JP2006172846A - マルチタップ - Google Patents

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Abstract

【課題】抜け止め機構を搭載した頑丈で実用的なマルチタップを低コストで提供する。
【解決手段】一対の金属板からなり抜け止め用係止部20を備えた電極刃受けバネを3つ備えた一対の端子板13(13a,13b)と、前記端子板の刃受け部のそれぞれを絶縁すると共に前記端子板を平行に一定距離離間して固定する3つの絶縁性端子固定具15とを備え、前記3つの絶縁性端子固定具15の全体が前記一対の端子板13に接続される一対の電線コードと共に一体成型されてなるように構成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コンセントプラグ用のソケットを複数備えた電線の延長コードとして利用される電源タップ(以下、本明細書では「マルチタップ」という。)に関する。
コードが引っ張られても容易にコンセントプラグが抜けない、いわゆる抜け止め機構を搭載したソケットは種々の形状が提案されている。抜け止めのための係合部を設けるもの(例えば、特許文献1参照)、或いは、プラグを挿入した後、ねじり込むことでプラグ先端部の丸穴に突起部がはまりこんでプラグが抜けにくくなるようにした構造のもの(例えば、特許文献2参照)、などが知られている。また、このような抜け止め式ソケットを複数備えた略直方形状のOAタップ(オフィス機器用のテーブルタップ)なども市販されている。
特開2004−200083号公報 特開2000−164305号公報
建設現場或いは工事現場などにおいて施行工具の電源供給として利用されるマルチタップは、照明器具とドリル或いは電動ノコギリなどのように複数の工具に同時に電源供給するため、複数のソケットを備えていることが必要であると共に、作業中にコードが引っ張られても簡単にはプラグが抜けない構造であることが必要かつ重要であり、さらに、マルチタップが誤って作業者や建設用具などによって踏みつけられても容易に壊れないような頑丈な構造であることが要求される。
しかし、上述した外部から係合部を設けた抜け止め構造(例えば上掲特許文献1)では、複数のソケットを備えることができないため、上述した用途には不向きである。
一方、従来のねじり式の抜け止め式ソケットを備えたマルチタップは、主として家庭内やオフィスなどで多数のOA機器等に電源を供給する目的で設計されたものが殆どであり、一度設置すればかなりの長期間そのままの状態で使用されることを前提として、パソコンなどの起動中に突然電源コードが外れてデータやハードディスクに障害を与えるといった万一の事態に備えて抜け止め構造が採用されているにすぎない。そもそもOAタップはテーブルタップとコンセントプラグを接続した状態が直角をなすため、引っ張りの力に弱いといった特性もあるなど、工事現場等のような場面でかかるOAタップが用いられることはまずあり得なかった。また、これらの多くは本体が複数のプラスチックで成形されこれをネジで組み立てるタイプのものが殆どであったため、人や機械に踏みつけられてプラスチック部が割れることがあった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、抜け止め機構を搭載した頑丈で実用的な略十字型のマルチタップを低コストで提供することを技術的課題とする。
工事現場等のような一時的な使用を前提とする場合に、もっとも機能的で使いやすい形状は、差込口(ソケット)が同一面に一列複数に並んだものではなく、略十字型の形状、(さらに好ましくは、接続状態が薄くて平たくなるような差込部を備えているもの)が最適であると考えられる。
本発明に係るマルチタップは、抜け止め用係止部20を備えた電極刃受けバネを2つ又は3つ備えた一対の略十字型の端子板13(13a,13b)と、前記端子板の刃受け部のそれぞれを絶縁すると共に前記端子板を平行に一定距離離間して固定する絶縁性端子固定具15とを備えていることを特徴とする。このように、2つの端子板を絶縁性端子固定具で固定するだけで抜け止め式ソケットを複数備えた新規なマルチタップを製造することができる。
このマルチタップは、前記絶縁性端子固定具15の全体が前記一対の端子板13に接続される一対の電線コードと共に一体成型されてなることが好ましい。このように樹脂等で一体成型すると製造が簡単であり、さらに、踏まれても壊れにくくなるため、好ましい。
十字型マルチタップで樹脂等による一体成型がなされたもので、しかも、抜け止め機構を備えたものは、一般に構造が複雑でコストがかかるなどの理由から、従来全く存在していなかったが、上記構成によれば、これを安価に製造することが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係るマルチタップの一実施例を説明する。
図1(a)は本発明に係るマルチタップ10の正面図を、(b)は平面図を、(c)はA−A線断面図を、それぞれ示している。
図1に示すように、マルチタップ10は、同一形状の3つの抜け止め式ソケット11(11a,11b,11c)と電源コード接続部12とを備え、全体が樹脂により一体成型されている。
図2(a)は本発明に係るマルチタップの端子板13の平面図を表し、(b)はその斜視図を、それぞれ示している。
図2(a)に示す金属プレート13は、厚さ約0.7mm程度の平坦な金属板を同図に示すような形状に切り出したものであるが、その各部を折り曲げることにより、3つの電極刃受けバネ21,22,23及び電源コード接続端子24を形成することで一つの端子板13が完成する。この端子板の電極刃受けバネには、一箇所ずつ抜け止め用の係止凸部20(裏面から見ると凹部)が設けられており、コンセントプラグを挿入後にプラグを一定角度回転させると、コンセントプラグの電極部に設けられた丸穴がこの係止凸部に嵌り、コンセントプラグが抜けにくくなる。
この端子板13aと同形同大の端子板13bを図2(b)に示すように一対にして相対向させることにより、図1に示すような略十字型の3つの抜け止め式ソケット11(11a,11b,11c)の電極構造を形成する。
図3(a)乃至(c)は、端子板13(13a,13b)を相対向した状態で固定するための絶縁性端子固定具15(いわゆる「中駒」とよばれる部品)を示している。図3(a)に示すように、絶縁性端子固定具15は上下2つ(15a,15b)に分解され、一方の突起部が他方の凹部に係合すると共に両端の係止部が他方の凹部には嵌ることで固定される構造となっている。なお、この絶縁性端子固定具の形状が実施例で説明した形状に至るまでには、本件発明者による数多くの試行錯誤があったが、要するに絶縁性端子固定具15の役割は一対の端子板を一定距離離間して、絶縁分離して確実に固定することであるため、本件発明の本質部分から外れない限り、絶縁性端子固定具自体の係合手段はどのような構造でもよい。
絶縁性端子固定具15の材質は絶縁性部材であることが必要であり、例えば6−6ナイロンなどに代表されるような絶縁性プラスチックが用いられる。
図4は図1(b)におけるB−B線で切断した一部断面図を示している。この図のように、相対向して一対の端子板13が3つの絶縁性端子固定具15によって固定され、この状態で、全体が樹脂によって一体成型され完成する。
図5は本発明に係るマルチタップを斜め方向から見た透視図を示している(但し、電極に接続する電線は省略している)。
このように、本発明に係る実施例で説明したマルチタップは全体が樹脂により一体成型され、しかも、電極刃受けバネが図4に示すように正面方向から見て横向きに取付けられる結果、コンセントプラグが3つのソケット部に対していずれも横向きに接続されるため、コンセントプラグの接続状態が全体的に薄っぺらく平面的な形状となる。それゆえに、コンセントプラグを接続中に上から人や機械などに踏まれても、また引っ張られても、プラグが外れにくく、またプラグ側の変形或いは内部断線などといった損傷が起こりにくい。
これに対し、コンセントプラグを縦向きに接続するような構造であると、3つのプラグを接続した状態が全体的にごつごつとした厚みのある立体的な十字のような形状となる。このため、一方から踏まれると必ず他方の接続部に力学的な負担が加わり、プラグ部又はマルチタップ本体に損傷を与えやすい。
なお、本発明に係るマルチタップは2枚の端子板を対向して設けた点が最大の特徴部分であり、実施例では、3つのソケット部を用いた例を説明したが、2つや4つでもよく、それに伴うまた端子板や絶縁性端子固定具の形状等の変更は、単なる設計的事項にすぎない。
また、本発明に係るマルチタップは工事現場等に限らず家庭やオフィスなど室内で用いることもできることはいうまでもない。
本発明に係るマルチタップは、家庭内はもちろん、工事現場等の厳しい環境で利用すれば作業者の安全性と作業効率を高めることができるなど、産業上の利用可能性は極めて大きい。
図1(a)は本発明に係るマルチタップ10の正面図を、(b)は平面図を、(c)はA−A線断面図を、それぞれ示している。 図2(a)は本発明に係るマルチタップの端子板13の平面図を表し、(b)はその斜視図を、それぞれ示している。 図3(a)乃至(c)は、端子板13(13a,13b)を相対向した状態で固定するための絶縁性端子固定具15(絶縁性端子固定具)を示している 図4は図1(b)におけるB−B線で切断した一部断面図を示している。 図5は本発明に係るマルチタップを斜め方向から見た透視図を示している(但し、電極に接続する電線は省略している)。

Claims (2)

  1. 抜け止め用係止部(20)を備えた電極刃受けバネを2つ又は3つ備えた一対の略十字型の端子板(13a,13b)と、前記端子板の刃受け部のそれぞれを絶縁すると共に前記端子板を平行に一定距離離間して固定する絶縁性端子固定具(15)とを備えていることを特徴とするマルチタップ。
  2. 前記絶縁性端子固定具(15)の全体が前記一対の端子板(13)に接続される一対の電線コードと共に一体成型されてなることを特徴とする請求項1記載のマルチタップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11411485B2 (en) 2020-01-29 2022-08-09 Honeywell International Inc. Multi-degree-of-freedom electromagnetic machine

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