JP2006263303A - 遊技制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 不正なマイコンが組み込まれた構成品を容易に発見できるようにする。
【解決手段】 遊技機の遊技制御を行う遊技用CPUを含んでパッケージ化された演算処理用チップと、複数の電子部品をパッケージ化して前記演算処理用チップとは別個に形成された汎用チップ(121)とを基板ケース内の遊技制御基板に実装し、前記演算処理用チップの正当性を外部の検査手段により監視可能に構成してなる遊技制御装置において、前記基板ケースに、前記汎用チップが配置される位置に対応して、該汎用チップのパッケージ表面の温度を確認するための温度確認手段(67)が形成されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、パチンコ遊技機やスロットルマシン等(以下、単に遊技機という)に用いられる遊技制御装置に関し、特に、不正改造の発見を容易化した構造を有する遊技制御装置に関する。
遊技機、たとえば、パチンコ遊技機は、遊技盤前面に設けられた入賞口への打球の入賞または通過をセンサで検出し、そのセンサ信号を遊技制御装置に取り込み、この遊技制御装置からの指令に応答して、遊技盤前面のチューリップ等の電動開閉入賞装置や、液晶ディスプレイ等の図柄変動表示装置といった、いわゆる電動役物を駆動するように構成されている。
図13(a)は、遊技制御装置の概略構成図である。遊技制御装置1は、各種の遊技センサ信号を取り込む入力ポート2と、各種の遊技駆動信号を出力する出力ポート3と、遊技用ワンチップマイコン4と、それらの各部の間を接続する内部バス5とを有している。
遊技機の動作、とりわけ、電動役物の動作は、もっぱら遊技用ワンチップマイコン4に組み込まれた遊技用プログラムによってコントロールされるため、この遊技用ワンチップマイコン4を不正に改造された物に置き換えるという行為が社会問題化している。
かかる不正行為の対策としては、たとえば、特許文献1に記載されているものが知られている。この従来技術では、遊技用ワンチップマイコン4に予め固有の識別情報を書き込んでおくとともに、遊技制御装置1の外部に遊技監視装置6を設けておき、必要に応じて、遊技用ワンチップマイコン4から遊技監視装置6へと識別情報を送信するように構成されている。遊技監視装置6は、初回の識別情報受信の際にはその識別情報を記憶保存し、2回目以降の受信の際には記憶保存されている識別情報と受信した識別情報とを照合することにより、照合一致の場合には遊技用ワンチップマイコン4が正規品であると判断し、照合不一致の場合には不正品と判断する。
特開2001−137516号公報
しかしながら、上記の従来技術にあっては、遊技用ワンチップマイコン4に予め書き込まれた固有の識別情報を外部の遊技監視装置6で評価して正規品であるか不正品であるかを判定する仕組みとなっているため、以下の不正行為にまったく対応できないという問題点がある。
図13(b)は、不正行為の概念図である。この図において、遊技制御装置1′は、入力ポート2、出力ポート3′、遊技用ワンチップマイコン4及び内部バス5を含む点で、上記の遊技制御装置1と類似する。相違点は、出力ポート3′の内部に遊技用ワンチップマイコン4と同等の働きをする不正なマイコン7(以下、不正マイコン7という)が組み込まれている点、及び、遊技用ワンチップマイコン4と内部バス5との間の接続が絶たれている(切断箇所8)点にある。ちなみに、切断箇所8は便宜上である。実際には、たとえば、遊技用ワンチップマイコン4などの実装部品の裏側等で切断し、見た目に簡単に分からないように偽装されることが多い。
このような不正行為が施された遊技制御装置1′の正規の遊技用ワンチップマイコン4に対して、外部の遊技監視装置6から識別情報の要求を行うと、遊技用ワンチップマイコン4は、通常どおり自己の識別情報を遊技監視装置6に送信する。このため、遊技監視装置6は、その識別情報が初回の受信であれば、その識別情報を記憶保存し、2回目以降の受信であれば、記憶保存されている識別情報と受信した識別情報とを照合するので、当然ながら、常に照合一致となってしまい、結局、不正行為(不正マイコン7の存在)を見抜けない。
一方、不正行為が施された遊技制御装置1′の実際の遊技制御は、正規の遊技用ワンチップマイコン4で行われず、出力ポート3′に組み込まれた不正マイコン7で行われる。この不正マイコン7が入力ポート2や出力ポート3′を乗っ取るからである。
なお、図13(b)では、不正マイコン7が出力ポート3′に組み込まれているが、これは一例である。組み込み対象の構成品の条件は、パッケージサイズ大きいこと、入出力ポートを乗っ取りやすい位置にあることである。これらの点(パッケージサイズの点及び入出力ポートの乗っ取りやすさの点)を満たす限り、出力ポート3′以外の構成品(たとえば、入力ポート2など)に不正マイコン7が組み込まれることも当然考えられる。
そこで、本発明の目的は、不正なマイコンが組み込まれた構成品を容易に発見できるようにした遊技制御装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、遊技機の遊技制御を行う遊技用CPUを含んでパッケージ化された演算処理用チップと、複数の電子部品をパッケージ化して前記演算処理用チップとは別個に形成された汎用チップとを基板ケース内の遊技制御基板に実装し、前記演算処理用チップの正当性を外部の検査手段により監視可能に構成してなる遊技制御装置において、前記基板ケースに、前記汎用チップが配置される位置に対応して、該汎用チップのパッケージ表面の温度を確認するための温度確認手段が形成されていることを特徴とする遊技制御装置である。
請求項2記載の発明は、前記温度確認手段は、前記基板ケースの表面を開口して形成された開口部により構成されるとともに、該開口部は前記汎用チップのパッケージ表面が臨む位置に形成され、前記開口部を介して、基板ケースの外側から前記汎用チップのパッケージ表面を触接するようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技制御装置である。
請求項3記載の発明は、前記基板ケースには、前記開口部と前記汎用チップのパッケージ表面との間に位置する空間を囲む囲繞壁が形成され、前記囲繞壁は、前記開口部から前記汎用チップのパッケージ表面へ向かって縮径する形状に構成されるとともに、該囲繞壁の縮径方向の終端側にも前記開口部とは別個の第2開口部が形成され、前記第2開口部を前記汎用チップのパッケージ表面により閉塞する構成としたことを特徴とする請求項2に記載の遊技制御装置である。
請求項4記載の発明は、前記温度確認手段は、前記汎用チップのパッケージ表面と接触する熱伝導部材により構成され、前記熱伝導部材の一部を前記基板ケースの表面に露出させる形態、若しくは熱伝導部材の作用により温度変化を視認する形態としたことを特徴とする請求項1記載の遊技制御装置である。
請求項5記載の発明は、前記遊技制御基板は、前記遊技用CPUからの指令により出力信号が設定される出力ポート回路と、前記出力ポート回路からの出力信号に基づいて、遊技で用いられる駆動源へ駆動電力を伝達するドライブ回路と、前記ドライブ回路へ駆動電力を供給する電源回路とを備え、前記汎用チップは、前記出力ポート回路を複数個パッケージして形成したI/Oエキスパンダにより構成され、前記遊技制御基板を複数に分割した各領域に、前記電源回路、前記演算処理用チップ、前記I/Oエキスパンダ、前記ドライブ回路を個別に配置したことを特徴とする請求項1乃至4に記載の遊技制御装置である。
請求項1記載の発明によれば、基板ケースに汎用チップの温度確認手段を備えたので、たとえば、その汎用チップのパッケージ内に不正CPU(図13の不正マイコン7参照)が隠されていた場合には、その不正CPUの動作によって熱が発生し、パッケージが暖かくなるため、その温度により、汎用チップが不正なものか正当なものかを容易に判定することができる。
請求項2記載の発明によれば、基板ケースに開口部を形成して、その開口部を温度確認手段としたので、たとえば、汎用チップのパッケージ表面の温度を確認する機器(温度計等)を基板ケースの開口部から内部へ挿入したり、或いは、遊技店の係員が開口部から指を入れて汎用チップのパッケージ表面に触れるだけで、汎用チップのパッケージ表面の温度を簡単に確認することができる。
請求項3記載の発明によれば、基板ケースの開口部からすり鉢形状で汎用チップのパッケージ表面に至る構造としたので、開口部を広く形成して指を入れやすく、且つ、パッケージ表面を触りやすくすることができる。また、第2開口部から基板ケース内部への異物の挿入を防止することができ、基板ケースの保全性、すなわち、ボックスを開けずに制御装置内部を改造する等の行為を防止できる。
請求項4記載の発明によれば、温度確認手段を、汎用チップのパッケージ温度を伝えるもの、または、その温度に反応する作用(たとえば、色が変わる)を有するものとしたので、いずれの場合もパッケージに直接触れることなく、そのパッケージ表面の温度を間接的に測定することができ、しかも、いずれもパッケージが露出しないため、基板ケースの保全性、すなわち、ボックスを開けずに制御装置内部を改造する等の行為を防止できる。加えて、前者の場合はパッケージの放熱効果も期待でき、後者の場合は単に視認するだけでパッケージの温度を確認でき、手間を軽減できる。
請求項5記載の発明によれば、遊技制御基板上のレイアウトを工夫し、熱の発生原因となる回路を互いに間隔を空けて配置するようにしたので、とりわけ、検証対象物(I/Oエキスパンダ)への他の回路からの熱の影響を防止でき、正しい検証を行うことができる。
次に、本発明に係る遊技制御装置の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、パチンコ遊技機10(遊技機)の正面図である。このパチンコ遊技機10は、遊技機本体11と、その遊技機本体11の側方に併設されたカードユニット12とを対にして遊技場に多数設けられる。
遊技機本体11は、機枠13の前面側に額縁状の前面枠14を開閉可能に設け、該前面枠14に開設した窓部15の前面側にガラス枠16と開閉扉17を開閉可能に軸着し、窓部15の背面側には、この窓部15を塞ぐようにして遊技盤18を装着し、前面枠14の下部前面側に球受皿19と、遊技球の発射操作ハンドル20などを取り付けてある。
また、開閉扉17には遊技球貯留手段として球供給皿21を設け、該球供給皿21より打球発射機構(図示省略)へ供給された遊技球が弾発され、遊技盤18の遊技部22(主として、ガラス枠16の装飾部材23によって覆われておらず、遊技者が視認できる状態になっている領域)へ到達する。なお、遊技部22には、多数の障害釘が植設されると共に、大型の表示装置25や球の入賞状態が変化する変動入賞装置26といった大型の遊技装置のほか、種々の入賞具や風車が配置されている。
また、カードユニット12は、遊技球を貸し出すためのプリペイドカードを処理するものであり、遊技者がプリペイドカードで遊技球を借り受ける場合、カードユニット12のカード挿入口27にプリペイドカードを挿入すると、そのプリペイドカードでの球貸が可能であれば使用可能な度数が度数表示器28に表示され、球供給皿21の横に設けられている球貸スイッチ29を操作する毎に単位度数分(例えば、100円に相当する1度数分)の球貸動作が行われる。なお、球貸スイッチ29の隣のカード返却スイッチ30が操作されると、プリペイドカードがカード挿入口27より排出される。
図2は、パチンコ遊技機10の背面図である。この図に示すように、パチンコ遊技機10の背面には、遊技機としての諸機能を実現するための機構、例えば、遊技場の島設備より供給される遊技球を受けて貯留して球貸要求に応じた球排出や賞球排出を行う機構、遊技盤に設けられた各種入賞口へ入賞して回収された遊技球や何れの入賞口にも入賞せずにアウト口から回収された遊技球を機外の回収球搬送路へ導く遊技球回収機構などのほか、遊技盤18に設けた遊技装置の動作制御などを行うことで遊技の進行を統括的に制御する遊技制御装置31、球排出や打球の発射制御を行う排出・発射制御装置32、各部へ所定の電源を供給する電源装置33等を適所に設けてある。なお、本実施形態における遊技制御装置31は、遊技盤18の裏面下方部に装着される遊技盤裏面構成部材34に着脱可能に取り付けるものとしてある。
図3は、遊技制御装置31の分解図である。遊技制御装置31は、遊技制御基板34と、この遊技制御基板34を内装する箱形の透明若しくは半透明な基板ケース35とからなり、該基板ケース35は、遊技盤裏面構成部材34に着脱可能に取り付けられるベース部材36と、そのベース部材36の開口面を閉鎖可能な蓋部材37とを含む。
ベース部材36は、遊技制御基板34の平面サイズよりも若干大きめの面積を有する矩形状の底面38と、その底面38の4辺から立設する4つの底面側壁39〜42と、長辺側の二つの底面側壁39、41のそれぞれの外周面に形成された各々三個ずつの蓋係合部43〜45(底面側壁41に形成された蓋係合部は底面側壁41の陰に隠れて見えない)と、短辺側一つの底面側壁40の外周面に形成された4個のカシメ受部46〜49とを備えている。また、このベース部材36は、底面38に形成された、たとえば、“キ”の字状の補強リブ50を有し、さらに、この補強リブ50に連続すると共に、長辺側の二つの底面側壁39、41に平行して、それらの底面側壁39、41の近くに立設された二つの内部壁51、52とを有しており、この内部壁51、52と底面側壁39、41の間に、平行する2本のスライド溝53、54を形成している。
蓋部材37は、ベース部材36の側壁と同程度の高さを有する4つの蓋側壁55〜58と、それらの4つの蓋側壁55〜58のうちの長辺側の二蓋側壁55、57の一部と短辺側の一蓋側壁58の一部を嵩上げした嵩上げ側壁部59〜61と、短辺側の一蓋側壁56から連続する段付き部62と、それらの嵩上げ側壁59〜61及び段付き部62に連続する天板部63と、天板部63と長辺側の二蓋側壁55、57の間に形成された三つの窪み部64〜66と、天板部63の所定位置(遊技制御基板34に実装されたI/Oエキスパンダ121に対応する位置)に形成された“すり鉢状”の点検穴67(温度確認手段)と、長辺側の二つの蓋側壁55、57のそれぞれの外周面に形成された各々三個ずつの突出片68〜70(蓋側壁57に形成された突出片は蓋側壁57の陰に隠れて見えない)と、短辺側一つの蓋側壁56の外周面に形成された4個のカシメ部71〜74及びそのカシメ部71〜74の両側に形成されたストッパ75、76とを備えている。また、この蓋部材37は、三つの窪み部64〜66の各々にそれぞれ所定数且つ所定形状のコネクタ穴77〜81を形成している。なお、天板部63の外表面には、遊技制御装置31を組み立てる際に、所要の識別指標、たとえば、基板管理シール82や遊技制御基板シール83などが貼り付けられる。
遊技制御基板34は、ベークライト等のプリント基板に遊技制御に必要な様々な電子部品やコネクタ類を実装したものである。たとえば、図面では、プリント基板の所定面(基板ケース35に内装される際にその基板ケース35の蓋部材37を臨む側の面)のコーナ付近に実装された複数のコネクタ84〜89と、該所定面のほぼ中央付近に実装された二つのICパッケージとが代表的に示されている。
ここで、二つのICパッケージの一方(図面左側)は、遊技用ワンチップマイコン90(演算処理用チップ)であり、他方(図面右側)は、複数の出力ポート回路(図4の出力ポート回路98〜101を参照)を実装した汎用のI/Oエキスパンダ121(汎用チップ)である。なお、遊技用ワンチップマイコン90のパッケージは遊技機専用品であるが、I/Oエキスパンダ121については汎用品であり、とりわけ、汎用ICの中で最も大きな部類に入る、たとえば、64ピン型SDIP(シュリンク・デュアル・イン・ライン・パッケージ)に収められたものである。ちなみに、64ピン型SDIPとは、縦 mm×横 mmの長方形のプラスチックまたはセラミックケースの二長辺からそれぞれ32本ずつのピンを取り出した汎用ICパッケージである。
このような構造を有する遊技制御装置31は、以下のようにして組み立てられる。
まず、開口が上向きとなるように置かれた蓋部材37に対して、所定面(基板ケース35に内装される際にその基板ケース35の蓋部材37を臨む側の面)を下向きにした遊技制御基板34を落とし込むと、その遊技制御器板34の所定面に実装された複数のコネクタ84〜89が、蓋部材37に形成されているコネクタ穴77〜81から露出した状態になる。
次いで、遊技制御基板34を載せた状態の蓋部材37の上方よりベース部材36を被せ、蓋部材37の長辺側の二蓋側壁55、57の先端をベース部材36のスライド溝53、54に嵌め込み、ベース部材36の一底面側壁40が蓋部材37のストッパ75、76に突き当たるまでスライドさせる。さらに、蓋部材37の突出片68〜70をベース部材36の蓋係合部43〜45に係合させた後、カシメ部71〜74により、取り外し不可能な方法で蓋部材37とベース部材36とを一体する。
取り外し不可能な方法とは、単方向ネジのビス92を用いて、カシメ部71〜74とベース部材36のカシメ受部46〜49とを連結固定し、次いで、カシメ部71〜74のネジ穴(ビス92の頭の大きさで空けられている穴)に液状の速乾性充固着材を充填し、その上から、さらに、ビス押さえ部材をネジ穴に入れて、たとえば、超音波溶着によってそのビス押さえ部材をネジ穴の内面へ強固に取り付けることをいう。このようにすると、カシメ部71〜74とカシメ受部46〜49とを物理的に破壊しない限り、ベース部材36と蓋部材37とを分離できなくなる。なお、カシメ部71〜74とカシメ受部46〜49を4対設けてある理由は、最大で4回の固着(正当なベース部材36と蓋部材37との分離)を可能にするためである。また、破損しているカシメ部71〜74とカシメ受部46〜49との数から、基板ケース35を開いた回数を視覚的に確認できるようにするためでもある。
次に、遊技制御装置31に内装される遊技制御基板34の電気的な内部ブロック構成を説明する。
図4は、遊技制御基板34の電気的な内部ブロック構成図であり、遊技制御基板34は、パチンコ遊技等に必要な役物制御を行う、いわゆる“アミューズメントチップ”としての遊技用ワンチップマイコン90と、外部の情報収集端末93に実装された通信端末94との間でデータのやり取りを行うための外部通信端末95と、ロジック用電源(たとえば、DC5V)やドライブ用電源(たとえば、DC12V、DC33V)を発生する電源回路96と、入力ポート回路97と、複数(ここでは5個)の出力ポート回路98〜102と、それらの出力ポート回路98〜102から取り出された各々の信号を所要の負荷を駆動し得る電力に増幅するドライブ回路103と、それらの各部を接続する基板内バス104(データバス、アドレスバス及びコントロールバスの総称)とを備える。
入力ポート回路97には、遊技機本体11に設けられた各種センサ、たとえば、SOL動作検出器104、特図表示検出器105、始動口SW106、カウントSW107、ゲートSW108、入賞口センサL109、入賞口センサR110などからの検出信号が入力されており、また、複数の出力ポート回路98〜102からは、ドライブ回路103を介して、遊技機本体11に設けられた電動役物等の各種負荷、たとえば、特図表示器111、特図記憶表示器112、普図表示器113、普図記憶表示器114、遊技状態表示器115、普電SOL116、大入賞口SOL117、排出制御装置118、演出制御装置119、盤用外部情報120などへの駆動信号などが取り出されている。
ここで、図示の例では、複数の出力ポート回路98〜102のうち4つ(出力ポート回路98〜101)がI/Oエキスパンダ121に収められており、このI/Oエキスパンダ121のパッケージは、先にも述べたとおり、汎用ICパッケージの中で最も大きな部類に入る64ピン型SDIPの汎用チップである。ちなみに、冒頭でも説明したとおり、このような大型の汎用チップは、不正なマイコン(図13の不正マイコン7参照)の組み込み対象として狙われやすい。
なお、情報収集端末93は、上記のとおり、遊技制御装置31の外部通信端末95に接続された通信端末94を備える他、パチンコ遊技機10の盤用外部情報120やカードユニット12に接続された情報収集端末93a及び上記の外部通信端末95に接続された遊技監視回路93b(検査手段)などを備え、パチンコ遊技機10やカードユニット12から様々な情報信号、たとえば、売り上げ信号、補給球数信号、回収球数信号、大当たり信号、特図回転信号及び確変信号などを取り込むとともに、遊技場内部ネットワークを介して、不図示の場内管理装置に対して所要の情報送信を行う。
ここで、情報収集端末93に設けられている遊技監視回路93bは、従来技術(図13参照)の遊技監視装置6に相当するものである。すなわち、遊技監視回路93bは、遊技制御装置31に実装されている遊技用ワンチップマイコン90の正当性を評価するものであり、その正当性の判定は、たとえば、遊技用ワンチップマイコン90に対して定期的または不定期に識別情報の送信要求を出し、その要求に応答して遊技用ワンチップマイコン90から送信された識別情報を、初回受信の際には遊技監視回路93bの内部に記憶保存し、2回目以降の受信の際には記憶保存されている識別情報と受信した識別情報とを照合することによって行うことができる。この場合、照合一致の場合は正常(遊技用ワンチップマイコン90が正規品である)であり、照合不一致の場合は異常(遊技用ワンチップマイコン90が不正品に置き換えられている)である。
但し、本発明の技術思想は、このような正当性判定の仕方に限定されない。要は、遊技用ワンチップマイコン90に予め(工場出荷時または遊技場設置時もしくは任意の時点)書き込まれた固有の識別情報を外部(外部とは遊技制御装置31の外の意味)で評価して、その遊技用ワンチップマイコン90の正当性を判定するものであればよく、加えて、前記の不正行為(遊技用ワンチップマイコン90以外の構成品に不正マイコンが組み込まれること)に対応できないものであればよい。
図5は、遊技用ワンチップマイコン90のブロック図である。遊技用ワンチップマイコン90は、遊技制御を行う遊技ブロックAと、情報管理を行う管理ブロックBとを共通の半導体基板上に実装してワンチップ化したものである。
遊技ブロックAは、リセット回路122と、クロックジェネレータ123と、遊技用CPU124と、遊技プログラムを不揮発的に記憶する遊技用ROM125と、遊技プログラムのワークエリアとして用いられる遊技用RAM126と、CTC(Counter Timer Circuit)127と、割込みコントローラ128と、外部バスインターフェース129と、I/Oポート130と、CPUバス131とを含む。
遊技用CPU124は、図示は略すが、各種のレジスタ群、演算・論理部(ALU)、命令レジスタ(IR)、デコーダ、プログラムカウンタ(PC)、スタックポインタ(SP)、これらを結ぶデータバス、アドレスバスおよび各種の制御部をコア内に含む、例えば、Z80アーキテクチャのCPUコアであり、遊技用ROM125に格納された遊技プログラムを遊技用RAM126にロードして実行することにより、パチンコ遊技機10の遊技制御に必要な各種機能をソフト的に実現する。
外部バスインターフェース129は、図4の基板内バス104との間でアドレス信号やデータ信号、メモリリクエスト信号、入出力リクエスト信号、メモリ書込み信号、メモリ読み出し信号およびモード信号などの信号インターフェース処理を行う。
遊技用RAM126は、遊技用CPU124の主記憶に相当し、例えば、SRAM等の高速半導体デバイスで構成され、遊技ブロックAにおける遊技プログラムに基づく処理を実行する際にワークエリア(作業領域)として用いられる。なお、遊技用RAM126は、遊技用ワンチップマイコン90の端子群の一つに割り当てられた専用の端子を用いて、バッテリバックアップ機能を付与できるようになっており、パチンコ遊技機10の電源オフ後もその記憶内容を保持することが可能になっている。
リセット回路122や割込みコントローラ128は、パチンコ遊技機10の電源投入時に不図示の電源投入検出回路で作られるシステムリセット信号に応答して遊技用CPU124をシステムリセットするとともに、遊技用ワンチップマイコン90の各種内部リソースを初期状態に設定する。
クロックジェネレータ123は、不図示の高精度発振器で作られた基準信号を基に遊技用CPU124を含む遊技用ワンチップマイコン90の各ブロックの動作に必要なクロック信号を発生する。
CTC127は、タイマモードまたはカウンタモードといったモードに応じてクロック入力を数え、割り込みの可否などを決定する。
次に、遊技用ワンチップマイコン90における情報管理を行う管理ブロックBの構成を説明する。管理ブロック22Bは、管理用ファームメモリ132と、管理用ワークRAM133と、バスモニタ回路134と、セキュリティメモリ135と、通信ポート136と、管理バス137を含んで構成されている。
管理用ファームメモリ132はブートプログラムを格納しており、遊技用ワンチップマイコン90のシステムリセット時(正確には、システムリセット直後に実行される管理ブロックBの自己診断および初期化処理の正常完了後に)、このブートプログラムが立ち上がって、所定の簡易チェックを行い、正常であれば、後述のプロテクト設定処理を実行した後、遊技プログラムの所定アドレス(遊技用CPU124のアドレス空間内における所定アドレス;一般に当該アドレス空間の先頭番地0000h)に処理を渡す。
バスモニタ回路134は、CPUバス131の状態監視を行い、CPUバス131が遊技用CPU124によって使用されていないときに、必要に応じて、CPUバス131を介して遊技ブロックAの遊技用ROM125や遊技用RAM126などをアクセスし、所要のデータ(遊技プログラムや遊技用RAM126の内容など)を管理ブロックBに取り込む。
セキュリティメモリ135(ワンタイムPROMで構成)には、遊技用ワンチップマイコン90の識別や正当性の判定のために使用する識別情報(固有ID)が書き込まれている。さらに、この固有IDに加え、遊技種別コード、ランクコード、メーカ番号、機種コードおよび検査番号などの各情報が書き込まれることもある。ちなみに、遊技種別コードとは、パチンコ遊技機やスロットルマシン等を区別するための情報であり、例えば、パチンコ遊技機の場合は“P”、スロットルマシンの場合は“G”を表すコードである。また、ランクコードとは、遊技機の機種ランクコード(第1種、第2種等を区別するためのコード)、メーカ番号当該遊技機の製造メーカを識別するためのメーカID(またはメーカコード)であり、機種コードとは、製造メーカが設定する当該遊技機の製品コードであり、検査番号(または検定コード)とは、第3者機関による検査に合格した遊技機に付与される番号である。
管理用ワークRAM133は、バスモニタ回路134を介して読み込まれた遊技ブロックAの情報(遊技プログラムや遊技用RAM126の内容など)を一時的に保持するための記憶領域である。
通信ポート136は、図4の情報収集端末93との通信を行うもので、その情報収集端末93からの要求に応答して、管理用ワークRAM133の記憶内容を要求元の情報収集端末93に転送する。
このような電気的ブロック構成を有する遊技制御装置31は、遊技用ワンチップマイコン90に収められた遊技プログラムを逐次に実行しつつ、入力ポート回路97を介して、SOL動作検出器104、特図表示検出器105、始動口SW106、カウントSW107、ゲートSW108、入賞口センサL109、入賞口センサR110などからの各種遊技センサ信号を取り込みながら、それらのセンサ信号に基づいて、各種の駆動信号を発生し、それらの駆動信号を、適宜の出力ポート回路98〜102からドライブ回路103を介して、所要の負荷、すなわち、特図表示器111、特図記憶表示器112、普図表示器113、普図記憶表示器114、遊技状態表示器115、普電SOL116、大入賞口SOL117、排出制御装置118、演出制御装置119、盤用外部情報120などに出力することにより、パチンコ遊技機10の遊技制御をコントロールする。
一方、この遊技制御装置31の正当性判定、すなわち、遊技制御装置31に実装されている遊技用ワンチップマイコン90が正規のものであるか否かの判定は、この遊技用ワンチップマイコン90のセキュリティメモリ135に書き込まれている固有の識別情報としてのID情報を情報収集端末93(の遊技監視回路93b)で評価することによって行われる。かかる正当性判定の具体的仕組みは、冒頭の従来技術(特許文献1)にも詳しく述べられているが、その概略の手順は次のとおりである。まず、情報収集端末93から遊技制御装置31に対して定期的または不定期に情報要求を出す。遊技制御装置31は、その要求に応答してセキュリティメモリ135に書き込まれているID情報を読み出して情報収集端末93に送信する。情報収集端末93は、初回の情報受信の場合にその情報を保存格納し、2回目以降の情報受信の場合に保存済の情報と受信した情報とを照合する。そして、情報一致の場合には、正当な遊技用ワンチップマイコン90を搭載した遊技制御装置31であると判断し、一方、情報不一致の場合には、不正に改造された遊技用ワンチップマイコン90を搭載した遊技制御装置31であると判断する。
しかしながら、このような仕組みは、遊技用ワンチップマイコン90の不正交換を検知できる点で有益であるが、正規の遊技用ワンチップマイコン90を残したまま他の周辺回路に不正マイコンが組み込まれた場合にまったく対処できない。上記の手順、つまり、情報収集端末93から遊技制御装置31に対して定期的または不定期に情報要求を出すと、遊技制御装置31は、その要求に応答してセキュリティメモリ135に書き込まれているID情報を読み出して情報収集端末93に送信し、情報収集端末93は、初回の情報受信の場合にその情報を保存格納し、2回目以降の情報受信の場合に保存済の情報と受信した情報とを照合し、情報一致の場合に正当な遊技用ワンチップマイコン90を搭載した遊技制御装置31であると判断するからであり、正規の遊技用ワンチップマイコン90を残したままの場合には、常に情報収集端末93で「情報一致」が判定されてしまうからである。
他方、実際の遊技制御は、他の周辺回路に組み込まれた不正マイコンによって行われているため、何らかの方法でこうした不正行為を見抜かなければならないが、上記の仕組み(ID情報の評価)だけでは、まったく対処することができなかった。
そこで、本実施形態では、不正マイコンが組み込まれる可能性がある周辺回路は、(1)組み込みスペースの点で比較的大型のパッケージをもつこと、(2)正規の遊技用ワンチップマイコン90の入出信号を乗っ取りやすい位置にあること、(3)そのような不正マイコンが組み込まれた周辺回路は、その不正マイコンの発熱によってパッケージ表面の温度が高くなること、の3つの条件(1)〜(3)に着目して案出されたものであり、簡単な構造で効率的に不正マイコンの組み込みを検知できるようにしたことがポイントである。
<第一の実施形態>
図6は、第一の実施形態の構成図である。この図において、遊技制御装置31の蓋部材37の天板部63には、先にも説明(図3)したとおり、“すり鉢状”の点検穴67が形成されている。この点検穴63の形成位置は、遊技制御装置31の内部のI/Oエキスパンダ121の直上である。I/Oエキスパンダ121は、上記の3つの条件(1)〜(3)を満たす(したがって、不正マイコンが組み込まれる可能性がある)周辺回路の代表例である。
図7(a)、(b)は、図6のB−B断面図及びA−A断面図である。これらの図において、点検穴67は、天板部63の表面に開口する上部矩形穴63a(開口部)と、その上部矩形穴63aの4辺から遊技制御装置31の内部に向かって延設する斜行壁63b〜63eと、それら4つの斜行壁63b〜63eの下端部に形成され、上記の上部矩形穴63aよりも小さく且つ上記の上部矩形穴63aと相似形の下部矩形穴63f(第2開口部)とを備えて構成されている。点検穴67の開口は、上部矩形穴63aから下部矩形穴63fにかけて、その開口面積が徐々に少なくなるように、つまり、斜行壁63b〜63eに沿って開口面積が縮径するようになっており、斜行壁63b〜63eは、点検穴67の上部矩形穴63aと下部矩形穴63fとの間の空間を囲む囲繞壁を構成する。
また、天板部63から下部矩形穴63fまでの高さHは、その下部矩形穴63fの下面が、遊技制御基板34の上に実装されたI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面に隙間無く当接するように、または、若干の隙間ができたとしても、その隙間が薄板等の器具を差し込むことができない程度になるように設定されている。
このような構造(特に点検穴67)を有する本実施形態の遊技制御装置31においては、点検穴67の下部矩形穴63fを介してI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面が外部に露出する。このため、必要に応じて、点検穴67の上部矩形穴63aから指先を差し入れ、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面に触れることができる。I/Oエキスパンダ121は、複数の出力ポート回路(ここでは、4つの出力ポート回路98〜101)を切り替えるためのものであり、その消費電力は、遊技用ワンチップマイコン90に比べてきわめて少ない。それゆえ、正常なI/Oエキスパンダ121の場合には、そのパッケージ表面に指を触れてもほとんど熱を感じないはずである。しかし、不正マイコンが組み込まれたI/Oエキスパンダ121の場合には、この不正マイコンの消費電力がほぼ遊技用ワンチップマイコン90に匹敵するため、そのパッケージ表面に指を触れたときに相当な熱を感じる。
したがって、本実施形態の構造によれば、点検穴67の上部矩形穴63aから指先を差し入れてI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面に触れたときに、熱を感じなければ、正常なI/Oエキスパンダ121であると判断することができ、一方、熱を感じたときには、不正マイコンが組み込まれたI/Oエキスパンダ121であると判断することができるから、簡単な手順で不正マイコンの組み込みを検知できるという格別有益な効果が得られる。
図7(c)は、本実施形態の第一の変形例を示す図である。この図において、上記の実施形態との相違点は、下部矩形穴63fを熱伝導部材63gで閉鎖し、さらに、この熱伝導部材63gの下面をI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面に当接させた点にある。熱伝導部材63gは、熱を伝えやすく且つ機械的強度(容易に破壊されないもの)に優れた、たとえば、銅などの金属素材を用いることが望ましい。また、熱伝導部材63gの下面とI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面との間に熱伝導グリースを塗っておくことも好ましい。
このようにすると、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面の温度が熱伝導部材63gの下面から上面へと伝えられるため、必要に応じて、点検穴67の上部矩形穴63aから指を差し込み、熱伝導部材63gの上面に触れることにより、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面の温度を間接的に体感することができる。
したがって、この第一の変形例の構造においても、指先に熱を感じなければ、正常なI/Oエキスパンダ121であると判断することができ、一方、指先に熱を感じたときには、不正マイコンが組み込まれたI/Oエキスパンダ121であると判断することができるから、上記と同様に、簡単な手順で不正マイコンの組み込みを検知できるという格別有益な効果が得られる。
なお、熱伝導部材63gの上面に感熱シート(温度に応じて色が変化するシート)を貼り付けておいてもよい。色の変化からI/Oエキスパンダ121の温度を視認(目視確認)できるため、いちいち指先等で触る必要がない。
図7(d)は、本実施形態の第二の変形例を示す図である。この図において、上記の実施形態との相違点は、この変形例の点検穴67′は、天板部63の表面からI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面にかけて延設された小断面積の開口63hを有する点にある。この開口63hは、棒温度計や温度センサなどの計測具を差し込める程度の小さな面積であればよい(指先が入らなくてもよい)。
このようにしても、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面の温度を、必要に応じて、棒温度計や温度センサなどの計測具で測定することができる。
したがって、この第二の変形例の構造においても、棒温度計や温度センサなどの計測具の測定値に基づいて、不正マイコンが組み込まれたI/Oエキスパンダ121であるか否かを判断することができるから、簡単な手順で不正マイコンの組み込みを検知できるという格別有益な効果が得られる。
<第二の実施形態>
さて、上記の実施形態及びそれらの変形例では、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面の温度を指先や温度計などの計測具を用いて測定している。つまり、指先に熱を感じ、または高めの温度を計測した場合に、不正マイコンが組み込まれていると判断している。しかし、このような判断を正しく行うためには、判断の元になる温度(以下、基準温度という)、すなわち、不正マイコンが組み込まれていない正規のI/Oエキスパンダ121の通常の温度を知っていなければならないが、上記の実施形態及びそれらの変形例にあっては、単に「指先で触って熱く感じる」または、計測具で高い温度を測定した」といった曖昧な判定条件しかないので、判断結果の個人差を否めないという点で改善の余地がある。
図8は、基準温度を持つように改良した実施形態を示す図であり、図9は、図8のC−C断面図である。この実施形態においても、上記の実施形態と同様に、点検穴67は、天板部63の表面に開口する上部矩形穴63aと、その上部矩形穴63aの4辺から遊技制御装置31の内部に向かって延設する斜行壁63b〜63eと、それら4つの斜行壁63b〜63eの下端部に形成され、上記の上部矩形穴63aよりも小さく且つ上記の上部矩形穴63aと相似形の下部矩形穴63fとを備えて構成されており、また、天板部63から下部矩形穴63fまでの高さHは、その下部矩形穴63fの下面が、遊技制御基板34の上に実装されたI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面に隙間無く当接するように、または、若干の隙間ができたとしても、その隙間が薄板等の器具を差し込むことができない程度になるように設定されている。
上記実施形態との相違点は、天板部63にもう一つの点検穴138を設けた点にある。以下、識別のために、上記の実施形態と同一の点検穴67を「第一の点検穴67」といい、本実施形態特有の点検穴138を「第二の点検穴138」ということにする。
第二の点検穴138は、天板部63の表面に開口する上部矩形穴138aと、その上部矩形穴138aの4辺から遊技制御装置31の内部に向かって延設する斜行壁138b、〜138e(短辺側の斜行壁138d、138eは図示を略している)と、それら4つの斜行壁138b〜138eの下端部に形成され、遊技制御基板34の上に実装された遊技用ワンチップマイコン90のパッケージが収まる程度の大きさの下部矩形穴138fとを備えて構成されている。
このような構造(特に二つの点検穴67、138)を有する本実施形態の遊技制御装置31においては、第一の点検穴67の下部矩形穴63fを介してI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面が外部に露出するとともに、第二の点検穴138の下部矩形穴138fを介して遊技用ワンチップマイコン90のパッケージ表面が外部に露出する。このため、必要に応じて、第一の点検穴67の上部矩形穴63aから指先を差し入れ、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面に触れることができるとともに、第二の点検穴138の上部矩形穴138aから指先を差し入れ、遊技用ワンチップマイコン90のパッケージ表面にも触れることができる
ここで、I/Oエキスパンダ121に組み込まれるおそれがある不正マイコンは、遊技用ワンチップマイコン90と同等の働きをするものであり、その消費電力は遊技用ワンチップマイコン90と同レベルであると考えて差し支えない。したがって、もし、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面の熱または温度が、比較対照の遊技用ワンチップマイコン90の熱または温度に近い場合には、高い蓋然性で、不正マイコンが組み込まれたI/Oエキスパンダ121であると判断することができる。
このように、本実施形態によれば、遊技用ワンチップマイコン90のパッケージ温度を基準にして、I/Oエキスパンダ121の正常/異常を判断するので、敢えて、不正マイコンが組み込まれていない正規のI/Oエキスパンダ121の通常の温度を知っておく必要がない。つまり、両方の温度を比べるだけでI/Oエキスパンダ121の正常/異常を判断できるため、たとえば、未経験者であっても正しい判定を行うことができるという格別の利点が得られる。
図10は、第二実施形態の変形例を示す図であり、図11は、図9のD−D断面図である。この変形例では、上記の第二実施形態の第一の点検部67及び第二の点検部138の代わりに、二つの点検プレート(以下、第一の点検プレート139、第二の点検プレート140)を設けている点で相違する。すなわち、図11に示すように、第一の点検プレート139は“エ”の字状断面を有する熱伝導部材139aの上端面139bを天板部63に形成した穴63aから外部に露出させるとともに、同熱伝導部材139aの下端面139cをI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面に接触させており、同様に、第二の点検プレート140も“エ”の字状断面を有する熱伝導部材140aの上端面140bを天板部63に形成した穴63bから外部に露出させるとともに、同熱伝導部材140aの下端面140cを遊技用ワンチップマイコン90のパッケージ表面に接触させている。
このような構造(特に二つの点検プレート139、140)を有する本実施形態の遊技制御装置31においては、第一の点検プレート139の上端面139bに触ることによってI/Oエキスパンダ121のパッケージ表面温度を間接的に知ることができ、また、第二の点検プレート140の上端面140bに触ることによって遊技用ワンチップマイコン90のパッケージ表面温度を間接的に知ることができる。したがって、前記の第二実施形態と同様に、もし、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面の熱または温度が、比較対照の遊技用ワンチップマイコン90の熱または温度に近い場合には、高い蓋然性で、不正マイコンが組み込まれたI/Oエキスパンダ121であると判断することができる。
加えて、この変形例によれば、I/Oエキスパンダ121や遊技用ワンチップマイコン90のパッケージが外部に露出しないので、これらの重要部品への不正なアクセスを防止し、保全性を図ることもできる。
なお、第一の点検プレート139や第二の点検プレート140の上面に感熱シートを貼り付けておいてもよい。色の変化から遊技用ワンチップマイコン90とI/Oエキスパンダ121の温度を視認(目視確認)できるため、いちいち指先等で触る必要がない。
図12は、以上の各実施形態及びそれらの変形例に適用可能な遊技制御基板34の好ましいレイアウト図である。この図において、遊技制御基板34は、いくつかの領域毎に回路を構成している。たとえば、(a)の例では、遊技制御基板34の表面を左から右に四つの領域141〜144に分けており、領域141を電源回路用とし、領域142を遊技用ワンチップマイコン90用とし、領域143をI/Oエキスパンダ121用とし、領域144をドライブ回路103用としている。また、(b)の例では、遊技制御基板34の表面を上下左右に四つの領域145〜148に分けており、領域145を電源回路用とし、領域146を遊技用ワンチップマイコン90用とし、領域147をI/Oエキスパンダ121用とし、領域148をドライブ回路103用としている。
ここで、各領域の発熱量を対比すると、大きな熱を発生する部分は、電源回路用の領域141、145や遊技用ワンチップマイコン90用の領域142、146及びドライブ回路103の領域144、148であり、I/Oエキスパンダ121用の領域143、147はほとんど熱を発生しない。したがって、図示のように、不正マイコンが組み込まれるおそれがあるI/Oエキスパンダ121を一つの領域143、147に隔離してレイアウトすることにより、他の発熱部分、つまり、電源回路用の領域141、145や遊技用ワンチップマイコン90用の領域142、146及びドライブ回路103の領域144、148からの熱の影響を受け難くなる。このため、I/Oエキスパンダ121のパッケージ表面の温度を正確に測定でき、このI/Oエキスパンダ121に不正なマイコンが組み込まれているか否かを正しく判別することができるというメリットが得られる。
このように、本発明は、不正なマイコンが組み込まれる可能性がある汎用チップは、(ア)充分な内部スペースがある大型のパッケージを持つ汎用チップであり、しかも、(イ)その汎用チップは入出力ポートを乗っ取りやすい場所に位置して必要があることから、多くの場合、特定の汎用チップ(たとえば、I/Oエキスパンダ121などはその典型例)を検証対象として特定できる点に着目するとともに、加えて、(ウ)そのような汎用チップは電力使用費が少なく、通常であればパッケージに触っても熱を感じないはずであるが、不正なマイコンが組み込まれた場合には相当な熱(遊技用ワンチップマイコン90に匹敵する熱)を発生する点に着目し、検証対象の特定の汎用チップ(たとえば、I/Oエキスパンダ121)のパッケージ温度を遊技制御装置31の基板ケース35の外から触接(指先や温度計等による測定)または視認(感熱シートの色変化等による目視確認)によって点検できるようにしたものである。したがって、汎用チップのパッケージに触接しまたは視認するといったきわめて簡単な方法で、不正マイコンの組み込みの有無を判断することができる。
また、好ましくは、比較対照の温度も測定できるようにしたものである。この比較対照の温度は、不正マイコンが組み込まれた汎用チップのパッケージ温度に近いことが望ましく、たとえば、遊技用ワンチップマイコン90のパッケージ温度とすることができる。このように、比較対象の温度を測定できるようにすると、汎用チップのパッケージ温度が正常な温度(比較対照の温度と大きく異なる)であるか異常な温度(比較対照の温度と同程度または近い)であるかを誰でも容易に判断することができる。
以上本発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態は全て例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、上記の実施形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものではなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈すべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲内での全ての変更が含まれる。
パチンコ遊技機10(遊技機)の正面図である。 パチンコ遊技機10の背面図である。 遊技制御装置31の分解図である。 遊技制御基板34の電気的な内部ブロック構成図である。 遊技用ワンチップマイコン90のブロック図である。 第一の実施形態の構成図である。 図6のA−A断面図及びB−B断面図及び実施形態の第一の変形例並びに第二の変形例を示す図である。 基準温度を持つように改良した実施形態を示す図である。 図8のC−C断面図である。 第二実施形態の変形例を示す図である。 図9のD−D断面図である。 各実施形態及びそれらの変形例に適用可能な遊技制御基板34の好ましいレイアウト図である。 遊技制御装置の概略構成図及び不正行為の概念図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機(遊技機)
31 遊技制御装置
34 遊技制御基板
35 基板ケース
63a 上部矩形穴(開口部)
63b〜63e 斜行壁(囲繞壁)
63f 下部矩形穴(第2開口部)
63g 熱伝導部材
67 点検穴(温度確認手段)
90 遊技用ワンチップマイコン(演算処理用チップ)
93b 遊技監視回路(検査手段)
96 電源回路
98〜102 出力ポート回路
103 ドライブ回路
121 I/Oエキスパンダ(汎用チップ)
124 遊技用CPU
141〜144 領域
145〜148 領域

Claims (5)

  1. 遊技機の遊技制御を行う遊技用CPUを含んでパッケージ化された演算処理用チップと、
    複数の電子部品をパッケージ化して前記演算処理用チップとは別個に形成された汎用チップとを基板ケース内の遊技制御基板に実装し、前記演算処理用チップの正当性を外部の検査手段により監視可能に構成してなる遊技制御装置において、
    前記基板ケースに、前記汎用チップが配置される位置に対応して、該汎用チップのパッケージ表面の温度を確認するための温度確認手段が形成されていることを特徴とする遊技制御装置。
  2. 前記温度確認手段は、前記基板ケースの表面を開口して形成された開口部により構成されるとともに、該開口部は前記汎用チップのパッケージ表面が臨む位置に形成され、
    前記開口部を介して、基板ケースの外側から前記汎用チップのパッケージ表面を触接するようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技制御装置。
  3. 前記基板ケースには、前記開口部と前記汎用チップのパッケージ表面との間に位置する空間を囲む囲繞壁が形成され、
    前記囲繞壁は、前記開口部から前記汎用チップのパッケージ表面へ向かって縮径する形状に構成されるとともに、該囲繞壁の縮径方向の終端側にも前記開口部とは別個の第2開口部が形成され、
    前記第2開口部を前記汎用チップのパッケージ表面により閉塞する構成としたことを特徴とする請求項2に記載の遊技制御装置。
  4. 前記温度確認手段は、前記汎用チップのパッケージ表面と接触する熱伝導部材により構成され、
    前記熱伝導部材の一部を前記基板ケースの表面に露出させる形態、若しくは熱伝導部材の作用により温度変化を視認する形態としたことを特徴とする請求項1記載の遊技制御装置。
  5. 前記遊技制御基板は、
    前記遊技用CPUからの指令により出力信号が設定される出力ポート回路と、
    前記出力ポート回路からの出力信号に基づいて、遊技で用いられる駆動源へ駆動電力を伝達するドライブ回路と、
    前記ドライブ回路へ駆動電力を供給する電源回路とを備え、
    前記汎用チップは、前記出力ポート回路を複数個パッケージして形成したI/Oエキスパンダにより構成され、
    前記遊技制御基板を複数に分割した各領域に、前記電源回路、前記演算処理用チップ、前記I/Oエキスパンダ、前記ドライブ回路を個別に配置したことを特徴とする請求項1乃至4に記載の遊技制御装置。
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