JP2006148479A - 通信会議システム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末の接続替え等を自動化し、利用者における利便性を向上させることができる通信会議システムを提供する。
【解決手段】サーバ10と複数の端末21〜25とを用いて構築される通信会議システムであって、サーバ10が各端末21〜25に対して端末間の接続を指示する機能を有し、各端末21〜25がサーバ10からの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個のセッション51〜54を端末間で確立し、他の端末との間で2個のセッションを確立した端末22〜24でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送するMCU機能42〜44を実行する通信会議システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通信回線を介して接続された複数の端末を用いて会議を行う際に用いて好適な通信会議システムに関する。
従来、カンファレンス(会議)を開催するためのシステムでは、特別にカンファレンスサーバを設置し、参加者全員によるカンファレンスサーバへのアクセスによってカンファレンスが実現されている。このカンファレンスサーバは各参加者の音声信号を混合するための音声ミキシング機能(MCU:Multipoint control unit)を具備している。
また、カンファレンスサーバを利用せずに通信会議システムを実現する構成も提案されている。このシステムでは、クライアント自身に有するミキシング機能を利用することによって、カンファレンスが実現されている。すなわち、1または複数の端末をMCUとして機能させることで、カンファレンスサーバの設置を不要としている。簡易かつ少人数での会議はこのようなシステムで実現されている。
特開平7−177145号公報 特開平8−32950号公報 特開2003−69969号公報
しかしながら、カンファレンスサーバを利用しない従来のシステムでは、端末自身であて先(会議参加者)を指示し、ダイヤルすることで会議が開催されている。そのため、本人もしくは端末自身がMCUとして機能している端末であることを認識しておかなければならなかった。例えば、会議途中にMCUとして機能している端末が抜けてしまった場合には、他の端末は接続先を変更するとともにMCUとして機能する端末を変更する必要が発生する場合があった。その場合の接続替え等は利用者本人で考えて実施するしかなく、自動化されていなかった。
本発明は、上記のような事情を考慮してなされたものであって、端末の接続替え等を自動化し、利用者における利便性を向上させることができる通信会議システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載は、サーバと複数の端末とを用いて構築される通信会議システムであって、サーバが各端末に対して端末間の接続を指示する機能を有し、各端末がサーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送する機能を実行することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記サーバが各端末に対して端末間の接続を指示し、端末間を接続する信号がテキスト情報を伝送するのに適した第1の通信プロトコル(HTTP)によってなされ、前記マルチメディア信号を送受信するための通信手段が第1の通信プロトコルとは異なるプロトコルであってマルチメディア信号をストリーミング伝送するのに適したプロトコル(SIP)によるセッションであることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記各端末が通信手段に接続障害が発生した場合にその旨をサーバに対して通知する機能を有し、前記サーバが接続障害の発生を通知された場合に1個の通信手段が利用可能な端末を介して新たな通信手段を確立するよう指示を出す機能を有していることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、サーバと複数の端末とを用いて実行される通信会議方法であって、サーバが各端末に対して端末間の接続を指示し、各端末がサーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、サーバと複数の端末とを用いて実行される通信会議プログラムであって、サーバが各端末に対して端末間の接続を指示する過程と、各端末がサーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送する過程とをコンピュータによって実行するための記述を含むことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、サーバと複数の端末とを用いて構築される通信会議システムで用いられる端末であって、サーバから各端末に対して出された端末間の接続を指示する信号を受信する機能を有し、サーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送する機能を実行するものであることを特徴とする。
本発明によれば、サーバから各端末に対して端末間の接続の指示を行うようにするとともに、各端末でサーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合又は合成する機能を実行するようにしたので、各端末共通のMCUの設置を省略した場合に、端末間に接続替え等を自動化することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態の構成を示すシステム図である。図1に示す通信会議システムは、サーバ10と、サーバ10に通信回線を介して接続されている複数の端末21、22、23、24および25とから構成されている。
サーバ10はコンピュータであり、所定のOS(Operating System)上でAPサーバ(アプリケーションサーバ)11を実行している。APサーバ11は、Web(ウェブ)アプリケーションサーバと呼ばれるサーバであり、端末21〜25との間で主にテキスト情報を伝送するのに適した通信プロトコルであるHTTP(HyperText Transfer Protocol)によってアプリケーションレベルで通信を行い、端末21〜25から要求を受けてそれに応じた処理を行ったり、端末21〜25に対して所定の指示や情報を送り出したりする。サーバ10は、また、各端末の状態の管理するためのDB(データベース)を備えている。
端末21〜25は、携帯型パーソナルコンピュータ等のコンピュータ端末である。各端末21〜25では、所定の通信回線(通信網)へ接続する機能と、映像撮影機能や音声録音・再生機能が利用可能となっている。各端末21〜25上では、通信会議を実現するためのプログラムであるソフトフォン31〜35が実行されている。ソフトフォンとは、一般に、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital(Data) Assistants)等の端末で、所定のプログラム(アプリケーションソフトウェア)を実行することで、インターネット等のネットワークを介して音声通話やテレビ電話等の通信を実現するための機能である。本実施の形態では、各ソフトフォン31〜35が、SIP/RTPによって他の最大2個のソフトフォンとの間でセッションを確立(生成)できるようになっている。また、各ソフトフォン31〜35は、HTTPによる通信によって、APサーバ11から各セッションの接続先やその変更についての指示や、端末21〜25の表示装置に表示すべき映像画面の画面数の情報を入手するように構成されている。さらに、各ソフトフォン31〜35は、MCUとしての機能を提供できるようになっていて、MCUによって、他の端末から送られてきた音声情報を自己の端末で録音中の音声情報と混合して他の端末へ送信することができるようになっている。また、映像信号については時分割で多重することで複数端末分の信号を1つのセッションで転送するようにしてもよいし、あるいはMCUにさらに映像情報等を自己の端末で撮影中の映像情報等と合成して他の端末へ送信する機能を備えさせることで、合成した情報を転送するようにしてもよい。
なお、SIP(Session Initiation Protocol)はVoIP(Voice over Internet Protocol)を応用したインターネット会議、インターネット電話等で用いられるプロトコルであり、RTP(Real-time Transport Protocol)は音声や映像等のマルチメディア信号をストリーミング伝送するのに適した通信プロトコルである。
図1に示す例では、5台の端末21〜25が、図2に示すように最大2本のRTPによるセッション51〜54を確立することで、デイジーチェーン方式で接続される。ただし、映像と音声で端末間を異なるセッションにより確立する。各ソフトフォン31〜35によって1端末当たり最大2個のRTPポート311、312〜351、352が利用可能となっている。この場合、各端末21〜25(ソフトフォン#A〜#E)のうち端部に位置する端末21(ソフトフォン31)および端末25(ソフトフォン35)は、各1個のRTPポート311およびRTPポート352を使用して、端末22(ソフトフォン32)および端末24(ソフトフォン34)と各1個のセッション51およびセッション54を確立している。一方、中間部に位置する端末22(ソフトフォン32)、端末23(ソフトフォン33)、および端末24(ソフトフォン34)は、各2個のRTPポート321および322、331および332、ならびに341および342を使用して、各2個のセッション51および52、52および53、ならびに53および54を他のソフトフォンとの間で確立している。
したがって、中間部に位置する端末22(ソフトフォン32)、端末23(ソフトフォン33)、および端末24(ソフトフォン34)では、MCU機能42、43、および44が実行されている。これらの端末22、23および24では、MCU機能42、43、および44によって、音声等のマルチメディア信号の混合(あるいは合成)処理や転送処理が行われる。
さらに、各ソフトフォン31〜35は、接続端末のスクリーニングを行う機能を有している。本実施の形態では、各ソフトフォン31〜35がAPサーバ11からのHTTPによる指示を受けることで、指示されたソフトフォン間のセッションがSIPによって生成される。その際、各ソフトフォンは、接続要求してきたソフトフォンがAPサーバ11から指示されたものかどうかを判定し、指示されたものであると判定された場合にのみセッションが確立されるようになっている(スクリーニング機能)。
各セッション51〜54は、各ソフトフォン31〜35間のSIPによるデータ通信によって確立される。その際、VoIPアドレス(番号)、IP(Internet Protocol)アドレス等の接続先の情報は、HTTPによるデータ通信で、APサーバ11から各ソフトフォン31〜35に対して通知される。
なお、図1に示す構成において、APサーバ11と各ソフトフォン31〜35間で通信を行う際に用いるソフトウェアは、端末31〜35で稼働するOSとAPサーバ11とによって共通に利用可能なコンポーネント(部品)を用いて構成されることが望ましい。例えばOSをWindows(登録商標)とした場合、APサーバ11がActiveX(登録商標)で各ソフトフォン31〜35の呼状態(接続状態)を収集できるようにしたり、APサーバ11から各ソフトフォン31〜35への指示をActiveX(同上)で行えるようにしたりすることが考えられる。また、各ソフトフォン31〜35における通信インターフェースのソフトウェア構成は、言語や実行場所によらずに利用可能なコンポーネントを組み合わせた形態であることが望ましい。
次に、図3を参照して、図1の構成の動作例について説明する。図3は、図1に示す構成において、5台の端末21〜25で通信会議を開始する際の処理の流れの一例を示している。図3では、図1に示すものと同一の構成に同一の符号を付けている。ただし、図3では、サーバ10(あるいはAPサーバ11)によって提供される機能をより詳細に分割した形で示している。すなわち、サーバ10が、入力制御部101、接続制御部102、画面制御部103、およびDB104に分けて示されている。入力制御部101は、各ソフトフォン31〜35からの信号を入力するためのインターフェースとなる構成である。接続制御部102は、各ソフトフォン31〜35に対して接続先を指示したり、接続エラー(障害)が発生した場合に各端末21〜25から受信したエラーを示す信号を処理したりするための機能を実現する。画面制御部103は、各ソフトフォン31〜35で画面表示すべきエラーメッセージの内容を指示するための機能を実現する。図3ではこれらの各部101〜104においてHTTPによるデータ通信が相互に行われるものとしている。
なお、図3において、破線の矢印がHTTPによる通信を示し、実線の矢印がSIPによる通信を示している。また、会議の開始の手順は、あるソフトフォンから会議の参加者を指定した会議開催要求があった場合に、要求された参加者のソフトフォンに対して回線予約を行い、それに基づいて各ソフトフォン間で直接RTPセッションが確立される、という流れで行われるものとしている。
図3に示す例では、端末21の利用者がソフトフォン31を操作することで、自端末21(ユーザ#A)と端末22〜25(ユーザ#B〜#E)を参加者とする会議の開催要求が出されている(S101)。これを受信した入力制御部101は、接続制御部102に対して接続要求を送出する(S102)。接続制御部102は、DB104にアクセスし、接続要求に応じて、接続先となるソフトフォン31〜35のユーザ名、VoIP番号等の情報を収集する(S103)。
次に接続制御部102は、各ソフトフォン31〜35に対して回線予約を行うよう要求する信号を、接続先のVoIP番号と、表示画面数の情報とともにHTTPによって送信する(S104〜S108)。例えば、ソフトフォン31(ユーザ#A)に対しては、ソフトフォン32(ユーザ#B)を接続先として回線予約を要求する信号を、画面数「5」(=参加人数)を示す情報とともに送信し、同時に接続指示を要求する(S104)。ソフトフォン32(ユーザ#B)に対しては、ソフトフォン31(ユーザ#A)とソフトフォン33(ユーザ#C)を接続先として回線予約を要求する信号を、画面数「5」(=参加人数)を示す情報とともに送信する(S105)。
次にソフトフォン31(ユーザ#A)が、ソフトフォン32(ユーザ#B)に対してSIPによってセッションの確立を要求し、ソフトフォン32がスクリーニングを実施して、接続可能と判定された場合には、セッションが確立する(S109)。次にソフトフォン32(ユーザ#B)が、ソフトフォン33(ユーザ#C)に対してSIPによってセッションの確立を要求し、ソフトフォン33がスクリーニングを実施して、接続可能と判定された場合には、セッションが確立する(S110)。次にソフトフォン33(ユーザ#C)が、ソフトフォン34(ユーザ#D)に対してSIPによってセッションの確立を要求し、ソフトフォン34がスクリーニングを実施して、接続可能と判定された場合には、セッションが確立する(S111)。
次に、図3の例では、ソフトフォン34(ユーザ#D)が、ソフトフォン35(ユーザ#E)に対してSIPによってセッションの確立を要求したときに、何らかの障害が発生したとすると(S112)、ソフトフォン34(ユーザ#D)は、エラーの種別等を示すエラー番号を内容とするエラー通知を、入力制御部101に対してHTTPによって送信する(S113)。入力制御部101はエラー通知を接続制御部102に転送し(S114)、接続制御部102が画面制御部103にエラー通知を再度転送する(S115)。
画面制御部103は、受信したエラー通知の内容に基づいて、この例ではエラーが発生したソフトフォン34および35においてエラーメッセージの表示と、再接続中である旨の表示を行うよう指示する信号を、ソフトフォン34とソフトフォン35に対してHTTPで送信する(S116〜S117)。エラーメッセージは、エラー前の各ソフトフォンの状態やエラーの内容に応じて予め登録していた文字や図形情報によって生成される。
次に、接続制御部102は、ソフトフォン35(ユーザ#E)に対して、ソフトフォン31(ユーザ#A)を接続先として回線予約するよう要求する信号を、画面数「5」を示す情報とともに送信する(S118)。すなわち、接続が失敗して、まだ接続されていないソフトフォン35(ユーザ#E)に対して、まだセッション数が「2」に達していなくて、かつエラーを発生したときの接続元(ユーザ#D)ではないソフトフォン(ユーザ#A)との間でセッションの確立を指示するための信号がHTTPで送信される。
次に接続制御部102は、ソフトフォン31(ユーザ#A)に対して、ソフトフォン35(ユーザ#E)を接続先として回線予約するよう要求する信号を、画面数「5」を示す情報とともに送信する(S119)。次にソフトフォン35(ユーザ#E)が、ソフトフォン31(ユーザ#A)に対してSIPによってセッションの確立を要求し、ソフトフォン31がスクリーニングを実施して、接続可能と判定された場合には、セッションが確立する(S120)。
このように、本実施の形態では、APサーバ11によって各ソフトフォン31〜35に対して接続先が指示されるので、各ソフトフォン31〜35あるいはユーザで接続先を管理する必要がなくなる。また、SIPによるセッションの確立が失敗したような場合には、エラー番号をAPサーバ11に送信し、APサーバ11でエラー番号をユーザの理解しやすい表現である文字列や図形情報に変換して表示要求を該当するソフトフォンへ送信するようにした。その際、メッセージの内容は、APサーバ11が把握した複数のソフトフォンの状態に応じて決定することができるので、例えば各ソフトフォンで単独でSIPの通信履歴等に基づいてメッセージを表示するよりも、容易に的確で詳細なメッセージを表示できるようにすることができる。
なお、図3では接続に失敗した場合を例として説明したが、接続中にMCU機能を利用しているソフトフォンが接続を停止したようなときも、上記と同様に、その両方のソフトフォンがAPサーバ11に対してエラーメッセージを送信する等すれば、適切な接続先への接続替えが実行できる。
以上のように本実施の形態によれば、端末状態をAPサーバ11で管理することで、端末側(ソフトフォン側)ではAPサーバ11からの指示による受動的な動作のみでカンファレンスの開始・継続が可能となる。また、スクリーニングを実施することによって、予約された会議参加者以外からの着信を自動拒否することが可能である。また、APサーバ11とソフトフォン31〜35が連携することによって、MCU機能を実行しているソフトフォンが退室した時の再接続や、接続失敗時の再接続が自動的に行えるようになる。
なお、図1では会議参加端末をソフトフォンによるもののみとしているが、ハードフォンの場合でも、ファームウェアの変更等でAPサーバ11の機能を利用できるようにすることで、本システムによる転送動作を採用したカンファレンスサーバなしの会議に参加することが可能である。
なお、上記実施の形態では、1ユーザ(ソフトフォン)あたり、2ライン(セッション)の通話ラインを有するようにして、各ユーザをデイジーチェーン接続するようにしている。MCU相当の機能を実現するユーザでは2ラインを利用し、VoIPカンファレンスが提供されている。このような構成では、空きラインのあるユーザが必ず2ユーザ存在する(単部のユーザ)。そこで、新たにユーザを追加する場合には、中間部の複数のユーザの接続替えを行うのではなく、空きラインのあるユーザを利用したセッション確立を行うようにしている。
次に、図4を参照して、図1に示す構成の変形例について説明する。図4に示すシステムでは、図1の構成に対して新たにサーバ60を追加し、SIP−Proxy(プロキシ)サーバ61の機能を利用できるようにしている。この構成では、SIPによる通信を、端末間直接だけでなく、SIP−Proxy61を介して行うことが可能である。なお、図4では、図1と同一の構成には同一の参照符号を用いている。ただし、図4では端末21と端末22の2台の端末のみを示している。また、破線(間隔大)はHTTPによる信号の流れ、破線(間隔小)はSIPによる信号の流れを示している。
図4に示す構成で、例えばソフトフォン31からソフトフォン32に対してセッション51を確立しようとした際に障害が発生した場合に、ソフトフォン31がHTTPによってAPサーバ11とエラー信号およびエラーメッセージ信号を送受信することで、ソフトフォン31によるエラーメッセージの表示が可能となっている。また、ソフトフォン31は、エラー発生時に、エラー番号をSIPによってSIP−Proxy61に送信する。SIP−Proxy61はSIPによってこのエラー番号をソフトフォン32に対して送信する。ここでソフトフォン32はエラーの発生を認識することができ、ソフトフォン32がHTTPによってAPサーバ11とエラー信号およびエラーメッセージ信号を送受信することで、ソフトフォン32でエラーメッセージの表示が可能となる。
図4に示す実施の形態によれば、エラー発生を最初に認識したソフトフォン31が、APサーバ11とSIP−Proxy61の両方に異なる通信プロトコルでエラーの発生を通知するので、ソフトフォン32はSIP−Proxy61経由でSIPによってエラーの発生を認識できるようになる。
以上説明したように、本発明によれば、卓上IP電話機(ハードフォン)、およびPC(パーソナルコンピュータ)内IP電話(ソフトフォン)に関係なく、APサーバ主導による会議が開催可能になった。また、PC内IP電話ではActiveX(登録商標)等の汎用の通信コンポーネントの連携よって通話状態が監視可能となったことから、MCU動作中端末が抜けた場合に無通話時間を少なくすることができ、既存会議への自動接続による通話継続が可能となった。また、同様に、通話接続失敗時についても当該情報によって、システム自動による再接続が可能となった。
なお、本発明の実施の形態は上記のものに限定されず、例えば端末やサーバで実現される各機能を統合あるいは分散する等の変更が適宜可能である。例えば、図3に示す入力制御部101〜DB104を分散して配置したり、各部を統合することが可能である。また、本発明の実施の形態は、コンピュータとソフトウェアとを用いて構成することができ、その場合のソフトウェア(プログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体または通信回線を介して配布することが可能である。
本発明の一実施の形態の構成を示すシステム図。 図1の各ソフトフォン31〜35の接続形態を示す説明図。 図1の構成における通信処理の流れを示すシーケンス図。 図1の実施形態の変形例を示すシステム図。
符号の説明
10,60 サーバ
11 APサーバ
21〜25 端末
31〜35 ソフトフォン
42〜44 MCU
51〜54 セッション(通信ライン)
61 SIP−Proxyサーバ

Claims (6)

  1. サーバと複数の端末とを用いて構築される通信会議システムであって、
    サーバが各端末に対して端末間の接続を指示する機能を有し、
    各端末がサーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送する機能を実行する
    ことを特徴とする通信会議システム。
  2. 前記サーバが各端末に対して端末間の接続を指示し、端末間を接続する信号がテキスト情報を伝送するのに適した第1の通信プロトコル(HTTP)によってなされ、
    前記マルチメディア信号を送受信するための通信手段が第1の通信プロトコルとは異なるプロトコルであってマルチメディア信号をストリーミング伝送するのに適したプロトコル(SIP)によるセッションである
    ことを特徴とする請求項1記載の通信会議システム。
  3. 前記各端末が通信手段に接続障害が発生した場合にその旨をサーバに対して通知する機能を有し、
    前記サーバが接続障害の発生を通知された場合に1個の通信手段が利用可能な端末を介して新たな通信手段を確立するよう指示を出す機能を有している
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信会議システム。
  4. サーバと複数の端末とを用いて実行される通信会議方法であって、
    サーバが各端末に対して端末間の接続を指示し、
    各端末がサーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送する
    ことを特徴とする通信会議方法。
  5. サーバと複数の端末とを用いて実行される通信会議プログラムであって、
    サーバが各端末に対して端末間の接続を指示する過程と、
    各端末がサーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送する過程と
    をコンピュータによって実行するための記述を含む
    ことを特徴とする通信会議プログラム。
  6. サーバと複数の端末とを用いて構築される通信会議システムで用いられる端末であって、
    サーバから各端末に対して出された端末間の接続を指示する信号を受信する機能を有し、
    サーバからの指示に基づいてマルチメディア信号を送受信するための最大2個の通信手段を端末間で確立し、他の端末との間で2個の通信手段を確立した端末でマルチメディア信号を混合(あるいは合成)や転送する機能を実行するものである
    ことを特徴とする通信会議用端末。
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