JP2006166042A - 電子メールフィルタリングシステム、メール転送装置及びそれらに用いる電子メールフィルタリング方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 エンドユーザの受信拒否登録作業を簡素化し、効果的なフィルタリングシステムを容易に構築可能なメール転送装置を提供する。
【解決手段】 本文URL抽出部12は電子メールの本文中にあるURLを抽出してURL内不要コード削除部14に転送し、宛先メールアドレス抽出部13は電子メールから宛先メールアドレスを抽出してURL比較部15に転送する。URL内不要コード削除部14はURLから不要な特殊文字を削除してURL比較部15に転送する。URL比較部15は宛先メールアドレスを基にユーザ別URLカテゴリ情報データベース15からURLカテゴリ情報を取得し、そのURLカテゴリに属するURLデータをカテゴリ別URLデータベース16から取得し、そのURLデータをURL内不要コード削除部14で特殊文字を削除したURLと比較する。メール転送制御部11は比較結果を基に電子メールを破棄するか否かを決定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 本文URL抽出部12は電子メールの本文中にあるURLを抽出してURL内不要コード削除部14に転送し、宛先メールアドレス抽出部13は電子メールから宛先メールアドレスを抽出してURL比較部15に転送する。URL内不要コード削除部14はURLから不要な特殊文字を削除してURL比較部15に転送する。URL比較部15は宛先メールアドレスを基にユーザ別URLカテゴリ情報データベース15からURLカテゴリ情報を取得し、そのURLカテゴリに属するURLデータをカテゴリ別URLデータベース16から取得し、そのURLデータをURL内不要コード削除部14で特殊文字を削除したURLと比較する。メール転送制御部11は比較結果を基に電子メールを破棄するか否かを決定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は電子メールフィルタリングシステム、メール転送装置及びそれらに用いる電子メールフィルタリング方法並びにそのプログラムに関し、特に電子メールシステムらおける迷惑メールのフィルタリング方法に関する。
近年、日常的な通信方法においては、インタネットや携帯電話機の普及に伴なって、電子メールが普及してきており、それに伴なって迷惑メールの数が増大する一方となっており、その被害が広がっている。
増大する迷惑メールを処理するために、電子メールシステムの管理者はシステムの増強を迫られており、そのシステムの増強にかかるコストの負担も大きくなってきている。また、エンドユーザは望まない電子メールを受信することとなり、この迷惑メールの受信に際しては課金される場合がある。
このように、電子メールシステム及び不要な電子メールを受け取っているエンドユーザにおいては、迷惑メールからそれらを保護する必要が高まっている。このような状況を受け、迷惑メールのフィルタリング方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。以下に、迷惑メールのフィルタリング方法について図4を参照して説明する。
利用者は受信端末6で迷惑メールを受信すると、メールフィルタリング装置5の特定メール受信制御部53のアドレスへその迷惑メールを転送する。特定メール受信制御部53は迷惑メールを受信すると、その迷惑メールの内容文を受信拒否情報抽出部54に渡す。受信拒否情報抽出部54では受け取ったメール内容文から利用者情報及びURL(Uniform Resource Locator)、電話番号をそれぞれ抽出して記憶装置55に登録する。
次に、迷惑メールのフィルタリングについてはメール入出力部51に到達した電子メールをメール受発信制御部52が受け取り、その電子メールの内容文に含まれるURLや電話番号をメール受信判断部57が記憶装置55の情報を参照して判定を行い、内容文に拒否情報が含まれない電子メールであるか否かを判断し、内容文に拒否情報が含まれない電子メールに限って利用者メールボックス56へ格納する。一方、上記の判定の結果、内容文に拒否情報が含まれている電子メールについては受信を拒否し、利用者メールボックス56への格納を行わない。
したがって、このメールフィルタリング装置5では、利用者が受信した電子メールの内容文の中に、利用者が迷惑メールであると判断するURLや電話番号が含まれていると、その電子メールの利用者メールボックス56への格納を行わずに、廃棄している(以下、第1の従来技術とする)。
上記の迷惑メールのフィルタリング方法以外の他の方法としては、図5に示すような構成のシステムに用いられる方法がある。つまり、このシステムでは、エンドユーザ端末9に電子メールを配信するメールサーバ8に対して図示せぬネットワークからの電子メールを転送するメール転送装置7において迷惑メールのフィルタリングを行っている。
ここで、エンドユーザはエンドユーザ端末9を用いて、メールフィルタリングを希望するかどうかを、オン(ON)またはオフ(OFF)の形式でユーザ別フィルタリングオン/オフ情報データベース75に記録する。
URL比較部74はユーザ別フィルタリングオン/オフ情報データベース75からフィルタリングオフの通知を受けた場合に、本文URL抽出部72から転送されたURLとURLデータベース76から転送されたURLとを比較し、その比較結果をメール転送制御部71に通知している。メール転送制御部71はその比較結果に応じて電子メールのメールサーバ8への転送、電子メールの廃棄を行う(以下、第2の従来技術とする)。
しかしながら、上述した従来の迷惑メールのフィルタリング方法では、第1の従来技術の場合、迷惑メールの受信を拒否する判定基準として固有のURLを指定しなければならないという問題がある。
一般に、利用者はURL毎に拒否したいのではなく、「出会い系」、「金融系」等の特定のカテゴリに属する全てのURLをフィルタリングしたいと考えている。第1の従来技術では、問題のURLを含む電子メールを用いて拒否設定しても、同種のカテゴリでありながら別のURLを含む電子メールを拒否することができず、一度は受信してしまうこととなる。
また、第1の従来技術では、フィルタリングすべきURLのデータベース(上記のシステムでは記憶装置55)の構築にあたり、エンドユーザの協力が不可欠なことである。この方法のように、迷惑メールを受信する度にエンドユーザが登録するシステムでは、手間を嫌がるエンドユーザのために、効果的なURLデータベースの構築が困難になる恐れがある。
一方、上述した従来の迷惑メールのフィルタリング方法では、第2の従来技術の場合、URLデータベース76に様々なURLが予め登録されているが、カテゴリ毎に分類されていないので、エンドユーザ毎の好みを反映することができないという問題がある。例えば、「出会い系」のURLの電子メールは受信したいが、「金融系」のURLの電子メールは拒否したいという柔軟な対応を行うことができない。つまり、第2の従来技術では、全てを受信するか、全てを受信拒否するかのどちらかしかない。
さらに、上述したような受信側での迷惑メール対策に対向して、迷惑メールの送信業者は新たな手法で迷惑メールを送信し始めており、従来の受信規制対策ではこれを防ぐことができない。上記の手法としては、例えば、URLに特殊文字を紛れ込ませることで、上記の受信規制対策をくぐり抜けようとする方法もある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、エンドユーザの受信拒否登録作業を簡素化することができ、効果的なフィルタリングシステムを容易に構築することができる電子メールフィルタリングシステム、メール転送装置及びそれらに用いる電子メールフィルタリング方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による電子メールフィルタリングシステムは、メールサーバを介してエンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するシステムにおいて、前記エンドユーザにとって不要な電子メールをフィルタリングする電子メールフィルタリングシステムであって、
前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを備えている。
前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを備えている。
本発明による他の電子メールフィルタリングシステムは、エンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するメールサーバに当該電子メールを転送するメール転送装置を含むシステムにおいて、前記エンドユーザにとって不要な電子メールをフィルタリングする電子メールフィルタリングシステムであって、
前記メール転送装置は、前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを備えている。
前記メール転送装置は、前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを備えている。
本発明によるメール転送装置は、エンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するメールサーバに当該電子メールを転送するメール転送装置であって、
前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを備えている。
前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを備えている。
本発明による電子メールフィルタリング方法は、エンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するメールサーバに当該電子メールを転送するメール転送装置を含むシステムにおいて、前記エンドユーザにとって不要な電子メールをフィルタリングする電子メールフィルタリングシステムに用いられる電子メールフィルタリング方法であって、
前記メール転送装置が、前記電子メールの本文中のURLを抽出する第1の処理と、前記第1の処理で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する第2の処理と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出する第3の処理と、前記第3の処理で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第4の処理と、前記第4の処理で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第5の処理と、前記第2の処理で前記特殊文字が削除されたURLと前記第5の処理で取得されたURLとを比較する第6の処理と、前記第6の処理で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する第7の処理とを実行している。
前記メール転送装置が、前記電子メールの本文中のURLを抽出する第1の処理と、前記第1の処理で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する第2の処理と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出する第3の処理と、前記第3の処理で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第4の処理と、前記第4の処理で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第5の処理と、前記第2の処理で前記特殊文字が削除されたURLと前記第5の処理で取得されたURLとを比較する第6の処理と、前記第6の処理で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する第7の処理とを実行している。
本発明による電子メールフィルタリング方法のプログラムは、エンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するメールサーバに当該電子メールを転送するメール転送装置を含むシステムにおいて、前記エンドユーザにとって不要な電子メールをフィルタリングする電子メールフィルタリングシステムに用いられる電子メールフィルタリング方法のプログラムであって、コンピュータに、前記電子メールの本文中のURLを抽出する第1の処理と、前記第1の処理で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する第2の処理と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出する第3の処理と、前記第3の処理で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第4の処理と、前記第4の処理で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第5の処理と、前記第2の処理で前記特殊文字が削除されたURLと前記第5の処理で取得されたURLとを比較する第6の処理と、前記第6の処理で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する第7の処理とを実行させている。
すなわち、本発明の電子メールフィルタリングシステムは、有害サイトのURL(Uniform Resource Locator)を含む迷惑メールをフィルタリングすることによって、メールサーバ及びエンドユーザを迷惑メールから保護するものである。
より具体的に説明すると、本発明の電子メールフィルタリングシステムでは、エンドユーザがエンドユーザ端末を用いて、事前にフィルタリングしたいURLのカテゴリをメール転送装置のユーザ別URLカテゴリ情報データベースに登録しておく。
メール転送装置のメール転送制御部は、エンドユーザ端末向けの電子メールを受信すると、メールサーバへの転送を保留し、本文URL抽出部及び宛先メールアドレス抽出部へ電子メールを転送する。本文URL抽出部は電子メールの本文中のURLを抽出してURL内不要コード削除部に転送する。URL内不要コード削除部は本文URL抽出部から転送されてきたURLについて、URL内部に埋め込まれている「URLに無関係な制御コード等の特殊文字」を削除し、その結果生成された純粋なURLをURL比較部に転送する。宛先メールアドレス抽出部は宛先メールアドレスを抽出してURL比較部に転送する。
URL比較部は宛先メールアドレス抽出部から転送された宛先メールアドレスを基に、ユーザ別URLカテゴリ情報データベースに該当ユーザが登録したフィルタリングすべきURLカテゴリを取得する。URL比較部はユーザ別URLカテゴリ情報データベースから取得したURLカテゴリについて、カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する。
URL比較部はURL内不要コード削除部から転送されたURLとカテゴリ別URLデータベースから取得したURLとを比較し、一致するURLの有無の情報をメール転送制御部に送る。メール転送制御部はURL比較部から「一致するURLあり」との通知を受けた場合、メールサーバに電子メールを転送せずに破棄する。一致するURLがない場合には、メールサーバに電子メールを転送する。
このように、本発明の電子メールフィルタリングシステムでは、破棄したいURLカテゴリを指定することによって、個別のURLを登録する必要がない。これによって、本発明の電子メールフィルタリングシステムでは、エンドユーザの受信拒否登録作業を簡素化することが可能となるので、効果的なフィルタリングシステムを容易に構築することが可能となる。
また、本発明の電子メールフィルタリングシステムでは、エンドユーザが望まない不要な電子メールをメールサーバに到達する前に破棄することによって、メールサーバの負荷を抑制することが可能となる。これによって、本発明の電子メールフィルタリングシステムでは、メールサーバ増強のコストを抑えることが可能となる。
さらに、本発明の電子メールフィルタリングシステムでは、エンドユーザの端末について、電子メールの受信の度に課金される場合であっても、望まない電子メールを受信する前に破棄することによって、課金されずに済むという効果を奏する。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、エンドユーザの受信拒否登録作業を簡素化することができ、効果的なフィルタリングシステムを容易に構築することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による電子メールフィルタリングシステムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による電子メールフィルタリングシステムはメール転送装置1と、メールサーバ2と、エンドユーザ端末3とから構成されている。
メール転送装置1はメール転送制御部11と、本文URL(Uniform Resource Locator)抽出部12と、宛先メールアドレス抽出部13と、URL内不要コード削除部14と、URL比較部15と、ユーザ別URLカテゴリ情報データベース16と、カテゴリ別URLデータベース17とから構成されている。
メール転送制御部11は図示せぬネットワークからエンドユーザ宛の電子メールを受信すると、本文URL抽出部12及び宛先メールアドレス抽出部13にその電子メールを転送する機能と、URL比較部15から通知されるURL比較情報によって、電子メールをメールサーバ2に転送するか、あるいは電子メールを破棄するかを決定して実行する機能とを有している。
本文URL抽出部12はメール転送制御部11から転送された電子メールについて、電子メールの本文中にあるURLを抽出し、URL内不要コード削除部14に転送する機能を有している。宛先メールアドレス抽出部13はメール転送制御部11から転送された電子メールについて、宛先メールアドレスを抽出してURL比較部15に転送する機能を有している。URL内不要コード削除部14は本文URL抽出部12で抽出されたURL内部に埋め込まれている「URLに無関係な制御コード等の特殊文字」を削除し、そのURLをURL比較部15に転送する機能を有している。
URL比較部15は宛先メールアドレス抽出部13から通知された宛先メールアドレスを基にユーザ別URLカテゴリ情報データベース16に問い合わせて、該当ユーザが指定したフィルタリングすべきURLカテゴリ情報を取得する機能と、このURLカテゴリに属するURLデータをカテゴリ別URLデータベース17から取得する機能と、URL内不要コード削除部14から転送されたURLとカテゴリ別URLデータベース17から取得したURLデータとを比較し、一致するURLの有無の情報をメール転送制御部11に通知する機能とを有している。
ユーザ別URLカテゴリ情報データベース16はエンドユーザ端末3からの指示によって、各エンドユーザのフィルタリングしたいURLのカテゴリ情報を記録する機能と、URL比較部15からの問い合わせに対して該当ユーザが指定したフィルタリングするURLのカテゴリ情報を返答する機能とを有している。
カテゴリ別URLデータベース17は、一般に、フィルタリングすべきと思われるURL情報をカテゴリ別に保持する機能を有している。このURL情報は定期的に更新される。
メールサーバ2はメール転送制御部11から転送された電子メールを、各エンドユーザに配信する機能を有している。エンドユーザ端末3はメールサーバ2から配信される電子メールを受信する機能と、ユーザ別URLカテゴリ情報データベース16にフィルタリングすべきURLカテゴリの記録を指示する機能とを有している。
図2は図1のメール転送装置1の動作を示すシーケンスチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の一実施例による電子メールフィルタリングシステムの動作について説明する。尚、メール転送装置1の各部を図示せぬCPU(中央処理装置)及び制御プログラムを格納するメインメモリにて実現する場合、図2に示す処理はCPUがメインメモリの制御プログラムを実行することで実現される。
ユーザ別URLカテゴリ情報データベース16には、エンドユーザによって、予めエンドユーザ端末3を用いてフィルタリングしたいURLのカテゴリが記録されている。この場合には、カテゴリとして、「金融系」、「出会い系」等が考えられる。
メール転送制御部11はエンドユーザ向けの電子メールを受信すると(図2ステップS1)、通常ならば即座に後段のメールサーバ2に転送するところであるが、迷惑メールを破棄すべきかどうかを確認するために、メールサーバ2へのメール転送を保留する。ここで、上記の電子メールには有害なサイトへ誘導するためのURLが記載されているものとする。
メール転送制御部11は受信した電子メールをそれぞれ本文URL抽出部12及び宛先メールアドレス抽出部13に転送する(図2ステップS2,S3)。本文URL抽出部12は本文内のURLを抽出し(図2ステップS4)、抽出したURLをURL内不要コード削除部14に渡し、そのURLから不要な特殊文字を削除してからURL比較部15へ転送する(図2ステップS5)。
宛先メールアドレス抽出部13は宛先メールアドレスを抽出し(図2ステップS6)、抽出した宛先メールアドレスをURL比較部155に転送する(図2ステップS7)。URL比較部15は宛先メールアドレス抽出部13から転送されてきた宛先メールアドレスを基に、ユーザ別URLカテゴリ情報データベース16に該当するユーザが指定したフィルタリングすべきURLカテゴリを問い合わせる(図2ステップS8)。ユーザ別URLカテゴリ情報データベース16はURL比較部15からの問合せに回答する(図2ステップS9)。
URL比較部15はユーザ別URLカテゴリ情報データベース16からの回答を基に、該当するカテゴリに分類されているURLをカテゴリ別URLデータベース17に問い合わせる(図2ステップS10)。尚、このURLは、一般に、フィルタリングすべきと考えられているURL群のことである。カテゴリ別URLデータベース17の内容は、常に最新の状態を保つため、定期的に更新される。カテゴリ別URLデータベース17はURL比較部15からの問合せに回答する(図2ステップS11)。
URL比較部15はURL内不要コード削除部14で不要な特殊文字が削除されたURLと、カテゴリ別URLデータベース17からの回答で得たURLとを比較し、一致するURLの有無を判定し(図2ステップS12)、その判定結果をメール転送制御部11に通知する(図2ステップS13)。
メール転送制御部11はURL比較部15からの判定結果を確認し(図2ステップS14)、一致するURLがある場合、電子メールにフィルタリングすべきURLが含まれていることになるので、その電子メールを破棄する(図2ステップS16)。メール転送制御部11は一致するURLがない場合、電子メールにフィルタリングすべきURLが含まれていないことになるので、その電子メールをメールサーバ2へ転送する(図2ステップ15)。
このように、本実施例では、破棄したいURLカテゴリをエンドユーザが指定しておくことによって、個別のURLを登録する必要がなく、エンドユーザの受信拒否登録作業を簡素化することができ、効果的なフィルタリングシステムを容易に構築することができる。
また、本実施例では、エンドユーザが望まない不要な電子メールをメールサーバ2に到達する前に破棄することによって、メールサーバ2の負荷を抑制することができるので、メールサーバ2を増強するためのコストを抑えることができる。
さらに、本実施例では、エンドユーザ端末3について、電子メールの受信の度に課金される場合であっても、望まない電子メールを受信する前に破棄することによって、課金されずに済むという効果が得られる。
さらにまた、本実施例では、URL内不要コード削除部14でURL内部に埋め込まれている「URLに無関係な制御コード等の特殊文字」を削除することで、チェック機構をかいくぐろうとする電子メールを見逃さずにフィルタリングすることができる。尚、URLに無関係な文字が挿入されているのは、メール受信側の各種フィルタリングシステムのチェックをかいくぐるため、迷惑メール送信者が意図的に行っているものである。
図3は本発明の他の実施例による電子メールフィルタリングシステムの構成を示すブロック図である。図3において、本発明の他の実施例による電子メールフィルタリングシステムはメール転送装置4に、サブジェクト(Subject)内URL抽出部41を追加してURL抽出機能を強化した以外は、図1に示す本発明の一実施例による電子メールフィルタリングシステムと同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。また、同一構成要素の動作は本発明の一実施例と同様である。
本実施例の動作は、メール転送制御部11が本文URL抽出部12及び宛先メールアドレス抽出部13に電子メールを転送するところまで、上述した本発明の一実施例と同様の動作である。
メール転送制御部11は電子メールを受信すると、その電子メールをサブジェクト内URL抽出部41に転送する。サブジェクト内URL抽出部41は、その電子メールのサブジェクト(メール件名)の中からURLを抽出する。
ここで、サブジェクトは複数のパートに分割され、それぞれ個別にエンコードされている場合がある。そのため、サブジェクト内URL抽出部41にて、それぞれエンコードされたものをデコードし、元のサブジェクトに復元してからURLを抽出する。サブジェクト内URL抽出部41は抽出したURLをURL内不要コード削除部14に転送する。
本文URL抽出部12はメール転送制御部11から転送されてきた電子メールの本文からURLを抽出し、抽出したURLをURL内不要コード削除部14に転送する。URL内不要コード削除部14はサブジェクト内URL抽出部41及び本文URL抽出部12から転送されてきたURLについて、URL内部に埋め込まれている「URLに無関係な制御コード等の特殊文字」を削除し、その結果生成された純粋なURLをURL比較部15に転送する。
URL比較部15は、本発明の一実施例と同様に、URL内不要コード削除部14から転送されてきたURLとカテゴリ別URLデータベース17から転送されてきてたURLとを比較する。
メール転送制御部11はURL比較部15からの判定結果を確認し、一致するURLがある場合、電子メールにフィルタリングすべきURLが含まれていることになるので、その電子メールを破棄する。メール転送制御部11は一致するURLがない場合、電子メールにフィルタリングすべきURLが含まれていないことになるので、その電子メールをメールサーバ2へ転送する。
このように、本発明の他の実施例では、サブジェクト内URL抽出部41にてデコードして復元した元のサブジェクトから抽出したURL及び本文URL抽出部12から転送されてきたURLに対して、URL内不要コード削除部14でURL内部に埋め込まれている「URLに無関係な制御コード等の特殊文字」を削除することで、チェック機構をかいくぐろうとする電子メールを見逃さずにフィルタリングすることができるという効果を奏する。同時に、本発明の他の実施例では、元のサブジェクトをサブジェクト内URL抽出部41にてデコードして復元しているので、サブジェクト内の複数のパートにも対応することができる。
1,4 メール転送装置
2 メールサーバ
3 エンドユーザ端末
11 メール転送制御部
12 本文URL抽出部
13 宛先メールスアドレス抽出部
14 URL内不要コード削除部
15 URL比較部
16 ユーザ別URLカテゴリ情報データベース
17 カテゴリ別URLデータベース
41 サブジェクト内URL抽出部
2 メールサーバ
3 エンドユーザ端末
11 メール転送制御部
12 本文URL抽出部
13 宛先メールスアドレス抽出部
14 URL内不要コード削除部
15 URL比較部
16 ユーザ別URLカテゴリ情報データベース
17 カテゴリ別URLデータベース
41 サブジェクト内URL抽出部
Claims (17)
- メールサーバを介してエンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するシステムにおいて、前記エンドユーザにとって不要な電子メールをフィルタリングする電子メールフィルタリングシステムであって、
前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを有することを特徴とする電子メールフィルタリングシステム。 - 前記転送制御手段は、前記エンドユーザ宛の電子メールの受信時に当該電子メールの前記メールサーバへの転送を保留とし、当該電子メールを前記URL抽出手段及び前記アドレス抽出手段に転送することを特徴とする請求項1記載の電子メールフィルタリングシステム。
- 前記転送制御手段は、前記比較手段で一致が検出されない時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電子メールフィルタリングシステム。
- 前記URLが埋め込まれたサブジェクトが複数のパートに分割されて個別にエンコードされている場合にエンコードされたサブジェクトをデコードして元のサブジェクトに復元する手段を含み、その復元されたサブジェクトから前記URLを抽出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の電子メールフィルタリングシステム。
- エンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するメールサーバに当該電子メールを転送するメール転送装置を含むシステムにおいて、前記エンドユーザにとって不要な電子メールをフィルタリングする電子メールフィルタリングシステムであって、
前記メール転送装置は、前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを有することを特徴とする電子メールフィルタリングシステム。 - 前記転送制御手段は、前記エンドユーザ宛の電子メールの受信時に当該電子メールの前記メールサーバへの転送を保留とし、当該電子メールを前記URL抽出手段及び前記アドレス抽出手段に転送することを特徴とする請求項5記載の電子メールフィルタリングシステム。
- 前記転送制御手段は、前記比較手段で一致が検出されない時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送することを特徴とする請求項5または請求項6記載の電子メールフィルタリングシステム。
- 前記メール転送装置は、前記URLが埋め込まれたサブジェクトが複数のパートに分割されて個別にエンコードされている場合にエンコードされたサブジェクトをデコードして元のサブジェクトに復元する手段を含み、その復元されたサブジェクトから前記URLを抽出することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の電子メールフィルタリングシステム。
- エンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するメールサーバに当該電子メールを転送するメール転送装置であって、
前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースと、前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースと、前記電子メールの本文中のURLを抽出するURL抽出手段と、前記URL抽出手段で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する削除手段と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第1の取得手段と、前記第1の取得手段で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第2の取得手段と、前記削除手段で前記特殊文字が削除されたURLと前記第2の取得手段で取得されたURLとを比較する比較手段と、前記比較手段で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する転送制御手段とを有することを特徴とするメール転送装置。 - 前記転送制御手段は、前記エンドユーザ宛の電子メールの受信時に当該電子メールの前記メールサーバへの転送を保留とし、当該電子メールを前記URL抽出手段及び前記アドレス抽出手段に転送することを特徴とする請求項9記載のメール転送装置。
- 前記転送制御手段は、前記比較手段で一致が検出されない時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送することを特徴とする請求項11または請求項12記載のメール転送装置。
- 前記URLが埋め込まれたサブジェクトが複数のパートに分割されて個別にエンコードされている場合にエンコードされたサブジェクトをデコードして元のサブジェクトに復元する手段を含み、その復元されたサブジェクトから前記URLを抽出することを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか記載のメール転送装置。
- エンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するメールサーバに当該電子メールを転送するメール転送装置を含むシステムにおいて、前記エンドユーザにとって不要な電子メールをフィルタリングする電子メールフィルタリングシステムに用いられる電子メールフィルタリング方法であって、
前記メール転送装置が、前記電子メールの本文中のURLを抽出する第1の処理と、前記第1の処理で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する第2の処理と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出する第3の処理と、前記第3の処理で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第4の処理と、前記第4の処理で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第5の処理と、前記第2の処理で前記特殊文字が削除されたURLと前記第5の処理で取得されたURLとを比較する第6の処理と、前記第6の処理で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する第7の処理とを実行することを特徴とする電子メールフィルタリング方法。 - 前記第7の処理は、前記エンドユーザ宛の電子メールの受信時に当該電子メールの前記メールサーバへの転送を保留とし、当該電子メールを前記第1の処理及び前記第3の処理に転送することを特徴とする請求項13記載の電子メールフィルタリング方法。
- 前記第7の処理は、前記第6の処理で一致が検出されない時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送することを特徴とする請求項16または請求項14記載の電子メールフィルタリング方法。
- 前記メール転送装置が、前記URLが埋め込まれたサブジェクトが複数のパートに分割されて個別にエンコードされている場合にエンコードされたサブジェクトをデコードして元のサブジェクトに復元する処理を実行し、その復元されたサブジェクトから前記URLを抽出することを特徴とする請求項13から請求項15のいずれか記載の電子メールフィルタリング方法。
- エンドユーザ宛の電子メールをユーザ端末に配信するメールサーバに当該電子メールを転送するメール転送装置を含むシステムにおいて、前記エンドユーザにとって不要な電子メールをフィルタリングする電子メールフィルタリングシステムに用いられる電子メールフィルタリング方法のプログラムであって、コンピュータに、前記電子メールの本文中のURLを抽出する第1の処理と、前記第1の処理で抽出されたURL内部に埋め込まれている当該URLに無関係な特殊文字を削除する第2の処理と、前記電子メールの宛先メールアドレスを抽出する第3の処理と、前記第3の処理で抽出された宛先メールアドレスを基に前記ユーザ端末を介して登録されかつ予め設定されたURL(Uniform Resource Locator)のカテゴリを蓄積するユーザ別URLカテゴリ情報データベースからカテゴリ情報を取得する第4の処理と、前記第4の処理で取得されたカテゴリ情報を基に前記カテゴリ別に前記電子メールのURLを蓄積するカテゴリ別URLデータベースからURLを取得する第5の処理と、前記第2の処理で前記特殊文字が削除されたURLと前記第5の処理で取得されたURLとを比較する第6の処理と、前記第6の処理で一致が検出された時に前記エンドユーザ宛の電子メールを前記メールサーバに転送せずに廃棄する第7の処理とを実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004354774A JP2006166042A (ja) | 2004-12-08 | 2004-12-08 | 電子メールフィルタリングシステム、メール転送装置及びそれらに用いる電子メールフィルタリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004354774A JP2006166042A (ja) | 2004-12-08 | 2004-12-08 | 電子メールフィルタリングシステム、メール転送装置及びそれらに用いる電子メールフィルタリング方法 |
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JP2004354774A Pending JP2006166042A (ja) | 2004-12-08 | 2004-12-08 | 電子メールフィルタリングシステム、メール転送装置及びそれらに用いる電子メールフィルタリング方法 |
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JP (1) | JP2006166042A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008204425A (ja) * | 2007-01-26 | 2008-09-04 | Yahoo Japan Corp | Urlの類似性分析による処理省略判定プログラム、装置 |
WO2009097777A1 (zh) * | 2008-01-25 | 2009-08-13 | Huawei Technologies Co., Ltd. | 流量控制方法、接入设备及网络系统 |
WO2019053844A1 (ja) * | 2017-09-14 | 2019-03-21 | 三菱電機株式会社 | メール検査装置、メール検査方法およびメール検査プログラム |
WO2024013902A1 (ja) * | 2022-07-13 | 2024-01-18 | 日本電信電話株式会社 | 類似度算出装置、類似度算出方法および類似度算出プログラム |
-
2004
- 2004-12-08 JP JP2004354774A patent/JP2006166042A/ja active Pending
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