JP2006160760A - 血管壁内膜肥厚抑制剤 - Google Patents
血管壁内膜肥厚抑制剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006160760A JP2006160760A JP2006027272A JP2006027272A JP2006160760A JP 2006160760 A JP2006160760 A JP 2006160760A JP 2006027272 A JP2006027272 A JP 2006027272A JP 2006027272 A JP2006027272 A JP 2006027272A JP 2006160760 A JP2006160760 A JP 2006160760A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vascular wall
- intimal thickening
- batroxobin
- thickening
- vascular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
【課題】 経皮的血管形成術後に生じる血管壁内膜肥厚抑制剤を提供する。
【解決手段】 血管壁内膜肥厚抑制剤の有効成分としてセリンプロテアーゼの一つであるバトロキソビンを用いる。必要に応じてヘパリンを併用することが望ましい。
【選択図】なし
【解決手段】 血管壁内膜肥厚抑制剤の有効成分としてセリンプロテアーゼの一つであるバトロキソビンを用いる。必要に応じてヘパリンを併用することが望ましい。
【選択図】なし
Description
本発明はバトロキソビン(batroxobin)を有効成分として含有することを特徴とする経皮的血管形成術後の再狭窄、動脈硬化症の予防及び治療薬に関する。
動脈硬化性内膜肥厚、及び心筋梗塞・狭心症の治療法として普及しつつある経皮的血管形成術後に生じる血管壁内膜肥厚は、血管の内皮傷害が原因であると考えられ、血管中膜層から平滑筋細胞が遊走し、内膜層で増殖を重ねることによって内膜肥厚が形成されると報告されている。
然し、この現象は、生理学・薬理学的にはほとんど解明されておらず、例えば血小板由来増殖因子(PDGF)が平滑筋細胞の遊走促進作用や増殖促進作用を有することが知られているのみで、実際にこの因子のみが動脈硬化性の血管内膜の肥厚や経皮的血管形成術後の再肥厚に直接関与しているかどうかを確かめた報告はない。
然し、この現象は、生理学・薬理学的にはほとんど解明されておらず、例えば血小板由来増殖因子(PDGF)が平滑筋細胞の遊走促進作用や増殖促進作用を有することが知られているのみで、実際にこの因子のみが動脈硬化性の血管内膜の肥厚や経皮的血管形成術後の再肥厚に直接関与しているかどうかを確かめた報告はない。
従って、動脈硬化性内膜肥厚、及び心筋梗塞・狭心症の治療法として普及しつつある経皮的血管形成術後に生じる血管壁内膜肥厚に対する有効な手段あるいは治療薬は未だ見出されていないのが現状である。
最近の調査によれば、日本における経皮的血管形成術、例えばPTCAは凡そ35,000例あり、術後の血管壁内膜肥厚に起因する再狭窄の発生率は20〜50%と報告されており、この予防及びその治療薬の開発は、極めて重要な課題となっている。
本発明者は、動物モデルを用いて血管壁内膜肥厚に対し、その予防及び治療薬の開発につき鋭意研究を行った結果、バトロキソビンが、血管壁内膜肥厚を抑制し得ることを見いだし、本発明を完成させた。
最近の調査によれば、日本における経皮的血管形成術、例えばPTCAは凡そ35,000例あり、術後の血管壁内膜肥厚に起因する再狭窄の発生率は20〜50%と報告されており、この予防及びその治療薬の開発は、極めて重要な課題となっている。
本発明者は、動物モデルを用いて血管壁内膜肥厚に対し、その予防及び治療薬の開発につき鋭意研究を行った結果、バトロキソビンが、血管壁内膜肥厚を抑制し得ることを見いだし、本発明を完成させた。
本発明は、動脈硬化性内膜肥厚、及び心筋梗塞・狭心症の治療法として普及しつつある経皮的血管形成術後に生じる血管壁内膜肥厚に対して有効な予防・治療薬を提供することを目的とする。
即ち、本発明は、バトロキソビンを有効成分として含有する経皮的血管形成術後の再狭窄、動脈硬化症の予防及び治療薬である。本発明のバトロキソビンは、哺乳動物に対して種特異性を示すので、血中のフィブリノーゲン濃度が顕著に低下しない哺乳動物においては、更に必要に応じて、ヘパリンを併用することが望ましい。
本発明に係るバトロキソビンは、その本質は「Bothrops atrox moojeni蛇毒由来のトロンビン様酵素」であり、その製剤は東菱薬品工業(株)より製造されているバトロキソビン製剤が挙げられる。
本発明に係るバトロキソビンは、その本質は「Bothrops atrox moojeni蛇毒由来のトロンビン様酵素」であり、その製剤は東菱薬品工業(株)より製造されているバトロキソビン製剤が挙げられる。
本発明に用いるバトロキソビンが、血管壁内膜肥厚抑制作用を持つことはこれまでに知られていない。
本発明に用いる単離精製されたバトロキソビンは、既にアミノ酸の全一次構造が決定されている[N. Itoh et al (1987) J. Biol. Chem. 262 (7) 3132-3135]。バトロキソビンは、トロンビンと同様に、セリンプロテアーゼの一つであり、分子量も近似し、両者共フィブリノーゲンを分解してフィブリノペプタイドAを遊離するが、トロンビンはフィブリノペプタイドBも同時に遊離し、又バトロキソビンはフィブリノーゲンを除く血液凝固因子に作用しないが、トロンビンは各種の血液凝固因子に作用する等の点で特異的に相違するものである。
本発明に用いるバトロキソビンは、その血管壁内膜肥厚抑制作用により、血管壁内膜肥厚抑制剤、動脈硬化予防剤、及び経皮的血管形成術後の再狭窄等の予防・治療薬として使用される。
本発明によるバトロキソビンの投与量は症状により異なるが、一般に成人1日1回あたり、バトロキソビンとして1〜20バトロキソビン単位(Batroxobin Unit 、略してBU)であり、なお、症状により増減できる。これを適宜希釈し、点滴静脈内投与、静脈内投与あるいは局所投与することが好ましい。ここで言うバトロキソビン単位とは、バトロキソビンの酵素活性量を示す単位で、37℃で、標準ヒトクエン酸加血漿0.3ml に、バトロキソビン溶液0.1ml を加えるとき、19.0±0.2 秒で凝固する活性量を2BUとするものである。
以下に本発明を、実施例を以て更に説明する。
本発明に用いる単離精製されたバトロキソビンは、既にアミノ酸の全一次構造が決定されている[N. Itoh et al (1987) J. Biol. Chem. 262 (7) 3132-3135]。バトロキソビンは、トロンビンと同様に、セリンプロテアーゼの一つであり、分子量も近似し、両者共フィブリノーゲンを分解してフィブリノペプタイドAを遊離するが、トロンビンはフィブリノペプタイドBも同時に遊離し、又バトロキソビンはフィブリノーゲンを除く血液凝固因子に作用しないが、トロンビンは各種の血液凝固因子に作用する等の点で特異的に相違するものである。
本発明に用いるバトロキソビンは、その血管壁内膜肥厚抑制作用により、血管壁内膜肥厚抑制剤、動脈硬化予防剤、及び経皮的血管形成術後の再狭窄等の予防・治療薬として使用される。
本発明によるバトロキソビンの投与量は症状により異なるが、一般に成人1日1回あたり、バトロキソビンとして1〜20バトロキソビン単位(Batroxobin Unit 、略してBU)であり、なお、症状により増減できる。これを適宜希釈し、点滴静脈内投与、静脈内投与あるいは局所投与することが好ましい。ここで言うバトロキソビン単位とは、バトロキソビンの酵素活性量を示す単位で、37℃で、標準ヒトクエン酸加血漿0.3ml に、バトロキソビン溶液0.1ml を加えるとき、19.0±0.2 秒で凝固する活性量を2BUとするものである。
以下に本発明を、実施例を以て更に説明する。
本発明のバトロキソビンは、血栓形成を予防し、血管壁内膜肥厚を抑制し、経皮的血管形成術後の再狭窄、動脈硬化症の予防及び治療薬として有効である。
〔実施例〕
バトロキソビン(Bothrops atrox moojeni蛇毒由来のトロンビン様酵素)製剤1ml中の成分及び分量は、次の通りである。
バトロキソビン(主成分) 10 BU
クロロブタノール(防腐剤) 3 mg
ゼラチン加水分解物(安定化剤) 0.1 mg
塩化ナトリウム(等張化剤) 9 mg
注射用蒸留水 全量1ml
〔試験例〕
再発性狭窄症のモデルとして、高コレステロール(コレステロール2%含有食餌)1ヵ月負荷の家兎[ 雄、2.5 〜3kg、ヘパリン群7羽、(バトロキソビン+ヘパリン)群7羽] の総腸骨動脈を用いた。このモデルはヒト動脈硬化症モデルとして今日まで最も多く用いられ、多くの知見が得られており、該試験例においても動脈硬化症の経皮的血管形成術後の狭窄モデルとして使用された。詳しくは、家兎大腿動脈よりカテーテルシースを挿入し、これを介してバルーンカテーテルを総腸骨動脈に進めて同部を傷害する。バルーン傷害後、バルーンカテーテルをさらに大動脈の分岐部まで進め、バルーン膨張による近位よりの血流遮断下にシースより2mlの生理食塩水を局所注入した後、血流を再開させ、これを対照側とした。
他方、同様にバルーン傷害時に2mlの生理食塩水に溶解したヘパリン(25 U/kg)、あるいは上記バトロキソビン製剤(1BU/kg)とヘパリン(25 U/kg)の混合溶液、すなわち、バトロキソビンとヘパリンの重量比が1対100 で混合された2mlの生理食塩溶液を傷害総腸骨動脈内に局所注入し、3分間留置後、血流を再開させ、これを薬剤投与側とした。
1時間後の血管内視鏡と血管造影所見では、対照側には閉塞性或いは壁在血栓が全例に認められ、薬剤投与側には閉塞性血栓は認められなかった。
術後、さらに高コレステロール1ヵ月負荷を継続することにより、対照側と薬剤投与側の血管内径狭窄度(%)を比較した。すなわち、血管傷害1ヵ月後に再度血管造影を行い、内膜肥厚による血管内径狭窄度(%)を比較し、バトロキソビン局所投与の狭窄予防効果を検討した。
1ヶ月後の血管造影所見による血管内径狭窄度(%)1)は、生理食塩水のみを投与した対照側でコレステロール負荷による明らかな総腸骨動脈狭窄病変形成が認められた。また、ヘパリンのみを投与した群よりもバトロキソビンとヘパリンを併用した投与側で顕著な軽減作用を示した(P<0.05)。
結果を次表に示す。
バトロキソビン(Bothrops atrox moojeni蛇毒由来のトロンビン様酵素)製剤1ml中の成分及び分量は、次の通りである。
バトロキソビン(主成分) 10 BU
クロロブタノール(防腐剤) 3 mg
ゼラチン加水分解物(安定化剤) 0.1 mg
塩化ナトリウム(等張化剤) 9 mg
注射用蒸留水 全量1ml
〔試験例〕
再発性狭窄症のモデルとして、高コレステロール(コレステロール2%含有食餌)1ヵ月負荷の家兎[ 雄、2.5 〜3kg、ヘパリン群7羽、(バトロキソビン+ヘパリン)群7羽] の総腸骨動脈を用いた。このモデルはヒト動脈硬化症モデルとして今日まで最も多く用いられ、多くの知見が得られており、該試験例においても動脈硬化症の経皮的血管形成術後の狭窄モデルとして使用された。詳しくは、家兎大腿動脈よりカテーテルシースを挿入し、これを介してバルーンカテーテルを総腸骨動脈に進めて同部を傷害する。バルーン傷害後、バルーンカテーテルをさらに大動脈の分岐部まで進め、バルーン膨張による近位よりの血流遮断下にシースより2mlの生理食塩水を局所注入した後、血流を再開させ、これを対照側とした。
他方、同様にバルーン傷害時に2mlの生理食塩水に溶解したヘパリン(25 U/kg)、あるいは上記バトロキソビン製剤(1BU/kg)とヘパリン(25 U/kg)の混合溶液、すなわち、バトロキソビンとヘパリンの重量比が1対100 で混合された2mlの生理食塩溶液を傷害総腸骨動脈内に局所注入し、3分間留置後、血流を再開させ、これを薬剤投与側とした。
1時間後の血管内視鏡と血管造影所見では、対照側には閉塞性或いは壁在血栓が全例に認められ、薬剤投与側には閉塞性血栓は認められなかった。
術後、さらに高コレステロール1ヵ月負荷を継続することにより、対照側と薬剤投与側の血管内径狭窄度(%)を比較した。すなわち、血管傷害1ヵ月後に再度血管造影を行い、内膜肥厚による血管内径狭窄度(%)を比較し、バトロキソビン局所投与の狭窄予防効果を検討した。
1ヶ月後の血管造影所見による血管内径狭窄度(%)1)は、生理食塩水のみを投与した対照側でコレステロール負荷による明らかな総腸骨動脈狭窄病変形成が認められた。また、ヘパリンのみを投与した群よりもバトロキソビンとヘパリンを併用した投与側で顕著な軽減作用を示した(P<0.05)。
結果を次表に示す。
表1
表
対照側と局所投与側の血管内径狭窄度(%)
ヘパリン群 73±17対34±31%(n=7,P<0.01)
バトロキソビン+ヘパリン群 59±39対5±5%(n=7,P<0.05)
1)血管内径狭窄度(%)は、次の様に計算して求める。
血管内径狭窄度(%)=100×〔(i+ii)/2−iii〕/〔(i+ii)/2〕
i:狭窄部近傍血管内径(近位部)
ii:狭窄部近傍血管内径(遠位部)
iii:狭窄部内血管最小内径
上記結果の様にバトロキソビンとヘパリンの併用で、再狭窄予防効果を示したが、ここでヘパリンは必ずしも必要ではない。
ウサギの血中フィブリノーゲンに対するバトロキソビンの脱フィブリノーゲン作用はヒトフィブリノーゲンにくらべ非常に小さい(「医学と薬学」、大羽光興等、第14巻第4号、第1061頁〜1071頁、1985年10月、自然科学社)。従って、血小板による早期血栓形成によっておこる再閉塞を予防するため、試験例ではヘパリンを併用した。
バトロキソビンの急性毒性試験は、マウス、ラット、ウサギ及びイヌに静脈内投与して行った。LD50値(BU/kg)は次の通りであった。
LD50値(BU/kg)
マウス(ddY系) 192〜210
ラット(Wistar 系) 105〜110
ウサギ(NW 種) >300
イヌ (雑種) 190〜208
表
対照側と局所投与側の血管内径狭窄度(%)
ヘパリン群 73±17対34±31%(n=7,P<0.01)
バトロキソビン+ヘパリン群 59±39対5±5%(n=7,P<0.05)
1)血管内径狭窄度(%)は、次の様に計算して求める。
血管内径狭窄度(%)=100×〔(i+ii)/2−iii〕/〔(i+ii)/2〕
i:狭窄部近傍血管内径(近位部)
ii:狭窄部近傍血管内径(遠位部)
iii:狭窄部内血管最小内径
上記結果の様にバトロキソビンとヘパリンの併用で、再狭窄予防効果を示したが、ここでヘパリンは必ずしも必要ではない。
ウサギの血中フィブリノーゲンに対するバトロキソビンの脱フィブリノーゲン作用はヒトフィブリノーゲンにくらべ非常に小さい(「医学と薬学」、大羽光興等、第14巻第4号、第1061頁〜1071頁、1985年10月、自然科学社)。従って、血小板による早期血栓形成によっておこる再閉塞を予防するため、試験例ではヘパリンを併用した。
バトロキソビンの急性毒性試験は、マウス、ラット、ウサギ及びイヌに静脈内投与して行った。LD50値(BU/kg)は次の通りであった。
LD50値(BU/kg)
マウス(ddY系) 192〜210
ラット(Wistar 系) 105〜110
ウサギ(NW 種) >300
イヌ (雑種) 190〜208
Claims (5)
- バトロキソビンを有効成分として含有することを特徴とする、血管壁内膜肥厚抑制剤。
- 前記血管壁内膜肥厚が、経皮的血管形成術後に生じる血管壁内膜肥厚である、請求項1に記載の血管壁内膜肥厚抑制剤。
- 前記血管壁内膜肥厚が、動脈硬化性の血管壁内膜肥厚である、請求項1に記載の血管壁内膜肥厚抑制剤。
- 前記血管壁内膜肥厚が、血管中膜層から平滑筋細胞が遊走し、内膜層で増殖を重ねることによって形成される血管壁内膜肥厚である、請求項1〜3のいずれかに記載の血管壁内膜肥厚抑制剤。
- ヘパリンを更に含有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の血管壁内膜肥厚抑制剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006027272A JP2006160760A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 血管壁内膜肥厚抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006027272A JP2006160760A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 血管壁内膜肥厚抑制剤 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32201194A Division JP4140981B2 (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 再狭窄症及び動脈硬化症治療薬 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006160760A true JP2006160760A (ja) | 2006-06-22 |
Family
ID=36663154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006027272A Withdrawn JP2006160760A (ja) | 2006-02-03 | 2006-02-03 | 血管壁内膜肥厚抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006160760A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010529997A (ja) * | 2007-06-15 | 2010-09-02 | ザイモジェネティクス, インコーポレイテッド | 安定化トロンビン組成物 |
CN105385671A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-03-09 | 青岛康原药业有限公司 | 一种蛇毒纤溶酶的制备方法 |
-
2006
- 2006-02-03 JP JP2006027272A patent/JP2006160760A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010529997A (ja) * | 2007-06-15 | 2010-09-02 | ザイモジェネティクス, インコーポレイテッド | 安定化トロンビン組成物 |
CN105385671A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-03-09 | 青岛康原药业有限公司 | 一种蛇毒纤溶酶的制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4140981B2 (ja) | 再狭窄症及び動脈硬化症治療薬 | |
Fredenburgh et al. | New anticoagulants: Moving beyond the direct oral anticoagulants | |
Fingleton | Matrix metalloproteinases as valid clinical target | |
Friederich et al. | Novel low-molecular-weight inhibitor of PAI-1 (XR5118) promotes endogenous fibrinolysis and reduces postthrombolysis thrombus growth in rabbits | |
Meyer et al. | Inhibition of growth of thrombus on fresh mural thrombus. Targeting optimal therapy. | |
JP5504119B2 (ja) | 生体導管の疾患を治療および予防するための方法 | |
Abendschein et al. | Maintenance of coronary patency after fibrinolysis with tissue factor pathway inhibitor | |
FR2882654A1 (fr) | Utilisation de derives de la diosmetine pour le traitement et la prevention des pathologies thrombotiques | |
Gailani | Future prospects for contact factors as therapeutic targets | |
Levy | Hemostatic agents. | |
Wang et al. | Batroxobin plus aspirin reduces restenosis after angioplasty for arterial occlusive disease in diabetic patients with lower-limb ischemia | |
WO2002072132A1 (en) | Combinations of heparin cofactor ii agonist and platelet iib/iiia antagonist, and uses thereof | |
Zhang et al. | Mechanisms of intimal hyperplasia learned from a murine carotid artery ligation model | |
Kumar et al. | Anticoagulants for atrial fibrillation: from warfarin and DOACs to the promise of factor XI inhibitors | |
JP2006160760A (ja) | 血管壁内膜肥厚抑制剤 | |
ES2335383T3 (es) | Una formulacion farmaceutica que contiene un inhibidor de carboxipeptidasa y un inhibidor de trombina. | |
Wang et al. | Batroxobin for prevention of restenosis in diabetic patients after infrapopliteal arterial angioplasty: a small randomized pilot trial | |
Yamada et al. | Effects of argatroban and heparin on thrombus formation and tissue plasminogen activator-induced thrombolysis in a microvascular thrombosis model | |
Baskova et al. | Piyavit from the medicinal leech is a new orally active anticoagulating and antithrombotic drug | |
King et al. | Fibrinolysin therapy for thrombosis of priapism | |
Ikoma | Development of argatroban as an anticoagulant and antithrombin agent in Japan | |
De Curtis et al. | Experimental Arterial Thrombosis in Genetically or Diet Induced Hyperlipidemia in Rats | |
Mattsson et al. | Mechanism of action of the oral direct thrombin inhibitor ximelagatran | |
Becker | Seminars in Thrombosis, Thrombolysis and Vascular Biology: 3. Platelet Activity in Cardiovascular Disease | |
McBane II et al. | Direct thrombin inhibitors are not equally effective in vivo against arterial thrombosis: in vivo evaluation of DuP714 and argatroban in a porcine angioplasty model and comparison to r-hirudin |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080610 |