JP2006177776A - 計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】計測データ若しくはその状態変化を直感的に与える。
【解決手段】流体解析装置14は、計測環境内の状況をビデオカメラ6により撮像し、表示装置8に表示する。また、流体解析装置14は、マウス22の操作により移動するカーソル16の位置における撮像データを音情報に変換することで聴覚にて、更に触力覚情報に変換して触力覚呈示装置10に設けられた呈示部位24を駆動して触力覚にて、それぞれ呈示する。更に、流体解析装置14は、呈示部位24に対するユーザ操作を検出し、風速等計測条件の変更指示を設備2へ送ることで計測環境を変更させる。流体解析装置14は、計測条件が変更された後の撮像データに基づき呈示部位24を駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、計測装置、特に計測データの直感的な把握を容易にする呈示手法に関する。
従来、様々な計測実験から得られたデータを確認するために、計測データをグラフ、分布図、ベクトル図などを用いて表示することが一般的に行われている。そして、被計測対象の環境を変化させるなどのためにパラメータ値を変更して計測データを別途収集し、その収集した計測データを、グラフ等を用いて表示する。このように、それぞれ収集した計測データを並べて表示したり、同一グラフ内に表示したりすることで、パラメータ値の変更に伴う計測データの変化の状態を視覚により確認することができる。
このように、従来から計測データの変化の状態などの情報を可視化することで、視覚により呈示することが一般的であったが、近年では、視覚以外に、例えば可聴化するなどして聴覚により、あるいは触力覚により呈示する技術が提案されている(例えば非特許文献1)。この結果、計測データあるいは計測データの変化の状態を直感的にユーザに把握させることが可能になる。
また、本願特許出願人においても触力覚でユーザに情報を提示するインタフェースを提案している(例えば特許文献1)。
特開2000−330688号公報 [平成16年12月6日検索]、インターネット<http://www.sensable.com/languages/jp-hp.asp>
しかしながら、従来の計測装置においては、被計測対象機器に対する設定パラメータあるいは被計測対象機器へ与える環境等の設定パラメータを設定変更し、収集するという処理を繰り返し行うことで様々な状態での計測データを収集、呈示するようにしていたので、その一連の処理が面倒であり、また設定パラメータを設定変更したことをユーザにフィードバックするのに多少の時間を要するため、その変化の状態を直感的に把握しにくいという問題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、計測データ若しくはその状態変化を直感的に与えることのできる計測装置を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る計測装置は、計測結果から計測データを生成する計測データ生成手段と、前記計測データ生成により生成された計測データを可視化可能な画像データに変換する画像情報生成手段と、前記画像情報生成手段により生成された画像データを、計測データが収集された計測環境の表示情報と共に画面表示する表示制御手段と、ユーザに触力覚を呈示する触力覚呈示手段と、ユーザ操作に応じて表示画面上のポインタを移動させる操作手段と、前記計測データ生成により生成された計測データのうち、前記ポインタの表示位置に対応した計測データから、前記触力覚呈示手段を駆動するための触力覚情報を生成する触力覚情報生成手段と、前記触力覚情報生成手段により生成された触力覚情報に従い前記触力覚呈示手段の駆動制御を行う駆動制御手段とを有し、前記データ選択手段により選択された計測データを触力覚により呈示することを特徴とする。
また、ユーザにより指定された計測環境における計測条件の変更指示を入力する変更条件入力手段と、前記変更条件入力手段が入力した変更指示に従い計測環境の変更指示情報を出力する計測環境変更制御手段とを有し、前記触力覚情報生成手段は、変更指示情報に従い変更された計測環境における計測データに基づき触力覚情報を生成することを特徴とする。
更に、前記触力覚呈示手段に対するユーザ操作を検出する操作検出手段を有し、前記触力覚呈示手段を前記変更条件入力手段と兼用することを特徴とする。
また、前記計測データ生成手段は、計測環境を撮像する撮像手段から送られてきた撮像データを解析することによって計測データを生成することを特徴とする。
また、前記計測データ生成手段は、被計測対象機器から送られてくる各種センサ情報を解析することによって計測データを生成することを特徴とする。
また、前記計測環境変更制御手段は、被計測対象機器の駆動機構の駆動量を調整する駆動制御情報を変更指示情報として出力することを特徴とする。
前記計測データ生成手段は、外部装置に保存されていたデータをそのまま計測データとして利用することを特徴とする。
また、前記触力覚呈示手段は、前記操作手段に搭載されることを特徴とする。
本発明によれば、計測データを触力覚にて呈示できるようにしたので、計測データを直感的に把握しやすくすることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各実施の形態において同様の構成要素には同じ符号を付けて、適宜説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明に係る計測装置の一実施の形態を示した全体構成図である。本実施の形態では、被計測対象物である車両が受ける風圧などを計測し、その計測データを視覚及び触力覚により呈示する流体計測装置を示している。図1には、計測環境を形成する設備2と、設備2の中に載置された車両4とが示されている。そして、流体解析装置14は、ビデオカメラ6によって撮像された車両4と設備2によって形成された空間との撮像データを解析することによって計測データを取得し、その計測データを、視覚により呈示するために表示装置8に、触力覚により呈示するために触力覚呈示装置10に、聴覚により呈示するためにスピーカ12に、それぞれ出力する。
図2は、本実施の形態における計測装置の機能ブロック構成図である。図2において、触力覚呈示装置10は、図1に示したようにマウス22とマウス22の上面から突出した呈示部位24とで構成される。マウス22は、周知のごとく表示画面上のカーソル16を移動させるためにユーザに操作される操作手段である。呈示部位24は、表示された計測環境上におけるカーソル位置における計測データを、接触された指先を通じてユーザに触力覚で呈示する。マウス22及び呈示部位24は、それぞれ対応したインタフェース(IF)26,28を介して流体解析装置14に設けられた構成要素と情報の授受を行う。このうち、マウスインタフェース26は、ユーザによるマウス22の操作方向及び量を検出する操作検出部30を有している。表示制御部32は、マウス22のカーソル16を画面表示すると共に、操作検出部30が検出した操作方向及び量を含むマウス操作情報に従いカーソル16を移動させる。
本実施の形態の計測装置の主要部をなす流体解析装置14は、CPU、メモリ、外部記憶装置等汎用的なコンピュータと同様の構成により実現され、このコンピュータのハードウェアと、コンピュータ上で動作するアプリケーションソフトウェアとの協調動作によって以下の各構成要素が実現される。
本実施の形態における計測データ生成部36は、ビデオカメラに相当するデータ出力部6から出力される撮像データを解析することで計測データを生成する。生成された計測データは、音情報生成部38、画像情報生成部40及び触力覚情報生成部42に出力される。なお、図2では、計測データが計測データ生成部36から各情報生成部38〜42へ直接出力されるように図示したが、計測データをいったん図示しない記憶部に保存し、各情報生成部38〜42にその記憶部から計測データを読み出させるように構成してもよい。音情報生成部38は、計測データを音情報に変換し、計測データを聴覚により把握できるように、スピーカに相当する音出力部12から音で出力する。画像情報生成部40は、計測データを可視化可能な画像データに変換して画像情報を生成する。表示制御部32は、画像情報生成部40により生成された画像情報を表示部8に表示する。
なお、本実施の形態では、風圧、風密度、風速等を計測データとしているが、この計測データをビデオカメラ6の撮像データから得られるように、車両4の前方から後方に向けて設備2が持つ風発生機(扇風機)が発生する風に煙、粒子等を流すことで、風の流れと視認可能にしている。この手法は、従来からある手法を用いることができる。
触力覚情報生成部42は、計測データ生成部36により生成された計測データを変換することによって触力覚情報を生成する。呈示部位インタフェース28は、触力覚情報生成部42により生成された触力覚情報に従い呈示部位24の駆動制御を行う駆動制御部44を有している。この駆動制御部44による駆動制御により、呈示部位24は、接触された指先を通じてカーソル16の位置における計測データを触力覚にてユーザに呈示することになる。なお、本実施の形態における触力覚呈示装置10は、本願特許出願人により前述の特許文献1に開示された情報受感装置を利用することができる。
また、詳細は後述するが、計測環境におけるパラメータ、本実施の形態では設備2の扇風機の風量がパラメータに相当するが、このパラメータ値の変更を呈示部位24の操作によって行うことができる。呈示部位インタフェース28の操作検出部46は、パラメータ値変更のための呈示部位24に対するユーザ操作を検出する。変更情報生成部48は、操作検出部46が検出したユーザ操作を計測条件の変更指示として入力し、その入力に従い計測環境の変更指示情報を設備2に出力する。なお、設備2には、扇風機の風量を調整する機構(環境設定部)を有しており、環境設定部は、変更情報生成部48から送られてきた変更指示情報に従い風量制御を行う。
次に、図1,2を用いて本実施の形態における動作について説明する。
流体解析装置14における計測データ生成部36は、ビデオカメラ6によって撮像されたデータが入力されると、その撮像データを解析して風速等の計測データを生成する。音情報生成部38は、予め決められた記憶に従い計測データを音情報に変換する。例えば、一般に、人間は経験により風切り音は、弱いときには小さく低い音、強いときには大きく高い音などと認知しているので、音情報生成部38は、このような人間が音で風の強弱を判断できるような音を生成して、音出力部(スピーカ)12から出力する。
但し、計測環境内においては、どの場所でも同じ音が出力されるとは限らない。そこで、本実施の形態では、表示された計測環境内においてカーソル16によって指し示された位置に対応する計測データを出力するようにしている。すなわち、計測データ生成部36は、ビデオカメラ6から送られてきた撮像データのうち表示された計測環境内のカーソル位置に対応した位置の計測データを生成する。もちろん、撮像データ全体を解析する計測環境全体の計測データを生成するようにしてもよいが、処理速度の観点からするとカーソル位置に対応した位置のみの計測データを生成することが望ましい。なお、本実施の形態では、聴覚、視覚及び触力覚に共通した一つのカーソル16を用いるようにしたが、知覚それぞれに対応させてカーソルを生成するようにしてもよい。そうすれば、ある箇所は聴覚で、ある箇所は触力覚でなどのように計測環境内の異なる箇所の計測データを同時に提示することができる。このように、音情報生成部38は、計測環境内のカーソル16によって指し示された位置の計測データを聴覚により呈示する。
また、画像情報生成部40は、計測データを可視化可能な画像データに変換して画像情報を生成する。本実施の形態のように元データが撮像データの場合、基本的には撮像画像をそのまま利用することができ、表示制御部32は、計測環境全体の撮像データをそのまま表示部8に表示することになる。
更に、触力覚情報生成部42は、音情報生成部38と同様に計測環境におけるカーソル16により指し示された位置に対応する計測データを変換することによって触力覚情報を生成する。駆動制御部44は、触力覚情報生成部42により生成された触力覚情報に従い呈示部位24を駆動する。これにより、呈示部位24は、接触された指先を通じてカーソル16の位置における計測データを触力覚にてユーザに呈示することになる。例えば、一般に、人間は経験により風速が大きいときには風力を感じて抵抗が大きく、風速が小さいときには抵抗が小さく感じるなどと認知している。従って、図1のように左から右に向けて風が流れる場合、風が左から右に抜け、かつ風速が大きければ、抵抗が大きく感じ取れる触力覚を生成する。また、図1に示したように車両4の後方にカーソル16を移動させると、気流が渦を巻いていることが感じ取れる触力覚を生成する。
このように、本実施の形態では、計測環境内の状態を触力覚によって呈示することができるが、呈示部位24に指で触れたままカーソル16を移動させると、その移動先における計測データを触力覚で呈示することになる。そして、カーソル16の移動中でも同様に計測データを触力覚で呈示することになるので、ユーザは、風の中を横切るような感覚を指先で感じることになる。
ここで、ユーザが風速を変えることで計測環境を変更したいとする。このとき、ユーザは、マウス22を操作して風速を変更したい箇所までカーソル16を移動させる。そして、風速を強くしたいときには風の流れ方向に沿うように呈示部位24を左から右にスライドさせるように操作する。逆に風速を弱くしたいときには風の流れ方向に逆らって呈示部位24を右から左にスライドさせるように操作する。あるいは、風の流れをわざと乱してみるように呈示部位24を上下方向に操作する。操作検出部46は、このユーザによる呈示部位24への操作内容、つまり操作の方向と強さを検出すると、その検出内容を計測条件の変更指示として変更情報生成部48に送る。変更情報生成部48は、操作検出部46から送られてきた変更指示に従い接続された設備2に応じた内容の計測環境の変更指示情報を生成して設備2に出力する。
設備2における環境設定部は、送られてきた変更指示情報に従い扇風機の風量を調整する。これにより、計測環境内の風速が変更されることになるが、この計測環境における条件の変化は、ビデオカメラ6によって撮像データに反映されることになる。この結果、呈示部位24は、前述した手順で駆動されることになるが、このとき呈示部位24により呈示される触力覚は、風の加速感や減速感など呈示部位24に対するユーザ操作によって計測条件が変更された環境での計測データにより生成されたものである。
本実施の形態によれば、このように計測環境内における計測データを触力覚にて呈示することができるので、計測データを直感的に理解させることができる。また、呈示部位24を指先で操作するだけで計測条件を簡単に変更することができるので便利であり、また、その計測条件の変化をそのまま指先で即座に把握することができる。
なお、計測条件の変更は、呈示部位24のみに限定する必要はなく、流体解析装置14に計測条件の変更指示を入力する手段を別途設けるようにしてもよい。
実施の形態2.
図3は、本実施の形態における計測装置を示した全体構成図である。実施の形態1がビデオカメラ6を用いて計測環境を実際に撮像して計測データを取得するようにしたのに対し、本実施の形態では、実際に設置した設備2の代わりに数値演算装置18を流体解析装置14に接続してシミュレーションを行えるようにしたことを特徴としている。数値演算装置18は、与えられた条件に従い計測データを生成し出力する外部装置である。本実施の形態における計測装置のブロック構成は、実施の形態1で用いた図2と同じになる。
本実施の形態では、このように構成したので、計測データ生成部36は、撮像データを解析して計測データを生成する必要はなく、数値演算装置18から出力される計測データをそのまま計測データとして利用すればよくなる。
実施の形態3.
図4は、本実施の形態における計測装置を示した全体構成図である。本実施の形態は、被計測対象機器である画像形成装置50の動作検証を行うための装置として適用され、画像形成装置50の駆動状態を表す計測データを、視覚及び触力覚により呈示する計測制御装置52を示している。なお、その他の構成要素は、実施の形態1と同じなので説明を省略する。
図5は、本実施の形態における計測装置の機能ブロック構成図である。計測制御装置52は、実施の形態1の流体解析装置14に計測環境画像情報記憶部58を追加した構成を有しているが、この計測環境画像情報記憶部58には、計測環境を表示装置8に表示するための画像情報が記憶されている。実施の形態1では、ビデオカメラを用いて計測環境も併せて撮像しているが、本実施の形態では、画像形成装置50に検査のために搭載された各種センサにより検出されたセンサ情報が入力されてくるため、表示用の画像形成装置50の内部構造の画像を別途用意する必要があるからである。この表示用の画像情報を予め用意しておくことで、図4に例示した表示が可能になる。なお、図4では、装置内部の構成として便宜的に本実施の形態の説明に必要なローラ60を円形状で示している。
画像形成装置50は、通常、印刷用紙を、装着されたカートリッジ54から取り出し、装置内部に配設したローラによって搬送路に沿って搬送し、排出トレイ56から排出する。画像形成は、その過程において行われるが、このような画像形成処理を正常に行うためには、画像形成装置50の駆動制御に関して適切なパラメータ値を設定する必要がある。例えば、用紙を紙詰まり等の問題を発生させることなく排出トレイ56まで導くには、ローラのトルクやニップ圧などの各設定要素に対してパラメータ値を設定しなければならない。
本実施の形態では、この用紙の搬送制御の検査に本発明を適用した場合を例にしている。このため、画像形成装置50の内部には、各ローラの駆動状態を検出する検出手段としてトルクセンサ、圧力センサ等の各種センサが配設されており、計測制御装置52は、画像形成装置50から各ローラの駆動状態に関するセンサ情報を取得する。センサ情報には、ローラを識別するローラ番号に対応させて、検出された最大トルク、ローラ速度、ニップ圧、設定位置からの位置ずれ量等のデータが含まれている。
次に、図4,5を用いて本実施の形態における動作について説明する。
計測制御装置52における計測データ生成部36は、画像形成装置50に含まれるセンサ情報出力部62が出力するセンサ情報を入力すると、そのセンサ情報から計測データを生成する。実施の形態1で説明したように、各生成部38〜42は、計測データ生成部36が生成した計測データから音情報、画像情報、触力覚情報をそれぞれ生成するため、計測データ生成部36は、各生成部38〜42において情報生成が可能な形式にセンサ情報を変換して計測データを生成する。もちろん、仕様により、計測データ生成部36は、センサ情報をそのまま計測データとして取り扱うようにしてもよい。本実施の形態においても画面上に表示されたカーソル16の位置に対応したローラ60の状態をユーザに呈示するようにしている。従って、音情報生成部38は、予め決められた記憶に従い計測データを音情報に変換して、音出力部12から出力する。
また、画像情報生成部40は、計測データを可視化可能な画像データに変換して画像情報を生成する。表示制御部32は、計測環境画像情報記憶部58から画像形成装置50の内部構造の画像情報と画像情報生成部40が生成した画像情報、更にカーソル16を生成して表示部8に表示する。
更に、触力覚情報生成部42は、カーソル16により指し示されたローラ60に対応する計測データを変換することによって触力覚情報を生成する。駆動制御部44は、触力覚情報生成部42により生成された触力覚情報に従い呈示部位24を駆動する。これにより、呈示部位24は、接触された指先を通じてカーソル16の位置における計測データを触力覚にてユーザに呈示することになる。例えば、用紙を搬送するときの回転速度に応じてその回転が感じ取れるように、また圧力バランスの変動等でローラの中心位置がずれたときにはそのずれの方向及び強さ等が感じ取れるように、それぞれ呈示部位24を動かす。
異なるローラ60の計測データについて触力覚による呈示を受けたいときには、ユーザは、画面上のカーソル16を移動させて所望のローラ60に合わせればよい。
ここで、ユーザが画像形成装置50における計測環境を変更して計測を実施したいとする。例えば、用紙にかかるニップ圧を高めたい場合、ユーザは、該当するローラ60にカーソル16を合わせ、そして呈示部位24を搬送路方向に移動させる。
呈示部位インタフェース28の操作検出部46は、この呈示部位24に対するユーザ操作内容、具体的には呈示部位24の操作方向、速度等を検出すると、その検出内容を計測条件の変更指示として変更情報生成部48に送る。変更情報生成部48は、操作検出部46から送られてきた変更指示に従い駆動指示情報を生成して画像形成装置50に出力する。送信する駆動指示情報には、カーソル16を合わせたローラ60を識別するローラ番号に対応させて、最大トルク、目標ローラ速度、設定ニップ圧、設定位置などローラ60の位置設定に関する情報等駆動制御に必要なパラメータに対する設定値、目標値が含まれる。
画像形成装置50における環境設定部64は、計測制御装置52から送られてきた駆動指示情報に従い、該当するローラ60に対する設定パラメータ値を設定変更する。これにより、該当するローラ60の計測条件が変更され、この変更された状態で用紙がカートリッジ54から排出トレイ56まで搬送されることになる。この用紙搬送の際に計測された当該ローラ60の駆動状態は、対応した各種センサにより検出され、計測制御装置52に送られる。そして、計測制御装置52は、計測条件変化後の計測データを触力覚にてユーザに呈示することになる。この結果、ユーザは、計測条件の変化に伴う計測データの変化、すなわち当該ローラ60の状態変化を触力覚にて感じ取ることができる。上記例のように、呈示部位24を搬送路方向に移動させることでユーザが設定ニップ圧を増加させるような操作をしたときには、ユーザは、用紙との摩擦力の増加によりローラ60の回転が鈍く重たい感じを指先から感じ取ることになる。
本実施の形態によれば、このように計測環境内における計測データを触力覚にて呈示することができるので、計測データを直感的に理解させることができる。また、呈示部位24を指先で操作するだけで計測条件を簡単に変更することができるので便利であり、また、その計測条件の変化をそのまま指先でリアルタイムに受けることができる。従って、上記例によると、ニップ圧を適宜変更しながら最適なニップ圧を探し出すことができる。
なお、本実施の形態では、ローラ60に対する検査を例にして説明したが、その他の画像形成機構等その他の要素に対する検査にも利用することができるのはいうまでもない。
実施の形態4.
図6は、本実施の形態における計測装置を示した全体構成図である。実施の形態2では、実施の形態1において実際に設置した設備2の代わりに数値演算装置18を流体解析装置14に接続してシミュレーションを行えるようにしたことを特徴としていたが、本実施の形態も同様に、実施の形態3において実際に用意した画像形成装置50の代わりに数値演算装置18を計測制御装置52に接続してシミュレーションを行えるようにしたことを特徴としている。数値演算装置18は、与えられた条件に従いセンサ情報を生成し出力する外部装置である。すなわち、数値演算装置18は、計測制御装置52から送られてくる駆動指示情報に従い、該当するローラ60に対する設定パラメータ値を図示しないデータベースからセンサ情報を読み出し、あるいは予め決められた演算式にてセンサ情報を算出する。そして、駆動指示情報に従い設定変更したセンサ情報として計測制御装置52へ出力する。なお、本実施の形態における計測装置のブロック構成は、実施の形態3で用いた図5と同じになり、その動作も同じなので説明を省略する。
上記実施の形態では、1乃至複数箇所に対応した計測データを、聴覚、視覚及び触力覚の組合せにて呈示する構成を例にしたが、複数の触力覚呈示装置10を接続して、複数箇所に対応した計測データを、触力覚にて呈示できるように構成してもよく、このように構成すれば、触力覚同士で計測データを比較することができるので、計測データの差異をユーザに直感的に把握させることができる。
また、本発明における計測装置を、被検査対象を取り巻く流体の計測と、画像形成装置の駆動状態の計測に適用した場合を例にして説明したが、その他の計測にも適用することができる。
本発明に係る計測装置の実施の形態1を示した全体構成図である。 実施の形態1における計測装置の機能ブロック構成図である。 実施の形態2における計測装置を示した全体構成図である。 本発明に係る計測装置の実施の形態3を示した全体構成図である。 実施の形態3における計測装置の機能ブロック構成図である。 実施の形態4における計測装置を示した全体構成図である。
符号の説明
2 設備、4 車両、6 データ出力部、6 ビデオカメラ、8 表示装置,表示部、10 触力覚呈示装置、12 スピーカ,音出力部、14 流体解析装置、16 カーソル、18 数値演算装置、22 マウス、24 呈示部位、26 マウスインタフェース(IF)、28 呈示部位インタフェース(IF)、30 操作検出部、32 表示制御部、36 計測データ生成部、38 音情報生成部、40 画像情報生成部、42 触力覚情報生成部、44 駆動制御部、46 操作検出部、48 変更情報生成部、50 画像形成装置、52 計測制御装置、54 カートリッジ、56 排出トレイ、58 計測環境画像情報記憶部、60 ローラ、62 センサ情報出力部、64 環境設定部。

Claims (8)

  1. 計測結果から計測データを生成する計測データ生成手段と、
    前記計測データ生成により生成された計測データを可視化可能な画像データに変換する画像情報生成手段と、
    前記画像情報生成手段により生成された画像データを、計測データが収集された計測環境の表示情報と共に画面表示する表示制御手段と、
    ユーザに触力覚を呈示する触力覚呈示手段と、
    ユーザ操作に応じて表示画面上のポインタを移動させる操作手段と、
    前記計測データ生成により生成された計測データのうち、前記ポインタの表示位置に対応した計測データから、前記触力覚呈示手段を駆動するための触力覚情報を生成する触力覚情報生成手段と、
    前記触力覚情報生成手段により生成された触力覚情報に従い前記触力覚呈示手段の駆動制御を行う駆動制御手段と、
    を有し、前記データ選択手段により選択された計測データを触力覚により呈示することを特徴とする計測装置。
  2. 請求項1記載の計測装置において、
    ユーザにより指定された計測環境における計測条件の変更指示を入力する変更条件入力手段と、
    前記変更条件入力手段が入力した変更指示に従い計測環境の変更指示情報を出力する計測環境変更制御手段と、
    を有し、
    前記触力覚情報生成手段は、変更指示情報に従い変更された計測環境における計測データに基づき触力覚情報を生成することを特徴とする計測装置。
  3. 請求項2記載の計測装置において、
    前記触力覚呈示手段に対するユーザ操作を検出する操作検出手段を有し、前記触力覚呈示手段を前記変更条件入力手段と兼用することを特徴とする計測装置。
  4. 請求項1記載の計測装置において、
    前記計測データ生成手段は、計測環境を撮像する撮像手段から送られてきた撮像データを解析することによって計測データを生成することを特徴とする計測装置。
  5. 請求項1記載の計測装置において、
    前記計測データ生成手段は、被計測対象機器から送られてくる各種センサ情報を解析することによって計測データを生成することを特徴とする計測装置。
  6. 請求項1記載の計測装置において、
    前記計測環境変更制御手段は、被計測対象機器の駆動機構の駆動量を調整する駆動制御情報を変更指示情報として出力することを特徴とする計測装置。
  7. 請求項1記載の計測装置において、
    前記計測データ生成手段は、外部装置に保存されていたデータをそのまま計測データとして利用することを特徴とする計測装置。
  8. 請求項1記載の計測装置において、
    前記触力覚呈示手段は、前記操作手段に搭載されることを特徴とする計測装置。
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JP2004310518A (ja) * 2003-04-08 2004-11-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像情報処理装置

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