JP2006164884A - 触媒材料の塗布方法及び塗布装置 - Google Patents

触媒材料の塗布方法及び塗布装置 Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池セルを構成する膜電極接合体において、高分子電解質膜又は多孔質支持層の表面に触媒スラリーを塗布するスプレーノズルの先端部での詰まりを防止する。
【解決手段】スプレーノズル10内のニードル13を回転駆動して、触媒スラリー吐出孔12bを通過しようとする触媒スラリーにせん断力を与えることにより、触媒スラリーに含まれる分散粒子の凝集を抑制して、触媒スラリーに含まれる分散粒子が凝集して触媒スラリー吐出孔12bとニードル13との間の隙間が詰まるのを防止するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高分子電解質膜を用いた燃料電池の製造技術に関し、詳しくは、燃料電池単セルの触媒層となる触媒スラリーの塗布方法及び塗布装置に関する。
高分子電解質膜を用いた燃料電池は、高分子電解質膜の両面に燃料極および空気極を接合一体化した膜電極接合体(MEA)を、セパレータで挟み込んで燃料電池単セルを構成し、この燃料電池単セルの複数個を積層することで燃料電池スタックとしている。
この膜電極接合体は、高分子電解質膜の両面に触媒層を形成し、さらにその外側に多孔質支持層を取り付けて接合一体化した構成(あるいは多孔質支持層の表面に触媒層を形成し、これを高分子電解質膜の両面に貼り合わせて接合一体化した構成)となっている。
触媒層の形成方法としては、電着方式、ダイコータ方式、スプレー方式などの塗装方法が用いられる。そして、これらの塗装方法に使用できるように、水やプロピルアルコールなどの溶媒と、高分子電解質膜との活性度を高めるために添加された高分子材料と、白金などの触媒粒子を担持したカーボン材料などをミル装置により粒径1μm程度に粉砕しながら混合、分散して触媒スラリーを作製し、この触媒スラリーを上記塗装方法により高分子電解質膜または多孔質支持層に塗布している(特許文献1、特許文献2参照)。
上記塗布方法の中でも、スプレー方式は装置のコストや安全性の面から作業しやすいという利点がある。このスプレー方式としては、一定量の触媒スラリーをスプレー塗布装置の先端部分に設けられたノズル部に供給し、その付近に同様に供給されるエアーの空気圧によって微細な霧状にする方式や、スプレー塗布装置の先端に装着された回転体を高回転で回転させ、その回転体の内壁面に触媒スラリーを供給し、遠心力により微細な粒子にする方式がある。
特開2003−346821号公報 特開2003−100314号公報
上記スプレー方式のうち、触媒スラリーをエアーで霧化する方式は、スプレー塗布装置のスラリー吐出ノズルにおいて、スラリー吐出孔をニードルで狭め、圧縮した触媒スラリーをスラリー吐出孔とニードルとの間の狭い隙間から噴霧する構成となっている。
この方式では、スラリー吐出孔内において、触媒スラリーに含まれるカーボン粒子などの分散粒子が乾燥により凝縮し、その粒子径が徐々に増大して、ついにはスラリー吐出孔とニードルとの間の隙間が詰まってしまうことがある。このように、スラリー吐出ノズルにおいて詰まりが発生すると、触媒スラリーを安定して供給することが難しくなり、高分子電解質膜又は多孔質支持層に触媒層を均一に塗布できなくなるという問題を生じることになる。
本発明に係わる触媒材料の塗布方法は、触媒粒子を担持したカーボン粒子、溶媒及び高分子材料を含む触媒材料と、この触媒材料を霧化するエアーとをスプレーノズルに供給し、このスプレーノズルで霧状にした前記触媒材料を被塗布媒体の表面に噴霧する触媒材料の塗布方法において、前記スプレーノズルの触媒材料吐出部において、前記触媒材料にせん断力を与えることを特徴とする。
本発明に係わる触媒材料の塗布装置は、触媒粒子を担持したカーボン粒子、溶媒及び高分子材料を含む触媒材料と、この触媒材料を霧化するエアーとをスプレーノズルに供給し、このスプレーノズルで霧状にした前記触媒材料を被塗布媒体の表面に噴霧する触媒材料の塗布装置において、前記スプレーノズルの触媒材料吐出部において、前記触媒材料にせん断力を与えるせん断力付与手段を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、触媒材料吐出部を通過しようとする触媒材料にせん断力が与えられるため、触媒材料に含まれる分散粒子の凝集が抑制され、また凝集した粒子塊はせん断力により破壊されることになる。このため、触媒材料の分散粒子が凝集して触媒材料吐出孔の隙間に詰まってしまうことがなく、触媒材料を安定して供給することができる。
以下、本発明に係わる触媒材料の塗布方法及び塗布装置を実施するための最良の形態となる実施例について説明する。
図1は、実施例1に係わるスプレーノズル10の構造を示す断面図である。このスプレーノズル10は、第1ハウジング11と、この第1ハウジング11の内側に配置され、内部にニードル(ニードル部)13が挿入された第2ハウジング12と、ニードル13を回転駆動するニードル駆動部(せん断力付与手段)14とを備えて構成されている。
第1ハウジング11にはエアー供給パイプ15が接続され、第1ハウジング11と第2ハウジング12との間に形成されたエアー流路16と連通している。このエアー流路16には、図示しないエアータンクからエアーが加圧供給される。
この第1ハウジング11は全体が円筒形状であり、その一端に略円錐形状のエアー吐出部11aが形成されている。そして、エアー吐出部11aの先端部分にはエアー吐出孔11bが形成されている。
第2ハウジング12には触媒スラリー供給パイプ17が接続され、第2ハウジング12の内部に形成された触媒スラリー流路18と連通している。この触媒スラリー流路18には、図示しない触媒スラリータンクから触媒スラリーが加圧供給される。
この第2ハウジング12は中央部が円筒形状であり、その一端に漏斗形状の触媒スラリー吐出部(触媒材料吐出部)12aが形成されている。そして、触媒スラリー吐出部12aの先端部分には、触媒スラリー吐出孔12bが形成されている。
図1に示すように、第2ハウジング12の触媒スラリー吐出部12aは第1ハウジング11のエアー吐出孔11b内に挿入され、第1ハウジング11のエアー吐出孔11bと第2ハウジング12の触媒スラリー吐出部12aとの間にエアーを吐出するための隙間を形成している。
また、触媒スラリー吐出部12aの内側には先端円錐形状のニードル(ニードル部)13が挿入され、シャフト19によりニードル駆動部14と連結されている。
ニードル駆動部14は、第2ハウジング12の内部に挿入されたニードル13を回転駆動するためのモータ21と、図示しない電源部及び制御部などを備えて構成されている。モータ21はニードル13のシャフト19と連結され、モータ21で発生した回転力によりニードル13が矢印方向(又は反矢印方向)に回転駆動されるように構成されている。
このニードル駆動部14によるニードル13の回転数は、触媒スラリーの成分や、温度条件などに応じて適宜に設定されるが、およそ20〜20000rpmの範囲とすることが望ましい。ちなみに、回転数が20rpm以下の場合は触媒スラリーの分散粒子に対して十分なせん断力を与えることができないため、凝集を抑制することができなくなる。また、回転数が20000rpmを越えると、触媒スラリーとニードル13との間の摩擦により温度が上昇し、溶媒成分が揮発して被塗布媒体への触媒スラリーの塗着が悪くなる。
なお、触媒スラリーとしては、水やプロピルアルコールなどの溶媒と、高分子電解質膜の活性度を高めるために添加された高分子材料と、白金などの触媒粒子を担持したカーボン粒子とを混合・分散することにより作製された触媒スラリーが用いられる。
ここで、ニードル13の構造について説明する。図3(a)は、ニードル13の側面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。本実施例のニードル13は、触媒スラリーのせん断力を高めるために、先端円錐形状となる表面部分に複数の溝13aが放射状に形成されている。この溝13aの幅wは約1〜10μm、深さdは20μm以下とすることが望ましい。溝13aの断面形状としてはV字形状、U字形状などを用いることができる。また、溝13aの形状は図4に示すような螺旋形状であってもよい。
上記のように構成されたスプレーノズル10において、触媒スラリー供給パイプ17から第2ハウジング12内に触媒スラリーを加圧供給するとともに、エアー供給パイプ15からエアーを加圧供給すると、第2ハウジング12の触媒スラリー吐出孔12bから吐出された触媒スラリーは、第1ハウジング11のエアー吐出孔11bから排出されたエアーにより細かい粒子に分散され、微細な霧状となって、被塗布媒体である高分子電解質膜または多孔質支持層の表面に噴霧される。
このとき、ニードル13を回転駆動しながら噴霧すると、触媒スラリー吐出孔12bを通過しようとする触媒スラリーにせん断力が与えられるため、触媒スラリーに含まれる分散粒子の凝集が抑制され、また凝縮した粒子塊をせん断力により破壊することができる。したがって、触媒スラリーに含まれる分散粒子が凝集して触媒スラリー吐出孔12bとニードル13との間の隙間が詰まってしまうことがなく、触媒スラリーを安定して供給することができる。
なお、噴霧前(待機時)にニードル13を回転駆動し、触媒スラリー吐出孔12bの近傍に滞留する触媒スラリーにせん断力を与えるようにして、噴霧中はニードル13の回転を停止するようにしてもよい。
したがって、本実施例によれば、触媒スラリーに含まれる分散粒子が凝集して触媒スラリー吐出孔12bとニードル13との間の隙間が詰まってしまうことがないため、高分子電解質膜又は多孔質支持層に触媒スラリーを均一に塗布できるだけでなく、触媒スラリーを連続して塗布することが可能となり、作業効率を向上させることができる。
また、触媒スラリーの分散粒子径が小さくなるため、触媒層が平滑化して発電性能を向上させることができる。さらには、塗布設備における洗浄回数を減らして、使用する触媒スラリーの歩留まりを向上させることができる。
本実施例では、スプレーノズルの基本構造を変えることなしに、ニードル13を回転駆動することにより触媒スラリーにせん断力を与えるようにしているため、スプレーノズルとしての基本性能を維持しながら触媒スラリーを安定して供給することができる。
また、本実施例では、ニードル13に対してモータ21によりせん断力を与えているため、触媒スラリーの成分や、温度条件などに応じて、回転数を細かく設定することができる。
さらに、本実施例では、ニードル13の先端円錐形の表面部分に複数の溝13aを形成しているため、表面部分を均一面とした場合に比べて触媒スラリーに対するせん断力を高めることができる。
図2は、実施例2に係わるスプレーノズル10Aの構造を示す断面図である。以下、図1と同等部分には同一符号を付して説明する。また、実施例1と重複する構成、及び作用効果の説明を適宜に省略する。
本実施例のスプレーノズル10Aは、第1ハウジング11と、この第1ハウジング11の内側に配置され、内部にニードル13が挿入された第2ハウジング12と、ニードル13を回転駆動するエアータービン23とを備えて構成されている。
エアータービン23は外周に沿って複数の羽根23aが設けられ、中心部がニードル13のシャフト19と連結されている。このシャフト19は、第2ハウジング12の後端に設けられた軸受け部24と、第1ハウジング11の後端に設けられた軸受け部25により回動自在に支承されている。エアー供給パイプ15から加圧供給されたエアーによりエアータービン23が回転すると、このエアータービン23の回転と連動してニードル13が矢印方向(又は反矢印方向)に回転駆動される。
ニードル13の回転数は、供給されるエアーの圧力と、エアータービン23の羽根23aの形状、本数に応じて設定される。
上記のように構成されたスプレーノズル10Aにおいて、触媒スラリー供給パイプ17から第2ハウジング12内に触媒スラリーを加圧供給するとともに、エアー供給パイプ15から圧縮されたエアーを加圧供給すると、第2ハウジング12の触媒スラリー吐出孔12bから吐出された触媒スラリーは、第1ハウジング11のエアー吐出孔11bから排出されたエアーにより細かい粒子に分散され、微細な霧状となって被塗布媒体となる高分子電解質膜または多孔質支持層の表面に噴霧される。
このとき、第1ハウジング11内に加圧供給されたエアーによりエアータービン23が回転し、これと連動してニードル13が回転駆動される。これにより、触媒スラリー吐出孔12bを通過しようとする触媒スラリーにせん断力が与えられるため、触媒スラリーに含まれる分散粒子の凝集が抑制され、また凝集した粒子塊はせん断力により破壊される。したがって、触媒スラリーに含まれる分散粒子が凝集して触媒スラリー吐出孔12bとニードル13との間の隙間が詰まってしまうことがなく、触媒スラリーを安定して供給することができる。
したがって、本実施例においても、触媒スラリーに含まれる分散粒子が凝集して触媒スラリー吐出孔12bとニードル13との間の隙間が詰まってしまうことがないため、高分子電解質膜又は多孔質支持層に触媒スラリーを均一に塗布できるだけでなく、触媒スラリーを連続して塗布することが可能となり、作業効率を向上させることができる。
また、触媒スラリーの分散粒子径が小さくなるため、触媒層が平滑化して発電性能を向上させることができる。さらには、塗布設備における洗浄回数を減らして、使用する触媒スラリーの歩留まりを向上させることができる。
本実施例では、スプレーノズルの基本構造を変えることなしに、ニードル13を回転駆動することにより触媒スラリーにせん断力を与えるようにしているため、スプレーノズルとしての基本性能を維持しながら触媒スラリーを安定して供給することができる。
とくに、本実施例では、ニードル13をエアーにより回転駆動するようにしているため、スプレーノズルを軽量化することができる。また、ニードル13を回転駆動するための動力が不要となるため、製品コストを削減することができ、さらには電力などのランニングコストを削減することができる。
なお、上記各実施例では、ニードル13を回転駆動することで触媒スラリーにせん断力を与えるようにしているが、ニードル13を固定しておき、第1及び第2ハウジングを回転するように構成してもよい。
また、ニードル13を回転させずに、例えば超音波発生装置(図示せず)などの加振機構を用いて振動させることによっても、触媒スラリーにせん断力を与えることができる。
さらに、上記各実施例に示したスプレーノズルの構成は、図1及び図2の構成例に限定されるものではなく、他の形式のスプレーノズルにも適用することができる。すなわち本発明は、触媒スラリーをノズルから加圧供給するとともに、その周囲からエアー加圧供給することにより触媒スラリーを細かい粒子に分散し、微細な霧状にして噴霧するように構成されたスプレーノズル一般に適用することができる。
以上説明したように、上記各実施例によれば、スプレーノズルの触媒スラリー吐出部12aにおいて触媒スラリーにせん断力を与えるようにしたため、触媒スラリーに含まれる分散粒子の凝集が抑制され、また凝集した粒子塊はせん断力により破壊されることになる。したがって、触媒スラリーに含まれる分散粒子が凝集して触媒スラリー吐出孔12bとニードル13との間の隙間が詰まってしまうことがなく、触媒スラリーを安定して供給することができる(請求項1,5の効果)。
また、各実施例に示すスプレーノズルでは、スプレーノズルの基本構造を変えることなしに、ニードル13を回転駆動することにより触媒スラリーにせん断力を与えるようにしているため、スプレーノズルとしての基本性能を維持しながら触媒スラリーを安定して供給することができる(請求項2,6の効果)。
また、各実施例に示すスプレーノズルでは、ニードル13の先端円錐形の表面部分に複数の溝13aを形成しているため、表面部分を均一面とした場合に比べて触媒スラリーに対するせん断力を高めることができる(請求項9の効果)。
また、実施例1に示すスプレーノズルでは、ニードル13に対してモータ21によりせん断力を与えているため、触媒スラリーの成分や、温度条件などに応じて、回転数を細かく設定することができる(請求項3,7の効果)。
また、実施例2に示すスプレーノズルでは、ニードル13をエアーにより回転駆動するようにしているため、スプレーノズルを軽量化することができる。また、ニードル13を回転駆動するための動力が不要となるため、製品コストを削減することができ、さらには電力などのランニングコストを削減することができる(請求項4,8の効果)。
実施例1に係わるスプレーノズルの構造を示す断面図。 実施例2に係わるスプレーノズルの構造を示す断面図。 (a)はニードルの側面図。(b)は(a)のA−A線断面図。 ニードルの他の溝形状を示す側面図。
符号の説明
10,10A…スプレーノズル
11…第1ハウジング
11a…エアー吐出部
11a…吐出部
11b…エアー吐出孔
12…第2ハウジング
12a…触媒スラリー吐出部
12b…触媒スラリー吐出孔
13…ニードル
13a…溝
14…ニードル駆動部
15…エアー供給パイプ
16…エアー流路
17…触媒スラリー供給パイプ
18…触媒スラリー流路
19…シャフト
21…モータ
23…エアータービン
23a…羽根
24,25…軸受け部

Claims (9)

  1. 触媒粒子を担持したカーボン粒子、溶媒及び高分子材料を含む触媒材料と、この触媒材料を霧化するエアーとをスプレーノズルに供給し、このスプレーノズルで霧状にした前記触媒材料を被塗布媒体の表面に噴霧する触媒材料の塗布方法において、
    前記スプレーノズルの触媒材料吐出部において、前記触媒材料にせん断力を与えることを特徴とする触媒材料の塗布方法。
  2. 前記スプレーノズルの触媒材料吐出部内側には先端円錐形状のニードル部が挿入され、
    前記ニードル部を回転駆動することにより前記触媒材料にせん断力を与えることを特徴とする請求項1に記載の触媒材料の塗布方法。
  3. 前記ニードル部をモータにより回転駆動することを特徴とする請求項2に記載の触媒材料の塗布方法。
  4. 前記ニードル部を前記エアーにより回転駆動することを特徴とする請求項2に記載の触媒材料の塗布方法。
  5. 触媒粒子を担持したカーボン粒子、溶媒及び高分子材料を含む触媒材料と、この触媒材料を霧化するエアーとをスプレーノズルに供給し、このスプレーノズルで霧状にした前記触媒材料を被塗布媒体の表面に噴霧する触媒材料の塗布装置において、
    前記スプレーノズルの触媒材料吐出部において、前記触媒材料にせん断力を与えるせん断力付与手段を設けたことを特徴とする触媒材料の塗布装置。
  6. 前記スプレーノズルの触媒材料吐出部は、漏斗形状に形成された先端部と、この先端部の内側に挿入される先端円錐形状のニードル部とを備え、
    前記せん断力付与手段は、前記ニードル部を回転駆動することにより前記触媒材料にせん断力を与えることを特徴とする請求項5に記載の触媒材料の塗布装置。
  7. 前記せん断力付与手段は、前記ニードル部をモータにより回転駆動することを特徴とする請求項6に記載の触媒材料の塗布装置。
  8. 前記せん断力付与手段は、前記ニードル部を前記エアーにより回転駆動することを特徴とする請求項6に記載の触媒材料の塗布装置。
  9. 前記ニードル部は、先端円錐形状となる表面部分に複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の触媒材料の塗布装置。
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