JP2006149522A - 食材攪拌具 - Google Patents

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義明 立岡
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Abstract

【課題】調理の際に,メニューによっては食材を均一に攪拌・混合する必要がある。従来は例えば卵の場合には裏ごし器にかけていた。また大和イモや自然薯の場合にはスリ鉢とスリコギを用いて出汁と割っていた。これらの方法は手間と時間がかかる上に広い作業面積を必要とし,後片付けにも時間がかかっていたが,本発明はこれらの課題を解決するための食材攪拌具を提供する。
【解決手段】軸の一端に,周縁にノコ歯状の突起を連設した攪拌片を放射状もしくはほうき状に配置し,軸を掌に挟んでこすり合わせてクルクルと回転させもしくは往復させることにより食材を短時間に攪拌・混合する。
【選択図】図1

Description

本発明は,食材を均一に攪拌・混合するための攪拌具に関するものである。
調理を行う現場においては,メニューによっては食材を均一に攪拌・混合しなければならない場合がある。
例を挙げれば,
茶わん蒸やプリン等の場合には卵を均一に攪拌・混合する必要がある。
大和イモや自然薯の場合には,すり下ろした後に出汁と均一に攪拌・混合する必要がある。
各種フライの場合には,衣を付けるために卵を均一に攪拌・混合する必要がある。
等である。
これらの場合において従来は,前記(1)の場合においては裏ごし器を用い,細かい編み目を通して卵を落下させていた。前記(2)の場合においてはスリ下ろした食材をスリ鉢に入れ,少量づつ出汁を入れながらスリコギを用い攪拌・混合していた。前記(3)の場合においては,容器に割り入れた食材を箸等で攪拌・混合していた。
そのために,次のような問題点があった。
(イ)裏ごし器を使用する従来の方法では,裏ごし器の他に漉した食材を受けるための容器が必要であり,広い作業面積が必要であった。使用後においては,裏ごし器の細かい編み目に絡んだ食材を取り除くのに多くの時間を要した。また,裏ごし器のみならず漉した食材を受けた容器も洗浄しなければならなかった。
(ロ)スリ鉢とスリコギを使用する従来の方法では,一度に多量の出汁を入れると,スリコギで攪拌した時に出汁がスリ鉢から飛び出してしまうので,少量の出汁を何回にも分けて入れ攪拌するという作業を繰り返していた。そのために攪拌に多くの時間がかかった。
また,均一に攪拌・混合するためにはスリコギをスリ鉢の内面に擦りつけながら回転させる必要があるので,スリコギを回す際にスリ鉢が一緒に回転してしまうのを防ぐために,片手でスリ鉢を押さえ,片手でスリコギを回転させるという無理な作業を余儀なくされ,場合によっては一人がスリ鉢を押さえ,もう一人がスリコギを回すというように2人で作業をしなければならなかった。そのため,広い作業面積が必要であった。
使用後においては,スリ鉢内面の筋状の刻みに入り込んだ食材を取り除くのに多くの時間を要した。
(ハ)箸等で攪拌する従来の方法では,いくら攪拌しても中々均一に攪拌・混合することが出来なかった。
本発明は,これらの問題点を解決するためになされたものである。
本発明は,周縁にノコ歯状の攪拌突起を連設した攪拌片を軸の一端に設けたことを特徴とする食材攪拌具である。
(1)短時間で均一に食材を攪拌・混合することが出来る。
(2)一人で攪拌・混合作業を行うことが出来る。
(3)後片付けが極めて簡単である。
(4)作業に必要な面積が極めて狭くて済む。
本発明の第1の実施例を図1を用いて説明する。図中(1a)は軸,(2a)は攪拌突起,(3a)は攪拌片,(6a)はキャップである。図2は本実施例においてキャップを被せた斜視図である。
(イ)軸(1a)の一端(下端)には攪拌突起(2a)を有する攪拌片(3a)が軸(1a)に対して放射状に複数枚配置されている。攪拌片(3a)は図1においては4枚となっているが,その枚数は4枚に限ったことではない。また,図1においては一段となっているが,間隔を空けて複数段配置しても良い。
(ロ)攪拌突起(2a)は攪拌片(3a)の周縁に連設されてノコ歯状を形成している。
(ハ)攪拌突起(2a)と攪拌突起(2a)との間は円弧状(4a)に形成されている。
(ニ)キャップ(6a)は,使用後の攪拌片(3a)を収納するもので,その上部には軸(1a)を挿入するための挿入穴(7a)が開いている。挿入穴(7a)の形状はほぼ軸(1a)と同一であり,軸(1a)を貫通させることが出来る。
(ホ)キャップ(6a)の内側形状は,挿入穴(7a)の形状よりもやや大きくなっており,使用後の攪拌片(3a)を閉じた状態で収納可能な大きさとなっている。
(へ)キャップ(6a)の下端は開放されていてテーパー状に外側に開き,テーパー部(8a)を成している。
(ト)攪拌片(3a)は使用の度に「開く」「閉じる」ということが繰り返され,軸(1a)との接合部においてヒンジとしての機能が要求されるので,ポリプロピレン等のようにヒンジとしての繰り返し応力に耐えられる素材となっている。
本発明は以上の構成からなるので本発明を使用する時は,軸(1a)を両掌に挟み,攪拌片(3a)を食材の中に入れ,素早く手を前後にこすり合わせて食材の中で攪拌片(3a)をクルクルと往復回転させるのである。
往復回転させることにより,ノコ歯状となっている攪拌突起(2a)の尖った先端部分(5a)が食材に絡みつき細かく裁断され,均一滑らかに攪拌・混合されるのである。
卵を攪拌する場合においては,卵を割り入れた容器のみで済むのである。従来のようにわざわざ裏ごし器と漉した卵を受けるための容器は不要となるのである。
大和イモや自然薯の場合には,擦り下ろした食材をボール等の容器で受け,それに出汁を加えた後に本品を用いればスリ鉢とスリコギは不要となり,一人で作業することが可能となる。
いずれの場合においても攪拌・混合作業は短時間で完了し,狭い場所での作業が可能となり,後片付けも極めて簡単である。
使用後は本品を洗い,キャップ(6a)を軸(1a)の上部から被せるように通し,挿入穴(7a)に軸(1a)を挿入させそのまま下へと移動させ,攪拌片(3a)を閉じて収納すれば良い。キャップ(6a)の開放側(下側)がテーパー状に外側に開きテーパー部(8a)を成しているので,攪拌片(3a)をキャップ(6a)内にスムースに収納することが出来る。
また,攪拌突起(2a)と攪拌突起(2a)との間は円弧状(4a)に形成されているので,汚れが溜まりにくい。
本発明は,合成樹脂を用いれば射出成型等の方法により,軸(1a)と攪拌片(3a)とを一体で形成することが出来る。
攪拌突起(2a)は攪拌片(3a)の周縁部だけでなく,攪拌片(3a)の表面若しくは裏面に設けても良い。
攪拌片(3a)は使用の度に「開く」「閉じる」ということが繰り返され,軸(1a)との接合部においてヒンジとしての機能が要求されるので,ポリプロピレン等のようにヒンジとしての繰り返し応力に耐えられる素材とすることが望ましい。
軸(1a)・攪拌突起(2a)・攪拌片(3a)・キャップ(6a)は,木・合成樹脂・金属等を適宜組み合わせて形成することも出来る。
攪拌片(3a)の形状は図1に示された形状に限られたわけではなく,円型・星型・多角形型等にすることも出来る。
図3は,本発明の第2の実施例を示す図である。
図中(1b)は軸,(2b)は攪拌突起,(3b)は攪拌片,(6b)はキャップである。
(イ)軸(1b)の一端(下端)には攪拌突起(2b)を有する攪拌片(3b)が設けてある。
(ロ)攪拌突起(2b)は攪拌片(3b)の周縁に連設され,ノコ歯状を形成している。
(ハ)攪拌突起(2b)と攪拌突起(2b)との間は円弧状(4b)に形成されている。
(ニ)攪拌片(3b)は,攪拌突起(2b)が全て同一方向を向くように配置されている。
(ホ)攪拌片(3b)は軸の延長方向に設けられ,かつ隙間(A)を介して放射状に設けられている。
(へ)キャップ(6b)は,使用後の攪拌片(3b)を収納するもので,その上部には軸(1b)を挿入するための挿入穴(7b)が開いている。挿入穴(7b)の形状はほぼ軸(1b)と同一であり,軸(1b)を貫通させることが出来る。
(ト)キャップ(6b)の内側形状は,挿入穴(7b)の形状よりもやや大きくなっており,使用後の攪拌片(3b)を閉じた状態で収納可能な大きさとなっている。
(チ)キャップ(6b)の下端は開放されていてテーパー状に外側に開き,テーパー部(8b)を成している。
(リ)攪拌片(3b)は使用の度に「開く」「閉じる」ということが繰り返され,軸(1b)との接合部においてヒンジとしての機能が要求されるので,ポリプロピレン等のようにヒンジとしての繰り返し応力に耐えられる素材となっている。
以上の構成からなるので使用する時は,軸(1b)を持ち攪拌片(3b)を食材の中に入れ,攪拌片(3b)と平行に素早く往復させるのである。すると,攪拌突起(2b)の尖った先端部分(5b)に食材が絡みつきながら攪拌片と攪拌片との隙間(A)を食材がすり抜ける時に細かく裁断され,均一滑らかに攪拌・混合されるのである。
卵を攪拌する場合においては,卵を割り入れた容器のみで済むのである。従来のようにわざわざ裏ごし器と漉した卵を受けるための容器は不要となるのである。
大和イモや自然薯の場合には,擦り下ろした食材をボール等の容器で受け,それに出汁を加えた後に本品を用いればスリ鉢とスリコギは不要となり,一人で作業することが可能となる。
いずれの場合においても攪拌・混合作業は短時間で完了し,狭い場所での作業が可能となり,後片付けも極めて簡単である。
使用後は本発明を洗い,キャップ(6b)を軸(1b)の上部から被せるように通し,挿入穴(7b)に軸(1b)を挿入させそのまま下へと移動させ,攪拌片(3b)を閉じて収納すれば良い。キャップ(6b)の開放側(下側)がテーパー状に外側に開きテーパー部(8b)を成しているので,攪拌片(3b)をキャップ(6b)内にスムースに収納することが出来る。
また,攪拌突起(2b)と攪拌突起(2b)との間は円弧状(4b)に形成されているので,汚れが溜まりにくい。
本発明は,合成樹脂を用いれば射出成型等の方法により,軸(1b)と攪拌片(3b)とを一体で形成することが出来る。
攪拌突起(2b)は攪拌片(3b)の周縁部だけでなく,攪拌片(3b)の表面若しくは裏面に設けても良い。
攪拌片(3b)は使用の度に「開く」「閉じる」ということが繰り返され,軸(1b)との接合部においてヒンジとしての機能が要求されるので,ポリプロピレン等のようにヒンジとしての繰り返し応力に耐えられる素材とすることが望ましい。
軸(1b)・攪拌突起(2b)・攪拌片(3b)は,木・合成樹脂・金属等を適宜組み合わせて形成することも出来る。
また第3図に示すように攪拌片(3b)は軸(1b)の延長方向にホウキ状に設ける形状に限られたわけではなく,攪拌片と攪拌片との間に適当な隙間が保たれる形状ならば,任意の形状で良い。例えばリング状等の形状でも良いのである。
攪拌片を複数のリング状とする場合においては,それぞれのリング状の攪拌片を隙間を介して設ければ良いのである。
第3図においては攪拌片(3b)の下端は自由端となっているが,第4図に示すように攪拌片(3b)(3b)の下端同士を連結用攪拌片(3c)により連結せしめ,攪拌片(3b)(3b)と連結用攪拌片(3c)により攪拌片を枠のように形成しても良い。
その場合には,攪拌片をキャップ(6b)に収納する際に閉じ易くするために,連結用攪拌片(3c)の長手方向の中央付近に折り線(B)を設けておくと良い。
実施例1の斜視図である。 実施例1において,キャップを被せた斜視図である。 実施例2の斜視図である。 実施例2の変形斜視図である。
符号の説明
1a・1b 軸
2a・2b 攪拌突起
3a・3b 攪拌片
3c 連結用攪拌片
4a・4b 円弧状
5a・5b 先端部分
6a・6b キャップ
7a・7b 挿入穴
8a・8b テーパー部
A 隙間
B 折り線

Claims (2)

  1. 軸の一端に,ノコ歯状の攪拌突起を周縁に連設した攪拌片を放射状に複数枚配置し設けたことを特徴とする食材攪拌具。
  2. 軸の一端に,ノコ歯状の攪拌突起を周縁に連設した攪拌片であり,該攪拌突起を同一方向に向けて該攪拌片を軸の延長方向に複数突出させ設け,かつ該攪拌片は隙間を介して設けられたことを特徴とする食材攪拌具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018157774A (ja) * 2017-03-22 2018-10-11 株式会社甍テクノロジー 焙煎装置
CN108636183A (zh) * 2018-07-23 2018-10-12 芜湖福聚模具制造有限公司 一种改进型高速搅拌装置

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