JP2006157317A - 携帯情報機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 第1筐体と第2筐体とを開閉自在に回動する第1の回動機構と、該回動機構の回動軸と直交する回動軸の回りに第2筐体を回動させる第2の回動機構とを有する携帯情報機器において、携帯情報機器の小型化を図る。または、機器全体の大型化を招くことなく、表示部の面積の大型化を図る。
【解決手段】 テレビ機能付き携帯電話機1は、表示部5を有する第1筐体2と、第1操作部6を有する第2筐体3と、第1筐体2と第2筐体3とを連結する連結体4とを備え、連結体4は、その第1筐体側に於いて、第1筐体2を、連結体4及び第2筐体3の結合体に対して回動可能とする第1の回動連結機構8を有し、連結体4と第2筐体3とは、それぞれの傾斜面が対向する状態で結合され、且つ、連結体4は、その第2筐体側に於いて、第2筐体3を、傾斜面に垂直な軸の周りに、少なくとも180°回動可能とする第2の回動連結機構9を有している。
【選択図】 図7

Description

本発明は、携帯情報機器に関し、特にTV映像などの画像を表示する表示部を持つ携帯情報機器に関するものである。
近年、携帯情報機器の一つである携帯電話機は単に通話機能を持つのみにとどまらず、インターネット等のブラウザ機能・電子メール機能・カメラ機能などといった様々な機能を持つ。また、テレビ放送の受信機能を持ち、携帯テレビとしての役割を持つようになった。また、アナログテレビ放送からデジタルテレビ放送へ移り変わる現在、より高品質な映像を提供できる環境になりつつある。そのような環境下で携帯テレビとしての役割の重要性はますます高まると予想される。
従来、携帯電話機の表示部は縦長表示が中心であった。しかし、テレビ映像を楽しむ場合などでは横長表示の方が適している。この点に鑑み、複数の形態での使用を可能とすべく、縦長表示から横長表示に変える技術として、特許文献1などに開示されている技術がある。
図17は、特開2004−140439号公報に開示された携帯端末装置201の構成を示す概略斜視図である。図17を参照して、この携帯端末装置201は、表示部を有する第1筐体202と、操作部205を有する第2筐体203とを有している。また、回動構造を内蔵する大きなヒンジ部206を有している。複数の回動軸207−a、及び207−bをもつ構造にすることにより、表示部を有する第1筐体202が開閉方向だけではなく、開閉方向と直交した方向にも回動でき、縦長表示から横長表示へ変えることが可能となっている。かかる構成とすることにより、通常の携帯電話としての使用時(縦長表示)と、横長表示をさせる場合とで、異なる形態での使用が可能となるものである。
特開2004−140439号公報
しかしながら、上記の文献などにより提案されているような従来の複数の回動軸を持つ構造の携帯情報機器には、以下に示す2つの問題点があった。
まず、第1の問題点について説明すると、図17に示すように、上記従来の携帯情報機器に於いては、表示部を有する第1筐体が、回動軸のみによって支持される構成であったため、表示部を有する第1筐体の保持が不安定なものとなり、表示部を有する第1筐体を安定に保持することができないという問題点があった。
次に、第2の問題点について説明すると、上記従来の携帯情報機器は、操作部を有する第2筐体と、表示部を有する第1筐体との連結体に、第1筐体と第2筐体とを開閉自在に回動する第1の回動機構と、該回動機構の回動軸と直交する回動軸の回りに、表示部を有する第1筐体を回動させる第2の回動機構とを有する構成であり、図17のように、表示部を有する第1筐体に、第2の回動機構の構成部材を設ける必要があるため、その分、表示部を有する第1筐体が大型化し、機器が大型化するという問題点があった。また、機器全体の大型化を抑えようとすれば、第1筐体に占める表示部の面積を小さくしなければならないという問題点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、複数の形態での使用を可能とした携帯情報機器において、表示部を有する第1筐体の保持の安定化を図ることを、第1の目的とするものである。また、本発明は、複数の形態での使用を可能とすべく複数の回動軸を持つ携帯情報機器において、携帯情報機器の小型化を図ること、或いは、機器全体の大型化を招くことなく、表示部の面積の大型化を図ることを第2の目的とするものである。
本発明の携帯情報機器は、
表示部を有する第1筐体と、第1操作部を有する第2筐体とを備え、
前記第1筐体と前記第2筐体とは、それぞれの傾斜端面が対向する状態で結合され、且つ、前記第1筐体は、その第2筐体側において、前記第2筐体を、前記傾斜端面(例えば、45°の傾斜端面)に垂直な軸の周りに、少なくとも180°回動可能とする回動連結機構を有することを特徴とする。
かかる本発明の構成によれば、対向傾斜端面に垂直な回動軸を設けた回動連結機構による第2筐体の回動操作を行うことにより、携帯情報機器を第1の形態(例えば、L字形態)とすることができ、この第1の形態での使用が可能となるものである。また、第2筐体の回動を行わない状態では、携帯情報機器を第2の形態(例えば、ストレート形態(略直線状の形態))とすることができ、この第2の形態での使用が可能となるものである。
更に、上記本発明の構成によれば、上記第1の形態に於いて、表示部を有する第1筐体が、傾斜端面によって保持されるものとなるため、表示部を有する第1筐体の保持の安定化を図ることができるものである。
また、本発明の携帯情報機器は、
表示部を有する第1筐体と、第1操作部を有する第2筐体と、第1筐体と第2筐体とを連結する連結体とを備え、連結体は、その第1筐体側に於いて、第1筐体を、連結体及び第2筐体の結合体に対して回動可能とする第1の回動連結機構を有し、連結体と第2筐体とは、それぞれの傾斜端面(例えば、45°の傾斜端面)が対向する状態で結合され、且つ、連結体は、その第2筐体側に於いて、第2筐体を、傾斜端面に垂直な軸の周りに、少なくとも180°回動可能とする第2の回動連結機構を有していることを特徴とする。
かかる本発明の構成によれば、第1の回動連結機構による第1筐体の回動操作を行うことにより、或いは、傾斜端面(例えば、45°の傾斜端面)を対向させ、この対向傾斜端面に垂直な回動軸を設けた第2の回動連結機構による第2筐体の回動操作を行うことにより、携帯情報機器を第1の形態(例えば、L字形態)とすることができ、この第1の形態での使用が可能となるものである。また、第1の回動連結機構による第1筐体の回動操作と、第2の回動連結機構による第2筐体の回動操作の両方を組み合わせて行うことにより、携帯情報機器を第2の形態(例えば、ストレート形態(略直線状の形態))とすることができ、この第2の形態での使用が可能となるものである。
更に、上記本発明の構成によれば、携帯情報機器の小型化を図ることができるものであり、また、機器全体の大型化を招くことなく、表示部の面積の大型化を図ることができるものである。
この点について、詳述すれば、以下の通りである。
操作部を有する第2筐体と連結体との結合体に対して、表示部を有する第1筐体が開閉自在に結合されており、表示部を有する第1筐体と連結体との結合部には、開閉機構のみが設けられているのみであって、従来技術におけるような、開閉機構の回動軸と直交する回動軸の回りに、表示部を有する第1筐体を回動させるための第2の回動機構を設ける必要がないため、該第2の回動機構を構成する構成部材を第1筐体に設ける必要がない。したがって、表示部を有する第1筐体の小型化を図ることができるものであり、これにより、機器全体の小型化を図ることができるものである。また、機器全体の大型化を招くことなく、表示部の大型化を図ることができるものである。
すなわち、2つの筐体を閉じた状態で、第1筐体と第2筐体の端部が一致する構成のものに於いて、表示部の大きさ(長辺の長さ)を固定とすると、従来技術では、表示部を有する第1筐体に、第2の回動機構の構成要素を設ける必要があるため、その分、第1筐体の大きさを大きくする必要があり、機器全体が大型化する問題があったが、本発明の構成によれば、表示部を有する第1筐体に、第2の回動機構の構成要素を設ける必要がないため、従来技術に比して、表示部を有する第1筐体の小型化を図ることができるものであり、機器全体の大きさを小型化することができるものである。また、機器全体の大きさ(長辺の長さ)を同一とすると、従来技術では、表示部を有する第1筐体に、第2の回動機構の構成要素を設ける必要があるため、その分、表示部の大きさを小さくする必要があったが、本発明の構成によれば、表示部を有する第1筐体に、第2の回動機構の構成要素を設ける必要が無いため、従来技術に比して、その分、表示部の大きさを大きくすることができるものである。
本発明の第1の局面に従う携帯情報機器は、
上記本発明の携帯情報機器に於いて、第1筐体は、第1筐体と、連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、外側に位置する面に、表示部を有し、第2筐体は、第1筐体と、連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、内側に位置する面に、第1操作部を有し、連結体の第1の回動連結機構は、第1筐体を、連結体及び第2筐体の結合体に対して略90°回動可能とするように形成され、傾斜端面は、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角(例えば135°)となるように形成されていることを特徴とする。
本構成によれば、第1筐体を略90°回動させることによってL字形態を形成でき、第2筐体を保持する構成にすることで、テレビ画像等の横長表示の画面を、より自然なスタイルで安定して視聴することが可能である。また、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角(例えば、135°)となるように形成されていることにより、第2筐体を、傾斜端面に垂直な軸の回りに略180°回動して、上記のL字形態のスタイルから、通話機能等を利用するためのストレート形態のスタイルにスムーズに変形することが可能である。
また、本構成によれば、第2筐体を180°回動させることによってL字形態を形成でき、第2筐体を保持する構成にすることで、テレビ画像等の横長表示の画面を、より自然なスタイルで安定して視聴することが可能である。そして、このL字形態から、第1筐体を略90°回動回動させることによって、上記のL字形態のスタイルから、通話機能等を利用するためのストレート形態のスタイルにスムーズに変形することが可能である。
本発明の第2の局面に従う携帯情報機器は、
上記本発明の携帯情報機器に於いて、第1筐体は、第1筐体と、連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、内側に位置する面に、表示部を有し、第2筐体は、第1筐体と、連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、内側に位置する面に、第1操作部を有し、連結体の第1の回動連結機構は、第1筐体を、連結体及び第2筐体の結合体に対して略180°回動可能とするように形成され、傾斜端面は、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角(例えば、135°)となるように形成されていること特徴とする。
本構成によれば、第1筐体を略180°回動させることによってストレート形態を形成できる。また、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角(例えば、135°)となるように形成されていることにより、第2筐体を、傾斜端面に垂直な軸の回りに略180°回動して、上記のストレート形態のスタイルからL字形態のスタイルにスムーズに変形することが可能である。よって、第1の局面に従う携帯情報機器と同様の効果を享受することができる。
本発明の第3の局面に従う携帯情報機器は、
上記本発明の携帯情報機器に於いて、第1筐体は、第1筐体と、連結体及び第2筐体の結合部とが対向する閉状態で、外側に位置する面に、表示部を有し、第2筐体は、第1筐体と、連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、外側に位置する面に、第1操作部を有し、連結体の第1の回動連結機構は、第1筐体を、連結体及び第2筐体の結合体に対して略180°回動可能とするように形成され、傾斜端面は、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角(例えば、135°)となるように形成されていることを特徴とする。
本構成によれば、第1筐体を略180°回動させることによってストレート形態を形成できる。また、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角(例えば、135°)となるように形成されていることにより、第2筐体を、傾斜端面に垂直な軸の回りに略180°回動して、上記のストレート形態のスタイルからL字形態のスタイルにスムーズに変形することが可能である。よって、第1の局面に従う携帯情報機器と同様の効果を享受することができる。
本発明の第4の局面に従う携帯情報機器は、
上記本発明の携帯情報機器に於いて、第1筐体は、第1筐体と、連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、内側に位置する面に、表示部を有し、第2筐体は、第1筐体と、連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、外側に位置する面に、第1操作部を有し、連結体の第1の回動連結機構は、第1筐体を、連結体及び第2筐体の結合体に対して略270°回動可能とするように形成され、傾斜端面は、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角(例えば、135°)となるように形成されていることを特徴とする。
本構成によれば、第1筐体を略270°回動させることによってL字形態を形成できる。また、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角(例えば、135°)となるように形成されていることにより、第2筐体を、傾斜端面に垂直な軸の回りに略180°回動して、上記のL字形態のスタイルからストレート形態のスタイルにスムーズに変形することが可能である。よって、第1の局面に従う携帯情報機器と同様の効果を享受することができる。
上記本発明の携帯情報機器及び第1〜第4の局面に従う携帯情報機器において、連結体が第2操作部を有していることが好ましい。
これにより、第1操作部では操作が困難な状態においても、携帯情報機器の操作が可能である。たとえば、L字形態をとる携帯情報機器を片手で保持する場合において、第1操作部で操作することが困難であるにもかかわらず、親指がちょうど連結体付近にあるので、第2操作部を用いて片手でも容易に操作が可能となるものである。
上記本発明の携帯情報機器及び第1〜第4の局面に従う携帯情報機器において、さらに、第2操作部が動画の操作機能を有することが好ましい。
これにより、動画を視聴している場合において、わざわざ持ち替えることなく、第2操作部を用いて早送りなどの操作が可能となるものである。
上記本発明の携帯情報機器及び第1〜第4の局面に従う携帯情報機器において、さらに、表示部に於ける表示の上下左右を反転させる表示出力制御手段を有することが好ましい。
これにより、操作者の利き手がどちらであっても、表示の上下左右を反転させることにより、適切な方向の表示が可能となるものである。
上記本発明の携帯情報機器及び第1〜第4の局面に従う携帯情報機器において、さらに、テレビ放送受信用のアンテナを有することが好ましい。
これにより、携帯情報機器においてテレビの視聴が可能となるものである。
上記本発明の携帯情報機器及び第1〜第4の局面に従う携帯情報機器において、さらに、テレビ放送受信用のアンテナがデジタルテレビ放送受信用であることが好ましい。
これにより、携帯情報機器においてデジタルテレビの視聴が可能となるものである。
上記本発明の携帯情報機器及び第1〜第4の局面に従う携帯情報機器において、さらに、表示部の両側に配置された一対のスピーカを有することが好ましい。
これにより、携帯情報機器において、ステレオ音声で映像の視聴が可能となるものである。
上記本発明の携帯情報機器及び第1〜第4の局面に従う携帯情報機器において、さらに、第1筐体又は第2筐体に配置されたカメラを有することが好ましい。
これにより、携帯情報機器において、静止画または動画の撮影が可能となるものである。
上記本発明の携帯情報機器及び第1〜第4の局面に従う携帯情報機器において、さらに、一対のスピーカの配置された領域の一方の領域内にカメラを有することが好ましい。
これにより、それぞれの部位に対してスペースを割く必要がないため、携帯情報機器の大型化を避けることが可能となるものである。
以上説明したように、本発明の携帯情報機器によれば、複数の形態での使用を可能とした携帯情報機器において、表示部を有する第1筐体の保持の安定化を図ることが可能となるものである。また、本発明の携帯情報機器によれば、複数の形態での使用を可能とすべく複数の回動軸を持つ携帯情報機器において、携帯情報機器を小型化することが可能となるものである。または、大型の表示部を携帯情報機器に搭載することが可能となるものである。また、本発明の携帯情報機器によれば、横長表示の画面をより自然なスタイルで安定して視聴することが可能となるものである。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1、図2、及び図3は、本発明の第1実施形態であるテレビ機能付き携帯電話機1の外観構成を示す斜視図である。図1は、第1実施形態の携帯電話機1において、筐体が閉じた状態を示している。また、図2は、第1実施形態の携帯電話機1において、第1筐体2が第2筐体3に対して90°まで開いた状態(L字形態)を示している。さらに、図3は、第1実施形態の携帯電話機1において、L字形態から、第2筐体を傾斜端面に垂直な軸の回りに180°回動した状態(ストレート形態)を示している。
また、図4は第1実施形態のストレート形態の正面図であり、図5は第1実施形態のストレート形態の背面図である。
以下、図1〜図5を参照して携帯電話機1の構成について説明する。
この携帯電話機1は、第1筐体2と、第2筐体3と、第1筐体2と第2筐体3を連結する連結体4により構成されている。
第1筐体2は、筐体を閉じた状態において露呈する面に、各種表示を行う、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などである表示部5を有し、この表示部5の両隣に一対のスピーカ11−a、11−bを配置している。また、表示部5のある面の一対のスピーカが配置された領域の一部の領域に、カメラ12−aを有し、その背面にカメラ12−b、フラッシュ13を有している。
第2筐体3は、複数の操作キー14からなる第1操作部6と、通話音声を入力し送話する為のマイク15を有している。側面には、例えばメモリーカードなど外部記憶媒体を挿抜するためのスロット16を有している。また、背面にはスタンド17と、スタンド格納用の溝18を有している。このスタンド17内にはアンテナ(図示せず)が内蔵されているものとし、そのアンテナは、たとえばダイバシティ方式のアンテナであってもよい。
連結体4は、第2操作部7と第1の回動連結機構と第2の回動連結機構とを有している。第2操作部7は、例えば十字キー、ファンクションキーといった複数のキーからなり、筐体が閉じた状態の外側に配置されている。この構成により筐体が閉じた状態であっても、携帯電話機1の操作は可能である。
次に、図6〜図8を参照して携帯電話機1の回動連結機構の構造を説明する。
図6は第1実施形態のストレート形態におけるセンター断面図である。また、図7は第1実施形態のL字形態におけるセンター断面図である。さらに、図8は第1実施形態の回動連結機構の分解斜視図である。
図6と図7に示すように、第1の回動連結機構8は、第1筐体2と連結体4を連結しており、第1筐体2を第2筐体3に対して90°回動できる第1の回動軸を有している。また、第2の回動連結機構9は、第2筐体3と連結体4とを連結しており、第2筐体3が連結体4と45°の傾斜端面をもって連結し、第2筐体3を傾斜端面に垂直な軸の回りに360°回動できる第2の回動軸を有している。ここで、第1筐体2を第2筐体3に対して90°回動できるとしたが、90°である必要はなく、90°を中心にある程度の幅をもった範囲内であればよい。また、第2筐体3と連結体4との傾斜端面の角度を45°としたが、正確に45°である必要はなく、45°を中心にある程度の幅をもった範囲内であればよい。また、第2の回動軸は傾斜端面の中央に設けられていることが好ましい。さらに、第2筐体3は、傾斜端面に垂直な軸の回りに少なくとも180°回動することができればよいものとする。
図8に示すように、回動連結機構は、表示側ヒンジ23、ジョイントヒンジ24、操作側ヒンジ25、第1の回動軸部28、及び第2の回動軸部29から構成される。第1筐体底キャビネット21に取付けられた表示側ヒンジ23と、連結体底キャビネット30に取付けられたジョイントヒンジ24を、第1の回動軸部28をもって連結し、第1の回動軸26を軸にして第1筐体2が第2筐体3に対して回動可能となる構成としている。
また、第2筐体底キャビネット22に取付けられた操作側ヒンジ25と、連結体底キャビネット30に取付けられたジョイントヒンジ24を、第2の回動軸部29をもって連結し、第2の回動軸27を回動軸にして第2筐体3が回動可能となる構成としている。
次に、図9〜図10を参照しての携帯電話機1の電気回路部について説明する。
図9は第1実施形態の配線構造を示す図である。また、図10は第1実施形態の電気回路部の一例を示す回路ブロック図である。
図9に示すように、第1の回動軸部28と第2の回動軸部29との内部には、第1筐体2と第2筐体3の電気デバイスを電気的に接続するための複数の配線を束ねた配線束31が通されている。これにより、表示部基板33は第2筐体3の内部の制御部基板32に電気的に接続されている。また、これにより、第1筐体2と第2筐体3との各電気デバイス間で電気信号の送受信を行うことができる。また、第2筐体3に設けられたバッテリー(図示せず)から、第1筐体2に設けられた表示部、スピーカ、カメラ等に電力供給がなされる。
図10に示すように、第1実施形態の電気回路部は、地上波アナログ放送受信部と、地上波デジタル放送受信部と、携帯電話無線部とを有している。
地上波アナログ放送受信部では、アンテナ101で受信された信号はVHF/UHFチューナ102と映像IF(Intermediate Frequency)/音声IF信号処理103とで処理された後、音声信号は音声復調104で処理されてアンプ・音出力121にて音声として出力され、映像信号はビデオクロマ同期信号処理105とフレームメモリ106とで処理されてLCD(Liquid Crystal Display)コントローラ118へ送られる。
地上波デジタル放送受信部では、アンテナ107で受信された信号は1SEG(segment)チューナ108とOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)デジタル復調部109とTS(Transport Streams)多重分離処理110とで処理された後、映像信号は放送ブラウザ111と映像復号112とで並行して処理されてLCDコントローラ118へ送られ、音声信号は放送ブラウザ111と音声復号113とで並行して処理されてDA(Digital/analogue)コンバータ120へ送られる。
携帯電話無線部では、アンテナ114で受信された信号はRF(Radio Frequency)処理115とBased band処理116とが行われた後、アプリケーションプロセッサ117を経て、映像信号はLCDコントローラ118へ送られ、音声信号はDAコンバータ120へ送られる。
LCDコントローラ118へ送られた映像信号はLCD119にて映像として出力される。またDAコンバータ120へ送られた音声信号はアンプ・音出力121で音声として出力される。
次に、第1実施形態の携帯電話機1の使用方法について説明する。
図11は第1実施形態のL字形態時の使用例を示す図であり、図12は第1実施形態のストレート形態時の使用例を示す図である。また、図13はスタンドを利用した時の状態を示す図である。
図11を参照して、L字形態時の使用方法を説明する。図11に示すように第2筐体3を把持することにより、より自然なスタイルで安定して携帯電話機1を把持することが可能である。テレビ視聴などは長時間に及ぶことが考えられるが、この構成により比較的楽に視聴を楽しむことが可能である。また、親指で第2操作部7の操作キーを操作することによって、例えば視聴しているテレビのチャネルの変更、音量調節、動画の早送りや巻き戻しなどが容易に行える。音声はスピーカ11−a、11−bから出力される。複数のスピーカから音声出力することによってステレオ音声が可能である。
また、図11は右利きの人を仮定しているが、第2操作部7の操作キーを操作することによって、表示部5に出力する表示の上下左右を切り替えることができ、左利きの人にも対応することが出来る。このような表示出力方向制御を携帯電話機1の内部電気回路にて実現している。
図12を参照して、ストレート形態時の使用方法を説明する。図12に示すようにストレート形態時においては第1操作部6と第2操作部7を操作することにより、電話機能や電子メール機能などを使用することが可能である。電話機能を使用する際は、スピーカ11−aは通話音声を出力する。また、カメラ12−aを起動させることによりテレビ電話としての機能をもたせることもできる。
図13を参照して、スタンドを利用した使用方法を説明する。
図13に示すようにスタンド17を立てた状態で携帯電話機1を机、台などの上におくことができる。携帯電話機1を立てて保持することができるため、手に持たなくともテレビを視聴することができる。
また、上記使用方法は、メール機能使用時は縦画面表示、テレビ機能使用時は横画面表示を、状態検知センサー(スイッチ図示せず)によって検知する場合について説明したが、使用者の操作によって、それぞれの機能使用時の表示方向を切り替えるようにしてもよい。つまり、第1操作部または第2操作部の操作キーを操作することによって、メール機能を横画面表示、テレビ機能を縦画面表示でも使用することができる。カメラ機能、テレビ電話機能、及びその他の機能を使用時も同様に、縦画面表示、横画面表示のどちらでも、使用者の操作によって選択できる。
(実施の形態2)
図14は本発明の第2実施形態のテレビ機能付き携帯電話機の外観構成を示す斜視図である。
第2実施形態の携帯電話機41は、図1に示した第1実施形態の携帯電話機1において一部要素の配置構成と一部構造を変更したものである。第1実施形態との共通の部分に関しては説明を省略して、第2実施形態の特徴部分について説明をする。
第2実施形態の携帯電話機41においては、第1筐体42は、閉じた状態の内側に表示部45を有し、第2筐体43は、閉じた状態の内側に第1操作部46を有し、連結体44は閉じた状態の内側に第2操作部47を有する。第1筐体42は連結体44と連結されており、第1筐体42が第2筐体43に対して略180°回動できる回動軸48を有している。この角度は180°を中心にある程度の幅をもった範囲内であればよい。第2筐体43は連結体44と傾斜端面をもって連結されており、傾斜端面と、第2筐体43の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角となるように形成されている。ここで、傾斜端面と、第2筐体43の第1操作部側の面とのなす角度を鈍角としたが、略135°が好ましいが、135°を中心にある程度の幅をもった範囲内であればよい。
この構成をとることより、閉じた状態から、第1筐体42を第2筐体43に対して略180°開くことにより、ストレート形態を形成することができる。また、ストレート形態の状態から、第2筐体43を、傾斜端面に垂直な回動軸を中心に180°回動することによりL字形態を形成することができる。これによって、第2実施形態は、第1実施形態と同様にストレート形態、L字形態を形成することができ、第1実施形態と同様の効果を享受することができる。
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施形態について発明する。
第3実施形態の携帯電話機は、図1に示した第1実施形態の携帯電話機1において、一部要素の配置構成と一部構造を変更したものである。第1実施形態と共通の部分に関しては説明を省略して、第3実施形態の特徴部分について説明をする。
第3実施形態の携帯電話機においては、第1筐体は、閉じた状態の外側に表示部を有し、第2筐体は、閉じた状態の外側に第1操作部を有し、連結体は閉じた状態の外側に第2操作部を有する。第1筐体は連結体と連結しており、第1筐体が第2筐体に対して、略180°回動できる回動軸を有している。第2筐体は連結体と傾斜端面をもって連結されており、傾斜端面と、第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角となるように形成されている。ここで、傾斜端面と第2筐体43の第1操作部側の面とのなす角度を鈍角としたが、略135°が好ましい。
この構成をとることにより、閉じた状態から、第1筐体を第2筐体に対して略180°回動することにより、ストレート形態を形成することができる。また、ストレート形態の状態から、第2筐体を、傾斜端面に垂直な回動軸を中心に180°回動することによりL字形態を形成することができる。これによって、第3実施形態は、第1実施形態と同様にストレート形態、L字形態を形成することができ、第1実施形態と同様の効果を享受することができる。
(実施の形態4)
次に、本発明の第4の実施形態について発明する。
第4実施形態の携帯電話機は、図1に示した第1実施形態の携帯電話機1において、一部要素の配置構成と一部構造を変更したものである。第1実施形態と共通の部分に関しては説明を省略して、第4実施形態の特徴部分について説明をする。
第4実施形態の携帯電話機においては、第1筐体は、閉じた状態の内側に表示部を有し、第2筐体は、閉じた状態の外側に第1操作部を有し、連結体は閉じた状態の内側に第2操作部を有する。第1筐体は連結体と連結しており、第1筐体が第2筐体に対して、略270°回動できる回動軸を有している。第2筐体は連結体と傾斜端面をもって連結されており、傾斜端面と、第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角となるように形成されている。ここで、傾斜端面と第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度を鈍角としたが、略135°が好ましい。
この構成をとることにより、閉じた状態から、第1筐体を第2筐体に対向して略270°回動することにより、L字形態を形成することができる。また、L字形態の状態から、第2筐体を、傾斜端面に垂直な回動軸を中心に180°回動することによりストレート形態を形成することができる。これによって、第4実施形態は、第1実施形態と同様にストレート形態、L字形態を形成することができ、第1実施形態と同様の効果を享受することができる。
(実施の形態5)
図15は本発明の第5実施形態のテレビ機能付き携帯電話機の外観構成を示す斜視図である。
第5実施形態の携帯電話機51は、図1に示した第1実施形態の携帯電話機1において、一部要素の構造を変更したものである。第1実施形態と共通の部分に関しては説明を省略して、第5実施形態の特徴部分について説明をする。
図15に示すように、第5実施形態の携帯電話機51においては、第2筐体53と連結体54は部分的に削りとられた構成になっている。このことにより、ストレート形態とL字形態との間で携帯電話機51を変形させる過程において、第2筐体53を傾斜端面に垂直な軸の回りに回動させる際に、使用者が保持しやすい位置で回動を止めても、連結体54や第2筐体53に余計な凸部がないため、連結体54や第2筐体53の凸部が、保持する手に接しない。よって、使用者の保持しやすい角度でテレビの視聴を楽しむことが可能となる。
(実施の形態6)
図16は本発明の第6実施形態のテレビ機能付き携帯電話機の外観構成を示す斜視図である。
第6実施形態の携帯電話機61は、図1に示した第1実施形態の携帯電話機1において、一部要素の構造を変更したものである。第1実施形態と共通の部分に関しては説明を省略して、第6実施形態の特徴部分について説明をする。
図16に示すように、第6実施形態の携帯電話機61においては、第1筐体62の表示部65を保護する保護材68が設けられた構成になっている。保護材68により、表示部65が外部から損傷を受けることを防ぐことができる。保護材68としては、例えばアクリル板などがあげられる。アクリル板の表面に、硬度を上げ、傷を付きにくくするコーティングをすることによって、表示部表面をより強固に保護することができる。
(実施の形態7)
図18及び図19は、それぞれ、本発明の第7実施形態のテレビ機能付き携帯電話機のストレート形態時、及びL字形態時の側面図である。
第7実施形態の携帯電話機71は、図18及び図19に示した通り、主要本体部は、表示部75を有する第1筐体72と、第1操作部76を有する第2筐体73のみから構成され、連結体を有さないが、上記の第1実施形態の携帯電話機が持つ連結体以外の構成物・機能は共通して有しているものである。以下では、共通の部分に関しては説明を省略して、第7実施形態の特徴部分について説明する。
携帯電話機71は、回動連結機構(図示せず)を有し、第1筐体72と第2筐体73とを45°の傾斜端面77をもって連結している。回動連結機構は、傾斜端面77に垂直な回動軸(図示せず)を有し、第2筐体73を回動軸の回りに360°回動させることができる。ここで、第1筐体72と第2筐体73との傾斜端面の角度を45°としたが、正確に45°である必要はなく、45°を中心にある程度の幅をもった範囲内であればよい。さらに、第2筐体73は、回動軸の回りに少なくとも180°回動することができればよいものとする。
本構成によれば、第2筐体73を回動軸の回りに回動させることにより、図18及び図19に示した通り、ストレート形態とL字形態を形成することができる。よって、第1実施形態と同様の効果を享受することができる。
なお、携帯情報機器は、例えば携帯電話機であるが、これに限定されるものではなく、PDA(personal data assistant)、或いはノート型のパーソナルコンピュータなどであってもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、複数の回動軸を持ち、TV映像などの画像を表示する表示部を持つ携帯情報機器に特に有利に適用することができる。
本発明の第1実施形態の閉じた状態における斜視図である。 本発明の第1実施形態のL字形態時の斜視図である。 本発明の第1実施形態のストレート形態時の斜視図である。 本発明の第1実施形態のストレート形態時の正面図である。 本発明の第1実施形態のストレート形態時の背面図である。 本発明の第1実施形態のストレート形態時のセンター断面図である。 本発明の第1実施形態のL字形態時のセンター断面図である。 本発明の第1実施形態の回動連結機構の分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の配線構造を示す図である。 本発明の第1実施形態の電気回路部の一例を示す回路ブロック図である。 本発明の第1実施形態のL字形態時の使用例を示す図である。 本発明の第1実施形態のストレート形態時の使用例を示す図である。 本発明の第1実施形態のスタンドを利用した状態を示す図である。 本発明の第2実施形態の斜視図である。 本発明の第5実施形態の斜視図である。 本発明の第6実施形態の斜視図である。 特開2004−140439号公報に開示された携帯端末装置の構成を示す概略斜視図である。 本発明の第7実施形態のストレート形態時の側面図である。 本発明の第7実施形態のL字形態時の側面図である。
符号の説明
1、41、51、61、71 携帯電話機
2、42、62、72 第1筐体
3、43、53、73 第2筐体
4、44、54 連結体
5、45、65、75 表示部
6、76 第1操作部
7、47 第2操作部
8 第1の回動連結機構
9 第2の回動連結機構
11−a、11−b スピーカ
12−a、12−b カメラ
101、107、114 アンテナ
77 傾斜端面

Claims (14)

  1. 表示部を有する第1筐体と、第1操作部を有する第2筐体とを備え、
    前記第1筐体と前記第2筐体とは、それぞれの傾斜端面が対向する状態で結合され、且つ、前記第1筐体は、その第2筐体側において、前記第2筐体を、前記傾斜端面に垂直な軸の周りに、少なくとも180°回動可能とする回動連結機構を有することを特徴とする携帯情報機器。
  2. 表示部を有する第1筐体と、第1操作部を有する第2筐体と、前記第1筐体と第2筐体とを連結する連結体とを備え、
    前記連結体は、その第1筐体側において、前記第1筐体を、前記連結体及び第2筐体の結合体に対して回動可能とする第1の回動連結機構を有し、
    前記連結体と前記第2筐体とは、それぞれの傾斜端面が対向する状態で結合され、且つ、前記連結体は、その第2筐体側において、前記第2筐体を、前記傾斜端面に垂直な軸の周りに、少なくとも180°回動可能とする第2の回動連結機構を有することを特徴とする携帯情報機器。
  3. 前記第1筐体は、該第1筐体と、前記連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、外側に位置する面に、前記表示部を有し、
    前記第2筐体は、前記第1筐体と、前記連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、内側に位置する面に、前記第1操作部を有し、
    前記連結体の前記第1の回動連結機構は、前記第1筐体を、前記連結体及び第2筐体の結合体に対して略90°回動可能とするように形成され、
    前記傾斜端面は、該傾斜端面と前記第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角となるように形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の携帯情報機器。
  4. 前記第1筐体は、該第1筐体と、前記連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、内側に位置する面に、前記表示部を有し、
    前記第2筐体は、前記第1筐体と、前記連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、内側に位置する面に、前記第1操作部を有し、
    前記連結体の前記第1の回動連結機構は、前記第1筐体を、前記連結体及び第2筐体の結合体に対して略180°回動可能とするように形成され、
    前記傾斜端面は、該傾斜端面と前記第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角となるように形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の携帯情報機器。
  5. 前記第1筐体は、該第1筐体と、前記連結体及び第2筐体の結合部とが対向する閉状態で、外側に位置する面に、前記表示部を有し、
    前記第2筐体は、前記第1筐体と、前記連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、外側に位置する面に、前記第1操作部を有し、
    前記連結体の前記第1の回動連結機構は、前記第1筐体を、前記連結体及び第2筐体の結合体に対して略180°回動可能とするように形成され、
    前記傾斜端面は、該傾斜端面と前記第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角となるように形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の携帯情報機器。
  6. 前記第1筐体は、該第1筐体と、前記連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、内側に位置する面に、前記表示部を有し、
    前記第2筐体は、前記第1筐体と、前記連結体及び第2筐体の結合体とが対向する閉状態で、外側に位置する面に、前記第1操作部を有し、
    前記連結体の前記第1の回動連結機構は、前記第1筐体を、前記連結体及び第2筐体の結合体に対して略270°回動可能とするように形成され、
    前記傾斜端面は、該傾斜端面と前記第2筐体の第1操作部側の面とのなす角度が鈍角となるように形成されていることを特徴とする、請求項2に記載の携帯情報機器。
  7. 前記連結体に第2操作部を有することを特徴とする、請求項2〜6のいずれかに記載の携帯情報機器。
  8. 前記第2操作部が動画の操作機能を有することを特徴とする、請求項7に記載の携帯情報機器。
  9. 前記表示部に於ける表示の上下左右を反転させる表示出力制御手段を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の携帯情報機器。
  10. テレビ放送受信用のアンテナをさらに有することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の携帯情報機器。
  11. デジタルテレビ放送受信用のアンテナをさらに有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の携帯情報機器。
  12. 前記表示部の両側に配置された一対のスピーカをさらに有することを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載の携帯情報機器。
  13. 前記第1筐体又は前記第2筐体に配置されたカメラをさらに有することを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載の携帯情報機器。
  14. 前記一対のスピーカの配置された領域の一方の領域内に配置されたカメラをさらに有することを特徴とする、請求項12に記載の携帯情報機器。
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