JP2006143404A - 輸送装置のハンドレール脱着装置 - Google Patents

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Yoshiharu Igarashi
芳治 五十嵐
Satoru Sasaki
悟 佐々木
Yasuto Nakajima
康人 中島
Toshiaki Takahashi
才明 高橋
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Abstract

【課題】本発明は、誰でも簡単にハンドレールをガイドレールから脱着できる輸送装置のハンドレール脱着装置を提供し、点検作業に係る労力の低減及び作業時間の短縮を図る。
【解決手段】ハンドレールをつまみ曲げる操作レバー15、操作レバー先端とハンドレール開口端が当接する部位の案内ローラ17、操作レバー15の開動と同期して上下方向に連動するハンドレール曲持支点レバー18、ハンドレール曲持支点とハンドレール表面が当接する部位に支持ローラ19を備える構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、輸送装置に係り、特に、ハンドレールの裏面摩耗点検及びハンドレールガイドレール内の清掃やガイドレールの摩耗状態確認などの保全作業性向上に好適な輸送装置のハンドレール脱着装置に関する。
従来のハンドレール脱着装置は、例えば、ハンドレール開口端と係合して開口部をつまみ曲げる一対の操作レバーでハンドレールを案内ガイドから外す構成となっている。
この種のハンドレール脱着装置としては、軽い力でハンドレールを傷つけることなく案内ガイドレールから外せる上、案内ガイドそのものに無理な力を加える心配がないので、経験の浅い保全作業員ではハンドレールを外せない、または、ハンドレールや案内ガイドに傷や変形を残してしまうといった問題を解決することができるものが一般に知られている(特許文献1参照)。
実開昭60−157182号公報
ところで、上述した従来のハンドレール脱着装置では、操作レバーをハンドレールに係合させて操作レバーを握ることで案内ガイド幅よりハンドレールの開口端を広げられるが、ハンドレールを外すためには、操作レバーを握ってハンドレールと係合させたまま上方向に持ち上げなければならず、ハンドレールの重量に対し係合部の摩擦力が十分に確保できないとハンドレールが滑り落ちてしまうといった問題を有していた。また、ハンドレール開口端を広げた部分のみは案内ガイドからハンドレールを外せるが、前後方向へ連続的にハンドレールを外すことはできないため、ハンドレールを外す部分全域に渡って上述の一連の脱着作業を行わなければならないといった問題を有している。
本発明はこのような従来技術における実状に鑑みてなされたもので、ハンドレールを外す部分全域を連続して脱着可能とし、保全作業の肉体的負荷の低減及び作業時間の大幅低減を可能とする輸送装置のハンドレール脱着装置を提供することにある。
この目的を達成するために本発明は、断面がめがね形状若しくはT字形状した案内レールに、断面形状がCの字をしたハンドレールをはめ込んで、乗客の支えとして利用可能な欄干を備えた輸送装置のハンドレール脱着装置において、前記ハンドレールの開口部を広げる方向につまみ曲げる一対の操作レバーと、前記操作レバーの開動支点となるレバー開口支点と、前記操作レバーと前記ハンドレール開口端部が当接する部位に、前記操作レバーと前記ハンドレール開口端部を当接させたまま前後方向に自由に移動可能とするための案内ローラーを設ける一方、前記ハンドレールの表面に当接し、前記ハンドレールをつまみ曲げる際の支点となるハンドレール曲持支点レバーと、前記ハンドレール曲持支点レバーと前記ハンドレール表面を当接させたまま前後方向に自由に移動可能とするための支持ローラーと、前記操作レバーと軸支して前記操作レバーの開動動作と同期して前記ハンドレール曲持支点を上下方向に連動させる支点リンクレバーを設ける構成にし、乗客コンベアのハンドレール裏摩耗点検及びガイドレールの清掃や摩耗劣化点検などの保全作業性の向上を図ったものである。
本発明によるハンドレール脱着装置は、ハンドレールを外さないとできない保全作業に係る労力を大幅に低減できる。つまり、短い作業時間内でも確実に保全作業を行うことができるので、乗客コンベアの品質維持が容易な上、携帯性にも優れるので、故障などが発生した場合は、速やかに現場に急行して機能の復旧を行うことができ、信頼性・利便性の高い乗客コンベアを提供できる効果がある。
以下、本発明によるハンドレール脱着装置の一実施例を図面により詳細に説明する。ここでは、搬送装置の一例としてエスカレーターを例に挙げて説明するが、オートラインでも同等である。
図2は一般的な乗客コンベアを示す側面図であり、上部機械室内に設けられたエスカレーター駆動用ドライビングマシン1の駆動回転を、ドライビングチェーン2でドライビングスプロケット3に伝達する。ドライビングスプロケット3はドライビングシャフト4に勘合されていて、ドライビングシャフト4には、上部駆動用踏段チェーンスプロケット5が勘合されているので、上部駆動用踏段チェーンスプロケット5は、ドライビングスプロケット3と一緒に回転する。上部駆動用踏段チェーンスプロケット5は、下部従動用踏段チェーンスプロケット6と踏段チェーン7により連結されている。踏段8は踏段チェーン7に無端状に固定されており、上部駆動用踏段チェーンスプロケット5の回転に同期して動く。また、ドライビングシャフト4には、ハンドレール駆動用スプロケット9も嵌合されている。これにより、ハンドレール駆動用スプロケット9の回転をハンドレール駆動メインチェーン10でハンドレール駆動用ドライブチェーン11に伝達し、無端状に作られたハンドレール12を回転させる。そして、ハンドレール12は、図3に示すようにガイドレール13によって案内される。
図1は、本発明の第一の実施形態を示すハンドレール脱着工具の正面図である。
ハンドレール脱着工具14は、ハンドレール12の開口端をつまみ曲げるための右操作レバー15aと左操作レバー15bから成る操作レバー15を、レバー開口支点16で軸支固定し、操作レバー15とハンドレール12が当接する部位には左右それぞれに案内ローラ17が固定されている。さらに、レバー開口支点16には、操作レバー15の開動と同期してハンドレール12の開口端をつまみ曲げる支点となるハンドレール曲持支点レバー18が軸支され、ハンドレール曲持支点レバー18先端には、ハンドレール12と摺動接触するように支持ローラ19を固定し、ハンドレール曲持支点レバー18は、操作レバー15の開動動作と同期して上下方向に連動するように右支点リンクレバー20aと左リンクレバー20bでそれぞれ右操作レバー15aと左操作レバー15bにリンク固定して構成されている。ハンドレール12をガイドレール13から外すには、先ず、図4に示すように、ハンドレール脱着工具14の操作レバー15を握り、操作レバー15の先端を広げた状態でハンドレール12の開口端に当接させる。この状態で再度操作レバー15を握り、図5に示すようにハンドレール12の開口端をつまみ曲げてハンドレール12をガイドレール13から外す。さらに、操作レバー15の先端は、案内ローラ17でハンドレール12と摺動可能な状態で当接しているので、操作レバー15を開動した状態で前後方向に摺動させると、ハンドレール12をガイドレール13から連続して外すことができる。また、上述と同じ手順でハンドレール12をガイドレール13に連続して装着することも可能である。
このように構成した第一の実施形態では、ハンドレール12及びガイドレール13を傷つけることなく、容易に連続してハンドレール12をガイドレール13に脱着できるので、保全作業性の向上が図れる。
図6は、本発明の第二の実施形態を示す上面図である。
図6に示すように、L字構造のハンドレール曲持支点レバー18aの前後に案内ローラ17を設けてハンドレール脱着工具14を構成し、ハンドレール12表面と当接する摺動部を2点以上とすることで、ハンドレール12を外す時は図7に示す向きでハンドレール脱着工具14を摺動させ、ハンドレール12を装着する時は図8に示す向きでハンドレール脱着工具14を摺動させる。このように構成した第二の実施形態では、後部の案内ローラ17は、ハンドレール12をガイドレール13に装着する時は、ハンドレール12を連続して押し下げる方向に力を与えられるので、作業経験の浅い人でも簡単にハンドレール12の装着作業ができ、効率の良い分業作業で作業コストの低減を図ることができる。
図9は、本発明の第三の実施形態を示す上面図である。
図9に示すように、突出したレバー開口支点16aでハンドレール脱着工具14を構成することで、片手で操作レバー15をつかみ、もう一方の手は突出した開口支点16aを持つことができる。このように構成した第三の実施形態では、両手でバランス良くハンドレール脱着工具を前後方向に摺動してハンドレール12の脱着作業が行えるので、作業の安全性向上を図ることができる。
本発明の第一の実施形態であるハンドレール脱着工具の正面図である。 一般的な乗客コンベアを示す側面図である。 一般的な乗客コンベアのハンドレール装着状態を示す断面図である。 第一の実施形態であるハンドレール脱着工具の装着状態を示す断面図である。 第一の実施形態であるハンドレール脱着工具の装着状態を示す断面図である。 第二の実施形態であるハンドレール脱着工具の装着状態を示す上面図である。 第二の実施形態であるハンドレール脱着工具の装着状態を示す上面図である。 第二の実施形態であるハンドレール脱着工具の装着状態を示す上面図である。 第三の実施形態であるハンドレール脱着工具の装着状態を示す上面図である。
符号の説明
1 ドライビングマシン
2 ドライビングチェーン
3 ドライビングスプロケット
4 ドライビングシャフト
5 上部駆動用踏み段チェーンスプロケット
6 下部従動用踏段チェーンスプロケット
7 踏段チェーン
8 踏段
9 ハンドレール駆動用スプロケット
10 ハンドレール駆動メインチェーン
11 ハンドレール駆動ドライブチェーン
12 ハンドレール
13 ガイドレール
14 ハンドレール脱着工具
15 操作レバー
15a 右操作レバー
15b 左操作レバー
16 レバー開口支点
17 案内ローラ
18 ハンドレール曲持支点レバー
18a L字ハンドレール曲持支点レバー
19 支持ローラ

Claims (3)

  1. 断面がめがね形状若しくはT字形状した案内レールに、断面形状がCの字をしたハンドレールをはめ込んで、乗客の支えとして利用可能な欄干を備えた輸送装置のハンドレール脱着装置において、前記ハンドレールの開口部を広げる方向につまみ曲げる一対の操作レバーと、前記操作レバーの開動支点となるレバー開口支点と、前記操作レバーと前記ハンドレール開口端部が当接する部位に、前記操作レバーと前記ハンドレール開口端部を当接させたまま前後方向に自由に移動可能とするための案内ローラーを設ける一方、前記ハンドレールの表面に当接し、前記ハンドレールをつまみ曲げる際の支点となるハンドレール曲持支点レバーと、前記ハンドレール曲持支点レバーと前記ハンドレール表面を当接させたまま前後方向に自由に移動可能とするための支持ローラーと、前記操作レバーと軸支して前記操作レバーの開動動作と同期して前記ハンドレール曲持支点を上下方向に連動させる支点リンクレバーを設ける構成にしたことを特徴とする輸送装置のハンドレール脱着装置。
  2. 請求項1記載の輸送装置のハンドレール脱着装置において、前記ハンドレール曲持支点レバーが前記ハンドレール表面と2点以上で当接するように、前記ハンドレール曲持支点レバーL字形状とすることを特徴とする輸送装置のハンドレール脱着装置。
  3. 請求項1,2記載の輸送装置のハンドレール脱着装置において、前記レバー開口支持の先端を突出させ、片手をこの突出部に、もう片方の手で前記操作レバーを握り、両手で確実に前後方向に摺動できる構成にしたことを特徴とする輸送装置のハンドレール脱着装置。
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