JP2006159920A - Steering device with position adjusting function - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、自動車を操舵する為のステアリングホイールの高さ位置等を調節可能とする、位置調節機能付ステアリング装置の改良に関する。特に、本発明は、上記高さ位置の調節を軽い力で行なえる様にする技術に関する。 The present invention relates to an improvement of a steering device with a position adjusting function that can adjust a height position and the like of a steering wheel for steering an automobile. In particular, the present invention relates to a technique for adjusting the height position with a light force.
運転者の体格や運転姿勢等に応じてステアリングホイールの高さ位置を変える為、位置調節機能を備えたステアリング装置が従来から使用されている。図8〜13は、この様な位置調節機能付ステアリング装置の従来構造の1例を示している。後端部(図10を除く各図の右端部)に固定されたステアリングホイール1の操作により回転するステアリングシャフト2を、ステアリングコラム3に挿通すると共に、このステアリングコラム3の前端部(図10を除く各図の左端部)を車体に、横軸4を中心とする揺動自在に支持している。一方、上記ステアリングコラム3の中間部は、車体に固定した1対の固定ブラケット5、5に対し、上下位置の調節を自在に支持している。
In order to change the height position of a steering wheel according to a driver's physique, a driving posture, etc., a steering device having a position adjusting function has been conventionally used. 8 to 13 show an example of a conventional structure of such a steering apparatus with a position adjusting function. The
上記各固定ブラケット5、5は、十分な剛性を有する金属板を折り曲げ形成して成り、互いに平行に配置した1対の鉛直板部6、6を備える。そして、これら各鉛直板部6、6の互いに整合する位置に、上記横軸4を中心とする円弧状で上下方向に長い長孔7、7を形成している。又、上記ステアリングコラム3の中間部で、上記1対の鉛直板部6、6同士の間に挟まれた部分には、十分な剛性を有する金属板を折り曲げ形成して成る、断面大略U字形の昇降ブラケット8を、溶接等により固定している。この昇降ブラケット8は、上記各鉛直板部6、6と重なり合う、互いに平行な1対の側板部9、9を備える。そして、これら各側板部9、9の一部で上記各長孔7、7と整合する部分に、それぞれ互いに同心の通孔10、10を形成している。そして、これら各通孔10、10と上記長孔7、7とに、チルトボルト11を挿通している。
Each of the
このチルトボルト11の基端部(図10の左端部)には、一方(図10の左方)の鉛直板部6の外側面を押圧する為の頭部12を設けている。図示の例では、この頭部12の端部に設けた係合部13を、上記長孔7に係合させる事により、上記チルトボルト11の回転防止を図っている。又、このチルトボルト11の先端部(図10の右端部)には、他方(図10の右方)の鉛直板部6の外側面を押圧する為のチルトナット14を螺合させ、更に、このチルトナット14にチルトレバー15の基端部を結合固定している。尚、これらチルトナット14及びチルトレバー15と、上記チルトボルト11とが、切換手段を構成する。
At the base end portion (left end portion in FIG. 10) of the
又、上記昇降ブラケット8は、上記各側板部9、9の下端縁同士を互いに連結する底板部16を備える。そして、この底板部16の下面の幅方向(図10の左右方向、図11の上下方向)中間部を、次述する付勢ばね19の一部を押し付ける為の受面17としている。この受面17は、上記各側板部9、9に対し直角で、且つ、上記ステアリングコラム3の中心軸X(図9にのみ図示)に対し平行な平面としている。尚、この様に受面17をステアリングコラム3の中心軸に対し平行な平面とする事は、例えば特許文献1に記載された従来構造の他、各種の従来構造に於いて同様である。又、上記底板部16の下面の幅方向両端部にはそれぞれ、上記受面17に対して上方に凹入する凹部18、18を設けている。
The
又、上記付勢ばね19は、ばね鋼製の1本の線材により造られており、互いに同心に且つ軸方向に離隔して配置した1対のコイルばね部20、20と、これら各コイルばね部20、20の互いに対向する端部から接線方向に延出する状態で設けられた押圧腕部21と、上記各コイルばね部20、20の互いに反対側の端部からそれぞれ接線方向に延出する状態で設けられた1対の支持腕部22、22とを備える。即ち、上記各コイルばね部20、20はそれぞれ、上記線材の両端寄り部分を螺旋状に巻回して成り、互いに同心に且つ軸方向に間隔をあけて配置している。又、上記押圧腕部21は、上記線材の中間部をコ字形に折り曲げて成り、互いに平行な1対の第一直線部23、23と、これら各第一直線部23、23の先端部(図9、11、12、13の右端部)同士を連結する第二直線部24とを備える。そして、このうちの各第一直線部23、23の基端部(図9、11、12、13の左端部)をそれぞれ、上記各コイルばね部20、20の互いに対向する側の端部に連結している。又、上記各支持腕部22、22はそれぞれ、上記線材の両端部分により、先端部(図9、10、12、13の上端部、図11の右端部)をクランク状に、残りの部分を直線状に、それぞれ形成して成る。そして、それぞれの基端部(図9、10、12、13の下端部、図11の左端部)を、上記各コイルばね部20、20の互いに反対側の端部に連結している。
The urging
この様な付勢ばね19は、上記各支持腕部22、22の先端部を、支持部材である上記各固定ブラケット5、5の前端部を構成する前板部25、25に形成した切り欠き26及び透孔27に係合させる事により、上記各固定ブラケット5、5に変位を阻止した状態で結合している。これと共に、上記各コイルばね部20、20を捩る事により、これら各コイルばね部20、20で捩り方向の弾力を発生させた状態で、上記押圧腕部21を構成する第二直線部24を、前記受面17に対し、摺動可能に接触させている。これにより、この受面17を、上記第二直線部24により、上記捩り方向の弾力に基づいて押圧している。そして、この押圧力(前記ステアリングコラム3を前記横軸4を中心として上方に揺動させようとする力)と、重力(同じく下方に揺動させようとする力=モーメント)とをバランスさせて、次述するステアリングホイール1の高さ位置の調節時に、上記ステアリングコラム3を上記横軸4を中心として揺動させる為に必要な力を軽減できる様にしている。尚、上述の様に付勢ばね19を組み付けた状態で、上記押圧腕部21を構成する1対の第一直線部23、23はそれぞれ、前記底板部16の幅方向に関して、前記各凹部18、18と整合する部分に配置している。
Such an
上述の様に構成するステアリング装置により、運転者の体格等に応じて、ステアリングホイール1の高さ位置を調節する場合には、チルトレバー15を操作する事によりチルトナット14を弛め、このチルトナット14とチルトボルト11の頭部12との間隔を広げる。これにより、1対の固定ブラケット5、5を構成する鉛直板部6、6の内側面と、昇降ブラケット8を構成する1対の側板部9、9の外側面との間に生じる摩擦力を小さくする。そして、この状態のまま、ステアリングコラム3を横軸4を中心として揺動させる(上記各鉛直板部6、6に形成した長孔8、8に沿って上記チルトボルト11を移動させる)事により、上記ステアリングホイール1を所望の高さ位置に移動させる。尚、この際にステアリングホイール1を移動させる事ができる高さの上限位置は、上記チルトボルト11が上記各長孔8、8の上端部に達する位置(図12)であり、同じく下限位置は、上記チルトボルト11が上記各長孔8、8の下端部に達する位置(図13)である。
When the height position of the
又、上述の様にステアリングコラム3を揺動させる際に、上記昇降ブラケット8の下面に設けた受面17に対する、付勢ばね19の押圧腕部21を構成する第二直線部24の接触位置は、上記ステアリングコラム3を下方に揺動させる事に伴い、このステアリングコラム3の後端側に移動し、同じく上方に揺動させる事に伴い、このステアリングコラム3の前端側に移動する。従って、上記各固定ブラケット5、5の前端縁から上記接触位置までの距離Lは、図12に示した上限位置の状態で最も小さく(L=LMIN )なり、図13に示した下限位置の状態で最も大きく{L=LMAX (>LMIN )}なる。又、上述の様にステアリングコラム3を下方に揺動させる際に、上記付勢ばね19の押圧腕部21を構成する1対の第一直線部23、23はそれぞれ、図13に示す様に、上記昇降ブラケット8の下面の幅方向両端部に設けた凹部18、18の内側に進入する為、この昇降ブラケット8と干渉する事はない。
Further, when the
何れにしても、上述の様にステアリングホイール1を所望の高さ位置に移動させたならば、そのままの状態で、上記チルトレバー15を操作する事により上記チルトナット14を締め付け、上記頭部12と上記チルトナット14との間隔を狭める。これにより、上記1対の鉛直板部6、6の内側面を上記各側板部9、9の外側面に強く押し付けて、これら両面間に生じる摩擦力を大きくする。この結果、上記ステアリングホイール1を調節後の高さ位置に固定する事ができる。
In any case, if the
ところで、上述した様な位置調節機能付ステアリング装置の場合には、上記ステアリングコラム3を下方に揺動させる事に伴い、上記付勢ばね19を構成する各支持腕部22、22と押圧腕部21との間の開き角度θ、即ち、上記付勢ばね19を構成する各コイルばね部20、20で発生する捩り方向の弾力が、大きくなる。この様に捩り方向の弾力が大きくなると、その分だけ上記ステアリングホイール1の高さ位置を下げる為に必要な操作力が大きくなる。従って、この操作力を軽減できる様にすべく、上記ステアリングコラム3を下方に揺動させる際の上記弾力の増加率を小さくできる様にする事が望まれる。
By the way, in the case of the steering device with a position adjusting function as described above, the supporting
この場合、上記弾力の増加率を小さくする方法として、上記各コイルばね部20、20のばね係数を低くする方法が考えられる。この為に具体的には、上記各コイルばね部20、20を構成する線材の巻き数を増やす方法や、この線材の径を小さくする方法が考えられる。ところが、上記線材の巻き数を増やす方法を採用すると、上記各コイルばね部20、20の軸方向寸法が嵩み、狭小なスペースに設置できなくなる可能性がある為、好ましくない。又、上記線材の径を小さくする方法を採用すると、上記各コイルばね部20、20の耐久性が低下する為、好ましくない。
In this case, as a method of reducing the rate of increase in elasticity, a method of reducing the spring coefficient of each of the
本発明の位置調節機能付ステアリング装置は、上述した様な事情に鑑み、大型化や耐久性の低下を招く事なく、ステアリングコラムを下方に揺動させる際の付勢ばねの弾力の増加率を小さくできる構造を実現すべく発明したものである。 In view of the circumstances as described above, the steering device with a position adjusting function according to the present invention can increase the rate of increase in elasticity of the urging spring when the steering column is swung downward without causing an increase in size or a decrease in durability. It was invented to realize a structure that can be made smaller.
本発明の位置調節機能付ステアリング装置は、後端部にステアリングホイールを固定するステアリングシャフトを挿通し、その前端部を車体に対し横軸により枢支したステアリングコラムと、車体に固定した固定ブラケットと、この固定ブラケットに対し上記ステアリングコラムの中間部乃至後端部を固定する状態と固定しない状態とを切り換え可能な切換手段と、付勢ばねとを備える。
このうちの付勢ばねは、コイルばね部と、このコイルばね部を構成する線材の両端部からそれぞれこのコイルばね部の外周面を含む仮想円筒面よりも径方向外方に延出する状態で設けられた1対の腕部とを備える。そして、上記コイルばね部を捩る事により、このコイルばね部で捩り方向の弾力を発生させた状態で、上記1対の腕部のうちの一方の腕部を車体に固定した支持部材(例えば、上記固定ブラケット)に結合すると共に、他方の腕部を上記ステアリングコラム又はこのステアリングコラムに固定した部材の下面に設けた受面に(直接、又は、低摩擦材製のコーティングや装着部品を介して)、この受面に沿った前後方向の変位可能に接触させている。これにより、この受面を上記捩り方向の弾力に基づいて上方に押圧し、且つ、この受面に対する上記他方の腕部の接触位置が、上記ステアリングコラムを上記横軸を中心として下方に揺動させる事に伴いこのステアリングコラムの軸方向一端側に、同じく上方に揺動させる事に伴いこのステアリングコラムの軸方向他端側に、それぞれ移動する様にしている。
特に、本発明の位置調節機能付ステアリング装置に於いては、上記受面を、上記ステアリングコラムの軸方向一端側に向かう程、このステアリングコラムの中心軸よりも大きい割合で、このステアリングコラムの揺動方向上方に向かう方向に傾斜する傾斜面としている。
A steering apparatus with a position adjusting function according to the present invention includes a steering column having a steering shaft for fixing a steering wheel inserted in a rear end portion thereof, a front end portion of which is pivotally supported by a horizontal axis, a fixing bracket fixed to the vehicle body, And a switching means capable of switching between a state in which the middle or rear end of the steering column is fixed to the fixing bracket and a state in which the steering column is not fixed, and an urging spring.
The urging springs of these are in a state of extending radially outward from the virtual cylindrical surface including the outer peripheral surface of the coil spring part from both ends of the coil spring part and the wire constituting the coil spring part. A pair of provided arm portions. Then, by twisting the coil spring portion, the support member (for example, one arm portion of the pair of arm portions fixed to the vehicle body with the coil spring portion generating elasticity in the torsion direction) The other arm is connected to the receiving surface provided on the lower surface of the steering column or a member fixed to the steering column (directly or via a coating or mounting part made of a low friction material) ), Which are in contact with the receiving surface so as to be displaceable in the front-rear direction. As a result, the receiving surface is pressed upward based on the elasticity in the torsional direction, and the contact position of the other arm with respect to the receiving surface swings downward about the horizontal axis. Accordingly, the steering column is moved to one axial end side of the steering column, and is also moved to the other axial end side of the steering column by swinging upward.
In particular, in the steering device with a position adjusting function of the present invention, the swing of the steering column is increased at a rate larger than the central axis of the steering column as the receiving surface is directed to one end side in the axial direction of the steering column. The inclined surface is inclined in the direction toward the upper side of the moving direction.
上述の様に構成する本発明の位置調節機能付ステアリング装置の場合も、前述した従来構造の場合と同様、受面に対する他方の腕部の接触位置が、ステアリングコラムを下方に揺動させる事に伴い、このステアリングコラムの軸方向一端側(上記従来構造の場合には、後端側)に移動する。但し、上記従来構造の場合には、受面を、ステアリングコラムの中心軸と平行な平面としていたのに対し、本発明の場合には、受面を、ステアリングコラムの軸方向一端側に向かう程、このステアリングコラムの中心軸よりも大きい割合で、このステアリングコラムの揺動方向上方に向かう方向に傾斜する傾斜面としている。この為、本発明の場合には、ステアリングコラムを下方に揺動させた際の、上記接触位置の下方への変位率(1対の腕部の開き角度の増加率)、即ち、コイルばね部で発生する捩り方向の弾力の増加率を、上記従来構造の場合に比べて小さくできる。従って、本発明の場合には、ステアリングホイールの高さ位置の調節時に、ステアリングコラムを下方に揺動させる為に必要な操作力を軽減できる。又、本発明の場合には、上記コイルばね部を構成する線材の巻き数を増加させる必要がない為、大型化せず、更には、上記コイルばね部を構成する線材の径を小さくする必要がない為、耐久性が低下しない。 In the case of the steering device with a position adjusting function of the present invention configured as described above, the contact position of the other arm portion with respect to the receiving surface causes the steering column to swing downward as in the case of the conventional structure described above. Accordingly, the steering column moves to one end side in the axial direction (in the case of the conventional structure, the rear end side). However, in the case of the conventional structure, the receiving surface is a plane parallel to the central axis of the steering column, whereas in the present invention, the receiving surface is closer to one end side in the axial direction of the steering column. The inclined surface is inclined in a direction upward in the swing direction of the steering column at a rate larger than the central axis of the steering column. For this reason, in the case of the present invention, when the steering column is swung downward, the downward displacement rate of the contact position (the increase rate of the opening angle of the pair of arm portions), that is, the coil spring portion The rate of increase in elasticity in the torsional direction generated in (1) can be reduced as compared with the conventional structure. Therefore, in the case of the present invention, when the height position of the steering wheel is adjusted, the operating force required to swing the steering column downward can be reduced. In the case of the present invention, it is not necessary to increase the number of windings of the wire constituting the coil spring portion, so that the size is not increased, and further, the diameter of the wire constituting the coil spring portion needs to be reduced. Because there is no, durability does not decrease.
本発明は、請求項2に記載した様に、ステアリングコラムの軸方向一端側が後端側であり、同じく軸方向他端側が前端側であり、且つ、切換手段により、固定ブラケットに対し上記ステアリングコラムの中間部又は後端部を固定しない状態に切り換えた状態で、横軸の位置を基準として上記ステアリングコラムの長さを伸縮させる事が可能な構造(ステアリングホイールの前後位置を変化させる事ができる構造)にも適用できる。この場合に、好ましくは、やはり請求項2に記載した様に、受面に対する他方の腕部の接触位置が、上記横軸の位置を基準として上記ステアリングコラムの長さを伸ばす事に伴いこのステアリングコラムの前端側に、上記横軸の位置を基準としてこのステアリングコラムの長さを縮める事に伴いこのステアリングコラムの後端側に、それぞれ移動する様にする。
According to the second aspect of the present invention, one end side in the axial direction of the steering column is the rear end side, and the other end side in the axial direction is also the front end side. The structure in which the length of the steering column can be expanded and contracted with reference to the position of the horizontal axis in a state where the intermediate part or the rear end part of the steering wheel is not fixed (the front and rear position of the steering wheel can be changed) (Structure). In this case, preferably, as described in
この様な構成を採用する場合、上記横軸の位置を基準として上記ステアリングコラムの長さを伸ばすと、このステアリングコラムを上記横軸を中心として下方に揺動させようとする、重力の作用が大きくなる。但し、これと同時に、上記受面に対する上記他方の腕部の接触位置が前端側に移動する為、当該接触位置が下方に変位して、コイルばね部ので発生する捩り方向の弾力が増加する。従って、上記ステアリングコラムの長さを伸ばした場合でも、付勢ばねが上記受面を押圧する力と上記重力とがバランスした状態を保てる(或はバランスのずれを僅少に抑える事ができる)。又、上記横軸の位置を基準として上記ステアリングコラムの長さを縮めると、このステアリングコラムを上記横軸を中心として下方に揺動させようとする、重力の作用が小さくなる。但し、これと同時に、上記受面に対する上記他方の腕部の接触位置が後端側に移動する為、当該接触位置が上方に変位して、コイルばね部ので発生する捩り方向の弾力が減少する。従って、上記ステアリングコラムの長さを縮めた場合でも、付勢ばねが上記受面を押圧する力と上記重力とがバランスした状態を保てる(或はバランスのずれを僅少に抑える事ができる)。 In the case of adopting such a configuration, when the length of the steering column is extended with reference to the position of the horizontal axis, the action of gravity tries to swing the steering column downward about the horizontal axis. growing. However, at the same time, since the contact position of the other arm portion with respect to the receiving surface moves to the front end side, the contact position is displaced downward, and the elasticity in the torsional direction generated by the coil spring portion is increased. Therefore, even when the length of the steering column is increased, the force by which the biasing spring presses the receiving surface and the gravity can be kept in balance (or the balance deviation can be suppressed to a slight extent). Further, when the length of the steering column is shortened with reference to the position of the horizontal axis, the action of gravity, which tries to swing the steering column downward about the horizontal axis, is reduced. However, at the same time, since the contact position of the other arm portion with respect to the receiving surface moves to the rear end side, the contact position is displaced upward, and the elasticity in the torsional direction generated by the coil spring portion is reduced. . Therefore, even when the length of the steering column is shortened, the force by which the urging spring presses the receiving surface and the gravity can be kept in balance (or balance deviation can be suppressed to a small extent).
又、本発明は、請求項3に記載した様に、ステアリングコラムの一部で横軸よりも後方寄り部分に、電動式パワーステアリング装置用の補助動力装置を支持している構造にも適用できる。
The present invention can also be applied to a structure in which an auxiliary power device for an electric power steering device is supported on a portion of the steering column closer to the rear side than the horizontal axis, as described in
図1〜3は、請求項1に対応する、本発明の実施例1を示している。尚、本実施例の特徴は、昇降ブラケット8aの下面に設けた受面17aの形状を工夫した点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図8〜13に示した従来構造の場合と同様である。この為、同等部分には同一符号を付して、重複する図示並びに説明を省略若しくは簡略にし、以下、本実施例の特徴部分を中心に説明する。
1 to 3 show a first embodiment of the present invention corresponding to claim 1. The feature of this embodiment is that the shape of the receiving
本実施例の場合には、上記受面17aを、ステアリングコラム3の後端側(図1〜3の右側)に向かう程、このステアリングコラム3の中心軸X(図1にのみ図示)よりも大きい割合で、このステアリングコラム3の揺動方向上方(図1のイ方向)に向かう方向に傾斜する傾斜面としている。
In the case of this embodiment, the distance from the central axis X (shown only in FIG. 1) of the
上述の様に構成する本実施例の位置調節機能付ステアリング装置の場合も、前述した従来構造の場合と同様、上記受面17aに対する付勢ばね19の第二直線部24の接触位置は、上記ステアリングコラム3を下方(図1のロ方向)に揺動させる事に伴い、このステアリングコラム3の後端側に移動する。従って、本実施例の場合も、各固定ブラケット5の前端縁から上記接触位置までの距離Lは、図2に示す様に上記ステアリングコラム3を上限位置まで揺動させた状態で最も小さく(L=LMIN )なり、図3に示す様に上記ステアリングコラム3を下限位置まで揺動させた状態で最も大きく{L=LMAX (>LMIN )}なる。
Also in the case of the steering apparatus with a position adjusting function of the present embodiment configured as described above, the contact position of the second
但し、上記従来構造の場合には受面17(図9参照)を、ステアリングコラム3の中心軸Xと平行な平面としているのに対し、本実施例の場合には上記受面17aを、上記ステアリングコラム3の後端側に向かう程上記中心軸Xよりも大きい割合で、このステアリングコラム3の揺動方向上方に向かう方向に傾斜する傾斜面としている。この為、本実施例の場合には、上記ステアリングコラム3を下方に揺動させた際の、上記接触位置の下方への変位率、即ち、上記付勢ばね19を構成する各支持腕部22、22と押圧腕部21との間の開き角度θの増加率を、上記従来構造の場合に比べて小さくできる。例えば、上記ステアリングコラム3を上限位置まで揺動させた状態(本実施例では図2の状態、上記従来構造では図12の状態)での開き角度θは、本実施例の場合(θ=α)と上記従来構造の場合(θ=α)とで互いに等しくした場合でも、上記ステアリングコラム3を下限位置まで揺動させた状態(本実施例では図3の状態、上記従来構造では図13の状態)での開き角度θは、本実施例の場合(θ=β2 )の方が上記従来構造の場合(θ=β1 )よりも小さく(β2 <β1 )なる。
However, in the case of the conventional structure, the receiving surface 17 (see FIG. 9) is a plane parallel to the central axis X of the
何れにしても、本実施例の場合には、上記従来構造に比べて、上記ステアリングコラム3を下方に揺動させた際の、上記開き角度θの増加率を小さくできる為、同じく上記付勢ばね19を構成する各コイルばね部20、20で発生する捩り方向の弾力の増加率も小さくできる。従って、本実施例の場合には、ステアリングホイール1(図8参照)の高さ位置の調節時に、上記ステアリングコラム3を下方に揺動させる為に必要な操作力を軽減できる。尚、本実施例の場合には、上記各コイルばね部20、20を構成する線材の巻き数を増加させる必要がない為、大型化せず、更には、上記各コイルばね部20、20を構成する線材の径を小さくする必要がない為、耐久性が低下しない。
In any case, in the case of the present embodiment, the increase rate of the opening angle θ when the
尚、上述した様な本実施例の構造を実施する場合に、上記ステアリングコラム3の中心軸Xに対する上記受面17aの傾斜角度γは、ステアリング装置を構成する各部材(例えば、横軸4、昇降ブラケット8、付勢ばね19等)の相対位置に応じて、適宜(0度<γ<90度の範囲、より適切には10〜20度の範囲で)決定する事により、本発明の所望の効果が的確に得られる様にする。
When the structure of this embodiment as described above is implemented, the inclination angle γ of the receiving
次に、図4は、やはり請求項1に対応する、本発明の実施例2を示している。上述した実施例1の場合が、付勢ばね19を各固定ブラケット5の前端部に支持していたのに対し、本実施例の場合には、付勢ばね19を、各固定ブラケット5の後端部に支持している。この様に各固定ブラケット5に対する付勢ばね19の支持位置を変えた本実施例の場合も、上述した実施例1の場合と同様、受面17aに対する上記付勢ばね19の第二直線部24の接触位置は、ステアリングコラム3を下方に揺動させる事に伴い、このステアリングコラム3の後端側に移動する。従って、本実施例の場合も、上述した実施例1の場合と同様の原理で、ステアリングホイール1(図8参照)の高さ位置の調節時に、上記ステアリングコラム3を下方に揺動させる為に必要な操作力を軽減できる。その他の部分の構造及び作用は、上述した実施例1の場合と同様である為、同等部分には同一符号を付して、重複する説明を省略する。
Next, FIG. 4 shows
次に、図5〜6は、請求項1〜3に対応する、本発明の実施例3を示している。本実施例の場合、ステアリングシャフト2及びステアリングコラム3はそれぞれ、横軸4の位置を基準として、軸方向の長さを伸縮可能としている。この為に、上記ステアリングシャフト2は前端側のインナーシャフト28と後端側のアウターシャフト29とを、上記ステアリングコラム3は前端側のインナーコラム30と後端側のアウターコラム31とを、それぞれテレスコープ状に組み合わせる事により構成している。又、上記アウターコラム31の中間部に固定した昇降ブラケット8bを構成する左右1対の側板部6のうち、互いに整合する部分に、それぞれ上記ステアリングコラム3の軸方向に長い第二の長孔32を形成している。そして、これら各第二の長孔32に、チルトボルト11の杆部を挿通している。
Next, FIGS. 5-6 has shown Example 3 of this invention corresponding to Claims 1-3. In the case of the present embodiment, the steering
この様な構成を採用する事により、本実施例の場合には、運転者の体格等に応じて、ステアリングホイール1の高さ位置だけでなく、前後位置も調節できる様にしている。即ち、本実施例の場合には、上記高さ位置を調節する場合と同様、チルトレバー15により1対の固定ブラケット5に対する上記昇降ブラケット8bの固定状態を解除した状態で、上記ステアリングシャフト2及びステアリングコラム3を伸縮させる(上記各第二の長孔32に沿って上記チルトボルト11を移動させる)事により、上記前後位置を調節できる。尚、上述の様にステアリングコラム3を伸縮させる際には、上記アウターコラム31に固定した昇降ブラケット8bが、上記各固定ブラケット5に支持した付勢ばね19に対し、上記ステアリングコラム3の軸方向に(伸張時に後方に、収縮時に前方に、それぞれ)変位する。この結果、上記昇降ブラケット8bの下面に設けた受面17aに対する、上記付勢ばね19を構成する第二直線部24の接触位置が、上記ステアリングコラムを伸張させる事に伴い前方に、同じく収縮させる事に伴い後方に、それぞれ移動する。
By adopting such a configuration, in the case of the present embodiment, not only the height position of the
又、本実施例の場合、上述の様にステアリングシャフト2及びステアリングコラム3を伸張させる(上記横軸4から上記ステアリングホイール1までの距離を長くする)と、上記ステアリングコラム3を上記横軸4を中心として下方に揺動させようとする、重力の作用(モーメント)が大きくなる。但し、これと同時に、上記受面17aに対する上記第二直線部24の接触位置が前端側に移動する為、当該接触位置が下方に変位して、上記付勢ばね19を構成するコイルばね部20、20で発生する捩り方向の弾力が増加する。従って、上記ステアリングシャフト2及びステアリングコラム3を伸張させた場合でも、上記付勢ばね19が上記受面17aを押圧する力と上記重力とがバランスした状態を保てる(或はバランスのずれを僅少に抑える事ができる)。又、上記ステアリングシャフト2及びステアリングコラム3を収縮させる(上記横軸4から上記ステアリングホイール1までの距離を短くする)と、上記ステアリングコラム3を上記横軸4を中心として下方に揺動させようとする、重力の作用(モーメント)が小さくなる。但し、これと同時に、上記受面17aに対する上記第二直線部24の接触位置が後端側に移動する為、当該接触位置が上方に変位して、上記各コイルばね部20、20ので発生する捩り方向の弾力が減少する。従って、上記ステアリングシャフト2及びステアリングコラム3を収縮させた場合でも、上記付勢ばね19が上記受面17aを押圧する力と上記重力とがバランスした状態を保てる(或はバランスのずれを僅少に抑える事ができる)。
In this embodiment, when the
又、本実施例の場合、上記ステアリングコラム3の前端部で、上記横軸よりも後端側の部分に、電動式パワーステアリング装置の補助動力装置33を支持している。この為、本実施例の場合には、この補助動力装置33を支持していない構造に比べて、この補助動力装置33を支持した分だけ、上記ステアリングコラム3を上記横軸4を中心として下方に揺動させようとする、重力の作用(モーメント)が大きくなっている。これに伴って本実施例の場合には、この様に重力の作用が大きくなった分、上記付勢ばね19による弾力の初期設定値を大きくする事により、これら両力のバランスを保てる様にしている。尚、本実施例の場合も、上記各固定ブラケット5に対する上記付勢ばね19の支持位置は、図示の前端部に代えて、後端部とする事もできる。その他の部分の構成及び作用は、前述の図1〜3に示した実施例1の場合と同様である。
In the case of this embodiment, the
尚、上述した各実施例では、金属面である受面に対し、金属部材である付勢ばねを構成する他方の腕部を、直接接触させる構成を採用した。但し、本発明を実施する場合には、上記受面と上記他方の腕部との接触部の摺動抵抗を減らす為に、これら受面と他方の腕部の表面とのうちの少なくとも一方に低摩擦材のコーティングを施したり、或はこの他方の腕部を上記受面に対し、この他方の腕部に装着した合成樹脂等の摺動部品又は転がり部品を介して接触させる事もできる。 In each of the above-described embodiments, a configuration is adopted in which the other arm portion that constitutes the biasing spring that is the metal member is brought into direct contact with the receiving surface that is the metal surface. However, when carrying out the present invention, in order to reduce the sliding resistance of the contact portion between the receiving surface and the other arm portion, at least one of the receiving surface and the surface of the other arm portion is provided. The low friction material can be coated, or the other arm can be brought into contact with the receiving surface via a sliding part or a rolling part such as a synthetic resin attached to the other arm.
又、上述した各実施例では、受面として、単一の傾斜面を採用した。但し、本発明を実施する場合には、例えば、図7(A)に示す様な、傾斜角度が多段階に変化する受面17bや、同図(B)に示す様な、曲面状の受面17cを採用する事もできる。
Moreover, in each Example mentioned above, the single inclined surface was employ | adopted as a receiving surface. However, when the present invention is implemented, for example, a receiving
又、上述した各実施例では、ステアリングコラムの下方に設けた部材(昇降ブラケット8a、8bを構成する底板部16)の下面を受面とした。但し、本発明を実施する場合には、ステアリングコラムの側方や上方に設けた部材の下面を受面とする事もできる。又、受面は、ステアリングコラムの下面に直接設ける事もできる。この場合には、例えば、このステアリングコラムのうち上記受面を形成すべき部分を、ハイドロフォーミングにより膨出させる事により、当該受面を形成する。
In each of the above-described embodiments, the lower surface of a member (the
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3 ステアリングコラム
4 横軸
5 固定ブラケット
6 鉛直板部
7 長孔
8、8a、8b 昇降ブラケット
9 側板部
10 通孔
11 チルトボルト
12 頭部
13 係合部
14 チルトナット
15 チルトレバー
16 底板部
17、17a、17b、17c 受面
18 凹部
19 付勢ばね
20 コイルばね部
21 押圧腕部
22 支持腕部
23 第一直線部
24 第二直線部
25 前板部
26 切り欠き
27 透孔
28 インナーシャフト
29 アウターシャフト
30 インナーコラム
31 アウターコラム
32 第二の長孔
33 補助動力装置
DESCRIPTION OF
Claims (3)
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JP2004349218A JP2006159920A (en) | 2004-12-02 | 2004-12-02 | Steering device with position adjusting function |
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Family Applications (1)
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-
2004
- 2004-12-02 JP JP2004349218A patent/JP2006159920A/en active Pending
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