JP2006166104A - 動画像符号化装置、その方法、そのプログラム、その記憶媒体 - Google Patents

動画像符号化装置、その方法、そのプログラム、その記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 符号化処理の直前に前処理を設け、前処理と符号量制御とを連動動作させ、視覚的画像品質の低下を防止しつつ、発生符号量を好適に簡便に制御する。
【解決手段】 入力動画像の特徴量係数生成手段と、動画像符号化からの過去の符号化での発生符号量を蓄積する蓄積手段と、動画像を符号化する動画像符号化手段と、動画像符号化手段を制御する動画像符号量制御手段と、符号量制御手段において、蓄積された符号量と量子化スケールから前処理制御用の係数を生成する符号量係数生成手段と、特徴量係数生成手段と、符号量係数生成手段とから、前処理を制御する前処理制御手段と、前処理制御手段からの制御信号により符号化手段の直前に前処理を施す前処理手段と、を備えた動画像符号化装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画像符号化に関し、特に動画像の特徴量を測定し、符号化前に動画像の情報量を制御する好適な動画像符号化装置、その方法、そのプログラム、その記憶媒体に関するものである。
従来、画像の符号化方式として、フレーム内符号化方式であるMotion JPEGやDigital Video等の符号化方式や、フレーム間予測符号化を用いたH.261,H.263,MPEG−1,MPEG−2等の符号化方式が知られている。これらの符号化方式は、ISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)やITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)によって国際標準化されている。フレーム内符号化方式はフレーム単位で独立に符号化を行うもので、フレームの管理がしやすいため、動画像の編集や特殊再生が必要な装置に最適である。また、フレーム間予測符号化方式は、フレーム間での画像データの差分に基づくフレーム間予測を用いるため、符号化効率が高いという特徴を持っている。
従来のMPEG−2の動画像符号化装置の構成例を図12にまたその符号化ピクチャ構造の例を図13に示す。MPEGの符号化ピクチャ構造は図13のように予測方法の異なる3種類のピクチャの組み合わせによって構成される。それぞれはIピクチャ(フレーム内符号化)、Pピクチャ(順方向予測符号化)、Bピクチャ(双方向予測符号化)と呼ばれる。またこれらのピクチャを複数組み合わせたものをGroup of Picture(以降GOPと称す)と呼び、これはIピクチャを1枚だけ含むため編集の単位とする場合が多い。これらの予測モードは、図12に示されるように、モード判定器105からの制御信号によりスイッチ101、108にて切り替えられる。Iピクチャでは符号化画像そのものに対し、P,Bピクチャではさらに動き補償器109による動き補償予測の誤差信号にたいして、DCT器102でDCTが実行される。
DCT器102で得られたDCT係数に対して量子化が、レート制御器100の出力により制御して量子化器103によってなされた後に、動きベクトル等のその他の付加情報と共に可変長符号化が可変長符号化器104でなされ、符号列が「ビットストリーム」として出力される。この際、可変長符号化器104からの符号量に応じてレート制御器100で量子化スケールが制御される。一方、量子化器103の出力係数は、逆量子化器106、逆DCT器107に供給され、局部復号されてブロック毎にフレームメモリ110に貯えられる。
尚、前記GOPの構造をIPピクチャの間隔をM、GOP内のフレーム数をNと称して表す。図13ではM=3,N=15となる。
MPEG−2は可変長符号化を行うため、単位時間当りの発生符号量は一定ではない。そこで、量子化器103での量子化の際の量子化スケールをマクロブロック単位に適宜変更することにより、所望のビットレートに制御することが可能になっている。非特許文献1のステップ3では、各マクロブロックの分散値を元に量子化スケールを変動させる方法が記述されている。
ここで、量子化時の量子化スケールを大きくすることで圧縮率を上げることができる。しかし、量子化スケールを大きくすると、高周波成分の量子化誤差が増加し、ブロック歪み、モスキート歪みと呼ばれる符号化歪みが発生し画像品質が著しく低下する。また、前記符号化ではフレーム間予測を用いているため、空間方向の高周波成分と時間方向の動き量の双方に依存する。よって高周波成分のない単純な画像であっても動きが激しい場合は、予測誤差に高周波成分を多く含むため、符号化歪みが多く発生する。
このような動画像符号化の基本構成に加え、入力画像に予め帯域制限フィルタを施し、視覚的に目立たない高周波成分を除去し符号量を削減することで、復号画像の主観的な画像品質を向上させることが一般的に行われる。このとき、帯域制限フィルタの特性は、圧縮率に応じて設定され、高い圧縮率の場合には狭帯域に、低い圧縮率の場合には広帯域に設定されていた。さらに、符号化出力である発生符号量に応じて、前記帯域制限フィルタを制御するという方法が知られている。
尚、その他のMPEG等の詳細内容については、ISO/IECによる国際標準の文書に委ねることとする。
MPEG−2 Test Model,Document ISO/IEC JTC1 SC29 WG11/93−400,Test Model Editing Committee,April 1993
しかしながら、前記従来の技術では、発生符号量が多い場合、フィルタにより著しく帯域が制限され、高周波成分のみでなく低周波成分の画像情報まで削除される場合が生じる。低周波成分は視覚に与える影響が大きいため、これを削除すると著しく視覚的画像品質が低下してしまう。
また、動画像の高周波成分が少なくても動き量の大きいシーケンスを持つ動画像に対しても、発生符号量が増加し、帯域制限フィルタが高周波成分を除去する方向に作用してしまうため、動き部分においての高周波成分のみならず動き量の少ない静止部分でも高周波成分が除去されてしまい、人間の視覚上の解像度が高くなる静止部分の解像度が悪くなるため、再生画像の全体的な画像品質評価を大きく低下させてしまう。同時に、帯域制限フィルタのカットオフ周波数が変動すると、静止部分の解像度が変動するため、画像全体をみた場合結果として不自然な画像となってしまう。
このために、符号量を効率的に抑制しながら高い画像品質を達成することができなかった。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであって、符号化処理の直前に前処理を設け、前処理と符号量制御とを連動動作させ、視覚的画像品質の低下を防止しつつ、発生符号量を好適に簡便に制御することのできる動画像符号化装置、その方法、そのプログラム、その記憶媒体を提供することを目的とする。
本発明は、入力動画像の領域毎に特徴量を測定する動画像特徴量測定手段と、
前記特徴量を蓄積する特徴量蓄積手段と、
前記特徴量測定手段からの特徴量から前処理制御用の係数を生成する特徴量係数生成手段と、
動画像符号化直前に画像を蓄積する画像蓄積手段と、
動画像符号化からの過去の符号化での発生符号量を蓄積する蓄積手段と、
動画像を符号化する動画像符号化手段と、
前記動画像符号化手段を制御する動画像符号量制御手段と、
前記符号量制御手段において、蓄積された符号量と量子化スケールから前処理制御用の係数を生成する符号量係数生成手段と、
前記符号量係数を蓄積する符号量係数蓄積手段と、
前記特徴量係数生成手段と、前記符号量係数生成手段とから、前処理を制御する前処理制御手段と、
前記前処理制御手段からの制御信号により前記符号化手段の直前に前処理を施す前処理手段と、
を備える。
前記課題を考慮して、本発明は、動画像符号化装置及びその方法において、符号化処理の直前に前処理を設け、前処理と符号量制御とを連動動作させ、視覚的画像品質の低下を防止しつつ、発生符号量を好適に制御する簡便な手段を提供する。
以下、本発明の実施例を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1としての装置構成を示すブロック図である。
制御の最小単位をマクロブロックとする。
[図1の構成]
1は、入力画像の特徴量としてマクロブロック毎のフィールド相関を測定するフィールド相関測定器である。
2は、前記フィールド相関測定器1からのフィールド相関値を蓄積するフィールド相関メモリである。
3は、入力画像の特徴量としてマクロブロック毎の分散を測定する分散測定器である。
4は、前記特徴量測定器1からの特徴量を蓄積する分散メモリである。本実施例ではMフレーム分とする。
5は、前記蓄積された特徴量から、フィルタの係数を算出するフィルタ係数算出器である。
6は、水平方向のみのフィルタである。図2に本実施例で使用する水平フィルタ6を示す。
7は、水平、垂直双方の2次元フィルタである。図3に本実施例で使用する2次元フィルタ7を示す。本実施例では3画素×3ラインの2次元フィルタである。図3に示すように、変数kによる帯域を設定する低域通過型フィルタである。変数kの最小値は2とし、値が増加するとフィルタの強度は低下し、制限する帯域は狭くなる。
8は、前記水平フィルタ6と2次元フィルタ7とを、前記フィールド相関メモリ内に蓄積された相関値により、マクロブロック毎に切り替えるセレクタである。
9は、前記フィルタ5の出力画像を蓄積するフレームメモリである。本実施例では前記分散メモリ4と同等のMフレーム分とする。
10は、前記フレームメモリ9からの画像を符号化する符号化器である。
11は、符号化器10からの出力ストリームを蓄積するエンコーダ出力のバッファである。バッファ11は符号化器10からのフレーム毎の発生符号量と、デコーダバッファを想定したバッファポインタを出力する。デコーダバッファポインタは、バッファサイズからエンコーダバッファポインタを差し引いた値とする。
12は、前記バッファ11からの発生符号量から、前記符号化器10を制御する符号量制御器である。
13は、前記符号化器10からの制御パラメータとバッファ11からのデコーダバッファポインタから、前記フィルタ6及び7の係数を算出するフィルタ係数算出器である。本実施例では制御パラメータは量子化スケールである。
14は、前記フィルタ係数算出器13からの係数を蓄積するメモリである。本実施例では前記分散メモリ4と同等のMフレーム分とする。
15は、前記フィルタ6及び7の制御値を決定するフィルタ制御器である。
[図1の動作]
次に図1の動作について説明する。
本実施例での処理は、大きく2つに分類される。先頭Mフレームとそれ以外のフレームである。先頭Mフレームでは、符号化前にMフレーム分のフィルタ処理を実行した画像を用意するまでを実行し、それ以外の定常時は、前記フィルタの施されたフレームを符号化する処理と、さらに次符号化対象となるフレームに対しフィルタを施す処理とで記述する。MフレームとはMPEGのオーダリング単位であり、Bピクチャを扱うエンコーダで必須のメモリ領域分と等しい。
次に、図1の構成を有する先頭Mフレームのフィルタ処理の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まずビデオ信号は分散測定器3へ入力され、Mフレーム分の分散値を算出する(S10)。本実施例では分散値はマクロブロック毎に算出し、これをactと称す。actはマクロブロック内の輝度信号4ブロックの分散値における最小値に1を加えた値とする。計算式を次に示す。
Figure 2006166104
次に前記算出した分散actは、分散メモリ4へMフレーム分蓄積される(S11)。
次にフィルタ係数算出器5にて前記蓄積されたマクロブロック毎の分散actから、Mフレームの同一位置マクロブロックにおける平均値actmを算出し、さらにこのactmからフィルタ係数kaを算出する(S12)。
図9に前記Mフレーム平均分散actmとフィルタ係数kaの関係を図示する。グラフ内のactAは、特徴量actmの最小値であり曲線が漸近する値となる。
Mフレーム平均分散actmがactA以上となった場合、フィルタ係数kaが減少し、フィルタ強度が増加する。
同時に、ビデオ信号は、フィールド相関測定器1へ入力され、Mフレーム分のフィールド相関値を算出する(S13)。本実施例ではフィールド相関値はマクロブロック毎に算出し、これをfsと称す。fsはマクロブロック内の輝度信号4ブロックを対象として算出する。計算式を次に示す。
Figure 2006166104
前記フィールド相関fsについて、予め定められた値FSと比較し(S14)、小さければフィールド間相関が高いと判断し、2次元フィルタを実行する(S15)。そうでなければ、水平フィルタを実行する(S16)。
次にフレームメモリ9へ蓄積する(S17)。
次に、図1の構成を有する定常時の符号化処理の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。動画像の符号化ではMフレームの処理単位である本処理を繰り返すことになる。
まず符号量制御器10では、バッファ11からの発生符号量から量子化スケールQPを算出し、符号化器10を制御する(S20)。
次に符号化器10においてフレームメモリ9に蓄積されたフレームを符号化する(S21)。
次に前記量子化スケールQPからフィルタ係数keを算出する(S22)。
次に前記フィルタ係数keを係数メモリ14へ蓄積する(S23)。
図6に前記フィルタ係数keを求めるまでの処理のフローチャートを示す。
まずQPからフィルタ係数kqを算出する(S40)。図10に前記QPとフィルタ係数kqの関係を図示する。グラフ内のQPAは、フィルタ強度最低のQP値であり、曲線が漸近する値である。
量子化スケールQPがQPA以上となった場合、フィルタ係数kqが減少し、フィルタ強度が増加する。
次にデコーダバッファポインタDBPからフィルタ係数kbを算出する(S40)。図11に前記バッファポインタDBPとフィルタ係数kbの関係を図示する。グラフ内DBは、バッファサイズであり、曲線が漸近する値はDB/2とする。
デコーダバッファのアンダーフローを防止するため、デコーダバッファポインタがバッファサイズの1/2以下となった場合、フィルタ係数kbが減少し、フィルタ強度が増加する。
次に算出した前記kqとkbを比較し大きな値をフィルタ係数算出器14におけるフィルタ係数keとする(S42,S43,S44)。
図1の構成を有する定常時のフィルタ処理の動作について、図7のフローチャートを参照して説明する。
動画像の符号化ではMフレームの処理単位である本処理を繰り返すことになる。尚、S10からS17までは前述と同等である。
前記S12において分散から求めたフィルタ係数kaと蓄積された前記係数メモリ11内のフィルタ係数keからフィルタ制御値kを算出する(S30)。
図8にフィルタ制御器15における処理のフローチャートを示す。尚、S14は前述と同等である。
次に蓄積された係数メモリ14からフィルタ係数keを入力する(S51)。このときkeから、Mフレームの同一位置マクロブロックの平均値となるkemを算出する。
次に算出した係数メモリ14から得たMフレーム平均フィルタ係数kemと、係数算出器5から得たkaからフィルタ制御値kを下記式により算出する(S52)。
k=(XA*ka+XE*Kem)/(XA+XE)
XA,XE:Ka,Keの重み付け定数。
[実施例1のその他の構成]
本実施例では、画像特徴量にブロック内分散値をもとにしたactを使用したが、これ以外でもかまわない。
図2に示す2次元フィルタを用いたが、別の形式のフィルタでもかまわない。その際、フィルタの帯域を制御する係数が複数になるとするなら、本実施例のkに対し、複数の係数の組み合わせを定めた表を用意しそれを使用すればよい。
バッファポインタからフィルタ係数を求める際、フィルタの効果はバッファサイズの1/2以下としたが、それ以外の値でもかまわない。
フィルタ係数を算出する際の関係式は、本実施例以外の式でもかまわない。実装上さらに簡単にするため単純な比例式を用いてもかまわない。
フィルタ制御器4における出力は、フィルタをある強度でスイッチする(ON/OFF)のみでもかまわない。
フィルタを切り替える周期をマクロブロック単位としたが、これ以外の単位でもかまわない。
[実施例1の効果]
以上の説明から明らかなように、前記課題を考慮して、本発明は、動画像符号化装置及びその方法において、動画像の分散を測定し、バッファポインタ、符号量制御からの量子化スケールから、符号化直前のフィルタにより帯域制限を行うことで、視覚的画像品質の低下を防止しつつ、発生符号量を好適に制御する
簡便な手段を提供する。
また、本発明の構成によりメモリ内に蓄積された複数フレームに対し、同一強度のフィルタを施すため、画像の急激な帯域制限の変化がなくなり、主観の低下を防止することができる。
また、このメモリの調停により、フィルタ処理と符号化処理を分けて動作できるため、2つの処理の並列動作が可能となる。
[図12の構成]
図12は、実施例2におけるコンピュータの構成を示すブロック図である。
1000はコンピュータ全体の制御、及び種々の処理を行う中央演算装置(CPU)、1001は本コンピュータの制御に必要なオペレーティングシステム(OS)、ソフトウエア、データ、演算に必要な記憶領域を提供するメモリである。また、CPU1000が各種の処理を行う際のワークエリアとしても用いられる。
1002は種々の装置をつなぎ、データ、制御信号をやりとりするバス、1003は各種のソフトウエアを蓄積する記憶装置、1004は動画像データを蓄積する記憶装置、1005は画像やコンピュータからのシステムメッセージなどを表示するモニタである。
1007は通信回路1008に符号化データを送信する通信インターフェースであり、装置外部のLAN、公衆回線、無線回線、放送電波等と接続されている。1006はコンピュータを起動したり、ビットレート等の各種条件を設定したりするための端末である。
メモリ1001にはコンピュータ全体を制御し、各種ソフトウエアを動作させるためのOSや動作させるソフトウエアを格納し、画像データを符号化のために読み込むエリア、一時的に符号データを格納する符号エリア、各種演算のパラメータ等を格納しておくワーキングエリアが存在する。
[図12の動作]
このような構成において、処理に先立ち、端末1006から記憶装置1004に蓄積されている動画像データから符号化する動画像データを選択し、コンピュータの起動が指示される。すると、記憶装置1003に格納されているソフトウエアがバス1002を介してメモリ1001に展開され、ソフトウエアが起動される。
そして、CPU1000による記憶装置1004に格納されている動画像データの符号化動作は図4から図8に示したフローチャートに従ったプログラムコード(前述のソフトウエア)が実行されることになる。
以上の説明により、本実施形態におけるコンピュータは、第1の実施形態における画像符号化を実現する装置として機能する。
本発明の実施例1としての画像符号化装置の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1としての水平フィルタの構成を示す図である。 本発明の実施例1としての2次元フィルタの構成を示す図である。 本発明の実施例1としての先頭フレームのフィルタ処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1としての定常時の符号化処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1としての量子化スケールとバッファポインタからフィルタ係数を算出するまでの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1としての定常時のフィルタ処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1としてのフィルタを制御する動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1としての画像特徴量とフィルタ係数との関係を示す図である。 本発明の実施例1としてのQPとフィルタ係数との関係を示す図である。 本発明の実施例1としてのバッファポインタとフィルタ係数との関係を示す図である。 本発明の実施例2としてのコンピュータの構成を示すブロック図である。 従来の一般的な動画像符号化装置の構成例を示すブロック図である。 符号化ピクチャ構造の例を示す図である。
符号の説明
1 フィールド相関測定器
2 フィールド相関メモリ
3 分散測定器
4 分散メモリ
5、13 係数算出器
6 水平フィルタ
7 2次元フィルタ
8 セレクタ
9 フレームメモリ
10 符号化器
11 バッファ
12 符号量制御器
14 係数メモリ
15 フィルタ制御器
100 レート制御器
101、108 スイッチ
102 DCT器
103 量子化器
104 可変長符号化器
105 モード判定器
106 逆量子化器
107 逆DCT器
109 動き補償器
110 フレームメモリ
1000 CPU
1001 メモリ
1002 バス
1003、1004 記憶メディア
1005 モニタ
1006 端末
1007 通信I/F

Claims (10)

  1. 入力動画像の領域毎に特徴量を測定する動画像特徴量測定手段と、
    前記特徴量を蓄積する特徴量蓄積手段と、
    前記特徴量測定手段からの特徴量から前処理制御用の係数を生成する特徴量係数生成手段と、
    動画像符号化直前に画像を蓄積する画像蓄積手段と、
    動画像符号化からの過去の符号化での発生符号量を蓄積する蓄積手段と、
    動画像を符号化する動画像符号化手段と、
    前記動画像符号化手段を制御する動画像符号量制御手段と、
    前記符号量制御手段において、蓄積された符号量と量子化スケールから前処理制御用の係数を生成する符号量係数生成手段と、
    前記符号量係数を蓄積する符号量係数蓄積手段と、
    前記特徴量係数生成手段と、前記符号量係数生成手段とから、前処理を制御する前処理制御手段と、
    前記前処理制御手段からの制御信号により前記符号化手段の直前に前処理を施す前処理手段と、
    を備えた動画像符号化装置。
  2. 請求項1における前処理制御手段において、
    前記特徴量係数生成手段と、前記符号量係数蓄積手段を入力し最終的な前処理の制御信号を出力する手段と
    を備えた動画像符号化装置。
  3. 請求項1における動画像特徴量測定手段において、
    入力画像を符号化処理単位と同等の領域で分割し、その分割した領域毎に分散値を測定する手段と、
    前記算出した分散値を蓄積する手段と
    入力画像を符号化処理単位と同等の領域で分割し、その分割した領域毎のフィールド間相関を測定する手段と、
    前記算出したフィールド間相関値を蓄積する手段と
    を備えた動画像符号化装置。
  4. 請求項1における前処理手段において、
    画像の空間周波数を水平方向のみで帯域制限するフィルタリング手段と、
    画像の空間周波数を2次元空間で帯域制限するフィルタリング手段と、
    前記2つのフィルタを前記フィールド間相関値測定手段により切り替える手段と、
    前記前処理後の画像を蓄積する手段と
    を備えた動画像符号化装置。
  5. 請求項1における符号量係数生成手段において、
    前記蓄積された発生符号量及び量子化スケールからそれぞれ制御信号を生成する手段と、
    前記2つの制御信号を比較し、最終的な制御信号を出力する手段と
    前記選択された制御信号を蓄積する手段と
    を備えた動画像符号化装置。
  6. 請求項1における特徴量蓄積手段、画像蓄積手段、符号量係数蓄積手段において、
    複数の画像を蓄積する容量を持つ蓄積手段と、
    を備えた動画像符号化装置。
  7. 入力動画像の領域毎に特徴量を測定する動画像特徴量測定工程と、
    前記特徴量を蓄積する特徴量蓄積工程と、
    前記特徴量測定工程からの特徴量から前処理制御用の係数を生成する特徴量係数生成工程と、
    動画像符号化直前に画像を蓄積する画像蓄積工程と、
    動画像符号化からの過去の符号化での発生符号量を蓄積する蓄積工程と、
    動画像を符号化する動画像符号化工程と、
    前記動画像符号化工程を制御する動画像符号量制御工程と、
    前記符号量制御工程において、蓄積された符号量と量子化スケールから前処理制御用の係数を生成する符号量係数生成工程と、
    前記符号量係数を蓄積する符号量係数蓄積工程と、
    前記特徴量係数生成工程と、前記符号量係数生成工程との出力結果から、前処理を制御する前処理制御工程と、
    前記前処理制御工程からの制御信号により前記符号化工程の直前に前処理を施す前処理工程と、
    を備えた動画像符号化方法。
  8. 情報処理装置が実行可能なプログラムであって、前記プログラムを実行した情報処理装置を、請求項1〜6のいずれかに記載の動画像符号化装置として機能させることを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7に記載の動画像符号化方法を実現するためのプログラムコードを有することを特徴とする情報処理装置が実行可能なプログラム。
  10. 請求項8項又は9に記載のプログラムを記憶したことを特徴とする情報処理装置が読み取り可能な記憶媒体。
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