JP2006146424A - ノード重要度計算装置、ノード重要度計算プログラム及びノード重要度計算方法 - Google Patents

ノード重要度計算装置、ノード重要度計算プログラム及びノード重要度計算方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ベイジアンネットワークによる推論結果に大きな影響を与えているノードを特定する。
【解決手段】 ベイジアンネットワークにおいて、複数の親ノードを持つ第1子ノードについて、前記第1子ノードの条件付き確率情報と、各前記親ノードにおける初期確率又は推論確率とを用いて、前記第1子ノードと前記各親ノードとの間の経路の経路重要度を計算し、単数の親ノードを持つ第2子ノードについて、前記第2子ノードと前記単数の親ノードとの間の経路の経路重要度を所定値とし、入力ノード又は中間ノードから出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を用いて、前記出力ノードに対する前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ベイジアンネットワークにおけるノードの重要度を計算するノード重要度計算装置、ノード重要度計算プログラム及びノード重要度計算方法に関する。
人間(特に専門家)が日常行っている意思決定を、コンピュータを使用して自動化するエキスパートシステムというものがある。このエキスパートシステムは、専門家が獲得した知識や規則をデータとして事前に与えておき、ある状況が起きて意思決定を迫られた際にそれら事前に与えられたデータから専門家に代わって意思決定を行う装置である。従来より古典推論、ニューラルネットワーク、ファジー推論などの方法を用いてエキスパートシステムが実現されてきたが、近年のベイジアンネットワークの発達によりベイジアンネットワークを利用したエキスパートシステムが注目されている。このベイジアンネットワークはニューラルネットと比較して中間ノードにも明示的な名称をつけるために推論結果が分かりやすいという特徴がある。
しかし、ベイジアンネットワークにおいてノード数が多くなると推論結果の説明が煩雑になるという問題点がある。そこで各ノードにおいて推論された確率のうち値の低いノードの説明を省略して説明を簡略化することが考えられるが、値の高いノードが推論結果に対して強く影響を与えているとは限らないという問題点がある。
また、特許文献1のように同時確率を重要性の指標とすることもできるが、この場合には結果ノードに対して証拠を与えて(インスタンシエートして)結果と原因との関係を求めるため、これによって得た原因は、正確にはある推論結果に対する説明にはならないという欠点がある。
特願2000-142431号 特願2002-338946号 特願2001-198027号
本発明は、ベイジアンネットワークによる推論結果に大きな影響を与えているノードを特定できるノード重要度計算装置、ノード重要度計算プログラム及びノード重要度計算方法に関する。
本発明の一態様に従ったノード重要度計算装置は、ベイジアンネットワークにおけるノードの重要度を計算するノード重要度計算装置であって:複数の親ノードを持つ第1子ノードについて、前記第1子ノードの条件付き確率情報と、各前記親ノードにおける初期確率又は推論確率とを用いて、前記第1子ノードと前記各親ノードとの間の経路の経路重要度を計算し、単数の親ノードを持つ第2子ノードについて、前記第2子ノードと前記単数の親ノードとの間の経路の経路重要度を所定値とする経路重要度計算部と;入力ノード又は中間ノードから出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を用いて、前記出力ノードに対する前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算するノード重要度計算部と;を備えたことを特徴とする。
本発明の一態様に従ったノード重要度計算プログラムは、ベイジアンネットワークにおけるノードの重要度を計算するためのノード重要度計算プログラムであって:複数の親ノードを持つ第1子ノードについて、前記第1子ノードの条件付き確率情報と、各前記親ノードにおける初期確率又は推論確率とを用いて、前記第1子ノードと前記各親ノードとの間の経路の経路重要度を計算し、単数の親ノードを持つ第2子ノードについて、前記第2子ノードと前記単数の親ノードとの間の経路の経路重要度を所定値とする、経路重要度計算ステップと;入力ノード又は中間ノードから出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を用いて、前記出力ノードに対する前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算するノード重要度計算ステップと;をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明の一態様に従ったノード重要度計算方法は、ベイジアンネットワークにおけるノードの重要度を計算するためのノード重要度計算方法であって:複数の親ノードを持つ第1子ノードについて、前記第1子ノードの条件付き確率情報と、各前記親ノードにおける初期確率又は推論確率とを用いて、前記第1子ノードと前記各親ノードとの間の経路の経路重要度を計算し、単数の親ノードを持つ第2子ノードについて、前記第2子ノードと前記単数の親ノードとの間の経路の経路重要度を所定値とし;入力ノード又は中間ノードから出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を用いて、前記出力ノードに対する前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算する;ことを特徴とする。
本発明により、ベイジアンネットワークによる推論結果に大きな影響を与えているノードを特定できる。
以下、図面を参照しながら発明の実施の形態を説明する。
まずベイジアンネットワークについて簡単に説明する。
図9は、ベイジアンネットワークの一例を示す。
N1は親ノードを持たない入力ノードで、例えば実際の観測結果が、確率として(例えば項目Aの確率0.2、項目Bの確率0.8)(図3の301、302参照)与えられる。N5は、子ノードを持たない出力ノードである。N2〜N4は、入力ノードN1と出力ノードN5との間に配置された中間ノードである。
各ノード間の関係は、条件付き確率によって表され、中間ノードN2〜N4及び出力ノードN5には予めそれぞれ条件付き確率表(図3の303参照)が与えられている。条件付き確率表は、例えば専門家等によって予め作成されている。
中間ノードN2〜N4及び出力ノードN5は、親ノード(例えば中間ノードN2にとっての入力ノードN1、中間ノードN4にとっての中間ノードN2、N3)から伝達される確率と、自身の条件付き確率表とを用いて、自身のノードにおける確率を推論し、推論した確率(推論確率)を次段のノードに伝達する。出力ノードN5において推論された確率に基づいて判断を行った結果が、ベイジアンネットワークの出力(推論結果)となる。なお、図中v1〜v5は後に説明する経路重要度である。
本実施の形態はこのようなベイジアンネットワークによる推論結果に対して特に大きな影響を与えている入力ノード又は中間ノード又はこれらの両方を特定し、特定したノードに基づき推論結果を利用者に分かりやすく説明しようとするものである(例えば推論結果へ至った主な原因を説明する)。
以下、本実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に関わる推論結果説明装置の構成例を示す。図1に示されるように、この推論結果説明装置は、出力ノード(結果ノード)101、構造と確率表102、入力ノード(証拠ノード)103、経路重要度計算部104、経路重要度105、ノード重要度計算部106、ノード重要度107、重要度判定部108、重要ノード109、推論結果説明部110及び推論結果説明111を含む。
結果ノード101は、子ノードを持たない出力ノードのうち推論結果に対する説明を生成したいノードを表す。出力ノード全てを結果ノードとして指定しても構わない。
証拠ノード103は、入力ノードを表しており、入力ノードは親ノードを持たないことが多い。また、ノードに実際の観測結果(証拠)を与えることをインスタンシエートすると呼ぶ。
構造と確率表102は、ベイジアンネットワークの構造(ノード及びノード間の結合関係)と、初期確率(証拠ノードの確率分布)、各ノード(証拠ノードを除く)の条件付き確率表、結果ノードにおける推論確率とを含む。
図2は、ベイジアンネットワークの他の例を示す。
このベイジアンネットワーク201は、結果ノード101及び証拠ノード103を含む。102は構造を示している。以降の説明を簡単化するため、ここでは、中間ノードが存在しないベイジアンネットワークの例を示している。証拠ノード103は、車間距離ノードAと、車両種別ノードBとを含む。車間距離は前を走っている車両との距離であり、車両種別は、例えば前を走っている車両の大きさである。結果ノード101は、減速要否ノードCを含む。減速要否は、例えばブレーキを踏むか否かである。
図3は、確率表(初期確率、条件付き確率表、結果ノードにおける推論確率)の例を示す。
初期確率301、302は、車間距離ノードA及び車両種別ノードBの初期確率を表している。初期確率はインスタンシエートされた確率でも、主観的に設定した確率でも構わない。
条件付き確率表303は、結果ノード(減速要否ノードC)と親ノードA、Bとの関係を表しており、減速要否ノードCにおいて保持されている。条件付き確率表と同等の内容が、例えば二分木などの形で保持されても構わない。
結果ノード101(減速要否ノードC)における推論確率304は、親ノードA、Bの初期確率301、302及び自身の条件付き確率表303を用いて推論計算を行った結果得られたものである。
この推論確率304において、減速要c1の確率0.682及び減速否c2の確率0.318はそれぞれ以下のようにして計算される。
(遠いa1×普通b1×0.2)+(遠いa1×大型b2×0.3)+(近いa2×普通b1×0.9)+(近いa2×大型b2×0.8)=(0.3*0.8*0.2)+(0.3*0.2*0.3)+(0.7*0.8*0.9)+(0.7*0.2*0.8)=0.682
(遠いa1×普通b1×0.8)+(遠いa1×大型b2×0.7)+(近いa2×普通b1×0.1)+(近いa2×大型b2×0.2)=(0.3*0.8*0.8)+(0.3*0.2*0.7)+(0.7*0.8*0.1)+(0.7*0.2*0.2)=0.318
図1に戻り、経路重要度計算部104は、構造と確率表102を用いて、平均値及び標準偏差計算処理と、経路重要度計算処理とを行い、結果として、経路重要度105を出力する。
図4は、平均値及び標準偏差計算処理を説明する図である。
条件付き確率表303に基づき、子ノードCに接続されている親ノードA、Bを1つ選び、選んだ親ノードの項目が全て同じであると仮定した場合に、他の親ノードの同一項目間で、子ノードCの各項目について、平均値及び標準偏差を計算する(ノード併合)。
平均401は、親ノードBの項目(普通及び大型)を同一と仮定した場合に、親ノードAの各項目(遠い及び近い)について計算した、子ノードCの各項目(要及び否)についての平均値を表す。平均401における各平均値は以下のようにして計算される。
「遠いa1、要c1」=(0.2+0.3)/2=0.25
「遠いa1、否c2」=(0.8+0.7)/2=0.75
「近いa2、要c1」=(0.9+0.8)/2=0.85
「近いa2、否c2」=(0.1+0.2)/2=0.15
標準偏差402は、親ノードBの項目(普通及び大型)を同一と仮定した場合に、親ノードAの各項目(遠い及び近い)について計算した、子ノードCの各項目(要及び否)についての標準偏差を表す。標準偏差は、例えば以下の式に基づき計算される。標準偏差を求めるために他の式を用いることも当然ながら可能である。
Figure 2006146424
この式に基づいて標準偏差402における各標準偏差を計算すると以下のようになる。
「遠いa1、要c1」=[{2(0.22+0.32)-(0.2+0.3)2}/2(2-1)]1/2≒0.07
「遠いa1、否c2」=[{2(0.82+0.72)-(0.8+0.7)2}/2(2-1)]1/2≒0.07
「近いa2、要c1」=[{2(0.92+0.82)-(0.9+0.8)2}/2(2-1)]1/2≒0.07
「近いa2、否c2」=[{2(0.12+0.22)-(0.1+0.2)2}/2(2-1)]1/2≒0.07
平均403は、親ノードAの項目(遠い及び近い)を同一と仮定した場合に、親ノードBの各項目(普通及び大型)について計算した、子ノードCの各項目(要及び否)についての平均値を表す。平均403における各平均値は以下のようにして計算される。
「普通b1、要c1」=(0.2+0.9)/2=0.55
「普通b1、否c2」=(0.8+0.1)/2=0.45
「大型b2、要c1」=(0.3+0.8)/2=0.55
「大型b2、否c2」=(0.7+0.2)/2=0.45
標準偏差404は、親ノードAの項目(遠い及び近い)を同一と仮定した場合に、親ノードBの各項目(普通及び大型)について計算した、子ノードCの各項目(要及び否)についての標準偏差を表す。標準偏差404における各標準偏差は上記式に基づき以下のようにして計算される。
「普通b1、要c1」=[{2(0.22+0.92)-(0.2+0.9)2}/2(2-1)]1/2≒0.49
「普通b1、否c2」=[{2(0.82+0.12)-(0.8+0.1)2}/2(2-1)]1/2≒0.49
「大型b2、要c1」=[{2(0.32+0.82)-(0.3+0.8)2}/2(2-1)]1/2≒0.35
「大型b2、否c2」=[{2(0.72+0.22)-(0.7+0.2)2}/2(2-1)]1/2≒0.35
以上において計算した平均401、403及び標準偏差402、404のうち、特に重要なのが標準偏差402、404であり、これは親ノードの子ノードへの影響度を表している。例えば標準偏差404の各値は、標準偏差402の各値よりも大きいことから、車間距離ノードが車両種別ノードよりも推論結果に大きく影響していることが分かる。
図5は、以上のようにして求めた平均401、403及び標準偏差402、404、並びに図3に示す初期確率301、302を用いて、ノード間の経路重要度を計算する例(経路重要度計算処理の例)を示す。
経路重要度計算部104は、初期確率301、302、平均401、403及び標準偏差402、404を、数式501に入力してノード間の経路重要度を計算する。502はノードAからノードCへの経路重要度を求める計算例を示し、初期確率302、平均403及び標準偏差404を用いる。503はノードBからノードCへの経路重要度を求める計算例を示し、初期確率301、平均401及び標準偏差402を用いる。ノードAからノードCへの経路重要度は0.462、ノードBからノードCへの経路重要度は0.07として計算される。これらの計算の結果が経路重要度105として出力される。
以上の図4及び図5を用いて説明した経路重要度の計算例では、親ノードが2つの場合を説明したが、3以上ある場合も同様にして計算可能である。但し、親ノードの数が1である場合は、経路重要度を固定値(例えば「1」)とする。
図1に戻り、ノード重要度計算部106は、経路重要度105及び結果ノード101に基づき、各証拠ノードがどれだけ推論結果に影響を与えているか(影響度)を計算しノード重要度107として出力する。
図6は、ノード重要度計算部106によるノード重要度107の計算例を示す。
図6において、3つのベイジアンネットワーク601、604、607が示される。これらのベイジアンネットワーク601、604、607は、任意のベイジアンネットワークの全部又は一部である。
例えばベイジアンネットワーク601は、図2のベイジアンネットワークと同一の構造を有しており、この場合、ベイジアンネットワーク601はベイジアンネットワーク102の全部である。また、ベイジアンネットワーク601は、図9に示すベイジアンネットワークのノードN2、N3、N4で構成される部分にも相当し、この場合、ベイジアンネットワーク601は、ベイジアンネットワーク901の一部である。
また、ベイジアンネットワーク604は、例えば、図9のベイジアンネットワーク901のノードN2、N4、N5で構成される部分に相当し、従って、この場合ベイジアンネットワーク604はベイジアンネットワーク901の一部である。
また、ベイジアンネットワーク607は、ベイジアンネットワーク901のノードN1、N2、N3で構成される部分に相当し、従って、この場合ベイジアンネットワーク607はベイジアンネットワーク901の一部である。
ノード重要度の算出に関し、ベイジアンネットワークが601及び経路重要度が602の場合、ノード重要度として603が出力される。これは、仮に子ノードがその出力において複数の経路を持つ場合でも親ノードがその出力に1つの経路しか持たない場合は、経路重要度がそのまま親ノードのノード重要度として用いられることを表している。従って、図2のベイジアンネットワーク201におけるノードAからノードCへの経路重要度及びノードBからノードCへの経路重要度が、ノードAのノード重要度及びノードBのノード重要度としてそのまま用いられ、よって、ノードAのノード重要度は0.462、ノードBのノード重要度は0.07である。
ベイジアンネットワークが604及び経路重要度が605の場合、ノード重要度として606が出力される。これは、結果ノードでない子ノードを持つ親ノードのノード重要度は、親ノードから結果ノードまでの経路の経路重要度の相乗平均により計算されることを表している。
ベイジアンネットワークが607及び経路重要度が608の場合、ノード重要度として609が出力される。これは、親ノードがその出力において複数の経路を持つ場合には、複数の経路の経路重要度の相加平均により親ノードのノード重要度が計算されることを表している。
ここで、図9に示すベイジアンネットワーク901を例にノード重要度の計算例についてさらに説明する。
図9において、v1〜v5は経路重要度を示す。ノードN4は複数の親ノードを持つため、経路重要度v2、v4は、図4及び図5における説明と同様にして計算され、一方、ノードN2、N3、N5は1つの親ノードを持つため、経路重要度v1、v3、v5は、上述したように、固定値(例えば1)が割り当てられる。N1は、上述したように証拠ノード(入力ノード)、N2〜N4は中間ノード、N5は結果ノード(出力ノード)である。このベイジアンネットワーク901においてノードN1〜N4のノード重要度を求める。
まず、ノードN1のノード重要度を求める。ノード重要度の計算時には、ノード重要度の計算対象となるノードから結果ノードに至る全ての経路通過パターンのそれぞれについて、経路重要度の相乗平均を計算し、各経路通過パターンについて計算された値(相乗平均)を相加平均することで、当該ノードのノード重要度を求めることができる(図6参照)。ノードN1からノードN5までの経路通過パターンは、N1→N2→N4→N5(経路通過パターン1)と、N1→N3→N4→N5(経路通過パターン2)との2通り存在する。経路通過パターン1について相乗平均を求めると(v1×v2×v5)1/3となり、経路通過パターン2について相乗平均を求めると(v3×v4×v5)1/3となる。従って、ノードN1のノード重要度は、これらの値の相加平均、即ち、{(v1×v2×v5)1/3+(v3×v4×v5)1/3}/2となる。
次に、中間ノードN2、N3のノード重要度について求める。中間ノードN2、N3は、図6のベイジアンネットワーク604におけるノードAに相当するため、中間ノードN2、N3のノード重要度は、それぞれ(v2×v5)1/2、(v4×v5)1/2となる。
次に、中間ノードN4のノード重要度について求める。中間ノードN4は、図6のベイジアンネットワーク604におけるノードBに相当するため、中間ノードN4のノード重要度は、v5となる。
図1に戻り、重要度判定部108は、ノード重要度107及び証拠ノード103に基づき、推論結果に大きく影響を与えている証拠ノードを決定して重要ノード109として出力する。
図7は、重要度判定部108による重要ノードの決定例を示す。
重要度判定部108は、予め与えられた判定条件701を用いて重要ノードを決定する。
判定条件701としては、例えば、上位n番目までのノード重要度を持つノード(証拠ノード又は中間ノード又はこれらの両方)を重要ノードとする、閾値Th以上のノード重要度を持つノード(証拠ノード又は中間ノード又はこれらの両方)を重要ノードとする、上位n番目までのノード重要度を持つ証拠ノードを重要ノードとする、閾値T以上のノード重要度を持つ証拠ノードを重要ノードとするなどがある。
ここでは、上位1番目までのノード重要度を持つ証拠ノードを重要ノードとする旨の条件が与えられていたとする。ノードAのノード重要度は0.462、ノードBのノード重要度は0.07であることから、一番大きいノード重要度を持つノードAが重要ノードとして決定され、重要ノード109として出力される。
図1に戻り、推論結果説明部110は、重要ノード109及び結果ノード101を入力とし、推論結果を人間にとって分かり易く説明した推論結果説明111を生成し出力する。
図8は、推論結果説明部110によって生成された推論結果説明111の例を示す図である。
この推論結果説明には、多数のノード(証拠ノード又は中間ノード又はこれらの両方)のうち特に推論結果に影響を与える重要ノードの情報が提示される。
図8の推論結果説明111において、「車間距離が近いのでブレーキを踏んで下さい」の「車間距離が近いので」は、重要ノード(ノードA)の情報に相当する。「近いので」とあるのは、図3の初期確率301において、近いa2の確率(0.7)が、遠いa1の確率(0.3)よりも大きいことによる。つまり、値の大きい方の項目(近い)が推論結果に対する説明として採用される。
また、「ブレーキを踏んで下さい」は結果ノード(ノードC)の情報に相当する。「踏んで下さい」とあるのは、図3の推論結果304において、減速要c1の値(0.682)が、減速否c2の値(0.318)よりも大きいことによる。つまり、値の大きい方の項目(減速要)が推論結果として採用される。車両種別ノードは、重要ノードでないため、推論結果に対する説明として用いられず、これにより、推論結果の説明を簡潔にできる。
以上のように、本実施の形態によれば、ベイジアンネットワークにおけるノード間の経路重要度を計算し、計算したノード間の経路重要度に基づいてノード(証拠ノード又は中間ノード又はこれらの両方)のノード重要度を計算するため、推論結果に大きく影響を与えているノードを特定できる。これにより、ベイジアンネットワークによる推論結果を、重要ノードの情報を用いて人間に分かり易く説明できる。
また、本実施の形態によれば、子ノードに接続されたある親ノードの項目が全て同じであると仮定して、他の親ノードの同一項目間で、子ノードの各項目について平均値及び標準偏差を計算し、計算した平均値及び標準偏差を用いて、当該ある親ノード及び子ノード間の経路重要度を計算するため、経路重要度を適正に計算できる。
本発明の一実施形態の構成例を示す図 本発明を適用するベイジアンネットワークの例を示す図 初期確率、条件付き確率表、及び結果ノードにおける推論確率の例を示す図 ノード併合の例を示す図 経路重要度計算部の例を示す図 ノード重要度計算部の例を示す図 重要度判定部の例を示す図 推論結果説明の例を示す図 中間ノードを含むベイジアンネットワークの例を示す図
符号の説明
101 結果ノード
102 構造と確率表
103 証拠ノード
104 経路重要度計算部
105 経路重要度
106 ノード重要度計算部
107 ノード重要度
108 重要度判定部
109 重要ノード
110 推論結果説明部
111 推論結果説明
201 ベイジアンネットワークの例
301 初期確率の例
302 初期確率の例
303 条件付き確率表の例
304 推論された確率の例
401 ノード併合時の平均の例
402 ノード併合時の標準偏差の例
403 ノード併合時の平均の例
404 ノード併合時の標準偏差の例
501 数式
502 経路の重要度の計算例
503 経路の重要度の計算例
601、604、607 ベイジアンネットワークの例
602、605、608 経路重要度の例
603、606、608 ノード重要度の計算例
701 判定条件の例
901 ベイジアンネットワークの例

Claims (13)

  1. ベイジアンネットワークにおけるノードの重要度を計算するノード重要度計算装置であって:
    複数の親ノードを持つ第1子ノードについて、前記第1子ノードの条件付き確率情報と、各前記親ノードにおける初期確率又は推論確率とを用いて、前記第1子ノードと前記各親ノードとの間の経路の経路重要度を計算し、単数の親ノードを持つ第2子ノードについて、前記第2子ノードと前記単数の親ノードとの間の経路の経路重要度を所定値とする、経路重要度計算部と;
    入力ノード又は中間ノードから出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を用いて、前記出力ノードに対する前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算するノード重要度計算部と;
    を備えたノード重要度計算装置。
  2. 前記経路重要度計算部は:
    前記第1子ノードの条件付き確率情報において、対象となる親ノード以外の他の親ノードの同一項目間で、前記第1子ノードの各項目について平均値及び標準偏差を計算し;
    前記計算された平均値及び標準偏差と、前記対象となる親ノードの初期確率又は推論確率とを用いて、前記対象となる親ノードと前記第1子ノードとの間の経路の経路重要度を計算する;
    ことを特徴とする請求項1に記載のノード重要度計算装置。
  3. 前記ノード重要度計算部は、前記入力ノード又は中間ノードから前記出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を相乗平均することにより前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算することを特徴とする請求項1又は2に記載のノード重要度計算装置。
  4. 前記ノード重要度計算部は、前記入力ノード又は中間ノードから前記出力ノードへ至る経路通過パターンが複数存在する場合は、各前記経路通過パターンについて前記相乗平均を行い、各前記経路通過パターンについて前記相乗平均を行った結果を相加平均することにより前記入力ノード又は前記中間ノードのノード重要度を計算することを特徴とする請求項3に記載のノード重要度計算装置。
  5. 前記ノード重要度計算部によって計算されたノード重要度が所定の判定条件を満たす入力ノード又は中間ノードを重要ノードとして決定する重要ノード判定部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のノード重要度計算装置。
  6. 前記重要ノードの初期確率又は推論確率と、前記出力ノードの推論確率とに基づいて、前記ベイジアンネットワークによる推論結果と、前記推論結果に対する説明とを含む推論結果説明を生成し、生成した推論結果説明を出力する推論結果説明部をさらに備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のノード重要度計算装置。
  7. ベイジアンネットワークにおけるノードの重要度を計算するためのノード重要度計算プログラムであって:
    複数の親ノードを持つ第1子ノードについて、前記第1子ノードの条件付き確率情報と、各前記親ノードにおける初期確率又は推論確率とを用いて、前記第1子ノードと前記各親ノードとの間の経路の経路重要度を計算し、単数の親ノードを持つ第2子ノードについて、前記第2子ノードと前記単数の親ノードとの間の経路の経路重要度を所定値とする、経路重要度計算ステップと;
    入力ノード又は中間ノードから出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を用いて、前記出力ノードに対する前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算するノード重要度計算ステップと;
    をコンピュータに実行させるノード重要度計算プログラム。
  8. 前記経路重要度計算ステップは:
    前記第1子ノードの条件付き確率情報において、対象となる親ノード以外の他の親ノードの同一項目間で、前記第1子ノードの各項目について平均値及び標準偏差を計算するステップと;
    前記計算された平均値及び標準偏差と、前記対象となる親ノードの初期確率又は推論確率とを用いて、前記対象となる親ノードと前記第1子ノードとの間の経路の経路重要度を計算するステップと;
    を含むことを特徴とする請求項7に記載のノード重要度計算プログラム。
  9. 前記ノード重要度計算ステップは、前記入力ノード又は中間ノードから前記出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を相乗平均することにより前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算することを特徴とする請求項7又は8に記載のノード重要度計算プログラム。
  10. 前記ノード重要度計算ステップは、前記入力ノード又は中間ノードから前記出力ノードへ至る経路通過パターンが複数存在する場合は、各前記経路通過パターンについて前記相乗平均を行い、各前記経路通過パターンについて前記相乗平均を行った結果を相加平均することにより前記入力ノード又は前記中間ノードのノード重要度を計算することを特徴とする請求項9に記載のノード重要度計算プログラム。
  11. 前記ノード重要度計算ステップによって計算されたノード重要度が所定の判定条件を満たす入力ノード又は中間ノードを重要ノードとして決定する重要ノード判定ステップをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載のノード重要度計算プログラム。
  12. 前記重要ノードの初期確率又は推論確率と、前記出力ノードの推論確率とに基づいて、前記ベイジアンネットワークによる推論結果と、前記推論結果に対する説明とを含む推論結果説明を生成し、生成した推論結果説明を出力する推論結果説明ステップをさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載のノード重要度計算プログラム。
  13. ベイジアンネットワークにおけるノードの重要度を計算するためのノード重要度計算方法であって:
    複数の親ノードを持つ第1子ノードについて、前記第1子ノードの条件付き確率情報と、各前記親ノードにおける初期確率又は推論確率とを用いて、前記第1子ノードと前記各親ノードとの間の経路の経路重要度を計算し、単数の親ノードを持つ第2子ノードについて、前記第2子ノードと前記単数の親ノードとの間の経路の経路重要度を所定値とし;
    入力ノード又は中間ノードから出力ノードへ至るのに通過する経路の経路重要度を用いて、前記出力ノードに対する前記入力ノード又は中間ノードのノード重要度を計算する;
    ことを特徴とするノード重要度計算方法。
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