JP2006167117A - 放射線治療管理システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 放射線治療管理システム1は、過去の放射線治療の治療計画の計画決定要因情報とその各回の照射の照射線量情報とを蓄積するデータベース4と、登録に係る治療計画の計画決定要因情報に対応する過去の治療計画の計画決定要因情報に関連付けられた照射線量情報をデータベース4から検索するDB検索部321と、検索された照射線量情報に基づいて線量許容範囲を算出する線量許容範囲算出部322と、登録に係る治療計画の総照射線量が線量許容範囲に含まれるか判断する計画線量判断部323と、「含まれる」と判断されたときに、この治療計画をデータベース4に格納させる計画格納処理部324と、「含まれない」と判断されたときに、この治療計画の補正を要求する計画補正要求部325とを備える。
【選択図】 図3
Description
本発明に係る放射線治療管理システムの第1の実施形態は、図1に示すような放射線治療システムの一部として構成される。放射線治療システムは、治療計画作成のための診断から放射線照射までの一連の処置を行うためのシステムである。
さて、図1に示す本実施形態の構成について説明する。放射線治療システム1000は、患部等の診断用画像を撮影するX線CT装置等の画像診断装置1001と、患部に向けて放射線を照射する放射線照射装置1002とに加え、放射線治療に関する各種情報を管理するための放射線治療管理システム1として、計画入力装置2、データベース4が接続された治療管理装置3、及び、放射線照射装置1002に接続された治療用装置5を含んで構成される。
計画入力装置2は、「計画入力手段」の一例である。この計画入力装置2は、放射線治療の治療計画を入力するためのコンピュータ端末からなり、所定の制御プログラムにしたがって動作する。計画入力装置2は、図2に示すように、制御部20、ユーザインターフェイス21及び通信インターフェイス(I/F)22を含んで構成される。
次に、治療管理装置3とデータベース4の構成について説明する。図3は、治療管理装置3及びデータベース4の構成の一例を表す。
まずデータベース4について説明する。データベース4には、治療計画格納部41(計画格納手段)、治療結果格納部42、要因設定リスト格納部43(要因格納手段)及び要因蓄積部44(蓄積手段)が設けられている。
治療管理装置3は、制御部30、要因設定コンポーネント31、治療計画管理コンポーネント32、照射線量管理コンポーネント33、ユーザインターフェイス34及び通信I/F35を含んで構成される。
制御部30は、治療管理装置3内蔵のCPUやメモリやハードディスクドライブなどを含んで構成される。このハードディスクドライブには、所定の制御プログラムがあらかじめ記憶されている。制御部30には、治療計画管理用の画面や、放射線照射装置1002による照射線量管理用の画面等の各種画面をディスプレイ343に表示させる表示制御部301と、LAN:Lを通じてのデータ送受を制御する通信制御部302とが設けられている。
要因設定コンポーネント31は、治療計画や照射線量の管理に適用する計画決定要因の設定処理を行うものであり、上記制御プログラムを実行するCPUを含んで構成される。この要因設定コンポーネント31には、「要因設定手段」の一例である要因設定部311が設けられている。
治療計画管理コンポーネント32は、計画入力装置2から送信された治療計画や計画決定要因等の管理を行うものであり、上記制御プログラムを実行するCPUを含んで構成される。治療計画管理コンポーネント32は、治療計画等の管理処理として、特に、登録に係る治療計画が示す総照射線量が適切であるか否か判断する処理を行う。
DB検索部321は、治療管理装置3のCPUを含んで構成され、登録に係る治療計画の計画決定要因情報に基づく検索条件を用いて要因蓄積部44を検索し、上記検索条件に該当する過去の照射線量情報を取得する処理を行う。より詳細に説明すると、DB検索部321は、要因蓄積部44に蓄積された計画決定要因情報のうちから上記検索条件に該当するものを検索するとともに、検索された各計画決定要因に関連付けられた照射線量情報を取得する。当該関連付けは識別キーによりなされている。DB検索部321による検索は、要因設定部311により選択設定された管理用決定要因を用いて行われる。
続いて、線量許容範囲算出部322について説明する。線量許容範囲算出部322は、治療管理装置3のCPUを含んで構成され、DB検索部321により取得された過去の治療における照射線量情報に基づいて、放射線の照射線量の許容範囲(線量許容範囲)を算出する処理を行う。ここで、照射線量情報は、前述のように、1つの治療を構成する各回の放射線照射における照射線量を表す情報である。本実施形態の線量許容範囲算出部322は、特に、治療計画における総照射線量の許容範囲を算出する。なお、算出される許容範囲の上限は放射線の過大照射防止を目的とし、また、その下限は放射線の過小照射防止を目的として設定されるものである。
計画線量判断部323は、治療管理装置3のCPUを含んで構成されており、治療計画に含まれる照射線量(特に総照射線量)が、線量許容範囲算出部322により求められた線量許容範囲内に含まれているか否かを判断する処理を行う。
治療計画格納処理部324は、治療管理装置3のCPUを含んで構成され、データベース4の治療計画格納部41に、新たな治療計画を格納させる処理を実行する。
計画補正要求部325は、治療管理装置3のCPUを含んで構成され、治療計画の補正をユーザ(医師や技師等)に要求するメッセージ(例えば「治療計画を補正してください」等)をディスプレイ343に表示させるコマンドや、図示しない音声出力部に警告音や警告メッセージを出力させるコマンドを制御部30に送信する。制御部30は、そのコマンドを受け、ユーザインターフェイス34を制御して上記メッセージや警告音等を出力させる。また、治療計画の補正を要求するメッセージを表示等させるコマンドを計画入力装置2に送信し、そのディスプレイ213等に出力させるようにしてもよい。
照射線量管理コンポーネント33は、放射線照射装置1002を用いて患者に放射線を照射する直前に、その照射線量の適否を管理する処理を行うもので、上記制御プログラムを実行するCPUを含んで構成される。
DB検索部331は、治療管理装置3のCPUを含んで構成され、放射線照射装置1002による照射が行われる直前に治療用装置5から入力される情報(後述の照射準備情報;識別キー及び今回の照射線量を含む)に基づいて、データベース4の要因蓄積部44を検索し、今回の照射を含む治療計画に基づいて実施された過去の照射の照射線量情報を取得する。ここで、照射線量情報は、各回の放射線照射毎に作成され、識別キーによって各治療計画毎に関連付けられている。例えば、今回の照射が治療計画における第N回目の照射である場合、DB検索部331は、当該治療計画に基づく第1回目〜第N−1回目までの各回の照射における照射線量情報を取得する。
累積線量算出部332は、DB検索部331が取得した過去の各照射線量情報に示す照射線量と、照射準備情報に含まれる今回の照射線量(照射準備線量)とを全て加算して、過去の照射線量と今回の照射準備線量との累積線量を算出する。
累積線量判断部333は、治療計画格納部41等に保存された線量許容範囲をデータベース4から取得するとともに、累積線量算出部332が算出した累積線量が当該線量許容範囲の上限を超えているか否かを判断する。
治療結果格納処理部334は、治療管理装置3のCPUを含んで構成され、放射線照射装置1002により照射された照射線量を前述の照射線量情報としてデータベース4の要因蓄積部44に格納させる処理を行う。当該格納処理は各回の照射毎に実行され、格納される照射線量情報は、放射線の各回の照射毎に保存される。各回の照射の照射線量情報は、識別キーを介して各治療計画毎に関連付けられて保存される。このように、治療結果格納処理部334は、本発明に言う「照射線量を蓄積手段に蓄積させる手段」を構成している。また、治療結果格納処理部334は、放射線照射の詳細情報を治療結果格納部42に格納させる処理を行う。
照射線量補正要求部335は、治療管理装置3のCPUを含んで構成され、照射線量の補正をユーザ(医師や技師等)に要求するメッセージ(例えば「照射線量を補正してください」等)をディスプレイ343に表示させるコマンドや、図示しない音声出力部に警告音や警告メッセージを出力させるコマンド、更には、医師端末6に治療計画の補正を要求するメッセージを送信させるコマンドなどを制御部30に送信する処理を行う。
図5のブロック図は、治療用装置5の構成の一例を表す。なお、放射線照射装置1002は従来と同様の構成を有するので、その詳細に関する説明は省略する。
以上のような構成の放射線治療管理システム1が実行する処理の手順の一例について、図6〜図8を参照して説明する。まず、計画入力装置2にて入力された治療計画の登録処理について図6に基づき説明し、次に、放射線照射時に実行される処理について図7、図8に基づき説明する。
図6に示す治療計画登録処理について説明する。当該処理は、主として、治療管理装置3の治療計画管理コンポーネント32により実行される。
図7、図8に示す放射線照射時に実行される処理について説明する。この処理は、主として、治療管理装置3の放射線量管理コンポーネント33により実行される。
以上のような本実施形態の作用効果を説明する。まず、本実施形態の放射線治療管理システム1によれば、登録に係る治療計画に応じた過去の治療の照射線量に基づいて線量許容範囲が算出され、登録に係る治療計画の総照射線量がこの線量許容範囲内である場合に、その治療計画を登録するように構成されている。また、総照射線量が線量許容範囲内でない場合には、当該治療計画の登録を行わず、その補正を要求するように作用する。したがって、医師が作成した治療計画の妥当性を過去のデータから客観的に判断できるため、治療効果及び安全性の両面を適切に配慮した放射線治療を実施することが可能となる。なお、登録に係る治療計画毎に、その計画決定要因情報に応じた線量許容範囲が算出されるので、総照射線量の可否判断を高い精度で行うことができる。
放射線照射の禁止を解除するパスワードの入力要求メッセージの送信先は、当該治療の担当医の医師端末6に限定されるものではない。例えば、担当医とともに治療に当たる医師や、担当医の監督に当たる医師等の端末にも送信するように構成できる。そうすれば、例えば担当医が出張中であったり休暇中であったりして連絡できない場合であっても、照射禁止状態を解除できるので、照射線量の補正及び今回の照射を迅速に実施できる。
本発明の第2の実施形態は、インターネット等の広域ネットワーク(WAN)上のサーバにより処理の一部を行うように構成された本発明に関する。以下、第1の実施形態と同様の構成部分には同じ符号を用いて説明する。
図10は、本実施形態の放射線治療管理システム1′を含む放射線治療システム1000′の全体構成の概略を表す。この放射線治療システム1000′は、第1の実施形態と同様に、画像診断装置1001及び放射線照射装置1002に加え、放射線治療管理システム1′として、計画入力装置2、治療管理装置3′、データベース4′及び治療用装置5を含んで構成される。なお、計画入力装置2、治療管理装置3′、データベース4′及び治療用装置5は、「クライアント」の一例である。
図11を参照して、治療管理装置3′とデータベース4′の構成を説明する。
データベース4′には、第1の実施形態と同様の治療計画格納部41及び治療結果格納部42が設けられている。
治療管理装置3′は、治療計画や治療結果をデータベース4′に登録する処理や、これらのデータを必要に応じて更新、消去、出力などする装置である。治療管理装置3′は、第1の実施形態と同様の制御部30、ユーザインターフェイス34及び通信I/F35に加えて、要因設定制御コンポーネント36が設けられている。
図12を参照してサーバ10の構成を説明する。サーバ10は、第1の実施形態の治療管理装置3と同様の構成を備えており、制御部11、情報格納部12、要因設定コンポーネント13、治療計画管理コンポーネント14、照射線量管理コンポーネント15及び通信I/F16を含んで構成される。
以上のような放射線治療管理システム1′が実行する処理の手順の一例について、図13〜図15を参照して説明する。まず、計画入力装置2にて入力された治療計画の登録処理について図13に基づき説明し、次に、放射線照射時に実行される処理について図14、図15に基づき説明する。なお、以下に説明する処理手順においては、クライアント(病院)側におけるサーバ10とのデータのやりとりを治療管理装置3′によって実行するようになっているが、それに限定されるものではない。
図13に示す治療計画登録処理について説明する。当該処理は、第1の実施形態では主として治療管理装置3により実行されたが、本実施形態においてはサーバ10の治療計画管理コンポーネント14が中心となって実行する。
図14、図15に示す放射線照射時に実行される処理について説明する。この処理は、第1の実施形態では主として治療管理装置3により実行されたが、本実施形態においてはサーバ10の照射線量管理コンポーネント15が中心となって実行する。
本実施形態の放射線治療管理システム1によれば、第1の実施形態と同様に、治療効果及び安全性の両面を適切に配慮した放射線治療を実施することができ、また、医師と放射線技師との間の連絡ミス等に起因する照射事故を回避でき、治療の安全性向上を図ることができる。
以上の実施形態では、サーバ10との間のデータ送受は、治療管理装置3′によって行われ、他装置からのデータは治療管理装置3′を経由してサーバ10に送信され、サーバ10からのデータは治療管理装置3′を経由して他装置に送信されるように構成されているが、他装置とサーバ10との間で直接にデータ送受を行うように構成してもよい。例えば、照射ロック信号や照射ロック解除信号をサーバ10から治療用装置5に直接に送信するように構成でき、また、パスワード(再)入力を要求するメッセージをサーバ10から医師端末6に直接に送信するように構成できる。また、医師端末6から入力されたパスワードをサーバ10に直接に送信するように構成することもできる。
以上に詳述した実施形態では、放射線の照射線量の管理について説明したが、同様の構成を薬剤の投与量管理に対して応用することができる。
医師により作成された投与計画が入力されると、この投与計画に対して識別キーが発行される。当該投与計画に関する各種の情報は、この識別キーによって関連付けられて処理に供される。
2 計画入力装置
3、3′ 治療管理装置
30 制御部
31 要因設定コンポーネント
311 要因設定部
32 治療計画管理コンポーネント
321 データベース検索部
322 線量許容範囲算出部
323 計画線量判断部
324 治療計画格納処理部
325 計画補正要求部
33 照射線量管理コンポーネント
331 データベース検索部
332 累積線量算出部
333 累積線量判断部
334 治療結果格納処理部
335 照射線量補正要求部
34 ユーザインターフェイス
35 通信インターフェイス
4、4′ データベース
41 治療計画格納部
42 治療結果格納部
43 要因設定リスト格納部
44 要因蓄積部
5 治療用装置
50 制御部
501 照射制御部
502 照射準備情報送信部
503 照射禁止処理部
6 医師端末
10 サーバ
11 制御部
12 情報格納部
121 要因設定リスト格納部
122 要因蓄積部
13 要因設定コンポーネント
131 要因設定部
14 治療計画管理コンポーネント
141 データベース検索部
142 線量許容範囲算出部
143 計画線量判断部
144 治療計画格納処理部
145 計画補正要求部
15 照射線量管理コンポーネント
151 データベース検索部
152 累積線量算出部
153 累積線量判断部
154 治療結果格納処理部
155 照射線量補正要求部
16 通信インターフェイス
1000 放射線治療システム
1001 画像診断装置
1002 放射線照射装置
L LAN
N インターネット
W WAN
Claims (14)
- 複数回に亘り患部に放射線を照射する放射線治療の治療計画を入力する計画入力手段と、
前記治療計画を格納する計画格納手段と、
過去に実施された放射線治療の治療計画の計画決定要因情報と、前記過去の放射線治療における各回の照射の照射線量情報とを、関連付けて蓄積する蓄積手段と、
前記計画入力手段により入力された新たな治療計画の計画決定要因情報に対応する前記過去の前記治療計画の計画決定要因情報に関連付けられた前記照射線量情報を、前記蓄積手段から検索する第1の検索手段と、
前記検索された前記過去の前記照射線量情報に基づいて、前記新たな治療計画の総照射線量の許容範囲を算出する許容範囲算出手段と、
前記新たな治療計画の総照射線量が前記許容範囲に含まれるか判断する計画線量判断手段と、
前記総照射線量が前記許容範囲に含まれると前記判断されたときに、前記新たな治療計画を前記計画格納手段に格納させる計画格納処理手段と、
を備えることを特徴とする放射線治療管理システム。 - 前記計画線量判断手段により前記総照射線量が前記許容範囲に含まれないと判断されたときに、前記新たな治療計画の補正を要求する計画補正要求手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の放射線治療管理システム。
- 前記許容範囲算出手段は、前記検索された前記照射線量情報に示す照射線量を前記過去の各放射線治療毎に加算して前記各放射線治療毎の総照射線量をそれぞれ算出し、この算出された前記各放射線治療毎の総照射線量に基づいて前記許容範囲を算出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の放射線治療管理システム。
- 前記許容範囲算出手段は、前記算出された前記各放射線治療の総照射線量の平均値を算出し、この平均値を含む前記許容範囲を算出することを特徴とする請求項3に記載の放射線治療管理システム。
- 治療計画の決定に関わる複数の計画決定要因をあらかじめ格納する要因格納手段と、
操作手段と、
前記格納された前記複数の計画決定要因のうちから前記操作手段により選択された計画決定要因を、放射線治療の管理に適用する管理用決定要因として設定する要因設定手段と、
を更に備え、
前記第1の検索手段は、前記管理用決定要因についての前記計画決定要因情報を検索条件として、前記蓄積手段から前記照射線量情報を検索する、
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の放射線治療管理システム。 - サーバと、
ネットワークを通じて前記サーバに接続され、複数回に亘り患部に放射線を照射する放射線治療の治療計画を入力する計画入力手段と、前記治療計画を格納する計画格納手段とを有するクライアントと、
を含む放射線治療管理システムであって、
前記サーバは、
過去に実施された放射線治療の治療計画の計画決定要因情報と、前記過去の放射線治療における各回の照射の照射線量情報とを、互いに関連付けて蓄積する蓄積手段と、
前記クライアントの前記計画入力手段により入力された新たな治療計画の計画決定要因情報に対応する前記過去の前記治療計画の計画決定要因情報に関連付けられた前記照射線量情報を、前記蓄積手段から検索する第1の検索手段と、
前記検索された前記過去の前記照射線量情報に基づいて、前記新たな治療計画の総照射線量の許容範囲を算出する許容範囲算出手段と、
前記新たな治療計画の総照射線量が前記許容範囲に含まれるか判断する計画線量判断手段と、
前記総照射線量が前記許容範囲に含まれると前記判断されたときに、前記新たな治療計画を前記クライアントの前記計画格納手段に格納させる計画格納処理手段と、
を備える、
ことを特徴とする放射線治療管理システム。 - 前記サーバは、前記計画線量判断手段により前記総照射線量が前記許容範囲に含まれないと判断されたときに、前記新たな治療計画の補正を要求する計画補正要求手段を備えることを特徴とする請求項6に記載の放射線治療管理システム。
- 複数回に亘り患部に放射線を照射する放射線治療の治療計画を格納する計画格納手段と、
放射線を照射する放射線照射装置を制御する照射制御手段と、
を有する放射線治療管理システムであって、
前記放射線照射装置により過去に実施された放射線の照射における照射線量情報を蓄積する蓄積手段と、
前記放射線照射装置による今回の照射の前に、前記今回の照射における照射線量の設定値を取得する照射線量取得手段を備え、
前記今回の照射を含む治療計画に基づく過去の照射における前記照射線量情報を、前記蓄積手段から検索する第2の検索手段と、
前記取得された前記今回の前記照射線量の設定値と、前記検索された前記過去の前記照射線量情報とを加算して、前記今回の照射までの累積線量を算出する累積線量算出手段と、
前記算出された前記累積線量が所定値を超えているか判断する累積線量判断手段と、
を備え、
前記照射制御手段は、前記累積線量が前記所定値を超えていないと前記判断されたときに、前記放射線照射装置に前記今回の照射を実施させる、
ことを特徴とする放射線治療管理システム。 - 前記累積線量判断手段により前記累積線量が前記所定値を超えていると判断されたときに、前記今回の前記照射線量の補正を要求する照射線量補正要求手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の放射線治療管理システム。
- 前記累積線量判断手段により前記累積線量が前記所定値を超えていると判断されたときに、前記放射線照射装置による放射線の照射を禁止する照射禁止処理手段を備えることを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の放射線治療管理システム。
- 前記累積線量判断手段により前記累積線量が前記所定値を超えていると判断されたときに、所定のパスワードの入力を要求するメッセージを所定の医師端末に送信する手段を備え、
前記照射禁止処理手段は、前記パスワードが入力されたときに、前記放射線の照射の禁止を解除する、
ことを特徴とする請求項10に記載の放射線治療管理システム。 - 前記放射線治療装置により実施された前記今回の照射の照射線量を、前記照射線量情報として前記蓄積手段に蓄積させる手段を更に備えることを特徴とする請求項8に記載の放射線治療管理システム。
- サーバと、
ネットワークを通じて前記サーバに接続され、複数回に亘り患部に放射線を照射する放射線治療の治療計画を格納する計画格納手段と、放射線を照射する放射線照射装置を制御する照射制御手段とを有するクライアントと、
を含む放射線治療管理システムであって、
前記クライアントは、前記放射線照射装置による今回の照射の前に、前記今回の照射における照射線量の設定値を取得する照射線量取得手段を備え、
前記サーバは、
前記放射線照射装置により過去に実施された放射線の照射における照射線量情報を蓄積する蓄積手段と、
前記今回の照射を含む治療計画に基づく過去の照射における前記照射線量情報を、前記蓄積手段から検索する第2の検索手段と、
前記クライアントの前記照射線量取得手段により取得された前記今回の前記照射線量の設定値と、前記検索された前記過去の前記照射線量情報とを加算して、前記今回の照射までの累積線量を算出する累積線量算出手段と、
前記算出された前記累積線量が所定値を超えているか判断する累積線量判断手段と、
を備え、
前記クライアントの前記照射制御手段は、前記サーバの前記累積線量判断手段により前記累積線量が前記所定値を超えていないと判断されたときに、前記放射線照射装置に前記今回の照射を実施させる、
ことを特徴とする放射線治療管理システム。 - 前記サーバは、前記累積線量判断手段により前記累積線量が前記所定値を超えていると判断されたときに、前記今回の前記照射線量の補正を要求する照射線量補正要求手段を備えることを特徴とする請求項13に記載の放射線治療管理システム。
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