JP2006144800A - 補助冷却チャンネルを備えたエーロフォイルおよびこれを含んだガスタービンエンジン - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルム冷却を更に付与する補助チャンネルを備えたエーロフォイルを提供する。
【解決手段】エーロフォイル、開示の実施例ではロータブレード、が前縁41に形成されたフィルム冷却孔48を有する。前縁41から後縁に向かって離間した前縁付近に、補助フィルム冷却チャンネル60が設けられる。補助フィルム冷却チャンネル60は、負圧壁38上にフィルム冷却空気を案内する。補助フィルム冷却チャンネル空気は、従来冷却が困難であった負圧壁上の位置52に概ね案内される。開示の実施例では、エーロフォイルにはサーマルバリヤコーティングが付与され、補助フィルム冷却空気はこのサーマルバリアコーティングを保護する。
【選択図】図4

Description

本発明は、タービンブレード等のエーロフォイルに用いられ、高応力領域において前縁に冷却微細回路が追加される冷却機構に関する。
タービンブレードはガスタービンエンジンに利用される。タービンブレードは一般にプラットフォームと、このプラットフォームから上方に延びたエーロフォイル(翼)形状と、を通常含むことは知られている。エーロフォイルは湾曲し、前縁から後縁までかつ正圧壁と負圧壁との間に延びる。
冷却回路はエーロフォイル本体内に形成され、通常は空気である冷却流体を循環する。多数の冷却チャンネルがエーロフォイルの断面内に、プラットフォームから先端に向かって外側に延びる。空気は冷却チャンネル内を流れ、ガスタービンエンジンの運転中に非常に高温になるエーロフォイル本体を冷却する。
特殊な型式の冷却チャンネルはフィルム冷却チャンネルである。フィルム冷却チャンネルは、エーロフォイルの外側表面に向けて外側に冷却空気を案内してこれを外側表面に衝突させることによりこの外側表面を冷却する多数の小孔を有する。フィルム冷却孔を有する上記冷却チャンネルの1つはエーロフォイルの前縁付近に配置される。前縁から内側に向かって離間した主要な冷却チャンネルの1つが通常、前縁フィルム冷却チャンネルに冷却空気を供給する。この前縁フィルム冷却チャンネルには、エーロフォイルの外側表面に向けて外側に冷却空気を案内してこの外側表面上にフィルム冷却を付与する多数の孔が付与される。
近年のエーロフォイルにおける主な設計考慮分野の1つに、エーロフォイルに複数の顕著な特徴を付与する種々のコーティングの使用がある。このようなコーティングの1つに、エーロフォイル上に施され、極端な温度に加熱されるエーロフォイルにある程度の抵抗を付与するサーマルバリヤコーティングがある。少なくとも1回のサーマルバリヤコーティングが塗布されたエーロフォイルの実験によって、前縁フィルム冷却チャンネルのインピンジメント孔から負圧壁に向かって離間した領域がコーティング内である程度腐食していることが判明している。つまり、フィルム冷却孔は前縁付近の上記コーティングを十分に保護するものの、前縁から離間した領域ではコーティングが多少損なわれており、更なる冷却の必要性を示唆している。
近年、本発明の譲受人は、微細回路と呼ばれるエーロフォイル壁内に埋め込まれた冷却回路を開発した。これらの微細回路は、“微細回路付きエーロフォイル本体”という題目で2003年8月8日に出願された同時係属中の米国特許出願シリアル番号第10/637,352号に開示されている。負圧壁に向かって離間した前縁フィルム冷却チャンネル付近の上記領域での利用に関しては、これらの微細回路は全く開示されていない。
開示された本発明の実施例においては、エーロフォイルは、底部から先端に向かって外側に延びた幾つかの“メイン”チャンネルを含んだ冷却チャンネルを有する。第1のメインチャンネルは前縁フィルム冷却チャンネルに冷却空気を供給し、前縁フィルム冷却チャンネルは前縁付近のエーロフォイルの外側皮膜上に冷却空気を案内する複数のフィルム冷却孔を含む。補助フィルム冷却チャンネルが、第1のメインフィルム冷却チャンネルと負圧壁との間の位置に設けられる。開示の実施例においては、補助フィルム冷却チャンネルにも、第1のメインチャンネルによって冷却空気が付与される。フィルム冷却孔が、補助フィルム冷却チャンネルから負圧壁まで延び、これにより冷却空気が負圧壁上に吹き戻される。従って、コーティングがある程度腐食している上述の領域には更なるフィルム冷却が付与されて、コーティングがさらに保護される。
開示の実施例においては、第1のメインチャンネルと、内側に隣接したメインチャンネルと、の間にウェブがある。補助フィルム冷却チャンネルから延びたフィルム冷却孔の負圧壁上の位置は、このウェブに概ね整列する。さらに、補助フィルム冷却チャンネルから延びたフィルム冷却孔の位置は、ウェブから前縁側に延長された負圧壁上の位置におけるウェブ厚さの範囲内に入る。
開示された1つの実施例においては、補助冷却チャンネルは、複数の横断ペデスタルを有した非常に小さな幅の微細回路となる。微細回路は、実際は、底部と先端との間の長さに沿って離間した複数の独立した微細回路となる。
もう1つの実施例においては、上記チャンネルは、上述の微細回路と異なり中空のチャンネルである。
上記のまたはその他の本発明の特徴は、以下の詳細な説明や添付の図面からよく理解されるであろう。添付の図面には以下のように簡単な説明が付される。
図1は、エンジン中心線つまり軸方向中心軸12回りに周方向に設けられた発電用や推進用のガスタービンなどのガスタービンエンジン10を示す。エンジン10はファン14、圧縮機16、燃焼セクション18、およびタービン11を含む。この分野でよく知られているように、圧縮機16内に圧縮された空気が燃料と混合され、燃焼セクション18で燃焼し、タービン11内で膨張する。圧縮機で圧縮された空気とタービン11内で膨張する燃料混合気は双方ともに高温ガス流(hot gas stream flow)と呼ばれる。タービン11はロータ13,15を含み、この膨張に応答して、タービン11が回転し、圧縮機16とファン14とを回転させる。タービン11は交互に並んだ回転ブレード20と静翼つまりベーン19とを含む。図1は説明のためだけに若干概略的に描かれており、発電用や航空機用などのガスタービンに直ちに採用される発明だけに限られるわけではない。
図2に示す回転ブレード20は、プラットフォーム32と、このプラットフォーム32から上方に延びたエーロフォイル34とを有する。タービンブレードにおいて本発明が示されているが、ベーン19等の静的な構造においても本発明は有用であることに留意されたい。
冷却チャンネルが、例えば図3に示すように従来技術のエーロフォイル34内に設けられる。メイン冷却チャンネル44は、プラットフォーム32に隣接した供給源から空気流を受け入れ、エーロフォイル34の長さに沿って外側に空気流を案内する。サーペンタインチャンネルの一部は経路40,42であり、空気が経路40,42を直列に流れるときに外側方向および内側方向に空気を循環させる。
図3にさらに示すように、ポート50はメインチャンネル44を前縁フィルム冷却チャンネル46に連通する。複数のフィルム冷却口48が前縁フィルム冷却チャンネル46から前縁41まで延びている。これらのポートはプラットフォーム32からエーロフォイル34の先端33に向かって間隔をあけて配置されていることに留意されたい。つまり、図2に概ね示すように、エーロフォイル34の長さに沿って多数のポート48が存在する。
上述したように、従来技術のエーロフォイルにコーティングが付与されるときには、符号52に示され、かつポート48から負圧壁38に向かって離間した領域内で、コーティングの腐食が通常開始するという問題がある。この領域の負圧壁38の外側表面にさらなる冷却を付与することが望ましい。
図4は、追加つまり補助のフィルム冷却チャンネル60を備えた実施例59を示す。図示のように、補助フィルム冷却チャンネル60は第1のメインチャンネル44と負圧壁38との間にある。さらに、補助フィルム冷却チャンネル60は負圧壁付近にかつ前縁フィルム冷却チャンネル46に対して後縁に向かって、間隔をあけて置かれている。
フィルム冷却孔62は補助フィルム冷却チャンネル60から延びて負圧壁38から排出する。フィルム冷却孔48と同様に、フィルム冷却孔62はエーロフォイルの長さに沿って間隔をあけて設けられているため、補助フィルム冷却チャンネル60から流れ出たフィルム冷却空気によって負圧壁38が完全に覆われることになる。上記フィルム冷却空気はインピンジメント空気と言われ、エーロフォイルが回転すると負圧壁38に連れ戻される。
補助フィルム冷却チャンネル60は実用上好ましくは微細冷却回路である。以下に説明するように、微細冷却回路は比較的新しい技術であって、通常、複数の横断ペデスタル61を含む。補助フィルム冷却チャンネル60はメインチャンネル44からポート64を介して空気を受け取る。実際にはポート64,50は、エーロフォイル34の長さに沿って間隔をあけて設けられた複数のポートであってもよい。
補助フィルム冷却チャンネル60のための微細回路構造について、以下により詳細に説明する。基本的な構造を理解できるように図4では、微細回路の幅とペデスタル61の寸法とが大幅に誇張されていることに留意されたい。
図4に示されるもう一つの特徴は、負圧壁38上のフィルム冷却孔62の位置である。図示のように、ウェブ90が第1のメイン冷却チャンネル44と隣のメイン冷却チャンネル42とを分離する。このウェブが負圧壁38に向かって外側に延長されていたと仮定すると、後縁側端TEと前縁側端LEとを有するだろう。開示の実施例においては、フィルム冷却孔62は、ウェブ90の延長位置付近のどこかに配置される。図4から分かるように、フィルム冷却孔62は、延長された後縁側端TEから前縁に向かって離間した位置において負圧壁38へ抜け出る。さらに、フィルム冷却孔62は、延長された前縁側端LEの位置からウェブ90の幅の範囲内になるように示される。つまり、フィルム冷却孔62は側端LEと側端TEとの間にある。
負圧壁38上の圧力が正圧壁39上の圧力よりも低下するように、ポート62の寸法について設計上の考慮がなされるべきである。従って、もし孔62が孔48と同じ寸法であれば、例えば、孔62は、空気流に対してより小さな抵抗を経験し、従って望ましくない空気流の大部分が受け取る。しかしながら、当業者は孔48と孔62との相対的な寸法を適切に設計し寸法決めする方法を理解するであろう。
図5から認識され得るように、エーロフォイル34の長さに沿って間隔をあけて設けられた複数の微細回路60が存在する。冷却空気はメインチャンネル44から引き出され、インレット64を介して、ペデスタル61を通過し、フィルム冷却孔62から外側に抜け出る。
微細回路の詳細においては、多くの特殊な形状、位置、間隔等が含まれ、微細回路毎の入口/排気口通路の数やペデスタルの相対的な形状や寸法が異なってもよい。利用可能なオプション部品を以下に説明するが、これらは単に例示である。すなわち、図4の微細回路60は、図6もしくは図7の構造または他の構造を有してもよい。この用途のために、微細回路は、追加の冷却を受けるべき領域に置かれた単に非常に薄い回路であることが好ましい。本発明の範囲に属する微細回路は、ペデスタルの形状と寸法との組合せを変更したものであってもよい。
図6を参照すると、微細回路222の一例がさらに詳述されている。図6は、図4の位置に用いられ得る微細回路冷却構造の拡大図である。微細回路は目的に適った対流効率の高い冷却を提供する。高い対流効率の他に、次世代の冷却構造には高いフィルム冷却効果が要求される。微細回路は機械加工の他、部品内への鋳造によって作られる。好適な態様においては、微細回路は超硬合金の形で形成され、鋳造の前に該部品の鋳型に封入される。モリブデン(MO)やタングステン(W)を含んだ幾つかの超硬合金がニッケル系の超合金の典型的な鋳造温度以上の融点を有する。これらの超硬合金は薄い鍛錬シート、もしくはタービンや燃焼器の冷却設計において判明している冷却チャンネルの性能の実現に必要な寸法を有した形状から作られる。好ましくは、本発明を組み込んだ部品は一部または全部がニッケル系合金もしくはコバルト系合金からなる。薄い超硬合金のシートおよびフォイルは、曲げや複雑な形状への形成を可能にするのに十分な展性を有する。展性によりワックシング/シェリングサイクルにも耐えられる丈夫な設計となる。鋳造の後、超硬合金は、化学的除去法、サーマルリーチング法、もしくは酸化法等によって除去され、微細回路222を形成する空洞が残る。また、セラミック製のコアを伴った精密鋳造法を用いて微細回路が製造されてもよいことに留意されたい。
冷却微細回路222の実施例のそれぞれの“区画”は、0.1平方インチ程度の壁面積を占有する。しかしながらより一般には、微細回路222は0.06平方インチより小さな壁面積を占有し、好適な態様の壁面は0.05平方インチ付近の壁面積を通常占有する。この実施例においては、壁内で測定される微細回路222の厚さtは好ましくは約0.012〜0.025インチであり、最も好適には0.017インチより小さい。上記の寸法は、壁厚約0.045〜0.125インチのタービンブレード用である。
微細回路222は前方端244と、後方端245と、第1の側面246と、第2の側面248と、多数の列250,252,254,256にそれぞれ並び、経路の外側壁(246,265)の間に延びた柱つまりペデスタル260,262、264,266,268と、含む。微細回路222は、前方端244と後方端245との間に横方向に延び、かつ、第1の側面246と第2の側面248との間に縦方向つまり径方向に延びる。入口開口部64は第1の壁部分を貫通し、微細回路222の後方端245近傍に配置されて、エーロフォイル34の経路44から微細回路222内に冷却空気流の経路を付与する。出口つまり排気口62は前方端244近傍の外側壁を貫通し、微細回路222から壁外側のコアガス経路内に向かう冷却空気流の経路を付与する。微細回路222はコアガス流Gの流線に沿って前方から後方に通常方向付けられるが、具体的な用途に適するように方向は変化してもよい。この実施例においては、入口開口部64は径方向に縦に延びた2つのレーストラックの形状をなしている。この実施例においては、出口開口部62は径方向に縦に延びたスロットである。実施例の入口開口部64の長さLinは約0.025インチであり、出口開口部62の長さLoutは約0.100インチである。
微細回路の用途の広さを示すために微細回路の幾つかの実施例を説明する。上述したように、これらの実施例は本発明を限定するものであると理解すべきではない。
列250は細長い直角矩形断面の柱をほぼ形成するペデスタル260を有する。ペデスタル260は、(列と平行に測定された)約0.040インチの長さL1、(列に垂直に測定された)約0.020インチの幅W1、約0.060インチのピッチP1、および約0.020インチの間隔S1を有する。上記ピッチは、列内の各ペデスタル中心間の径方向間隔として定義される。この間隔は上記ピッチ長さPからペデスタルの直径Dを引いたものとして定義される。この列のピッチPに対するこの列のペデスタル寸法Lの比は、特定の列の領域がペデスタルによって遮断される割合を定義し、以下、これを絞り係数つまり遮断係数と呼ぶ。上記のように特定した寸法においては、絞り係数つまり遮断係数は67%となる。
次の列252も同様に、細長の直角矩形柱をほぼ形成するペデスタル262を有する。この列のペデスタルは、約0.025インチの長さL2、約0.015インチの幅W2、約0.0615インチのピッチP2、および約0.0365インチの間隔S2を有する。この実施例においては、長さL2および幅W2は、双方ともに長さL1および幅W1よりも十分に小さい。しかしながら、ピッチP2はピッチP1とほぼ等しく、また、ペデスタル262が通常、関連した隙間270の背後にくるように配列の位相が完全にずれている。列250,252の間は、約0.0375インチの列ピッチR1となる。上記のように特定された寸法においては、絞り/遮断係数は41%となる。
次の列254も同様に、細長の直角矩形柱をほぼ形成するペデスタル264を有する。ペデスタル264は、約0.025インチの長さL3、約0.015インチの幅W3、約0.0615インチのピッチP3、および約0.018インチの間隔S3を有する。この実施例においては、これらの寸法は上記列252の対応する寸法にほぼ等しいが、各ペデスタル264が隙間272のすぐ背後にくるように位相が完全にずれている。列252と列254との間の列ピッチR2は約0.033インチであり、上記のR1と同様である。上記のように特定された寸法においては、絞り/遮断係数は41%となる。
次の列256も同様に、細長の直円柱をほぼ形成し、直径D4が約0.0200インチ、ピッチP4が約0.038インチ、間隔S4が約0.018インチとなるペデスタル266を有する。この実施例においては、直径D4が矩形ペデスタルの長さより短い。加えて、ピッチP4は他の列のピッチよりも短く、間隔S4は列250以外の他の列の間隔よりも短い。R1およびR2と同様に、列254と列256との間に約0.014インチの列ピッチR3がある。上記のように特定された寸法においては、絞り/遮断係数は53%となる。
次の列258は、径方向に延びるように該ペデスタルの本体を通る縦方向の軸271をそれぞれ有した2つのペデスタル268を有する。従って、ペデスタル268は径方向に細長い形状をし、図6に示すように出口開口部62に整列している。ペデスタル268は、微細回路222の前方端244の出口開口部62の中央に整列した隙間278によって切り離されている。隙間278の径方向の長さLGは、好ましくは0.015インチより大きくはない。ペデスタル268は、出口開口部62に向かって外側に延び、かつこれに整列した突出部つまり頂点276を通常有する。この実施例では、ペデスタル268の径方向の長さL5は約0.079インチである。
従って、列250,252,254,256,258は上述の通りであって、以下に図8の微細回路222によって実現される利点を説明する。
第1の列250のペデスタル260は、微細回路222内を流れる冷却空気の局所的な速度を制御しかつその横方向の分散を促進するような所定の配列で互いに離間する。この分散により後流が形成され、冷却回路222内の熱取得が向上する。ペデスタル260は列252のペデスタル262に対してオフセットされもしくは千鳥状に配列されている。同様に、列254のペデスタル264は列252のペデスタル262に対してオフセットされている。各オフセットは十分な大きさであり、微細回路222内に直線の経路がほぼ存在しなくなる。空気がペデスタル262,264を通過すると、流れの分布がより均一になるために後流は抑制される。この効果が得られるのは、列250,256に比べて列252,254の絞り係数が比較的小さいためである。従って、追従する後流の乱れを最小限にし、かつ、冷却回路222内の後流/乱流への連続的な移行を可能にするのに、列252,254は役に立つ。空気が次の列256を通過すると、空気は速度つまり熱伝達を増大するように調整される。列250は列252,254,256よりも大きな絞り係数を有することに留意されたい。従って、微細回路222に流入する空気流は、圧力損失が過大とならずにかつ熱伝達が最大限になるように分散される。
ペデスタル268は、空気が列250,252,254を通過する際に空気の乱れによって生ずる後流を最小にする。後流乱れの最小化は微細回路222内の高温流の循環を防止し、熱取得を促進する。ペデスタル268の周囲に空気流が案内されると、その空気流は出口開口部62内に一様に行き渡る。出口開口部62にスロットを使用した意義がもう分かるだろう。空気がスロットを出るときに、負圧側壁38に一様なフィルム層が実現される。従って、ペデスタル268は流れがストリーキング流もしくは分離した噴流となり、出口開口部62から流出することを防止する。ストリーキングは、出口開口部62から流出する際のこれに対応する空気噴流が金属を一様に覆わず、結果として壁38にホットスポットが生じる可能性があるため、有利ではない。
好適には、ペデスタル268の配置は、上述したように、空気が出口開口部62から流出する際に非常に良好な空気の計量制御を可能にする。より具体的には、冷却空気は、隙間278および第1・第2の側壁246,248に近いペデスタル268の周囲を流れる。従って、上記流れが列256を介して計量されるため、上記流れの一部が隙間278を通過する一方、上記空気の残りはペデスタル268の周囲を通過する。また、上記方法のようにまた図6の流線0,1,1’によって示されるように、出口開口部62を通過する空気流は一様に行き渡る。中央の流線0は、流線1がこれを横断して流線1’に干渉しないようにかつこの逆も起こらないように、作用する。従って、ペデスタル268の配置により、流れが整流されるとともに、正確な計量制御が確保され、フィルム冷却および冷却効果が向上する結果となる。
ここで図7を参照すると、微細回路322のもう1つの実施例が示されている。各図面の類似の参照番号および表示は類似の要素を示す。このもう一つの実施例の微細回路322は、2つの出口開口部62と3つの入口開口部64とを有する。この実施例の微細回路322における冷却設計と達成される利点とに関して以下に詳細に説明する。このもう1つの実施例においては、径方向に縦に並んだ3つのレーストラック形状の入口開口部64と、同様に径方向に縦に並び、好ましくはスロットである、2つの出口開口部62と、が存在する。この実施例の入口開口部64の長さLinは約0.025インチであり、出口開口部62の長さLoutは約0.100インチである。
微細回路322は列380,382,384,386にそれぞれ並んだペデスタルつまり柱390,392,394,396を有する。列380は丸みの付いた三角形状の柱を実質的に形成するペデスタル390を有し、このペデスタル390においては、平坦でかつ流れ方向にほぼ垂直な第1の側面300と、実質的に丸みの付いた収束する側面302と、が存在する。ペデスタル390は、約0.033インチの主軸長さL1と、約0.058インチのP1と、約0.018インチの間隔S1と、を有する。列380は、微細回路322に流入する冷却空気の横方向の分散を促進する。上述のように特定された寸法においては、絞り/遮断係数は64%である。
次の2つの列382,384は、丸みの付いた直角矩形柱をほぼ形成するペデスタル392,394をそれぞれ有する。ペデスタル392は、約0.020インチの直径D2と、約0.0148インチの間隔S2と、約0.035インチのP2と、を有する。上述のように特定された寸法においては、絞り/遮断係数は57%となる。ペデスタル394は、約0.020インチの直径D3と、約0.0148インチの間隔S3と、約0.035インチのピッチP3と、を有する。上述のように特定された寸法においては、絞り/遮断係数は57%となる。ペデスタル392,394は、通常、互いにオフセットもしくは千鳥状に配列されており、これらの間を通過する空気流を計量する機能を果たす。流速つまり局所的なレイノルズ数およびこれに対応する内部熱伝達率を増大させるために、上記の流れが列382,384によって計量されるのである。
最後の列386は2つのペデスタル396を有し、そこで各ペデスタル396は上記2つの出口開口部62の1つにそれぞれ整列する。ペデスタル396は、径方向に延びた縦軸399を有する。従って、ペデスタル396は径方向に細長く延びた形状をなす。各ペデスタル396はそれぞれの出口開口部62に向かって外側に延びた突出部つまり頂点397を通常有する。各ペデスタル396の中心は、各出口開口部62の中心にほぼ整列する。この実施例においては、ペデスタル394の縦方向の長さL3は約0.100インチである。
よって、列380,382,384,386について上記のように説明したので、次に図7の微細回路322によって実現される効果について説明する。
ペデスタル390の第1の列380は互いに離間し、上述したような形状を有するために、局所的な速度を制御し、微細回路322内を流れる冷却空気の横方向への分散を促進する。また、ペデスタル390は後流乱れを最小限にする。この冷却空気流は側面300に衝突し、側面302によってペデスタル390の周囲に押しやられ、これにより形成される後流が低減され、ペデスタル390後方のホットスポットの発生が防止される。
次の2つの列382,384のペデスタル392,394は、互いの関係においてまた第1の列380のペデスタル390に対して、千鳥状に配列されている。従って、微細回路322内を通過する直線状の経路が実質的に存在することはない。冷却空気がこれらの列を通過すると、流れ分布がより一様なために後流が低減される。
好適には、ペデスタル396の配置は、上述のとおり、冷却空気が各出口開口部62を流出する際に非常に良好な冷却空気の計量制御を可能にする。より具体的には、冷却空気が列382,384を通過する際に、空気はペデスタル396上に衝突し、ペデスタルの周囲に案内され、対応する出口開口部62を通して流出する。また、上記の方法でまた流線0,1,1’によって示されるように、主流の流線0では出口開口部62を流出する際に一様な流れ分布が得られる。換言すれば、流線1は流線1’と交わるように横断することはなく、逆もまた起こらない。主流の流線0は、図6に示す第1の実施例の主流の流線と同様に、対応する出口開口部62の中心と整列する。しかしながら、このもう1つの実施例では、ペデスタル396は、ペデスタル396の長さL3の大部分が出口開口部62に晒されるように出口開口部62と整列する。従って、流線は、ペデスタルを迂回するために、自由に出口開口部62から流出する。従って、ペデスタル396を配置することにより、流れを整流するとともに正確な計量制御の確保が可能となり、結果的にフィルム冷却と冷却効率とを向上することができる。
従って、空気流はペデスタル396の周囲に案内され、出口開口部62内を一様に行き渡る。出口開口部62にスロットを使用した意義がここで理解されよう。空気がスロットを出ると、外側の側壁、より具体的には正圧側壁46や負圧側壁38の各々に一様なフィルム層が実現する。従って、ペデスタル396は、流れがストリーキングしたり、分離した噴流となって、出口開口部62から流出することを防止する。ストリーキングは、出口開口部62から流出する際の対応する空気噴流が金属に一様な層を付与せず、結果的に壁38にホットスポットが生ずる可能性があるため、有利ではない。ペデスタル396は、また、空気が列380,382,384を通過する際に空気の乱れによって生ずる後流を最小限にする機能を果たす。後流を最小にすることによって、微細回路322内の流れの再循環が防止され、熱取得が促進される。
特に、構造的一体性を強化したエーロフォイルにおいては、出口開口部つまりスロットが同一線上にならないように微細回路が壁内に配設されてもよい。
この実施例では、図5に示されるように、負圧壁38の各々に配設された複数の微細回路が存在する。
図8はもう一つの実施例を示し、この実施例では補助フィルム冷却チャンネル160が中空であり、冷却チャンネル44,46等の標準の冷却チャンネルにより類似している。補助フィルム冷却チャンネル160は、やはりメインチャンネル44から冷却空気を受け入れ、口64を介して外側に向けて負圧壁38上に冷却空気を案内する。しかしながら、このチャンネルは微細回路を含んでいない。補助フィルム冷却チャンネル160用に適切に設計された実施例は上述の微細回路付きの実施例よりも大きな幅を有していること、さらに
補助フィルム冷却チャンネル160は、複数のチャンネルに分離されているのではなくエーロフォイル34の長さに亘って一様に延びていること、が予想される。しかしながら、当業者であれば最終設計に利用可能なオプションを認識し得るだろう。
サーマルバリヤコーティングを有したタービンブレードを用いて本発明を開示したが、コーティングされていないタービンブレードや他のガスタービンエンジン部品にも本発明を適用可能であることが理解されよう。
よって、本発明は、熱・機械応力が高く、かつ、好適な冷却能力が得られない領域において追加の冷却を付与する。
本発明の好適な態様を説明したが、当業者であれば本発明の範囲に属する特定の改良を想到するであろう。上記の理由から、添付の特許請求の範囲は本発明の真の趣旨および内容を定めるために検討される。
本発明を取り入れたガスタービンエンジンの概略図。 本発明の第1の実施例を示す図。 従来技術のタービンブレードの断面図。 第1の実施例のタービンブレードにおける本発明の部分を示す図。 図4の実施例の1つの特徴を示す概略図。 本発明に利用され得る微細回路冷却機構の実施例の拡大図。 微細回路冷却機構のもう一つの実施例の拡大図。 もう1つの実施例の冷却チャンネルを示す図。
符号の説明
38…負圧壁
39…正圧壁
41…前縁
42…メイン冷却チャンネル
44…メイン冷却チャンネル
46…前縁フィルム冷却チャンネル
48…ポート(フィルム冷却孔)
50…ポート
52…領域
60…補助フィルム冷却チャンネル
61…横断ペデスタル
62…ポート(フィルム冷却出口開口部)
64…ポート(入口開口部)
90…ウェブ

Claims (34)

  1. 離間した正圧壁と負圧壁とを備え、かつ、底部から先端部まで延び、かつ、上記正圧壁および負圧壁と接続した前縁と後縁とを備えた湾曲したエーロフォイルであって、
    上記エーロフォイル内にかつ上記負圧壁と正圧壁との間に形成された冷却チャンネルであって、上記冷却チャンネルは、上記底部から上記エーロフォイルを通り先端に向かって外側に延びた第1のメインチャンネルと、上記第1のメインチャンネルに連通した前縁チャンネルと、を含み、上記前縁チャンネルは上記前縁チャンネルから延びかつ上記前縁付近の冷却空気を案内するフィルム冷却ポートを有することとなる冷却チャンネルと、
    上記第1のメインチャンネルと上記負圧壁との間の領域に配置された補助フィルム冷却チャンネルであって、上記前縁チャンネルから上記後縁に向かって間隔をあけて設けられ、かつ、上記前縁チャンネルの上記フィルム冷却ポートから上記後縁に向かって離間した上記負圧壁上の位置にフィルム冷却空気を案内するためのフィルム冷却ポートを有した補助フィルム冷却チャンネルと、
    を含んだエーロフォイル。
  2. 上記補助フィルム冷却チャンネルは上記エーロフォイル内に埋め込まれた微細冷却回路であり、上記微細冷却回路は冷却流体を受け取って上記領域に追加の冷却を付与することを特徴とする請求項1に記載のエーロフォイル。
  3. 上記微細冷却回路の断面は、上記第1のメインチャンネルの断面や上記前縁チャンネルの断面よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載のエーロフォイル。
  4. 複数のペデスタルが上記微細冷却回路に亘って延びることを特徴とする請求項2に記載のエーロフォイル。
  5. 上記ペデスタルは複数の特殊な形状を含むことを特徴とする請求項4に記載のエーロフォイル。
  6. 上記第1のメインチャンネルと上記負圧壁との間で寸法を測定した場合、上記微細冷却回路の厚さが約0.012〜0.025インチであることを特徴とする請求項2に記載のエーロフォイル。
  7. 上記微細冷却回路は、上記底部から上記先端へ延びる方向に沿って離間した複数の独立した微細回路を含んでいることを特徴とする請求項2に記載のエーロフォイル。
  8. 上記エーロフォイルはタービンブレードであり、上記底部はプラットフォームであることを特徴とする請求項1に記載のエーロフォイル。
  9. 上記冷却流体は空気であることを特徴とする請求項1に記載のエーロフォイル。
  10. 上記エーロフォイルにサーマルバリヤコーティングが適用されることを特徴とする請求項1に記載のエーロフォイル。
  11. 上記補助フィルム冷却チャンネルは、概ね中空のチャンネルであることを特徴とする請求項1に記載のエーロフォイル。
  12. 上記補助フィルム冷却チャンネルは上記第1のメインチャンネルから冷却空気を受け取ることを特徴とする請求項1に記載のエーロフォイル。
  13. 上記第1のメインチャンネルと、上記第1のメインチャンネルから上記後縁に向かって離間した第2のメインチャンネルと、の間にウェブが区画され、上記ウェブの延長位置付近の上記負圧壁上に、上記補助フィルム冷却チャンネルの上記フィルム冷却ポートが配置されることを特徴とする請求項1に記載のエーロフォイル。
  14. 上記補助フィルム冷却チャンネルの上記フィルム冷却ポートが、上記ウェブの上記延長位置の後縁側端から上記前縁に向かって離間した位置の上記負圧壁上に出口を有することを特徴とする請求項13に記載のエーロフォイル。
  15. 上記ウェブが上記第1・第2のメイン冷却チャンネルの間にある幅があり、かつ、上記補助フィルム冷却チャンネルの上記フィルム冷却ポートが、上記ウェブの上記延長位置の前縁側端から上記ウェブの幅に入る位置の上記負圧壁上に出口を有することを特徴とする請求項13に記載のエーロフォイル。
  16. 離間した正圧壁と負圧壁とを備え、かつ、プラットフォームから外側に延び、かつ、上記正圧壁および負圧壁と接続した前縁と後縁とを備えた湾曲したエーロフォイルと、
    上記エーロフォイル内にかつ上記負圧壁と正圧壁との間に形成された冷却チャンネルであって、上記プラットフォームから上記エーロフォイルの先端に向かって延びた第1のメインチャンネルと、上記第1のメインチャンネルに連通しかつ複数のフィルム冷却ポートを介して上記前縁上に冷却空気を案内する前縁チャンネルと、を含んだ冷却チャンネルと、
    上記第1のメインチャンネルと上記負圧壁との間の領域に配置された微細冷却回路であって、上記第1のメインチャンネルから冷却流体を受け取って、上記前縁チャンネルの上記フィルム冷却ポートから上記後縁に向かって離間したフィルム冷却ポートを介して上記負圧壁上に補助フィルム冷却を付与し、かつ、この微細冷却回路内を横断するペデスタルを有し、かつ、この微細冷却回路の断面が上記第1のメインチャンネルの断面よりも小さいこととなる微細冷却回路と、
    を含んだタービンブレード。
  17. 上記ペデスタルは複数の特殊な形状を含むことを特徴とする請求項16に記載のタービンブレード。
  18. 上記第1のメインチャンネルと上記負圧壁との間で寸法を測定した場合、上記微細冷却回路の厚さが約0.012〜0.025インチであることを特徴とする請求項16に記載のタービンブレード。
  19. 上記微細冷却回路は、上記エーロフォイルの上記プラットフォームから上記先端へ延びる方向に沿って離間した複数の独立した微細回路を含んでいることを特徴とする請求項16に記載のタービンブレード。
  20. ファンと、
    圧縮機と、
    燃焼セクションと、
    ロータブレードおよびベーンを有したタービンと、
    を含んだガスタービンエンジンであって、かつ、
    上記ロータブレードと上記ベーンとの少なくとも1つが、底部と先端部とが付いたエーロフォイルを有し、
    上記エーロフォイルは負圧壁と正圧壁との間に延びて、上記負圧壁と正圧壁とに接続する前縁および後縁を有し、上記エーロフォイル内にかつ上記負圧壁と上記正圧壁との間に冷却チャンネルが形成され、
    上記冷却チャンネルは上記底部から外側に延びかつ上記エーロフォイルから上記先端に向かって延びた第1のメインチャンネルと、上記第1のメインチャンネルに連通する前縁チャンネルと、を有し、
    上記前縁チャンネルは上記前縁チャンネルから延びたフィルム冷却ポートを有しかつ上記前縁付近に冷却空気を案内し、
    上記第1のメインチャンネルと上記負圧壁との間の領域に補助フィルム冷却チャンネルが配置され、
    上記補助フィルム冷却チャンネルは上記前縁チャンネルのフィルム冷却ポートから上記後縁に向かって離間した位置の上記負圧壁上にフィルム冷却空気を案内するためのフィルム冷却ポートを有することを特徴とするガスタービンエンジン。
  21. 上記補助フィルム冷却チャンネルは上記エーロフォイル内に埋め込まれた微細冷却回路であり、上記微細冷却回路は冷却流体を受け取って上記領域に追加の冷却を付与することを特徴とする請求項20に記載のガスタービンエンジン。
  22. 上記微細冷却回路の断面は、上記第1のメインチャンネルの断面や上記前縁チャンネルの断面よりも小さいことを特徴とする請求項21に記載のガスタービンエンジン。
  23. 複数のペデスタルが上記微細冷却回路に亘って延びることを特徴とする請求項21に記載のガスタービンエンジン。
  24. 上記ペデスタルは複数の特殊な形状を含むことを特徴とする請求項23に記載のガスタービンエンジン。
  25. 上記第1のメインチャンネルと上記負圧壁との間で寸法を測定した場合、上記微細冷却回路の厚さが約0.012〜0.025インチであることを特徴とする請求項21に記載のガスタービンエンジン。
  26. 上記微細冷却回路は、上記底部から上記先端へ延びる方向に沿って離間した複数の独立した微細回路を含んでいることを特徴とする請求項21に記載のガスタービンエンジン。
  27. 上記エーロフォイルはタービンブレードであり、上記底部はプラットフォームであることを特徴とする請求項20に記載のガスタービンエンジン。
  28. 上記冷却流体は空気であることを特徴とする請求項20に記載のガスタービンエンジン。
  29. 上記エーロフォイルにサーマルバリヤコーティングが適用されることを特徴とする請求項20に記載のガスタービンエンジン。
  30. 上記補助フィルム冷却チャンネルは、概ね中空のチャンネルであることを特徴とする請求項20に記載のガスタービンエンジン。
  31. 上記補助フィルム冷却チャンネルは上記第1のメインチャンネルから冷却空気を受け取ることを特徴とする請求項20に記載のガスタービンエンジン。
  32. 上記第1のメインチャンネルと、上記第1のメインチャンネルから上記後縁に向かって離間した第2のメインチャンネルと、の間にウェブが区画され、上記ウェブの延長位置付近の上記負圧壁上に、上記補助フィルム冷却チャンネルの上記フィルム冷却ポートが配置されることを特徴とする請求項20に記載のガスタービンエンジン。
  33. 上記補助フィルム冷却チャンネルの上記フィルム冷却ポートが、上記ウェブの上記延長位置の後縁側端から上記前縁に向かって離間した位置の上記負圧壁上に出口を有することを特徴とする請求項32に記載のガスタービンエンジン。
  34. 上記ウェブが上記第1・第2のメイン冷却チャンネルの間にある幅があり、かつ、上記補助フィルム冷却チャンネルの上記フィルム冷却ポートが、上記ウェブの上記延長位置の前縁側端から上記ウェブの幅に入る位置の上記負圧壁上に出口を有することを特徴とする請求項32に記載のガスタービンエンジン。
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