JP2006163218A - 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム - Google Patents
画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006163218A JP2006163218A JP2004357691A JP2004357691A JP2006163218A JP 2006163218 A JP2006163218 A JP 2006163218A JP 2004357691 A JP2004357691 A JP 2004357691A JP 2004357691 A JP2004357691 A JP 2004357691A JP 2006163218 A JP2006163218 A JP 2006163218A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- display
- images
- target image
- user
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Abstract
【課題】ユーザからの表示指示を受けた画像を、より高速に表示させることが可能な技術を提供する。
【解決手段】画像表示装置1は、第1の記憶部(HDD3a等)と第2の記憶部(RAM3b等)とを備える。画像表示装置1は、第1の記憶部に記憶された複数の画像の中から、特定の撮影条件で撮影された画像(たとえばブラケット撮影画像)等を先読み処理の対象画像として選択し、当該対象画像をユーザからの表示指示に先立って第1の記憶部から読み出して第2の記憶部へと予め転送して記憶しておく。
【選択図】図3
【解決手段】画像表示装置1は、第1の記憶部(HDD3a等)と第2の記憶部(RAM3b等)とを備える。画像表示装置1は、第1の記憶部に記憶された複数の画像の中から、特定の撮影条件で撮影された画像(たとえばブラケット撮影画像)等を先読み処理の対象画像として選択し、当該対象画像をユーザからの表示指示に先立って第1の記憶部から読み出して第2の記憶部へと予め転送して記憶しておく。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像を表示する技術に関する。
デジタルカメラによって撮影された画像は、デジタルカメラの表示部で表示され閲覧される。また、当該撮影画像はパーソナルコンピュータに読み込まれた後にパーソナルコンピュータの表示部(LCD)等において表示され閲覧されることもある。
近年、デジタルカメラの高解像度化等に伴ってデータ容量が増大したため、このような撮影画像の表示に際して、当該撮影画像の読出し時間が増大し、各画像を表示部に表示する時間が増大する傾向にある。
このような読出し時間を短縮する技術として、連続する複数の画像のうち、現在表示中の画像の次の画像を予めメモリに読み出しておく技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記の技術においては、次の画像のみが予め読み込まれるに過ぎないため、画像の格納順序において近接した画像についてその表示処理の高速化を図ることができるに過ぎない。言い換えれば、表示処理が高速化されるか否かは画像が格納されている順序に大きく依存するため、その格納順序において離れた画像を表示する場合には、処理を高速化することができない。このように表示処理の高速化を十分に図ることが困難であるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、ユーザからの表示指示を受けた画像を、より高速に表示させることが可能な技術を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、複数の画像のうちユーザによる表示指示が付与された画像を表示手段に表示させるプログラムであって、コンピュータに、第1の記憶手段に記憶された複数の画像の中から、高重要度を有するものと判定される画像を、先読み処理の対象画像として選択する工程と、前記対象画像をユーザからの表示指示に先立って前記第1の記憶手段から読み出して第2の記憶手段へと転送して記憶しておく工程とを実行させるためのプログラムであることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係るプログラムにおいて、前記第2の記憶手段は、前記第1の記憶手段よりも高速な読み出し処理が可能であることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明に係るプログラムにおいて、前記対象画像は、前記表示手段での表示に適したデータ形式へと変換する変換処理が施された状態で、前記第2の記憶手段において記憶されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係るプログラムにおいて、前記対象画像は、前記第1の記憶手段においては圧縮された状態で記憶され、前記第2の記憶手段においては伸張された状態で記憶されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記複数の画像のうち、ブラケット撮影の対象となった画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明に係るプログラムにおいて、前記ブラケット撮影の対象となった画像のうち標準設定で撮影された画像のみが前記対象画像として選択されることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記複数の画像のうち、所定の閾値よりも小さな撮影時間間隔で連続的に撮影された画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記複数の画像のうち、ユーザによる評価結果が所定の基準を満たす画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記複数の画像のうち、肌色面積に関する所定の基準を満たす画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1から請求項4のいずれかの発明に係るプログラムにおいて、前記複数の画像のうち、同一の場所で撮影された画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とする。
請求項11の発明は、複数の画像のうちユーザによる表示指示が付与された画像を表示させる画像表示装置であって、第1の記憶手段と、第2の記憶手段と、ユーザからの表示指示に応じて画像を表示する表示手段と、前記第1の記憶手段に記憶された複数の画像の中から、高重要度を有するものと判定される画像を、先読み処理の対象画像として選択し、前記対象画像をユーザからの表示指示に先立って前記第1の記憶手段から読み出して前記第2の記憶手段へと転送して記憶しておく制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項12の発明は、複数の画像のうちユーザによる表示指示が付与された画像を表示させる画像表示方法であって、第1の記憶手段に記憶された複数の画像の中から、高重要度を有するものと判定される画像を、先読み処理の対象画像として選択する工程と、前記対象画像をユーザからの表示指示に先立って前記第1の記憶手段から読み出して第2の記憶手段へと転送して記憶しておく工程とを含むことを特徴とする。
請求項1ないし請求項12に記載の発明によれば、第1の記憶手段に記憶された複数の画像の中から、高重要度を有するものと判定される画像が、先読み処理の対象画像として選択され、当該対象画像はユーザからの表示指示に先立って第1の記憶手段から読み出され第2の記憶手段へと転送して記憶されるので、ユーザからの表示指示に応じた高速表示が可能となる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、対象画像は、第1の記憶手段よりも高速な読み出し処理が可能な第2の記憶手段に予め転送されて記憶されるので、ユーザからの表示指示に応じた高速表示が可能となる。
また、請求項3に記載の発明によれば、対象画像は、表示手段での表示に適したデータ形式へと変換する変換処理が施された状態で、第2の記憶手段において記憶されるので、ユーザからの表示指示に応じた高速表示が可能となる。
さらに、請求項4に記載の発明によれば、対象画像は、第1の記憶手段においては圧縮された状態で記憶され、第2の記憶手段においては伸張された状態で記憶されるので、ユーザからの表示指示に応じた高速表示が可能となる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<構成>
図1は、本発明の実施形態に係る画像表示装置1の概要を示す図である。図1に示すように、画像表示装置1は、コンピュータシステム(以下、単に「コンピュータ」とも称する)として構成される。具体的には、当該コンピュータ(画像表示装置)は、CPU2と、記憶部3と、メディアドライブ4と、液晶ディスプレイ(LCD)などの表示部5と、キーボード6aおよびマウス6bなどの入力部6と、ネットワークカードなどの通信部7とを備えている。記憶部3は、複数の記憶媒体、具体的には、ハードディスクドライブ(HDD)3aと、RAM(半導体メモリ)3bと、VRAM(ビデオRAM)3cとを有している。また、メディアドライブ4は、CD−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク、メモリカードなどの可搬性の記録媒体9からその中に記録されている情報を読み出すことができる。
<構成>
図1は、本発明の実施形態に係る画像表示装置1の概要を示す図である。図1に示すように、画像表示装置1は、コンピュータシステム(以下、単に「コンピュータ」とも称する)として構成される。具体的には、当該コンピュータ(画像表示装置)は、CPU2と、記憶部3と、メディアドライブ4と、液晶ディスプレイ(LCD)などの表示部5と、キーボード6aおよびマウス6bなどの入力部6と、ネットワークカードなどの通信部7とを備えている。記憶部3は、複数の記憶媒体、具体的には、ハードディスクドライブ(HDD)3aと、RAM(半導体メモリ)3bと、VRAM(ビデオRAM)3cとを有している。また、メディアドライブ4は、CD−ROM、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク、メモリカードなどの可搬性の記録媒体9からその中に記録されている情報を読み出すことができる。
画像表示装置1は、記録媒体9に記録されたソフトウエアプログラム(以下、単に「プログラム」とも称する)PG(不図示)を読み込み、そのプログラムPGをCPU2等を用いて実行することによって、後述するような各種の機能(画像閲覧機能等)を実現する。なお、各機能を有するプログラムは、記録媒体9を介して供給される場合に限定されず、LANおよびインターネットなどのネットワークを介して、このコンピュータに対して供給されてもよい。
また、デジタルカメラなどによって撮影された画像のファイル(撮影画像ファイルとも称する)は、メモリカードに記憶される。ここでは、これらの撮影画像ファイルはメモリカードからHDD3aにコピー(ないし移動)されており、HDD3aに記憶されている当該撮影画像ファイルを読み出して表示部5に表示する場合を想定する。
図2は、撮影画像ファイルの構成を概念的に示す図である。
図2に示すように、各撮影画像ファイルは、所定形式(たとえばExif形式)のファイルとして作成される。具体的には、各撮影画像のファイルは、タグ情報TGと、高解像度の画像データ(例えば、1600×1200画素の画像信号)DPと、サムネイル表示用の低解像度の画像データ(例えば、80×60画素の画像信号)DMとを有している。
高解像度の画像データDPは、圧縮形式(たとえばJPEG形式、GIF形式等)のデータであってもよく、あるいは非圧縮形式(たとえば、TIFF形式、RAW形式等)のデータであってもよい。サムネイル用の画像データDMは、高解像度の画像データDPの画素を間引くことによって生成される。また、タグ情報TGには、「ファイル名」、「撮影日時」、「撮影に使用されたカメラのシリアルナンバー」、および「ブラケット撮影に関する情報」などの情報が含まれている。
「撮影日時」としては、撮影時点における「年」、「月」、「日」、「時」、「分」、「秒」が記録されている。このうち、「秒」に関する情報は、100分の1秒単位で記録されている。また、「ブラケット撮影に関する情報」には、ブラケット撮影であることを示すフラグ、ブラケットの種類(露出ブラケット、ホワイトバランスブラケット等)、ブラケットID、当該ブラケットID内での順序、などの情報が含まれる。
図3は、画像表示装置1の表示処理を示す概念図である。図3に示すように、画像表示装置1は、CPU2などで構成される制御部10を備えている。制御部10は、HDD3a、RAM3b、VRAM3c等を統括的に制御することなどによって、表示部5における表示動作を制御する。
HDD3aには、図2のような構成を有する複数の撮影画像ファイルが記憶されている。HDD3aは主に長期記憶のために用いられる記憶部である。
制御部10は、後述するように、HDD3aに記憶された複数の画像の中から、高重要度を有するものと判定される画像を選択し、当該選択された画像をRAM3aに予め転送して記憶させる。この際、制御部10は、HDD3aから読み出した画像(詳細には高解像度データDP)に対して、当該画像を表示部5での最終的な表示状態へと変換するための変換処理の全部(の全部または一部)を施し、変換処理後の状態で当該画像をRAM3bに記憶させる。換言すれば、制御部10は、HDD3aに記憶されている状態でのデータ形式(記憶用のデータ形式)から表示部5での表示に適したデータ形式(表示用のデータ形式)へと変換する変換処理を施した画像をRAM3bに記憶させる。
例えば、制御部10は、HDD3aに格納されていた所定の圧縮形式(例えばJPEG形式)で圧縮されていたファイルを読み出した後に、伸張処理を施して、非圧縮状態の画像、より詳細には各色成分(R,G,B)ごとの画像(ビットマップ形式の画像(RGB画像))、に変換した状態でRAM3bに記憶する。また、HDD3aにRAW形式で記憶されていたファイルは、画素補間処理等を行うことによって、各画素位置において3つの色成分(R,G,B)を有する画像(RGB画像)に変換された状態でRAM3bに記憶される。
RAM3bは、このような変換処理後の画像を一時的に記憶する。すなわち、HDD3aに記憶されていた画像を、表示に適したデータ形式に変換された状態(表示時の状態に近い状態)で一時的に記憶する。
その後、制御部10は、ユーザ(操作者)からの表示指示に応じて、当該ユーザからの表示指示が付与された画像を、RAM3bから読み出して表示部5に表示する。
詳細には、制御部10は、ユーザからの表示指示が付与された画像(RGB画像)をRAM3bからVRAM3cへと転送し、表示部5への表示処理を行う。
ここで、VRAM(ビデオRAM)3cは、画像表示用のRAMである。RAM3bに記憶されていた画像は、VRAM3cにさらに転送されることによって、表示部5に表示される。
ところで、或る対象画像を表示する際においては、HDD3aから画像を読み出す動作に非常に多くの時間を要する。
そこで、この実施形態においては、このような処理時間による影響を抑制するため、高重要度を有するものと判定される画像を「先読み処理」の対象画像(「先読み対象画像」とも称する)として選択し、当該選択された画像(先読み対象画像)をユーザからの表示指示に先立ってHDD3aから読み出してRAM3bへと転送して記憶しておく。そして、その後、ユーザによる表示指示が付与された場合に、当該表示指示によって表示の対象として指定された画像(「表示対象画像」とも称する)をRAM3bから読み出すことによって、当該表示指示の付与時点から表示完了時点までに要する時間を短縮することができる。なお、この場合、先読み処理の対象画像をユーザからの表示指示に先立ってHDD3aから読み出してRAM3bへと転送して記憶する処理が、「先読み処理」に相当する。
この実施形態においては、HDD3aに記憶された複数の画像の中から、特定の撮影条件で撮影された画像(より詳細には、ブラケット撮影によって撮影された画像)が先読み対象画像として選択される。このような画像を先読み対象画像として選択することによれば、その後、ユーザによる表示指示が付与された場合に、当該表示指示における表示対象画像が既にRAM3bに格納されている確率は高くなる。そして、RAM3bから表示対象画像を読み出すことによって、当該表示指示の付与時点から表示動作の完了時点までに要する時間を短縮することができる。
特に、RAM3bは、HDD3aよりも非常に高速な読み出し処理が可能である。HDD3aから読み出された画像データは、高速読出可能なRAM3bに予め転送されて記憶されるので、ユーザからの表示指示に応じた高速表示が可能となる。
また、RAM3bは、HDD3aから読み出した撮影画像ファイルを、最終的な表示状態にするための変換処理が施された状態で一時的に記憶する。これによれば、ユーザによる表示指示付与時点以降に変換処理を開始する場合に比べて、各画像の表示を高速化することができる。
以下では、表示動作の詳細について説明する。
<動作>
図4は、第1実施形態に係る表示動作を示すフローチャートである。また、図5および図6は、プログラムPG実行時における表示画面20,30(ユーザインターフェイス画面)を示す図である。図5に示すように、画面20は、フォルダ構成を表示する領域であるフォルダツリーエリアR1と、複数のサムネイル画像を表示する領域であるサムネイル画像表示エリアR2とを有しいる。また、図6に示すように、画面30は、複数の画像の中から、ユーザによって表示指示が付与された画像を大きく表示する高解像度画像表示エリアR3を有している。
図4は、第1実施形態に係る表示動作を示すフローチャートである。また、図5および図6は、プログラムPG実行時における表示画面20,30(ユーザインターフェイス画面)を示す図である。図5に示すように、画面20は、フォルダ構成を表示する領域であるフォルダツリーエリアR1と、複数のサムネイル画像を表示する領域であるサムネイル画像表示エリアR2とを有しいる。また、図6に示すように、画面30は、複数の画像の中から、ユーザによって表示指示が付与された画像を大きく表示する高解像度画像表示エリアR3を有している。
ここでは、上述したように、デジタルカメラによって撮影された撮影画像ファイルが、画像表示装置1のハードディスクの所定フォルダ内に既に転送されて記憶されている状態において、その所定フォルダ内の撮影画像ファイルを表示する場合を想定する。
まず、ユーザ(操作者)は、複数のフォルダの中から、画像が格納されたフォルダを選択する。具体的には、ユーザがマウス等を用いて画面20のフォルダツリーエリアR1(図5)内の所定フォルダを選択すると、制御部10は、選択されたフォルダ内の複数の撮影画像ファイルの撮影情報(具体的には、タグ情報TG)を読み出す(ステップSP1)とともに、当該複数の撮影画像ファイルのサムネイル画像データDMを読み出して、サムネイル画像表示エリアR2に列挙して表示する(ステップSP2)。
そして、制御部10は、撮影画像ファイルのタグ情報TGに含まれる「ブラケット撮影に関する情報」を読み出し、HDD3aに記憶された複数の画像の中から、特定の撮影条件で撮影された画像(ここでは、露出ブラケット撮影によって撮影された画像)を先読み処理の対象画像(先読み対象画像)として選択する(ステップSP3)。具体的には、ブラケット撮影であることを示すフラグが「1」であり、ブラケットの種類が「露出ブラケット」である撮影画像を先読み対象画像として決定する。
そして、先読み対象画像として選択された画像がHDD3aから読み出されRAM3bへと転送して記憶される(ステップSP4)。
また、ステップSP5においては、ユーザによる画像表示指示が受け付けられる。ユーザは、画面20のサムネイル画像表示エリアR2にサムネイル表示された複数の画像の中から、表示したい画像をマウス等を用いて選択する。制御部10は、マウス等による選択動作に応じて、ユーザによる画像表示指示が付与されたことを検出するとともに、表示指示の対象画像として選択された画像(表示対象画像)を特定する。
ステップSP6においては、表示対象画像として選択された画像がRAM3b上に既に存在するか(既に先読みされているか)否かが判定される。
そして、表示対象画像が先読み対象画像として既にRAM3b上に読み出され記憶されている場合は、当該表示対象画像に関する高解像度の画像データDP(図2)をRAM3bからそのままVRAM3cに転送する(ステップSP8)。これによって、表示対象画像が表示部5に表示される。
一方、表示対象画像が先読み対象画像としてRAM3b上に未だ読み出されていない場合は、当該表示対象画像に関する画像データDPを一旦HDD3aからRAM3bに読み出し(ステップSP7)、その後に、当該画像データDPをRAM3bからVRAM3cへと転送することによって、表示対象画像が表示部5に表示される(ステップSP8)。
以上のように、ステップSP5〜SP8においては、ユーザからの表示指示に応答して、RAM3bに記憶された画像に基づく表示処理が行われる。
この実施形態においては、上記ステップSP2の終了後においては、マルチスレッド動作が行われる。具体的には、ステップSP3,SP4を実行するスレッドとステップSP5〜SP8を実行する別のスレッドとが同時に実行される。
これによれば、先読み動作と表示動作とを見かけ上同時に実行することなどができるので、処理の効率化を図ることができる。また、仮にステップSP4の処理の終了前に、表示対象画像の指示動作(ステップSP5)を受け付けた場合には、ステップSP4の先読み処理を一旦中断して表示処理(ステップSP6〜SP8)を優先的に実行し、その後、ステップSP4の先読み処理を再開することが好ましい。これによれば、先読み処理の終了を待つことなく表示対象画像の表示処理を行うことができるとともに、次回以降の表示指示に対する先読み処理を効率的に実行することが可能になる。
また、ステップSP4の処理は、ユーザからの表示指示(ステップSP5)に先立って開始されている。言い換えれば、ユーザからの表示指示の受付中(待機中)に、先読み処理が実行されている。ユーザからの表示指示は、サムネイル表示時点(ステップSP2)から通常数秒〜数十秒程度経過した時点で付与されることを考慮すれば、多くの場合、ユーザによる表示指示付与時点においては、複数の画像のうち、露出ブラケット撮影による画像が先読み対象画像として既にRAM3bに記憶されていることになる。
また、露出ブラケット撮影による画像は、非常に重要な場面を撮影した画像であることが多いため、ここでは露出ブラケット撮影による画像を、高重要度を有する画像であると判定し、露出ブラケット撮影による画像を、一時メモリ(RAM3b)に予め読み出している。高重要度を有する画像は、表示対象としてユーザによって指定される可能性が高いため、ユーザによる表示指示に先立って、高重要度を有する画像をRAM3bに予め読み出しておけば、ユーザによる表示指示付与時点において、表示対象としてユーザによって指定された画像が高い確率で既に一時メモリに読み出されていることになる。したがって、画像の配列順序に依存せずに画像を表示する場合においても、ユーザによる表示指示付与時点から表示完了時点までの所要時間を短縮することができる。
なお、ここでは先読み対象として指定した画像のみをRAM3bに読み出す場合を例示しているが、これに限定されない。例えば、先読み対象として指定した画像を優先的にRAM3b上に読み出すとともに、先読み対象画像以外の画像をも順次にRAM3b上に読み出すようにしてもよい。
また、ここでは、ブラケット撮影枚数が3枚である場合に、3枚全ての画像を先読み対象画像として選択する場合を例示したが、これに限定されず、一部の画像のみを先読み対象画像としてもよい。例えば、露出アンダー側の画像(露出値=−1)と、標準露出の画像(露出値=0)と、露出オーバー側の画像(露出値=+1)の3枚の画像のうち、標準露出(標準設定)で撮影された画像のみを先読みしておくようにしてもよい。
さらに、ここでは、露出ブラケット撮影によって撮影された画像を先読み対象画像として選択する場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、ホワイトバランスブラケット撮影によって撮影された画像を先読み対象画像として選択してもよい。さらには、ブラケットの種類に依らず、全ての種類のブラケット撮影によって撮影された画像を、先読み対象画像として選択するようにしてもよい。
<2.第2実施形態>
上記第1実施形態においては、先読み対象画像として、ブラケット撮影による画像を選択して先読み処理する場合を例示したが、この第2実施形態においては、所定時間以内の撮影間隔(撮影時間間隔)で連続的に撮影された画像を先読み処理する場合を例示する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態においては、先読み対象画像として、ブラケット撮影による画像を選択して先読み処理する場合を例示したが、この第2実施形態においては、所定時間以内の撮影間隔(撮影時間間隔)で連続的に撮影された画像を先読み処理する場合を例示する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図7および図8は、第2実施形態に係る表示動作を示すフローチャートである。図7は、全体的な動作を示すフローチャートであり、図8は、ステップSP10の詳細動作を示すフローチャートである。
図7においては、ステップSP3,SP4の処理の代わりにステップSP10の処理が行われる。この点で、図7は図4と相違する。ステップSP10においては、閾値TH1(例えば1/2秒)よりも小さな撮影間隔で連続的に撮影された画像を先読み対象画像として選択し、ユーザからの表示指示が付与(ステップSP5)されるまでの待機期間中に、先読み対象画像を一時メモリ(RAM3b)上に予め読み出しておく処理(すなわち先読み処理)が行われる。
以下、図8を参照しながら、ステップSP10における詳細動作について説明する。
まず、各種の初期化処理が行われる(ステップSP11)。具体的には、連続数カウンタGnumおよび対象フォルダ内での画像番号iがそれぞれ初期値(ここではゼロ)に設定される。
つぎに、i番目の画像の撮影時刻T(i)と(i+1)番目の画像の撮影時刻T(i+1)とを各画像のタグ情報TGから読み出し、両時刻間の差分値ΔT(=T(i+1)−T(i))を撮影間隔として算出する(ステップSP12)。そして、当該差分値(撮影間隔)ΔTが閾値TH1よりも小さいか否かを判定する(ステップSP13)。
値ΔTが閾値TH1よりも小さいと判定されるときには、i番目の画像は連続撮影画像の1つであると判定され、i番目の画像の画像データ(高解像度データ)DPがHDD3aから読み出されRAM3b上に転送されて記憶される(ステップSP14)。
さらに、(i+1)番目の画像がこのフォルダ内の最後の画像であると判定(ステップSP15)される場合には、終端処理が行われる。具体的には、(i+1)番目の画像も連続撮影画像の1つであると判定され、(i+1)番目の画像の画像データ(高解像度データ)DPがHDD3aから読み出されRAM3b上に転送されて記憶される(ステップSP17)。一方、(i+1)番目の画像がこのフォルダ内の最後の画像でないと判定(ステップSP15)される場合には、画像番号iと連続数カウンタGnumとをそれぞれ1つインクリメント(ステップSP16)して、ステップSP12に戻り、同様の動作が繰り返される。
また、ステップSP13において値ΔTが閾値TH1以上であると判定されるときには、(i+1)番目の画像は連続撮影画像の1つではないと判定される。そして、連続数カウンタGnumの値がゼロでないと判定(ステップSP18)されるときには、i番目の画像の画像データ(高解像度データ)DPをHDD3aから読み出してRAM3b上に転送して記憶し(ステップSP19)、ステップSP20に進む。一方、連続数カウンタGnumの値がゼロであると判定(ステップSP18)されるときには、i番目の画像の画像データ(高解像度データ)DPを読み出すことなく、そのままステップSP20に進む。
ステップSP20の判定処理において、(i+1)番目の画像がこのフォルダ内の最後の画像であると判定されると、ステップSP10における処理を終了する。一方、(i+1)番目の画像がこのフォルダ内の最後の画像ではないと判定されると、画像番号iを1つインクリメントするとともに、連続数カウンタGnumをゼロにリセットし(ステップSP21)、ステップSP12に戻る。
ステップSP10においては上記の処理が行われる。
以上のように、画像表示装置1は、閾値TH1よりも小さな撮影間隔で連続的に撮影された画像を先読み対象画像として選択し、ユーザからの表示指示が付与されるまでの待機期間中に、先読み対象画像を一時メモリ(RAM3b)上に予め読み出しておく処理を行う。
連続撮影による画像は、非常に重要な場面を撮影した画像であることが多いため、ここでは連続撮影による画像は高重要度を有する画像であると判定する。高重要度を有する画像は、閲覧対象となる可能性が高いため、RAM3bに予め読み出しておけば、表示対象画像として指定された時点から表示完了までの所要時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態においては、閾値TH1(たとえば1/2秒)よりも小さな撮影間隔で連続撮影された画像のみを先読み処理する場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、閾値TH1よりも小さな撮影間隔で連続撮影された画像に対する先読み処理が完了した後に、閾値TH1以上且つ閾値TH2(たとえば10秒)(ただし、TH2>TH1)よりも小さな撮影間隔で連続撮影された画像に対する先読み処理を行うようにしてもよい。このように、各画像が連続撮影による撮影画像であるか否かを判定するための基準値を段階的に変更しつつ、先読み処理を行うようにしてもよい。
<3.第3実施形態>
上記第1実施形態および第2実施形態においては、先読み対象画像として、特定の撮影条件で撮影された画像を選択する場合を例示したが、この第3実施形態においては、特定のユーザ操作(詳細にはお気に入り登録)の対象となった画像を、先読み対象画像として選択する場合を例示する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
上記第1実施形態および第2実施形態においては、先読み対象画像として、特定の撮影条件で撮影された画像を選択する場合を例示したが、この第3実施形態においては、特定のユーザ操作(詳細にはお気に入り登録)の対象となった画像を、先読み対象画像として選択する場合を例示する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図9は、第3実施形態に係る表示動作を示すフローチャートである。
図9においては、ステップSP3,SP4の処理の代わりにステップSP30の処理が行われる。この点で、図9は図4と相違する。ステップSP30においては、お気に入り画像として登録された画像を先読み対象画像として選択し、ユーザからの表示指示が付与(ステップSP5)されるまでの待機期間中に、先読み対象画像を一時メモリ上に予め読み出しておく処理が行われる。
ここで、お気に入りの登録動作は、たとえば、画像表示装置1における再生時に行うことができる。図10は、図5の表示画面20の代わりに表示される画面20Bを示す図である。図5に示すように、画面20Bは、画面20と同様に、フォルダツリーエリアR1とサムネイル画像表示エリアR2とを有している。一方、画面20Bは、各サムネイル画像P1〜P9の上側部分において4つのチェックボックスBX1〜BX4を有している点で画面20と相違する。ユーザは、各画像に対する「お気に入り」の程度に関する評価を行い、ベスト(BEST)、ベター(BETTER)、グッド(GOOD)、エヌジー(NG)の4段階の評価結果に応じて、対応するチェックボックスにチェック印を付与する。たとえば、ユーザが非常に気に入った画像に対しては、ベストに対応するチェックボックスBX1にチェック印を付与する。チェック動作は、マウス操作等によって実現される。
この「お気に入り」に関する評価結果は、各画像のタグ情報TG内に格納される。
そして、上記のような評価動作が行われた後に、図9の画像表示動作が行われると、ステップSP30において「お気に入り画像」の先読み処理が行われる。
ステップSP30においては、4つの評価のうち、「ベスト」の評価が付与された画像のみを先読み対象画像として選択し、当該先読み対象画像を順次に一時メモリに読み出す処理が行われる。
以上のように、画像表示装置1は、お気に入り画像を先読み対象画像として選択し、ユーザからの表示指示が付与されるまでの待機期間中に、先読み対象画像を一時メモリ上に予め読み出しておく処理を行う。
特に、「お気に入り画像」は高重要度を有する画像であり、閲覧対象となる可能性が高い。上記の動作によれば、このような「お気に入り画像」が一時メモリに予め読み出されているので、ユーザによる表示指示が付与された時点から表示完了までの所要時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態においては、「ベスト」の評価を得た画像のみを先読み処理する場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、「ベスト」の評価を得た画像に対する先読み処理が完了した後に、「ベター」の評価を得た画像に対する先読み処理を行うようにしてもよい。さらに、その後に「グッド」の評価を得た画像に対する先読み処理を行うようにしてもよい。このように、お気に入りの程度に関する評価値に応じて先読み処理の順序を決定し、当該順序にしたがって複数段階の評価値に対応する画像を順次に先読み処理していくようにしてもよい。
また、上記においては、画像表示装置1における再生時にお気に入りの登録動作を行う場合について説明したが、これに限定されない。たとえば、デジタルカメラにおける再生時にお気に入りの登録動作を行うようにしてもよい。具体的には、画面20Bと同様の画面をデジタルカメラの背面表示部に表示し、上記と同様の登録動作を行えばよい。あるいは、デジタルカメラにおける「撮影時」に、お気に入りの登録動作を行うようにしてもよい。具体的には、図11に示すように、各画像の撮影終了直後に表示される撮影画像を確認するための画面20Cをデジタルカメラの背面表示部に表示させるとともに、当該画面20Cを用いて撮影画像に対する評価の登録動作を行えばよい。
また、上記においては、「お気に入り」に関する評価結果を、各画像のタグ情報TG内に格納する場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、プログラムPGにおける内部パラメータとして記憶しておくようにしてもよい。
<4.第4実施形態>
この第4実施形態においては、特定の内容を有する画像(より詳細には人物画像)を、先読み対象画像として選択する場合を例示する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
この第4実施形態においては、特定の内容を有する画像(より詳細には人物画像)を、先読み対象画像として選択する場合を例示する。以下では、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
図12は、第4実施形態に係る表示動作を示すフローチャートである。
図12においては、ステップSP3,SP4の処理の代わりにステップSP40の処理が行われる。この点で、図12は図4と相違する。ステップSP40においては、人物を被写体とする画像(人物画像とも称する)を先読み対象画像として選択し、ユーザからの表示指示が付与されるまでの待機期間中に、先読み対象画像を一時メモリ上に予め読み出しておく処理が行われる。
具体的には、ステップSP40において、サムネイル画像の画像データを用いて、各画像の肌色面積率(画像全体において肌色画素が占める割合)を求め、当該肌色面積率が所定の閾値TH4より大きな画像を人物画像として判定する。そして、人物画像と判定された画像の高解像度画像データDPを一時メモリに読み出しておく。
ところで、人物画像は閲覧される頻度が比較的高いという特質を有している。そこで、この第4実施形態においては、人物画像を、高重要度を有する画像であると判定し、人物画像を一時メモリ(RAM3b)に予め読み出しておく。これによれば、表示対象画像として指定された時点から表示完了までの所要時間を短縮することができる。
<5.その他>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
例えば、同一の場所において連続して撮影された画像を、先読み対象画像として選択し、先読み処理するようにしてもよい。詳細には、GPS(Global Positioning System)機能を有する撮像装置を用いた撮影時において、GPS機能によって取得された位置情報を撮影画像ファイルのタグ情報TGに記録しておく。ここにおいて、当該位置情報(より詳細には緯度および経度)が所定の範囲内に存在する連続画像を同一の場所で撮影された画像であるとみなせばよい。そして、同一の場所で撮影された連続画像を高重要度を有する画像であると判定し、このような連続画像を先読みしておくことによって、ユーザによる表示指示が付与された時点から表示完了までの所要時間を短縮することが可能である。
また、上記各実施形態においては、予め定められ固定された基準に応じて先読み対象画像を選択する場合を例示したが、これに限定されず、先読み対象画像選択用の基準をユーザが選択できるようにしてもよい。たとえば、所定の設定画面を用いて、上記の4つ(あるいは5つ)の基準のうちから、先読み対象画像選択用の基準として採用すべき基準をユーザが選択できるようにし、ユーザによって採用された基準に基づいて先読み対象画像の選択処理等を行うようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態においては、それぞれ単一の基準に応じて先読み対象画像を選択する場合を例示したが、これに限定されず、複数の基準に応じて先読み対象画像を選択するようにしてもよい。たとえば、所定の設定画面を用いて、上記の4つ(あるいは5つ)の基準のうちから、先読み対象画像選択用の基準として採用すべき複数の基準を、優先順位を付した状態でユーザが選択し、ユーザによって採用された各基準と各基準の優先順位とに基づいて先読み対象画像の選択処理等を行うようにしてもよい。
また、上記各実施形態においては、データ変換処理を施した状態の先読み対象画像をRAM3bに記憶する場合を例示したが、これに限定されず、先読み対象画像に対してデータ変換処理を施すことなく当該先読み対象画像をHDD3aからRAM3bにそのまま転送して記憶するようにしてもよい。
さらに、上記各実施形態等においては、撮影画像ファイルは、メモリカードからHDD3aに予めコピー(ないし移動)されている場合を想定したが、これに限定されず、撮影画像ファイルを(HDDを介することなく)メモリカードから直接読み出してRAM3bなどに転送する場合にも本発明を適用することができる。
また、上記各実施形態においては、本発明をコンピュータに適用する場合を例示したが、これに限定されず、撮像装置(デジタルカメラなど)の表示部における表示動作に関して本発明を適用するようにしてもよい。
1 画像表示装置
3 記憶部
3a HDD
3b RAM
3c VRAM
4 メディアドライブ
5 表示部
6 入力部
9 記録媒体
20,20B,20C,30 表示画面
ΔT 差分値(撮影時間間隔)
DP (高解像度の)画像データ
P1〜P9 各サムネイル画像
R1 フォルダツリーエリア
R2 サムネイル画像表示エリア
R3 高解像度画像表示エリア
TG タグ情報
3 記憶部
3a HDD
3b RAM
3c VRAM
4 メディアドライブ
5 表示部
6 入力部
9 記録媒体
20,20B,20C,30 表示画面
ΔT 差分値(撮影時間間隔)
DP (高解像度の)画像データ
P1〜P9 各サムネイル画像
R1 フォルダツリーエリア
R2 サムネイル画像表示エリア
R3 高解像度画像表示エリア
TG タグ情報
Claims (12)
- 複数の画像のうちユーザによる表示指示が付与された画像を表示手段に表示させるプログラムであって、
コンピュータに、
第1の記憶手段に記憶された複数の画像の中から、高重要度を有するものと判定される画像を、先読み処理の対象画像として選択する工程と、
前記対象画像をユーザからの表示指示に先立って前記第1の記憶手段から読み出して第2の記憶手段へと転送して記憶しておく工程と、
を実行させるためのプログラム。 - 請求項1に記載のプログラムにおいて、
前記第2の記憶手段は、前記第1の記憶手段よりも高速な読み出し処理が可能であることを特徴とするプログラム。 - 請求項1または請求項2に記載のプログラムにおいて、
前記対象画像は、前記表示手段での表示に適したデータ形式へと変換する変換処理が施された状態で、前記第2の記憶手段において記憶されることを特徴とするプログラム。 - 請求項3に記載のプログラムにおいて、
前記対象画像は、前記第1の記憶手段においては圧縮された状態で記憶され、前記第2の記憶手段においては伸張された状態で記憶されることを特徴とするプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記複数の画像のうち、ブラケット撮影の対象となった画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とするプログラム。 - 請求項5に記載のプログラムにおいて、
前記ブラケット撮影の対象となった画像のうち標準設定で撮影された画像のみが前記対象画像として選択されることを特徴とするプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記複数の画像のうち、所定の閾値よりも小さな撮影時間間隔で連続的に撮影された画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とするプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記複数の画像のうち、ユーザによる評価結果が所定の基準を満たす画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とするプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記複数の画像のうち、肌色面積に関する所定の基準を満たす画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とするプログラム。 - 請求項1から請求項4のいずれかに記載のプログラムにおいて、
前記複数の画像のうち、同一の場所で撮影された画像が、前記対象画像として選択されることを特徴とするプログラム。 - 複数の画像のうちユーザによる表示指示が付与された画像を表示させる画像表示装置であって、
第1の記憶手段と、
第2の記憶手段と、
ユーザからの表示指示に応じて画像を表示する表示手段と、
前記第1の記憶手段に記憶された複数の画像の中から、高重要度を有するものと判定される画像を、先読み処理の対象画像として選択し、前記対象画像をユーザからの表示指示に先立って前記第1の記憶手段から読み出して前記第2の記憶手段へと転送して記憶しておく制御手段と、
を備えることを特徴とする画像表示装置。 - 複数の画像のうちユーザによる表示指示が付与された画像を表示させる画像表示方法であって、
第1の記憶手段に記憶された複数の画像の中から、高重要度を有するものと判定される画像を、先読み処理の対象画像として選択する工程と、
前記対象画像をユーザからの表示指示に先立って前記第1の記憶手段から読み出して第2の記憶手段へと転送して記憶しておく工程と、
を含むことを特徴とする画像表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004357691A JP2006163218A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004357691A JP2006163218A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006163218A true JP2006163218A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36665292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004357691A Pending JP2006163218A (ja) | 2004-12-10 | 2004-12-10 | 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006163218A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293044A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Sony Computer Entertainment Inc | 画像表示装置、画像表示方法、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
JP2008245018A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置、印刷装置および画像キャッシュ方法 |
WO2009113260A1 (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-17 | パナソニック株式会社 | 表示用データ出力装置 |
JP2011015215A (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Canon Inc | 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラム |
WO2012014802A1 (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | ブラザー工業株式会社 | 表示装置及び当該表示装置のcpuが実行するコンピュータプログラム |
-
2004
- 2004-12-10 JP JP2004357691A patent/JP2006163218A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007293044A (ja) * | 2006-04-25 | 2007-11-08 | Sony Computer Entertainment Inc | 画像表示装置、画像表示方法、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
US9099059B2 (en) | 2006-04-25 | 2015-08-04 | Sony Corporation | Image display device, image display method, information processing device, information processing method, and information storing medium |
JP2008245018A (ja) * | 2007-03-28 | 2008-10-09 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置、印刷装置および画像キャッシュ方法 |
WO2009113260A1 (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-17 | パナソニック株式会社 | 表示用データ出力装置 |
JP2009217135A (ja) * | 2008-03-12 | 2009-09-24 | Panasonic Corp | 表示用データ出力装置 |
JP2011015215A (ja) * | 2009-07-02 | 2011-01-20 | Canon Inc | 画像表示装置、画像表示装置の制御方法、及びプログラム |
WO2012014802A1 (ja) * | 2010-07-30 | 2012-02-02 | ブラザー工業株式会社 | 表示装置及び当該表示装置のcpuが実行するコンピュータプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI375181B (en) | Image processing apparatus, image processing method, program for image processing method, and recording medium which records program for image processing method | |
JP4678404B2 (ja) | 撮像装置、その制御方法およびプログラム | |
CN1164098C (zh) | 摄像设备和信号处理方法 | |
JP4645685B2 (ja) | カメラ、カメラ制御プログラム及び撮影方法 | |
US10212362B2 (en) | Method and apparatus for creating or storing resultant image which changes in selected area | |
KR101720774B1 (ko) | 디지털 촬영 장치 및 그의 사진 제공 방법 | |
JP5493455B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム | |
US8451365B2 (en) | Image control apparatus, image control method, and recording medium | |
JP6429588B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
JP2009077362A (ja) | 画像処理装置、動画再生装置、これらにおける処理方法およびプログラム | |
CN102640486B (zh) | 图像拍摄装置以及图像拍摄方法 | |
JP2010263341A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム | |
US20100331047A1 (en) | Methods and apparatuses for facilitating generation and editing of multiframe images | |
WO2017084342A1 (zh) | 一种电子设备的二次曝光拍照方法和装置 | |
JP7405131B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラム | |
AU2009200887A1 (en) | Image processing apparatus and method | |
JP2006163218A (ja) | 画像表示装置、画像表示方法、およびプログラム | |
US9137446B2 (en) | Imaging device, method of capturing image, and program product for capturing image | |
US20090214138A1 (en) | Image processing method, and processing methods for digital photo frame and interactive image process | |
CN110072063B (zh) | 拍照方法、拍照装置和电子设备 | |
JP2004364039A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2011050107A (ja) | カメラ、カメラ制御プログラム及び撮影方法 | |
JP2008090611A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム | |
JP2012039558A (ja) | 基準画像特定装置、及び、プログラム | |
JP2010287974A (ja) | 携帯電話及びプログラム |