JP2006175087A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の遊技機では、履歴管理基板への配線の引き回しや、遊技機の裏面の構成が複雑となる。
【解決手段】 遊技機枠に設けられた枠側電気部品81と、遊技機枠に装着される遊技盤に設けられた盤側電気部品82と、枠側電気部品または盤側電気部品のいずれかに含まれて遊技全般を制御する主制御装置30とを備えた遊技機において、主制御装置30には、枠側電気部品及び盤側電気部品の一方又は両方の通電時間を記憶する通電記憶装置(積算通電時間記憶装置71やICタグ72)が設けられたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気配線の引き回しや裏面の構成の複雑化を抑止できてかつ使用済遊技機として回収される枠側電気部品や盤側電気部品の通電時間を知ることのできる構成の遊技機に関するものである。
パチンコ機が、主制御基板、払出制御基板、発射制御基板、ランプ制御基板、効果音制御基板、表示用制御基板、履歴管理基板を備え、これらが互いに接続された構成が知られている。履歴管理基板は、遊技機に搭載された電気部品の通電時間を記憶する。履歴管理基板は、主制御基板、払出制御基板、発射制御基板、ランプ制御基板、効果音制御基板、表示用制御基板とは個別に設けられるため、履歴管理基板への電気配線の引き回しが複雑になる。また、履歴管理基板を遊技機の裏面に配置するので、遊技機の裏面の構成が複雑となる。
特開2002−325934号公報
発明が解決しようとする問題点は、従来の遊技機では、履歴管理基板への配線の引き回しや、遊技機の裏面の構成が複雑となるという点である。
本発明に係る遊技機は、遊技機枠に設けられた枠側電気部品と、遊技機枠に装着される遊技盤に設けられた盤側電気部品と、枠側電気部品または盤側電気部品のいずれかに含まれて遊技全般を制御する主制御装置とを備えた遊技機において、主制御装置には、枠側電気部品及び盤側電気部品の一方又は両方の通電時間を記憶する通電記憶装置が設けられたことを特徴とする。主制御装置を除く枠側電気部品及び盤側電気部品が部品側記憶装置を備え、部品側記憶装置には、使用済遊技機として回収された主制御装置の通電記憶装置より読み出した通電時間が記憶されたことや、通電記憶装置及び部品側記憶装置のうちの少なくともいずれか一方がICタグであることも特徴とする。
本発明によれば、主制御装置に通電記憶装置を設けたことで、遊技機における電気配線の引き回しや、裏面の構成の複雑化を抑止できる。また、使用済遊技機の回収において、主制御装置のROMに書き込まれているプログラムが、少数の心無い遊技者によって解析されるという不正行為を防止する観点から、主制御装置は最重要回収部品として回収されるので、このように回収される主制御装置に通電記憶装置を設けたことにより、通電記憶装置に記憶された通電時間を読取器で読み取ることで、回収された使用済遊技機の枠側電気部品や盤側電気部品の通電時間を知ることができる。主制御装置を除く枠側電気部品及び盤側電気部品に設けた部品側記憶装置に、使用済遊技機として回収された主制御装置の通電記憶装置より読み出した通電時間を記憶すれば、主制御装置と枠側電気部品と盤側電気部品とがばらばらに分離されたとしても枠側電気部品や盤側電気部品の部品側記憶装置に記憶された通電時間を読み取ることでその枠側電気部品や盤側電気部品の通電時間を知ることができる。通電記憶装置や部品側記憶装置としてICタグを用いることで、リーダ/ライタを用いて、ICタグに記憶された通電時間の読み出しや、ICタグへの通電時間の書き込みを簡単容易に行える。
図1−図4は発明の最良の形態であって、図1の(a)はパチンコ機の電気系統を示し、図1の(b)は主制御装置と枠側及び盤側電気部品との関係を示し、図2は使用済遊技の回収の流れを示し、図3はパチンコ機の前面を示し、図4はパチンコ機の裏面を示す。
図3を参照し、遊技機としてのパチンコ機の前面の構成を説明する。パチンコ機1は、遊技機枠2と遊技機枠2に装着される遊技盤3とで構成される。遊技機枠2は、遊技店の島と呼ばれる図外の遊技機設置構造体に設置される。遊技機枠2は、固定枠4の前側に可動枠5を左側に位置するヒンジ6で前側の横方向に片開き可能に取り付け、可動枠5の前側に前面扉7および球皿構造体8を左側に位置するヒンジ8で前側の横方向に片開き可能に取付けた構造である。固定枠4は、遊技機設置構造体に取付けるための外枠と呼ばれ、前後方向に開放された縦長な長方形の空間を囲む額縁形状である。可動枠5は、前枠または中枠と呼ばれ、遊技主体としての遊技盤3を取り付けるものである。前面扉7は、前後方向に貫通する開口部11を囲む額縁形状である。前面扉7の裏面には、透過性パネル12が開口部11を塞ぐ格好で取り付けられる。前面扉7の前面には照明表示部13や放音孔部14を備える。照明表示部13は内部にはランプ15を備える。放音孔部14の裏側にはスピーカ16を備える。球皿構造体8の前面には球皿17と発射操作機構18とが設けられる。球皿17の裏側に対応する可動枠5の前面には発射機構19が設けられる。遊技盤3は開口部11の裏側に位置するように可動枠5の図外の遊技盤取付部に取り付けられる。遊技盤3の前面には遊技領域20を囲み形成する内ガイドレール21;外ガイドレール22が設けられる。遊技領域20内における遊技盤3の前面には、始動入賞部品23、センター飾り部品24、機械式の図柄表示体25、可変入賞部品26、アウト口27、一般入賞部品28、障害釘や遊技釘と呼ばれる釘29などが設けられる。センター飾り部品24の裏側には液晶表示器10が配置される。
図4を参照し、パチンコ機の裏面の構成について説明する。可動枠5に取り付けられた遊技盤3の裏面には、主制御装置30、演出制御装置31、液晶表示器10の裏側に設けられた図柄制御装置32が取り付けられる。この主制御装置30、演出制御装置31、図柄制御装置32は、可動枠5の前側から中央開口部33を経由して裏側に突出する。可動枠5の裏面には、電源装置35、発射払出制御装置36、払出装置37が設けられる。払出装置37は、タンク構造体38、払出機構39、払出球検出機構40、連結樋41、球切れ検出機構42を備える。連結樋41を通過した球は縦樋43に取り込まれる。縦樋43の下端は、球皿17に延長する前横樋44に連なる。縦樋43の右側には、球抜通路構成体45が併設される。図4での右側、左側とは、パチンコ機1を前側から見ての方向である。球抜通路構成体45および縦樋43は上部で互いに連接される。この連接部には、球を縦樋43及び球抜通路構成体45のいずれかに導くための通路切換機構46が設けられる。電源装置35及び発射払出制御装置36と枠側可撓性配線50とが電気的に接続される。主制御装置30、演出制御装置31、図柄制御装置32、図柄表示体25の駆動制御基板51、可変入賞装置の駆動制御基板52、始動入賞部品の図外の駆動制御基板、一般入賞部品28の駆動制御基板54と盤側可撓性配線55とが電気的に接続される。枠側可撓性配線50と盤側可撓性配線55とがコネクタ56で電気的に接続される。すなわち、電源装置35、主制御装置30、発射払出制御装置36、演出制御装置31、図柄制御装置32、駆動制御基板51;52;54などが、枠側可撓性配線50と盤側可撓性配線55とコネクタ56とにより互いに電気的に接続される。枠側可撓性配線50に設けられた電源端子基板57には、プラグ58を有する被覆電線からなる電源配線59が接続される。よって、プラグ58が交流24Vの電源コンセントに接続され、電源装置35の電源スイッチ59aが投入されると、電源装置35から主制御装置30及び発射払出制御装置36、演出制御装置31、図柄制御装置32には直流5Vの電源が供給され、駆動制御基板51;52;54には駆動源の駆動に必要な駆動電源が供給される。
図1(a)を参照し、パチンコ機の電気系統を説明する。パチンコ機1は、交流電源24Vを入力して制御装置及び駆動源の駆動電源を生成する。電源装置35により生成された駆動電源が、主制御装置30、発射払出制御装置36、演出制御装置31、図柄制御装置32などの制御装置、及び、モータ60、ランプ15、スピーカ16、液晶表示器10などの駆動源に供給される。電源装置35は停電監視回路61を備える。発射払出制御装置36は、払出機構39の図外のスプロケットのような払出体を回転させるモータ60、発射機構19の図外のソレノイドなどのような駆動源を制御する。演出制御装置31は、スピーカ16による音出力、ランプ15の点灯を制御する。図柄制御装置32は、液晶表示器10の液晶表示画面の図柄演出を制御する。主制御装置30、発射払出制御装置36、演出制御装置31、図柄制御装置32は、図外のCPU、ROM、RAM、入力インターフェース、出力インターフェースのような電気部品の実装された回路基板を備えたものである。主制御装置30は、遊技制御部62と通電時間記憶部63とを備える。主制御装置30は、図外のCPU、ROM、RAM、入力インターフェース、出力インターフェースのような電気部品の実装された回路基板が、光を透過する性質のある無色な合成樹脂からなる収納箱内に格納され、収納箱が開閉できないように閉じられた構造である。主制御装置30は、発射払出制御装置36、演出制御装置31、図柄制御装置32を制御して遊技全般を制御する。
図1(b)を参照し、主制御装置30の通電時間記憶部63について説明する。通電時間記憶部63は、発振器64、デジタル計測回路65、演算回路66、計測通電時間記憶装置70、積算通電時間記憶装置71、無線ICタグ(RFID(Radio Frequency Identification)、以下「ICタグ」という)72と、これらを実装した図外の回路基板とで形成される。演算回路66は内蔵した図外のROMに格納されたプログラムの手順にしたがって通電時間記憶処理を行う演算装置(CPU)により実現される。計測通電時間記憶装置70はRAMのような揮発性メモリにより構成される。通電記憶装置としての積算通電時間記憶装置71はEEEPROMやフラッシュROMと呼ばれるようなデータを読み書き可能な不揮発性メモリにより構成される。通電記憶装置としてのICタグ72は、図外のIC(集積回路)チップとICチップに内蔵されたアンテナとを備えたもの、あるいは、ICチップとICチップに接続されたアンテナとを備えたものである。ICタグ72は、例えば、1mm角より小さく、厚さが数十μm程度である。ICチップは、例えば、CPU、デ−タ処理する際に使うRAM、暗号化プログラムなどを格納したROM、IDコード及び情報を記憶するEEEPROMやフラッシュROMと呼ばれるようなデータを読み書き可能な不揮発性メモリ、暗号演算を行うコプロセッサを備える。ICタグ72の不揮発性メモリとしての例えばEEEPROMに記憶された情報はリーダで読み取ることができ、また、ライタによりEEEPROMに情報を書き込むことができる。例えば、リーダ及びライタの機能を備えたリーダ/ライタ73を用いてICタグ72の不揮発性メモリに対するデータの読み書きを行うことができる。リーダ/ライタ73は、図外の電源とアンテナと制御装置とを備えたものである。リーダ/ライタ73の電源を投入してリーダ/ライタ73のアンテナより電波を発信することでこのアンテナ近傍に誘導電磁界を発生させ、この誘導電磁界内にICタグ72が入るとICタグ72のアンテナに電流が流れるので、リーダ/ライタ73及びICタグ72のアンテナを通じてリーダ/ライタ73でICタグ72に対して情報を読み書きできる。演算回路66と計測通電時間記憶装置70と積算通電時間記憶装置71とICタグ72とが図外の回路基板に形成された配線パターンにより互いに電気的に接続される。
プラグ58が交流電源24Vに接続された状態で、電源装置35の電源スイッチ59aを操作して電源を投入することにより主制御装置30に駆動電源が供給され、主制御装置30の遊技制御部62及び通電時間記憶部63が起動する。通電時間記憶部63の演算回路66は発振器64の発振信号により生成された制御クロック信号を入力して、この制御クロック信号のタイミングで作動する。電源投入により、演算回路66が計測通電時間記憶装置70に「1」を出力して記憶させ、デジタル計測回路65は発振器64からの信号により通電時間を計測して、1時間計測する毎に演算回路66に「1」を出力する。演算回路66は、デジタル計測回路65から「1」の出力を受ける毎に、計測通電時間記憶装置70に記憶されている値を内蔵のRAMに読み込んで、その値に「1」を加算した値を計測通電時間記憶装置70に出力して記憶させる。従って、計測通電時間記憶装置70には通電時間が1時間単位で記憶される。そして、電源遮断や停電の場合においてはコンデンサなどにより構成されたバックアップ電源75により演算回路66に駆動電源が供給される。停電監視回路61からの停電を知らせる停電信号が演算回路66に出力されると、演算回路66は停電信号の入力タイミングで計測通電時間記憶装置70に記憶されている値を内蔵のRAMに読み込んで、その値を、積算通電時間記憶装置71に出力して記憶させる。電源復帰により、上記と同様に演算回路66が計測通電時間記憶装置70に通電時間を記憶させる。その後、電源遮断や停電があれば、バックアップ電源75により駆動する演算回路66が停電信号の入力タイミングで計測通電時間記憶装置70及び積算通電時間記憶装置71に記憶されている値を内蔵のRAMに読み込んで、計測通電時間記憶装置70及び積算通電時間記憶装置71に記憶されていた2つの値を加算した値を、積算通電時間記憶装置71及びICタグ72に出力して記憶させる。つまり、電源遮断や停電毎に、その電源遮断や停電の直前に計測通電時間記憶装置70及び積算通電時間記憶装置71のそれぞれ記憶されていた値を加算した値が、積算通電時間記憶装置71及びICタグ72の不揮発性メモリに記憶される。従って、使用済遊技機85として遊技店87から回収した主制御装置30のICタグ72に記憶されている通電時間を読取器としてのリーダ/ライタ73で読み取ることにより、この回収した使用済遊技機85における主制御装置30を含む枠側電気部品81及び盤側電気部品82の通電時間を知ることができる。また、主制御装置30に通電記憶装置としての積算通電時間記憶装置71及びICタグ72を設けたことで、パチンコ機1の構成を簡単にできた。このため、パチンコ機1における電気配線の引き回しや、パチンコ機1の裏面の構成の複雑化を抑止できる。また、主制御装置30のROMに書き込まれているプログラムが、少数の心無い遊技者によって解析されるという不正行為を防止する観点から、主制御装置30は、使用済遊技機85の回収において最重要回収部品として回収される。よって、このように最重要回収部品として回収される部品である主制御装置30に積算通電時間記憶装置71及びICタグ72を設けたので、使用済遊技機のリサイクル業者は回収された使用済遊技機85の枠側電気部品81や盤側電気部品82の通電時間をほぼ確実に知ることができる。また、通電記憶装置としてICタグ72を用いたことで、リーダ/ライタ73を用いて、ICタグ72に記憶された通電時間の読み出しを簡単容易に行える。枠側電気部品81とは遊技機枠2に取り付けられている電気部品であり、例えば、図4に示すような、電源装置35、発射払出制御装置36、発射機構19、発射機構19のソレノイド、払出機構39、払出機構39のモータ60、および、スピーカ16、ランプ15などである。盤側電気部品82とは遊技盤3に取り付けられた液晶表示器10、図柄表示体25、図柄表示体25の駆動源であるモータ、始動入賞部品23や可変入賞部品26の図外のチューリップと呼ばれるような開閉体の駆動源であるソレノイド、主制御装置30、演出制御装置31、図柄制御装置32などである。
図2を参照し、使用済遊技機85の回収方法について説明する。遊技機製造会社86は遊技店87と使用済遊技機85の買取契約を交わし、契約した使用済遊技機85を回収する。使用済遊技機85は、パチンコ機1の遊技盤3または遊技盤3を含む遊技機枠2、スロットマシンなどである。買取契約の内容は遊技機製造会社86に送付される。買取契約の内容は、契約年月日、契約番号、契約遊技店名、遊技機の機種名などである。買取契約の内容は人が倉庫88内または倉庫88の近くに設置された図外のコンピュータの入力機器を操作してコンピュータの記憶装置に記憶させる。つまり、人が紙の買取契約書の内容をコンピュータに入力してコンピュータの記憶装置に記憶させたり、遊技店87あるいは遊技機製造会社86からインターネットにより送信されてくる買取契約の内容を人の操作でコンピュータの記憶装置に記憶させる。倉庫88は遊技機製造会社86の倉庫あるいは遊技機製造会社86が指定する倉庫である。倉庫88の人は、遊技店87から搬出されて倉庫88に搬入された使用済遊技機85の内容が、買取契約の内容と一致しているかどうかを確認する検収作業を行う。倉庫88に搬入された使用済遊技機85の内容と買取契約の内容とが一致している場合には、遊技機製造会社86は、契約をしたリサイクル業者89に、倉庫88に保管した使用済遊技機85の解体を、新品遊技機の製造計画に基づき委託する。リサイクル業者89は、倉庫88から運搬してきた使用済遊技機85を解体した後、解体した部品の洗浄や機能検査を行って、その解体した部品のうちの再使用可能部品90を遊技機製造会社86に送り、その解体した部品のうちの再使用不可能部品91を循環生産業者92に送る。循環生産業者92は、リサイクル業者89から送られてきた遊技機枠2や遊技盤3などの再使用不可能部品91を取り付けたままの使用済遊技機85を破砕して、破砕片を乾燥させた後に、その破砕片を圧縮することにより、その圧縮工程で発生する熱で破砕片中の熱可塑性合成樹脂を軟化させるとともに破砕片の容積を圧縮して塊状の減容固化体を形成し、その減容固化体をロータリーキルンに投入して燃焼し、その燃焼灰をロータリーキルンで消石灰、酸化鉄、粘土などの主原料と一緒にセメントクリンカーとして焼き締めることで、セメントを生成する。
図2に示すように、リサイクル業者89による使用済遊技機85の解体作業において、人がリーダ/ライタ73や図外のコンピュータを用いて使用済遊技機85に搭載されている主制御装置30のICタグ72の不揮発性メモリや積算通電時間記憶装置71から通電時間を読み取る(ステップ101)。そして、例えば、その使用済遊技機85の遊技盤3に搭載されている盤側電気部品82としての液晶表示器10や使用済遊技機85の遊技機枠2に搭載されている枠側電気部品81である発射機構19に設けられたICタグ95(図1参照)に対してその主制御装置30から読み取った通電時間を書込器としてのリーダ/ライタ73で書き込む(ステップ102)。ICタグ95は例えば盤側電気部品82や枠側電気部品81の表面に形成された凹部に収納した後にシールで封するようにして設置する。よって、主制御装置30と盤側電気部品82と枠側電気部品81とがばらばらに分離され、電気部品毎に分けられた後に、それら電気部品が再使用可能か否かを判断する場合に、その電気部品の通電時間を読み取って判断することが可能となることから、再使用可能部品90と再使用不可能部品91の選別作業を正確に行うことができる。そして、主制御装置30と枠側電気部品81と盤側電気部品82とがばらばらに分離されたとしても枠側電気部品81や盤側電気部品82のICタグ95に記憶された通電時間をリーダ/ライタ73で読み取ることでその枠側電気部品81や盤側電気部品82の通電時間を知ることができるので、枠側電気部品81や盤側電気部品82の通電時間が不明となってしまうような事態を少なくできる。さらに、盤側電気部品82と枠側電気部品81の部品側記憶装置としてICタグ95を用いたことで、リーダ/ライタ73を用いて、ICタグ95への通電時間の書き込みを簡単容易に行える。
尚、図示しないが、演算回路66の出力端子に配線パターンを接続してこの配線パターンの出力端子とパーソナルコンピュータなどを用いた読取器としての管理コンピュータの入力端子とをコネクタで接続することで、積算通電時間記憶装置71に記憶された通電時間を当該管理コンピュータで読み取ることにより、この回収した使用済遊技機の主制御装置30を含む枠側電気部品81及び盤側電気部品82の通電時間を知ることができる。当該コネクタは回路基板の配線パターンの出力端子に予め実装しておいても良いし、管理コンピュータで積算通電時間を読み取る際に回路基板の配線パターンの出力端子に取り付けても良い。本発明は遊技機としてのスロットマシンにも適用できる。
(a)はパチンコ機の電気系統を示すブロック図、(b)は主制御装置と枠側及び盤側電気部品との関係を示すブロック図(最良の形態)。 使用済遊技機の回収の流れを示す図(最良の形態)。 パチンコ機の前面を示す図(最良の形態)。 パチンコ機の裏面を示す図(最良の形態)。
符号の説明
1 パチンコ機(遊技機)、2 遊技機枠、3 遊技盤、30 主制御装置、
70 計測通電時間記憶装置、71 積算通電時間記憶装置(通電記憶装置)、
72 ICタグ(通電記憶装置)、81 枠側電気部品、82 盤側電気部品、
85 使用済遊技機、95 ICタグ(部品側記憶装置)。

Claims (3)

  1. 遊技機枠に設けられた枠側電気部品と、遊技機枠に装着される遊技盤に設けられた盤側電気部品と、枠側電気部品または盤側電気部品のいずれかに含まれて遊技全般を制御する主制御装置とを備えた遊技機において、主制御装置には、枠側電気部品及び盤側電気部品の一方又は両方の通電時間を記憶する通電記憶装置が設けられたことを特徴とする遊技機。
  2. 主制御装置を除く枠側電気部品及び盤側電気部品が部品側記憶装置を備え、部品側記憶装置には、使用済遊技機として回収された主制御装置の通電記憶装置より読み出した通電時間が記憶されたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 通電記憶装置及び部品側記憶装置のうちの少なくともいずれか一方がICタグであることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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