JP2006159377A - ガラス板の加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ガラス板の加工の程度に応じて当該ガラス板の移動速度を夫々互いに調整することができ、しかも、ガラス板の加工精度の向上をも図り得るガラス板の加工装置を提供すること。
【解決手段】 ガラス板の加工装置1は、ガラス板2を夫々吸引保持する一対の吸引保持部3及び4と、吸引保持部3及び4を互いに行き違いさせながら往復動させ、吸引保持部3及び4の夫々の往動行程では、吸引保持部3及び4を共用の移動路5で往動させ、吸引保持部3及び4の夫々の復動行程では、吸引保持部3及び4を他の移動路7で復動させる移動手段9と、吸引保持部3及び4を夫々昇降させる昇降手段10と、ガラス板2において吸引保持部3及び4に吸引保持されている部位11近傍の自由端部12を加工する加工手段13とを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶ディスプレー(LCD)用ガラス基板、太陽電池用ガラス基板等として用いる薄板ガラス等からなるガラス板の加工、例えばガラス板の周縁の研削、ガラス板の隅部の隅取りを行うガラス板の加工装置に関する。
特開2004−237380号公報
例えば、特許文献1においては、ガラス板の中央部位を吸引保持板により吸引保持すると共に吸引保持板に保持されている部位近傍の自由端部であってガラス板の対向両縁の内側の部位を一対の挟持コンベア装置により夫々挟持して直進搬送しながら当該ガラス板の周縁研削やガラス板の隅部の隅取りを行うガラス板の加工装置が提案されている。
ところで、斯かるガラス板の加工装置では、一対の挟持コンベア装置によりガラス板の対向両縁の内側の部位を夫々挟持するために、吸引保持板に保持されている部位近傍の自由端部が一対の挟持コンベア装置により拘束されることとなる結果、ガラス板の研削、隅取り等の加工の程度に応じて当該ガラス板の移動速度を夫々互いに独立して調整することが困難である。また、斯かるガラス板の加工装置では、ガラス板が一対の挟持コンベア装置に挟持されるために、挟持コンベア装置のベルト、プーリ等の製作制度の誤差、一対の挟持コンベア装置の夫々のガラス板の挟持力の誤差等により移動されるガラス板が微少に跛行する虞があり、而して、ガラス板の加工精度の向上を図り難い。
本発明は、前記諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ガラス板の加工の程度に応じて当該ガラス板の移動速度を夫々互いに調整することができ、しかも、ガラス板の加工精度の向上をも図り得るガラス板の加工装置を提供することにある。
本発明のガラス板の加工装置は、ガラス板を夫々吸引保持する一対の吸引保持部と、一対の吸引保持部を互いに行き違いさせながら往復動させ、一対の吸引保持部の夫々の往動行程では、一対の吸引保持部を共用の移動路で移動させ、一対の吸引保持部の夫々の復動行程では、一対の吸引保持部を共用の移動路とは異なる他の移動路で移動させる移動手段と、一対の吸引保持部を共用の移動路から他の移動路に及び他の移動路から共用の移動路に移行させるように、一対の吸引保持部を夫々昇降させる昇降手段と、一対の吸引保持部の夫々の往動行程又は復動行程で、ガラス板において一対の吸引保持部に吸引保持されている部位近傍の自由端部を加工する加工手段とを具備している。
本発明のガラス板の加工装置によれば、特に、一対の吸引保持部を互いに行き違いさせながら往復動させる移動手段と、一対の吸引保持部を共用の移動路から他の移動路に及び他の移動路から共用の移動路に移行させるように、一対の吸引保持部を夫々昇降させる昇降手段と、一対の吸引保持部の夫々の往動行程又は復動行程で、ガラス板において一対の吸引保持部に吸引保持されている部位近傍の自由端部を加工する加工手段とを具備しているために、挟持コンベア装置等によりガラス板の夫々の移動速度が互いに拘束される虞をなくすことができて、ガラス板の研削、隅取り等の加工の程度に応じて当該ガラス板の移動速度を夫々互いに独立して調整することができ、しかも、ガラス板が微少に跛行等する虞をもなくし得て、ガラス板の加工精度の向上をも図り得る。
本発明のガラス板の加工装置の好ましい例では、一対の吸引保持部は、ガラス板の一方の縁部の近傍を吸引保持する吸引保持板と、往復動方向に交差する方向において当該吸引保持板に対向して配されていると共にガラス板の他方の縁部の近傍を吸引保持する他の吸引保持板とを夫々具備しており、移動手段は、一対の吸引保持部の夫々の吸引保持板を互いに行き違いさせながら往復動させると共に一対の吸引保持部の夫々の他の吸引保持板を互いに行き違いさせながら往復動させ、一対の吸引保持部の夫々の往動行程では、一対の吸引保持部の吸引保持板を共用の移動路において移動させ、当該移動と同期して、一対の吸引保持部の他の吸引保持板を共用の移動路において移動させる一方、一対の吸引保持部の夫々の復動行程では、一対の吸引保持部の吸引保持板を他の移動路において移動させると共に一対の吸引保持部の他の吸引保持板を他の移動路において移動させるようになっている。このような好ましい例によれば、ガラス板の縁部の近傍を吸引保持することで、ガラス板の縁部及び隅部をより正確に加工し得る。
本発明のガラス板の加工装置の好ましい例では、移動手段は、一対の吸引保持部の吸引保持板及び他の吸引保持板に夫々連結されたねじ軸を具備しており、当該ねじ軸の回転により一対の吸引保持部の吸引保持板及び他の吸引保持板を夫々往復動させるようになっている。このような好ましい例によれば、一対の吸引保持部の往復動方向の移動をより正確に制御し得る。
本発明のガラス板の加工装置の好ましい例では、移動手段は、復端に配されていると共に一対の吸引保持部の一方の吸引保持板に連結されたねじ軸を回転させるように当該ねじ軸に連結されている電動モータと、復端に配されていると共に一対の吸引保持部の一方の他の吸引保持板に連結されたねじ軸を回転させるように当該ねじ軸に連結されている電動モータと、往端に配されていると共に一対の吸引保持部の他方の吸引保持板に連結されたねじ軸を回転させるように当該ねじ軸に連結されている電動モータと、往端に配されていると共に一対の吸引保持部の他方の他の吸引保持板に連結されたねじ軸を回転させるように当該ねじ軸に連結されている電動モータとを具備している。
本発明のガラス板の加工装置の好ましい例では、昇降手段は、一対の吸引保持部を共用の移動路から他の移動路に移行させるべく一対の吸引保持部の吸引保持板及び他の吸引保持板を夫々下降させる一方、一対の吸引保持部を他の移動路から共用の移動路に移行させるべく復端において一対の吸引保持部の吸引保持板及び他の吸引保持板を夫々上昇させるエアシリンダ装置を具備している。
本発明のガラス板の加工装置の好ましい例では、加工手段は、ガラス板の縁部に研削加工を行う研削装置と、研削装置よりも往端側に配されていると共にガラス板の隅部に隅取り加工を行う隅取り装置とを具備している。このような好ましい例によれば、例えば共用の移動路において高速移動されるガラス板に研削装置による研削加工を行い、研削加工後、研削加工が行われたガラス板を低速移動させて隅取り装置による隅取り加工を行い、ガラス板の隅取り加工時、他方の吸引保持部を復端に配して加工されるべき他のガラス板を搬入して研削装置による研削加工を開始し得、而して、複数枚のガラス板の加工をより速やかに行い得る。
本発明のガラス板の加工装置の好ましい例では、研削装置は、往復動方向に交差する方向において一対の吸引保持部を間にして夫々配されている一対の研削工具を具備しており、移動手段により共用の移動路において移動されるガラス板の両縁部に当該一対の研削工具による研削加工を行うようになっており、隅取り装置は、往復動方向に交差する方向において一対の吸引保持部を間にして夫々配されている一対の隅取り工具を具備しており、研削装置による研削加工が行われたガラス板であって移動手段により共用の移動路において移動されるガラス板の両隅部に当該一対の隅取り工具による隅取り加工を行うようになっている。
本発明のガラス板の加工装置の好ましい例では、一対の研削工具の間隔及び一対の隅取り工具の間隔を調節する間隔調節手段を具備しており、間隔調節手段は、一方の研削工具及び一方の隅取り工具を固定的に支持する固定支持台と、他方の研削工具及び他方の隅取り工具を支持すると共に固定支持台に対して往復動方向に交差する方向に可動な可動支持台とを具備している。
本発明のガラス板の加工装置の好ましい例では、移動手段は、研削装置により縁部に研削加工が行われたガラス板であって隅取り装置により隅取り加工が行われるべきガラス板を吸引保持している一対の吸引保持部の移動速度を減速させるようになっている。このような好ましい例によれば、研削装置によるガラス板の研削加工を当該ガラス板を高速移動させることで速やかに行うことができ、当該研削加工後、ガラス板を低速移動させることで例えば数値制御により隅取り工具によるガラス板の隅取り加工をより正確に行うことができる。
本発明によれば、ガラス板の加工の程度に応じて当該ガラス板の移動速度を夫々互いに調整することができ、しかも、ガラス板の加工精度の向上をも図り得るガラス板の加工装置を提供し得る。
次に、本発明の実施の形態の例を、図に示す例に基づいて更に詳細に説明する。尚、本発明はこれら例に何等限定されないのである。
図1から図3において、本例のガラス板の加工装置1は、ガラス板2を夫々吸引保持する一対の吸引保持部3及び4と、吸引保持部3及び4を往復動方向Xにおいて互いに行き違いさせながら往復動させ、吸引保持部3及び4の夫々の往動行程では、吸引保持部3及び4を共用の移動路5で往端6に向かって往復動方向Xに移動させ、吸引保持部3及び4の夫々の復動行程では、吸引保持部3及び4を共用の移動路5とは異なる他の移動路7で復端8に向かって往復動方向Xに移動させる移動手段9と、吸引保持部3及び4を移動路5から移動路7に及び移動路7から移動路5に移行させるように、吸引保持部3及び4を夫々昇降させる昇降手段10と、吸引保持部3及び4の夫々の往動行程で、ガラス板2において吸引保持部3及び4に吸引保持されている部位11近傍の自由端部12を加工する加工手段13と、往復動方向Xに直交する方向Yに関して、加工手段13の一対の研削ホイール111及び112の間隔及び一対の隅取りホイール131及び132の間隔を調節する間隔調節手段14とを具備している。
吸引保持部3及び4は、夫々互いに方向Yに直交する方向(往復動方向Xを含む)において互いに対向している。
吸引保持部3は、ガラス板2の往復動方向Xに伸びた一方の縁部21の近傍を吸引保持する吸引保持板22と、方向Yにおいて吸引保持板22に対向して配されていると共にガラス板2の往復動方向Xに伸びた他方の縁部23の近傍を吸引保持する吸引保持板24とを具備している。
吸引保持板22及び24は、少なくとも移動路5に配される場合に方向Yにおいて互いに対向して配されており、本例では、方向Yにおいて常時互いに対向して配される。尚、吸引保持板22及び24は、夫々互いに同様に形成されているので、以下、吸引保持板22について詳細に説明し、吸引保持板24については図に適宜同符号を付してその詳細な説明を省略する。
吸引保持板22は、往端6及び復端8からみて図2に示すように略L字状である板状本体25と、板状本体25の上面からなると共にガラス板2の下面26を支持する支持面27と、板状本体25の上面の窪みからなると共に支持面27に支持されたガラス板2の下面26を吸引する吸引部28とを具備している。
ガラス板2の下面26に向かって凹状の吸引部28は、真空吸引装置(図示せず)にエアチューブ29を介して接続されており、当該真空吸引装置の作動により支持面27に支持されているガラス板2の下面26を吸引するようになっている。吸引保持板22は、吸引部28における吸引に基づいてガラス板2を吸引保持するようになっている。
吸引保持部4は、ガラス板2の縁部21の近傍を吸引保持する吸引保持板32と、方向Yにおいて吸引保持板32に対向して配されていると共にガラス板2の縁部23の近傍を吸引保持する吸引保持板34とを具備している。
吸引保持板32及び34は、吸引保持板22及び24と夫々同様に形成されているので、以下、吸引保持板32及び34については、図に適宜同符号を付してこれらの詳細な説明を省略する。
移動路5及び7は、吸引保持板32から34までの方向Yにおける幅と同等の幅を有していると共に往端6から復端8まで往復動方向Xに伸びている。移動路5及び7は、往復動方向X及び方向Yに直交する方向Zにおいて互いに隣接している。
移動手段9は、吸引保持板22及び24を互いに同期して往復動方向Xに移動させる移動機構51と、吸引保持板32及び34を互いに同期して往復動方向Xに移動させる移動機構52と、吸引保持板22及び24の移動速度及び吸引保持板32及び34の移動速度を夫々制御する速度制御手段(図示せず)とを具備している。
移動機構51は、吸引保持板22を往復動方向Xに移動させる移動装置55と、方向Yにおいて移動装置55に対向して配されており、吸引保持板24を往復動方向Xに移動させる移動装置56とを具備している。移動機構52は、吸引保持板32を往復動方向Xに移動させる移動装置57と、方向Yにおいて移動装置57に対向して配されており、吸引保持板34を往復動方向Xに移動させる移動装置58とを具備している。
移動装置55は、往復動方向Xに伸びたフレーム61に回転自在に支持されたねじ軸62と、ねじ軸62を間にしてフレーム61に往復動方向Xに伸びて固定されている一対の案内レール63と、ねじ軸62に螺合していると共に案内レール63にスライダ64を介して嵌合されており、昇降手段10を介して吸引保持板22が装着されている往復動方向Xに可動な可動板65と、復端8に配されていると共にねじ軸62の端部に連結されている電動モータ66とを具備しており、電動モータ66の作動によりねじ軸62を回転させ、当該ねじ軸62の回転により可動板65を往復動方向Xに移動させ、当該移動と共に吸引保持板22を往復動方向Xに移動させるようになっている。尚、電動モータ66は、フレーム61の端部に固定されている。
移動装置56は、移動装置55と同様に形成されているので、以下、移動装置56については図に適宜同符号を付してその詳細な説明を省略する。尚、移動装置56のねじ軸62、案内レール63及び電動モータ66は、方向Yにおいてフレーム61に対して間隔をもって配されている往復動方向Xに伸びたフレーム71に夫々支持、固定されている。
以上の移動機構51は、移動装置55及び56の夫々の電動モータ66が互いに同期して作動されることによりねじ軸62、可動板65を介して吸引保持板22及び24を夫々互いに同期して往復動方向Xに移動させるようになっている。尚、吸引保持板22及び24は、ねじ軸62の正回転により往端6に向かって往動される一方、ねじ軸62の逆回転により復端8に向かって復動されるようになっている。
移動装置57は、往復動方向Xに伸びたフレーム61に回転自在に支持されたねじ軸72と、ねじ軸72を間にしてフレーム61に往復動方向Xに伸びて固定されている一対の案内レール73と、ねじ軸72に螺合していると共に案内レール73にスライダ74を介して嵌合されており、昇降手段10を介して吸引保持板32が装着されている往復動方向Xに可動な可動板75と、往端6に配されていると共にねじ軸72の端部に連結されている電動モータ76とを具備しており、電動モータ76の作動によりねじ軸72を回転させ、当該ねじ軸72の回転により可動板75を往復動方向Xに移動させ、当該移動と共に吸引保持板32を往復動方向Xに移動させるようになっている。尚、電動モータ76は、フレーム61の端部に固定されている。
移動装置58は、移動装置57と同様に形成されているので、以下、移動装置58については図に適宜同符号を付してその詳細な説明を省略する。尚、移動装置57のねじ軸72、案内レール73及び電動モータ76は、フレーム71に夫々支持、固定されている。
移動装置57及び移動装置58は、方向Yにおいて移動装置55と移動装置56との間に配されている。
以上の移動機構52は、移動装置57及び58の夫々の電動モータ76が互いに同期して作動されることによりねじ軸72、可動板75を介して吸引保持板32及び34を夫々互いに同期して往復動方向Xに移動させるようになっている。尚、吸引保持板32及び34は、ねじ軸72の正回転により往端6に向かって往動される一方、ねじ軸72の逆回転により復端8に向かって復動されるようになっている。
速度制御手段は、例えば、ねじ軸62及び72の回転を夫々検出する検出器と、この検出器からの検出結果に基づいて電動モータ66及び76の作動を夫々制御する制御部とを具備しており、制御部により電動モータ66及び76の作動を制御することで、研削装置101及び102により縁部21及び23に研削加工が行われたガラス板2を吸引保持している吸引保持部3及び4の移動速度を減速させるようになっている。
以上の移動手段9は、吸引保持板22及び32を往復動方向Xにおいて互いに行き違いさせながら往復動させると共に吸引保持板24及び34を往復動方向Xにおいて互いに行き違いさせながら往復動させ、一対の吸引保持部3及び4の夫々の往動行程では、吸引保持板22及び32を共用の移動路5において移動させ、当該移動と同期して、吸引保持板24及び34を共用の移動路5において移動させる一方、一対の吸引保持部3及び4の夫々の復動行程では、吸引保持板22及び32を移動路7において移動させると共に吸引保持板24及び34を移動路7において移動させるようになっている。
昇降手段10は、吸引保持板22及び24を互いに同期して昇降させる昇降機構81と、吸引保持板32及び34を互いに同期して昇降させる昇降機構82とを具備している。
昇降機構81は、吸引保持板22を昇降させる昇降装置85と、方向Yにおいて昇降装置85に対向して配されており、吸引保持板24を昇降させる昇降装置86とを具備している。昇降機構82は、吸引保持板32を昇降させる昇降装置87と、方向Yにおいて昇降装置87に対向して配されており、吸引保持板34を昇降させる昇降装置88とを具備している。
昇降装置85は、先端で吸引保持板22の下端に取り付けられている方向Zに伸びたピストンロッド91を有していると共に移動装置55の可動板65に固着されたエアシリンダ装置92と、移動装置55の可動板65に固着されていると共に吸引保持板22にスライダ93を介して嵌合している方向Zに伸びた一対の案内レール94とを具備しており、エアシリンダ装置92の作動によるピストンロッド91の伸縮により吸引保持板22を移動装置55の可動板65に対して方向Zに上昇及び下降させるようになっている。
昇降装置86、87及び88は、昇降装置85と夫々同様に形成されているので、以下、昇降装置86、87及び88については図に適宜同符号を付してこれらの詳細な説明を省略する。尚、昇降装置86のエアシリンダ装置92及び案内レール94は、移動装置56の可動板65に夫々固着されており、昇降装置87のエアシリンダ装置92及び案内レール94は、移動装置57の可動板75に夫々固着されており、昇降装置88のエアシリンダ装置92及び案内レール94は、移動装置58の可動板75に夫々固着されている。
昇降装置85及び86の夫々のエアシリンダ装置92は、夫々互いに同期して作動されるようになっており、このように作動されることにより吸引保持板22及び24が互いに同期して上昇、下降されるようになっている。昇降装置87及び88のエアシリンダ装置92は、それぞ互いに同期して作動されるようになっており、このように作動されることにより吸引保持板32及び34が互いに同期して上昇、下降されるようになっている。
上記各エアシリンダ装置92は、吸引保持部3及び4を共用の移動路5から移動路7に夫々移行させるべく往端6において吸引保持板22、24、32及び34を夫々下降させる一方、吸引保持部3及び4を移動路7から共用の移動路5に移行させるべく復端8において吸引保持板22、24、32及び34を夫々上昇させるようになっている。
加工手段13は、本例では、ガラス板2の縁部21及び23に研削加工を行う研削装置101と、研削装置101よりも往端6側に配されていると共に研削装置101と同様に構成された研削装置102と、研削装置101及び102よりも往端6側に配されていると共にガラス板2の隅部104及び105に隅取り加工を行う隅取り装置103とを具備している。研削装置102は、研削装置101と同様に構成されているので、以下、研削装置101について詳細に説明し、研削装置102については図に適宜同符号を付してその詳細な説明を省略する。
隅取り装置103よりも復端8側に配された研削装置101は、方向Yにおいて吸引保持部3及び4を間にして夫々対向して配されていると共にガラス板2の縁部21及び23に夫々当接しながら研削する一対の研削工具としての研削ホイール111及び112と、研削ホイール111及び112を回転させる電動モータ113及び114と、研削ホイール111の方向Y及び方向Zにおける位置を微調整する位置微調整機構115と、研削ホイール112の方向Y及び方向Zにおける位置を微調整する位置微調整機構116とを具備しており、電動モータ113及び114の作動により回転される研削ホイール111及び112が、移動手段9により共用の移動路5において往端6に向かって移動されるガラス板2の縁部21及び23に夫々当接することによって当該ガラス板2の自由端部12である縁部21及び23に研削加工を行うようになっている。
位置微調整機構115は、方向Yに伸びた摘み付ねじ軸121と、摘み付ねじ軸121に螺合していると共に当該摘み付ねじ軸121の回転により方向Yに可動する位置微調整用の可動台122と、可動台122に回転自在に支持されている方向Zに伸びた摘み付ねじ軸123と、摘み付ねじ軸123に螺合していると共に当該摘み付ねじ軸123の回転により方向Zに可動する位置微調整用の可動台124とを具備しており、可動台124には電動モータ113が固着されている。
位置微調整機構116は、位置微調整機構115と同様に形成されているので、以下、位置微調整機構116については図に適宜同符号を付してその詳細な説明を省略する。尚、位置微調整機構116の可動台124には、電動モータ114が固着されている。
隅取り装置103は、方向Yにおいて吸引保持部3及び4を間にして夫々配されていると共にガラス板2の隅部104及び105に夫々当接しながら隅取りする一対の隅取り工具としての隅取りホイール131及び132と、隅取りホイール131及び132を回転させる電動モータ133及び134と、隅取りホイール131及び132をガラス板2の隅部104及び105に対して近接及び離反させる近接及び離反手段135と、隅取りホイール131の方向Zにおける位置を微調整する位置微調整機構136と、隅取りホイール132の方向Zにおける位置を微調整する位置微調整機構137とを具備しており、電動モータ133及び134の作動により回転される隅取りホイール131及び132が、研削装置101及び102による研削加工が行われたガラス板2であって移動手段9により共用の移動路5において往端6に向かって移動されるガラス板2の隅部104及び105に夫々当接し、隅部104及び105に当接した隅取りホイール131及び132が近接及び離反手段135により隅部104及び105に対して近接及び離反されることによって当該ガラス板2の自由端部12である隅部104及び105に隅取り加工を行うようになっている。
近接及び離反手段135は、隅取りホイール131及び132を方向Yに夫々移動させる一対の隅取りホイール移動装置138及び139を具備している。
隅取りホイール移動装置138及び139は、夫々互いに同様に構成されているので、以下、隅取りホイール移動装置138について詳細に説明し、隅取りホイール移動装置139については図に適宜同符号を付してその詳細な説明を省略する。
隅取りホイール移動装置138は、隅取りホイール131が電動モータ133及び位置微調整機構136を介して方向Yに移動自在に取り付けられている取付台141と、取付台141に回転自在に支持されていると共に方向Yに伸びたねじ軸142と、方向Yに伸びていると共にねじ軸142を間にして取付台141に固定されている一対の案内レール143と、ねじ軸142に連結されていると共に作動によりねじ軸142を回転させる電動モータ144と、ねじ軸142に螺合していると共に案内レール143にスライダを介して嵌合している方向Yに移動自在な移動体146とを具備しており、電動モータ144の作動によりねじ軸142を回転させ、この回転により移動体146を取付台141に対して方向Yに移動させ、当該移動と共に隅取りホイール131を方向Yに移動させるようになっている。移動体146には可動台152等を介して隅取りホイール131が取り付けられている。
以上の近接及び離反手段135は、隅取りホイール移動装置138及び139の夫々のねじ軸142の回転により隅取りホイール131及び132を方向Yに移動させるようになっているので、隅取りホイール131及び132の近接及び離反を正確に行い得る。
位置微調整機構136は、隅取りホイール移動装置138の移動体146に回転自在に支持されている方向Zに伸びた摘み付ねじ軸151と、摘み付ねじ軸151に螺合していると共に当該摘み付ねじ軸151の回転により方向Zに可動する位置微調整用の可動台152とを具備しており、可動台152には電動モータ133が固着されている。
位置微調整機構137は、位置微調整機構136と同様に形成されているので、以下、位置微調整機構137については図に適宜同符号を付してその詳細な説明を省略する。尚、位置微調整機構137の摘み付ねじ軸151は、隅取りホイール移動装置139の移動体146に回転自在に支持されており、位置微調整機構137の可動台152には、電動モータ134が固着されている。
以上の加工手段13は、移動手段9によって往端6に向かって移動されるガラス板2の縁部21及び23を研削ホイール111及び112により同時的に研削するようになっていると共に、当該研削されたガラス板2の隅部101及び105を隅取りホイール131及び132により同時的に隅取りするようになっている。
間隔調節手段14は、研削ホイール111及び隅取りホイール131を固定的に支持する固定支持台161と、研削ホイール112及び隅取りホイール132を支持すると共に固定支持台161に対して方向Yに可動な可動支持台162と、可動支持台162を固定支持台161に対して方向Yに移動させる移動機構163とを具備している。
基台165に固定された固定支持台161には、フレーム61、位置微調整機構115136、電動モータ113及び133、研削ホイール111、隅取りホイール移動装置138並びに隅取りホイール131が装着されている。基台165に移動機構163を介して方向Yに可動に支持された可動支持台162には、フレーム71、位置微調整機構116及び137、電動モータ114及び134、研削ホイール112、隅取りホイール移動装置139並びに隅取りホイール132が装着されている。
移動機構163は、基台165に回転自在に支持されていると共に方向Yに伸びたねじ軸171と、方向Yに伸びて基台165に固定された案内レール172と、案内レール172に方向Yに移動自在に嵌合しているスライダ173と、ねじ軸171に連結されていると共に作動によりねじ軸171を回転させる電動モータ174とを具備しており、可動支持台162には、ねじ軸171が螺合されていると共にスライダ173が固着されている。移動機構163は、電動モータ174の作動によるねじ軸171の回転により可動支持台162を固定支持台161に対して方向Yに移動させることによって、研削ホイール111及び隅取りホイール131と研削ホイール112及び隅取りホイール132との方向Yにおける夫々の間隔を調節するようになっており、当該間隔の調節と共に、吸引保持板22及び32と吸引保持板24及び34との方向Yにおける夫々の間隔をも調節するようになっている。
以上のガラス板の加工装置1によりガラス板2を加工する場合には、まず、復端8に位置する吸引保持板22及び24を昇降機構81により上昇させ、上昇させた吸引保持板22及び24にガラス板2を載置し、載置したガラス板2の下面26を吸引部28で吸引することで、吸引保持部3でガラス板2を吸引保持する。
次に、ガラス板2を吸引保持した吸引保持板22及び24を移動機構51により共用の移動路5において往端6に向かって往動させ、往動されるガラス板2の縁部21及び23を研削装置101及び102により研削し、研削後、速度制御手段により吸引保持部3の移動速度を減速させて隅取り装置103によるガラス板2の隅部104及び105に隅取りを行い、隅取りが行われたガラス板2を吸引保持している吸引保持板22及び24が同期的に往端6に到達した際に吸引保持板22及び24によるガラス板2の吸引保持を解除して当該吸引保持板22及び24上から加工されたガラス板2を取り除く。
次に、往端6でガラス板2が取り除かれた吸引保持板22及び24を昇降機構81により下降させることで共用の移動路5から移動路7に移行させ、移動路7において吸引保持板22及び24を移動機構51により復端8に向かって復動させる。
吸引保持部4の吸引保持板32及び34もまた吸引保持部3の吸引保持板22及び24と同様に、昇降機構82により上昇され、復端8において加工されるべきガラス板2を吸引保持し、移動機構52により共用の移動路5において往動され、往端6において加工済のガラス板2の吸引保持を解除し、昇降機構82により下降され、移動機構52により移動路7において復動される。
ここで、吸引保持部3が共用の移動路5において往端6に向かって移動する際には、吸引保持部4は他の移動路7において復端8に向かって移動されて、方向Zにおける若干の隙間をもって吸引保持部3と行き違うようになっている。
図4において、本例のガラス板の加工装置201は、ガラス板の加工装置1と略同様に形成された加工装置1a及び1bと、加工装置1a及び1b間に介在されるガラス板旋回装置202とを具備しており、加工装置1aによりガラス板2の縁部21及び23を加工し、加工したガラス板2をガラス板旋回装置202により旋回させ、旋回されたガラス板2の他の縁部203及び204を加工装置1bにより加工するようになっている。斯かるガラス板の加工装置201によれば、ガラス板2の全周縁を正確に加工し得る。
本例のガラス板の加工装置1によれば、ガラス板2を夫々吸引保持する一対の吸引保持部3及び4と、吸引保持部3及び4を互いに行き違いさせながら往復動させ、吸引保持部3及び4の夫々の往動行程では、吸引保持部3及び4を共用の移動路5で移動させ、吸引保持部3及び4の夫々の復動行程では、吸引保持部3及び4を共用の移動路5とは異なる他の移動路7で移動させる移動手段9と、吸引保持部3及び4を共用の移動路5から他の移動路7に及び他の移動路7から共用の移動路5に移行させるように、吸引保持部3及び4を夫々昇降させる昇降手段10と、吸引保持部3及び4の夫々の往動行程又は復動行程で、ガラス板2において吸引保持部3及び4に吸引保持されている部位11近傍の自由端部12を加工する加工手段13とを具備しているために、挟持コンベア装置等によりガラス板2の夫々の移動速度が互いに拘束される虞をなくすことができて、ガラス板2の研削、隅取り等の加工の程度に応じて当該ガラス板2の移動速度を夫々互いに独立して調整することができ、しかも、ガラス板2が微少に跛行等する虞をもなくし得て、ガラス板2の加工精度の向上をも図り得る。
ガラス板の加工装置1によれば、吸引保持部3及び4は、ガラス板2の一方の縁部21の近傍を吸引保持する吸引保持板22及び32と、方向Yにおいて当該吸引保持板22及び32に対向して配されていると共にガラス板2の他方の縁部23の近傍を吸引保持する他の吸引保持板24及び34とを夫々具備しており、移動手段9は、吸引保持部3及び4の夫々の吸引保持板22及び32を互いに行き違いさせながら往復動させると共に吸引保持部3及び4の夫々の他の吸引保持板24及び34を互いに行き違いさせながら往復動させ、吸引保持部3及び4の夫々の往動行程では、吸引保持部3及び4の吸引保持板22及び32を共用の移動路5において移動させ、当該移動と同期して吸引保持部3及び4の他の吸引保持板24及び34を共用の移動路5において移動させる一方、吸引保持部3及び4の夫々の復動行程では、吸引保持部3及び4の吸引保持板22及び32を他の移動路7において移動させると共に吸引保持部3及び4の他の吸引保持板24及び34を他の移動路7において移動させるようになっているために、ガラス板2の縁部21及び23の近傍を吸引保持することで、ガラス板2の縁部21及び23並びに隅部104及び105をより正確に加工し得る。
ガラス板の加工装置1によれば、移動手段9は、吸引保持部3及び4の吸引保持板22及び32並びに他の吸引保持板24及び34に夫々連結されたねじ軸62及び72を具備しており、当該ねじ軸62及び72の回転により吸引保持部3及び4の吸引保持板22及び32並びに他の吸引保持板24及び34を夫々往復動させるようになっているために、吸引保持部3及び4の往復動方向Xの移動をより正確に制御し得る。
ガラス板の加工装置1によれば、加工手段13は、ガラス板2の縁部21及び23に研削加工を行う研削装置101及び102と、研削装置101及び102よりも往端6側に配されていると共にガラス板2の隅部104及び105に隅取り加工を行う隅取り装置103とを具備しているために、例えば共用の移動路5において吸引保持部3に吸引保持されながら高速移動されるガラス板2に研削装置101及び102による研削加工を行い、研削加工後、研削加工が行われたガラス板2を低速移動させて隅取り装置103による隅取り加工を行い、ガラス板2の隅取り加工時、吸引保持部4を復端8に配して加工されるべき他のガラス板2を搬入して研削装置101及び102による研削加工を開始し得、而して、複数枚のガラス板2の加工をより速やかに行い得る。
ガラス板の加工装置1によれば、移動手段9は、研削装置101及び102により縁部21及び23に研削加工が行われたガラス板2であって隅取り装置103により隅取り加工が行われるべきガラス板2を吸引保持している吸引保持部3及び4の移動速度を減速させるようになっているために、研削装置101及び102によるガラス板2の研削加工を当該ガラス板2を高速移動させることで速やかに行うことができ、当該研削加工後、ガラス板2を低速移動させることで例えば数値制御により隅取りホイール131及び132によるガラス板2の隅取り加工をより正確に行うことができる。
尚、ガラス板の加工装置201もまた、ガラス板の加工装置1と略同様に構成された加工装置1a及び1bを具備しているために、ガラス板の加工装置1と同様に上記効果を奏し得る。
本発明の実施の形態の例の平面説明図である。 図1に示す例の往端側からみた断面説明図である。 図1に示す例の正面からみた断面説明図である。 本発明の実施の形態の他の例の平面説明図である。
符号の説明
1、201 ガラス板の加工装置
2 ガラス板
3、4 吸引保持部
5、7 移動路
9 移動手段
10 昇降手段
11 部位
12 自由端部
13 加工手段
14 間隔調節手段

Claims (9)

  1. ガラス板を夫々吸引保持する一対の吸引保持部と、一対の吸引保持部を互いに行き違いさせながら往復動させ、一対の吸引保持部の夫々の往動行程では、一対の吸引保持部を共用の移動路で移動させ、一対の吸引保持部の夫々の復動行程では、一対の吸引保持部を共用の移動路とは異なる他の移動路で移動させる移動手段と、一対の吸引保持部を共用の移動路から他の移動路に及び他の移動路から共用の移動路に移行させるように、一対の吸引保持部を夫々昇降させる昇降手段と、一対の吸引保持部の夫々の往動行程又は復動行程で、ガラス板において一対の吸引保持部に吸引保持されている部位近傍の自由端部を加工する加工手段とを具備しているガラス板の加工装置。
  2. 一対の吸引保持部は、ガラス板の一方の縁部の近傍を吸引保持する吸引保持板と、往復動方向に交差する方向において当該吸引保持板に対向して配されていると共にガラス板の他方の縁部の近傍を吸引保持する他の吸引保持板とを夫々具備しており、移動手段は、一対の吸引保持部の夫々の吸引保持板を互いに行き違いさせながら往復動させると共に一対の吸引保持部の夫々の他の吸引保持板を互いに行き違いさせながら往復動させ、一対の吸引保持部の夫々の往動行程では、一対の吸引保持部の吸引保持板を共用の移動路において移動させ、当該移動と同期して、一対の吸引保持部の他の吸引保持板を共用の移動路において移動させる一方、一対の吸引保持部の夫々の復動行程では、一対の吸引保持部の吸引保持板を他の移動路において移動させると共に一対の吸引保持部の他の吸引保持板を他の移動路において移動させるようになっている請求項1に記載のガラス板の加工装置。
  3. 移動手段は、一対の吸引保持部の吸引保持板及び他の吸引保持板に夫々連結されたねじ軸を具備しており、当該ねじ軸の回転により一対の吸引保持部の吸引保持板及び他の吸引保持板を夫々往復動させるようになっている請求項2に記載のガラス板の加工装置。
  4. 移動手段は、復端に配されていると共に一対の吸引保持部の一方の吸引保持板に連結されたねじ軸を回転させるように当該ねじ軸に連結されている電動モータと、復端に配されていると共に一対の吸引保持部の一方の他の吸引保持板に連結されたねじ軸を回転させるように当該ねじ軸に連結されている電動モータと、往端に配されていると共に一対の吸引保持部の他方の吸引保持板に連結されたねじ軸を回転させるように当該ねじ軸に連結されている電動モータと、往端に配されていると共に一対の吸引保持部の他方の他の吸引保持板に連結されたねじ軸を回転させるように当該ねじ軸に連結されている電動モータとを具備している請求項3に記載のガラス板の加工装置。
  5. 昇降手段は、一対の吸引保持部を共用の移動路から他の移動路に移行させるべく一対の吸引保持部の吸引保持板及び他の吸引保持板を夫々下降させる一方、一対の吸引保持部を他の移動路から共用の移動路に移行させるべく復端において一対の吸引保持部の吸引保持板及び他の吸引保持板を夫々上昇させるエアシリンダ装置を具備している請求項2から4のいずれか一項に記載のガラス板の加工装置。
  6. 加工手段は、ガラス板の縁部に研削加工を行う研削装置と、研削装置よりも往端側に配されていると共にガラス板の隅部に隅取り加工を行う隅取り装置とを具備している請求項1から5のいずれか一項に記載のガラス板の加工装置。
  7. 研削装置は、往復動方向に交差する方向において一対の吸引保持部を間にして夫々配されている一対の研削工具を具備しており、移動手段により共用の移動路において移動されるガラス板の両縁部に当該一対の研削工具による研削加工を行うようになっており、隅取り装置は、往復動方向に交差する方向において一対の吸引保持部を間にして夫々配されている一対の隅取り工具を具備しており、研削装置による研削加工が行われたガラス板であって移動手段により共用の移動路において移動されるガラス板の両隅部に当該一対の隅取り工具による隅取り加工を行うようになっている請求項6に記載のガラス板の加工装置。
  8. 一対の研削工具の間隔及び一対の隅取り工具の間隔を調節する間隔調節手段を具備しており、間隔調節手段は、一方の研削工具及び一方の隅取り工具を固定的に支持する固定支持台と、他方の研削工具及び他方の隅取り工具を支持すると共に固定支持台に対して往復動方向に交差する方向に可動な可動支持台とを具備している請求項7に記載のガラス板の加工装置。
  9. 移動手段は、研削装置により縁部に研削加工が行われたガラス板であって隅取り装置により隅取り加工が行われるべきガラス板を吸引保持している一対の吸引保持部の移動速度を減速させるようになっている請求項6から8のいずれか一項に記載のガラス板の加工装置。
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