JP2006174046A - 迂回経路探索手段を備えた通信装置および通信装置の制御方法 - Google Patents

迂回経路探索手段を備えた通信装置および通信装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】パス経路の重複障害や帯域が分散していてまとまった帯域が確保できないなどの原因で、ハードウェアによる固定的な切替や、ソフトウェアによる迂回パス経路設定が失敗した場合は、従来技術では自動的な障害復旧は不可能であった。
【解決手段】本発明では、自律的な迂回パス経路計算およびバルク転送パスの設定が可能なノードに、通常時のパス種別と優先度を付与したバルク転送時のパス種別の候補とを対応させる情報を記録し、障害発生時にバルク転送パスのパス種別をこの情報に基づいて読み替えながら迂回パスを経路探索する。また、探索結果にしたがって迂回経路設定を行う。
【選択図】図2

Description

この発明は、ネットワークでの障害発生時の迂回経路の探索と設定に関するものである。
ネットワークシステムでは、障害発生時にノード内のハードウェアでの固定的な切替動作、またはソフトウェアでの自律的な迂回パス経路計算による切替動作を実施し、自動的に障害復旧を行う。ただし、従来技術ではハードウェア切替、ソフトウェアによる迂回パス経路設定に関わらず、切替元の経路と切替先の経路は同じ種別の経路に限定される。具体例としては、SONET(Synchronous Optical Network)/SDH(Synchronous Digital Hierarchy)の場合であればハードウェアでの切替、GMPLS(Generalized Multi−Protocol Label Switching)のProtection Dynamic Restortionなどのソフトウェアでの経路変更などがある。また、複数の仮想コンテナに対して同時に切替を行う方法も提案されている(特許文献1)。
一方、狭帯域の複数の通信路(パス、回線、リンク、およびその他の通信路を含む)をバルク転送することにより、論理的に統合してひとつの通信路として扱い、転送能力を向上させることも可能である。以下、バルク転送の対象である通信路を、バルク転送パスと呼ぶ。また、説明中では理解を容易にするため、以下では「パス」の例で説明するが、「回線」や「リンク」の場合でも同じ説明となるため、パスだけでなく回線やリンクも含んだ通信路全般に対して本発明が適用できる。
特開平9−135228号公報
パス経路の重複障害や帯域が分散していてまとまった帯域が確保できないなどの原因で、ネットワーク全体としては帯域に余裕があってもまとまった帯域が確保できないために、ハードウェアによる固定的な切替や、ソフトウェアによる迂回パス経路設定が失敗した場合は、従来技術では自動的な障害復旧は不可能であった。
本発明では、自律的な迂回パス経路計算およびバルク転送パスの設定が可能なノードに、通常時のパス種別と優先度を付与したバルク転送時のパス種別の候補とを対応させる情報を記録し、障害発生時にバルク転送パスのパス種別をこの情報に基づいて読み替えながら迂回パスを経路探索する。また、探索結果にしたがって迂回経路設定を行う。
本発明は、優先度の高いバルク転送パスのパス種別から順次迂回パスを経路探索でき、予備経路となる未使用の帯域が分散して存在する場合にも、自動的な迂回パスの設定が可能となる。また、迂回パスに必要な全ての帯域が確保できない場合にも、部分的には自動的な迂回パスの設定が可能となる。したがって、パス経路の重複障害や空き帯域不足等により、従来技術では自動的な障害復旧ができなかった場合にも自動救済が可能となる。
とりわけSDHやSONETのバーチャルコンカチネーションパスの場合は、まとまった帯域があいていなくても迂回路を確保できるという効果がある。
[第1実施形態]
図1に本発明の内容を説明するためのネットワーク構成例を示す。このネットワークは特に種類を特定するのではなく、SDH網やSONET網でも、MPLS網やGMPLS網などでもよい。たとえば、SDH網の場合であれば、クライアント200Aと200Bは、ユーザルータまたはユーザノード、ノード100Aと100Bは加入者収容ノード、ノード100Cと100Dは中継ノードに該当する。また、MPLS網の場合であれば、クライアント200Aと200Bは、カスタマーエッジルータ、ノード100Aと100Bはプロバイダーエッジルータ、ノード100Cと100Dはプロバイダールータに該当する。
通常、各ノードは自己および通信相手のノードの識別情報(例えばIPアドレス)を互いに持っている。また、ネットワークはそのネットワークの特性に合わせた迂回路設定のための技術がある。しかし、上記のようにパス経路の重複障害や帯域が分散していてまとまった帯域が確保できないなどの原因で、ネットワーク全体としては帯域に余裕があってもまとまった帯域が確保できないために、ハードウェアによる固定的な切替や、ソフトウェアによる迂回パス経路設定が失敗した場合は、従来技術では自動的な障害復旧は不可能であった。本発明は、上記課題を解決し、まとまった帯域が確保できない場合でも、自動的な障害復旧を可能とすることを目的としている。また、迂回帯域が完全には確保できない場合でも可能な限り帯域を確保することを目的としている。
図2に本発明のノードの機能構成例を示す。データベース部111は、使用中(切替元)のパスの種別と少なくとも1つの迂回先候補のパス種別とを対応させる読替テーブル、および使用中のパスの種別と他端の通信装置の識別情報とからなる通信路情報などを記録する。読替機能部112は、主に探索対象のパスの種別を、読替テーブルと通信路情報に基づいて迂回先候補のパス種別に読み替える。プロトコル処理部113は、ルーティング部114とシグナリング部115から構成されており、主に探索対象のパスの種別に一致する未使用のパスを探索し、パス設定の制御をする。スイッチ部116は、プロトコル処理部113が行うパス設定の制御にしたがってパスを設定する。インターフェース部117は、ネットワーク内のパスの障害を検知する。
ここで、パスの種別とは、プロトコルなどのパスの特徴から決まる分類を言うこととする。例えば、VC4−4c、VC4−4v、VC4−3vとはいずれも異なる。
以下、図3のフローに従いながら本発明を説明する。
ステップS11
障害が発生すると、障害が発生しているパスの経路の両端のノード100(以下、「端点ノード」という。)は、インターフェース部117では入力信号の遮断などから障害を検知し、従来の迂回方法であるスイッチ部116でのハードウェアの切替やプロトコル処理部113でのソフトウェアの迂回パス経路設定を試みる。この切替が成功すれば障害が発生したパスの復旧は終了する。しかし、重複障害のためハードウェアの切替先のパスも障害が発生している場合や、シグナリング部からシグナリングを発信したが他ノードより設定不可の返信を受けた場合のように、切替が失敗すると、ステップS12に進む。
ステップS12
たとえば、従来の方法でハードウェア切替が失敗した場合、端点ノード100の読替機能部112では、インターフェース部117からステップS12を実行するトリガを受け取ると、データベース部111にあらかじめ登録された読替テーブルを用いて、切替対象となっているパスの種別を切替元パスのパス種別からバルク転送パスの第一候補のパス種別へ読み替える。このように読み替えることで、たとえばSDHやSONETのバーチャルコンカチネーションパスの場合は、まとまった帯域があいていなくても、ステップS13以降で帯域をばらして迂回路を探索できる。
なお、データベース部111には、当該端点ノード100のすべてのパスのパス種別と相手先ノードの情報と、図4に例が示されているようなパス種別の読替テーブルをあらかじめ登録されている。読替テーブルでは、例えば切替元のパスがVC4−4cの場合、第一候補のバルク転送パスはVC4−4v、第二候補のバルク転送パスはVC3−12vと登録しておく。障害が発生した場合、障害が発生した経路のパス種別と相手先ノードの情報と読替テーブルの情報から、迂回経路を探索するときに必要となる、相手ノード、探索するパス種別を決める。本ステップではパスの種別は読替テーブルに記録された第一候補のパスの種別に読み替えられる。
ステップS13
プロトコル処理部113のルーティング部114では、パス種別の読替を行ったバルク転送パスの種別での経路探索を行う。例えば、切替元のパスがVC4−4cの場合、初めての探索では第一候補であるVC4−4vの経路探索を実施する。また、ステップS15で第二候補のパスの種別に読み替えられた後は、VC3−12vの経路探索を実施する。
ステップS14
ルーティング部114は、読み替えられたバルク転送パスの経路が見つかった場合、ステップS19に進める。読み替えられたバルク転送パスの経路が見つからなかった場合、フローをステップS15に進める。
ステップS15
読替機能部112では、読替テーブルから次候補のパス種別の有無を確認する。候補がある場合には、バルク転送パスのパス種別を次候補のパス種別に読み替え、フローをステップS13に戻す。例えば、VC4−4vが第一候補の場合、第一候補の経路が見つからなかったときは、第二候補であるVC3−12vにパスの種別を読み替える。
候補が無い場合には、フローをステップS16に進める。
ステップS16
読替機能部112では、個別パスの数を1つ減らしてパス種別を読み替える。例えば、元のパス種別がVC3−12vの場合にはVC3−11vとなる。このステップでの処理は、探索対象の通信路の種別を、あらかじめ定めた帯域(例えばVC3に相当する50M)だけ小さくした通信路の種別に読替えることである。
ステップS17
ルーティング部114では、読み替えられたパスの種別で、バルク転送パスの経路探索を行う。
ステップS18
ルーティング部114は、経路が見つかった場合にはフローをステップS19に進める。経路が見つからなかった場合にはフローをステップS16に戻す。
なお、フローがステップS16に戻ると、VC3−11vとなっているパス種別が、VC3−10vとなり、再びステップS17で経路探索が行われる。このように、経路が見つからない場合には、帯域をあらかじめ定めた帯域(例えばVC3に相当する50M)だけ順次減算していくことになる。
ステップS19
見つかった迂回パスの経路上のすべてのノードのプロトコル処理部113のシグナリング部115間で、見つかった迂回パスにバルク転送パスを設定するためのシグナリングを行い、各ノードはスイッチ部116でパスを設定する。
ステップS20
端点ノード100の読替機能部112は、設定されたパスの情報をシグナリング部115から受け取り、データベース部111に切替元のパスと迂回パスとの対比情報を記録する。また、ステップS16により減じた個別パスが存在する場合には、未設定個別パス情報も記録する。バルク転送パスの第一候補であるVC4−4vが設定できた場合の例を図5(A)に示す。なお、本ステップは、ルーティング部114またはシグナリング部115が切替元パスの情報、探索結果、設定完了の情報などを受け取り、データベース部111に記録することとしてもよい。
減じた個別パスが存在する場合には、GFP(Generic Framing Procedure)などの方法によって帯域不足を吸収し、吸収しきれない場合にはノードの外側のポートでパケットを廃棄する。
ステップS21
障害の復旧等により、ネットワーク内の帯域利用状況などの状態が変化した場合、端点ノード100は、ルーティング部114で自立的にネットワークの帯域利用状況などの情報を取得する。具体例としては、GMPLSの制御プレーン上で行われるOSPFによるLSA(Link State Advertisement)アップデートなどの方法によりネットワーク状況の取得が可能である。
ステップS22
プロトコル処理部113は、データベース部111に記録した図5に示すような対比情報を基に、ネットワーク内の状況変化が切替元のパスの障害復旧か否かを確認し、切替元のパスの障害復旧の場合にはスイッチ部116がパスを切戻し、フローをステップS24に進める。切替元のパスの障害復旧ではない場合はフローをステップS23に進める。
ステップS23
読替機能部112は、データベース部111に記録した未設定個別パス情報の有無を確認する。未設定個別パスがある場合はステップS12に戻り、再度バルク転送パスの第一候補のパス種別に読み替えを行い、経路探索を最初から実行する。未設定個別パスが無い場合には、フローをステップS21に戻し、切替元パスの障害復旧の有無を監視する。
ステップS24
シグナリング部115は、バルク転送パスを削除するとともに、データベース部111から対比情報および未設定個別パス情報を削除する。
図5(A)の対比表が作成される具体的例を、図1のネットワーク構成例で説明する。ノード100Aとノード100B(堂島OXCNo.1)との間に経路300ABを経路としてVC4−4cのパスが設定されていたとする。このパスに障害が発生するとノード100Aと100Bのインターフェース部117が障害を検知し、従来の迂回方法で切替を試みる(ステップS11)。読替機能部112によって、探索対象のパスが、VC4−4vに読み替えられる(ステップS12)。ノード100A〜DはOSPF(Open Shortest Path First)などルーティングプロトコルを用い、ルーティング部114で経路300AB、AC、AD、BC、BD、CDの帯域利用状況などの経路情報を取得する。端点ノードであるノード100Aとノード100Bは、OSPFなどのルーティングプロトコルにより、VC4−4vの経路探索を実施する(ステップS13)。経路が見つかり(ステップS14)、ノード100Aのシグナリング部115は、ルーティング部114からの通信路設定指示を受け、シグナリングを行う(ステップS19)。ノード100の読替機能部112は、設定されたパスの情報をシグナリング部115から受け取り、データベース部111に切替元のパスと迂回パスとの対比情報(図5(A))を記録する(ステップS20)。
[変形例]
第1実施形態では、候補のバルク転送パスのパス種別で必要な帯域の経路が見つからなかった場合には、個別パスを減らして経路探索を行ったが、個別パスの数を減らすことなく、繰り返し必要な帯域の経路を探索する方法もある。具体的には、第1実施形態のステップS16を削除することで、この変形例は実現できる。
[第2実施形態]
第1実施形態ではバルク転送パスをまとめて経路探索したが、本発明ではバルク転送パスを構成する個別パスごとに経路探索する。以下、図6のフローに従いながら説明する。なお、図3と同じ番号で示されているステップは、第1実施形態と同じ動作のステップであることを示しているため、説明を省略する。
ステップS11、S12でバルク転送パスのパス種別が読み替えられる。
ステップS41
ルーティング部114は、バルク転送パスを構成する個別パスごとに経路探索する。具体的には、パスの種別がポイントツーポイントの10GbE回線ならば、1Gbpsのリングアグリゲーションで1Gbps(ポイントツーポイントのGbE回線)ごとに10回線分を経路探索する。
ステップS42
読替機能部112は、すべての個別パスの経路が見つかった場合にはフローをステップS19に進める。すべての個別パスには経路が見つからなかった場合にはステップS43に進む。
ステップS43
読替機能部112は、一部の個別パスの経路は見つかった場合にはフローをステップS44に進める。一部の個別パスにも経路が見つからなかった場合には、読替機能部112でバルク転送パスのパス種別を次候補のパスの種別に読み替え、フローをステップS41に戻す。例えば、第一候補のVC4−4vが見つからなかったときは、第二候補であるVC3−12vにパスの種別を読み替える。次の候補が無い場合には、現在のパス種別のままフローをステップS41に戻し、経路探索を繰り返す。
ステップS44
読替機能部112は、設定可能な個別パスだけで構成されたバルク転送パスにパス種別を読み替え、フローをステップS19に進め、スイッチ部116がバルク転送パスを設定する。
ステップS19、S20、S21、S22、S24の動作は第1実施形態と同じである。ただし、ステップS22では切替元パスの障害復旧でなかった場合には、フローをステップS45に進める。
ステップS45
読替機能部112は、データベース部111に記録した未設定個別パス情報の有無を確認する。未設定個別パスがある場合はフローをステップS46に進める。未設定個別パスが無い場合には、フローをステップS21に戻し、切替元パスの障害復旧の有無を監視する。
ステップS46
ルーティング部114は、未設定個別パスの経路探索を行う。
ステップS47
ルーティング部114は、一部の未設定個別パスでも経路が見つかった場合には、フローをステップS44に進める。一部の未設定個別パスの経路も見つからなかった場合には、フローをステップS21に戻す。
図5(B)の対比表が作成される具体的例を、図1のネットワーク構成例で説明する。ノード100Aとノード100B(大手町OXCNo.1)との間に経路300ABを経路としてVC4−4cのパスが設定されていたとする。このパスに障害が発生するとノード100Aと100Bのインターフェース部117が障害を検知し、従来の迂回方法で切替を試みる(ステップS11)。読替機能部112によって、探索対象のパスが、VC4−4vに読み替えられる(ステップS12)。ルーティング部114は、経路探索を行う(ステップS41)。VC4−3cは経路が見つかり、VC4(1つ分)は見つからなかった場合(ステップS42,S43)、読替機能部112は、設定可能な個別パスだけで構成されたバルク転送パスにパス種別を読み替える(ステップS44)。ノード100Aのシグナリング部115はシグナリングを行う(ステップS19)。ノード100の読替機能部112は、設定されたパスの情報をシグナリング部115から受け取り、データベース部111に切替元のパスと迂回パスとの対比情報および未設定個別パスの情報(図5(B))を記録する(ステップS20)。
次に図5(C)の対比表が作成される具体的例を、図1のネットワーク構成例で説明する。ノード100Aとノード100B(大手町ルータNo.1)との間に経路300ABを経路としてポイントツーポイントの10GbE回線が設定されていたとする。このパスに障害が発生するとノード100Aと100Bのインターフェース部117が障害を検知し、従来の迂回方法で切替を試みる(ステップS11)。読替機能部112によって、探索対象のパスが、ポイントツーポイントのGbE回線×10のリングアグリゲーションに読み替えられる(ステップS12)。ルーティング部114は、経路探索を行う(ステップS41)。8個の1GbE回線は経路が見つかり、2個の1GbE回線は見つからなかった場合(ステップS42,S43)、読替機能部112は、設定可能な個別パスだけで構成されたバルク転送パスにパス種別を読み替える(ステップS44)。ノード100Aのシグナリング部115はシグナリングを行う(ステップS19)。ノード100の読替機能部112は、設定されたパスの情報をシグナリング部115から受け取り、データベース部111に切替元のパスと迂回パスとの対比情報および未設定個別パスの情報(図5(C))を記録する(ステップS20)。
[変形例]
第2実施形態のステップS43では、一部の個別パスでも経路が見つかった場合にはフローをステップS44、S19に進め、見つかった迂回パスの設定動作を行う。しかし、経路が見つからなかったパスも、帯域を細かく分ければ見つかる場合もあり得る。そこで、本発明では、第2実施形態のステップS43を次のステップS43’に変更する。
ステップS43’
ルーティング部114は、一部の個別パスの経路は見つかった場合には、データベース部111に次のパス種別の候補の有無を確認する。次のパス種別の候補が無い場合には、フローをステップS44に進める。次のパス種別の候補がある場合には、読替機能部112で経路が見つからなかったパスのみをパス種別を次候補に読み替え、フローをステップS41に戻す。また、一部の個別パスにも経路が見つからなかった場合には、読替機能部112でバルク転送パスのパス種別を次候補のパスの種別に読み替え、フローをステップS41に戻す。例えば、図1の場合で第一候補であるVC4−4vの経路が1つ(VC4)が見つからなかったときは、見つからなかったパスをVC3−3vに読み替えるので、バルク転送パスのパス種別はVC4−3v+VC3−3vとなる。
本発明は、SDH/SONETやポイントツーポイントのGbE回線を前提にして説明してきたが、上述のように一般的に通信路(パス、回線、リンク、およびその他の通信路を含む)を切り替える場合であって、狭帯域の複数の通信路で迂回通信路を設定する場合に広く適用できる。
ネットワーク構成例を示す図。 本発明のノードの機能構成例を示す図。 バルク転送パスをまとめて経路探索を行う場合のフローを示す図。 読替テーブル例を示す図。 切替元パスと迂回用バルク転送パスの対比情報の例を示す図。 個別パスごとに経路探索を行う場合のフローを示す図。

Claims (13)

  1. 通信ネットワークを構成する通信装置であって、
    切替元の通信路の種別と少なくとも1つの迂回先候補の種別とを対応させる読替テーブル、および使用中の通信路の種別と他端の通信装置の識別情報とからなる通信路情報を記録するデータベース部と、
    ネットワーク内の通信路の障害を検知するインターフェース部と、
    探索対象の通信路の種別を、前記読替テーブルと前記障害が発生した通信路の前記通信路情報に基づいて迂回先候補の種別とする読替機能部と、
    前記探索対象の通信路の種別に一致する未使用の通信路を探索し、通信路設定の制御をするプロトコル処理部と、
    前記通信路設定の制御にしたがって通信路を設定するスイッチ部と、
    を備える通信装置。
  2. 請求項1記載の通信装置であって、
    前記プロトコル処理部は、迂回先通信路を設定する同じ種別での切替手段が備えられている場合には、当該切替手段での設定ができなかった場合に動作するよう設定されている
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1または2記載の通信装置であって、
    前記未使用の通信路の帯域の合計が前記探索対象の通信路の帯域よりも小さい場合に、前記探索対象の通信路の種別を、前記読替テーブルの他の迂回先候補の種別とする前記読替機能部と、
    前記読替機能部で読み替えられた前記探索対象の通信路の種別に一致する未使用の通信路を探索し、通信路設定の制御をする前記プロトコル処理部と、
    を備える通信装置。
  4. 請求項3記載の通信装置であって、
    前記未使用の通信路の帯域の合計が前期探索対象の帯域よりも小さい、かつ前記読替テーブルの迂回先候補の種別に未探索のものがない場合に、あらかじめ定めた前記探索対象の通信路の種別よりも帯域の小さい通信路の種別を、探索対象の通信路の種別とする前記読替機能部と、
    前記読替機能部で読み替えられた前記探索対象の通信路の種別に一致する未使用の通信路を探索し、通信路設定の制御をする前記プロトコル処理部と、
    を備える通信装置。
  5. 請求項1または2記載の通信装置であって、
    探索できた前記未使用の通信路の帯域の合計が、前記探索対象の通信路の帯域よりも小さい場合に、探索できた前記未使用の通信路を迂回用の通信路に設定するための通信路設定の制御をする前記プロトコル処理部、
    を備える通信装置。
  6. 請求項5記載の通信装置であって、
    探索できなかった通信路の種別に対応する前記読替テーブルの迂回先候補の種別を、探索対象の通信路の種別とする前記読替機能部と
    前記読替機能部で読み替えられた前記探索対象の通信路の種別に一致する未使用の通信路を探索し、通信路設定の制御をする前記プロトコル処理部と、
    を備える通信装置。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の通信装置であって、
    前記読替テーブルの前記切替元の通信路の帯域よりも迂回用として設定された通信路の帯域の合計が小さい場合に、前記データベース部に不足している通信路の帯域の情報を記録する前記読替機能部または前記プロトコル処理部と、
    前記不足している通信路の帯域の情報を記録する前記データベース部と、
    を備える通信装置。
  8. 請求項7記載の通信装置であって、
    ネットワークの帯域に関する情報を取得し、変化があったことを検出し、前記データベース部に不足している通信路の帯域の情報が記録されているかを確認する前記プロトコル処理部と、
    ネットワークの帯域に変化があり、かつ前記データベース部に不足している通信路の帯域の情報が記録されている場合に、探索対象の通信路の種別を、前記読替テーブルに基づいて迂回先候補の種別とする前記読替機能部と、
    を備える通信装置。
  9. 請求項7記載の通信装置であって、
    ネットワークの帯域に変化があり、かつ前記データベース部に不足している通信路の帯域の情報が記録されている場合に、前記不足している通信路の種別を、探索対象の通信路の種別とする前記読替機能部と、
    ネットワークの帯域に関する情報を取得し、変化があったことを検出し、前記データベース部に不足している通信路の帯域の情報が記録されているかを確認する機能、および前記探索対象の通信路の種別に一致する未使用の通信路を探索し、探索できた通信路の設定の制御をする機能を有する前記プロトコル処理部と、
    を備える通信装置。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の通信装置であって、
    ネットワークの帯域に関する情報を取得し、ネットワークが復旧したことを検出し、通信路を切替元に切戻すための通信路設定の制御をする前記プロトコル処理部、
    を備える通信装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の通信装置であって、
    GMPLSの制御プレーン上でネットワークの帯域に関する情報を取得し、取得した前記ネットワークの帯域に関する情報に基づいて前記探索対象の通信路の探索を行う前記プロトコル処理部
    を備える通信装置
  12. 請求項1〜10のいずれかに記載の通信装置であって、
    SDH(Synchronous Digital Hierarchy)もしくはSONET(Synchronous Optical Network)のバーチャルコンカチネーションパスを前記探索対象の通信路とする前記読替機能部
    を備える通信装置
  13. 通信ネットワークを構成する通信装置の制御方法であって、
    データベース部で、あらかじめ切替元の通信路の種別と少なくとも1つの迂回先候補の種別とを対応させる読替テーブル、および使用中の通信路の種別と他端の通信装置の識別情報とからなる通信路情報を記録し、
    インターフェース部でネットワーク内の通信路の障害を検知し、
    読替機能部で、探索対象の通信路の種別を、前記読替テーブルと前記障害が発生した通信路の前記通信路情報に基づいて迂回先候補の種別とし、
    プロトコル処理部で、前記探索対象の通信路の種別に一致する未使用の通信路を探索し、通信路設定の制御をし、
    スイッチ部で前記通信路設定の制御にしたがって通信路を設定すること、
    を特徴とする通信装置の制御方法。
JP2004363214A 2004-12-15 2004-12-15 迂回経路探索手段を備えた通信装置および通信装置の制御方法 Expired - Fee Related JP4460434B2 (ja)

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