JP2006170279A - リニアガイド装置 - Google Patents

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Nobuaki Fujimura
信明 藤村
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Abstract

【課題】エンドキャップとインナーシール板との間に隙間が生じることを抑制して防塵性能の向上を図ることのできるリニアガイド装置を提供する。
【解決手段】サイドシールの背面部に係止部としての穴部を設けるとともに、インナーシール板28の長手方向両端部にサイドシールの穴部と係合する係合部としての突起部を設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、直線運動する移動体をその移動方向に案内するリニアガイド装置に関する。
工作機械などの各種産業機械では、ワークテーブル等の直線運動する移動体をその移動方向に案内する装置として、例えば図8及び図9に示すようなリニアガイド装置が用いられている。このリニアガイド装置は案内レール2及びスライダ6を備えており、案内レール2の左右側面部には、案内レール2の幅方向に沿う断面が円弧状もしくはゴシックアーク状の転動体軌道面(以下「レール側軌道面」と称す)4が案内レール2の長手方向に沿って二条ずつ形成されている。
スライダ6は案内レール2の左右側面部と対向する二つの内側側面部を有するスライダ本体8と、このスライダ本体8の前端面と後端面に取り付けられた二つのエンドキャップ10とからなり、スライダ本体8の二つの内側側面部には、転動体軌道面(以下「スライダ側軌道面」と称す)12が二条ずつ形成されている。これらのスライダ側軌道面12はレール側軌道面4と各々対向しており、レール側軌道面4とスライダ側軌道面12との間に組み込まれた球状転動体14は、スライダ6が案内レール2の長手方向に相対移動するとレール側軌道面4とスライダ側軌道面12との間に形成された直線状の転動体転動路16を転動するようになっている。そして、転動体転動路16を転動した転動体14はエンドキャップ10に形成された湾曲路18およびスライダ本体8に形成された転動体戻り通路20を通って元の位置に戻り、再び上述した経路を循環するようになっている。
なお、案内レール2の上面部には、図示しないボルトにより案内レール2を工作機械の基台等に固定するためのレール取付け孔22が案内レール2の長手方向に一定ピッチで穿設されている。また、スライダ本体8の上面部には、スライダ6をワークテーブル等の移動体にねじ止めするためのねじ穴24が複数箇所に凹設されている。さらに、エンドキャップ10には、案内レール2とエンドキャップ10との間隙をシールする板状のサイドシール26が取り付けられている。
このようなリニアガイド装置では、案内レール2の上面部に堆積した塵埃や案内レール2の上面部に付着した切削粉等がレール側軌道面4とスライダ側軌道面12との間に形成された転動体転動路16に入り込むと、転動体14の転がり運動が阻害され、故障を引き起こす原因となる。そこで、従来においては、例えば特許文献1の図4に示されるインナーシール板を案内レールの上面部とスライダ本体の下面部との間に配置し、このインナーシール板の左右両端部に設けられたシール部を案内レールの上面部とスライダ本体の下面部に摺接させて転動体転動路の上部をシールするようにしている。
特公平6−72609号公報
しかしながら、上述した従来のリニアガイド装置では、インナーシール板をスライダに係止する構成として、インナーシール板の長手方向両端部に設けた係合片部をエンドキャップの背面部に形成された係止穴部に係合させてインナーシール板をスライダに係止する構成を採用している。このため、エンドキャップとインナーシール板との間に隙間が生じることがあり、十分な防塵性能を得られないことがあった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、エンドキャップとインナーシール板との間に隙間が生じることを抑制して防塵性能の向上を図ることのできるリニアガイド装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、左右側面部に転動体軌道面を有する案内レールと、この案内レールの前記転動体軌道面と対向する転動体軌道面を有するスライダ本体と、前記案内レールの転動体軌道面と前記スライダ本体の転動体軌道面との間に形成された転動体転動路を転動する多数の転動体と、前記スライダ本体の前後方向両端面に取り付けられた二つのエンドキャップと、前記案内レールと前記エンドキャップとの間隙をシールするサイドシールと、前記案内レールの上面部と前記スライダ本体の下面部との間に設けられたインナーシール板とを備えたリニアガイド装置において、前記インナーシール板の全長を前記スライダ本体及び前記エンドキャップにより構成されるスライダの全長よりも長くしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載のリニアガイド装置において、前記サイドシールの背面部に係止部を設けるとともに、前記インナーシール板の長手方向両端部に前記係止部と係合する係合部を設けたことを特徴とする。
本発明に係るリニアガイド装置によれば、二つのサイドシール間にインナーシール板を組み付けることができ、エンドキャップとインナーシール板との間に隙間が生じるようなことないので、防塵性能の向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図8及び図9に示したものと同一の部分には同一の符号を付し、その部分の詳細な説明は省略する。
図1は本発明の第1の実施形態に係るリニアガイド装置の要部を示す断面図、図2は図1に示すA部の拡大図であり、図1に示されるように、案内レール2の上面部とスライダ本体8の下面部との間には、インナーシール板28が設けられている。このインナーシール板28は案内レール2の上面部及びスライダ本体8の下面部にそれぞれ接触する二つのシール部30(図2参照)を左右両端部に有しており、レール側転動面4とスライダ側転動面12との間に形成された転動体転動路16の上部は、インナーシール板28のシール部30によってシールされている。なお、シール部30は、図2に示すように、所定の形状にプレス加工された金属板32にゴム等の弾性体34を固着して構成されている。
図3は図1に示すリニアガイド装置のサイドシールの背面図であり、同図に示されるように、サイドシール26の背面部には、係止部としての穴部34a,34bがそれぞれ所定位置に設けられている。
図4は図1に示すインナーシール板の斜視図、図5はその平面図であり、これらの図に示されるように、インナーシール板28の長手方向両端部には、前述したサイドシール26の穴部34a,34bと嵌合する係合部として突起部36a,36bがそれぞれ設けられている。
図6はスライダ及びインナーシール板の全長を示す図であり、同図に示されるように、スライダ本体8及びエンドキャップ10からなるスライダ6の全長をAとすると、インナーシール板28の全長BはB>Aとなっている。
このように構成される第1の実施形態に係るリニアガイド装置では、サイドシール26の背面部に係止部としての穴部34a,34bをそれぞれ所定位置に設けるとともに、インナーシール板28の長手方向両端部に穴部34a,34bと係合する係合部としての突起部36a,36bを設けたことにより、インナーシール板28の全長がスライダ6の全長よりも長くなり、図7に示すように、二つのサイドシール26間にインナーシール板28を組み付けることができる。これにより、エンドキャップ10とインナーシール板28との間に隙間が生じるようなことないので、防塵性能の向上を図ることができる。
なお、上述した第1の実施形態では係止部としての穴部34a,34bをサイドシール26の背面部に設けるとともに、穴部34a,34bに係合する係合部としての突起部36a,36bをインナーシール板28の長手方向両端部に設けたが、係止部としての突起部をサイドシール26の背面部に設けるとともに、突起部に係合する係合部としての穴部をインナーシール板28の長手方向両端部に設けてもよい。また、上述した第1の実施形態では転動体としてボールを用いたリニアガイド装置に本発明を適用した場合を例示したが、転動体としてローラを用いたリニアガイド装置についても本発明を適用できることは勿論である。
本発明の第1の実施形態に係るリニアガイド装置の要部を示す図である。 図1に示すA部の拡大図である。 図1に示すリニアガイド装置のサイドシールの背面図である。 図1に示すインナーシール板の斜視図である。 図1に示すインナーシール板の平面図である。 図1に示すインナーシール板及びスライダの全長を示す図である。 図5に示すインナーシール板をサイドシール間に組み付けた状態を示す図である。 リニアガイド装置の概略構成を示す平面図である。 図8に示すリニアガイド装置の正面図である。
符号の説明
2 案内レール
4 レール側軌道面
6 スライダ
8 スライダ本体
10 エンドキャップ
12 スライダ側軌道面
14 ボール(転動体)
16 転動体転動路
18 湾曲路
20 転動体戻り通路
26 サイドシール
28 インナーシール板
30 シール部
32 金属板
34 弾性体
34a,34b 穴部
36a,36b 突起部

Claims (2)

  1. 左右側面部に転動体軌道面を有する案内レールと、この案内レールの前記転動体軌道面と対向する転動体軌道面を有するスライダ本体と、前記案内レールの転動体軌道面と前記スライダ本体の転動体軌道面との間に形成された転動体転動路を転動する多数の転動体と、前記スライダ本体の前後方向両端面に取り付けられた二つのエンドキャップと、前記案内レールと前記エンドキャップとの間隙をシールするサイドシールと、前記案内レールの上面部と前記スライダ本体の下面部との間に設けられたインナーシール板とを備えたリニアガイド装置において、
    前記インナーシール板の全長を前記スライダ本体及び前記エンドキャップにより構成されるスライダの全長よりも長くしたことを特徴とするリニアガイド装置。
  2. 請求項1記載のリニアガイド装置において、前記サイドシールの背面部に係止部を設けるとともに、前記インナーシール板の長手方向両端部に前記係止部と係合する係合部を設けたことを特徴とするリニアガイド装置。
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