囲内(たとえば、経路から200m以内など)にある店舗の表示情報を強調表示したり、店舗の所在情報および車両の現在位置情報に基づいて、経路および車両の現在位置からの距離が所定範囲内(たとえば、経路から200m以内であり、かつ車両の現在位置から半径100m以内など)にある店舗の表示情報を強調表示したりしても良い。このようにすれば、警告情報に関連付けられ抽出された店舗の表示情報を、さらに絞り込んで表示画面に強調表示することができる。
ここで、この実施の形態1にかかる情報提供装置の店舗の表示情報の強調表示について説明する。図4および図5は、実施の形態1にかかる情報提供装置の店舗の表示情報の強調表示を示す説明図である。上記ステップS306での表示画面における店舗の表示情報の強調表示は、具体的には、たとえば、つぎのように表わされる。図4において、表示部203(図2参照)の表示画面401には、地図情報402と、店舗の表示情報である店舗表示アイコン403〜406と、店舗の表示情報である情報ウィンドウ407と、警告情報表示アイコン411〜419と、が表示されている。
たとえば、取得部201(図2参照)によって取得された警告情報が、車両のブレーキの故障を示している場合、警告情報表示アイコン411〜419のうちの、ブレーキ警告情報を示す警告情報表示アイコン415が、他の警告情報表示アイコン411〜414および416〜419よりも、表示制御部204(図2参照)によって表示画面401上に拡大表示され強調表示される。
そして、抽出部202(図2参照)によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、たとえば、店舗表示アイコン403〜406のうちの、ブレーキ警告情報に対応するサービスを提供可能なサービスステーション(以下、「SS」という)を示す店舗表示アイコン406が、ガソリンスタンド(以下、「GS」という)を示す他の店舗表示アイコン403〜405よりも、表示制御部204によって表示画面401上に拡大表示され強調表示される。
なお、情報ウィンドウ407には、たとえば、店舗表示アイコン406によって示されるSSの所在地およびサービス内容(点検・修理を受けられるか否かなど)を示す文字による店舗の表示情報が、表示制御部204によって表示画面401上に表示される。表示制御部204は、このように、店舗の表示情報を表示画面401に拡大表示することによって強調表示を行なっても良い。
一方、図5において、表示部203(図2参照)の表示画面501には、地図情報502と、店舗の表示情報である店舗表示アイコン503〜506と、店舗の表示情報である情報ウィンドウ507と、警告情報表示アイコン511〜519と、が表示されている。
たとえば、取得部201(図2参照)によって取得された警告情報が、車両のブレーキの故障を示している場合、警告情報表示アイコン511〜519のうちの、ブレーキ警告情報を示す警告情報表示アイコン515が、他の警告情報表示アイコン511〜514および516〜519よりも、表示制御部204(図2参照)によって表示画面501上に点滅表示され強調表示される。
そして、抽出部202(図2参照)によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、たとえば、店舗表示アイコン503〜506のうちの、ブレーキ警告情報に対応するサービスを提供可能なSSを示す店舗表示アイコン506が、GSを示す他の店舗表示アイコン503〜505よりも、表示制御部204によって表示画面501上に点滅表示され強調表示される。
なお、情報ウィンドウ507には、たとえば、店舗表示アイコン506によって示されるSSの所在地およびサービス内容(点検・修理を受けられるか否かなど)を示す文字による店舗の表示情報が、表示制御部204によって表示画面501上に表示される。表示制御部204は、このように、店舗の表示情報を表示画面501に点滅表示することによって強調表示を行なっても良い。
以上説明したように、この発明の実施の形態1にかかる情報提供装置によれば、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報に基づいて、店舗の表示情報を表示画面に強調表示することができる。このため、目的の店舗と他の店舗とを容易に区別することができるとともに、店舗の所在地と車両との位置関係を車両の運行中に容易に認識することができる。したがって、車両を直ぐに停止させることができない状況においても、強調表示された店舗を通り過ぎて、目的の店舗へ到達することができなくなるという事態を防止することが期待できる。
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2にかかる情報提供装置について説明する。実施の形態1にかかる情報提供装置では、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報に基づいて、店舗の表示情報を表示画面に強調表示して情報を提供する構成とした。一方、実施の形態2にかかる情報提供装置は、強調表示は行なわずに、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報と、車両の現在位置情報とに基づいて、音像の定位を行ない情報を提供する構成である。
(情報提供装置の機能的構成)
まず、実施の形態2にかかる情報提供装置の機能的構成について説明する。図6は、実施の形態2にかかる情報提供装置の機能的構成を示すブロック図である。図6において、情報提供装置は、取得部601と、抽出部602と、音像定位部603と、音声出力部604と、経路探索部605と、入力部606と、記憶部607と、から構成されている。
取得部601は、車両の運行に関する警告情報を取得する。車両の運行に関する警告情報とは、具体的には、車両の運行に支障をきたすおそれがある場合に、その状態を警告する情報のことである。この警告情報は、たとえば、ABS(Anti−lock Brake System)故障、エアバッグ故障、およびブレーキ故障などの状態を検出して生成される(発せられる)。
抽出部602は、取得部601によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、記憶部607に記憶されている地図情報の中から抽出する。警告情報に関連付けられている店舗の所在情報とは、具体的には、たとえば、警告情報の内容に対応するサービス(販売や修理、点検・保守など)の提供を行なっているSSやディーラーなど店舗の所在地を含む情報のことである。
音像定位部603は、抽出部602によって抽出された店舗の所在情報と、車両の現在位置情報とに基づいて、店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位する。なお、音像定位部603による音声の音像定位は、公知の音像定位方法を用いて行なわれる。ここでは、公知であるため説明を省略するが、音像定位方法として、たとえば、いわゆる頭部伝達関数に基づき音声のフィルタ処理を行ない、車両内部の音場に仮想音源を生成する方法を用いることが可能である。音像定位部603が音像定位する音声は、たとえば、ビープ音のような警報音や、人間が発する肉声音のような人工音声などが挙げられる。
音声出力部604は、音像定位部603によって音像定位される音声を出力する。音声出力部604によって出力される音声の情報には、たとえば、店舗が所在する方向を示したり、警告情報の内容を説明したり、店舗の所在情報の内容を説明したり、その店舗が提供するサービスの内容を説明したりする情報が含まれるものである。
経路探索部605は、目的地点までの経路を探索する。なお、経路探索部605による最適な経路の探索は、公知の各種経路探索方法を用いて行われる。ここでは、公知の技術であるため、上述したように説明を省略する。経路探索部605は、たとえば、距離・道路種別(有料か無料か)・走り易さ等各種の条件を考慮し、優先度の高い条件を優先させた経路を探索する。
入力部606は、車両のユーザなどによる情報提供装置への操作入力に伴う情報を受け付ける。具体的には、操作入力は、たとえば、入力部606に対して入力行為(ボタンを押圧するなどの行為)を行ない、ユーザなどの操作意思を情報提供装置に伝達することが一例として挙げられる。この操作入力により、たとえば、経路探索部605による経路の探索の際に、経路の条件を設定したり、音声出力部604による出力音声の出力値を変更したりすることなどができる。操作入力に伴う情報は、このような操作入力により設定された情報や変更された情報を含む情報のことである。
記憶部607は、たとえば、取得部601によって取得された警告情報と、予め記憶された地図情報と、抽出部602によって抽出された店舗の所在情報と、警告情報および店舗の所在情報を関連付けるパラメータ類と、音像定位部603によって音像定位される音声の情報と、経路探索部605によって探索された経路に関する情報と、入力部606によって受け付けられた操作入力に伴う情報と、を記憶する。この記憶部607に記憶される各種情報は、その種別により、一時的に記憶されたり、データベースのような学習的または統計的に記憶されたりする。
(情報提供装置の情報提供処理手順)
つぎに、実施の形態2にかかる情報提供装置の情報提供処理手順について説明する。図7は、実施の形態2にかかる情報提供装置の情報提供処理手順を示すフローチャートである。まず、取得部601(図6参照)によって、車両の運行に関する警告情報を取得したか否かを判定する(ステップS701)。取得部601が警告情報を取得していないと判定された場合(ステップS701:No)、本フローチャートによる一連の情報提供処理を終了する。
一方、取得部601が警告情報を取得したと判定された場合(ステップS701:Yes)、抽出部602(図6参照)によって、警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、記憶部607(図6参照)から読み出された地図情報の中から抽出する(ステップS702)。店舗の所在情報が抽出されたのち、たとえば、経路探索部605(図6参照)によって、車両の現在位置情報を取得する(ステップS703)。
車両の現在位置情報が取得されたのち、入力部606(図6参照)における経路探索を行なうか否かの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、経路探索部605によって、目的地点までの車両の経路を探索するか否かを判定する(ステップS704)。経路探索部605によって、車両の経路を探索しないと判定された場合(ステップS704:No)、ステップS706に移行し、音像定位部603によって、抽出部602により抽出された店舗の所在情報および経路探索部605により取得された車両の現在位置情報に基づいて、店舗の所在する方向から音声が聞こえるように、音声の音像を定位する(ステップS706)。
一方、経路探索部605によって、車両の経路を探索すると判定された場合(ステップS704:Yes)、探索された経路を、入力部606における車両の経路として選択し設定するか否かの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、経路探索部605によって、たとえば、音声出力部604により出力される音声が案内する車両の経路として設定する(ステップS705)。
経路探索部605によって、車両の経路を設定したのち、ステップS706に移行して、音像定位部603によって、抽出部602により抽出された店舗の所在情報および経路探索部605により取得された車両の現在位置情報に基づいて、店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位する(ステップS706)。これにより、本フローチャートによる一連の情報提供処理を終了する。なお、音像定位部603は、音声出力部604により出力される車両の経路を案内する音声の音像を定位するようにしても良い。
ここで、この実施の形態2にかかる情報提供装置の音声の音像定位について簡単に説明する。図8および図9は、実施の形態2にかかる情報提供装置の音声の音像定位を示す説明図である。上記ステップS706での音像定位部603による音声の音像定位は、具体的には、たとえば、つぎのように行なわれる。図8において、車両800の内部の運転席シート811および助手席シート812の両サイド(ドア側)には、音声出力部(スピーカ)817が設けられ、後部座席シート813の周囲(左右後方)には、音声出力部818が設けられている。なお、車両800の内部には、この他にも図示しない音声出力部(スピーカ)が設けられていても良い。
たとえば、取得部601によって取得された警告情報が、車両800の燃料残存量警告情報を示している場合、音像定位部603によって、店舗の所在情報および車両800の現在位置情報に基づいて、店舗の所在地および車両800の現在位置を認識する。図示の場合、車両800の燃料残存量警告情報に対応するサービスを提供可能なGS801を示す店舗の所在地が、車両800の現在位置に対して右斜め前方にあるとする。この場合、音像定位部603は、たとえば、車両800のユーザ820に対し、GS801を示す店舗の所在する右斜め前方の方向から音声が聞こえるように、運転席シート811側の音声出力部817から出力される音声の音像を定位する。
一方、図9において、車両900の内部の運転席シート911および助手席シート912の両サイド(ドア側)には、音声出力部(スピーカ)917が設けられ、後部座席シート913の周囲(左右後方)には、音声出力部918が設けられている。なお、車両900の内部には、この他にも図示しない音声出力部(スピーカ)が設けられていても良い。図示の場合、車両900の燃料残存量警告情報に対応するサービスを提供可能なGS901を示す店舗の所在地が、車両900の現在位置に対して左斜め後方にあるとする。この場合、音像定位部603は、たとえば、車両900のユーザ920に対し、GS901を示す店舗の所在する左斜め後方から音声が聞こえるように、後部座席シート913の左後方の音声出力部918から出力される音声の音像を定位する。
なお、図8および図9において、音像定位部603が音像定位する音声は、車両800および車両900のすべての音声出力部817,818,917,918から出力されても良い。また、音像定位され出力される音声の内容は、たとえば、GS801またはGS901を示す店舗の所在する方向から聞こえる警報音のようなものでも良いし、GS801またはGS901を示す店舗の所在する方向から聞こえる店舗の所在地を説明したり、その店舗が提供するサービスの内容を説明したりする情報が含まれるものである。
以上説明したように、この発明の実施の形態2にかかる情報提供装置によれば、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報および車両の現在位置情報に基づいて、店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位することができる。このため、車両の運転者などのユーザが視線移動することなく、目的の店舗のおおよその所在位置や所在方向を容易に認識することができるとともに、店舗の所在地と車両との位置関係を車両の運行中に容易に認識することができる。したがって、車両を直ぐに停止させることができない状況においても、目的の店舗を通り過ぎて、目的の店舗へ到達することができなくなるという事態を防止することが期待できる。
つぎに、この実施の形態1にかかる実施例1および実施の形態2にかかる実施例2について詳細に説明する。ここでは、実施の形態1および実施の形態2にかかる情報提供装置を、自家用車に適用した場合を例示して説明する。なお、実施例1は、実施の形態1に対応する実施例である。また、実施例2は、実施の形態2に対応する実施例である。
(情報提供装置のハードウェア構成)
まず、実施例1にかかる情報提供装置のハードウェア構成について説明する。図10は、実施例1にかかる情報提供装置のハードウェア構成を示すブロック図である。情報提供装置1000は、演算処理部1001を中心として、車両センサ群1020によって取得される車両の運行に関する警告情報に基づいて、この警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を抽出し、抽出した店舗の所在情報に基づいて、店舗の表示情報をディスプレイ1009に強調表示する。
演算処理部1001は、CPU1002と、RAM1003と、ROM1004と、から構成される。CPU1002は、たとえば、情報提供装置1000全体の制御を司り、制御プログラムにしたがって各種の演算処理を実行することにより、情報提供装置1000が備える各部を統括的に駆動制御する。
RAM1003は、いわゆる可変的なデータを書き換え自在に記憶し、CPU1002のワークエリアなどとして使用される。このRAM1003は、たとえば、電源OFFによって記憶されたデータが消去される揮発性のメモリであっても良いし、バッテリ等によってバックアップされることによる不揮発性のメモリであっても良い。
ROM1004は、たとえば、ブートプログラムなどの、いわゆる固定的データを記憶している。ROM1004に記憶されたデータは、ユーザの操作によって書き換えることは可能であるが、電源OFFによって消去されることはないものとする。図2における抽出部202は、具体的には、たとえば、この演算処理部1001によってその機能を実現する。
この演算処理部1001と接続されている車両センサ群1020は、たとえば、ABS故障検出センサ1021と、エアバッグ故障検出センサ1022と、エンジン故障検出センサ1023と、充電状態検出センサ1024と、ブレーキ故障検出センサ1025と、クルーズコントロール(以下、「CC」という)故障検出センサ1026と、燃料センサ1027と、油圧センサ1028と、タイヤ空気圧センサ1029と、シートベルトセンサ1030と、車載機器故障検出センサ1031と、ECU(Electronic Control Unit)センサ1032と、駆動系故障検出センサ1033と、電気系故障検出センサ1034と、を備えて構成されている。
車両センサ群1020を構成する上記各センサ1021〜1034は、公知のセンサなどからなるものであるため、ここでは詳細な説明を省略するが、各センサ1021〜1034の動作について、簡単に触れておくこととする。各センサ1021〜1034は、車両に備えられたABS、エアバッグ、エンジン、バッテリ、ブレーキシステム、CCシステム、燃料、オイル、タイヤ、シートベルト、各種車載機器、ECU、駆動系システム、電気系システムなどの故障を検出し、検出した故障に基づく警告情報を演算処理部1001に出力する。図2における取得部201は、具体的には、たとえば、これら各センサ1021〜1034によって構成される車両センサ群1020によってその機能を実現する。
GPS(Global Positioning System)部1005は、GPSアンテナ1018を備え、図示しないGPS衛星からの電波を受信して車両の現在位置(現在地点)情報を取得する。ここで、GPSとは、4つ以上の衛星からの電波を受信することによって地上での位置を正確に求めるシステムである。たとえば、GPSアンテナ1018によって得られるGPS測位データおよび車両の進行方向の絶対方位データを、移動速度センサ、角速度センサ、走行距離センサおよび傾斜センサなどから得られる各データを補正することによって、車両の現在位置情報を取得する。このGPS部1005は、受信した電波を復調するチューナーや復調したデータに基づいて位置を算出する演算回路などを備えている。そして、GPS部1005は、得られた車両の現在位置情報を演算処理部1001に出力する。
通信I/F1006は、車両に搭載されたECU(Electronic Control Unit)などの他の装置や、リモートコントロール機器などの他の機器と、演算処理部1001との各種データの送受信を行なう。この通信I/F1006における各種データの送受信は、たとえば、有線、無線を問わず行なわれる。また、通信I/F1006は、図示しない基地局を介して図示しない通信サーバと、公知の各方式の無線通信を行なう機能を備えて構成されていても良い。
入力デバイス1007は、入力キーが配置されたキーボードなどから構成され、情報提供装置1000の操作入力を受け付ける。この入力デバイス1007は、物理的な押下げ/非押下げを検出する押しボタン式スイッチ、タッチパネル、ゲーム用のジョイスティックやトラックボールなどの公知の各種形態で構成されていても良いし、これら複数の形態で構成されていても良く、ユーザによる操作入力を簡易に行なえるように構成すればなお良い。図2における入力部206および図6における入力部606は、具体的には、たとえば、この入力デバイス1007によってその機能を実現する。
ここで、たとえば、入力デバイス1007の形態としてタッチパネルを採用する場合、このタッチパネルは後述するディスプレイ1009の表示画面側に積層して使用される。そして、ディスプレイ1009における表示タイミングとタッチパネル(入力デバイス1007)に対する操作入力タイミングおよびその位置座標とを、たとえば、演算処理部1001によって管理することにより、入力された情報を認識する。このように、入力デバイス1007の形態としてディスプレイ1009に積層されたタッチパネルを採用することにより、入力デバイス1007の形態を大型化することなく、多くの操作入力を行うことができる。なお、タッチパネルとしては、抵抗膜式、感圧式などの公知の各種タッチパネルを用いることができる。
表示制御回路1008は、後述するディスプレイ1009を制御して、演算処理部1001によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、演算処理部1001によって生成された店舗の表示情報をディスプレイ1009に強調表示する。また、表示制御回路1008は、後述する記憶装置1013から演算処理部1001に読み出された地図情報や、演算処理部1001に入力された車両の現在位置情報、演算処理部1001によって探索された経路に関する情報が表示されるように、ディスプレイ1009を制御する。なお、たとえば、店舗の所在情報は、店舗の所在地を示す住所情報を有し、店舗の表示情報は、店舗の種別や提供するサービスの内容を示すアイコンやウィンドウなどの情報を有している。ここで、店舗とは、警告情報に対応するサービスの提供を行なっている店舗を指し、SS、GS、ディーラー、車両用品店、および修理工場などが含まれる。
この表示制御回路1008は、具体的には、たとえば、ディスプレイ1009全体の制御を行なうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像などの情報を一時的に記憶するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される情報に基づいて、ディスプレイ1009を表示制御する制御ICやGPUなどによって構成される。図2における表示制御部204は、具体的には、たとえば、この表示制御回路1008および演算処理部1001によってその機能を実現する。
ディスプレイ1009は、表示制御回路1008から出力された情報に基づいて、表示画面上に各種の情報を表示する。このディスプレイ1009は、たとえば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイなどのディスプレイ装置によって構成される。このディスプレイ1009には、アイコン、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字および画像などの各種の情報が表示されとともに、演算処理部1001によって生成された店舗の表示情報や、記憶装置1013から読み出された地図情報、車両の現在位置情報、経路に関する情報なども表示される。図2における表示部203は、具体的には、たとえば、このディスプレイ1009によってその機能を実現する。
音像定位回路1010は、演算処理部1001によって抽出された店舗の所在情報および演算処理部1001に入力された車両の現在位置情報に基づいて、演算処理部1001によって生成され後述するスピーカ1012から出力される音声の音像を、店舗の所在する方向から聞こえるように定位する。音像定位回路1010は、たとえば、DSP(Digital Signal Processor)により公知の各種音像定位方法を実現する。音像定位回路1010によって音像定位される音声の内容は、たとえば、警報音や、店舗の所在地を説明したり、その店舗が提供するサービスの内容を説明したりする音声などである。図6における音像定位部603は、具体的には、たとえば、この音像定位回路1010によってその機能を実現する。
音声調整回路1011は、後述するスピーカ1012から出力される音声の調整を行なう。具体的には、たとえば、音声の音量の調整やイコライジング処理などを行ない、音声の出力状態を調整する。この音声調整回路1011によるスピーカ1012の音声調整は、たとえば、車両のユーザからの操作入力や演算処理部1001による制御によって行なわれる。
スピーカ1012は、音像定位回路1010によって音像定位された音声や、音声調整回路1011によって音声調整された音声を出力する。このスピーカ1012によって出力される音声には、上述したように、たとえば、店舗が所在する方向を示したり、警告情報を説明したり、店舗の所在情報を説明したり、その店舗が提供するサービスを説明したりする内容の音声が含まれる。図6における音声出力部604は、具体的には、たとえば、このスピーカ1012および音声調整回路1011によってその機能を実現する。
記憶装置1013は、車両センサ群1020によって取得された各種警告情報、GPS部1005によって取得された車両の現在位置情報、地図情報、演算処理部1001によって抽出された店舗の所在情報、演算処理部1001によって生成され表示制御部204によって強調表示される店舗の表示情報、警告情報および店舗の所在情報を関連付ける関連付けパラメータ類、演算処理部1001によって探索された経路に関する情報、入力デバイス1007によって受け付けられた操作入力に伴う情報などを記憶する。
ここで、演算処理部1001は、入力デバイス1007によって受け付けられた経路の探索を行なうことを指示する操作入力などに伴い、記憶装置1013から読み出した地図情報やGPS部1005によって取得した車両の現在位置情報などに基づいて、目的地点までの車両の経路を探索するようにしても良い。この経路の探索は、公知の各種経路探索方法を用いて行われる。そして、演算処理部1001は、探索した経路に関する情報に基づいて、表示制御回路1008によって強調表示される店舗の表示情報を、経路から所定範囲内のものに絞り込んだり、経路に関する情報および車両の現在位置情報に基づいて、経路から所定範囲内であり、かつ車両の現在位置から所定範囲内のものに絞りこんだりする処理を行なうように構成されていても良い。図2における経路探索部205および図6における経路探索部605は、具体的には、たとえば、演算処理部1001、GPS部1005、入力デバイス1007、ディスプレイ1009、スピーカ1012および記憶装置1013によってその機能を実現する。
そして、記憶装置1013は、たとえば、HDD(ハードディスクドライブ)1014と、HD(ハードディスク)1015と、光ディスクドライブ1016と、光ディスク1017と、から構成される。HDD1014は、演算処理部1001の制御にしたがってHD1015に対するデータのリード/ライトを制御する。HD1015は、HDD1014の制御で書き込まれたデータを記憶する。光ディスクドライブ1016は、演算処理部1001の制御にしたがって光ディスク1017に対するデータのリードを制御する。光ディスク1017は、光ディスクドライブ1016の制御で読み込まれるデータを記録している。
光ディスク1017は、CD−ROM(CD−R、CD−RW)、MO、DVD(Digital Versatile Disk)などが挙げられる。そして、この記憶装置1013としては、上記HDD1014、HD1015、光ディスクドライブ1016、および光ディスク1017とともに、その他、着脱可能な記録媒体として、メモリーカードなどが用いられても良い。図2おける記憶部207および図6における記憶部607は、具体的には、この記憶装置1013によってその機能を実現する。
ここで、記憶装置1013に予め記憶されている地図情報は、たとえば、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景情報と、道路の形状をあらわす道路形状情報とを有しており、ディスプレイ1009において2次元または3次元に描画される。
背景情報は、背景の形状をあらわす背景形状情報と、背景の種別をあらわす背景種別情報とを有する。背景形状情報は、たとえば、地物の代表点、ポリライン、ポリゴン、地物の座標等を示す情報を含む。背景種別情報は、たとえば、地物の名称や住所や電話番号等を示すテキスト情報、建物・河川等の地物の種別を示す種別情報などを含む。
道路形状情報は、複数のノードおよびリンクを有する道路ネットワークに関する情報である。ノードは、三叉路・十字路・五叉路等複数の道路が交差する交差点を示す情報である。リンクは、ノード間を連結する道路を示す情報である。リンクには、曲線道路の表現を可能とする形状補完点を有するものもある。
加えて、道路形状情報は、交通条件情報を有する。交通条件情報は、交差点の特徴、各リンクの長さ(距離)、車幅、進行方向、通行禁止、道路種別等を示す情報である。交差点の特徴としては、たとえば、三叉路や五叉路等の複雑な交差点、浅い角度で道路が分岐する交差点、目的地点周辺の交差点、高速道路の出入り口やジャンクション、経路逸脱率の高い交差点などが挙げられる。なお、経路逸脱率は、たとえば、過去の走行履歴から算出することが可能である。そして、道路種別としては、たとえば、高速道路、有料道路、一般道路などが挙げられる。
演算処理部1001は、このように構成された地図情報の中から、各種警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を抽出する。また、演算処理部1001は、このように構成された地図情報に基づいて、車両の経路を探索する。なお、各種警告情報と店舗の所在情報との関連付けは、たとえば、つぎのように行なわれている。すなわち、ABS警告情報、エアバッグ警告情報、ブレーキ警告情報およびCC警告情報はディーラーの所在情報と関連付けられ、エンジン警告情報はディーラーまたは修理工場の所在情報と関連付けられ、充電警告情報はディーラーまたは車両用品店の所在情報と関連付けられ、油圧警告情報は車両用品店の所在情報と関連付けられている。また、燃料警告情報はSSの所在情報と関連付けられ、タイヤ空気圧警告情報は車両用品店またはSSの所在情報と関連付けられている。これらの関連付けは、入力デバイス1007への操作入力などによって変更することも可能である。
(情報提供装置の情報提供処理手順)
つぎに、実施例1にかかる情報提供装置の情報提供処理手順について説明する。図11は、実施例1にかかる情報提供装置の情報提供処理手順を示すフローチャートである。具体的に、図11に示す処理は、たとえば、図10に示したRAM1003、ROM1004、HD1015、光ディスク1017などに記憶(記録)されたプログラムをCPU1002が実行することによって実現する。
まず、演算処理部1001(図10参照)によって、車両センサ群1020(図10参照)により車両の運行に関する警告情報を取得したか否かを判定する(ステップS1101)。ここでの警告情報は、車両センサ群1020の各センサ1021〜1034から検出された、車両に備えられたABS、エアバッグ、エンジン、バッテリ、ブレーキシステム、CCシステム、燃料、オイル、タイヤ、シートベルト、各種車載機器、ECU、駆動系システム、電気系システムなどの故障に基づく警告情報である。
演算処理部1001によって、車両センサ群1020から警告情報を取得していないと判定された場合(ステップS1101:No)、本フローチャートによる一連の情報提供処理を終了する。一方、車両センサ群1020から警告情報を取得したと判定された場合(ステップS1101:Yes)、演算処理部1001は、記憶装置1013(図10参照)から地図情報を読み出すとともに、関連付けパラメータ類に基づいて、警告情報と関連付けられている店舗の所在情報を地図情報の中から抽出する(ステップS1102)。
演算処理部1001によって、店舗の所在情報が抽出されたのち、GPS部1005(図10参照)によって車両の現在位置情報を取得したか否かを、演算処理部1001により判定する(ステップS1103)。演算処理部1001によって、GPS部1005により車両の現在位置情報を取得していないと判定された場合(ステップS1103:No)、ステップS1106に移行し、演算処理部1001によって入力デバイス1007(図10参照)からの操作入力などにより、取得した警告情報用の強調表示は設定済みか否かを判定する(ステップS1106)。
ここで、強調表示の設定とは、たとえば、取得した警告情報の種別によって、店舗の表示情報をディスプレイ1009(図10参照)において拡大表示したり、点滅表示したりするように、表示制御回路1008(図10参照)による表示制御の方式を設定することや、取得した警告情報の種別によって、強調表示する店舗の表示情報を選択し設定することをいう。
演算処理部1001によって、取得した警告情報用の強調表示が設定済みでないと判定された場合(ステップS1106:No)、演算処理部1001は、表示制御回路1008に対し、ディスプレイ1009における店舗の表示情報を、取得した警告情報用のデフォルト強調表示で表示させる(ステップS1107)。この実施例1では、デフォルト強調表示は、点滅表示に設定されていることとする。
演算処理部1001によって、取得した警告情報用の強調表示が設定済みであると判定された場合(ステップS1106:Yes)、演算処理部1001は、表示制御回路1008に対し、ディスプレイ1009における店舗の表示情報を、取得した警告情報用のユーザ設定強調表示で表示させる(ステップS1108)。この実施例1では、ユーザ設定強調表示は、拡大表示に設定されていることとする。このように、各ステップS1107およびS1108において、表示制御回路1008による店舗の表示情報の強調表示が行なわれると、本フローチャートによる一連の情報提供処理を終了する。
一方、上記ステップS1103において、演算処理部1001によって、GPS部1005により車両の現在位置情報を取得したと判定された場合(ステップS1103:Yes)、入力デバイス1007における経路探索を行なうか否かの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、演算処理部1001は、目的地点までの車両の経路を探索するか否かを判定する(ステップS1104)。このステップS1104において、演算処理部1001によって、車両の経路を探索しないと判定された場合(ステップS1104:No)、ステップS1106に移行し、演算処理部1001によって入力デバイス1007からの操作入力などにより、取得した警告情報用の強調表示は設定済みか否かを判定し(ステップS1106)、その判定結果に基づいてステップS1107またはステップS1108の処理が行なわれる。
ステップS1104において、演算処理部1001によって、車両の経路を探索すると判定された場合(ステップS1104:Yes)、探索された経路を、入力デバイス1007からの車両の経路として選択し設定するか否かの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、演算処理部1001によって、地図情報が表示されているディスプレイ1009の表示画面に経路を表示して示すように表示制御回路1008を制御するとともに、車両の経路を設定する(ステップS1105)。その後、ステップS1106以降の処理が行なわれる。
なお、演算処理部1001は、たとえば、入力デバイス1007からの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、ステップS1105において車両の経路を設定した場合、表示制御回路1008を制御して、強調表示の形態を、経路からの距離が所定範囲内にある店舗の表示情報を強調表示したり、経路および車両の現在位置からの距離が所定範囲内にある店舗の表示情報を強調表示したりするように変更しても良い。
ここで、ステップS1105における車両の経路の設定が行なわれたのちの、ステップS1107における店舗の表示情報のデフォルト強調表示およびステップS1108における店舗の表示情報のユーザ設定強調表示について簡単に説明する。図12は、実施例1にかかる情報提供装置のデフォルト強調表示による情報提供表示を示す説明図である。また、図13は、実施例1にかかる情報提供装置のユーザ設定強調表示による情報提供表示を示す説明図である。図12において、ディスプレイ1009(図10参照)の表示画面1201には、地図情報1202と、店舗の表示情報である店舗表示アイコン1203〜1208と、車両の経路1210と、車両の現在位置表示アイコン1211と、警告情報表示アイコン1221〜1226と、店舗の表示情報である情報ウィンドウ1231〜1233と、が表示されている。店舗表示アイコン1203、1204、1207および1208は、車両用品店を表わし、店舗表示アイコン1205および1206は、GSを表わしている。
たとえば、デフォルト強調表示が、店舗の表示情報を点滅表示させると設定されている場合で、取得した警告情報が充電警告情報であり、関連付けられている店舗が車両用品店である場合、充電警告情報に対応する警告情報表示アイコン1224と、この充電警告情報に関連付けられている車両用品店を表示する店舗表示アイコン1208とが、表示制御回路1008(図10参照)によって点滅表示されることにより強調表示される。
また、このデフォルト強調表示では、各店舗表示アイコン1203〜1208のうち、経路1210や、経路1210および車両の現在位置表示アイコン1211から、所定範囲内にある店舗を強調表示することもできる。これにより、表示画面1201上の他の警告情報表示アイコン1221〜1223、1225および1226や、他の店舗表示アイコン1203〜1207よりも、警告情報表示アイコン1224および店舗表示アイコン1208を容易に認識することができる。
一方、図13において、ディスプレイ1009(図10参照)の表示画面1301には、地図情報1302と、店舗の表示情報である店舗表示アイコン1303〜1308と、車両の経路1310と、車両の現在位置表示アイコン1311と、警告情報表示アイコン1321〜1326と、店舗の表示情報である情報ウィンドウ1331〜1333と、が表示されている。店舗表示アイコン1303〜1305、1307および1308は、GSを表わし、店舗表示アイコン1306は、SSを表わしている。
たとえば、ユーザ設定強調表示が、店舗の表示情報を拡大表示させると設定されている場合で、取得した警告情報が燃料警告情報であり、関連付けられている店舗がGSである場合、燃料警告情報に対応する警告情報表示アイコン1324と、この燃料警告情報に関連付けられているGSを表示する店舗表示アイコン1308とが、表示制御回路1008(図10参照)によって拡大表示されることにより強調表示される。
また、このユーザ設定強調表示では、各店舗表示アイコン1303〜1308のうち、経路1310や、経路1310および車両の現在位置表示アイコン1311から、所定範囲内にある店舗を強調表示することもできる。これにより、表示画面1301上の他の警告情報表示アイコン1321〜1323、1325および1326や、他の店舗表示アイコン1303〜1307よりも、警告情報表示アイコン1324および店舗表示アイコン1308を容易に認識することができる。
以上説明したように、実施例1にかかる情報提供装置は、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報に基づいて、店舗の表示情報を表示画面に点滅表示させたり拡大表示させたりして、強調表示することができる。このため、目的の店舗と他の店舗とを容易に区別することができるとともに、目的の店舗を容易に認識することができる。したがって、車両の運行中においても、目的の店舗の位置などを容易に認識することができる。
つぎに、実施例2にかかる情報提供装置について説明する。実施例1にかかる情報提供装置では、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報に基づいて、店舗の表示情報を強調表示することで、目的の店舗を容易に認識できる構成とした。
一方、実施例2にかかる情報提供装置では、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報と、車両の現在位置情報とに基づいて、目的の店舗が所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位し、目的の店舗を容易に認識できる構成を採用する。なお、実施例2のハードウェア構成については、実施例1と同様であるため、以下の説明においては図10と同様の符号を用い、図示および説明は省略する。
(情報提供装置の情報提供処理手順)
以下、実施例2にかかる情報提供装置の情報提供処理手順について説明する。図14は、実施例2にかかる情報提供装置の情報提供処理手順を示すフローチャートである。具体的に、図14に示す処理は、たとえば、図10に示したRAM1003、ROM1004、HD1015、光ディスク1017などに記憶(記録)されたプログラムをCPU1002が実行することによって実現する。
まず、演算処理部1001によって、車両センサ群1020により車両の運行に関する警告情報を取得したか否かを判定する(ステップS1401)。ここでの警告情報は、車両センサ群1020の各センサ1021〜1034から検出された、車両に備えられたABS、エアバッグ、エンジン、バッテリ、ブレーキシステム、CCシステム、燃料、オイル、タイヤ、シートベルト、各種車載機器、ECU、駆動系システム、電気系システムなどの故障に基づく警告情報である。
演算処理部1001によって、車両センサ群1020から警告情報を取得していないと判定された場合(ステップS1401:No)、本フローチャートによる一連の情報提供処理を終了する。一方、車両センサ群1020から警告情報を取得したと判定された場合(ステップS1401:Yes)、演算処理部1001は、記憶装置1013から地図情報を読み出すとともに、関連付けパラメータ類に基づいて、警告情報と関連付けられている店舗の所在情報を地図情報の中から抽出する(ステップS1402)。
演算処理部1001によって、店舗の所在情報が抽出されたのち、GPS部1005によって車両の現在位置情報を取得する(ステップS1403)。そして、GPS部1005によって、車両の現在位置情報を取得したのち、入力デバイス1007における経路探索を行なうか否かの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、演算処理部1001は、目的地点までの車両の経路を探索するか否かを判定する(ステップS1404)。このステップS1404において、演算処理部1001によって、車両の経路を探索しないと判定された場合(ステップS1404:No)、ステップS1406に移行し、演算処理部1001によって入力デバイス1007からの操作入力などにより、取得した警告情報用の音声は設定済みか否かを判定する(ステップS1406)。
ここで、音声の設定とは、たとえば、取得した警告情報の種別によって、スピーカ1012から出力する音声の種類(たとえば、警報音や人口音声など)を変更したり、音声の内容(たとえば、店舗の所在地の説明や店舗のサービスの内容の説明など)を選択したり、スピーカ1012からの音声の出力形態を変更(たとえば、使用するスピーカ1012の切り替えなど)するように、音像定位回路1010による音像定位制御や音声調整回路1011による音声調整制御の方式を設定することである。
演算処理部1001によって、取得した警告情報用の音声が設定済みでないと判定された場合(ステップS1406:No)、演算処理部1001は、音像定位回路1010に対し、スピーカ1012から出力する音声を、取得した警告情報用のデフォルト音声が店舗が所在する方向から聞こえるように、音像を定位させる(ステップS1407)。この実施例2では、デフォルト音声は、ビープ音などの警報音に設定されていることとする。
一方、演算処理部1001によって、取得した警告情報用の音声が設定済みであると判定された場合(ステップS1406:Yes)、演算処理部1001は、音像定位回路1010に対し、スピーカ1012から出力する音声を、取得した警告情報用のユーザ設定音声が店舗が所在する方向から聞こえるように、音像を定位させる(ステップS1408)。この実施例2では、ユーザ設定音声は、人間の肉声に近い人工音声に設定されていることとする。このように、各ステップS1407およびS1408において、音像定位回路1010による音声の音像の定位が行なわれると、本フローチャートによる一連の情報提供処理を終了する。
一方、上記ステップS1404において、演算処理部1001によって、車両の経路を探索すると判定された場合(ステップS1404:Yes)、探索された経路を、入力デバイス1007からの車両の経路として選択し設定するか否かの操作入力に伴う情報の有無などに基づいて、演算処理部1001によって、たとえば、地図情報が表示されているディスプレイ1009の表示画面に経路を表示して示すように、表示制御回路1008を制御するとともに、車両の経路を設定する(ステップS1405)。その後、ステップS1406以降の処理が行なわれる。なお、演算処理部1001は、音像定位回路1010を制御して、経路を説明する音声の音像を定位するようにしても良い。店舗が所在する方向から聞こえるように音像定位された音声は、経路からの距離が所定範囲内にある店舗の方向を示したり、経路および車両の現在位置からの距離が所定範囲内にある店舗の方向を示したりするように出力されても良い。
以上説明したように、実施例2にかかる情報提供装置は、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報と、車両の現在位置情報とに基づいて、店舗が所在する方向から音声が聞こえるように、出力される音声の音像を定位することができる。このため、このため、車両の運転者などのユーザが視線移動することなく、目的の店舗のおおよその所在位置や所在方向を容易に認識することができるとともに、目的の店舗を容易に認識することができる。したがって、車両の運行中においても、目的の店舗の位置などを容易に認識することができる。
以上のように、この発明にかかる情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、および記録媒体によれば、車両の運行に関する警告情報に関連付けられている店舗の所在情報や、車両の現在位置情報などに基づいて、店舗の表示情報を表示画面に強調表示したり、店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位したりすることができる。このため、目的の店舗と他の店舗とを容易に区別したり、車両の運転者などのユーザが視線移動することなく、目的の店舗のおおよその所在位置や所在方向を安全に認識したりすることができるとともに、店舗の所在地と車両との位置関係を車両の運行中に直感的に認識することができる。したがって、車両の運行中においても店舗の所在を安全かつ直感的に認識することができるという効果を奏する。
なお、本実施の形態で説明した情報提供方法は、予め用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であっても良い。
実施の形態1にかかる情報提供装置が備えられた車両内部を示す説明図である。 実施の形態1にかかる情報提供装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態1にかかる情報提供装置の情報提供処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる情報提供装置の店舗の表示情報の強調表示を示す説明図である。 実施の形態1にかかる情報提供装置の店舗の表示情報の強調表示を示す説明図である。 実施の形態2にかかる情報提供装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかる情報提供装置の情報提供処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかる情報提供装置の音声の音像定位を示す説明図である。 実施の形態2にかかる情報提供装置の音声の音像定位を示す説明図である。 実施例1にかかる情報提供装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 実施例1にかかる情報提供装置の情報提供処理手順を示すフローチャートである。 実施例1にかかる情報提供装置のデフォルト強調表示による情報提供表示を示す説明図である。 実施例1にかかる情報提供装置のユーザ設定強調表示による情報提供表示を示す説明図である。 実施例2にかかる情報提供装置の情報提供処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
201、601 取得部
202、602 抽出部
203 表示部
204 表示制御部
205、605 経路探索部
206、606 入力部
207、607 記憶部
603 音像定位部
604 音声出力部


Claims (10)

  1. 車両の運行に関する警告情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出手段と、
    前記地図情報を表示画面に表示する表示手段と、
    前記表示画面を制御して、前記抽出手段によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、前記店舗の表示情報を強調表示する表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 目的地点までの前記車両の経路を探索する経路探索手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記店舗の所在情報に基づいて、前記経路探索手段によって探索された経路からの距離が所定範囲内にある前記店舗の表示情報を強調表示することを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記店舗の所在情報および前記車両の現在位置情報に基づいて、前記経路および前記車両の現在位置からの距離が所定範囲内にある前記店舗の表示情報を強調表示することを特徴とする請求項2に記載の情報提供装置。
  4. 車両の運行に関する警告情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された店舗の所在情報および前記車両の現在位置情報に基づいて、前記店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位する音像定位手段と、
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  5. 目的地点までの前記車両の経路を探索する経路探索手段をさらに備え、
    前記音像定位手段は、前記店舗の所在情報および前記車両の現在位置情報に基づいて、前記経路探索手段によって探索された経路からの距離が所定範囲内にある前記店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位することを特徴とする請求項4に記載の情報提供装置。
  6. 前記音像定位手段は、前記店舗の所在情報および前記車両の現在位置情報に基づいて、前記経路および前記車両の現在位置からの距離が所定範囲内にある前記店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位することを特徴とする請求項5に記載の情報提供装置。
  7. 車両の運行に関する警告情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された店舗の所在情報に基づいて、前記地図情報が表示されている表示画面において前記店舗の表示情報を強調表示する表示工程と、
    を含んだことを特徴とする情報提供方法。
  8. 車両の運行に関する警告情報を取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された警告情報に関連付けられている店舗の所在情報を、地図情報の中から抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程によって抽出された店舗の所在情報および前記車両の現在位置情報に基づいて、前記店舗の所在する方向から音声が聞こえるように音像を定位する音像定位工程と、
    を含んだことを特徴とする情報提供方法。
  9. 請求項7または8に記載の情報提供方法をコンピュータに実行させることを特徴とする情報提供プログラム。
  10. 請求項9に記載の情報提供プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。

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