JP2006162172A - 復水回収装置 - Google Patents

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Tatsuya Okihara
原 達 也 沖
Shoichi Okamoto
本 正 一 岡
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Abstract

【課題】 復水ドレンを回収すること及び復水器に空気をいれないことという系統目的をより簡単な系統構成で達成できる復水回収装置を提供する。。
【解決手段】 この復水回収装置は、各部からの復水ドレンラインに直結した復水ドレンヘッダ10と、出口側を復水器1に接続された高さ10m以上のUシール11を有する復水ドレン送水ライン14と、復水ドレンヘッダ10からの水をUシール11の入口側頂部まで揚水しうるポンプ12と、Uシール11の入口側の空気を排出しうるベントライン13とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発電所等で用いられる復水回収装置に関する。
従来、原子力発電所や火力発電所では、給水ポンプ軸封戻り水等の復水ドレンを復水回収タンクに回収し、復水器真空度を利用して、復水器へ送水している。また、復水器真空度が上昇していない時は、タンク上面に設けた復水回収ポンプにより送水している。このような原子力発電所及び火力発電所の復水回収系統は、例えば図6のようになっている。すなわち、復水器1に復水ドレン送水ライン2を介して接続された復水回収タンク3は、復水ドレンライン4からの復水ドレンを回収し、復水器真空度を利用して復水回収ライン2を通じて復水器1に復水ドレンを送水する。また、復水器1に空気が混入し復水器真空度が低下することを防止するため、復水回収タンク3に水位計5を設置し、水位計5からの信号を基に水位制御装置6を介して水位調整弁7の開度を調整することで水位を一定範囲内に納めている。なお、プラント起動前などのように復水器真空度が上昇しておらずタンク水位が上昇してきた場合には、水位スイッチ8からの信号を受けて復水回収タンク3上部に設置されている復水回収ポンプ9を起動し復水ドレンを復水送水ライン2を介して、復水器1に送水するようになっている。
ところが、上記のような従来の復水ドレン回収系統では、復水ドレンを回収すること及び復水器に空気をいれないことという系統目的を達成するため、大型の復水回収タンク3と、水位計5、水位制御装置6及び水位調整弁7からなる水位制御系と、水位スイッチ8及び復水回収ポンプ9からなる機械式復水ドレン送水装置とを必要とし、複雑な構成となっている。
そこで本発明は、本系統の目的をより簡単な系統構成で達成できる復水回収装置を提供することで、プラント建設費とその後のメンテナンス費を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、各部からの復水ドレンラインに直結した復水ドレンヘッダと、出口側を復水器に接続された高さ10m以上のUシールを有する復水ドレン送水ラインと、復水ドレンヘッダからの水をUシールの入口側頂部まで揚水しうるポンプと、Uシールの入口側の空気を排出しうるベントラインとを備えたことを特徴とする。
この発明によれば、各部からの復水ドレンをポンプによりUシール入口側頂部まで揚水し、Uシールを介して復水ドレンを復水器に送水することが出来る。また、復水ドレン送水ライン中の空気はUシールによりシールされ、さらにUシール入口側に設けられたベントラインから排出されるため、復水器に混入することを防ぐことが出来る。これにより、大型の復水回収タンクと、水位計、水位制御装置及び水位調整弁からなる水位制御系と、水位スイッチ及び復水回収ポンプからなる機械式復水ドレン送水装置を設置する必要がなくなる。
また、本発明は、前記Uシールの入口側の垂直配管部に設置され、落水してきた復水ドレンを一旦回収するタンクと、このタンクに接続されたベントラインとをさらに備えたことを特徴とする。この発明によればより確実にベントが行うことができる。
また、本発明は、前記ポンプの吸込側に潤滑水を供給する手段をさらに備えたことを特徴とする。この発明によれば、ポンプの連続運転に必要な最少流量を確保することによって、ポンプ連続運転を可能とし、間欠運転による駆動用電動機の負担を無くすことが出来る。
また、本発明は、前記ポンプは、軸潤滑水を供給する手段を有し復水ドレン量の多少に関わらず連続運転することが可能であることを特徴とする。この発明によれば、復水ドレン量の多少に関わらずポンプ連続運転を可能とし、間欠運転による駆動用電動機の負担を無くすことが出来る。また、ポンプ吸込側に潤滑水を供給する手段が途絶えた場合でも、復水ドレン量の多少に関わらずポンプ連続運転を可能とし、間欠運転による駆動用電動機の負担を無くすことが出来る。
本発明によれば、より簡単な系統構成で達成できる復水回収装置を提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について図1ないし図5を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の復水回収装置を示す。この復水回収装置には、各部からの復水ドレンラインに直結した復水ドレンヘッダ10が設けられている。また、出口側を復水器1に接続された高さ10m以上のUシール11を有する復水ドレン送水ライン14が設けられている。また、復水ドレンヘッダ10にはUシール11の入口側頂部まで復水ドレンを揚水可能なポンプ12が接続されている。そして、Uシール11の入口側頂部にはエアベント13のラインが設けられている。
この第1の実施の形態においては、各部からの復水ドレンを復水ドレンヘッダ10に集め、ポンプ12によりUシール11入口側頂部まで揚水し、Uシール11を介して復水ドレンを復水器1に送水することが出来る。また、復水ドレン送水ライン14中の空気はUシール11によりシールされ、さらにUシール11入口側に設けられたエアベント13のラインから排出されるため、復水器1に混入することを防ぐことが出来る。
図2は、本発明に係る復水回収装置の第2の実施の形態を示すものである。
この第2の実施の形態においては、第1の実施の形態の復水回収装置のUシール11の入口側垂直配管部にタンク15が設けられている。また、タンク15にはタンクベント16が設けられている。
この実施形態においては、各部からの復水ドレンを復水ドレンヘッダ10に集め、ポンプ12によりUシール11入口側頂部まで揚水し、Uシール11を介して復水ドレンを復水器1に送水することが出来る。また、復水ドレン送水ライン14中の空気はUシール11によりシールされ、さらにUシール11入口側に設けられたエアベント13のラインとタンク15を介してタンクベント16のラインから排出されるため、図1に示す第1の実施の形態の復水回収装置と比較して、空気が復水器1に混入することをより防ぐことが出来る。
図3は、本発明に係る復水回収装置の第3の実施の形態を示すものである。
この第3の実施の形態においては、第1の実施の形態の復水回収装置のポンプ12の吸込側に潤滑水供給ライン17が設けられている。
この実施形態においては、ポンプ12の連続運転に必要な最少流量を潤滑水供給ライン17から供給することによって、ポンプ連続運転を可能とし、間欠運転による駆動用電動機の負担を無くし、安定した運転を確保することができる。
なお、この第3の実施の形態は、図4に示すように、第2の実施の形態の復水回収装置のポンプ12の吸込側に潤滑水供給ライン17が設けてもよく、同様の効果を得ることができる。
図5は、本発明に係る復水回収装置の第4の実施の形態に使用される軸潤滑水供給ライン18を有し復水ドレン量の多少に関わらず連続運転することが可能なポンプ19の構造を示している。
ポンプ19は、ポンプ主軸20、羽根車21及びポンプ胴体22で構成され、復水ドレンヘッダ10と復水ドレン送水ライン14とに接続されている。軸潤滑水供給ライン18から軸潤滑水が常時供給されることにより、復水ドレンヘッダ10からの復水ドレンがポンプ胴体22を満水するのに十分でなかったとしても熱上昇による損傷が起こることはなしに連続運転することが可能となる。この時復水ドレンは、羽根車21に昇圧されることなく復水ドレン送水ライン14を通じてポンプ19の吐出側に流れ出る。また、復水ドレンヘッダ10からの復水ドレン量が増加し、ポンプ胴体22内の水位が羽根車21まで上昇すると、復水ドレンは羽根車21によって昇圧され復水ドレン送水ライン14に吐き出される。
この第4の実施の形態においては、上記第1ないし第3の実施の形態のポンプのかわりに、上述のような軸潤滑水供給ライン18を有し復水ドレン量の多少に関わらず連続運転することが可能なポンプ19を採用している。
この実施形態においては、復水ドレン量の多少に関わらずポンプの連続運転を可能とし、間欠運転による駆動用電動機の負担を無くすことが出来る。また、ポンプ吸込側に潤滑水を供給する手段が途絶えた場合でも、復水ドレン量の多少に関わらずポンプの連続運転を可能とし、間欠運転による駆動用電動機の負担を無くすことが出来る。
本発明の第1の実施の形態の復水回収装置を示す図。 本発明の第2の実施の形態の復水回収装置を示す図。 本発明の第3の実施の形態の復水回収装置を示す図。 本発明の第3の実施の形態の復水回収装置の他の例を示す図。 本発明の第4の実施の形態の復水回収装置に使用されるポンプの概略を示す図。 従来の復水回収装置を示す図。
符号の説明
1 復水器
10 復水ドレンヘッダ
11 Uシール
12 ポンプ
13 エアベント
14 復水ドレン送水ライン
15 タンク
16 タンクベント
17 潤滑水供給ライン
18 軸潤滑水供給ライン
19 ポンプ

Claims (4)

  1. 各部からの復水ドレンラインに直結した復水ドレンヘッダと、
    出口側を復水器に接続された高さ10m以上のUシールを有する復水ドレン送水ラインと、
    前記復水ドレンヘッダからの水を前記Uシールの入口側頂部まで揚水しうるポンプと、
    前記Uシールの入口側の空気を排出しうるベントラインと
    を備えたことを特徴とする復水回収装置。
  2. 前記Uシールの入口側の垂直配管部に設置され、落水してきた復水ドレンを一旦回収するタンクと、
    このタンクに接続されたベントラインとを
    さらに備えたことを特徴とする請求項1記載の復水回収装置。
  3. 前記ポンプの吸込側に、潤滑水を供給する手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の復水回収装置。
  4. 前記ポンプは、軸潤滑水を供給する手段を有し復水ドレン量の多少に関わらず連続運転することが可能であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の復水回収装置。
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