JP2006147282A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】光拡散シートを張った照明カバーを有する照明装置において、照明カバーの中心部と縁部との明るさの均整度を向上する。
【解決手段】本発明の照明装置は、天井面に多数の蛍光管を取り付け、該蛍光管を枠体に光拡散シートを張った照明カバーで覆った照明装置において、天井面に光を乱反射させる反射材を設けることを特徴とする。前記光拡散シートが、ガラス繊維織物よりなることも特徴とする。さらに、反射材が、アルミニウム板、金属板又はアルミニウムフィルムであって、且つエンボス加工又は凹凸を有し、光源から照射された光を乱反射することを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】本発明の照明装置は、天井面に多数の蛍光管を取り付け、該蛍光管を枠体に光拡散シートを張った照明カバーで覆った照明装置において、天井面に光を乱反射させる反射材を設けることを特徴とする。前記光拡散シートが、ガラス繊維織物よりなることも特徴とする。さらに、反射材が、アルミニウム板、金属板又はアルミニウムフィルムであって、且つエンボス加工又は凹凸を有し、光源から照射された光を乱反射することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、天井や壁面等に設けられる照明装置に関し、特に、平面状に配置された複数の光源からの光を拡散して広い平面から柔らかい照明光を生じさせるために使用するのに好適な照明装置に関する。
従来より、ギャラリー、エントランス等において、天井面に多数の蛍光管を取り付け、これに照明カバーをして、柔らかい面照明にする照明装置が用いられている。この照明装置には、蛍光管が視認されないことが望まれ、この要求の対応としては、光を拡散するシートを枠体に張って照明カバーとした照明装置が用いられている。例えば特開2001−307533号公報には、天井面に多数の蛍光管とこれをフレーム枠に光拡散シートを張った照明カバーで覆った照明装置が記載されている。また、室内側から見たときに、照明カバー面の明るさが均一であることも求められており、この対応としては蛍光管のピッチを細かくすることや、照明カバーと蛍光管との距離を離すことで対処していた。
特開2001−307533号公報
しかしながら、従来の照明装置は、多数の蛍光管を天井に取り付け、この多数の蛍光管を枠体に光拡散シートを張った照明カバーで覆っている構造となっており、中心部と縁部との明るさを比較すると、縁部は中心部に比較して明るさが落ちるという欠点があった。
また、従来の照明装置では、室内の明るさが光拡散シートを張った照明カバーを用いない場合に比べ、暗くなるため、蛍光管を増やして明るさを維持していたが、電気代が増加するためこの低減も求められていた。
また、従来の照明装置では、室内の明るさが光拡散シートを張った照明カバーを用いない場合に比べ、暗くなるため、蛍光管を増やして明るさを維持していたが、電気代が増加するためこの低減も求められていた。
解決しようとする問題点は、光拡散シートを張った照明カバーの中心部と縁部との明るさの均整度向上することにある。
本発明の照明装置は、天井面に多数の光源を取り付け、該光源を枠体に光拡散シートを張った照明カバーで覆った照明装置において、天井面に光を乱反射させる反射材を設けることを特徴とする。前記光拡散シートが、ガラス繊維織物よりなることも特徴とする。さらに、反射材が、アルミニウム板、金属板又はアルミニウムフィルムであって、且つエンボス加工又は凹凸を有し、光源から照射された光を乱反射することを特徴とする。
本発明の照明装置では、天井面に多数の光源を取り付け、該光源を枠体に光拡散シートを張った照明カバーで覆った照明装置において、天井面に光を乱反射させる反射材を設ける構成とすることにより、照明カバーに蛍光管からの直接光と天井面に設けられた反射材により乱反射された反射光とが照射されることになり、照明カバーの中心部と縁部の明るさの差が少なくなり、明るさの均整度が向上する効果が得られる。
また、従来の照明装置に比較して、照明カバー面での照度が向上することにより、蛍光管の本数を減らしても従来の照度を維持できるため、省電力化を図ることも可能となる。
また、従来の照明装置に比較して、照明カバー面での照度が向上することにより、蛍光管の本数を減らしても従来の照度を維持できるため、省電力化を図ることも可能となる。
本発明の照明装置は、光源と光拡散シートと光を乱反射する反射材とを有する構成とされ、光拡散シートと反射材とは、光源を挟んで設けられている。反射材は、光源からの光を高効率で反射させる材料が用いられ且つ乱反射している。光拡散シートは、光源側からの光を拡散して透過させる働きをしている。光拡散シートは、枠材に張られて照明カバーとして、光源を覆うように設けられている。
光源から照射される光は、光拡散シートに光源から直接到達するものと、光拡散シートと反対側に照射され、光拡散シートとは反対側に設けられた反射材によって乱反射されて光拡散シートに到達するものとがあり、光拡散シート面の照度は、光源からの直接光と反射材からの反射光とが合算されることによって光源からの直接光のみに比べて高くなると共に、光拡散シート面の照度の均整度が向上することとなる。
光源から照射される光は、光拡散シートに光源から直接到達するものと、光拡散シートと反対側に照射され、光拡散シートとは反対側に設けられた反射材によって乱反射されて光拡散シートに到達するものとがあり、光拡散シート面の照度は、光源からの直接光と反射材からの反射光とが合算されることによって光源からの直接光のみに比べて高くなると共に、光拡散シート面の照度の均整度が向上することとなる。
光を反射する反射材としては、光源からの光を高効率で乱反射する材料が用いられる。例えば、表面に凹凸を有するアルミニウム板、アルミニウム合金製のエンボスシート、エンボス加工されたアルミニウムフィルム、エンボス加工され且つ表面研磨された金属板、梨地加工された金属板などがあげられる。エンボス加工としては、例えば布目状や、直径2mm程度の球面状凹凸などがあげられるがこれに限定されるものではない。要は、反射材の表面全面に渡って乱反射し、高効率で反射することを満足するものであれば良い。反射材の反射率としては80%以上あることが好ましい。反射材により反射された光が、乱反射光であることにより、光拡散シート面の縁部と中心部との照度の差を小さくできるとともに、光拡散シートを通して光源が視認し難くなるからである。反射材により反射された光が正反射光であると、光拡散シート面の縁部と中心部との照度の差を小さくできないばかりでなく、光拡散シートを通して光源が視認し易くなることになり、光源がぎらつくようになり、好ましくないものとなる。また反射材を用いることで、光源からの光を有効に利用することになり、省電力化を図ることも可能になる。
光拡散シートは、適度な透光性と隠蔽性を発揮しうる光拡散性のもので、且つ枠体に張って使用することが出来るような柔軟性・耐屈曲性を持ったものが好適に用いられる。なかでも、透光性のガラス繊維織物に耐熱透光性樹脂を貼着又は含浸させてなる積層シートが、耐熱性・不燃性・防汚性に優れているので好ましい。
また、ガラス繊維織物は、開繊処理が施されていることが好ましい。開繊処理とは、織物の経糸・緯糸には、多数のフィラメントを撚り合わせて一本の糸として用いられているが、この一本の糸のフィラメント間を広げて間隔を開ける(ばらけさせる)ことである。例えば、多数のガラスフィラメントからなるガラス繊維織物に、開繊処理を施すことによってそのフィラメントをばらけさせた場合、ガラス繊維織物の容積又は面積を増大させることになる。このことによって全光線透過率を向上させると共に平行光線透過率を低減することできる。
耐熱透光性樹脂としては、フッ素樹脂、シリコン樹脂等が考えられるが、フッ素樹脂が好ましく、中でも軟質フッ素樹脂が最も好ましい。
また、ガラス繊維織物は、開繊処理が施されていることが好ましい。開繊処理とは、織物の経糸・緯糸には、多数のフィラメントを撚り合わせて一本の糸として用いられているが、この一本の糸のフィラメント間を広げて間隔を開ける(ばらけさせる)ことである。例えば、多数のガラスフィラメントからなるガラス繊維織物に、開繊処理を施すことによってそのフィラメントをばらけさせた場合、ガラス繊維織物の容積又は面積を増大させることになる。このことによって全光線透過率を向上させると共に平行光線透過率を低減することできる。
耐熱透光性樹脂としては、フッ素樹脂、シリコン樹脂等が考えられるが、フッ素樹脂が好ましく、中でも軟質フッ素樹脂が最も好ましい。
更に、光拡散シートとして、ガラス繊維織物に軟質フッ素樹脂を積層したものを用いる場合、その軟質フッ素樹脂内に中空ガラスビーズを含有させておくことが好ましい。特に、軟質フッ素樹脂に、樹脂100重量部当たり0.5〜5重量部の中空ガラスビーズ、好ましくは屈曲率1.5〜2.1、特に1.52〜1.53の、平均粒度8〜12μm程度の中空ガラスビーズを含有させた場合に、遮蔽性と透光性のバランスの良い積層シートが得られる。
ガラス繊維織物に中空ビーズを含む軟質フッ素樹脂を積層した積層シートは、柔軟性、耐屈曲性、防汚性、耐熱性、光拡散性、不燃性に優れている。この積層シートを光拡散シートとして用いると、光源を良好に隠して均一に柔らかく光る照明面を形成できるとともに、耐熱性、不燃性に優れ、長期間安定して使用できるという利点が得られる。
ガラス繊維織物に中空ビーズを含む軟質フッ素樹脂を積層した積層シートは、柔軟性、耐屈曲性、防汚性、耐熱性、光拡散性、不燃性に優れている。この積層シートを光拡散シートとして用いると、光源を良好に隠して均一に柔らかく光る照明面を形成できるとともに、耐熱性、不燃性に優れ、長期間安定して使用できるという利点が得られる。
以下、図面に示す本発明の好適な実施例を説明する。図1は、本発明を天井の面照明に適用した実施例による照明装置の概略斜視図である。図2は図1のA−A矢視の概略断面図である。全体を参照符号1示す照明装置は、天井面2に取り付けられた多数の光源3と、その光源3を覆うように配置される照明カバー4と、光源3を取り付けた天井面に設けられた反射材5等を備えている。光源3には蛍光管が用いられている。照明装置1は、天井面全体又は一部に面照明を行うことができるように配置されている。
照明カバー4は、光を通すための大きい開口6を形成した枠体7と、その枠体7の光源3とは反対側に開口6を塞ぐように光拡散シート8が設けられている。光拡散シート8は、適度な張力を与えて枠体7に固定することで、光拡散シート8は平面を保ち、極めて外観のよい平坦な照明面を形成している。また、照明カバー4を固定フレーム9に取付ける金具は図示されていないが、照明カバー4は固定フレーム9に開閉できるように取付されている。
光拡散シート8としては、ガラス繊維織物に軟質フッ素樹脂を積層した積層シート (日東製品番WG1800G 厚み:0.27mm、目付け:420g/m2 、光透過率45%)を用いた。
反射材5としては、全面に布目状のエンボス加工されたアルミニウムフィルムを用いた。
光拡散シート8としては、ガラス繊維織物に軟質フッ素樹脂を積層した積層シート (日東製品番WG1800G 厚み:0.27mm、目付け:420g/m2 、光透過率45%)を用いた。
反射材5としては、全面に布目状のエンボス加工されたアルミニウムフィルムを用いた。
1 照明装置
2 天井面
3 光源
4 照明カバー
5 反射材
6 開口
7 枠体
8 光拡散シート
9 固定フレーム
10 隙間
2 天井面
3 光源
4 照明カバー
5 反射材
6 開口
7 枠体
8 光拡散シート
9 固定フレーム
10 隙間
Claims (3)
- 天井面に多数の光源を取り付け、該光源を枠体に光拡散シートを張った照明カバーで覆った照明装置において、天井面に光を乱反射させる反射材を設けることを特徴とする照明装置。
- 光拡散シートが、ガラス繊維織物よりなることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
- 反射材が、アルミニウム板、金属板又はアルミニウムフィルムであって且つエンボス加工又は凹凸を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004334542A JP2006147282A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004334542A JP2006147282A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006147282A true JP2006147282A (ja) | 2006-06-08 |
Family
ID=36626724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004334542A Pending JP2006147282A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006147282A (ja) |
-
2004
- 2004-11-18 JP JP2004334542A patent/JP2006147282A/ja active Pending
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