JP2006164466A - データ記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リライタブルメディアにおいて、人為的な誤操作時にもデータを損失しないことを目的とする。
【解決手段】記録媒体102に対して記録を行った領域を、記録済み領域登録手段104が記録済み領域記憶手段106に記憶し、次に書き込みを行う前に書き込み領域確認手段105によりチェックを行い、一度記録した領域に書き込みを行おうとした場合に記録を禁止することによりデータの損失を防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ(以下PC)のデータや、映像音響機器の映像データや音楽データなどのマルチメディアコンテンツを記録するデータ記録再生装置に関する。
PCで取り扱うデータや、映像音響機器の映像データや音楽データなどのマルチメディアコンテンツは、ディジタルデータとして、ハードディスク(以下HDD)や光ディスクなどに記録されている。これらのデータは装置の高性能化等にともなってそのデータ量が膨大になってきており、突然の故障や不注意な作業などにより貴重で多大なデータを一瞬にして失ってしまうことに対する対策が必須となってきている。また、企業活動の健全性を高めるために、PCやサーバでの作業データに対して、一定期間の保持が義務付けられてきているように、データ損失は許されなくなってきている。
図12は従来のデータ記録再生装置による記録媒体上の記録方法を示している。図12において、901は主管理情報領域、902は主記録領域、903はバックアップ領域、904はバックアップ管理情報領域である。データ記録時には、記録すべきデータを主記録領域902とバックアップ記録領域903のそれぞれに記録する。データ再生時には、生成すべきデータを、主管理情報領域901の主管理情報に基づいて主記録領域902から読み出すが、主管理情報領域901の管理情報もしくは主記録領域902のデータの読み出しが不能となって再生すべきデータを読み出せない場合は、バックアップ管理情報領域904の管理情報に基づいてバックアップ記録領域903から再生すべきデータを読み出すようにしている。このように、従来のデータ記録再生装置では、記録媒体からのデータ読み出し不能を回避するために、1つの媒体に同じデータを2重に記録することにより、一方が読み出し不能になっても、もう一方から読み出しができればデータを失うことがないようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−208223号公報
しかしながら、従来のデータ記録再生装置では、書き換えが可能なリライタブルメディアに対しては利用者が人為的な誤操作によりデータを削除したり、初期化を行う可能性があり、このような場合にデータを失わないようにすることは非常に困難である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、リライタブルメディアにおいても、人為的な誤操作でデータを失わないデータ記録再生装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために本発明のデータ記録再生装置は、読み出し及び書き込みが可能な記録媒体と、データを前記記録媒体に書き込む書き込み手段と、前記記録媒体のうちデータが書き込み済みである領域を示す管理情報を記憶する記録済み領域記憶手段と、前記記録済み領域記憶手段に対して記録済み領域を登録する記録済み領域登録手段と、外部に接続されたホスト機器へ前記記録媒体の属性がライトワンスであるかリライタブルであるかを通知するライトワンス属性通知手段と、前記ライトワンス属性通知手段がライトワンスと通知するかリライタブルと通知するかを切り替える属性切り替え手段と、前記ライトワンス属性切り替え手段がライトワンスに設定されているときに、前記記録済み領域記憶手段の前記管理情報に基づいて前記ホスト機器から書き込み要求のあった記録先領域が書き込み済みであるかどうかを判断して前記ホスト機器に通知する記録済み領域確認手段とを備えた構成としたものである。
本発明のデータ記録再生装置によれば、記録媒体の記録済み領域を記憶してデータが失われないように書き込みを制限することにより、利用者の誤操作による貴重なデータの損失を避けることができる。さらに、管理された工程によりデータ記録再生装置を初期化する手段を提供することにより、運用コストをリライタブルメディアと遜色なくすることが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1から図5を用いて、本発明の実施の形態1におけるデータ記録再生装置を説明する。図1は、実施の形態1におけるデータ記録再生装置の構成図である。図1において、100は、データ記録再生装置であり、読み出し手段103、記録済み領域確認手段105、記録済み領域登録手段104、書き込み手段107、記録済み領域記憶手段106、記録媒体102、ライトワンス属性通知手段108、属性切り替え手段109を備えており、外部にホスト機器101が接続される。記録媒体102は、たとえばHDDや半導体メモリや光ディスクなどであり、論理ブロックアドレス(以下LBA)と転送サイズとを指定してアクセスし、読み出しと書き込みを行うことができる、すなわちリライタブルな媒体である。また、記録媒体102はリムーバブルでも、内蔵式(固定式)でもよい。本実施の形態では、内蔵用のHDDを用いて説明を行う。また、記録媒体102へのアクセスのためにLBAを指定するプロトコルとしては、ATA(AT Attachment)やSCSI(small computer systems interface)やUSB(Universal Serial Bus)などの方法があるが、本発明の実施の形態では具体的にATAによるプロトコルを用いて説明する。
ホスト機器101の構成例を図2に示す。100は、データ記録再生装置であり、ホスト機器101は、CPU(Central Processing Unit)201、HDD202、RAM(Random Access Memory)203、外部インタフェース204を備える汎用のPCが代表的な例であり、以下PCが記録媒体に読み出し、書き込みを行う処理を具体的に説明する。
図3から図5は記録済み領域記憶手段106の管理情報の状態を示した図である。以下、これを用いて管理情報の変化を説明する。記録済み領域記憶手段106には、記録媒体102のLBA毎にデータが書き込み済みであるかどうかを示す管理情報が記憶されている。
まず、ホスト機器101がデータ記録再生装置100を認識したときに、ライトワンス属性通知手段108が、データ記録再生装置100の属性をホスト機器101に対して通知する。通知する属性値としては、データ未記録の領域にのみ書き込みが可能で、データ記録済みの領域には上書き不可能なライトワンスと、データ未記録領域だけでなくデータ記録済み領域にも上書き可能なリライタブルとがある。通知する属性値は属性切り替え手段109の状態に依存し、属性切り替え手段109がスイッチでライトワンスであるかリライタブルかを切り替えられるように構成されている場合には、その設定値がライトワンス属性通知手段103から通知される。ライトワンス属性通知手段108がホスト機器101に対してリライタブルと通知した場合には、ホスト機器101はデータ記録再生装置100に対して通常のリライタブルメディアとしてアクセスする。一方、ライトワンス属性通知手段108がホスト機器101に対してライトワンスと通知した場合には、ホスト機器101はデータ記録再生装置100に対して、あたかもライトワンスメディアであるかのようにアクセスする。
以下ではまず、ライトワンス属性通知手段108がホスト機器101に対してライトワンスと通知し、ホスト機器101がデータ記録再生装置100をライトワンスと認識した場合の読み出し時の処理について説明を行う。読み出し手段103は、ホスト機器101からのコマンド(ATAのRead Multipleコマンドなど)として読み出し要求を受信する。なお、読み出しのためのコマンドは、LBAと転送サイズにより領域を指定するものとする。転送サイズは、セクタ単位(一定のバイト数単位でのアクセス、ここでは1セクタ=512バイトとする)での指定である。また、LBAはセクタ毎、すなわち512バイト毎に割り振られているものとする。この読み出し要求を受け取ると、読み出し手段103は、記録媒体102に対して、読み出しを行うLBAから転送サイズ分のデータを読み出してホスト機器101に読み出したデータを渡す。
次に、書き込みにおいては、読み出しと同様に、ホスト機器101からのコマンド(ATAのWrite Multipleコマンドなど)を受ける。なお、一般のHDDなどでは、LBAが0の領域には管理情報などが記録されているが、ここでは説明を容易にするために管理情報などは含まないものとする。1つ目の書き込みのコマンドは、LBAを0、転送サイズが2Mバイト(2097152バイト)のデータを書き込むコマンドとする。ここで、1セクタ=512バイトであるので、2Mバイト=4096セクタ、すなわち16進表現で1000セクタ(以下、16進表現の場合0x1000と表記)となる。まず、記録済み領域確認手段105がホスト機器101から書き込みコマンドを受け取ると、記録済み領域確認手段105は、記録済み領域記憶手段106から管理情報を取り出す。記録媒体102は、初期状態(何もデータが書き込まれていない状態)である場合は全領域が未記録領域であり、図3のようにすべてのLBAの書き込みフラグが0(書き込み済みでない)の状態である。記録済み領域確認手段105は、LBAが0から0xFFFまでの領域が書き込み済みでないので、書き込みが可能であることを確認できる。書き込みが可能であると判断した場合、記録済み領域確認手段105は、記録済み領域登録手段104に対して、記録済み領域記憶手段106にLBAが0から0xFFFの領域を書き込み済みであると登録するように通知する。記録済み領域登録手段104はこの通知に従い、記録済み領域記憶手段106の管理情報を更新する。その後、データの書き込み要求が書き込み手段107に送られ、書き込み手段107が実際に記録媒体102に対してデータの書き込みを行う。この書き込みコマンドを処理した後の記録済み領域記憶手段106の状態は、図4に示す通りになる。LBA0からLBA0xFFFまでが書き込み済みとなり、書き込み済みフラグが1となる。
次に、LBA0x1000から転送サイズ2MB(0x1000)の書き込みが要求された場合、同様に書き込み済みでないことを確認後、記録媒体102に対して書き込みを行う。この書き込みコマンドを処理した後の記録済み領域記憶手段106の状態は、図5に示すようになる。LBA0からLBA0x1FFFまでが書き込み済みとなる。
次に、ライトワンス属性通知手段108がホスト機器101に対してライトワンスと通知し、ホスト機器101がデータ記録再生装置100をライトワンスと認識した場合の処理について説明を行う。具体的には、書き込みを行おうとしたアドレスが書き込み済みであり、書き込みができない場合の処理について説明を行う。これまで説明した処理を行って、記録済み領域記憶手段106の管理情報が図5の状態であるとする。ホスト機器101からの書き込み要求が、LBA0x300から1MB(0x800)であった場合、既に書き込み済みフラグが1に設定されている領域が存在する(この例では、書き込み要求のあったすべてのLBAの書き込み済みフラグが1に設定されている)。そのため、記録済み領域確認手段105は、書き込みを行わずに、ホスト機器101に対して記録ができなかったことをコマンドに対する応答として通知する。このことにより、本来リライタブルな記録媒体であっても、一度記録を行った領域への再書き込みを制限することが可能になり、誤ってデータを上書き・消去してしまうことを避けることが可能になる。
さらに、本発明のデータ記録再生装置100に対して、データをファイルとして記録する場合の管理方法を図6を用いて説明する。図6は、ファイルの情報を管理するためのテーブルの概念図であり、例えばISO13346(UDF:Universal Disk Format)を簡略化して概念的に図示している。まず、ボリューム記述子は、ボリュームの識別子とともにボリューム名、作成・更新日時、属性などを保持し、ディレクトリ記述子は、ディレクトリの識別子とともにディレクトリ名、作成・更新日時、属性などを保持し、同様に、ファイル記述子はファイル名、ファイルサイズ、ファイル作成・更新日時、属性などを保持している。ボリュームポインタは、ファイルシステムとして決められた所定のLBAに記述されており、ボリューム記述子をLBAで指し示している。ボリューム記述子はボリュームの属性を保持すると共に、ディレクトリ記述子の位置をLBAにより指し示している。同様にディレクトリ記述子の中で、ファイル記述子を示している。ファイル記述子はデータの実体が書かれている位置をLBAで指し示している。このようにポインタをたどっていくことによりデータへのアクセスが可能になる。
ここで、属性がライトワンスであるときに記録媒体102へファイルの上書き等の追記を行う場合には、データ記録再生装置100では同じ領域へのライトができないために、記述子を次のLBAへ記入することにより対応する。より具体的に図7を用いてファイルを更新する時の説明を行う。図7は、図6と同様にファイルの情報を管理するためのテーブルを説明するための図であり、更新前データ(ファイルを更新する前のデータ)と更新後データ(更新を行った後のデータ)に加えて、更新前ファイル記述子(ファイルを更新する前の記述子)と更新後ファイル記述子(ファイルの更新を行った後の記述子)を追加して説明を行う。更新前の状態では、記録済み領域記憶手段106に、更新前データの記録領域と、更新前記述子の記録領域のLBAが書き込み済みとして記憶されている。ホスト機器101が、更新前データと同じ記録領域に上書きを行おうとした場合、記録済み領域確認手段105が記録済み領域記憶手段106のテーブルを読み出して、記録済みであることを確認して書き込みができないことを、ホスト機器101に通知する。そこで、ホスト機器101は、異なった領域に更新後データを記録することを指令する。すると、記録済み領域登録手段104が、記録を行う領域を記録済み領域記憶手段106に登録すると共に、書き込み手段107が記録媒体102に対して書き込みを行う。さらに、ファイル記述子も同様に同じ領域には書き込むことができないために別の領域に記録を行うが、次のLBAに記述するというルールを設けておいて、対応している。
このことにより、一度書き込みを行った領域へ対する書き込みを制限することができ、誤ってデータを上書きしないように制御することが可能になる。さらに、データの更新時にデータそのものを別領域に記録すると共にファイル記述子、ディレクトリ記述子、ボリューム記述子などの記述子も別領域に記述するようにした結果、管理情報を更新するたびに履歴が残ることになり、同じファイル名のファイルの更新が発生した場合には、誤って更新してもデータを復活することが可能になる。
なお、本実施の形態では、記録媒体102として、HDDを用いて説明を行ったが、半導体ディスクや光ディスクを用いてもよい。また、本実施の形態では、記録済み領域記憶手段106を記録媒体102とは別の領域に設けているが、記録媒体102の一部をユーザからアクセスできない領域とし、この領域を記録済み領域記憶手段106として利用しても良い。また、属性切り替え手段109は、スイッチでの切り替えを例にとって説明を行ったが、ホスト機器101とデータ記録再生装置100との間に属性切り替えのためのコマンドを追加して、ホスト機器101から属性を切り替えるようにしたり、別途インタフェースを設けて外部の機器から切り替えることを行っても良い。記録済み領域確認手段105、記録済み領域登録手段104は、ライトワンス属性通知手段108に連動して、属性がライトワンスの場合にのみ記録済み領域確認手段105、記録済み領域登録手段104が有効に動作するようにしても良い。
(実施の形態2)
図8、図9を用いて、本発明の実施の形態2におけるデータ記録再生装置を説明する。図8は実施の形態2におけるデータ記録再生装置の構成図である。図1と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
図8において、301は、記録済み領域データ通知手段であり、ホスト機器101からの要求があれば、記録済み領域記録手段106から管理情報を読み出して、ホスト機器101に対してこの管理情報を渡す。
図9は、ホスト機器101におけるソフトウエアとハードウエアのスタックを示したものである。401はアプリケーション、402はファイルシステム、403はデバイスドライバ、404はハードウエアである。アプリケーション401はユーザが利用するワードプロセッサや表計算などのアプリケーションである。ファイルシステム402は、データ記録再生装置100の記録媒体102に記憶しているデータをファイルとして管理するための機能をもつ。デバイスドライバ403は、記録媒体102を制御するための制御プログラムである。なお、ファイルシステム402及びデバイスドライバ403はオペレーションシステム(OS)の一部として実装されることが多い。ハードウエア404は、データ記録再生装置100などの物理的なハードウエアである。
本実施の形態において、装置の起動時にホスト機器101は、記録済み領域データ通知手段301に対して、記録済み領域記憶手段106から管理情報の読み出しを要求する。記録済みデータ通知手段301は、管理情報を読み出して、ホスト機器101に対して渡す。ホスト機器101は、データを書き込む際に、取り出した管理情報をもとに書き込み可能な領域を判断してファイルとしての書き込む領域を割り当てる。具体的には、図9におけるファイルシステム402が管理情報を利用してファイルとして書き込み可能な領域を割り当てる。
記録済み領域記憶手段106の管理情報は、記録媒体102への書き込みを行うごとに更新されるので、ホスト機器101の管理情報との整合を取るためには逐次、記録済み領域データ通知手段301により読み出しを行う必要がある。しかしながら、より効率を上げるためには、以下のような方法をとることができる。ホスト機器101側では、記録媒体102の更新した領域を特定できるので、逐次管理情報の読み出しを行わうことはせずに、ホスト機器101で管理情報を独立に管理、更新する。これにより、管理情報の読み出し処理を省略することが可能になる。
以上のように、本実施の形態によれば、書き込み可能な領域を確実にホスト側で管理することが可能になり、ファイルシステムが書き込む領域を割り当てる際に、事前に書き込み可能な領域を確認した上で割り当てられるようになり、処理の高速化が可能になる。つまり、ファイルシステムは、書き込みを要求した後に書き込みができない領域であったことをデータ記録再生装置100からの応答で認識していたが、この処理を避けることができるようになり、高速に書き込みを行うことが可能になる。
(実施の形態3)
図10を用いて、本発明の実施の形態3におけるデータ記録再生装置を説明する。図10は実施の形態3におけるデータ記録再生装置の構成図である。図1、図8と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
302は、記録媒体102のうち、ライトワンス属性を与える領域であるライトワンス領域を特定するライトワンス領域管理手段である。すなわち、ライトワンス領域管理手段302は、記録済み領域登録手段104が記録済み領域記憶手段106に登録する領域の範囲をライトワンス領域として保持している。そして記録済み領域登録手段104は、ライトワンス領域管理手段302に登録されているライトワンス領域に対する書き込みが行われたときにのみ記録済み領域記憶手段106に対して登録をおこない、これによりライトワンス領域への以後のデータの上書きを禁止する。実施の形態1で説明した図6のようなテーブルは、ファイルを記録するごとに更新が必要になってくる。この領域をライトワンス領域管理手段302へ登録しないことにより、記録済み領域記録手段106の管理対象外にすることができ、その結果、この領域をリライタブルとすることができる。実施の形態1では、データの更新に備えて図6のようなテーブルを書き換えるための領域をあらかじめ設けておく必要があり、更新回数の制限が発生していたが、本実施の形態の構成とすることでこの制約がなくなり、より効果的にデータ記録再生装置を利用することが可能になる。
このように、ファイルを管理するテーブルを記録する領域のみをリライタブルにすることにより、同じ領域にテーブルを設けることができ、最新のテーブルの位置の検索や管理が容易になる。
なお、管理情報は、記録済み領域記憶手段106内に記録可能な媒体を設けて実現することを前提に説明を行ってきたが、記録媒体102の一部分をホスト機器101からアクセスできないリライタブルな領域にして、この領域に管理情報を保存するようにして実現しても同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
図11を用いて、本発明の実施の形態4におけるデータ記録再生装置を説明する。図11は実施の形態4におけるデータ記録再生装置の構成図である。図1、図8、図9と同じ構成については同じ符号を用い、説明を省略する。
501は、記録済み領域消去手段であり、記録済み領域記憶手段106の管理情報を削除する。ホスト機器101は、記録済み領域消去手段501に対して、管理情報の消去要求を発行する。より具体的に説明すると、ATAのプロトコルを用いた場合には、ベンダユニークコマンドとして新たにコマンドを追加することにより対応を行う。データ記録再生装置100は、このコマンドを受けた場合、記録済み領域記憶手段106の管理情報を初期化する。すなわち、管理情報中の書き込み済みフラグをすべて0に設定し、その結果、図3のような初期状態になる。これにより、記録媒体102の全領域に対して上書きができるようになり、一定の保存期間を経過したデータ記録再生装置のデータなどを消去して再利用することが可能になり、コスト面で効果的に利用することが可能になる。
なお、記録済み領域消去手段501を駆動するためのコマンドをATAのコマンドに追加してすべての領域を消去する例で説明を行ったが、領域単位で部分的に消去するためのパラメタを設けてもよい。これにより、最新のデータ以外を消去可能にして記録媒体の記録可能な容量を増やしたり、複数のパーティションに分割した利用時には一部分のパーティションのみ初期化したりといった、ユーザ要求に対して自由度を高めた利用の方法を提供できるという効果がある。また、コマンドの受け渡し方法は、別途インタフェースを設けて実現してもよい。ホスト機器101が、ファイルを別の記録媒体に移動する場合、ファイルを別の記録媒体に記録したことを確認した後に、ホスト機器101が記録済み領域消去手段501を駆動して、記録媒体102上の移動したファイルが記録されていた領域の管理情報を記録済み領域記憶手段106から消去することにより、データ記録再生装置の領域を再利用することができる。また、データの記録時から所定の時間が経過後に、自動的に消去可能にしてもよい。すなわち、LBA単位でデータの記録時刻を保持する記録時刻記憶手段を設けておく。そして、記録済み領域消去手段501は、記録時刻記憶手段を検索し、記録されてから所定期間以上経過しているブロックを抽出し、記録済み領域記憶手段106の対応する領域の管理情報を削除する。データの記録から一定期間は保存しておきたいが、それ以後は破棄可能となるような性質のデータに対してはこのような設定にしておくことにより、自動的に不要となったファイルが消去(上書き)可能となり、記録媒体の空き容量を確保することが出来る。
このように、記録済み領域記憶手段の管理情報を消去することにより、本発明のデータ記録再生装置を目的の運用が完了した後に、再度利用することが可能になり、記録容量を有効に利用することができる。
本発明にかかるデータ記録再生装置は、利用者の誤操作による貴重なデータの損失を避けることができるため、取材した映像データ等の損失が発生することが許されない業務用の記録再生装置等にも有用である。
本発明の実施の形態1におけるデータ記録再生装置の構成図 本発明の実施の形態1におけるホスト機器の構成図 本発明の実施の形態1における管理情報の説明図 本発明の実施の形態1における管理情報の説明図 本発明の実施の形態1における管理情報の説明図 本発明の実施の形態1におけるファイル管理情報の説明図 本発明の実施の形態1におけるファイル管理情報の説明図 本発明の実施の形態2におけるデータ記録再生装置の構成図 本発明の実施の形態2におけるデータ記録再生装置の説明図 本発明の実施の形態3におけるデータ記録再生装置の構成図 本発明の実施の形態4におけるデータ記録再生装置の構成図 従来のデータ記録再生装置の構成図
符号の説明
100 データ記録再生装置
101 ホスト機器
102 記録媒体
103 読み出し手段
104 記録済み領域登録手段
105 記録済み領域確認手段
106 記録済み領域記憶手段
107 書き込み手段
108 ライトワンス属性通知手段
109 属性切り替え手段
201 CPU
202 HDD
203 RAM
204 外部IF
205 ローカルバス
301 記録済み領域データ通知手段
302 ライトワンス領域管理手段
401 アプリケーション
402 ファイルシステム
403 デバイスドライバ
404 ハードウエア
501 記録済み領域記憶手段消去手段
901 主管理情報領域
902 主記録領域
903 バックアップ領域
904 バックアップ管理情報

Claims (8)

  1. 読み出し及び書き込みが可能な記録媒体と、
    データを前記記録媒体に書き込む書き込み手段と、
    前記記録媒体のうちデータが書き込み済みである領域を示す管理情報を記憶する記録済み領域記憶手段と、
    前記記録済み領域記憶手段に対して記録済み領域を登録する記録済み領域登録手段と、
    外部に接続されたホスト機器へ前記記録媒体の属性がライトワンスであるかリライタブルであるかを通知するライトワンス属性通知手段と、
    前記ライトワンス属性通知手段がライトワンスと通知するかリライタブルと通知するかを切り替える属性切り替え手段と、
    前記ライトワンス属性切り替え手段がライトワンスに設定されているときに、前記記録済み領域記憶手段の前記管理情報に基づいて前記ホスト機器から書き込み要求のあった記録先領域が書き込み済みであるかどうかを判断して前記ホスト機器に通知する記録済み領域確認手段とを備えたデータ記録再生装置。
  2. 前記ライトワンス属性切り替え手段がライトワンスに設定されている場合、前記記録済み領域確認手段が前記記録先領域を書き込み済みと判断したときは前記書き込み要求に対して前記記録媒体への書き込みを行わず、前記記録先領域を書き込み済みでないと判断したときは前記記録済み領域登録手段が前記記録先領域を記録済み領域として前記記録済み領域記憶手段に登録すると共に前記書き込み手段が前記記録媒体の前記記録先領域へデータを書き込む請求項1記載のデータ記録再生装置。
  3. 前記ライトワンス属性切り替え手段は、前記ホスト機器からのコマンドにより前記ライトワンス属性通知手段が通知する属性を切り替える請求項1及び2のいずれかに記載の記載のデータ記録再生装置。
  4. 前記ホスト機器から前記データ記録再生装置へのインタフェースとは異なる第二のインタフェースを設け、
    前記ライトワンス属性切り替え手段は、前記第二のインタフェースからの入力に基づいて前記ライトワンス属性通知手段が通知する属性を切り替える請求項1及び2のいずれかに記載の記載のデータ記録再生装置。
  5. 前記記録済み領域登録手段が前記記録済み領域記憶手段に登録する領域の範囲をライトワンス領域として保持するライトワンス領域管理手段を備え、
    前記記録済み領域登録手段は、前記ライトワンス領域に対する書き込みが行われたときにのみ前記記録済み領域記憶手段106に対して登録をおこなう請求項1乃至4のいずれかに記載のデータ記録再生装置。
  6. 前記管理情報を前記ホスト機器へ通知する記録済み領域データ通知手段を備える請求項1乃至5のいずれかに記載のデータ記録再生装置。
  7. 前記管理情報を消去する記録済み領域消去手段を備え、
    前記記録済み領域消去手段は、前記記録媒体のデータを別媒体に移動した場合に、該当する記録済み領域の管理情報を前記記録済み領域記憶手段から削除する請求項1乃至6のいずれかに記載のデータ記録再生装置。
  8. 所定の領域単位でデータを書き込んだ時刻を記憶する記録時刻記憶手段を設け、
    前記記録済み領域消去手段は、前記記録時刻記憶手段から記録されてから所定期間以上経過しているブロックを抽出して前記記録済み領域記憶手段の対応する領域の管理情報を削除する請求項1乃至7のいずれかに記載のデータ記録再生装置。
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