JP2006173699A - 静電容量式入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電界による誤動作を防止すること。
【解決手段】人が操作しない第2の電極11とこの第2の電極11で検出した出力の電圧を測定する検波手段12を設け、検波手段12の出力の電圧が所定電圧以上である場合に、人が操作する第1の電極4において、制御手段14は、検知電圧幅を変更する、もしくは、基準電位を変更する、もしくは、検知時間幅を変更して、検出手段8で操作時の第1の電極4の電圧変化を検知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電容量式入力装置であるタッチスイッチに関するものである。
従来の一般的な静電容量式入力装置を備えた誘導加熱調理器の全体構成のブロック図を図7に、全体構成図を図10に、電極部分の断面図を図11に示す。
従来この種の誘導加熱調理器の静電容量式入力装置は、図10に示す様に、外郭21に金属製のフレーム22で外周を覆った結晶化ガラスで構成されたトッププレート23の表面に電極24を構成し、トッププレート23の裏面にも電極24を構成している。この裏面の電極24は接点端子25を介して検出手段28に接続されている。
図11において、トッププレート23の表裏に配された電極24は対向する位置に設けられ静電容量を形成する。このとき表面の電極24を人体が触れると、人体の等価回路を介して表面の電極24がアースに接続される構成となる。このときの電極24の電位の変化を検出して人体が電極24である副操作部のスイッチを操作したと判断している。
このときの信号の処理の流れをブロック図の図7と動作を示すタイミングチャートの図8と、ノイズの影響を受けた場合の動作を示すタイミングチャートとの図9とによって説明する。
図7において、まず電子回路、もしくはマイクロコンピューターにて基準となる発振手段26を構成する。この発振手段26の発振周波数を400kHzとし、コンデンサ27を介して電極24に接続されている。人体がこの電極24に触れると電位が変化し、第1の電極電圧の動作変化は図8に示すように、所定以上の電圧変化幅である判定電圧幅V1以上で所定以上の時間である判定時間T1以上にわたって変化したことを検出手段28で読み取ってスイッチの入力を受け付けたと判定しているものである。
但しこのとき、ラジオやテレビ等の電波源30が建築物等の構造によって増幅して印加されたり、また別の強い電界が近くに存在したりすると電極24がその影響を受け、検出手段28にて、人体が触ったことによる電位の変化(操作をしたこと)がわからないという不具合がある。
ノイズの影響を受けた場合の電極24の電位の変化は図9において示すように、ノイズが重畳されるとそのエネルギーにより入力変化の基準の電位が変動するため、そのときにノイズによって変化した後の電位からの変化幅Vonで判断すれば人が触れたと判断できるものを、そもそもの基準電位とノイズが重畳された状態で人体が触れた結果の電位変化との差の電圧Vrefは本来変化すべき判断基準のV1より小さいため人体が触れていないと誤って判断してしまうものである。そのために、図7に示すように信号経路に一般的にバンドパスフィルタと呼ばれるようなフィルタ回路29を挿入し基本の発振周波数以外の信号は除去して検出手段28に入力している例が多い(例えば、特許文献1参照)。
もしくは、変化幅を所定範囲に限定してそれ以外は外来ノイズと判断したり、先ほどの説明のように電圧変化の継続時間を読み取って短時間の変化であると外来ノイズであると判断している例もある(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−225106号公報 特開平5−175820号公報
しかしながら、図7に示す前記従来の静電容量式入力装置の構成においては、ノイズの影響を受けた場合に、複数の内容の入力操作をするために複数の電極で構成されるすべての電極24にノイズ防止のフィルタ回路29が必要になるという課題と、また、入力された信号を都度ノイズであるか、人体の接触によるものであるのかどうかを判断しなければいけないが実際には不可能であるという課題とを有していた。
本発明は上記課題を解決するもので、簡単な構成で、定常的にノイズの影響を受ける状況においても安定した操作をすることができる静電容量式入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の静電容量式入力装置は、所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介して前記発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位が所定時間△T1以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合に、前記検出手段の所定電位幅△V1を所定電位幅△V1より小さい所定値△V3に変更する制御手段とを設けたものである。
このことにより、第2の電極によって現在の状況が外来の電界ノイズを受けている状況かどうかを別途判断しその結果によって、ノイズ源のエネルギーを考慮してその中での変化を敏感に捉えることにより静電容量式入力装置のスイッチ操作を判定しているものであり、ノイズ源の影響を受けなくすることができるものである。
また、本発明の静電容量式入力装置は、所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介して前記発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位である基準電位V0から、所定時間△T以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合には、そのときの前記第1の電極の電圧を基準電位V0として更新する制御手段とを設けたものである。
このことにより、第2の電極によって現在の状況が外来の電界ノイズを受けている状況かどうかを別途判断しその結果によって、ノイズ源のエネルギーを考慮して基準の電位を変更するため、そのノイズ状況下でも人体の接触による変化を敏感に捉えることにより、静電容量式入力装置のスイッチ操作を判定しているものであり、ノイズ源の影響を受けなくすることができるものである。
また、本発明の静電容量式入力装置は、所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介して前記発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位が所定時間△T1以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合に、前記検出手段の所定時間幅を△T1より小さい所定値△T2に変更する制御手段とを設けたものである。
このことにより、第2の電極によって現在の状況が外来の電界ノイズを受けている状況かどうかを別途判断しその結果によって、ノイズ源のエネルギーを考慮して基準の受け付け時間を変更するため、そのノイズ状況下でも人体の接触による変化を敏感に捉えることにより、静電容量式入力装置のスイッチ操作を判定しているものであり、ノイズ源の影響を受けなくすることができるものである。
以上のように本発明の構成の静電容量式入力装置によれば、ノイズの影響を受けた場合に、機器の使用環境における電界の影響のみを取り出してノイズがあるかどうかを判断して、ノイズの影響を簡単な構成で確実に防ぎ、誤動作を防止して安定した操作をすることができるものである。
第1の発明は、所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介して前記発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位が所定時間△T1以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合に、前記検出手段の所定電位幅△V1を所定電位幅△V1より小さい所定値△V3に変更する制御手段を設けたことにより、ノイズ環境下ではその受付基準電圧幅を小さく敏感にすることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けないようにしたものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の制御手段を、検出手段にて検出した所定電圧V2の大きさに応じて所定電位幅△V1を変更するようにしたことにより、ノイズ環境下ではそのノイズレベルによりその受付基準電圧幅を小さく敏感に都度変化させることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けないようにしたものである。
第3の発明は、所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介してこの発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位である基準電位V0から、所定時間△T以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合には、そのときの前記第1の電極の電圧を基準電位V0として更新する制御手段とを設けたことにより、ノイズ環境下ではそのノイズレベルによりその受付基準電位を都度変化させることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けず、人体による電位の変化を確実に検出するようにしたものである。
第4の発明は、特に、第3の発明の制御手段を、検波手段にて検出した電圧が所定電圧V2を下回った場合には、そのときの前記電極の電圧を基準電位V0として更新するようにしたことにより、ノイズ環境下ではそのノイズレベルによりその受付基準電位をノイズレベルに応じて都度変化させることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けず、人体による電位の変化を確実に検出するようにしたものである。
第5の発明は、所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介してこの発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位が所定時間△T1以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合に、前記検出手段の所定時間幅を△T1より小さい所定値△T2に変更する制御手段とを設けたことにより、ノイズ環境下ではそのノイズレベルによりその受付基準電時間を変化させることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けず、人体による電位の変化を確実に検出するようにしたものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における静電容量式入力装置の信号の処理のブロック図を示すものである。
図1に示す様に、通常は発振手段6から例えば400kHzの矩形波をコンデンサ7を介して第1の電極4に印加させるとそのコンデンサ容量と発振周波数に応じた所定の基準電圧が決定する。この状態で人体が第1の電極4に直接あるいは、導電物を介して間接的に触れると、人体がアースと結合するインピータンスにより、第1の電極4の電圧が変化する。この変化を検出手段8で捉えて、所定時間、所定電圧幅の変化が発生するとスイッチを受け付けたと判断する。ここまでは従来例と同等の動作である。
このとき、例えば電波源10から強い電界が発せられている場合は、人体が触れない部分に設置した第2の電極11にて、外来のノイズの電界を受け、検波手段12により取り出した電波ノイズの大きさを電圧に変換し、その大きさが所定の大きさ以上であれば、制御手段14にて検出手段8の検知電圧幅を変更するものである。
図4に、このときの第1の電極4の電圧と第2の電極11の電圧との動作を示すタイミングチャートを示す。
第1の電極電圧において、本来の基準電位V0がノイズのエネルギーにより持ち上がっている。本来は記憶している基準電位から電圧V1の幅以上変化すれば人体が第1の電極4を操作したと判断しているが、図示するように、人体が触れることによって、電圧Von幅変化したとしても、基準電位との差が電圧幅Vrefであり、V1>Vrefであるため誤ってスイッチを受け付けたとは判断できていないことになる。そこで、検波手段12で第2の電極電圧を測定し、所定電圧V2を越えているので、制御手段14にて検知電圧幅V1の変更指示が出ていると、検知電圧幅をV1より小さいV3に変更するため、このとき、V3<Vrefであり、スイッチを受け付けたと判断できることになる。したがって、ノイズ環境下ではその受付基準電圧幅を小さく敏感にすることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けないようにしたものである。
具体的には、この発振周波数の変更をおこなう発振手段6と、制御手段14と検波手段12は、マイクロコンピューターで構成することが一般的である。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態によれば、図1に示した、本発明の実施の形態1のように、検波手段12により取り出した電波ノイズの大きさを電圧に変換し、その電圧の大きさ、すなわち、電波ノイズの大きさに応じて、制御手段14にて検出手段8の検知電圧幅を都度変更するものである。したがって、ノイズ環境下ではそのノイズレベルによりその受付基準電圧幅を小さく敏感に都度変化させることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けないようにしたものである。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態によれば、図2の信号の処理のブロック図に示すように、例えば電波源10から強い電界が発せられている場合は、人体が触れない部分に設置した第2の電極11にて、外来のノイズの電界を受け、検波手段12により取り出した電波ノイズの大きさを電圧に変換し、その大きさが所定の大きさ電圧V2を越えているので、制御手段14にて検出手段8の検知電圧幅を測定するための基準電位V0を変更するものである。
図5にこのときの第1の電極4の電圧と第2の電極11の電圧との動作を示すタイミングチャートを示す。
第1の電極電圧において、本来の基準電位V0がノイズのエネルギーにより持ち上がっている(V20)。本来は記憶している基準電位から電圧V1の幅以上変化すれば人体が第1の電極4を操作したと判断しているが、図示するように、人体が触れることによって、電圧Von幅変化したとしても、基準電位との差が電圧幅Vrefであり、V1>Vrefの関係であるため誤ってスイッチを受け付けたとは判断できていないことになる。そこで、検波手段12で第2の電極電圧を測定し、所定電圧V2を越えているので、制御手段14にて検知電圧幅V1の基準電位V0のもちあがった電位V20への変更指示が出ていると、図5に示すように判定に至る途中で基準電位を変更するため、このとき、V1<Vref=Vonとなり、スイッチを受け付けたと判断できることになる。したがって、ノイズ環境下ではそのノイズレベルによりその受付基準電位を都度変化させることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けず、人体による電位の変化を確実に検出するようにしたものである。
具体的には、この基準電位の変更をおこなう制御手段14と、検波手段12は、マイクロコンピューターで構成することが一般的である。
(実施の形態4)
本発明の第4の実施の形態によれば、図2の信号の処理のブロック図に示すように、例えば電波源10から強い電界が発せられている場合は、人体が触れない部分に設置した第2の電極11にて、外来のノイズの電界を受け、検波手段12により取り出した電波ノイズの大きさを電圧に変換し、その大きさが所定の大きさ電圧V2を越えているので、制御手段14にて検出手段8の検知電圧幅を測定するための基準電位V0を変更し、さらに検波手段12により取り出した電波ノイズの大きさが所定の大きさV2未満のV4以下に戻れば、制御手段14にて検出手段8の検知電圧幅を測定するための基準電位を元の値V0に戻しているものである。
図5にこのときの第1の電極4の電圧と第2の電極11の電圧との動作を示すタイミングチャートを示す。
第2の電極へのノイズにより持ち上がった電圧(V2以上)が下がった場合(V4)に基準電圧V20を元(V0)に戻しているものである。したがって、ノイズ環境下ではそのノイズレベルによりその受付基準電位をノイズレベルに応じて都度変化させることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けず、人体による電位の変化を確実に検出するようにしたものである。
具体的には、この基準電位の変更をおこなう制御手段14と、検波手段12は、マイクロコンピューターで構成することが一般的である。
(実施の形態5)
本発明の第5の実施の形態によれば、図3の信号の処理のブロック図に示すように、例えば電波源10から強い電界が発せられている場合は、人体が触れない部分に設置した第2の電極11にて、外来のノイズの電界を受け、検波手段12により取り出した電波ノイズの大きさを電圧に変換し、その大きさが所定の大きさ電圧V2を越えているので、制御手段14にて検出手段8の検知時間幅T1を変更するものである。
図6に、このときの第1の電極4の電圧と第2の電極11の電圧との動作を示す。
第1の電極電圧において、本来の電位がノイズのエネルギーにより持ち上がっている。本来は記憶している基準電位から時間幅T1以上の期間変化すれば人体が第1の電極4を操作したと判断しているが、図示するように、人体が時間幅T1以上の期間触れることによって、電極電位が変化したとしても、そのときに、人体が触れる第1の電極4が電界ノイズの影響を受けてしまって、検出手段8で検出した電位が途中で変化すると、誤って受け付けたと判断できないことになる。
そのとき、第2の電極11で受けた電界ノイズの影響を検波手段12で電圧に変換し、その電圧が所定の電圧V2以上であった場合には、図6に示すように、キーを受け付けたと判断する時間をT1から、T1より短い時間T2に変更し、スイッチを受け付けたと判断している。ノイズ環境下ではそのノイズレベルによりその受付基準電時間を変化させることにより使用環境における電界に起因するノイズの影響を受けず、人体による電位の変化を確実に検出するようにしたものである。
具体的には、この発振周波数の変更をおこなう発振手段6と、制御手段14と検波手段12は、マイクロコンピューターで構成することが一般的である。
以上のように、本発明にかかる静電容量式入力装置は、使用環境における電界の影響を簡単な構成で確実に防ぐことが可能となるので、本発明の記憶手段の動作は、静電容量式のスイッチ全般等の用途に適用できる。
本発明の実施の形態1および2における静電容量式入力装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3、および4における静電容量式入力装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における静電容量式入力装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1および4の静電容量式入力装置の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態3の静電容量式入力装置の動作を示すタイミングチャート 本発明の実施の形態5の静電容量式入力装置の動作を示すタイミングチャート 従来例の静電容量式入力装置の全体構成を示すブロック図 従来例の静電容量式入力装置の動作を示すタイミングチャート 従来例の静電容量式入力装置のノイズの影響を受けた場合の動作を示すタイミングチャート 従来例の静電容量式入力装置を採用した誘導加熱調理器の全体構成図 従来例の静電容量式入力装置を採用した誘導加熱調理器の電極部分の断面図
符号の説明
4 静電容量式入力装置を採用した誘導加熱調理器のトッププレートの第1の電極
6 発振手段
7 コンデンサ
8 検出手段
10 電波源
11 第2の電極
12 検波手段
14 制御手段

Claims (5)

  1. 所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介して前記発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位が所定時間△T1以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合に、前記検出手段の所定電位幅△V1を所定電位幅△V1より小さい所定値△V3に変更する制御手段とを設けた静電容量式入力装置。
  2. 制御手段は、検出手段にて検出した所定電圧V2の大きさに応じて所定電位幅△V1を変更するようにした請求項1に記載の静電容量式入力装置。
  3. 所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介して前記発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位である基準電位V0から、所定時間△T以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合に、そのときの前記第1の電極の電圧を基準電位V0として更新する制御手段とを設けた静電容量式入力装置。
  4. 制御手段は、検波手段にて検出した電圧が所定電圧V4を下回った場合には、そのときの第1の電極の電圧を基準電位V0として更新するようにした請求項3に記載の静電容量式入力装置。
  5. 所定周波数で発振する発振手段と、コンデンサを介して前記発振手段に接続された第1の電極と、前記第1の電極の電位が所定時間△T1以上の期間、所定電位幅△V1以上変化したことを検知することにより入力を受け付けたと判断する検出手段と、前記発振手段とは接続されていない第2の電極と、前記第2の電極の電圧を測定する検波手段と、前記検波手段で検出した電圧が所定電圧V2を越えた場合に、前記検出手段の所定時間幅を△T1より小さい所定値△T2に変更する制御手段とを設けた静電容量式入力装置。
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