JP2006147991A - 固体撮像素子及びそれを有する光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 光電変換部と絶縁膜との界面での光の反射を低減し、フレアやゴーストなどのノイズ光の発生を抑制するとともに、高感度な固体撮像素子を得ること。
【解決手段】 シリコンからなる基板に、入射した光の強度に応じて電荷を発生させる光電変換素子を形成した固体撮像素子であって、
該光電変換素子の光入射側にシリコン酸化膜からなる絶縁膜を介して、微細凹凸構造体が形成されていること。
【選択図】 図1

Description

本発明はCMOSやCCD等の固体撮像素子に関し、特に受光部の感度の低下を抑制した高感度の固体撮像素子を有したデジタルカメラ、ビデオカメラ、電子スチルカメラ等の光学機器に好適なものである。
近年、CMOSやCCDに代表される固体撮像素子は、高精彩な画像を得るために多画素化が進み、かつ、携帯電話やPDAなどのいわゆるモバイル端末に搭載するために小型化が求められ、これによって一画素あたりの面積が非常に小さくなり、感度が低下する傾向があった。
また、固体撮像素子の内部構造に着目すると、シリコンで形成された光電変換素子(光電変換部)とその上に形成された絶縁膜とでは、光の屈折率が大きく異なることから、各境界面から全体として入射光の20%近くないしはそれ以上の光を反射してしまい感度が低下する傾向があった。
又、別の部位、部材で再度反射してきた光が光電変換部に入射することにより、フレアやゴーストなどのノイズ光が発生する原因となっている。
光電変換部(受光部)の前側(光入射側)に反射防止手段を設けて、受光感度の低下を少なくした固体撮像素子が知られている(特許文献1,2)。
特開2000−12822号公報 特開2003−249639号公報
特許文献1は、受光部(光電変換部)の上に厚さ100〜200nmのSiOにより成るゲート酸化膜(絶縁膜)を介して厚さ60nm程度のシリコン窒化膜より成る反射防止膜を形成することで、光電変換部(受光部)での光の反射を抑制する構造のMOS型固体撮像装置を提案している。
特許文献1のMOS型固体撮像装置は、反射防止膜に求められる屈折率の観点から、シリコン窒化膜(波長550nmにおける屈折率約2.04)は、シリコン(波長550nmにおける複素屈折率4.08−0.04i)とシリコン酸化膜(波長550nmにおける屈折率1.46)の界面の反射を完全に防止することが難しい。
また、この構成はシリコン窒化膜の厚さに対応した1つの特定の波長に対して高い反射防止効果が得られても、異なる波長に対しては反射防止効果が低下してしまい、結局、抑制しきれなかった反射光はフレアやゴーストの発生原因となる。
特許文献2はフォトダイオード(光電変換部)とシリコン酸化膜からなる絶縁膜の界面に屈折率が連続的に単調変化する凹凸形状を設け光の反射を防止することで、反射に起因した見掛けの感度の低下の問題を改善または解消するとともに、スミアに起因した撮像性能の低下の問題を改善または解消した固体撮像装置を提案している。
特許文献2の固体撮像装置は、そこに記載されているように、フォトダイオード表面にエッチングなどにより凹凸形状を形成した場合、エッチング時のプラズマダメージやシリコンの格子欠陥の発生、金属汚染の侵入などによりノイズの発生が著しく増大してくることがある。
また、プラズマダメージや汚染などのない方法でエッチングすることができたとしても、その後の熱プロセスにより、シリコン酸化膜との熱膨張係数の違いなどによる応力で格子欠陥が生じてノイズの発生原因となり、実質感度の向上が難しい。
本発明は、光電変換部への光の透過量を向上するとともに、反射光が少なく、フレアやゴーストなどのノイズ光を抑制した、高感度な固体撮像素子及びそれを有する光学機器の提供を目的とする。
本発明の固体撮像素子は、基板に入射した光の強度に応じて電荷を発生させる光電変換部を形成した固体撮像素子であって、
該光電変換素子の光入射側に薄膜を介して、凹凸構造体を有することを特徴としている。
本発明によれば、光電変換部への光の透過量を向上するとともに、反射光が少なく、フレアやゴーストなどのノイズ光を抑制した、高感度な固体撮像素子及びそれを有する光学機器が得られる。
図1は、本発明の実施例1の固体撮像素子の要部断面図である。
図1において、固体撮像素子1は、シリコン基板2に複数の光電変換部3(3R,3G,3B)、絶縁膜としてのシリコン酸化膜より成るゲート酸化膜(薄膜)4、ゲート電極5、層間絶縁膜6、金属配線7、赤色フィルタ8R、緑色フィルタ8G、青色フィルタ8Gを有するカラーフィルタ8、マイクロレンズ9を有している。光電変換部(フォトダイオード)3の上(光入射側)には、シリコン酸化膜よりなる厚さ50Å(5nm)のゲート酸化膜(薄膜)4を介して、反射防止用の単結晶シリコンよりなる複数の微細凹凸部10aを2次元的に配置した微細凹凸構造体10が形成されている。
実施例1の固体撮像素子1は、固体撮像素子1の光電変換部の光入射側に絶縁膜4を介して、シリコンを主要な材料とする微細凹凸構造体10を設けている。
微細凹凸構造体10はSWS(Sub Wave length Structure)と呼ばれ、可視光と同等以下のピッチで微細形状を形成することで界面反射光量を抑制する素子である。微細凹凸構造体は、半導体製造プロセス(リソグラフィー)を利用して製造している。
図2は、図1の単結晶シリコンよりなる微細凹凸構造体10近傍の部分を拡大した斜視図である。実施例1では、微細凹凸構造体10の微細凹凸部10aを複数の四角錐を周期的に敷きつめた形状としており、微細凹凸構造体10の四角錘10aの底面から頂点までの高さhは
100Å≦h≦5000Å
としている。
実施例1では高さhは、1400Å(140nm)、1つの四角錐10aの底面の一辺pを0.2μmとした。
図3に、図1に示す構造を有する固体撮像装置1に入射した光の透過率、反射率及び吸収率を示す。なお、ここで示した値は、層間絶縁膜6中から微細凹凸構造体10、ゲート酸化膜4を経て光電変換部3に至る光線の透過率、反射率、吸収率を表したものであって、カラーフィルタ8と層間絶縁膜6の界面、カラーフィルタ8とマイクロレンズ9の界面、空気とマイクロレンズ9の界面での透過、反射、吸収などは考慮していない。
図4は、実施例1と比較のための、このような微細凹凸構造体10を設けていない固体撮像素子1aの要部断面図である。
図5は図4において、固体撮像素子1aでの層間絶縁膜6とシリコン酸化膜よりなるゲート酸化膜4を経てシリコンよりなる光電変換部3に入射した光の透過率、反射率および吸収率である。
図3と図5の比較から、実施例1による固体撮像素子1は、図4の固体撮像素子1aに比べて以下のような特徴を有する。
(A1)波長400nm〜700nmの可視域全域にわたって、透過率が大きく向上している。
(A2)波長400nm〜700nmの可視域全域にわたって、反射率が非常に低い。
従って実施例1の固体撮像素子1は、(A1)の点から、透過量の増加により固体撮像素子の感度の向上が達成でき、(A2)の点から、反射光によるフレアやゴーストなどノイズ光の発生が少ないクリアで高品位な画像の撮影が容易である。
また、実施例1の固体撮像素子では、微細凹凸構造体10として単結晶シリコンを用いたために、同構造体により若干の光の吸収が起こっているが、これらの光は従来の固体撮像素子では透過しなかった光が反射してしまい、フレアやゴーストなどのノイズ光の原因になるのに比べ、何ら問題となるものではない。
さらに、特許文献1による固体撮像素子では、絶縁層上に誘電体による反射防止膜を形成しているために、光電変換部への光の透過率の向上は期待できるものの透過しなかった光は反射光となるため、フレアやゴーストなどのノイズ光が発生する場合がある。
ところで、実施例1では微細凹凸構造体10として、単結晶シリコンを用いたが、これに限定するものではなく、シリコンを主要な材料とするものであれば多結晶シリコン、アモルファスシリコンなどでも構わない。
特に、多結晶シリコンを用いた場合は、ゲート電極5と同時に形成したものを流用可能なので、製造上の観点からも好ましい。単結晶シリコンと比較して、多結晶シリコン、アモルファスシリコンは複素屈折率の虚数成分が大きくなるため、光の吸収率が若干高いものとなってしまうので、好ましくはできるだけ結晶性の高い多結晶シリコンないしは単結晶シリコンが好ましい。この他Ge(ゲルマニウム)等他の高屈折率材料を用いても良い。
また、実施例1では、微細凹凸構造体10の構造部10aを四角錐形状とし、底面から頂点までの高さを1400Åとしたが、ある程度の高さのばらつきがあっても良い。
図6,図7に四角錘形状の高さが1100Åに変化した場合と1700Åに変化した場合の透過率、反射率及び吸収率をそれぞれ示す。
図6,図7に示したように、微細凹凸構造体10の微細構造部10aは、高さがばらついても透過率、反射率および吸収率が大きく変化することは少ない。
同様にして、実施例1では、微細凹凸構造体10の微細構造部10aを四角錐形状を含む略4角錐形状としたが、これに限定するものではなく、若干構造体の角が丸まっていたり、四角錐以外の多角錐を含む略多角錘あるいは円錐を含む略円錐になっていてもよく、また錐形状の頂点が平らな台形錐形状を含む略台形錘形状となっていても構わない。
さらに実施例1では、微細凹凸構造体10の微細構造部10aを四角錐形状とし、その底面の一辺pを0.2μmとしたが、これに限定するものではなく、入射光が回折しない程度、すなわち0.4μm以下であればよく、また、四角錐形状が整然と配列しているような周期的な構造である必要もない。
また、カラーフィルタ8を通過する入射光の青帯域(波長〜450nm)を光電変換する部位(画素)3B、緑帯域(波長〜550nm)を光電変換する部位(画素)3G、赤帯域(波長〜650nm)を光電変換する部位(画素)3Rごとに、微細凹凸構造体10の微細構成部10aの高さや形状そしてピッチ等を変えても良い。
図8は、本発明の実施例2の固体撮像素子の要部断面図である。
実施例2は実施例1に比べて微細凹凸構造体10の構成が異なっているだけであり、その他の構成は同じである。
図8において、固体撮像素子1は、シリコン基板2に光電変換部(フォトダイオード)3、ゲート酸化膜4、ゲート電極5、層間絶縁膜6、金属配線7、カラーフィルタ8、マイクロレンズ9を有している。
光電変換部(フォトダイオード)3の上(光入射側)には、シリコン酸化膜よりなる厚さ50Åのゲート酸化膜4を介して、反射防止用の単結晶シリコンよりなる微細凹凸構造体10が形成されている。
図9は、図8の単結晶シリコンよりなる微細凹凸構造体10近傍の部分を拡大した斜視図である。
実施例2では、微細凹凸構造体10を複数の直方体10aをある間隔で配列した形状としている。直方体10aの高さhは600Å、配列の間隔pは0.1μmとし、直方体10aを上から見た形状はすべて正方形であり、一辺の幅wは、入射光の青帯域(波長〜450nm)を光電変換する部位(画素)3Bでの微細凹凸部10Bは63nm、緑帯域(波長〜550nm)を光電変換する部位(画素)3aの微細凹凸部10Gでは71nm、赤帯域(波長〜650nm)を光電変換する部位(画素)3Rでの微細凹凸部10Rでは78nmとしている。
即ち、微細凹凸部10B,10G,10Rの空間占有率F(=w2/p2)をF10B,F10G,F10Rとするとき
F10B<F10G<F10R
となるようにしている。
図10に図8に示す構造を有する固体撮像素子1の青帯域用の画素3Bに入射する光の透過率、反射率及び吸収率を、図11に緑帯域用の画素3Gに入射する光の透過率、反射率及び吸収率を、図12に赤帯域用の画素3Rに入射する光りの透過率、反射率及び吸収率をそれぞれ示す。
なお、ここで示した値は、層間絶縁膜6中から微細凹凸構造体10、ゲート酸化膜4を経て光電変換部3にいたる光線の透過率、反射率、吸収率を表したものであって、カラーフィルタ8と層間絶縁膜6の界面、カラーフィルタ8とマイクロレンズ9の界面、空気とマイクロレンズ9の界面での透過、反射、吸収などは考慮していない。
比較のために、前述した図4のような微細凹凸構造体10を設けていない固体撮像素子でのシリコン酸化膜よりなるゲート酸化膜とシリコンよりなる光電変換部での入射した光の透過率、反射率および吸収率を示した図5と比較すると、青帯域の画素については図10と図5の比較から、緑帯域の画素については図11と図5の比較から、赤帯域の画素においては図12と図5の比較から、いずれも実施例2による固体撮像素子の方が従来の固体撮像素子に比べ、透過率が大きく向上しているとともに、反射率が非常に低いことが分かる。
従って、実施例2の固体撮像素子は、感度の向上とフレアやゴーストの低減を同時に達成した、クリアで高品位な画像が撮影可能である。
また、実施例2の固体撮像素子では、微細凹凸構造体として単結晶シリコンを用いたために、同構造体により若干の光の吸収が起こっているが、これらの光は従来の固体撮像素子では透過しなかった光が反射してしまい、フレアやゴーストなどのノイズ光の原因になるのに比べ、何ら問題となるものではない。
ところで、実施例2では微細凹凸構造体として、単結晶シリコンを用いたが、これに限定するものではなく、シリコンを主要な材料とするものであれば多結晶シリコン、アモルファスシリコンなどでも構わない。
特に、多結晶シリコンを用いた場合は、ゲート電極5と同時に形成したものを流用可能なので、製造上の観点からも好ましい。
単結晶シリコンと比較して、多結晶シリコン、アモルファスシリコンは複素屈折率の虚数成分が大きくなるため、光の吸収率が若干高いものとなってしまうので、好ましくはできるだけ結晶性の高い多結晶シリコンないしは単結晶シリコンが好ましい。この他Ge(ゲルマニウム)等他の高屈折率材料を用いても良い。
また、実施例2では、微細凹凸構造体10の構造部10aを四角柱形状としたが、これに限定するものではなく、若干構造体の角が丸まっていたり、四角柱以外の多角柱や円柱、楕円柱の形状になっていても構わない。
さらに実施例2では、微細凹凸構造体を四角柱とし、配列の間隔pを0.1μmとしたが、これに限定するものではなく、入射光が回折しない程度、すなわち0.4μm以下であればよい。
また、実施例2では、青帯域用、緑帯域用、赤帯域用全ての画素で微細凹凸構造体の高さを同じ600Åとし、一辺の幅だけを変化させたが、これに限定するものではなく、画素ごとに高さを変化させても良い。
以上説明したように、本発明の各実施例によれば、固体撮像素子における光電変換部と層間絶縁膜との界面での光の反射を低減し、フレアやゴーストなどのノイズ光の発生を抑制するとともに光の透過率も向上し、高感度な固体撮像素子を実現することができる。
次に本発明の固体撮像素子を撮像手段として用いたカメラ(光学機器)の実施例を図13を用いて説明する。
図13において、20はカメラ本体、21はズームレンズによって構成された撮影光学系、22は撮影光学系21によって被写体像を受光するCCDやCMOS等の本発明に係る固体撮像素子、23は固体撮像素子22が受光した被写体像を記録する記録手段、24は不図示の表示素子に表示された被写体像を観察するためのファインダーである。
上記表示素子は液晶パネル等によって構成され、固体撮像素子22上に形成された被写体像が表示される。
このように本発明の固体撮像素子をカメラ等の光学機器に適用することにより、小型で高い光学性能を有する光学機器を実現している。
本発明の実施例1の要部断面図 本発明の実施例1に係る微細凹凸構造体の拡大斜視図 本発明の実施例1の固体撮像素子における光電変換部と層間絶縁膜界面での光の透過率・反射率・吸収率の説明図 従来の固体撮像素子の要部断面図 従来の固体撮像素子における光電変換部と層間絶縁膜界面での光の透過率・反射率・吸収率の説明図 本発明の実施例1に係る微細凹凸構造体の高さが1100Åとなった場合の光電変換部と層間絶縁膜界面での光の透過率・反射率・吸収率の説明図 本発明の実施例1に係る微細凹凸構造体の高さが1700Åとなった場合の光電変換部と層間絶縁膜界面での光の透過率・反射率・吸収率の説明図 本発明の実施例2の要部断面図 本発明の実施例2に係る微細凹凸構造体の拡大斜視図 本発明の実施例2の固体撮像素子における青帯域用画素の光電変換部と層間絶縁膜界面での光の透過率・反射率・吸収率の説明図 本発明の実施例2の固体撮像素子における緑帯域用画素の光電変換部と層間絶縁膜界面での光の透過率・反射率・吸収率の説明図 本発明の実施例2の固体撮像素子における赤帯域用画素の光電変換部と層間絶縁膜界面での光の透過率・反射率・吸収率の説明図 本発明の光学機器の要部概略図
符号の説明
1 固体撮像素子
2 シリコン基板
3 光電変換素子(フォトダイオード)
4 ゲート酸化膜
5 ゲート電極
6 層間絶縁膜
7 金属配線
8 カラーフィルタ
9 マイクロレンズ
10 反射防止構造体
20 カメラ本体
21 撮影光学系
22 固体撮像素子
23 記録手段
24 ファインダー(不図示)

Claims (10)

  1. 基板に入射した光の強度に応じて電荷を発生させる光電変換部を形成した固体撮像素子であって、
    該光電変換素子の光入射側に薄膜を介して、凹凸構造体を有することを特徴とする固体撮像素子。
  2. 前記薄膜は、厚さが10Å以上500Å以下であることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像素子。
  3. 前記薄膜はシリコン酸化膜であることを特徴とする請求項1又は2に記載の固体撮像素子。
  4. 前記光電変換部はシリコンで形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  5. 前記凹凸構造体は、複数の凹凸部を2次元的に配置して構成されており、該凹凸部は、光入射側から前記光電変換部側に向かって徐々に体積占有率が増加する形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  6. 前記凹凸構造体は、複数の凹凸部を2次元的に配置して構成されており、該凹凸部は略四角錐形状、又は略円錐形状、又は略台形四角錐形状又は略台形円錐形状であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  7. 該凹凸構造体の高さは、100Å以上5000Å以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  8. 前記凹凸構造体は、単結晶シリコン又は多結晶シリコン又はアモルファスシリコンを材料とすることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  9. 前記基板に形成された複数の光電変換部と、各光電変換部の光入射側に前記凹凸構造体と複数の種類のカラーフィルタとを有し、
    該凹凸部の高さ又は/及びピッチは、カラーフィルタの種類に応じて異なることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の固体撮像素子。
  10. 請求項1から9のいずれか1項記載の固体撮像素子と
    を有することを特徴とする光学機器。
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