JP2006173837A - 映像再生装置及び映像再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、表示された映像の色を簡単に、かつ好みに合わせて調整可能とした映像再生装置及び映像再生方法を提供する。
【解決手段】 色調整モードが選択され、例えば手動調整が選択された場合には、領域指定操作(ポインター)により、表示画面の任意の色部分を指定し、指定した部分の色を調整する。この際、ポインターで指定した部分の画素を中心にその周辺部の画素の色データをも参照して指定した部分の色を特定することにより、カラー調整をより正確なものとすることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、デジタルテレビ受信機等で受信処理した映像を表示するための映像再生装置及び映像再生方法に関し、表示映像の色を調整可能にしたものである。
周知のように、近年では、テレビジョン放送のデジタル化が推進されている。例えば、日本国内においては、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送及び110度CS(Communication Satellite)デジタル放送等の衛星デジタル放送だけでなく、地上デジタル放送も開始されている。
そして、このようなデジタルテレビジョン放送を受信するデジタル放送受信装置にあっては、例えばHDD(Hard Disk Drive)のような大容量のデジタル記録機器を接続することにより、受信した番組をデジタル記録したり、記録した番組を再生したりすることが可能となっている。
この場合、映像表示器(ディスプレイ)に設定されている色バランスによっては、画面に表示される映像が視聴者のイメージしている色彩と異なることがある。したがって、視聴者は表示された映像を見て不自然な色と感じてしまうことがある。このため、表示された映像の色を簡単に、かつ好みに合わせて調整可能にしたいという要望がある。
特許文献1には、テレビジョン受像機における色あい表示装置が記載されている。
特許第2550963号
そこで、この発明は上記事情を考慮してなされたもので、表示された画面上の映像の色を簡単に、かつ好みに合わせて調整可能とした映像再生装置及び映像再生方法を提供することを目的とする。
この発明に係る映像再生装置は、入力されたデジタル映像信号を再生し画面上に映像を表示する表示手段と;前記デジタル映像信号の1画面分のデータを記憶可能なメモリと;
前記表示手段で表示された映像の任意の領域を指定するポインターと;前記ポインターで指定した領域の画素及びそれに隣接する周辺画素を含む複数の画素の色データを前記メモリから読出して演算処理を行い、前記指定領域の画素の色を特定する演算処理部と;前記演算処理部によって前記特定した色をユーザ調整により任意に変更する色変更部と;を具備し、前記色変換部で変更された色に基いて映像を表示することを特徴とする。
また、この発明に係る映像再生方法は、入力されたデジタル映像信号を再生し画面上に映像を表示する表示手段を有し、入力されたデジタル映像信号の1画面分のデータをメモリに記憶する工程と;前記表示手段で表示された映像の任意の領域をポインターにて指定する工程と;前記ポインターで指定した領域の画素及びそれに隣接する周辺画素を含む複数の画素の色データを前記メモリから読出して演算処理を行い、前記指定領域の画素の色を特定する工程と;前記演算処理により特定した色をユーザ操作に応答して変更する工程と;を備え、前記変更された色に基いて映像を表示することを特徴とする。
上記した発明によれば、任意の領域の色を手動で色調整する手動調整モードにおいて、 領域指定操作(ポインター)により、表示画面の任意の色部分を指定し、指定した部分の色を調整することができる。この際、ポインターで指定した部分の画素を中心にその周辺部の画素の色データをも参照して、指定した部分の色を特定することにより、カラー調整をより正確なものとすることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の映像表示装置として、例えばデジタルテレビジョン放送受信装置に適用した場合を示すブロック図である。図1は、デジタルテレビジョン放送受信装置11の主要な信号処理系を示している。すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置11は、外部入力端子12,13と、ディスプレイとしての映像表示器14、及びスピーカ15を備え、受信装置11を操作するための操作部16、リモートコントローラ17を有し、このリモートコントローラ17からのリモコン信号を受光部18で受けるようにしている。
また、デジタルテレビジョン放送受信装置11は、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ21で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号が入力端子22を介して衛星デジタル放送用のチューナ23に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ23で選局された放送信号は、PSK(Phase Shift Keying)復調器24に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、信号処理部25に出力される。
また、地上波放送受信用のアンテナ26で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子27を介して地上デジタル放送用のチューナ28に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ28で選局された放送信号は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器29に供給されて、デジタルの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部25に出力される。
また、上記地上波放送受信用のアンテナ26で受信した地上アナログテレビジョン放送信号は、入力端子27を介して地上アナログ放送用のチューナ30に供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ30で選局された放送信号は、アナログ復調器31に供給されてアナログの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部25に出力される。
ここで、上記信号処理部25は、PSK復調器24及びOFDM復調器29からそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部32及び音声処理部33に出力している。
また、上記信号処理部25には、複数(図示の場合は2つ)の入力端子12,13が接続されている。これら入力端子12,13は、それぞれ、アナログの映像信号及び音声信号を、デジタルテレビジョン放送受信装置11の外部から入力可能とするものである。
そして、この信号処理部25は、上記アナログ復調器31及び各入力端子12,13からそれぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号を選択的にデジタル化し、そのデジタル化されたRGB映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理部32及び音声処理部33に出力している。
このうち、グラフィック処理部32は、信号処理部25から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部34で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理部32は、信号処理部25の出力映像信号と、OSD信号生成部34の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
そして、グラフィック処理部32から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部35に供給される。この映像処理部35は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器14で表示可能なフォーマットサイズに変換したり、ズームや圧縮処理を行う。映像処理部35からの出力映像信号は、次段のカラーコントロール回路100によって表示色を任意に調整して、映像表示器14に出力して映像表示させる。このカラーコントロール回路100は、リモコン17からの指示に応答して、制御部36の制御の基に色調整が可能であり、自動色調整モードとユーザが好みによって調整する手動調整モードで動作可能である。
また、上記音声処理部33は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ15で再生可能なアナログ音声信号に変換した後、スピーカ15に出力して音声を再生させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置11は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部36によって統括的に制御されている。この制御部36は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部16からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ17から送出された操作情報を前記受光部18を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部36は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)37と、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)38と、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ39とを利用している。
また、この制御部36は、カードI/F(Interface)40を介して、メモリカード(図示せず)が装着可能なカードホルダ41に接続されている。これによって、制御部36は、カードホルダ41に装着されたメモリカードと、カードI/F40を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部36は、通信I/F43を介してLAN端子42に接続されている。これにより、制御部36は、LAN端子42に接続されたLAN対応のHDD(図示せず)と、通信I/F43を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部36は、通信I/F45を介してLAN端子44に接続されている。これにより、制御部36は、LAN端子44に接続された各機器と、通信I/F45を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部36は、USB I/F47を介して前記USB端子46に接続されている。これにより、制御部36は、USB端子46に接続された各機器と、USB I/F47を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部36は、i.Link I/F49を介してi.Link端子48に接続されている。これにより、制御部36は、i.Link端子48に接続された各機器と、i.Link I/F49を介して情報伝送を行なうことができる。
図2は、上記リモートコントローラ17の外観を示している。このリモートコントローラ17には、主として、電源キー17a、入力切換キー17b、衛星デジタル放送チャンネルのダイレクト選局キー17c、地上波放送チャンネルのダイレクト選局キー17d、クイックキー17e、カーソルキー17f、決定キー17g、番組表キー17h、ページ切換キー17i、faceネット(ナビゲーション)キー17j、戻るキー17k、終了キー17l、青,赤,緑,黄のカラーキー17m、チャンネルアップダウンキー17n、音量調整キー17o、メニューキー17p等が設けられている。
以上のようにして映像表示器14には受信した映像が再生表示されるが、表示された映像の色は、映像表示器14に予め設定した色バランスで決まる。ここで、夏の青空、桜の色、雨が降った後の緑、といった、人が記憶の中で思い起こす色、すなわち「記憶色」が人間にとっての「自然色」であることが注目されつつある。この「記憶色」を画面上の映像に再現すれば、よりリアルな画像表示が可能となる。
そこで、本実施形態では、カラーコントロール回路100において、記憶色を基準とした自動色調整、及びユーザが好みによって調整する手動色調整を可能としている。この色調整モードの処理手順について、図3に示すフローチャート及び図4の表示例を参照しながら説明する。
まず、リモートコントローラ17のメニューキー17pを操作して調整メニューを表示し、カーソルキー17fを用いて色調整メニューを選択する(ステップS1a)。次に、自動で調整するか否かの選択を促し(ステップS1b)、自動が選択された場合には、予め登録されている標準記憶色で画面全体を色調整する(ステップS1c)。例えば、図4(a)に示すような青空が広がる草原の写真の場合には、より爽やかな青、より輝かしい緑といった、それぞれの記憶色にあった色調整を行う。また、図4(b)に示すように、実際には白く見える桜の映像の場合には、桜色を強調して色鮮やかに再現するといった色調整を行う。このような色調整は、全体の色バランスを自動的に識別して、予め登録された標準記憶色が適用可能な領域を特定し調整するといった手法がとられる。
次に、微調整を行うか否かを選択させ(ステップS1d)、行わないことが選択された場合には一連の処理を終了する。
上記ステップS1bで自動が選択されなかった場合、すなわち手動調整モードや、あるいはステップS1dで微調整が選択された場合、例えば図4(c)に示すようにポインターpが表示され、ユーザによる領域指定操作が成される(ステップS1e)。これにより、表示画面は静止画となり、ユーザは、ポインターpで領域指定した部分の色(色あいや色の濃さを)を調整することが可能となる(ステップS1f)。尚、ポインターpは、例えば十字マークを表示するもので、その十字の中心部に合致した位置の色をユーザが調整可能となる。
ここで、各色の色合いや濃さが調整されるが、オリジナルの画像からどの程度変化したのか把握が困難である。そこで、本実施形態では、図4(c)に示すように、表示領域の一部に指定領域のオリジナル色と調整後の色とを並べて表示し、常に調整前後の色を比較できるようにしている。これにより、色の変化量を直感的に判断することが可能となり、色調整を簡単に行えるようになる。
指定した領域の色調整が完了した場合には(ステップS1g)、他に色調整部分があるか判断し(ステップS1h)、他に指定された場合にはステップS1eに戻って処理を続け、他に指定がなければ一連の処理を終了する。こうしてユーザ調整によるカラーバランスの調整ができる。上記のような色調整方法を以下、カラーパレットコントロール機能ということにする。
カラーパレットコントロール機能は、表示されている映像の任意の部分を指定して色の濃さと色相を調整し任意の色に変換する機能と、調整時に画面を静止させる機能と、ポインターpで調整したい色(場所)を特定する機能、及び調整する前の色(元色)と調整後の色を画面上(図中右上)に表示する機能を有している。
図5は、カラーパレットコントロール時のユーザの手助けを行う画面表示例を示している。図4(c)で説明したように、表示色を変更したい領域をポインターpによって指定し、例えば指定した部分の色が緑色であった場合、もっと濃い緑色にしたい場合にはカーソルキー17fで調整することで色の濃さを調整でき、元の色と調整後の色が並べて表示され、決定キー17gを押すことで表示される画面の緑の色はユーザの調整した緑色で再現されることになる。
即ち、先ずメニューキー17pにより調整項目を表示し、図5(a)に示すような映像設定メニューが表示される。そのメニュー項目の中からカーソルキー17fによってカラーマネージメントの項目を選択する。
これにより、映像再生装置では、図5(b)で示すようにカラーマネージメントの項目が表示される。カラーマネージメント処理のメニューは、例えば、任意独立色コントロールモード、6色独立コントロールモード、初期設定に戻すモードを備える。
ここで、カーソルキー17fにより、図5(c)で示すように任意独立色コントロールモードが選択されると、図5(d)に示すように画面上にポインターpが表示され、色調整モードになる。この場合、表示された画像が動画の場合、どの部分の色を調整しようとしているのか、分かりにくくなるため、例えばリモコンのキー17m(黄)を操作することにより静止画表示とすることができる。
その後、カーソルキー17fでポインターpを任意の場所に移動して決定キーを押すことで色を変更したい領域を指定する。そしてカーソルキー17fで指定した部分の色を調整することで画面上には調整前の色と調整後の色が並べて表示されるようになる。例えば指定した部分の色が緑色であり、もっと濃い緑色に調整した場合、決定キー17gを押すことで表示される画面の緑の色はユーザの調整した濃い緑色で再現されることになる。
尚、図のメニュー画面で6色独立コントロールモードが選択された場合には、図6で示すように予め選ばれた6色のうち、任意の色をユーザが調整可能となる。
ところで、上記したようにユーザが任意の領域を指定して色を調整する場合、ポインターpで指す部分の画素が1画素のみであると、ユーザが意図した部分と異なる部分を指定する可能性があり、指定した領域が意図したものと異なってしまい、異なる色を調整してしまうことがある。
そこで、本発明のカラーコントロール回路100には、ポインターpが指す位置の画素を中心に、その周辺部の複数画素の色データをもとに、演算処理を行い、調整したい領域の色と合致した色を選定可能にしている。図7は、上記カラーコントロール回路100の一例を示すブロック図である。
図7において、101は映像処理部58からのデジタル映像信号が入力される入力端子であり、このデジタル映像信号は、フィールドメモリ102に供給され、1フィールド分(1画面分)ずつこのメモリ102に書き込まれる。また、リモコン17は、フィールドメモリ102のアドレスを前述したポインターpで指定することにより、所定の領域を指示することができ、ポインターpの位置をユーザが任意に変更できるようにしている。
103は位置検出回路であり、画面上に表示されたポインターpの位置を検出するもので、ポインターpが指定したフィールドメモリ102のアドレスを基に位置検出を行う。また、104は演算処理部であり、ポインターpが指定した画素、及びその周辺部の複数の画素の色データを元に演算処理を行い、調整したい領域の色を特定するものである。
さらに105は、色変更回路であり、前記演算処理部104によって特定された色をユーザの設定に合わせて変更調整するものであり、ユーザによって調整された色の映像信号を出力端子106から出力する。尚、実際にはR,G,B毎に同様の演算処理部が設けられているが、図7では、いずれか1つを代表的に示している。
図8は、前記演算処理部104での演算処理を説明する図であり、ポインターpで指定した画素を斜線で示し、その画素に隣接して上下・左右、斜め方向に複数(8つ)の画素が隣接している状態を示している。尚、各画素に記した数値は、各画素の色データが1から10の数値レベルで表されたときのレベルを例示したものであり、ポインターpで指定した画素の色レベルが5であり、その周辺画素の色レベルが8である場合を示している。
演算処理部104では、例えば9つの画素の色レベルを小さいレベルから大きいレベルに順に並べたときのメジアン値(中央値)を、ポインターpで指定した領域の色レベルとして特定する(この場合色レベルは8となる)。或いは、9つの画素の平均値をとり、ポインターpで指定した領域の色レベルを7.7と特定する。また、9つの画素の内、中央の画素(ポインターpで指定した画素)に重みをつけて周辺画素と加算してフィルタリング(平均化)して色レベルを特定しても良い。
図9は演算処理部104をハード的な回路で構成した場合のブロック図を示している。この例では、入力映像信号をラインメモリ201、202によって1ラインずつ遅延した信号を得、入力映像信号をラッチ回路203,204の直列回路に供給し、ラインメモリ201及び202の出力を同様に、ラッチ回路205,206の直列回路と、ラッチ回路207,208の直列回路に供給し、ラインメモリ201,202及びラッチ回路203〜208の各入・出力ポイントA1〜A9の信号を演算回路209に供給し、演算回路209で平均化等の演算処理を行い、色レベルを特定するようにしたものである。この図9の場合、各ラッチ回路203〜208は、1画素分の遅延量を有し、ポイントA5の色レベルが中心画素の色レベルである。尚、実際にはR,G,B毎に同様の演算処理部が設けられているが、図9では、いずれか1つを代表的に示している。
このように、本発明の実施形態によれば、ユーザが任意の領域を指定して色を調整する場合、ポインターpで指す部分の画素が1画素のみであると、ユーザが意図した部分とずれた部分を指定する可能性があるが、周辺部の画素の色データをも参照して、指定した領域の色を特定するため、ユーザが意図したものと異なる色を調整するということがなくなり、調整したい領域の色と合致した色を選定することができる。
なお、この発明は上記した実施の形態そのままに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で構成要素を種々変形して具体化することができる。
本発明の映像表示装置の一実施形態を示すもので、デジタルテレビジョン放送受信装置の一例を示すブロック図。 同実施形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置のリモートコントローラを説明するために示す外観図。 同実施形態におけるデジタルテレビジョン放送受信装置の色調整モードの処理手順を示すフローチャート。 同実施形態における色調整モードの処理における画面表示例を示す図。 同実施形態の手動による色調整モードでの画面表示例を示す図。 同実施形態の色調整の他の画面表示例を示す図。 同実施形態に使用されるカラーコントロール回路の一例を示すブロック図。 同実施形態におけるカラーコントロール回路の動作を説明する説明図。 カラーコントロール回路の別の実施例を示すブロック図。
符号の説明
11…デジタルテレビジョン放送受信装置
12,13…外部入力端子
14…映像表示器
15…スピーカ
16…操作部
17…リモートコントローラ
18…受光部
21,26…アンテナ
23,28,30…チューナ
24…PSK復調器
25…信号処理部
29…OFDM復調器
31…アナログ復調器
32…グラフィック処理部
33…音声処理部
34…OSD信号生成部
35…映像処理部
36…制御部
37…ROM
38…RAM
39…不揮発性メモリ
100…カラーコントロール回路
102…メモリ
103…位置検出回路
104…演算処理回路
105…色変更回路
p…ポインター

Claims (12)

  1. 入力されたデジタル映像信号を再生し画面上に映像を表示する表示手段と、
    前記デジタル映像信号の1画面分のデータを記憶可能なメモリと、
    前記表示手段で表示された映像の任意の領域を指定するポインターと、
    前記ポインターで指定した領域の画素及びそれに隣接する周辺画素を含む複数の画素の色データを前記メモリから読出して演算処理を行い、前記指定領域の画素の色を特定する演算処理部と、
    前記演算処理部によって前記特定した色をユーザ調整により任意に変更する色変更部と、を具備し、前記色変換部で変更された色に基いて映像を表示することを特徴とする映像再生装置。
  2. 前記ユーザによる色調整モードでは、前記表示手段に調整前の色と調整後の色を並べて表示する領域を設け、それぞれの表示領域に調整前と調整後の色を表示することを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  3. 前記ユーザによる色調整モードでは、前記表示手段での表示を静止画表示に設定する手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  4. 前記演算処理部は、前記複数の画素の色データをレベル順に並べたときの中央値を、前記指定領域の画素の色として特定することを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  5. 前記演算処理部は、前記複数の画素の色データを用いて、それらの平均値を前記指定領域の画素の色として特定することを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  6. 前記演算処理部は、前記複数の画素の内、前記ポインターで指定した領域の画素の色データに重みをつけて周辺画素の色データと加算し平均化した値を前記指定領域の画素の色として特定することを特徴とする請求項1記載の映像再生装置。
  7. 入力されたデジタル映像信号を再生し画面上に映像を表示する表示手段を有し、
    入力されたデジタル映像信号の1画面分のデータをメモリに記憶する工程と、
    前記表示手段で表示された映像の任意の領域をポインターにて指定する工程と、
    前記ポインターで指定した領域の画素及びそれに隣接する周辺画素を含む複数の画素の色データを前記メモリから読出して演算処理を行い、前記指定領域の画素の色を特定する工程と、
    前記演算処理により特定した色をユーザ操作に応答して変更する工程とを備え、
    前記変更された色に基いて映像を表示することを特徴とする映像再生方法。
  8. 前記ユーザ操作に応答して色を変更する際に、前記表示手段に変更前の色と変更後の色を並べて表示する工程をさらに有することを特徴とする請求項7記載の映像再生方法。
  9. 前記ユーザ操作に応答して色を変更する際に、前記表示手段での表示を静止画表示にする工程をさらに有することを特徴とする請求項7記載の映像再生方法。
  10. 前記演算処理は、前記複数の画素の色データをレベル順に並べたときの中央値を、前記指定領域の画素の色として特定することを特徴とする請求項7記載の映像再生方法。
  11. 前記演算処理は、前記複数の画素の色データを用いて、それらの平均値を前記指定領域の画素の色として特定することを特徴とする請求項7記載の映像再生方法。
  12. 前記演算処理は、前記複数の画素の内、前記ポインターで指定した領域の画素の色データに重みをつけて周辺画素の色データと加算し平均化した値を前記指定領域の画素の色として特定することを特徴とする請求項7記載の映像再生方法。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008056680A1 (fr) * 2006-11-07 2008-05-15 Panasonic Corporation Dispositif d'ajustement d'image couleur et procédé d'ajustement d'image couleur

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